「桂」の検索結果
全体で302件見つかりました。
ある秋の穏やかな日。急な休日出勤のため、幼馴染の桂太に頼まれ彼の息子である碧音と過ごすことになった桂。時々見せる碧音のあどけない仕草や表情に、初恋の彼女の面影を見つけて不思議に思った。でも、きっと桂太と彼女(桂花)は双子だから何も不思議ではないだろうと思い始める。そんな時、両手いっぱいのキンモクセイの花を差し出して笑う碧音が桂花の笑顔と重なった。
初めて失いたくないほどに大切だと思った彼女とは今もずっと会えないまま、気付けば不定期に届く言葉のない絵ハガキだけが唯一の繋がりになっていた。送り主のわからないそのはがきを彼女からだと信じ、再会の時を待ち望んでいた桂の元に届いた一通の手紙によって、彼は自らの生い立ちと運命を知ることになる。何年か振りの母からの手紙の内容は全く頭に入ってこなかった。突然突きつけられた事実に困惑し、認めることができない。なんとか気持ちを落ち着けるため夜風にでも当たろうと思い、とりあえず住み慣れた街を途方もなく歩き回りいつの間にか通っていた小学校に辿り着く。なんだか懐かしくなった桂は裏庭にあったはずのキンモクセイを探しながら歩く。そしてそこで思いがけず彼女との…桂花との再会を果たす。でも、はっきりと声は聞こえるのに姿が見えない。もちろん伸ばした手が触れることもない。
雲の切れ間からそっと月が顔を覗かせた時、桂花の姿が見えた。瞬間的に桂は桂花がすでにこの世界に存在していないことを悟る。
「桂はまだ来なくて良い。私の心にはずっと桂がいるから、さよならは言わない。」
その言葉と頬に暖かな温もりだけを残して彼女は消えてしまった。わずかな間だけ出ていた月の姿もなくなり、いつの間にか降り始めた雨の中、桂は一人立ち尽くす。
「うん。さよならなんていらないよ。」
自分の気持ちに改めて気付いた桂は、どうしても桂花への思いを断ち切ることができず、もう二度と失いたくないと強く願った。そしてどこからか漂うキンモクセイの香りに誘われるままに辿り着いた先で扉をそっと開き、ゆっくりとくぐった。
文字数 9,074
最終更新日 2025.03.06
登録日 2025.03.06
「月桂樹が咲く頃に」
この物語は主人公が王太子と婚約を結ぶところから始まる。
主人公のエルフィム=マクファードはそれはもう儚げ美人で有名で聡明で優秀な人だった。だからこそ王太子の婚約者として“選ばれてしまった”。
我儘、暴君、王家特有の思慮深さを産まれる時に置いてきたであろう品性の欠片もない王太子、ベルサーチ=バド=フォンデーテ。悪名をこれでもかと轟かせている。
彼の結末は勿論バットエンド。
もとある婚約を破棄しスパイとして潜入していた隣国の第六王子ヒルデ=マクロディーテに婚約を申し込み自ら断罪されてしまう。主人公はそれに巻き込まれ国外追放の末、亡くなる。
もうそれはそれは読者から非難轟々の作品であった。月桂樹の花言葉は勝利なんだから大逆転ざまあはどこへ!?と。
私はこの小説を読んで疑問に思った。
いや、王太子悪くなくね?と。
実はこの王太子、ツンツンツンデレなだけで読み方を変えればピュアだからこそ騙されただけだったのだ!
そうしたら、私は彼が好きで好きで堪らなくなった。
その次の日
「あれ?私、エルフィムじゃね?」
転生才色美人×暴君王太子
フラグというフラグを折りまくり彼は愛に飢えた婚約者を溺愛しまくる!
