「見」の検索結果
全体で60,885件見つかりました。
腰ほどまである艶やかな黒髪。猫のような大きな目と、薄い唇。シミ一つない白い肌はとうに溶け去ったはずの雪を連想させ、見ているだけで心臓が動きを活発化させる。
三上は俺と同じ大学に通う生徒であり、俺が密かに想いを寄せる相手でもある。
見た目だけでなく成績まで優秀な彼女に隙はない。
ーーように見えるが、実は彼女には一つだけ特徴的な趣味があるのだ。
「三上、今日は何て書いたんだ?」
「キーワードの設定がよく分からない。です」
「そこ!?」
ちょっとズレたメモと、甘い大学生活のお話。
文字数 163,685
最終更新日 2025.06.15
登録日 2024.03.10
「あんなに美しくて美形な騎士様を婚約者にできるなんて、一体どんな狡い手を使ったのでしょうね?」
醜い嫉妬の顔をした令嬢たちが、とある伯爵令嬢を問い詰めていた。
普通ならばそんなことを言われれば、何らかの反応を示すだろうが、彼女はそうではなかった。
「はて?」と、何を言われているのかわからないという顔をしている。
勿論、貴族特有の仮面で感情を隠している訳でもなくて、本当に意味がわかっていない様子。
だからこそ、嫌みの言葉も何も通じないことに令嬢たちは、どうにかして傷付けてやろうと次の言葉を探す。
「あの方にお似合いになるのは、この国で最も高貴な存在である華麗な王女様しかいませんわ」
「そうですわ! あの方と似合っているのは、気高く美しい王女様しかいませんわ!」
ここ最近、社交界で囁かれている噂だ。
そう、婚約者様が王女様の護衛騎士になってから広がった噂と噂。
それでも、我関せずな顔な私を、
それでも、嫉妬心醜い令嬢たちから救い出してくれるは……
勿論、私の美しき婚約者様。
現実を見て欲しいと言いたいのは、私の方だ。
この男がどうやったら、私の元を離れてくれるのかなんて、こっちが聞きたいくらい。
溺愛面倒、婚約破棄希望に拒絶反応。
はあ。やれやれと。
今日も婚約者と言う存在に疲れてしまうのだった。
文字数 18,712
最終更新日 2025.02.28
登録日 2025.01.31
食堂で、高位貴族令嬢の婿候補達の前に立ち塞がっているのは……どちらの令嬢かしら? どこかで見た覚えがあるのだけど、なぜか思い出せない。
「お姉ちゃんは誰にも渡さないんだからっ!!」
と、フシャーっ!! と、全身を逆立てた子猫の如く威嚇している美少女がいる。
「お姉ちゃんとごはん食べるのはあたしなんだから、あっち行ってよっ!!」
高位貴族令嬢も、クスクス笑って威嚇するその美少女を窘めない。美少女に威嚇されて追い払われた美少年達は、すごすごと引き下がり……少し遠くの席に着いた。
そして、お昼休みにキャッキャウフフと優雅にランチを食べる美少女二人を、羨ましそうにちょっと遠くから指を咥えて見ている婿候補の美少年達……という、なんとも言えない図が繰り広げられている。
なんだか、あそこの空間だけ百合の花が舞い散っている気がするっ!!
「あれ? このゲームって、百合エンドあったのかしら?」
ポロリと、よくわからない言葉が口から出た瞬間――――
わたしは、ここがとある全年齢対象の乙女ゲームの世界と酷似していることに気付いた。頭を駆け巡る、ゲームの情報。
ヒロインか、悪役令嬢のどちらかが転生者でどちらかが相手を攻略した、という可能性もあるわよね?
ということは……婿候補である攻略対象達は、ヒロインに攻略されない?
それなら、わたしが攻略してもいいんじゃないかしら?
