「家族」の検索結果
全体で11,436件見つかりました。
交通事故で家族を失い、 とある殺人事件を起こして指名手配犯となった少年 青柳(あおやなぎ) 蛇之(へびゆき) は、孤児院で暮らしていた。
彼は本を読むことや、図鑑や植物を眺めることが好きな少年だった。尚且つ、 孤児院の友達や義妹のエメラルドと楽しく、穏やかな日々を送っていた。
しかし大晦日、蛇之とエメラルド、そして孤児院の友人4人は、突然「アーク」と呼ばれる謎の研究所へ連れて行かれる。そこで「エメラルド」以外は人体実験の被験者にされてしまう。
さらに研究員たちは、蛇之の名前を「青龍」へと改名した。
実験の末、彼らはそれぞれ特殊な“異能”を手に入れる。力を得た青龍たちは研究所内で暴走し、多くの死傷者を出した。
その後、仲間のひとり「麒麟」が持つ異能の力によって、彼らは異世界へと転移。その世界に小さな村を作り、平和に暮らそうとしたが……
その願いは叶わず、王国・冒険者・強大な敵たちとの戦いに巻き込まれる。
文字数 135,449
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.02.22
西暦2758年。
IQ180の天才だった俺は、たった一つの「わがまま」で、両親を失った。
「あの日をやり直したい」
そう願って過去へ戻った俺は、過去に干渉した罪で『転生刑』となり、見知らぬ森に赤ん坊の姿で放り出された。
そんな俺を拾ってくれたのは、辺境伯の一族だった。家族として迎えられた俺は、前世の知識を使って魔道具を作り、周囲の人たちの役に立とうとした。ーー俺の居場所を作るために。
そんな俺に、やがて不思議な力が目覚める。
それは、傷つき、後悔し、「もう一度人生をやり直したい」と願う者を、別の世界へと導く力だった。
わがままひとつ言えなかった少年は、家族や仲間との絆を通して少しずつ変わっていく。
そしていつしか俺は、人生に絶望した者たちを「やり直しの世界」へ送り届ける――
「最後の旅の案内人」となる。
文字数 210,358
最終更新日 2026.08.11
登録日 2026.03.29
※表紙画像はgeminiで作ったイメージですが、本文は生成AI作品ではありません※
人類の希望である勇者として育てられ、魔王軍へと戦いを挑んだ。
だが、戦場で敗北し、敵に首を斬られたと思ったその時。
見えない呪いの首輪が砕け散り、俺が見ていた世界が反転した。
俺が斬り伏せてきたのは人間であり、俺を育てた味方が魔王軍だった……?
呪いから解き放たれ、覚醒するスキル『魔喰い』。
倒した相手の魔力、記憶、そして人格を吸収し、
脳内には10人の死者が集う議会が形成され、
俺の意志は死者の多数決に侵食されていく。
魔族を倒せば魔王軍の正義が流れ込み、人間を殺せば人類の傲慢が暴かれる。
議会の議決内容に揺れ動かされながらも、人生を奪った魔王への復讐を糧に孤独な修羅の道を突き進む。
たとえその先に、家族にさえ拒絶される孤独が待っていようとも。
これは、世界の首輪を壊し尽くし、その終焉を見届けるまでの物語。
※第1回新エンタメ小説大賞 勇者×ダークファンタジー エントリー中※
※6月・7月は毎日更新予定※
文字数 217,558
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.06.01
文字数 114,370
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.06.16
「光は粒子なのか、それとも波なのか?」
平穏な村の学校で、10歳の少年ナイティクが理科の授業で放った一つの質問。その常識外れな知性は、周囲の大人たちを戦慄させた。
兄オエンと父ビジャイの死、そしてトラウマによって引き起こされた脳神経の超高速伝達。
それから数年——23歳となったナイティク・ヴェニックスは、圧倒的な知性と冷徹なロジックだけを武器に、巨大テック企業「ヴォルテクス・インダストリーズ」の60%の株式を握る絶対的支配者へと成り上がっていた。
だが、この世界「イドニ」は平和ではない。
国家の裏側で20カ国以上を暗躍し、傀儡の王たちを操る巨大暗殺組織「ゲルスリャフェレイス」。彼らこそがナイティクの父を暗殺し、彼の財産と自由を脅かす最大の敵だった。
普通なら、涙を流して「家族の復讐」を誓うだろう。だが、感情を捨てた超天才は鼻であざ笑う。
「父や兄の仇? そんな無意味な感情論はどうでもいい。俺の目的はただ一つ——絶対的な自由と、奴らに奪われた『俺の税金』を取り戻すことだ!」
最高峰の人工知能(AI)アシスタント「ゲルニプク」を従え、フェムト秒パルスレーザー兵器などの超ハイテク装備を開発するナイティク。
企業の取締役会(ボードルーム)での裏切りや株式争奪戦から、路地裏の暗殺者や麻薬カルテルとの銃撃戦まで——!
