「ハル」の検索結果
全体で2,696件見つかりました。
有田修平、十六歳。
世間からは「不良」と呼ばれる高校生。
だが彼は、弱い者いじめだけは絶対に許さない。肩書きや権力を振りかざす人間を嫌い、どんな相手でも筋の通らないことには拳で立ち向かう。それが彼の信じる「不良の矜持」だった。
ある日、中学生を狙うカツアゲ犯を叩きのめした帰り道、謎の光に包まれ、剣と魔法が存在する異世界へ転移してしまう。
目を覚ました場所は、海底神殿。
そこで出会ったのは、数百年もの間「邪神」として封印されていた一人の女神、リヴィア・マーレスだった。
彼女は自らが修平を異世界へ召喚した張本人だと告げるが、修平は納得しない。
「勝手に呼んどいて帰れねぇ? 気に食わねぇ。」
しかし、封印の崩壊によって現れた魔物が彼女へ襲いかかった瞬間、修平は迷わず拳を握る。
「目の前で誰かが傷つくのを見て見ぬふりなんかできねぇ。」
その一撃が数百年続いた封印を完全に破壊し、世界を揺るがす大事件を引き起こしてしまう。
やがて二人の前に現れるのは、「歩く城壁」と恐れられる最強の守護騎士ガイウス・ヴァルハルト。
歴史ではリヴィアは世界を滅ぼそうとした邪神と伝えられていた。
しかし、本人の証言と遺跡に残された記録は、その歴史と大きく食い違っていた。
果たして、悪なのは女神か、それとも歴史を書き換えた者たちなのか。
拳でしか語れない不良少年と、濡れ衣を着せられた女神。
守護騎士との熱い拳の語り合い、仲間たちとの笑いあふれる日常、そして王国の歴史に隠された巨大な陰謀。
これは、拳一つで運命も歴史もぶん殴る、不良×異世界ファンタジー。
「肩書きで人を決める世界なんざ、俺が気に入るまで変えてやる。」
文字数 243,251
最終更新日 2026.10.11
登録日 2026.07.07
この世界には、悪魔の書と呼ばれる魔導書が存在する。書は選ばれし者の前に現れ所有者に人智を超えた強大な力を与えるが、同時に破滅をもたらすとも言われている。 遥か五百年の昔。天空の王国・イーシュファルトにおいて、王兄の息子レオンハルトが王国秘蔵の魔導書『蒼天のグリモワール』を盗み出した。強大な力を手にしたレオンハルトは王国に石化の呪いをかけて国を丸ごと石化させると、忽然と姿を消した。こうしてイーシュファルトは地上の人々から忘れ去られ、その歴史から姿を消すこととなった。
そして五百年の後。突如、王国の姫・エリン=イーシュファルトの石化が解ける。レオンハルトへの復讐と王国の再起を誓ったエリンは王国最奥部の秘密の宝物庫に赴き、そこに隠された悪魔の書を手にする。それこそがレオンハルトの持って行った儀式用の写本ではない、悪魔の王が封じられた本物の『蒼天のグリモワール』だったのだ。
王国イチの超絶美少女にして武芸も魔法も超一流、悪魔と契約し、絶大な力を入手したエリンの復讐の旅が今始まる。
文字数 240,288
最終更新日 2026.10.12
登録日 2024.08.18
元白豚皇帝です。書籍化する為改題いたしました。
5/15にアンダルシュレーベルから発売予定しました。宜しくお願い致します!
※紹介文の一部が義弟表記ですがカインの設定は異母弟のままです。(増刷分で修正するとのことです)
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「暗愚皇帝レオンハルト、何か言い残すことはあるか?」
「別に白豚と呼んで構わんぞ。咎めはしない」
レオンハルト・ライゼンハイマーは愚かな皇帝だった。
五歳下の腹違いの弟カインにコンプレックスを抱き、僻地へ追放してから本格的に人生が狂いだした。
自分に甘い言葉を囁く人間だけ重用した結果、国は荒れ結果クーデターを起こされる。
そして革命軍を率いていたのは「黒髪の獅子」と呼ばれるようになった弟だった。
彼の剣によって命を落としたレオンハルトは、しかし次に目覚めた時少年の姿に戻っていた。
それはカインの腹心であるリヒトの仕業だった。彼はレオンハルトに命じる。
「弟をベタベタに可愛がって死ぬまで仲良く暮らさないと地獄に落とす」
十二歳に戻ったレオンハルトは仕方なく、ぎこちなくも弟とスキンシップを取り始めた。
結果カインは堂々としたブラコンに成長し天才と呼ばれるカインに慕われるレオンハルトの評価も上がっていくが……?