文字数 2,893
最終更新日 2023.10.30
登録日 2023.10.27
「星は道を示すが、歩くのは我ら自身」
星がすべてを定める世界で、人は「選ぶ」ことを許されるのか。
星環大陸――
そこでは古来より、星々の運行が未来を示し、人々はその導きに従って生きてきた。
大陸を治めるのは、十二の国と十二人の総帥。
彼らは白金の星具を操り、秩序と平和を守る「白の守護者」として崇められている。
しかし、その秩序は本当に“正しい”ものなのだろうか。
感情を抑え、迷いを排し、完璧であることを求められる世界。
その中で、人々は知らず知らずのうちに
「自由」という言葉を忘れかけていた。
本作は、星・秩序・運命といった“絶対”に見える概念に対し、不完全で、矛盾に満ちた人間の意志が、どのように向き合うのかを描く群像ファンタジーである。
十二の総帥たちは、それぞれ異なる価値観と信念を持つ。
守る者、疑う者、癒す者、創る者――
その選択と葛藤が交差する時、世界は静かに、しかし確実に揺らぎ始める。
これは、「完璧であること」を捨てる物語。
そして、「不完全であること」を肯定する物語。
星は道を示す。
だが、歩くのは僕ら自身だ。
文字数 15,789
最終更新日 2026.01.12
登録日 2026.01.12
文字数 17,329
最終更新日 2026.01.06
登録日 2026.01.05
ほぼ台詞です。完結集です!!
ぶっ飛びたかった為、この作品を書きました。
ですがぶっ飛び足りなかったかもしれません。
短い短編ですが、是非お目を通してコメントなど下さると嬉しいです!!
文字数 2,648
最終更新日 2018.07.18
登録日 2018.07.18
私はこの美しい双子の人形を「シェデーヴル」と名付ける。
"傑作"の名の通り、彼らは遍く叡智の結晶であり、私が400年間追求し続けた末に辿り着いた美の答えだ。
兄はミハイル、妹はクララと呼ぶことにする。
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”原初の母”と呼ばれた錬金術師オリアナの手記の断片と、彼女が魔女集会の友人たちと交わした往復書簡。
創作「Galleria60.08」のシリーズ作品となります。前日譚に当たります。
<Galleria60.08>
「額縁の世界」を舞台とした物語群。
「水晶編」「瑠璃編」「梔子編」
「月桂編」「朝露編」「胡蝶編」
「悪竜編」の7つの物語から成る。
※絵は自分で描きました。
瑠璃編は「雨降る朔日」というタイトルで公開済です。
文字数 8,815
最終更新日 2024.08.22
登録日 2024.08.22
医師として働く桂木美青は前代未聞のワクチンを発明した。そのワクチンというのは免疫力を高め、発病を防ぎ、事故や事件に巻き込まれない限り死期が来ないという効果のあるものだ。しかし美青はこのワクチンを世間に発表しなかった。なぜならこのワクチンは、美青自身と美青のパートナーのためにだけに発明したワクチンだからだ。
だが、ある事件でこのワクチンが世間にばれ、社会が変わる。
人々はワクチンを持っている美青を探した。美青は人々の醜い部分に追われる中どのように決断するのか
文字数 1,273
最終更新日 2025.07.17
登録日 2025.07.15
母親に監視・束縛され、自由のない生活を送っていた駿河総一郎(するが そういちろう)。
高校三年生の秋、母親の反対を押し切り、自分が一番行きたいと考えている喜志芸術大学・文芸学科を受験する。
入試当日、筆記用具を忘れてしまい涙を浮かべる隣の女子生徒・桂咲(かつら えみ)に筆記用具を貸すことに。
試験後に、咲から「筆記用具を貸してくれたお礼に」と食堂で食事を共にし、すぐに打ち解ける。
連絡先も交換しないまま別れたが、翌年の春、大学に合格した二人は再会する。
裏表がなく、笑顔を絶やさない咲に、駿河はしだいに惹かれていく。
「いずれ、キミに繋がる物語」シリーズ二作目(登場する人物が共通しています)。単品でも問題なく読んでいただけます。
※当作品は「カクヨム」「小説家になろう」にも同時掲載しております。(過去に「エブリスタ」「貸し本棚」にも掲載)
文字数 41,114
最終更新日 2022.02.19
登録日 2021.12.29
ヒステリックな母親の支配から逃れ、上京してきた大学1年生新川結衣と、ミュージシャン志望のフリーター、金髪チャラ男の荒木リン。2人が出会い、成長していく物語。
文字数 1,244
最終更新日 2022.04.21
登録日 2022.04.21
おれの妹がこんなに強いわけがない。
将棋が大好きな高校二年生の佐藤桂太。
昨年の県大会は一年生ながらベスト8。将棋部の「次代のエース」「ホープ」と呼ばれている彼は、伸び悩んでいた。夏の大会までに、その壁を乗り越えたいそう思いつつ、ネット将棋に励んでいたある日、彼は運命と出会う。
その相手は<kana kana>というハンドルネームの相手。意気揚々と対局に臨むが、相手の変態戦法によって大敗を喫してしまう。
悔しさにうちひしがれる桂太に、父親からさらなる衝撃告白が待ち構えていたのだった。
「おれ、再婚するから。向こうには、お前のひとつしたの娘さんがいるんだ」と……。
そして、初顔わせの日。彼の目の前に降り立ったのは、黒髪清楚な美少女かな恵だった……。
はたして、桂太は義妹との不思議な共同生活のゆくえは。
桂太に片思いしている将棋部部長はどう動くのか?