感情を持たない冷徹な天才青年による、前代未聞の“税金回収”ダーク・コーポレート・スリラー、ここに開幕!
文字数 295,720
最終更新日 2026.09.19
登録日 2026.07.06
人と魔法の境界にある〈宵境の森〉には、千年を生きる大魔法使いシルヴェインが住んでいる。
月光のような銀髪と紫の瞳を持つ彼は、その素顔を見た者すべてを狂おしい恋慕へ陥れる、この世で最も美しい魔法使いだった。
彼の姿を見た者は、正気ではいられない。
男も女も、王も聖職者も、人ならざる妖精さえも、彼の素顔を見れば心を奪われる。
彼を手に入れようと争いが生まれ、彼に拒まれたものは絶望し、時には命さえ投げ出してしまう。
ゆえに、シルヴェインは銀糸のヴェールで顔を隠し、森の奥で孤独に生きていた。
ある冬の日、シルヴェインは王都の奴隷市場で、美しさゆえに家族も故郷も失った十歳の少年リュカと出会う。
誰もが心を奪われるシルヴェインの素顔を見ても、リュカだけは魅了されなかった。
リュカには、魔法や呪いに隠された本質を見抜く〈真貌の眼〉があったのだ。
シルヴェインは彼を、ただひとりの弟子として迎えることに。
不思議なものたちと暮らし、魔法にまつわる事件を解決するうち、孤独だった二人はかけがえのない存在となっていくのだが、リュカの眼に秘められた力を知った者たちが、リュカの眼を奪うために動き始めーー。
世界で最も美しい魔法使いと、ただひとりの弟子の師弟という言葉だけでは言い表せない絆の物語。
文字数 16,207
最終更新日 2026.09.19
登録日 2026.06.30
人里離れた山奥に、一軒の小さな教会がある。
そこを切り盛りするのは、かつて世界に名を轟かせた凄腕暗殺師――グレゴリウス・ポッター、47歳。
20年前、旧友との約束をきっかけに孤児院を始めた彼は、身寄りのない子供たちを引き取り、独自の暗殺武術を教えながら育ててきた。
ところが、彼のもとに集まった孤児たちは、王族や貴族の血を引く者ばかり。
そして育てた子供たちは――
王、王女、英雄、騎士。
気づけば、世界各国に名を轟かせる人物を次々と輩出する「最強の孤児院」になっていた。
「まったく、うちの子供たちは将来が安泰すぎて参っちまうよ」
本人はいたって呑気な牧師生活を送っていたが、そんなある日、元教え子であり騎士団長となったイザベラから一通の手紙が届く。
そこに記されていたのは――
「王位継承争いに敗れた、私の甥を匿ってください」
こうして、彼のもとに新たな「家族」が加わることになる。
かつて人を殺すことを生業としていた最強の暗殺師。
今では子供たちから「お義父さん」と慕われる牧師。
これは、最強のおっさんと、彼に育てられた王や英雄たちが紡ぐ、家族と絆の物語。
※あらすじと表紙にAI生成を利用しております。
構成と内容は作者の完全オリジナルとなっております。
文字数 10,133
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.28
「死にたい」――それだけが、何百年も老いず、首を斬られても焼かれても死ねない藤原悠人の願いだった。
