「atsu」の検索結果
全体で217件見つかりました。
俺は酒が飲めない。
なのに、十年間バーテンダーをやっていた。
飲めないから、全力で考えた。飲めないから、酔わずに客の話を聞き続けた。飲めないから、誰よりも「人間」が見えた。
それだけで、銀座で一番予約が取れない店になった。
表の顔はバーテンダー。
裏の顔は、政財界の裏側を握る「情報屋」。
酔った人間だけが零す本音を、俺は一滴も逃さず十年間集め続けた。そしてある夜、知りすぎた代償を払って――死んだ。
目が覚めたら、異世界だった。
剣士になろうとは思わなかった。魔法師にもなれない。
俺にできることは、ひとつだけだ。
異世界の裏路地に、看板すら出していないバーを開いた。
店の名は「BAR ZERO」。
チートは三つある。この世界のあらゆる情報が脳内に自動で流れ込む「絶対情報収集」。膨大なデータを瞬時に整理・分析する神格AI「SOMA」。そして客の表情、声の揺れ、視線の逃げ方から真の悩みを一瞬で見抜く「鑑定スキル」。
剣は使わない。魔法も使わない。
カウンターから一歩も出ない。
それでも、今夜この扉を叩いた客の人生は――明日から変わる。
冤罪で追放された元宮廷魔法師の少女が来た。
俺は深紅のドラゴンフルーツと発光する薬草で「星屑のモクテル」を作り、真犯人の名前を添えて差し出した。
お代はモクテル一杯分。
スランプで引退を考えていた最強剣士が来た。
剣技が衰えた本当の原因は「毒の慢性中毒」だと看破し、解毒効果のあるカクテルと毒を盛った人物の名を教えた。
縁談相手が殺人犯だと知らない侯爵令嬢が来た。
「この情報はサービスです」と一言添えて、証拠を渡した。
俺は誰とも戦わない。
ただ、来た客全員の「本当の問題」を見抜いて、最適な一杯と情報で解決する。それだけだ。
やがて噂は広まる。
「裏路地に、何でも解決する店がある」と。
国王が来る。大魔法使いが来る。暗殺者ギルドのボスが来る。全員、カウンターの椅子に座って、一杯飲んで、帰っていく。
店には完全個室のVVIPルームが生まれ、「シルバー・ゴールド・ブラック」の会員制が生まれ、最強の用心棒が守護に就き、スラムから拾った少女がフロアを駆け回るようになった。
気づけば「BAR ZERO」は、どの国も手出しできない異世界最大の情報ギルドになっていた。
登録日 2026.04.27
大学の冬休み前、普段明るいトモが憔悴しきっていることが心配になった。俺は思わずレポートを口実にトモの家に泊まりたいと頼むと、大晦日に来るよう言われる。当日、トモの部屋でレポートに取り組んでいると、突如彼が自分は死んでいると言いだした(違い、埋まらなくとも。)。
高校で人気者の摺木先輩をすごいと思った。しかし、先輩に関する噂や文化祭直後のイベントなど、僕が見聞きするものすべてが眩しかった。一年後、僕は先輩を目撃する(僕がトモと名乗った日)。
なろう、ノベルデイズ、カクヨムにも掲載しています。
© 2023 Asatsuki Sato
文字数 19,810
最終更新日 2024.05.28
登録日 2023.01.18
「立てない……だと……」
友人の誘いでVRMMORPG、オムニスをプレイし始めることになったナツ。様々な期待を胸にログインするが、予想外の出来事の連続で―――!?
「知ってるか?俺の尊敬するローリー・レイエスはこう言った。『俺の人生で苦労することなどなかった。それが俺の一番の苦労だ』ってな」
愉快な仲間と協力して、数々の苦難を乗り越えろ!
