「黙」の検索結果
全体で1,912件見つかりました。
東京からローカル線を乗り継いで2時間弱、一番近いコンビニにも車じゃないと行けない農村地域。
クミ(16歳)は両親に連れて来られたド田舎の祖母宅の縁側で庭に野放図にのたうち回るカボチャのつるを眺めていた。
彼女のお腹は隠せないほど膨れていて、オロオロする祖母の前でクミの両親は互いの責任を擦り合いながら口論していた。
そんな争いを他人事のように冷めた目で見ているクミ。
クミの噂を聞き付けたヒサシ(32歳)の父が、クミを息子の嫁にと申し出た。
なあに、腹の中の子供もヒサシの息子ということにすればいいさ!と。
今までの人生、何もかも勝手に決められてきたヒサシには抵抗する気力も無かった。
黙ってりゃ16歳とやらが向こうから断ってくるだろうと。
しかし予想に反して何よりも世間体が大事なクミの親によってこの結婚は成立してしまう。
やがて生まれてきた男の子カイトとどこか他人事の二人。
三人の生活が始まったのだが。
文字数 24,851
最終更新日 2022.12.26
登録日 2022.12.18
高校2年・16歳で病室のまま命を落としたはずの少年ユウリは、前世の記憶を持たないまま異世界に転生していた。だが“死んだ年齢と同じ16歳”になった瞬間、少女リアの一言――「迷子?――こっちだよ」で記憶が雪崩のように蘇る。健康なら当たり前に叶えられたはずの青春、友達、恋、未来。そして最後に言えなかった「ありがとう」。やり残しを一つずつ回収する旅の中で、魂の流れ“魂脈”と、願いが腐った“淀み”が世界を侵食し始める。言葉が時に世界を壊すと知った二人は、沈黙で愛を守り、やがて戦争と最終儀式へ――。これは、後悔が推進力に変わり、最初の一言が未来を開く、転生ロマン長編。
文字数 94,086
最終更新日 2026.03.04
登録日 2026.01.25
「恥さらしめ、王家の血筋でありながら、クラスを授からないとは」
俺は断崖絶壁の崖っぷちで国王である祖父から暴言を吐かれていた。
「爺様、たとえ後継者になれずとも私には生きる権利がございます」
「黙れ!お前のような無能が我が血筋から出たと世間に知られれば、儂の名誉に傷がつくのだ」
俺は爺さんにより谷底へと突き落とされてしまうが、奇跡の生還を遂げた。すると、谷底で幸運にも討伐できた魔獣からレアクラスである“陰キャ”を受け継いだ。
俺は【クラス“陰キャ”】の力で冒険者として成り上がることを決意した。
主人公:レオ・グリフォン 14歳 金髪イケメン
文字数 84,097
最終更新日 2023.03.04
登録日 2022.11.13
雪と海と山に囲まれた小さな町・雪杜町。かつて観光地として賑わったこの町は、今ではシャッター通りと空き家が目立つ静かな場所になっていた。東京で働いていた若手コンサル・颯馬は、故郷の観光案内所が廃止されそうだと聞き、一年だけのつもりで戻ってくる。
再会したのは、役場観光担当に転職した元同僚の瑠奈。木工房を営む寡黙な職人・琉央、「ローカル旅」配信を続けるブロガーの亜矢菜、数字に厳しい財政担当の樹佳、老舗酒蔵の若き蔵元・龍護。癖の強い面々と一緒に、颯馬は駅前広場から商店街、神社、足湯、酒蔵、りんご園、岬、旧校舎、雪灯ろうの川沿いまで、九つの場所を歩いて巡る散歩コースづくりに挑む。
高級旅館と海辺の民宿の「マダム同士の張り合い」、観光バスの突然のキャンセル、停電の夜の花火、名前だけを盗まれたチラシ騒動、吹雪でコースどおりに進めなくなった雪の夜――失敗と笑いの積み重ねの中で、彼らは「ご当地らしさ」を数字ではなく、人の表情で測るようになっていく。
やがて冬、「キミと雪見酒」という夜の催しが始まる。雪灯ろうの明かりと湯気の立つ日本酒、肩を寄せ合う観光客と地元の人々。その中で、颯馬は東京に戻る道と雪杜に残る道のあいだで揺れながら、瑠奈との間にある「声にならない好き」に気づいていく。九つの場所の先に、まだ名前のついていない好きな場所が増えていく
文字数 162,705
最終更新日 2025.12.31
登録日 2025.12.04
「この世界には魔法がある。しかし、魔法を使うためには何かしらの適性魔法と魔法が使えるだけの魔力が必要だ。」
これを俺は、転生して数ヶ月で知った。
しかし、まだ赤ん坊の俺は適性魔法を知ることは出来ない....
