「多い」の検索結果

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【保護猫リンネの物語】連載中! 2024.4.15~ シャーパン猫の子育てと御世話の日々を、画像を添えて綴っています。 2024年4月15日午前4時。 1匹の老猫が、その命を終えました。 5匹の仔猫が、新たに生を受けました。 同じ時刻に死を迎えた老猫と、生を受けた仔猫。 島猫たちのエピソード、保護猫リンネと子供たちのお話をどうぞ。 石垣島は野良猫がとても多い島。 2021年2月22日に設立した保護団体【Cat nursery Larimar(通称ラリマー)】は、自宅では出来ない保護活動を、施設にスペースを借りて頑張るボランティアの集まりです。 「保護して下さい」と言うだけなら、誰にでも出来ます。 でもそれは丸投げで、猫のために何かした内には入りません。 もっと踏み込んで、その猫の医療費やゴハン代などを負担出来る人、譲渡会を手伝える人からの依頼のみ受け付けています。 本作は、ラリマーの保護活動や、石垣島の猫ボランティアについて書いた作品です。 スコア収益は、保護猫たちのゴハンやオヤツの購入に使っています。
文字数 203,069 最終更新日 2024.05.29 登録日 2023.05.12
 雀荘で働く従業員にはいくつかのタイプがある。  まず、一般的なのは『メンバー』。あえて言うなら『表メン』という立場の普通の従業員。  はっきり言ってこれが一番大変なのだが。なにせ、接客からお茶汲みから掃除から雑用まで全てやる。休みはだいたいは週に一回だけだし1日の労働時間は12時間が原則だ。それでいて麻雀も打つのだからとんでもない仕事である。しかし、慣れてしまえばそれもどうと言う事はないのだが、慣れないうちに辞める人は数知れず。この仕事は新人が続かない仕事ランキング1位かもしれない。  それに対して、そんなことやってらんねーよ。でも麻雀打って金欲しーってヤツがやる仕事が『裏メンバー』。要するにサクラで通称『裏メン』と呼ばれる。  この裏メンの扱いは大抵雑で店側に隠そうとする意識があまりなくて常連客にはサクラだとバッチリバレてるのがほとんど。あ、サクラがいるからって別に店とグルになって素人客からむしろうって訳じゃないから安心して欲しい。そもそも給料が良くないので自分の麻雀に必死なのが裏メンのほとんどだろう。給料はよくないが麻雀してるだけでいいので腕とスタミナに自信があるならこっちの仕事を選んだ方がいい。表メンとは給料に大差がつきがちだが。そこは能力給でまかなえばよし。  よく知られているのはこのメンバーと裏メンの2種だけなのだが、世の中の知る人の少ない職種のさらに知られていない役割を持つ者たちがいる。  それが、店のオーナーしかその存在を知り得ない身内すら欺く裏メン。通称『闇メン』だ。  ここは『渡邉クリエイター派遣会社』  渡邉クリエイター派遣会社はいわゆる『闇メン』を契約して派遣する麻雀専門家派遣会社。そこに登録してある打ち手達は超一流の雀士だけ。  この物語は、その渡邉クリエイター派遣会社でも最年少にしてトップの打ち手となる伝説的『闇メン』のストーリーである。  彼の名は椎名。  通称『韋駄天のシーナ』 【登場人物紹介】 椎名良祐 しいなりょうすけ 主人公。礼儀正しく清潔で爽やかな青年。 堅苦しい性格ではなく、場面場面での使い分けが上手いだけ。基本的には気さくな人間である。 渡邉クリエイター派遣会社社員。 渡邉二郎 わたなべじろう 椎名の勤務する会社を設立した社長。 人を見る目があり一目でその人の人となりを見極める。麻雀はそんなに上手くはない。 福島社 ふくしまやしろ 表の顔は喫茶店の気さくで優しい美人ウェイトレス。 しかし、ひとたび卓に着くと人が変わる。知る人ぞ知る凄腕雀士。勝つためにはあまり手段を選ばない。勝利こそ正義という女性には珍しいタイプ。 工藤強 くどうつよし 元競技麻雀プロの雀ゴロ。 面倒見がよくプロをやめた今でも弟子が多い。
文字数 32,028 最終更新日 2024.04.04 登録日 2024.04.02
もてない僕が迷い込んだ強面の闊歩する恐ろしい世界。 時代は流れクリーンに生まれ変わったこの街には、綺麗な女性がひしめいています。 お金を払わなければ目も合わせてもらえませんが、それさえ払えば全ての夢が叶います。 遠い異世界に行かなくても、現実世界にもこんな夢の様な街が存在します。 ドラクエでパフパフしまくった方も多いと思います。あの勇者ばかりにいい思いはさせられません‼️ 今度の冒険では、あなた自身でパフパフを体感いたしましょう! 必要なのは、生活を切り詰めたゴールドとほんの少しの勇気です。 今は現代、病を恐れる事なかれ! まずは生活を改めよ。無駄を省くのです! 聖剣と聖水を駆使し全ての姫達を救うのです。 さぁ勇者よ、いざ街に繰り出さん!