こうしてわたしは、悪役令嬢の婿候補の一人を落とすべく狙いを定めた。
そんなとき、ゲームヒロインがわたしの前に現れて言った。
「えっとね……あなた。ひぎゃくー、趣味? でも、持ってるの?」
設定はふわっと。
『純粋な疑問なのですが、あなたは一生虐げられたいのでしょうか?』の続き。『純粋な~』を読んでなくても大丈夫です。
文字数 6,488
最終更新日 2025.06.28
登録日 2025.06.27
大学生の凛はある日昂と出会う。
しかし、昂はただならぬ気配で俺を見てきている気がする。
今回は、そんな二人が銭湯に行くことになり……。
結局本編とか作ることが無さそうなので、供養。
文字数 2,070
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.07.02
DOM/SUBユニバースの話になります。
ワンコ系な年下DOM × ツンでクールなエリートSUB。
桐原圭司は若くして外資企業の重役である。
冷徹な仕事の鬼の桐原は実はSUBなのだが、SUBであることが受け入れられないままずっと抑制剤のみですませていた。
だが、医師にこのまま服薬では欲求が満たせず最悪死ぬかもと脅されてパートナーを持つように助言されてしまう。
そんな時に、実はDOMの新入社員の犬飼にSUBだと見破られてしまい、なかば脅されるようにお試しプレイをするが、跪くのを拒絶する桐原に犬飼は、特別なコマンド“不服従”を使う。
SUBなのをこじらせて頑なな桐原と、その気持ちによりそって尽くして楽にしてあげたいと思いつつもドライな桐原に執着心をこじらせてしまう犬飼。
なかなか一筋縄ではいかない二人の関係が、他のDOMの存在や、犬飼に生じたトラブルなどを経て、ダイナミクスを超えたところでやがて愛になるまで…の、話になるはずです。
第10回BL小説大賞参加作品です。
よろしくお願いいたします。
文字数 85,330
最終更新日 2023.01.24
登録日 2022.10.18
「絶対に後悔させない。今夜だけは俺に全てを委ねて」
燃えるような一夜に、私は、身も心も蕩けてしまった。
だけど、大学を卒業した記念に『最後の思い出』を作ろうなんて、あなたにとって、相手は誰でも良かったんだよね?
私には、大好きな人との最初で最後の一夜だったのに…
そして、あなたは海の向こうへと旅立った。
それから3年の時が過ぎ、私は再びあなたに出会う。
忘れたくても忘れられなかった人と。
持ちかけられた契約結婚に戸惑いながらも、私はあなたにどんどん甘やかされてゆく…
姉や友人とぶつかりながらも、本当の愛がどこにあるのかを見つけたいと願う。
自分に全く自信の無いこんな私にも、幸せは待っていてくれますか?
ホテル リベルテ 鳳条グループ 御曹司
鳳条 龍聖 25歳
×
外車販売「AYAI」受付
桜木 琴音 25歳
文字数 112,913
最終更新日 2023.05.20
登録日 2023.03.20
セシリア・ウィンザーは婚約者のアーサー・マクマレーと共に領主代行として領地の運営に励んでいた。
最近のアーサーの様子がおかしい。視察の名目でセシリアの妹ローズと遊びに出かけたり、金策をはじめたのだ。
疑念を抱いたセシリアは、執事のウィリアムと調査をはじめ、横領と不貞の証拠を見つける。
しかし、それを指摘すると、セシリアは婚約破棄されてウィリアムと共に領地を追い出されてしまう。
庶民となったセシリアは、隣の領地でウィリアムの能力を貴族に売り込み、会計事務所を開く。
一方、借金を抱えたアーサーが夜逃げしたという噂が聞こえてくるのだった。
文字数 11,335
最終更新日 2023.05.12
登録日 2023.05.09
母に取り憑いているのは、二ヶ月ほど前に退治し損ねた大蛇の妖。祓除師カイリの父は大蛇と相打ちになり亡くなったが、「お前の最も愛する者に取り憑いて殺す」そう言い残して逃亡した大蛇は母に取り憑いた。
力を散らされ今にも消えそうなその妖。力が残っていないにも関わらず、なぜか母に深く絡みついて浄化することができない。
手詰まりになったカイリは、「赤眼の持ち主はどんな妖も浄化する」というお抱え医術師の言葉を信じて赤眼探しの旅に出たのだった。
その旅先で出会った陰の気を引き寄せる少女「小花(こはる)」。新たな出会いが続きカイリの周りがだんだんと賑やかになっていく。
少しずつ紐解かれていく『琥珀』『赤眼』の謎。家族、友、愛する者たちが結ぶ絆。『会いたい』強く願う気持ちが時を超える。
そして堅物超がつくほど初心な少年は恋を知り、生き方に悩み、運命に翻弄されながらも立ち向かっていく。いつしかカイリも歯車の一つとなり、物語が大きく動き出す。
主人公の恋愛はゆっくりじわじわと進んでいきます。温かい目で見守っていてください。
小説家になろう様にも掲載しています。
誤字脱字報告ありがとうございます。気付き次第直してまいります。今後ともお付き合いよろしくお願いします。
文字数 279,159
最終更新日 2023.08.28
登録日 2023.07.16
『癒し』と『雷』の力を持つ聖女としてあがめられ、王太子との結婚をひかえていたマリアンヌ・カーティス。
清廉潔白に生きてきたはずの彼女であったが、ある日、聖女の力を失ってしまった。
力を失くしたマリアンヌは家族からも婚約者からも見放されてしまい、辺境に追放される途中で暗殺されそうになってしまう。
そして、辛くも凶刃を逃れて森に逃げ込んだマリアンヌを救ったのは、森に住んでいる魔女だった。
聖女であったマリアンヌは悪魔の力を借りて魔女となり、自分を絶望に追いやった者達への復讐を心に決める!
