「込め」の検索結果
全体で1,736件見つかりました。
いきなり決まった、クズ王子と呼ばれるエルグランド王国の第三王子と堕落王女と呼ばれるスズネール王国の王女である私の婚約。傍から見れば、出来損ないの押し付けあいだろう。
だが、堕落王女と呼ばれるミアナには変わった噂があった。
『部屋に居たはずの王女がいつの間にか消えている』
と。
それは、隣国へ行ってからも変わらずで……。
「……二階ですか。ですが、この程度の高さで私を閉じ込めておけるとでも思っているのですか?」
ミアナは、不敵に笑みを浮かべ、嬉嬉として王都の街へと降り立っていく。
文字数 4,439
最終更新日 2020.07.13
登録日 2020.07.12
友だちだから、食べたくない。
友だちだから、食べられたい。
十二歳になったその日、ミア・オースティンは霧の立ち込める森に足を踏み入れた。
そこにいるという人喰いに、食べてもらうために。
文字数 8,450
最終更新日 2021.07.06
登録日 2021.07.06
お気に入りに追加
0
文字数 104
最終更新日 2024.03.05
登録日 2024.03.05
文字数 1,610
最終更新日 2024.05.12
登録日 2024.05.12
禿による刃傷沙汰で、一人の侍が命を落とした。
時は幕末、女郎街。横浜は永真遊郭。
筋を通さぬ客に、仕置きを見舞う始末屋下っ端の八徳は、その禿の首代としてお白州に引き出された。
八徳自身が、侍を殺した下手人として、お奉行に裁かれることになるのだ。
「Hey What's you so funny? What do you looking at ass White!?」
侍殺しを自供した、遊郭の男に未来はない。あとは死罪を待つばかり。
そんな時だ。八徳が、眉間にしわを寄せ、目に力を込め、エゲレス語を放ったのは。
言を受け取った、お奉行のそばに立つ西洋の人形を思わせる美しい面立ちの少女は、嗜虐的な表情、猟奇的に、唇を釣り上げ、歯を見せた。
注).この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
また、作中に出てくる蔑称は時代考証を反映しております。
他、一部史実に反している箇所がございます。
設定上、本文に英語も出てまいりますが‥‥‥文法や使いまわしの酷さ。許してくださいっ!
文字数 145,970
最終更新日 2019.06.30
登録日 2019.05.31
「絶対に許さないから」という言葉とたくさんの感情を覚えているだろうか?
友達に屋上に誘われたから、私はそこを訪れたの。それだのに、誘った友達はいない。私は手元のスマートフォンにきた電話に出た。相手は友達だった。私はまもなく死ぬ。私はその電話を出たことにより、知らぬ間に死へ向かう一歩を踏み出してしまった。
文字数 5,047
最終更新日 2021.03.13
登録日 2021.03.13
紅い月(Endless Red)
蒼い月(Full Blue)
世界にはふたつの月があり「紅い月」が昇る夜を紅ノ夜(こうのよ)またの名を「魔の刻」と呼びその夜は世界は魔の瘴気が濃く立ち込め魔物達が活発に活動をおこし人々は紅ノ夜には決して外に出ることなく一夜を明かしていた。
そして「蒼い月」の昇る夜は蒼の夜(そうのよ)またの名を「人の刻」と呼ばれ魔の瘴気がほぼ無になるほど薄く
魔物達は活動をやめ人々は蒼の夜には活発に活動をしていた。
そしてこのふたつの月どちらかを落とすことのできる月落としの秘宝「ラストオブジャッジ」をめぐり人類と魔物の命運をかけた戦いが日々行われていた。
そんな中に東の大国アラカーンの森に急遽転生された青いジャージを着た青年の壮絶な長編ストーリーが今始まる
文字数 3,643
最終更新日 2021.09.23
登録日 2021.09.23
【あらすじ】
時は大正、浅草十二階下。ある理由から夢も希望もなく生きていたみなしごの〈しおん〉は、ひょんなことから少年音楽隊の選考会に迷い込む。孤児を追い払おうとする座長に水をかけられ、みすぼらしい濡れ鼠になったはずのしおんのことを、まっすぐに見つめる者がひとりだけいた。
「歌わないのか?」
その男、若き百貨店王龍郷(りゅうごう)との出会いが、しおんの世界を大きく変えていく。
座敷牢に閉じ込められない系大正浪漫、ここに開幕。
イラストは有償依頼しているものです。無断転載ご遠慮ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
冬コミ参加します。「虹を見たかい」に後日談のえろを書き足したものが新刊です。
12/28(土)南棟ノ19b「不機嫌ロメオ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
文字数 164,303
最終更新日 2019.11.29
登録日 2019.05.11
深夜一時のビルの屋上に、自殺をしたい少女と自殺を止めたいおっさんがいた。
全てを失い居場所が無くなった売春婦の東條雪(とうじょうゆき)は死に場所を探して歩き回る。行き着いた先は高層ビルの屋上で、憧れの景色の中で飛び降り自殺をするつもりだったのだがその場に居合わせた佐原草十郎(さはらそうじゅうろう)に見つかってしまい……。
「は?死ねよ。誰も止めやしねぇよ」
自殺を止めるどころか、死ねと発言する佐原草十郎に東條雪は絶句してしまった。
『どうせ死ぬなら俺と一発ヤらせろや!!』
この台詞に、一体どんな意味が込められているのか!?