文字数 112,277 最終更新日 2024.05.24 登録日 2023.10.01
accompanist  ヴァイオリンを弾く少年が、誰にも言えない初恋に悩み、音楽と共に成長していく。  両親のサポートと愛情を伴奏に例え、ピアノとヴァイオリン、アンサンブル、コンチェルトの響きと共に人生が展開する。  親は親らしく、子供は子供らしく。  親から子へと音楽を継いでいく物語。 conductor  ピアニストで音楽大学の講師をしている僕と、同じくピアニストの妻との間に産まれた息子は、ヴァイオリンが好きだった。  多くの男の子がそうであるように、息子は妻のことが好きで、殊更妻のピアノが好きだった。成長し、ヴァイオリニストを目指すかどうか、僕達は見守る側となった。早熟な息子に適した指導者をつけ、必要な技術は身につけさせた。  人間と関わり、様々な出来事の中で感じたことを生かし、人生の指揮者になり、自由に人生を描いてほしい。 doctor  愛着障害と絶望感がありながら、音楽に救われ、他人との関わりから自分を信じ、自分を治していくことができるようになる莉華の物語。  幼稚園から私立宝院学園。医師の父親と、自分に無関心な母親。少し歳の離れた姉と年子の弟がいて、姉はピアノ、莉華はヴァイオリンを習わされる。  ヴァイオリンの先生が主宰する団体の練習に初めて出かけた莉華は、そこで王子様に出会うが、それきりになる。  宝院学園中等部で人気の弦楽合奏部に入るも、人数は多いのに初心者ばかり。弾けもしない母親に厳しく稽古された莉華は出来すぎて目立ってしまう。  高等部のオーケストラ部では新たな出会いがあった。自分を大切にしてくれる人が現れたが、王子様の存在と、音楽の美しさは忘れられることができなかった。  莉華は心のどこかで王子様を支えるためにと医学部を目指すが、王子様は莉華を治してくれた。            
文字数 130,818 最終更新日 2022.05.25 登録日 2022.02.08
 別サイトで別名義で投稿してます。  親しい人だと思ったら、話してる途中で違う人だとわかった。  俳優さんの顔の区別がつかない。 「人の顔が分からない」から、声や体格や髪型で判別するしかないが、制服や似たような化粧で更にわからなくなる。  そんな相生さんと、ひょんなことで知り合った生徒会長・中川くん。  ところが、新学期になると……。   【相貌失認】とは  顔の区別がつかない・表情の区別がつかないなどの障害。先天的なものは2%であり、後天的なものは、頭部損傷や脳腫瘍などで起きる。軽度から重度まであり、無自覚の人も多いと言われる。(Wikipedia参照)  この物語に出てくるヒロインは、先天的かつ軽度の相貌失認であり、ごく身近な人の顔や人の喜怒哀楽はわかるタイプです。  個人差が激しく、重度の場合、家族の顔がわからない人もいるのでご了承ください。
文字数 5,915 最終更新日 2024.04.19 登録日 2024.04.19
冥界、死神、人間、幽霊、妖怪………が蠢く世界。 漫画好きのお茶目な冥王は「ゾンビ少年と赤い神聖ばあ」というコミックの大ファン。 そんな冥王に振り回される、 人間・死神・鬼・妖怪・幽霊たちのお話です。 物語の国は人々の負の感情から悪霊に覆われ、 冥界に所属する特例達は彼らの為に死んでもなお働いています。 主人公を取り巻く登場人物が多いので、 登場人物の紹介を見ていただくと分かりやすいです。 冥王VS政府 くだらないけど、ちょっぴり笑えて、ちょっぴり泣けて………? 少しのバトル、少しの恋愛、少しのミステリー、 小さな事柄がちょこちょこと含まれながら、 物語は進んでいきます。 