チートなし。それでも、一生懸命なクラ○系主人公のお話です。
*
4.で初めて女性()登場。12.でヒロイン。可愛い女子に作者は飢えているぞ。
登録日 2016.05.29
クリスマスイブ、平凡な高校生・高峯ハルは、幼なじみで恋人の麻倉ミナと、一年で最も完璧な一日を過ごしていると信じていた。しかし、真夜中を告げると、ミナは学校の先輩と浮気をしたことを明かし、これが二人の最後の夜になるだろうと告げる。
打ちのめされ、屈辱を受け、進む力も失ったハルは、雪道を一人彷徨い、飲酒運転のトラックに轢かれてしまう。
しかし、彼は死なない。
というか、死んではいるが、どこにも行かない。
別の世界で目覚めるどころか、ハルは時間も形もない白い虚空の中で、名もなき存在の前に目を覚ます。その存在は、神々しいほどの静けさで彼を見つめていた。
その存在は、ハルの「もう存在したくない」という願いが叶ったこと、そしてこれは無視できないほど深刻なことだと告げる。罰として(あるいは贈り物として?)、ハルは同じ日をもう一度生きる機会を25回与えられます。それは、変わり、理解し、そしておそらくより良い人間になる25回のチャンスです。
文字数 51,346
最終更新日 2025.11.10
登録日 2025.10.18
第一話『偽モノ婚約者は先生』の続編です。
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朧咲夜
Oborosakuya
第二話
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順調に(?)偽モノ婚約者を続ける咲桜と流夜。
そんな中、流夜に訪れた変化。
更に、笑満は逃げ出し、頼は目を覚ます──
通常運転で咲桜は泡喰って吹雪は毒舌。
……遙音の過去も明らかにされ。
順調に偽モノだけではいられないようです…。
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教師×生徒
警察官の娘の見合い相手は同じ学校の先生で、その正体は犯罪学者⁉
笑った顔など見たことない、怜悧冷徹と評される流夜になぜか溺甘される咲桜は、いつも心臓が大変です……。
――想いはいつ重なる?――
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華取咲桜
Katori Sao
特技は家事全般。
正義感強し。
黒髪の大人びた容姿。出生に秘密を抱える。
神宮流夜
Zingu Ryuya
穏やかで優しい神宮先生。
素の顔は危ないことにくびを突っ込んでいる人でした。
眼鏡で素顔を隠してます。
結構頓珍漢。
夏島遙音
Natusima Haruoto
咲桜たちの一個先輩で、流夜たちと面識あり。
藤城学園の首席。
松生笑満
Matsuo Emi
咲桜、頼とは小学校からの友達。
遙音に片想い中。
日義頼
Hiyoshi Rai
年中寝ている一年首席。
咲桜にはやけに執着しているよう。
春芽吹雪
Kasuga Fuyuki
流夜の幼馴染の一人。
愛子の甥で、美人系な男性。
腹黒。
雲居降渡
Kumoi Furuto
流夜の幼馴染の一人。
流夜と吹雪曰く、不良探偵。
華取在義
Katori Ariyoshi
咲桜の父。男手ひとつで咲桜を育てている。
異端の刑事にして県警本部長。
春芽愛子
Kasuga Manako
在義の元部下。警視庁キャリア組。
色々と企む。先輩の在義は常に被害者。
2022.3.10~3.23
Sakuragi presents
文字数 100,140
最終更新日 2022.03.23
登録日 2022.03.10
シルフォード公爵家長男カイン シルフォードとして転生した主人公が神々の加護を受け、最強の両親のもとに生まれたカイン。
もう一人の転生者と共にカインが異世界を駆け上がる!