文字数 8,527
最終更新日 2022.06.26
登録日 2022.06.26
所属していた組織は、金儲けに染まっていた……。
キースは生還率90%を誇る、万能の迷宮案内人。
光に照らされた影にはあらゆる情報が詰まっており、それと詠み込めるスキル【影承】(ダークハント)で迷宮のあらゆる危険や困難をかいくぐり、依頼者を生還させてきた。
所属する迷宮探索ギルドは神殿と手を組み「神聖魔法でどんな怪我でも治癒できる」という触れ込みで、高額な医療保険を販売していた。
しかし、なるべく安全なルートで迷宮を案内してきたキースのやり方は、ギルドの方針とそぐわない。
「冒険者を生かして返すな!」
「そんなことできるか! ふざけんな!」
「ならクビだ、辞めちまえ! この無能が!」
こうしてギルドをクビになった彼の元に魔獣生物学者のダークエルフや、勇者パーティから依頼が次から次へと舞い込んできた。
勇者パーティの報酬は凄まじく、見返りとしてキースは生き別れた実妹を探して欲しいと訴える。
だが、彼の希望が思いもよらぬ波紋を生み出し……キースは仲間の手によって、未踏破の迷宮最下層まで落とされてしまう。
ダークエルフの手助けもあり、彼は裏切った勇者たちと対決する。
だが、待っていたのは勇者の婚約者、聖女オフィーリアがかつて生き別れた妹という、悲しい事実で――。
他の投稿サイトでも掲載しています。
文字数 110,628
最終更新日 2022.11.09
登録日 2022.11.01
五年間、レベル10のままログインしかしてこなかった桜井裕也は、ある日、サービス五周年の日にゲームの世界へと閉じ込められてしまう。
そして、三年の月日が経ち――――
少年少女たちはそれぞれの道を歩み始める。
魔法×錬金術×ダークファンタジー ――――
文字数 109,896
最終更新日 2019.05.06
登録日 2019.02.05
ある稲荷神社の祠が、開発により崩された。
そこに住み着いていた雄狐・黒香が、住処を奪った財閥の中心となる一家、小町家への復讐を誓う。
彼は執事として小町家に潜り込むのだが、そこで出逢ったのは自由を望む籠の鳥、小町家の一人娘である白氷だった。
人の感情を持ち合わせない彼は、その存在に戸惑う事となる。
狐の執事さんとピュアお嬢様のお話です。
文字数 18,300
最終更新日 2015.09.14
登録日 2015.09.03
ブラック企業ではないが毎日残業があり、いつも疲労困憊で帰路に着く主人公。そしてなぜがいつも家にいる彼女が待っている。何の仕事をしてるのかよくわからないが、いつも癒されているこの状態を変えるのはもったいなくいつも一歩踏み込めない毎日が続く。
文字数 11,685
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.06.14
◆HJ小説大賞2021後期二次選考通過作品◆
高貴なる公爵令嬢ロージア・アークレイは神国ペテラスの紅薔薇と讃えられていた。 ある日ロージアは異母妹リリーエの企みで公爵家から追放される。
「驚かないで聞いてくださいましね」「お姉様の亡き母君の不貞が発覚したのです。そして調査の末、ロージア・アークレイはお父様の実子でないのが確定したというわけですわ」
罠にかけられ、爵位ばかりか王太子の婚約者の座も失ってしまったロージア。彼女を襲った悲劇はそれだけにとどまらなかった。
押し込められた城下の家でロージアはリリーエの騎士に殺される。 だが次に気がついたとき、ロージアは自我を保ったまま幽体として浮かんでいて──!? 聖女の力を授かった悪(役)霊(嬢)ロージアの華麗なる逆襲が始まる!!