そんな彼女の行く末にあるのは破滅の未来か、それとも・・・?
※なろう、カクヨムにも投稿しています。
文字数 87,084
最終更新日 2020.01.27
登録日 2019.12.16
「借金は全て私が立て替えよう。だから安心して嫁にきなさい!」
王都の端にある小さな雑貨店にて、ルゥナ=パストゥールは、商店街の会長(54歳)に求婚された。
常連客のイケメン騎士様のお陰でその場を乗り切るも、今度は騎士様の主人である王女様のお願いで、ルゥナは王女の替え玉に任命されることになる。
王女の婚約者はロンバルト王国第二王子。
無類の女好きという噂の、ぐうたら王子だった。
王女は彼の不貞を調べ婚約を破棄するようルゥナへ密命を与える。
この密命を全うすれば、借金は帳消し、そして悩める王女様を救うことが出来る。
ルゥナは使命感をもって立ち上がるが、
何故か命を狙われる事に!?
そして、対象の王子は、剣を握ればイケメンだけど、ただの色ボケ王子。
と思っていたら、観察する内に本当の彼が見えてきて……。
そしてルゥナ達の周りで渦巻く陰謀?
果たして、ルゥナは婚約を破棄し、無事に密命を遂行出来るのか――。
文字数 126,748
最終更新日 2021.11.19
登録日 2021.08.29
政略結婚のために開かれた、王家と公爵家の顔合わせ。
第一王子は開口一番、「私と婚約する為の条件を述べる」と言い放つ。
夫の意見は絶対。“はい”以外の返事は認めない。
夫より先に寝ず、早く起きること。
一日一度は夫を褒め称えよ。
延々と続く、まるで奴隷契約のような条件の数々。
静まり返る会場の中で、公爵令嬢は静かに考える。
婚約破棄などできはしない。できるのは与えられた選択肢の中から、最善のものを選ぶだけ。
そしてその選択は。
文字数 3,318
最終更新日 2025.10.13
登録日 2025.10.13
お知らせ
挿し絵を4枚程追加しました
予定
指輪制作を貴石屋に依頼
概要
早期リタイアした男29歳ニート林真樹(はやしまさき)が所有地の山で星空を見に行った結果、突然異世界へ転移してしまう。世界観は自然が豊かで魔法も存在する世界。その世界で出会った少女と暮らす中で、転移する前の声を頼りに辿ると巨大樹の空洞・・・ダンジョンを見つける。誰も入った事の無い秘境の地。日々の暮らしが7割、料理が2割、ダンジョンが1割のスローライフな彼らの冒険が幕を開ける!
登場人物
林真樹 29歳主人公
想里愛(そりあ) 14歳メインヒロイン、おしとやかな性格
咲桜里(さおり) 12歳ソリアの妹、明るい性格
翠(みどり) モンスター化の呪いが解けた少女、ボクっ子
里乃愛(りのあ) 春の精霊、過去にそりあとさおりを助けた
瑠璃海(るりか) 夏精霊として登場・同居予定
祭(まつり) 秋精霊として登場・同居予定
絵琉桜(えりお) 冬精霊として登場・同居予定
精霊街
愛理守(ありす) 16話前編登場、14歳。アイリの妹、病気が治りこれから登場させていく予定です
愛凛(あいり) 15話中編登場、15歳。妹を助ける為に利回りの良い仕事に手を出してしまう。今後仕事の発注先の悪い人達が登場するかも?