地震による大災害や儀式など、 途中より少しキツイ内容が含まれますが、 それ以外は全体にほのぼのとした冥界スローライフです。 物語は一応完結していますが、 国民の感情問題の為、 この国がどう転ぶのかまでは描かれていません。 可愛いチビ妖怪が登場することで、 子供に振り回される大人達の姿も描いているので、 儀式などの表現も柔らかくしています。 第一部は主人公たちの紹介がメインです。 核心に触れた話は第二部からになります。 第八部で一つの物語の流れが終わり、 第九部から新たな戦いの物語になります。 ざまあでも貴族でも恋愛でもないので、 そういう物語が好きな方向きではありません。 皆さんの大切なお時間を少し頂戴して、 読んでいただけたら嬉しいです。 *この物語はフィクションです。 実在の人物や団体、地名などとは一切関係ありません。 八雲翔
文字数 593,422 最終更新日 2024.05.29 登録日 2024.04.06
ライト文芸 連載中 ショートショート
思いついた文章を徒然に書く短文・SS集。400文字前後の極SSから1000文字程度の短い話。思い付きで書くものが多いのであまり深い意味はないです。 (『stand.fm』にて、AI朗読【自作Net小説朗読CAFE】をやっております。AI朗読を作って欲しい短編がありましたらご連絡下さい。)
文字数 26,169 最終更新日 2024.05.27 登録日 2022.11.24
ライト文芸 完結 ショートショート
可愛い私と猫と少し変な小説家の話。 ありきたりな日常だったり、家族だったり、夢だったりをテーマに書いてみました。まったりとした話が多いのでゆったりと読んで頂けたら嬉しいです。 初めて書いたものをまとめてみました。全50話です。 縦読み推奨です。よろしくお願いします。 この名義で書くのはこれが最後です。
文字数 192,979 最終更新日 2024.05.05 登録日 2024.04.30
日向君の部屋に飾ってある紫色の一輪の花。“ヒヤシンス”にまつわるお話です。 水月はその話を聞きどうするのか。 この作品を読んだ皆様が今改めて、いじめについて考えてくれると、作者も嬉しいです。 ・ちなみに作品の名前は友達が考えてくれました。 ・エダマメシチューさんと月見団子の共同創作グルーブ【プラムチック】で執筆しました。 ・友達の偉大さに気付かされた作品でした。そして、学校関係者の皆様にはぜひ読んでもらいたい1作品です。 ※この作品にはいじめに関する話が出てきます。 不快になる人は読書をご遠慮ください。 ※HOTランキングの必須項目なのでとりあえず“男性向け”にしてますが、女性も読めます。 ※この物語に出てくる思考や判断、表現に関しては作者独自の考え方です。事実無根の事が多くあるかもしれません。その辺はどうか、ご理解よろしくお願いします。 ※内容的に人によっては気分が悪くなる事がありますので、その場合は急速に読む事を中止してください。 注意事項が多いですが、読者の皆様のためですので、どうかご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
文字数 34,189 最終更新日 2024.02.28 登録日 2022.07.01