FANBOXの方にたまに短編など投下しています。
文字数 189,965
最終更新日 2025.06.08
登録日 2021.03.04
あらゆる欲望が渦巻くエンターテインメントの街───新宿歌舞伎町。
カサ・ディアブロ(Casa Diablo)は、その街最大規模の売上を叩き出す高級ホストクラブだ。
店が客を選別し、キャストが相手をするのにふさわしい身なりかを見定める。
そんな、ほかとは一線を画した舞台の中で、ミチルは今日も担当ホストのハルキを待ちわびていた。
裕福だが複雑な環境の家庭に産まれ、対人恐怖症により人生の大半を孤独に過していたミチル。3年前のある日、ハルキに救われたことをきっかけに彼へ盲目的な熱を孕むようになる。一方、カサ・ディアブロNo.1ホストのハルキはミチルを都合よく利用し、思い通り弄ぶことを楽しんでいた。
ホストに通いつめる生活は、思いがけぬ事態により崩壊する。売掛金の返済に追われることになったミチルに、カサ・ディアブロ代表取締役のダンから、ある提案が成されるが·····────。
他とは違うミチルを面白おかしく揶揄うNo.3や、妙な関心を寄せるNo.2、ミチルを乱雑に扱いながらも、拘り嫉妬に狂うハルキ。金、愛憎、欲望が渦巻く世界で、ミチルと彼らの向かう結末とは。
⚠️注意⚠️
性的暴力.輪姦.監禁.流血を含みます。
✧• ───────── •✧
🍸ホストクラブ~借金返済のための奴隷契約~🍾は、
悪魔皇子達のイケニエ 番外編です。
物語や設定とは無関係です。
悪魔皇子達のイケニエ 本編を読んでいない方でも
本編とは別作品として全く問題なくお楽しみいただけます。
文字数 132,670
最終更新日 2026.03.10
登録日 2025.10.31
政略結婚で冷酷公爵レオンハルトに嫁いだエレノアは、三年間、一度も夫に愛されることなく過ごしていた。
会話はほとんどなく、食事も別々。誕生日や結婚記念日を祝ってもらったこともない。
「私は、この人に必要とされていない」
そう思い続けたエレノアは、ついに離婚を決意する。
そしてある日、夫に告げた。
「旦那様。私と離婚してください」
当然、冷たい返事が返ってくると思っていた。
ところが――
「……嫌だ」
初めて見る夫の動揺。
さらに屋敷を出ようとしたエレノアを引き止めたレオンハルトは、冷酷公爵とは思えないほど取り乱し、ついには彼女の前で涙を流す。
「頼む。私を置いていかないでくれ」
なぜ?