光(ひかり) 16話前編登場、16歳。貴石屋を経営していて落ち着いた雰囲気の女性。都市部のオークションに売却するのを勧めたり、代替品を提供するなど商売人気質よりも優しい性格が顕れている。
紗癒璃(さゆり) 16話前編登場、12歳。薬師の家系で日々薬の勉強と家の利益の為に森の薬屋さんでお手伝いをしているとても良い子である。
夏鈴(かりん) 次回、アリスちゃんの居る宿屋に寄った際に宿屋の支配人として登場予定
陽満梨(ひまり) 弓術道場で登場後、ギルドor居酒屋orのような店で再度登場予定
リーフ王国
精霊騎士隊 (凛里愛)リリア
(凛梨花)リリカ観測隊
精霊魔術会 (霧雨流星)リレインスター
(霊澄人形)リスドール
魔族
(愛理喜望)アリキーノ
名も無き魔族
太古の島
神社の巫女 結璃(ゆり)
ソリアと結婚ダンジョン全て攻略。ヒロイン達とも暮らす。結婚後も描く。
文字数 596,721
最終更新日 2025.06.04
登録日 2019.05.21
アレフ・ブレイブは優秀な剣聖の家系に生まれたものの、剣の才能が全くなかった。
けれど、ひょんな事から魔法に興味を持ち、自室である物置小屋で独学で魔法をマスターしていくも、ある日父親ジャコブ・ブレイブに魔法の入門書が見つかってしまう。
「剣技も録に会得できないくせに、魔法なんぞにかまけていたのか! 剣も振れないお前など、ブレイブ家の恥さらしだ! もう出て行け!」
「そ、そんな……!」
アレフは剣の稽古をサボっていたわけでもなく、魔法の研究は空いた小さな時間でやっていたのに、ジャコブに家から追放されてしまう。
さらには、ジャコブにより『アレフ・ブレイブ』は病死したことにされてしまい、アレフは名前すら失ってしまった。
「うっ……」
今までずっと住んできた屋敷から追い出され、それによりアレフ――否、名無しの少年が得たものは不安だけだった。
大粒の涙をこぼして、追い出された屋敷の近くの森の中で静かに泣いた。外はもう暗くなっていて、そこら中から獣のうめき声が聞こえる。
とてつもない悲しみに少年は打ちひしがれていた。けれど、彼は立ち上がる。
「……行かなきゃ」
ぽつぽつと一人、少年は歩み始めた。――生まれ育った屋敷に背を向けて。
「アレフ・ブレイブは……死んじゃったんだ……僕はもう、アレフじゃないんだ……」
名前を失った少年はただ暗い森の中を歩く。
その先に明日があるのかも分からないけれど、とにかく歩いた。
少年はぼそっと呟く。
「……そうだ。まずは僕が誰なのか、名前をつけないと……僕が僕であるために……」
「名前……そういえば、男の魔法使いはウィザードって呼ばれることがあるんだっけ……。なら僕は……」
「――ウィズ。そう名乗ろう」
足を止めていたウィズはまた歩き出した。その先には何があるのか分からないけど、後ろには戻れない。
「……さようなら、アレフ・ブレイブ」
ウィズは今までの自分に別れを告げると、暗闇の中に消えていったのだった。
――物語が動き出すのは、『ウィズ』と名乗る青年が雑貨店を営み始め、数年後のことになる――。
文字数 396,453
最終更新日 2023.11.10
登録日 2021.12.22
伯爵令嬢の、マリアは、妹ソフィアのマウントに嫌気が差していた。ソフィアにはハルト侯爵という婚約者がおり、そのハルトはマリアの事を気持ち悪い視線で見つめる男だった。マリアにはギーグ王子という慕う男がいたが、ギーグ王子の、前の婚約者が、暗殺されたこともあり、密かに愛を育んでいた。 そんなある日、マリア達三人が、王宮の舞踏会に招かれて……………
五、六話になる予定です。筆の進み具合により延びるかも。2月2日完結予定です。
文字数 5,479
最終更新日 2022.02.02
登録日 2022.02.01
「貴様のような醜い者とは婚約を破棄する!」
婚約者バハムスにそんなことを言われて、侯爵令嬢の私ルーミエは唖然としていた。
婚約が決まった際に、バハムスは「お前の見た目は弱々しい。なんとかしろ」と私に言っていた。