そんな
王道ファンタジー
文字数 12,874
最終更新日 2020.07.06
登録日 2020.07.01
新作VRMMOで最弱職「魔物使い」を引いた桐島陸。
戦闘能力ゼロ。スキルはテイムひとつ。ギルドメンバーに「それ使えなくないか」と言われたその夜、ゲームのデータベースに存在しないはずの伝説級モンスターが、陸の膝に頭を乗せてきた。
テイムスキルは使っていない。ただ、隣にいただけだ。
このゲームのスキルには上限がない。テイムした相手の能力が全て自分に積み重なっていく。つまり、強い相手が懐けば懐くほど、陸は強くなる。
問題は、懐いてくるのが全員「本来テイム不可」の存在ばかりなことだ。伝説級の神獣。孤独を抱えた元騎士団長。幻しか知らない神様まで。
命令しない。強制しない。ただ、向き合う。
それだけで、なぜか最強が集まってくる。
そしてゲームの管理AIは、このプレイヤーだけを「観測対象」に指定し、静かにこう記録した。
「面白い」
登録日 2026.04.27
Heitor はただ大学の退屈な日常から抜け出したいだけだった。
しかし、5 年ぶりに刑務所から解放された兄 Hermes と再会したその日、ありえない出来事が彼の運命を変える。――閃光、異世界からの襲撃、そして白髪の謎めいた少女。
癒すことのできない「Veucro Branco」の魔法に貫かれた Heitor は、ポータルを通じて 二つの月が輝く世界 へと引きずり込まれてしまう。
兄と引き離され、命を繋ぎとめるため、彼は Elle――自分を救った少女に頼らざるを得ない。だが、その出会いこそが彼の人生を二度と元に戻さないものだった。
Hermes を再び見つけ出すという約束と、もう二度と故郷に帰れないかもしれないという残酷な真実の狭間で、Heitor の旅は始まる。
この世界では、魔法と悲劇が常に隣り合わせなのだから――。
文字数 34,432
最終更新日 2025.09.22
登録日 2025.08.31
母親に捨てられ、父親に虐待されながらも必死に生きてきた小野寺侑吾は、職場だけでなく家までも失い、絶望を感じながら、夜の街を歩いていた。
ケバケバしいネオンの中を歩いている時、不意に雑居ビルに惹かれるように入り、そのまま屋上まで行った侑吾は、夜空を彩るネオンに誘われるように、知らず身を乗り出していた。
危うく落ちかける侑吾を助けたのは、ボサボサの黒髪に目つきの悪い強面イケメンだった。
「死ぬなら人の迷惑にならない所で死ね」
「……えっと、自殺をしようとしたんですかね? 僕」
「…………大丈夫か? お前」
不憫で少し天然が入っている受けと、ある過去の所為で人と関わろうとしなかった攻めとの、シリアス、時々ほのぼのなお話です。
R18は最後の方に入る予定です。
最後はハッピーエンドになる予定です。
妄想の赴くままに書いております。更新はのんびりになると思いますが、よろしくお願いします!
2022/8/17:現在、更新がままならない状況で、今後暫く亀更新になると思います。それでも大丈夫な方はどうぞお付き合い下さいませ。
2022/1/20よりムーンライトノベルズ様でも更新させていただく事にしました。こちらで先行公開しているお話に追いつき次第、同時更新となります。
おまけに、創作用のTwitterアカウント作りました!→@natsuko01291 です!
文字数 60,796
最終更新日 2022.08.17
登録日 2021.09.16
『救い』――それは心魂の根源。
『贖罪』――それは理性の懇願。
人々はその不完全さ故に罪を犯し、贖いを求め、救済に狂う――これは、そんな儚くも尊く、誰よりも脆き『花々』が織りなす、『罪』と『罰』、『救い』と『贖罪』を巡る、青春の物語――。
初投稿で自己満足な書き殴りです。どうか優しい目で見てくださるとうれしいです...