幼い日に青森の森で出会った「常世の神」は、泣いていた彼の「ひとりは嫌だ」という言葉を聞き、永遠の命を授けた。だが善意から与えられた力は、愛した人々を何度も看取り、自分だけが時代に取り残される最悪の呪いとなった。
最後の友人を失った悠人は、不老不死を終わらせ、神に文句を言うため、壊れかけの中古バンで日本を巡る旅に出る。ところが岩手の寂れた温泉旅館で、百年以上家族を守り続けた座敷童子と、祖母の遺志を背負い一人で旅館を守る巫女・橘栞に出会ったことで、死ぬための旅は思わぬ方向へ走り始める。
霊が見えるのに誰より怖がりな豪腕男、誹謗中傷から生まれた電子霊を追う天才ハッカー、捨てられた機械の声を聞く寡黙な整備士、魂を医学で救おうとする女医、人の嘘を見抜く夜の街の美女、神さえ法で裁こうとする弁護士――座敷童子、付喪神、雪女、犬神、牛鬼。各地の怪異を救うたび、訳ありの仲間が増え、狭い車内は騒がしくなっていく。
平将門の首塚、青木ヶ原樹海、出雲の黄泉比良坂、犬鳴村、軍艦島、沖縄のニライカナイ。伝承と都市伝説が息づく土地を進む一行を待つのは、倒せば終わる悪ではない。守りたい願いが歪み、救いを求めながら人を傷つける、悠人自身とよく似た存在たちだった。
しかし、妖怪たちの悲劇には、すべて常世の神の力が残されていた。三年前から日本中で怪異が活性化した理由。魂の苦しみに引き寄せられる神の力。そして、世界の理を歪ませる「善意」の正体。
悠人の個人的な神殺しは、やがて日本そのものを救う戦いへ変わる。
これは、終わることだけを望んだ男が、傷ついた人と妖怪を救い、仲間と泣き、笑い、何度も別れながら、「生きてもいい」と思える場所を見つける物語。
終われない命は呪いか。それとも、誰かを救い続けるための祝福か。
笑えて泣ける怪異旅譚。
文字数 71,946
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.07.12
この作品の魅力は、少年Aどこにでもいる普通の少年が社会の汚さや自分の至らなさに葛藤しながら、世界を変えていくところです。枠にとらわれないバトルや能力も魅力です。どこの作品にもないテンプレものが嫌いな僕が書いたアメノウズワールド唯一無二の作品です。
あらすじ
どこにでも居る普通の少年Aは、発達障害児として家族から疎まれていた。ある日突然家族に殺される。
少年は神に願う愛のある家庭に生まれることを。
そして、転生先の体は身体障害者だった。少年は神を恨む。しかし、転生先には妹が居た。そして、瞬時に理解した妹を庇って怪我をしたのだと。その瞬間どうしようもない罪悪感に駆られる。妹は少年Aを人一人の人生を台無しにしてしまったことを小さな体で悔やんでいたからだ。「そんなの前の俺と一緒じゃないか。」少年Aは妹を瞬時にフォローするしかし、泣き止んでくれない。その時、少年Aは両手!!動け!!!と念じる。
この続きは本編で
朝食はエッグトーストとコーンスープだった。それは、少年Aが長年思い描いた幼い頃に絵本で見た理想の食事だった。障害があっても愛してくれる家庭があることを知った少年Aは妹を守り、普通の生活を貫くことを誓う。そんな、矢先白鯨と会い何やかんやあって最後は衝撃のラストに!?