私は独自に作成した魔法により太ることで解決したのに、その後バハムスは婚約破棄を言い渡してくる。
もう太る魔法を使い続ける必要はないと考えた私は――魔法を解くことにしていた。
文字数 32,200
最終更新日 2022.02.12
登録日 2021.12.07
異世界で「旅するエッセイ作家」として生計を立てる更紗。
出版を担当する商人ノエルの元へ作品を納品すると、熱心な読者である貴族騎士ライゼルとのお茶会へ行くことになってしまう。
読者接待が苦手な更紗は逃げ腰だったが、ライゼルは彼女の文章を「分からないけれど楽しい」とまっすぐに語る変わった男だった。
理解されないことに傷ついてきた更紗は、戸惑いながらも、彼の不器用な好意に少しずつ心を揺らされていく。
旅を続けたい作家と、そばにいてほしい騎士。
すれ違う二人の距離は、ゆっくりと近づいていく。
けれど、更紗の文章に特別な価値を見出したのは、ライゼルだけではなかった。
彼女を狙う影が王都に忍び寄り、穏やかだった旅暮らしは思わぬ事件へと巻き込まれていく
「理解されることを愛を思う主人公×やさしさが裏目に出る男」の恋愛。
親密度が高い章には★がついています。
全25話 完結してます
毎日7時に配信セット済み
(夜にセットしてましたが、朝に変更しました)
文字数 37,502
最終更新日 2026.06.20
登録日 2026.05.27
目が覚めたら異世界だった、じゃあ王子様と結婚目指して…なんてのんびり構えていられない!? 次々起きる難事件、結局最後は名推理?巻き込まれ型の元刑事…現悪役令嬢、攻略対象そっちのけで事件解決に乗り出します!
転生ものですが、どちらかといえばなんちゃってミステリーです。出だしは普通の転生物、に見えないこともないですが、殺人や詐欺といった犯罪がおきます。苦手なかたはご注意ください。
文字数 86,695
最終更新日 2020.04.01
登録日 2019.11.26
大学3年の直人(なおと)は、恋愛経験ゼロ。人付き合いは苦手ではないが、誰かを「好きになる」感情がよくわからない。付き合ってる友人たちを見ても、自分には縁のない話だと思っていた。
ある日、部活の後輩である健(けん)が「一緒にルームシェアしませんか?」と持ちかけてくる。引っ越しを考えていた直人は、悪くない条件にOKを出し、ふたりの同居生活が始まる。
快適すぎる日々。健は料理も掃除もできて、適度に距離を保ってくれる最高のルームメイト。
しかしある夜、健がポツリと呟く。
「……元カレ、まだ忘れられないんです」
「ねえ先輩。付き合ってみませんか?――“好きじゃなくてもいいから”」
からかわれていると思いながらも、冗談めかして了承してしまう直人。
それが、まさかの擬似恋人生活の始まりだった。
恋人ごっこなのに手をつないだり、映画を観に行ったり、肩を貸したり。
最初はただの遊びだったのに、直人はだんだん健が笑うと嬉しくて、泣くと苦しいと感じるようになっていく。
一方、健は「直人に本気になってはいけない」と自分に言い聞かせていたが、直人の優しさや真面目さに、次第に惹かれ始める。
擬似恋人から始まった関係は、本物の「好き」に変わるのか?
本気になったとき、ふたりはどう答えを出すのか――。
文字数 80,971
最終更新日 2025.08.26
登録日 2025.08.03
世界を知った恠鴟の王。私はお前を祝福しよう。
お前は灯りを知ってしまった。お前は独りを知ってしまった。
それはお前を永遠に苛む呪いである。
おめでとう、おめでとう。
魔王は倒された! 神より宣託を受けた勇者の手によって。
しかし王都に帰還すれば待っていたのは拘束、そして罪人としての裁判。
勇者の弁護を引き受けたのはなんと、倒したはずの魔王!?
ただの興味本位に見えてその目的とは――
はたして、勇者が犯した罪とはいったい何なのか。
勇者は何故、勇者に選ばれたのか。
文字数 38,344
最終更新日 2026.07.16
登録日 2026.06.30