ずっと自分を愛していないと思っていた夫が、どうして離婚を拒むのか。
やがてエレノアは、夫が三年間、自分に見せなかった想いと、過去に隠された悲しい事件を知ることになる。
実はレオンハルトは、結婚したその日からエレノアを愛していた。
ただ、愛する人を失った過去から、「自分が愛せば、また大切な人を不幸にしてしまう」と恐れ、彼女を守るために距離を置いていたのだった。
すれ違い続けた二人の想い。
離婚から始まる、冷酷公爵の不器用すぎる溺愛。
「今度こそ、あなたを離さない」
一度壊れかけた夫婦は、今度こそ本当の愛を見つける――。
文字数 73,019
最終更新日 2026.09.07
登録日 2026.09.01
※本作にはアナルセックス、多人数、痴漢等の表現が含まれます
「ほら、ちゃんと感じて」
密着する満員電車の中、愛する彼が耳元で残酷に囁く。
背後から忍び寄る、彼がネットで募集したという『共犯者』の手。
逃げ場のない密室内で、前からは彼に、後ろからは見知らぬ男に。
二本のおちんぽに両方の穴を同時に蹂躙され、羞恥心は快感へと塗り替えられていく。
「やだ、ダメっ……♡」と拒む口元とは裏腹に、お腹の中は二人の熱い種で満たされて――。
愛という名の絶望に堕ちていく、背徳の満員電車。
※本作はpixivに公開したサンプル版です。フルバージョンはDL販売でお楽しみいただけます。
※表紙にAI生成による画像を使用しています。
文字数 2,345
最終更新日 2026.04.11
登録日 2026.04.11
「お前との婚約は破棄する!」
大広間に、冷たい声が響いた。
その瞬間、私は手にしていた扇を静かに閉じた。
目の前にいるのは、私の婚約者――この国の第一王子、レオンハルト殿下。
そして、その隣には、彼が新たな婚約者として選んだ令嬢が寄り添っている。
淡い桃色の髪。
潤んだ瞳。
文字数 21,008
最終更新日 2026.09.28
登録日 2026.09.28
15歳の少女リィリル・オルドアルムは森に隠れ住む魔女、アーオット・フィオルオーレの弟子である。
修行に励むも、魔法を使うための16音階の中から自分の得意な順音を見つけることができずに落ち込む日々——
ある朝アーオットの使い魔、黒猫のノアに煽られ激情に駆られ、リィリルは半ば暴走気味に魔法の力をノアに向け、結局自爆しかけて師匠に助けられ、怒られるという失敗をする。
落胆に落胆するリィリルは得意の順音を見つけて早く1人前になりたいと慌てだすも、アーオットから「近道なし」と正論で一蹴され、ウィートハルトの町にノアと一緒にお使いに出るのだが——
文字数 917
最終更新日 2026.10.11
登録日 2026.10.11
とある子爵家の長女であるエルミーユは、家長の父と使用人の母から生まれたことと、常人離れした記憶力を持っているせいで、幼い頃から家族に嫌われ、酷い暴言を言われたり、酷い扱いをされる生活を送っていた。
エルミーユには、十歳の時に決められた婚約者がおり、十八歳になったら家を出て嫁ぐことが決められていた。
地獄のような家を出るために、なにをされても気丈に振舞う生活を送り続け、無事に十八歳を迎える。
しかし、まだ婚約者がおらず、エルミーユだけ結婚するのが面白くないと思った、ワガママな異母妹の策略で騙されてしまった婚約者に、婚約破棄を突き付けられてしまう。
突然結婚の話が無くなり、落胆するエルミーユは、とあるパーティーで伯爵家の若き家長、ブラハルトと出会う。
社交界では彼の恐ろしい噂が流れており、彼は孤立してしまっていたが、少し話をしたエルミーユは、彼が噂のような恐ろしい人ではないと気づき、一緒にいてとても居心地が良いと感じる。
そんなブラハルトと、互いの結婚事情について話した後、互いに利益があるから、婚約しようと持ち出される。
喜んで婚約を受けるエルミーユに、ブラハルトは思わぬことを口にした。それは、エルミーユのことは愛さないというものだった。
それでも全然構わないと思い、ブラハルトとの生活が始まったが、愛さないという話だったのに、なぜか溺愛されてしまい……?
⭐︎全56話、最終話まで予約投稿済みです。小説家になろう様にも投稿しております。2/16女性HOTランキング1位ありがとうございます!⭐︎
文字数 165,677
最終更新日 2024.02.15
登録日 2024.02.09
「……起きちゃった?」
微睡みの中で響いたのは、聞いたこともない、甘く低い翔の声だった。
いつも通り、翔の部屋でゲームをして寝落ちした私。
だけど今、私のショーツは剥ぎ取られ、誰にも見せたことのない場所を弄り回されている。
「やめて」という抵抗も、クリを捏ね回され、奥を抉られれば、情けない絶頂の声に変わってしまう。
「俺に無理やりイかされるところ、ちゃんと見ててあげるから」
幼馴染だと思っていたのは、私だけだったの?
執着心剥き出しの彼に、ナカまで『俺のもの』だと刻みつけられる、パニック寸前の初体験。
(……ねぇ、もう、そんなところ……壊れちゃう……!)
