「院」の検索結果
全体で3,721件見つかりました。
クラリッサは苛立っていた。
婚約者のエミリオがここ1年浮気をしている。その事を両親や祖父母、エミリオの親に訴えるも我慢をするのが当たり前のように流されてしまう。
以前のエミリオはそうじゃ無かった。喧嘩もしたけれど仲は悪くなかった。
エミリオの心変わりはファルマという女性が現れてからの事。
「このまま結婚していいのかな」そんな悩みを抱えていたが、王家主催の夜会でエミリオがエスコートをしてくれるのかも連絡が来ない。
欠席も遅刻も出来ない夜会なので、クラリッサはエミリオを呼び出しどうするのかと問うつもりだった。
しかしエミリオは「お前は保険だ」とクラリッサに言い放つ。
ファルマと結ばれなかった時に、この年から相手を探すのはお互いに困るだろうと言われキレた。
父に「婚約を解消できないのならこのまま修道院に駆け込む!」と凄み、遂に婚約は解消になった。
エスコート役を叔父に頼み出席した夜会。入場しようと順番を待っていると騒がしい。
何だろうと行ってみればエミリオがクラリッサの友人を罵倒する場だった。何に怒っているかのと思えば友人がファルマを脅し、持ち物を奪い取ったのだという。
「こんな祝いの場で!!」クラリッサは堪らず友人を庇うようにエミリオの前に出たが婚約を勝手に解消した事にも腹を立てていたエミリオはクラリッサを「お一人様で入場なんて憐れだな」と矛先を変えてきた。
そこに「遅くなってすまない」と大きな男性が現れエミリオに言った。
「私の連れに何をしようと?」
――連れ?!――
クラリッサにはその男に見覚えがないのだが??
★↑例の如く恐ろしく省略してます。
★6月15日投稿開始、完結は6月16日です。
★コメントの返信は遅いです。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。リアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義です。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。登場人物、場所全て架空です。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません。
文字数 35,592
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.15
四歳下の妹ばかり可愛がる両親に「あなたにかけるお金はないから働きなさい」
十二歳で告げられたベルナデットは、自立と家族からの脱却を夢見る。
まずは王立学院に奨学生として入学して、文官を目指す。
夢は自分で叶えなきゃ。
ところが妹への縁談話から、でバシュロ第一王子が動き出す。
文字数 18,363
最終更新日 2024.06.14
登録日 2024.06.12
「リュクレースを世界の誰よりも幸せにするって約束を果たすには、もっと箔をつけないといけない。そのために俺、留学することにしたんだ」
名門と呼ばれている学院に入学して優秀な成績を収め、生徒会長に就任する。わたしの婚約者であるナズアリエ伯爵家の嫡男ラウルは、その2つの目標を実現するため2年前に隣国に渡りました。
そんなラウルは長期休みになっても帰国しないほど熱心に勉学に励み、成績は常に学年1位をキープ。そういった部分が評価されてついに、一番の目標だった生徒会長への就任という快挙を成し遂げたのでした。
《リュクレース、ついにやったよ! 家への報告も兼ねて2週間後に一旦帰国するから、その時に会おうね!!》
ラウルから送られてきた手紙にはそういったことが記されていて、手紙を受け取った日からずっと再会を楽しみにしていました。
でも――。
およそ2年ぶりに帰ってきたラウルは終始上から目線で振る舞うようになっていて、しかも見ず知らずの女性と一緒だったのです。
そういった別人のような態度と、予想外の事態に困惑していると――。そんなわたしに対して彼は、平然とこんなことを言い放ったのでした。
「この間はああ言っていたけど、リュクレースと結んでいる婚約は解消する。こちらにいらっしゃるマリレーヌ様が、俺の新たな婚約者だ」
文字数 13,863
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.09
大好きな婚約者メル=シルバースの心には別の女性がいる。