桂太の将棋道のゆくえはいかに?
ドキドキワクワク、そして真剣勝負な将棋ラブコメです。
※小説家になろうに投稿しています。
登録日 2020.02.16
貞享三年(1683年)、江戸八重洲。
幕府の法が町を覆い、秩序と混沌が交差する時代。
町の片隅、茶屋「風見庵」には様々な者たちが行き交う。
武士も商人も旅人も、一杯の茶を求めて足を運び、それぞれの物語を抱えていた。
桂木新之介は、その茶屋に辿り着く。
かつて幕府に仕え、剣を握った男が、この場所に足を止めた理由とは。
静かに客を迎える女将・お艶。彼女の背には、誰も触れぬ影が揺れる。
秩序の中で生きるのか、漂うのか。
剣を取るか、それとも置くのか――その選択は、まだ定まらない。
ただ、江戸のざわめきの中で、誰かに選ばれることなく、己の歩みを進めていく。
文字数 7,593
最終更新日 2025.04.19
登録日 2025.04.19
あるアパートでの日常のあれこれ。憩いの場に愚痴をこぼしていく住人達。そんな話を聞いて小説のネタにしている俺、桂勇紀。もちろん脚色しているし、本人の了承も得ている。そんなどこにでもある日常の話。
文字数 6,551
最終更新日 2020.12.19
登録日 2020.12.19
紅葉ヶ丘学園2年生、桂 勘太郎は学園生活を陰キャラなりに謳歌していた。だが、ある日を境に状況が一変する。
夢に現れた謎の予言者に告げられる。お前は異世界ローグエンドバーグの魔王『ガンナム・レイドラーム』の転生体だと。
甦る記憶。だが転生した以上隠居の身、平和の世界にいる限りもう戦うことはない。安心する勘太郎。
それに反して予言者は言う。勇者エドウインもそちら側で新たな生を受けていると。
今の生活を守る為、勇者の記憶が戻る前に、何としてでも見つけ出さなければならなくなった。
勇者を探し当てる方法はただ一つ。
しらみ潰しに生徒の善行の行いを邪魔して、人の心にある光属性を消すこと。それで消えなかったら勇者の転生体ということになるのだそうだ。
こうして隠居魔王の成り行き勇者討伐が始まった。
しかしながら、いつ頃からか謎の視線が勘太郎を……。
カクヨムの企画で投稿したものです。
向こうにも同じものがあります。
登録日 2019.01.22
二十七歳アパレル販売員『桂木トマリ』は、我が道を行く大人ギャル。
周りと何かがズレていることに悩みつつもやっぱり自分は曲げられない。
「私は“今”しか見れない」
「未来など見えない」
「皆の言う“大人”になんかなれっこない」
そんな彼女に訪れたのは波乱の数々と思いがけない大恋愛。アパレル業界を舞台としたちょっとマニアックな物語です。
※発達障害(自閉スペクトラム症)や精神疾患の描写がありますが、同じ障害・病気を持つ全ての人がこのようになるという意味ではございません。
また、障害の有無以前に彼女も一人の女性であることを尊重したいので、あまり重くなりすぎないような作風にしています。
※重複投稿・・・『小説家になろう』『カクヨム』『ノベルアップ+』にも投稿しております。
※短編小説『tomari』は原案にあたる作品であり、設定も異なるところがございます。短編の方を知らない方でもお読み頂ける内容になっています。
☆印は挿絵入りです。
©️七瀬渚/nagisa nanase 2021
禁止私自转载、加工
禁止私自轉載、加工
無断複写・転載を禁止します。
文字数 199,431
最終更新日 2024.06.14
登録日 2023.02.05