※本作はpixivに投稿している短編の再録です。
文字数 4,920
最終更新日 2026.02.13
登録日 2026.02.13
「ライラ・アーデ嬢。申し訳ないが、キミとの婚約は破棄させてもらう」
もう何度目かわからないやりとりにライラはショックを受けるも、その場では大人しく受け入れる。
これでもう婚約破棄と婚約解消あわせて十回目。
ライラは自分に非があるのではと自分を責めるも、「お義姉様は何も悪くありません。相手の見る目がないのです」と義弟であるディークハルトにいつも慰められ、支えられていた。
いつもライラに親身になって肯定し、そばにいてくれるディークハルト。
けれど、ある日突然ディークハルトの訃報が入ってくる。
大切な義弟を失い、泣き崩れて塞ぎ込むライラ。
そんなライラがやっと立ち直ってきて一年後、とある人物から縁談の話がやってくるのだった。
文字数 8,116
最終更新日 2025.04.13
登録日 2025.04.13
「先輩がいるから、行きたかったんです」
合コンの帰り道、いつも真面目で物静かな後輩・西浦くんから、突然の好意を告げられた私。
これまでただの「不器用で可愛い後輩」としか見ていなかったのに、私にだけ見せる特別な気遣いや、誰もいない会議室での不意打ちキスに、心と身体がどんどん彼を「男」として意識し始めてしまう。
そんな中、偶然一緒に帰ることになったある日、二人は帰宅ラッシュの満員電車に巻き込まれてしまう。
逃げ場のない車内、密着する身体。
彼から伝わってくる隠しきれない硬い「熱」と荒い吐息に、どうしようもなく私の身体も疼き始めて――。
「俺、結構限界ですけど……」
「私も……我慢できそうにないから」
降りたことのない駅。二人きりのホテルの部屋。
ドアが閉まった瞬間、いつもの真面目な彼は姿を消し、熱を帯びた雄の顔を見せて……。
※本作はpixivに公開したサンプル版です。フルバージョンはFANBOXでお楽しみいただけます。
※表紙にAI生成による画像を使用しています。
文字数 5,369
最終更新日 2026.09.10
登録日 2026.09.10
孤児院育ちの少年ジャムは、年上から「才能なし」と馬鹿にされ、毎日いじめを受けていた。
ある日、年上の悪ふざけで起動した転送陣に突き飛ばされ、時計だらけの部屋に転送されてしまう。その謎の部屋で、スキルを得て出た先は、魔王軍すら近寄らない危険地帯――極海樹海へ飛ばされてしまう。
普通なら即死だった。
しかしジャムは、持ち前の異常な身体能力と、人懐っこさで次々と仲間を増やしていく。
自殺しようとしていたエルフ。逃亡してきたドワーフ。更に蜘蛛の魔物ヴォル、ケンタウロスの少女リーフィア、オーガ族、巨人族、さらには天使まで。
「ここ、安全だから一緒に住めば?」
その一言から始まった共同生活は、やがて巨大な城壁都市へと発展する。
温泉を掘り当て、上下水道を整備し、魔導冷蔵庫を開発。オリハルコン通貨を発行し、法律を作り、極海王国を建国。追放された者や行き場を失った人々が次々と集まり、人口は数千人規模へ。
一方、人間の王国では勇者バルドの失敗により国が混乱し、多くの人々が命懸けで極海樹海を目指す。
誰もが「地獄」だと思っていた樹海の奥地には、種族を超えて笑い合う理想郷が存在していた。
これは、いじめられっ子だった孤児の少年が、気づけば国王になり、仲間たちと世界最強の楽園国家を築いていく物語。
最強だけど天然な国王ジャムの、笑いあり、建国あり、魔物あり、温泉ありの異世界スローライフファンタジー!