大好きな彼の恋心が叶うようにと、敢えて悪女の振りをして酷い言葉を浴びせて一方的に別れを突き付けた侯爵令嬢ラヴィニア=キングレイ。
父親からは疎まれ、後妻と異母妹から嫌われていたラヴィニアが家に戻っても居場所がない。どうせ婚約破棄になるのだからと前以て準備をしていた荷物を持ち、家を抜け出して誰でも受け入れると有名な修道院を目指すも……。
ラヴィニアを待っていたのは昏くわらうメルだった。
※ムーンライトノベルズにも公開しています。
文字数 103,971
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.06.07
オレリアは幼馴染に失恋したのを機に、薬学魔法士になるため、都の学院に通うことにした。
卒院の単位取得のために王宮の薬学研究所で働くことになったが、幼馴染が騎士として働いていた。しかも、幼馴染の恋人も侍女として王宮にいる。
二人が一緒にいるのを見るのはつらい。しかし、幼馴染はオレリアをやたら構ってくる。そのせいか、恋人同士を邪魔する嫌な女と噂された。その上、オレリアが案内した植物園で、相手の子が怪我をしてしまい、殺そうとしたまで言われてしまう。
私は何もしていないのに。
そんなオレリアを助けてくれたのは、ボサボサ頭と髭面の、薬学研究所の局長。実は王の甥で、第二継承権を持った、美丈夫で、女性たちから大人気と言われる人だった。
文字数 6,951
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.06.15
公爵令嬢エレナ・ウェルズは思い出した。
前世で楽しんでいたゲームの中の悪役令嬢に転生していることを。
このままいけば断罪後に修道院行きか国外追放かはたまた死刑か。
なぜ、婚約者がいる身でありながら浮気をした皇太子はお咎めなしなのか。
なぜ、多くの貴族師弟に言い寄り人の婚約者を奪った男爵令嬢は無罪なのか。
冤罪で罪に問われるなんて納得いかない。
悪いことをした人がその報いを受けないなんて許さない。
ならば私が断罪して差し上げましょう。
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読む前にご確認いただけると助かります。
1)西洋の貴族社会をベースにした世界観ではあるものの、あくまでファンタジーです
2)作中では第一王位継承者のみ『皇太子』とし、それ以外は『王子』『王女』としています
よろしくお願いいたします。
文字数 185,889
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.01.30
幼馴染のエリオットと結婚の約束をしていたオメガのアラステアは一抹の不安を感じながらも王都にある王立学院に入学した。そこでエリオットに冷たく突き放されたアラステアは、彼とは関わらず学院生活を送ろうと決意する。入学式で仲良くなった公爵家のローランドやその婚約者のアルフレッド第一王子、その弟のクリスティアン第三王子から自分が悪役令息だと聞かされて……?/見切り発車なのでゆっくり投稿です/オメガバースには独自解釈の視点が入ります
文字数 121,238
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.01.28
※ 2024/04/25 HOT女性向け1位ありがとうございますヽ(=´▽`=)ノ
※ 誤字脱字報告ありがとうございます
乙女ゲーム「蒼乙女の幻想曲~ファンタジア」に出てくる悪役令嬢の父親に転生したと幼い頃に気づいたレーマン公爵家の長子、ヴォルフガング。
とある理由から魔法がまともに使えないことから両親から見放され、将来は公爵ではなく父親がもっていたレーマン公爵領管理下にあったゾンター伯爵となる予定だった。
しかし、次期公爵である幼い弟を残し両親は事故死。仕方なく、ヴォルフガングは弟が学院を卒業し成人となるまで公爵代理として過ごしていた。
シナリオ通り、愛する妻との間に愛娘ルイーゼを授かり、妻は流行り病で亡くした。
本来であればそこからルイーゼは癇癪持ちのワガママな「公爵令嬢」になるはずだったが、そもそもヴォルフガング自身がゲームの登場人物だったヴォルフガングとは異なる性格であったため、ルイーゼは美しく、淑女の手本となる「伯爵令嬢」に育っていく。