この作品は俺自身が書いてるよってことを記載してくれれば無断転載OKです。じゃんじゃん広めてください!!作品は全て手書きで構成セリフ地の文など全て手書きで書いています。それをAiに添削してもらうときもあります。表現力が足りないのであくまでも表現力の補助利用の範囲だと思います。凄く考えて書いてるからAIが書いてるわけではないと思います。多分、足りないところをAIで補っているあくまでも補助利用。
文字数 35,916
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.08.06
時は明治38年。
ある舞踏会に出席した榊原玲子は、部屋の端に居る幽霊と出会う。その幽霊に「孫を助けてくれ」と頼まれ、藤堂将吾のワイングラスを叩き落とした。
ハズレ者として家族から疎まれ、自己肯定感の低い玲子。
藤堂将吾を叩いた事を知った父親から叱咤され、理不尽とも言える縁談を進められる。
家出をしたくて町をうろついていたが、灯の寂しい道でならず者に襲われる。ピンチから助け出してくれた藤堂将吾の家に玲子はお世話になる。
藤堂将吾、藤堂尚文のふたりから大切にされ、次第に自信をつけていく玲子。
しかし、玲子を妬んだ継母と妹の妨害も始まって……。
・時代考証ゆるゆるなので、温かい目で見てください。
文字数 120,285
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.18
「世界を救ったあとの話を、誰が書くだろう。」
――最強エルフと転生少女の、静かなスローライフ。
世界を揺るがした戦いが終わり、
ウエスの森の丸太小屋には、再び穏やかな日常が戻ってきた。
転生九十九回目のエルフ・フィーネと、
転生一回目の少女・リリィ。
神竜、女神、精霊神、ドリアード、そして猫耳の少女。
少し不思議で、どこか賑やかな“家族”は、
今日ものんびりとした時間を過ごしている。
しかし、その静けさは長くは続かなかった。
ある日、森の奥から現れた一人の放浪者――
それは、かつて世界に名を轟かせた伝説の魔王ミカエルだった。
帰る場所を失い、長い彷徨の末に辿り着いた丸太小屋。
思いがけず始まる、魔王との共同生活。
一方で、
フィーネの中には消えきらない“声”が残り続けていた。
三司祭メルティナの残滓。
世界のどこかで蠢く不穏な影。
国々の緊張と、静かに進む運命の歯車。
「この“のんびり”が、少しでも長く続きますように」
そう願いながら、
彼女たちは今日も紅茶を淹れ、食卓を囲む。
――だが、世界は決して放っておいてはくれない。
平穏な日常の裏で、
新たな因縁と選択が、静かに動き始めていた。
これは、戦いの後を生きる者たちが、
それでも“暮らすこと”を選び続ける物語。
文字数 67,627
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.02.06
この世界には、三つの敵が存在した。
一つの敵によって家族を失った少女、マーラ・アステリア。
何もできなかったあの日を変えるため、そして両親の仇を討つため、マーラは白狼軍への道を決意する。
一緒に志願したのは幼い頃から共に過ごしてきたカイル・ノア。
そして、そこで出会う仲間たち。
戦いの中で明らかになっていく過去。
世界に隠された秘密。
そして、マーラたちを待ち受ける運命。
これは、戦うことしか知らなかった少女たちが、
愛することの意味を知っていく物語。
一度灰になったものは、
二度と同じ形には戻らない。
それでも彼らは、誰かを『愛』した。
文字数 21,551
最終更新日 2026.09.02
登録日 2026.08.31
現実にリンクした恋愛物語✕呪い=「罪と純愛」 哀しき絆は感動の結末へ!
パンデミック禍のリアル社会を彷彿とさせる、激動のサスペンス恋愛ファンタジー。
恋人に「愛してる」が言えない。人から人へ連鎖する哀しき呪いの雪解けは叶うのか。
他人から愛されたいけど、自分自身を愛せない。社会への疑惑、深まる自己嫌悪、過去や家族との執着関係……。全てから解き放たれた人間が、この世で唯一無二の自分の存在を赦す時、そこに真実の愛が誕生する──!