文字数 117,285
最終更新日 2026.10.12
登録日 2026.07.10
子爵令嬢セレスティア・ハルモニアは特徴的な声をしていた。
甲高く、甘ったるい声。それが原因で婚約者から婚約破棄され、親友と思っていた人物に絶縁をされてしまう。
失意のセレスだが自暴自棄となり、地声を隠すために覚えた七色の声で不満をまき散らすが……。
そんな時『鉄血の獅子』と呼ばれる皇太子レオンハルトが現れる。
彼は帝国の新しい興業『アニメ』の声優を探していた。
セレスの声に脳を焼かれたレオンハルトはセレスに手を差し伸べた。
文字数 222,847
最終更新日 2026.10.11
登録日 2026.08.22
【夜明けへ進む、少年たち】
「俺はいつか、生きる理由を見つけて夜明けへ進む。」
「生き延びて、また会おうね。」
世界を混乱に陥れた精霊戦争の終戦から十年、主人公の少年ソラは、貧民街で差別を受けながらも、たくましく生きていた。
やがて彼は仲間と出会い、悲しみの記憶を紐解く銀の糸に導かれて旅路を進むことになる。
そして旅は、世界を支配する姫神教会と、世界を変えようと暗躍する希望教会とを巡る物語に発展してゆく。
強さと弱さ、正義と正義、それぞれの葛藤。
差別と悲しみを乗り越えた先に、少年たちは【夜明け】を見るのか。
*毎日更新!平日18時、休日12時更新!
文字数 571,934
最終更新日 2026.10.11
登録日 2026.08.26
アウス殿下に婚約破棄を宣言された。アルマーニ・カレン。
そして、殿下が婚約者として選んだのは妹のアルマーニ・ハルカだった。
婚約破棄をされて、ショックを受けるカレンだったが、それ以上にショックな事実が発覚してしまう。
アウス殿下とハルカが国の掟に背いてしまったのだ。
追記:メインストーリー、只今、完結しました。その後のアフターストーリーも、もしかしたら投稿するかもしれません。その際は、またお会いできましたら光栄です(^^)
文字数 3,869
最終更新日 2021.04.19
登録日 2021.04.18
【『ラッキースケベの指輪』で王太子を狙ったら、冷徹王子と交尾アクメする羽目になりましたわ!】悪役令嬢と呪いの指輪~冷徹王子と止まらないラッキースケベの罠~
悪役令嬢は、王太子妃の座を狙う野心家。指輪の力で王太子と既成事実を作ろうと企むが、パーティー会場で激突したのは、冷徹無比と恐れられる第二王子・シリウスだった!
指輪の呪いはシリウスに発動。解呪条件は「相手と最後まで結ばれること」。
迫りくる予期せぬラッキースケベの嵐!
王太子の前でシリウスの股間に顔面ダイブ!?
純情なシリウスは「だめ(もっと)」を真に受け、初心な癖に絶倫な「オスの顔」で襲いかかってきて――。
「違うんですの!わたくしが交尾したいのは王太子殿下で……んおぉっ♡」
呪いか愛か? 勘違いだらけの官能シンデレラストーリー!
※本作はpixivからの再録です。
※サイトの傾向に合わせ、タイトルや内容を一部調整しております。
文字数 18,833
最終更新日 2026.04.23
登録日 2026.04.23
王都アルヴェリアの中心にある王城。その豪奢な大広間で、今宵は王太子主催の舞踏会が開かれていた。貴族の子弟たちが華やかなドレスと礼装に身を包み、音楽と笑い声が響く中、私——リシェル・フォン・アーデンフェルトは、端の席で静かに紅茶を飲んでいた。
私は公爵家の長女であり、かつては王太子殿下の婚約者だった。……そう、「かつては」と言わねばならないのだろう。今、まさにこの瞬間をもって。
「リシェル・フォン・アーデンフェルト。君との婚約を、ここに正式に破棄する!」
唐突な宣言。静まり返る大広間。注がれる無数の視線。それらすべてを、私はただ一口紅茶を啜りながら見返した。
婚約破棄の相手、王太子レオンハルト・ヴァルツァーは、金髪碧眼のいかにも“主役”然とした青年である。彼の隣には、勝ち誇ったような笑みを浮かべる少女が寄り添っていた。
「そして私は、新たにこのセシリア・ルミエール嬢を伴侶に選ぶ。彼女こそが、真に民を導くにふさわしい『聖女』だ!」
ああ、なるほど。これが今日の筋書きだったのね。
文字数 12,926
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.06.20