ゲームにも出てこない事件とかもあったからこの世界はゲームと似て非なる世界、それに伯爵位ならゲームに出てきた王太子との婚約もないだろう!と思っていたヴォルフガングだったが、ヴォルフガングの教育が裏目に出て王太子とルイーゼが婚約することになってしまった。
ゲームの設定と異なるルイーゼだが、王太子はそのまま。この調子でヒロインも出てくれば愛娘が冤罪で侮辱されるかもしれない。
―― よし。対策しよう。
これは、悪役令嬢になるはずだった令嬢の父親の奮闘記と、新しい恋の話。
※ プロットは出来上がっていますが、執筆はのんびりかもしれません。
※ 基本令嬢の父親ヴォルフガング視点を予定。R15は保険です。
※ 拙作創世神エレヴェドシリーズの長編「彼女が幸せを掴むまで~」の約100年後の時間軸の話ですが、今までのを読まなくても大丈夫…なはず。
※ カクヨムでも公開しています。
文字数 186,082
最終更新日 2024.06.10
登録日 2024.04.15
クリスは、孤児院で同い年のララと、院長のシスター メリジェーンと祝福の儀に臨んだ。
その瞬間クリスは、真っ白な空間に召喚されていた。
「クリス、あなたに超時空スキルを授けます。
あなたの思うように過ごしていいのよ」
真っ白なベールを纏って後光に包まれたその人は、それだけ言って消えていった。
その日クリスに司祭から告げられたスキルは「マジックポーチ」だった。
文字数 36,399
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.06.08
私は21歳になっても未婚の子爵令嬢。
世間では男女18歳までに、婚約もしくは結婚している事が常識だった。
なので将来は修道院に入ると両親に伝えた所、あわてて23歳になっても独身の伯爵令息との縁談を持ってきた。
見目麗しく、紳士的な性格の彼がなぜ今まで結婚しなかったのか?
異性に興味のない方なのかと思ったけれど、理由はいたって単純だった。
忘れられない女性がいるんですって!
そうして彼は私にある提案してきた。
「形式上の夫婦にならないか」と…
※この作品は、他サイトにも投稿しています。
文字数 15,077
最終更新日 2024.06.04
登録日 2024.05.30
前世の記憶を持つ者1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
文字数 243,484
最終更新日 2024.06.16
登録日 2024.04.01
転勤家族の家に育った皆部颯太と桜井美沙子は、父の赴任先の岡山で、小学六年から高校卒業まで隣同士に住み、家族ぐるみで親交を深めていた。
颯太と美沙子は、高校卒業と同時に、互いに秘めた想いを心に留めたまま、夫々が父親の実家に移り住んで大学に進学する。
前後して、両家の父親も転勤になり、皆部家と桜井家の交流は途絶えた。
父の転勤による転居と転校は、颯太に故郷と思える場所を与えなかった。それは颯太の恋愛感情にも影響した。
颯太は中学生の頃から、女子に好きかと問われると、好きでも「好き」とは云わず「嫌いじゃないよ」と答えた。それには転校に伴う颯太なりの拘りがあった。
颯太は大学院を経て、システムエンジアとして大企業に就職する。将来を嘱望され、社命で大学院のMBA取得コースに通うことになる。
ゼミが一緒だった紺野理奈と同棲を始めるが、暫くして、二年間の地方支店駐在勤務の特命が下る。転勤は無いと思っていた颯太には意外なことだった。
同じ頃、理奈にも好条件の配属先が決まり、ふたりは同棲を取りやめる。
颯太は駐在先の中国支店から大阪支社に移り、駐在期間も残り少なった頃だった。
会社の仲間と行ったホテルのビュッフェで、美沙子と奇跡のような再会をする。
再会は、時を費やすことなく、過ぎ去った空白の年月を消し去った……。
颯太は、転勤も悪くはないと思うようになっていた……。(全55章)
※フィクションです。実在の物とは一切関係ありません。
文字数 209,177
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.06.14
俺様美形男子×自称平凡美少年
私立西明寺学院にはノマという団体が存在する。
ノマ達に逆らうことは絶対に許されない。
そんなノマ達に仕える事になった椎葉瑠衣が主人にご褒美やお仕置きを受けながら成長していく物語。
果たして瑠衣は主人達に認められる従者になれるのかーーーーー
※エロありです。苦手な方はご遠慮ください。
(予告なくエロ入ることあります!)