 相羽紗良は、ふとしたきっかけで、アイドルというものを知りたいという目標を見つけ、それに対する気持ちだけで、アイドルグループのオーディションを受け、そのメンバーとなり、ついにセンターとなった。 ずっとアイドルとは何かを知ろうと、アイドル活動を続けながら頑張っていたが、一人の女の子を助けるために事故に遭い、紗良は自分の目標が何かを見失う。  自分だけでなく紗良が失った何かを取り戻そうと親友や仲間が助けようとしてくれる。 そしてみんなが新たな目標に向かって歩んでいく。  アイドルのことが知りたいとアイドルになってしまった、人づきあいが苦手な紗良のその後の日常を描いた物語。 【主な登場人物】 相羽紗良 …主人公 相羽陸、紗弓…紗良の両親 山岸春代 …紗良と幼馴染で親友。おしゃべり好きで情報収集も得意。 村雨隆之 …グループ総責任者 坂上和彦 …村雨の部下 田川芳江 …主に一期生担当のマネージャー 日高真帆 …主に二期生担当のマネージャー 久居祐樹 …紗良の高校の担任  ヴァルコスマイルメンバー 主な一期生 高坂絵里奈…紗良と同じ年齢。中心メンバーの一人。歌がうまく、紗良の推しメン。超真面目。 神室美咲 …グループリーダー。頑張り屋で人一倍気を遣う世話好き。前向きで明るい性格。 石田恵美 …グループで一番の美人。背が高くスタイルも良い。雑誌モデル。姉御肌で優しく裏のリーダーだと言われている。 原 彩  …一期生最年少で可愛がられている。 高橋梨乃 …ダンスが得意でどこでも入れると言われている。世話焼き。 三浦 華 …高橋梨乃と並んでダンスが得意。面倒見がよく、美咲に頼られている。 城田 遥 …絵里奈に隠れてあまり目立たないが歌が上手い。 木村桂子 …演技が得意。将来は女優になるのが目標。 井原真理恵…三浦華と仲が良い。 二期生 飯塚朋子 …感受性が高く涙もろい。 井手愛美 …アイドル活動をしながら大学を目指す勉強家。朱里によく相談している。 浦部美香 …最年少。みんなに可愛がられている。初めて見た時から紗良が大好き。 河合陽子 …二期生最年長。大阪出身。二期生では周りが若いので少し年寄りじみている。 木之下朱里…大学生。物事を俯瞰的に見ていることが多い。 菅井真由美…フロントメンバーの常連で楽観的。さなえと仲がいい。 服部未来 …歌がうまく、唄うことが好き。いいとこのお嬢様。賢く性格が非常によい。 山岸さなえ…アイドルとして完成されている。春代とも仲がいい。紗良が好き過ぎてこじらせ気味。 (人物関係など物語の人間関係を知る上でも「目標のある幸せ」を先に読まれることをお勧めいたします。) ※この物語はフィクションです。実在する人物・団体・事件等とは一切関係がありません。
文字数 141,271 最終更新日 2024.05.11 登録日 2024.04.23
『ゆるーく建築を知れる』📐北海道札幌市を舞台とした『ゆるふわ×建築』日常系のストーリーです🏠✨ 北海道内でも人気が高く、多くの女子が入学を夢見る『才華女子高等学校』。多くのキラキラした学科がある中、志望調査で建築学科を志望した生徒はわずか3人?! 「10人以上志望者がいないと、その年度の建築学科は廃止になる」と宣告された、うらら達3人。 2年生から本格的な学科分けがあり、それまでにメンバーをあと7人増やさなければならない。うらら達は建築の楽しさを周りにも伝えるため、身近な建築の不思議や謎を調査する活動をすることに決めたのだった――。 🌸🌸🌸 人間にとって欠かせない衣食住、その中の『住』にあたる建築物は私たちにとって身近な存在です。でも、身近すぎて気づかないこと、知らないことって多いと思いませんか? 「なんで、こんな所に穴があるんだろう?」 「なんで、ここはヘコんでるんだろう?」 「なんで、この壁とあの壁は叩くと音が違うんだろう?」 「そもそも、建物ってどうやって作ってるんだろう!?」 建築には、全ての形に意味があります。 (意味ないことをしたらお金と手間がかかるからやらない) 一件難しく感じるかもしれませんが、 この小説では女子高生たちとゆる~く建築の豆知識をお伝えしながら、すこ~しでも良いので建築に興味を持ってくれたらうれしいな~ という気持ちで、建設業で働く私がの~んびり書いていく作品です。 ごゆっくりお楽しみくださいませ✨ ☆注意☆ この作品に登場するイラストは、AIイラストを作成するアプリで作っています。 背景など作中と少し異なる表現があるかと思いますがご了承ください。