虐待・暴力・性表現を含むエピソードがあります。
またこのお話には一部ボーイズラブ要素があります。
登録日 2022.08.01
2045年、人工知能は人間の知能を超えた。今までの人間の行動に不満をもった機械により《サイバースペース・フロンティア》のプレイヤーはゲームの世界に閉じ込められてしまう。謎のフードを被った者によって復活機能とログアウト機能を凍結され、死んだら強力な電気で心臓が止まってしまうという恐ろしい仕様のゲームになった。シュウトとその仲間はそんな過酷なゲームに勇敢に立ち向かう。
登録日 2017.03.30
ありとあらゆる病魔を根絶し、患者を救いたいと願う少年カール。
十年間の修行を得て、十四歳になった彼は一撃の元にどんな難病や怪我でも完治させるというスキル、【撃癒】を極めることに成功する。
武芸者としても治癒師としても最高峰に位置する宮廷撃癒師になったものの、内気な少年は怪我を完治させることはできても、戦いを拒絶し逃げてしまう。
いつしか人々は、終わりの極致に到達した偉人。しかし、戦いから逃げる臆病者の成れの果てという意味を込めて、『終極』の二つ名でカールを馬鹿にし、嘲るようになる。
ある日、公務で王都を離れ、地方貴族の治癒に向かったカールは、その帰りに辺境に住む貧しい母娘を治癒することに。
治療を終えて王都へと帰還しようとした矢先、天災と称されるドラゴンの暴走に出くわしてしまった。
カールは真っ先に逃げ出して隠れるが、暴走竜が荒れ狂うその方角には、あの母娘の住む家があった。
震える肉体から勇気を振り絞りドラゴンを撃退した少年は、母親から娘サティナを妻に娶って欲しいと懇願されてしまう。
しかし、彼女はカールよりもかなり年上で……。
これは、実力はあるが内気でその本領を発揮できない年下夫と、その成長を静かに見守る姉さん女房が織りなす、とある夫婦の物語。
他の投稿サイトでも掲載しています。
以前、連載していた『終極の撃癒師(ヒーラー)~殴打治療に極振りした治療師は今日も拳を振り上げる。完治の確率は50%です!~』の前日譚です。
文字数 159,960
最終更新日 2023.05.21
登録日 2022.06.18
想像することのなんて素晴らしいことか。自らの理想郷は想像出来るのだ。何を思ったか唐突に世の真理を悟ったと確信したとある少女は、ゲーム制作という全くの専門外へと予備知識無しで飛び込み――四苦八苦と云十年。たった一人で寿命間際までこっそり製作し続けたゲームは完成した。したが、その前に少女の寿命が尽きた。死ぬならば、せめて理想郷の中で――その無念叶えてあげましょう。そう、新たな神として。
これは、理想郷を追い求め続けたちっぽけな人間の少女が、その創造性を神様に見込まれて、新たな神様に昇格した後に今度こそ本物の理想郷を築こうとするロマン溢れるお話(の予定)である。
※序章=終章。作者的には序章で完結!
……なので他のそれぞれの章は本編っぽい番外編という名の長い蛇足。
※小学生の頃に考えた物語なので幼稚かもしれませんが、悪しからず。
当時の稚拙だけど怨念込められたのかと疑う(鉛筆で)真っ黒なメモ書きを大量に発掘(年末大掃除)したので、呪われないように供養がてらちょこちょこっと投稿しておこうと思います。
ちなみに、見つけたばかりで年期が入っており、悪霊退さ……供養(解読&補完)には時間が掛かりそうなので、途中で不定期更新になると思われます(自白。
とりあえず昔の私よ、成仏してけれ――。
文字数 54,151
最終更新日 2022.11.06
登録日 2022.01.01