「なら、知ることが出来るまで魔力を鍛えればいいじゃん」と それから毎日、魔力を黙々(赤ん坊なんで)と鍛え続けた。
そして時が経ち、適性魔法が『創造魔法』である事を知る。
俺は、創造魔法と知ると「これは当たりだ」と思い、喜んだ。
しかし、周りの大人は創造魔法と知ると喜ぶどころか悲しんでいた。
「創造魔法は珍しいが、簡単な物も作ることの出来ない無能魔法なんだよ」
これが、悲しむ理由だった。
その後、実際に創造魔法を使ってみるが、本当に何も造ることは出来なかった。
「これは無能魔法と言われても仕方ないか」
しかし、俺はある創造魔法の秘密を見つけた。
そして、今まで鍛えてきた魔力のおかげで無能魔法が便利魔法に変わっていく....
登録日 2018.06.02
「ーーとっとと、私に心酔し、共に世界を変えなさい」
ーー謎の怪物と獣が突如、跋扈(ばっこ)し始めた平成の世。
無敵の強さをほこる敵を前に立ち上がったのは、平凡な少女。特技は、悪知恵をすぐに思いつかせること。
そんな彼女には、大変憎らしいけども、愛すべき十二人の味方がいた。
彼らは、時越の勇者といわれていた。彼らは、縄文から始まる日本の十二の時代から、タイムスリップしてきた者たち。
彼らは、一筋縄ではいかぬ変人勇者様。
ーー殺人狂系勇者様に寡黙溺愛系勇者様、えっ、まさかの男嫌いの美女勇者様まで!?
えええっ、そんな一癖二癖いや、もう百癖はある勇者様たちの主に私がなれと!?
神さま、気を確かにしてください!むちゃくちゃすぎて、この私、発狂してしまいます。
それに、勇者様達には、それぞれ大きな秘密があるようでーー?
腹黒少女、くせ者勇者様達を見事に手なづけて、世界を変えてやりますっ!
登録日 2016.12.26
「ストーカーされてるんだよね。犯人探しに協力してくれない?」
ミネルヴァの正体を黙っててもらう代わりに、新川透のストーカーを見つける手伝いをすることになった莉子。
高校を辞め、掃除婦として光野予備校で働く天涯孤独の少女、仁神谷莉子には「トイレのミネルヴァ」というもう1つの顔があった。
そんな莉子の前に現れたのは、光野予備校の人気数学講師、新川透。
「……協力はいいけど、新川透がよくわかんない。フェロモンがハンパない上に行動が予測できない。誰か私に彼のトリセツをください……」
「そういうのは知らない方が楽しめるよ?」
「お前が言うな!!」
※本編は4時間目で完結しました。
※「放課後」は後日談です。短編連作。
※表紙は「こんぺいとう**メーカー」で作成いたしました。
文字数 350,306
最終更新日 2022.07.02
登録日 2022.04.30
人間がいない世界――ムンドゥス。
そこでは、人の体躯にそれぞれ異なる動物の顔と個性を持つ〈ハイブリッド〉たちが、
超資本主義と知性を軸にした社会を築いていた。
超大型イリエワニのハイブリッド、ジェイク。
無口で寡黙な彼の仕事は配管工。
壊れた水路を直し、世界の“流れ”を整えるだけの、目立たない日常。
だが彼は、牙に縁取られた獰猛で長い口吻の奥に、
決して誰にも知られてはならない“何か”があることを知っている。
ある夜、逃げるように生きる猫型ハイブリッドの少女・アリシャと出会い、
ジェイクの日常は静かに狂い始める。
前世の断片的な記憶を持つ彼女は、
自分がなぜ追われているのかさえ気付いていない。
偶然の出会いは、淡い恋心を生んでいく。
美しい猫の顔を持つ少女は、
己を丸呑みにしかねない大きな鰐の顔を持つ男に惹かれていき、
感情とは無縁だった鰐男もまた、
なぜかその猫少女から目が離せなくなっていく。
知能を極限まで高めた猿類ハイブリッドが牛耳る、
動物たちの楽園ムンドゥスを存続させようとする巨大企業〈A.P.〉。
その裏には、理念の名のもとに隠された、
**「なぜ人間はこの世界にいないのか」**という問いの答えが眠っていた。
そして今日も、深い地下で配管を前に、
“噛まない”という選択を続ける鰐男。
――世界は、まだ壊れていない。
それは彼が、今日も配管工でいるからだ。
文字数 44,132
最終更新日 2026.03.31
登録日 2026.03.26
私には、一つだけ周りの大人に黙っていることがある。
それは、最近中庭で不思議な男の子と遊んでいることだ。
その子はひょこっと現れる。
茶色の瞳に金色のかかった茶色の髪は、どこか引き込まれてしまう。
その子は私と同じくらいの年齢なのに、やけに物知りで大人っぽい。
あなたのお名前はなんて言うの?