コメントや感想いただけると凄く嬉しいです♪
更新日等はTwitterにてお知らせしています!
文字数 73,214
最終更新日 2024.06.15
登録日 2022.12.09
もっさりした髪型と肥満体型により中学時代は冴えない日々を送ってきた俺だったが、入院による激ヤセを機に高校デビューを決意。筋トレにスキンケア、その他様々な努力によって俺は最高のルックスとそこそこの自尊心を手に入れた!
中学時代にやり込んだ乙ゲーやBLゲーを参考に、長身と美顔を武器に、名門男子校の可愛い男子達を次々と攻略していく。
無口メカクレ男子、関西弁のヤンキー、ビッチ系の女装男子、堅物メガネの副委員長、甘え上手の現役アイドル、筋肉系の先輩、ワンコ系の後輩、父親違いの弟、弱りきった元いじめっ子、耽美な生徒会長にその露払いの副会長、盲目の芸術家とその兄達、おかっぱ頭の着物男子、胡散臭い糸目な美少年、寂しがりな近所の小学生にその色っぽい父親、やる気のないひねくれ留年男子……選り取りみどりの男子達には第一印象をひっくり返す裏の顔が!?
──以下注意事項──
※『』は電話やメッセージアプリのやり取りなど、()は主人公の心の声など、《》は主人公に聞き取り理解出来なかった外国語など。
※主人公総攻め。主人公は普通に浮気をします。
※主人公の心の声はうるさめ&オタク色濃いめ。
※受け達には全員ギャップがあります。
※登場人物のほとんどは貞操観念、倫理観などなどが欠けています。
※切り傷、火傷、手足の欠損、視覚障害等の特徴を持つ受けが登場し、その描写があります。
※受け同士の絡みがあります(ほぐし合い、キス等)
※コメディ風味です、あくまで風味です。
※タイトルの後に()でメインの登場人物名を記してあります。順次全話実装予定です。 ×がある場合は性的描写アリ、+の場合は軽い絡みまでとなっております。
文字数 4,705,482
最終更新日 2024.06.15
登録日 2021.04.10
毒を喰らわば皿まで。番外編第四弾。
五十四歳の誕生日を迎えたアンドリムは、ヨルガと共に残された日々を穏やかに過ごしていた。
年齢を重ねたヨルガの緩やかな老いも愛おしく、アンドリムはこの世界に自らが招かれた真の理由を、朧げながらも理解しつつある。
しかし運命の歯車は【主人公】である彼の晩年であっても、休むことなく廻り続けていた。
或る日。
宰相モリノから王城に招かれたアンドリムとヨルガは、驚きの報告を受けることになる。
「キコエドの高等学院に、アンドリム様の庶子が在籍しているとの噂が広まっています」
「なんと。俺にはもう一人、子供がいたのか」
「……面白がっている場合か?」
状況を楽しんでいるアンドリムと彼の番であるヨルガは、最後の旅に出ることになった。
賢妃ベネロペの故郷でもある連合国家キコエドで、二人を待つ新たな運命とはーー。
文字数 5,457
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.05.03
10歳の頃から伯爵家の嫁になるべく厳しい花嫁修業を受け。
貴族院を卒業して伯爵夫人になるべく努力をしていたアリアだったが事あるごと実娘と比べられて来た。
実の娘に勝る者はないと、嫌味を言われ。
嫁でありながら使用人のような扱いに苦しみながらも嫁として口答えをすることなく耐えて来たが限界を感じていた最中、義妹が出戻って来た。
そして告げられたのは。
「娘が帰って来るからでていってくれないかしら」
理不尽な言葉を告げられ精神的なショックを受けながらも泣く泣く家を出ることになった。
…はずだったが。
「やった!自由だ!」
夫や舅は申し訳ない顔をしていたけど、正直我儘放題の姑に我儘で自分を見下してくる義妹と縁を切りたかったので同居解消を喜んでいた。
これで解放されると心の中で両手を上げて喜んだのだが…
これまで尽くして来た嫁を放り出した姑を世間は良しとせず。
生活費の負担をしていたのは息子夫婦で使用人を雇う事もできず生活が困窮するのだった。
縁を切ったはずが…
「生活費を負担してちょうだい」
「可愛い妹の為でしょ?」
手のひらを返すのだった。
文字数 200,459
最終更新日 2023.10.06
登録日 2023.04.15
バアちゃんが体調を悪くした!