悲劇の罪を背負う男子大学生を中心に、置かれた環境に翻弄されてきた人々の愛の行く末を描く感動の超大作。関係が拗れた彼らの隠された強い想いが、時を経て再び交錯し、全ての過去の真相が暴かれる。
【あらすじ】
僕はいつの間にか誰かによって呪われていた。封印されてしまった君への愛情の言葉は、どうやって届けたらいいのだろうか……。
大学に通う薬学部の学生である廉斗は恋人である沙奈とのデート中に突如、自身の異変に気付く。廉斗は自分の意思とは反対に、沙奈に対して「愛してる」や「好き」といった愛の言葉を全く話せなくなってしまったのだ。自分ではどうすることもできず、代わりに行動で愛情を伝えるべく廉斗は奮闘する。沙奈はそんな廉斗に理解を示すも、自身の生い立ちのせいで内心では寂しさを感じていた。
そんなある日、世間を騒がせている未知の感染症が沙奈を襲う。感染症病棟に隔離されてしまった沙奈に廉斗は液晶画面越しで愛情を伝えようとするが、やはりどんな方法を使っても言葉にできない。さらに佐奈は病魔に心も身体も蝕まれていく。果たして、この悲劇的な運命から二人は解放されるのだろうか。そして、廉斗から愛の言葉を奪った呪いの正体とは──!?
※縦読み推奨。
※この物語はフィクションですが、感染症に関してのみ実話に基づいています。(諸々の都合で削除された記事が多いですが、当時のニュースをご確認ください。)
※実在する人物や施設、団体、事件などの名前を含む詳細は一部変更しています。ただし、大まかな時系列と事件の内容は変更していません。
※この作品には公的データに基づく医学情報がありますが、素人による情報統合のため正確性に欠けています。ここでの医学情報は鵜呑みにせず、ご自分でもご検証くださいますと幸いです。
※日本神話や歴史を紹介していますが、諸説ある内のごく一部になります。また、それらにインスパイアされ、伝承を都合良く解釈し、加筆・修正しています。(故郷の秋田県に愛を込めて。)
文字数 134,006
最終更新日 2025.02.10
登録日 2023.01.16
i)登場人物の紹介
ヴァネス――三十一歳。大手食品会社を辞め、祖母の家「風待ち荘」を飴工房へ変える断面設計職人。
ペルニラ――品質管理と会計に強い親友。友情だけの無償労働を拒み、共同所有者として工房を支える。
ジェス――修繕職人。ヴァネスを「守る」のではなく、彼女が決めた条件に参加する相棒。
ザック――十九歳の研修生。会社の不正資料を持ち出すが、正義のためなら何でも公開してよいのかを学んでいく。
シュアナ――大手食品会社のブランド責任者。安定と権限を選んだ、ヴァネスとは違う生き方をする女性。
アルウア――会社社長。町を守るには大規模資本と統一ブランドが必要だと信じる。
エストール――ヴァネスの養父。家族を守るため秘密を抱えた男。
ii)あらすじ
どこを切っても同じ笑顔が現れる金太郎飴を作ってきたヴァネスは、新商品発表会で原料表示の不正に気づく。会社は責任を彼女一人へ押しつけようとし、同じ日に亡き祖母の家「風待ち荘」が借金の担保となり、三十日後に売却手続きへ進むと知らされる。
会社の救済契約へ署名せず、ヴァネスは風待ち荘を自分の飴工房にすると決める。ところが家には、夜中に減る牛乳、壁から聞こえる酔客の声、丘の歌声、仮名だらけの宿帳が残されていた。
親友、修繕職人、告発者の青年、そして敵とも味方とも言い切れない女性管理職。違う考えを持つ人々と条件を交わしながら、ヴァネスは「守られる代わりに従う」道を拒む。
やがて彼女が作るのは、切るたびに家、風、横顔、歌、最後の一点へ模様が変わる「物語飴」。同じ顔で生きることをやめた女たちが、自分で仕事と居場所の条件を決め直す
文字数 65,310
最終更新日 2026.09.20
登録日 2026.08.14