文字数 2,147
最終更新日 2022.04.28
登録日 2022.04.25
高校生の葵は、音楽室でピアノを弾く才能を持つ美しい少女。寡黙で孤独な少年・雄介はヴァイオリンに情熱を燃やす。偶然の出会いが二人を結びつけ、文化祭でのデュエットを目指すことになる。彼らの音楽は魂を揺さぶり、心を通わせる。しかし、恋に発展する前に体の関係が芽生える。成熟した恋愛の中で、彼らは自己の葛藤や人間関係の複雑さに直面しながらも、音楽と愛を通じて成長し、心の絆を深めていく。一緒に歩む未来への扉が開かれる中、二人は濃密な恋物語を紡いでいく。
文字数 8,025
最終更新日 2023.06.27
登録日 2023.06.23
ナターシャ・ハ—ヴィは生まれながらに『王太子の婚約者』に決まっていた。
しかしそれを羨んだ義妹と、彼女に誑かされた第4王子によって冤罪をなすりつけられてしまった。
国外追放に処された挙句に馬車ごと崖から落とされた令嬢は、辛うじて命を取り留めるも自分の名前すら思い出せなくなっていた。
優しい老夫婦と、二人を守る寡黙な青年。
彼らと一緒に暮らし始めた彼女は「シエル」という名前と共に新たな人生を歩むことになるのだが……。
※今日だけ4話更新(時間未定)、5話以降1話ずつ20時更新の予定です。
文字数 35,486
最終更新日 2022.07.30
登録日 2022.07.12
学生3人が、立ち入り禁止区域の深奥目指し、最凶と噂の高い心霊スポットの探検を敢行する。食肉植物が蔓延る草原を掻き分け、毒虫が群がり集まる窪地を迂回し、拗くれた樹木の鬱蒼と茂った森林地帯に分け入った先に、一部を地上に残して埋もれてしまった幽鬼漂う廃墟が現れる。遠目には、まるでこの世に恨みを残して死んだ何者かが、首から上を地上に晒したまま息絶えたかのようにも見える。怖いもの知らずが怯むほどの邪悪な波動が、廃墟の周辺を取り囲み別世界を形成している。数百年に亙り探検を試みた形跡が散在する中を、黙々と降下して行く彼らの辿り着いた先は、邪神を祀っていたと思しい祭壇のある大広間だった。其処には巨大な木製の椅子や、使途不明の器具あるいは武器が数多く散乱している。
文字数 29,474
最終更新日 2020.05.24
登録日 2020.05.24
「フィリア残念だよ。俺は君との婚約を破棄する」
作者(かみ)様、小説のファンとして大変申し訳ございません。でもこれ以上、推しのぬいとして黙って見ていられません!
花子はぬいぐるみに転生した。そこは前世で読んだ小説の世界でぬいぐるみの持ち主は花子の推しのフィリア。花子は推しのぬいとしてフィリアの成長を見守るのだが、学園に魅了持ちの転入生が来たことでフィリアを取り巻く環境が変わってしまう。婚約者から冷たくされ、周囲から冷遇されるフィリア。見守るしかない花子はフィリアへの仕打ちにイライラを募らせてついには……。パッピーエンドです。なろうにも掲載
文字数 13,836
最終更新日 2025.12.19
登録日 2025.12.19
カトラリー伯爵家の長女・フォークは、生まれつき目つきが極悪で、黙っているだけで周囲を震え上がらせる「悪役顔」の持ち主。
ある日、婚約者であるアルフレッド王子から「貴様のその顔は見飽きた!」と婚約破棄を突きつけられる。
あまりの恐怖に言葉を失ったフォークが、絞り出した返答はたった一言。
「――御意。」
文字数 60,522
最終更新日 2025.12.11
登録日 2025.12.11
地方のゼネコンA建設に勤務する杉尾玖音(25)は、設計事務所を経営する父と兄を持ち、いわば“修業”の身で営業マンをしている。彼の後輩であり相棒である華城騎士(27)は寡黙で真面目。年上、イケメンな一流商社上がりの男。そんな彼に密かに恋心を抱いている玖音だったが、生まれ持っての女王様気質のせいでなかなか素直になれない。そんな時、華城が参加した工事の入札で談合疑惑をかけられる。それに追い打ちをかけるようにライバル会社の営業マン吉家と華城のキス現場を見てしまった玖音は失恋のショックで自暴自棄になるが……。
※基本的には主人公である杉尾玖音の視点で書いていますが、【~Side】でその人物の視点に変わります。
※本作に登場する事件、場所、人物、企業・組織等はすべてフィクションです。
※鬼畜・レイプなどの描写があります。ご注意ください。
※表紙イラスト:紅@xdkzw48さん
※この作品は他小説サイトにも掲載しています。
文字数 151,538
最終更新日 2022.11.19
登録日 2022.10.31