文字数 30,346 最終更新日 2024.04.22 登録日 2024.03.28
私は、別の人になれれば、人生をやり直せると安易に考えていた・・・。 ※魔法の国で闘うような小説が多い中、そのような流れに逆行して、私らしい、暗い小説を書き続けます。また、今回は、起承転転結っぽくできました。最後まで読んでもらえると嬉しいです。
文字数 18,688 最終更新日 2024.03.17 登録日 2024.03.17
三十歳を過ぎた年代になり、結婚を意識するようになった芦沢丈晴は、会社の同期である時田耕作の複雑な恋愛関係に関わり、自分自身の恋愛も真剣に考えるようになる。 耕作と本間良子の社内恋愛は、複雑な様相を呈していた。 耕作との交友を通して知らされる内容は、恋愛経験の少ない丈晴を混乱させる。 本社営業本部長が率いる新組織のメンバーは、全国の優秀な主任クラスから選抜され、芦沢丈晴と時田耕作もそのメンバーに選ばれる。 新組織の営業本部窓口には、社内でも才媛と呼ばれ、華やかな恋愛経歴を持つ梅木友香が担当することに決まっていた。 丈晴の新組織加入メンバー発表と同時に、梅木友香から社内便ではなく、郵便で自筆の封書が届いた。 友香は、以前は総務部で管理者教育担当をしていた。 全社内の初級管理者から上位管理者まで、知らない者はいない。 高校、大学をアメリカで過ごした帰国子女の友香は、ピンヒールのハイヒールを履き、スーツ姿で颯爽と歩く。その姿に目を奪われる者は多い。そんな彼女からの手紙である。 入社以来、仕事一筋でやって来た丈晴は、友香からの手紙の意味を理解できずにいた。 丈晴は、行き付けのスタンドバー、ブーメランのオーナー兼マスターの竹中光雄に助言を求める。 竹中光雄は医師免許を持ち、嘗ては医薬品会社でMR(MR=medical representative=医療情報担当≒医薬品営業担当)として活躍し、のちに役員となった。 役員を早々に勇退して、第二の人生としてスタンドバー.ブーメランを開いた。 企業や会社に関することから、企業内組織や社内の人間関係、人事関係、社会人としての一般常識など、多くの分野に博識で、人生の機微を知り尽くした人物である。 丈晴は、仕事のことから恋愛事情まで、自分で迷っているときや、ヒントを得たい時などには、何時も竹中に聞いてもらっていた。 ブーメランには、マスターの友人の娘で、薬剤師の篠宮碧がアルバイトで店に来ていた。 碧は丈晴に恋心を抱いているが、丈晴には伝わらない。 丈晴に見合い話が来ていた。丈晴が「釣り書き」を見る前に、相手には好きなひとがあると分かり、話はなかったことになったと母から聞かされる。 後日、その相手が篠宮碧だったと知った丈晴は、複雑な思いで居た。 丈晴の恋愛観には、初対面の時、一瞬で感じ取る第一印象の良し悪しと、違和感の有る無しで、その後の関係の良否が決まると云う自論があった。 初恋の相手に感じた想いこそが、自分の理想の女性を意味していると……。 友香と碧、丈晴には、ふたりとも、第一印象好ましいものだったが……。 恋人選びに迷う丈晴に決心を促したのは、竹中のアドバイスと、中学生の頃、初めて心をときめかせた女性の存在だった……。全19話(全てフィクションです。)
文字数 80,834 最終更新日 2024.03.01 登録日 2024.03.01
大衆娯楽 完結 ショートショート R15