俺は長男だからバアちゃんの面倒みなくては!!
ある日オヤジの叫びと共に突如引越しが決まって隣の家まで車で十分以上、ライフラインはあれどメインは湧水、ぼっとん便所に鍵のない家。
じゃあバアちゃんを頼むなと言って一人単身赴任で東京に帰るオヤジと新しいパート見つけたから実家から通うけど高校受験をすててまで来た俺に高校生なら一人でも大丈夫よね?と言って育児拒否をするオフクロ。
ほぼ病院生活となったバアちゃんが他界してから築百年以上の古民家で一人引きこもる俺の日常。
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第12回ドリーム小説大賞 読者賞を頂きました!
皆様の応援ありがとうございます!
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文字数 2,518,247
最終更新日 2023.09.10
登録日 2020.06.26
伊集院桃子は、短大を卒業後、二年の花嫁修業を終えて親の決めた幼い頃からの許嫁・鈴木晃司と結婚していた。同じ歳である二人は今年27歳。結婚して早五年。ある日、夫から「離婚して欲しい」と言われる。何事かと聞くと「好きな女性がいる」と言うではないか。よくよく聞けば、その女性は夫の昔の恋人らしい。偶然、再会して焼け木杭には火が付いた状態の夫に桃子は離婚に応じる。ここ半年様子がおかしかった事と、一ヶ月前から帰宅が稀になっていた事を考えると結婚生活を持続させるのは困難と判断したからである。
最愛の恋人と晴れて結婚を果たした晃司は幸福の絶頂だった。だから気付くことは無かった。何故、桃子が素直に離婚に応じたのかを。
12/1から巻き戻りの「一度目」を開始しました。
文字数 157,655
最終更新日 2024.03.05
登録日 2023.10.03
伯爵家の次男、レオナルド・カルミアは人嫌いで有名である。学院の入学を拒否し、家庭教師を雇わせて卒業資格だけ手に入れた。その後は伯爵領に籠り仕事をしているだけで社交界には年に一度、家族の付き添いがなければ顔を出さない変わり者。――という印象を与えることを長兄セドリックにより提案され、実行したことにより、レオナルドは知らぬ間に「BLゲームの悪役令息」の破滅ルートを回避していた。
兄の提案により「BLゲーム」に関わることを回避したレオナルドは、この世界がBLゲームであるということを知らされないまま、のんきに生きていた。
そして、長兄が海外出張の為、伯爵領を離れている時に事件は起きた。弟のアルフレッドがサザンクロス侯爵家の嫡男、ジェイド・サザンクロスの婚約者を寝取り、妊娠させたという手紙が届き、条件に応じなければ伯爵家は莫大な借金を背負うことになってしまう。借金を回避する為にジェイドを説得しようとするが……。
※ムーンライトノベルズにも投稿をしています。
※R指定の要素には一部強引な言動等の描写を含むことがあります。(11/3 注意事項 追記)
※11/30 本編完結しました。
※第二部→外伝4に変更しました。
文字数 174,448
最終更新日 2024.06.16
登録日 2021.10.27