(注意:字の大きさは「中」設定が一番違和感なく見れると思います)
文字数 1,140
最終更新日 2023.02.12
登録日 2023.02.12
異世界に召喚された5人。性別・年齢も違うそれぞれは、異世界の“キョート”の、5つの国の命運を問う旅へと出発する。
魔法の発達した国『シュロッス・イン・デル・ゾーネ』
サイバーパンクな科学技術大国『United Japanese tea varieties of Iratsuko』
清廉な武士たちが住まう『南山城国』
スチームパンクな北方の大国『テラ・ドス・ヴェルメロス』
ポストアポカリプス後の自然豊かな『バクエット・ド・パクス』
それぞれの国、それぞれの旅人たちの運命は?
異世界系ジャンル越境メタフィクション日本茶ファンタジー、開幕!
※ ※ ※
日本茶を擬人化した物語です。
異世界に召喚される人物以外は皆、日本茶です。
“キョート”は異世界ですが、登場するそれぞれの国は実際の京都府内の、日本茶の著名な産地をモチーフにしています。
旅をする物語ですが、旅や物語の背景も、実際の日本茶に関する歴史を下敷きにしています。
とは言え勿論、この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
Fate、刀剣乱舞、艦これ、ウマ娘などの日本茶ver.とでも思っていただければ。
ちなみに筆者は日本茶問屋ですので、日本茶に関する知識についてはガチですが、この物語自体はサブカル成分6:日本茶4です。悪しからず。
ゲーム化を目指し、その分野に強いということでアルファポリス様にて、連載を開始させていただきました!
ひぐらしや東方のようにメディアミックスもしたい! 絵師さまも募集中です!
文字数 360,331
最終更新日 2025.07.25
登録日 2020.06.22
父親の借金を肩代わりされたお礼に、
とある豪邸で住み込みメイドとして働くことに…!?
「不束者ですが、よろしくお願いします!」
明るく無邪気な崖っぷち女子高生
宮野 桃香
(Momoka Miyano)
✕
「桃ちゃん。ヒミツで付き合っちゃおっか」
裏の顔を持つインテリ医大生
【長男】四季島 春陽
(Haruhi Shikishima)
✕
「モモはほんとかわいい。
だから、ずっとおれのそばにいてほしい」
つかみどころがない無気力王子
【次男】四季島 夏芽
(Natsume Shikishima)
✕
「桃香、そんな目で俺を見んな。
…襲ってほしいわけ?」
俺様意地悪ドSな生徒会長
【三男】四季島 秋都
(Akito Shikishima)
✕
「モカは、初めてオレが惚れた女だ」
女嫌いの暴走族総長
【四男】四季島 冬里
(Touri Shikishima)
イケメン4兄弟のお世話係として
毎日奮闘しますっ!
汗あり、涙あり、
…甘さあり?
…キケンあり!?
な、ドキハプ♡メイド物語!
登録日 2025.01.26
突如異世界に転生したカイン。しかし、前世の記憶は知識と一部のことしか覚えていない。これは転生と言っていいのだろうか。
この世界には魔法がある。そして魔法がある。カインは夢と希望を膨らませ日々鍛錬を続ける。
しかし、カインには剣と魔法の才能がなかった。最初こそ前世の知識でポンポンレベルが上って行ったがあるレベルでそれは止まり...。それに対してもう一人の転生者シルバは剣も魔法もとんでもないぐらい才能があった。その才能の差は歴然だった。
でも、そのことに気づくのはもっと先のこと。
文字数 10,104
最終更新日 2020.12.04
登録日 2020.12.01
エドムンドは勇者パーティの「不屈の壁」だった。前衛として仲間を守り抜くこと、それが彼の誇りだった。しかし、深淵の竜との戦いで、代償はあまりにも大きかった。失われた右腕と、仲間の命。盾を握れなくなり、絶望の淵に立たされたエドムンドだったが、彼は諦めることを拒む。鋼で戦えないのなら、かつては補助に過ぎなかった「魔法」で戦うまで。これは、二度と仲間を死なせないために、武力を捨てて魔道に魂を捧げた男の物語である。
文字数 3,767
最終更新日 2026.04.06
登録日 2026.04.05