過去作品を纏めた第2弾です。Vol.2の中の1話、「視点を変えれば」のみがR-15作品で、あとは他の作品と何ら変わらない面白さのみを追求した作品です。 私の作品は、男性向けを選択する事が多いですが、老若男女関係なく楽しめる作品を心掛けています。 あと、これまで発表して来た作品の中で、一番好評を得た「令和のおばさんはナウい?」が収録されています。 安心してください。平和なおばさんの日常の話です。
文字数 7,728 最終更新日 2024.04.09 登録日 2024.04.09
青春 連載中 長編 R15
 俺の親友の鬼仏院右近は顔も良くて身長も高く実家も金持ちでおまけに性格も良い。  それに比べて俺は身長も普通で金もあるわけではなく、性格も良いとは言えない。  勉強も運動も何でも出来る鬼仏院右近は大学生になっても今までと変わらずモテているし、高校時代に比べても言い寄ってくる女の数は増えているのだ。  その言い寄ってくる女の中に俺が小学生の時からずっと好きな桜唯菜ちゃんもいるのだけれど、俺に気を使ってなのか鬼仏院右近は桜唯菜ちゃんとだけは付き合う事が無かったのだ。  鬼仏院右近と親友と言うだけで優しくしてくれる人も多くいるのだけれど、ちょっと話すだけで俺と距離をあける人間が多いのは俺の性格が悪いからだと鬼仏院右近はハッキリというのだ。そんな事を言う鬼仏院右近も性格が悪いと思うのだけれど、こいつは俺以外には優しく親切な態度を崩さない。  そんな中でもなぜか俺と話をしてくれる女性が二人いるのだけれど、鵜崎唯は重度の拗らせ女子でさすがの俺も付き合いを考えてしまうほどなのだ。だが、そんな鵜崎唯はおそらく世界で数少ない俺に好意を向けてくれている女性なのだ。俺はその気持ちに応えるつもりはないのだけれど、鵜崎唯以上に俺の事を好きになってくれる人なんていないという事は薄々感じてはいる。  俺と話をしてくれるもう一人の女性は髑髏沼愛華という女だ。こいつはなぜか俺が近くにいれば暴言を吐いてくるような女でそこまで嫌われるような事をしてしまったのかと反省してしまう事もあったのだけれど、その理由は誰が聞いても教えてくれることが無かった。  完璧超人の親友と俺の事を好きな拗らせ女子と俺の事を憎んでいる女性が近くにいるお陰で俺は恋愛が出来ないのだ。  恋愛が出来ないのは俺の性格に問題があるのではなく、こいつらがいつも近くにいるからなのだ。そう思うしかない。  俺に原因があるなんて思ってしまうと、今までの人生をすべて否定する事になってしまいかねないのだ。  いつか俺が唯菜ちゃんと付き合えるようになることを夢見ているのだが、大学生活も残りわずかとなっているし、来年からはいよいよ就職活動も始まってしまう。俺に残された時間は本当に残りわずかしかないのだ。 この作品は「小説家になろう」「ノベルアッププラス」「カクヨム」「ノベルピア」にも投稿しています。
文字数 267,439 最終更新日 2023.08.07 登録日 2023.04.30
経済・企業 完結 ショートショート
東京に住んでいる秀人は、駅前のハンバーガー屋さんや牛丼屋さんに、よく食べに行く。それらの店の店員さんは、外国からの人も多い。秀人は、外国人の店員さんに、国はどちらとか、ありがとうってなんていうのか必ず聞くことにしている。
文字数 1,832 最終更新日 2021.02.11 登録日 2021.02.11
ゆるファンタジーかもしれない日常話で、少しだけ男女恋愛の要素ありです。 ・若手社会人の女性の視点 ・ゆるファンタジーかもしれない現代日常 ・人外との友情の話なのかもしれない ・蜘蛛の出番が多い ・ハッピーエンド 就寝前に見つけた数本の奇妙な何かは、もしかしたら共喰いにあった蜘蛛の脚だったのかもしれない。そんなことを考えながら眠った「私」は小さな二転三転を経て、ベランダに巣を作った蜘蛛を「絲羅(つらら)」と名付けて日頃の愚痴の聞き役とし始める。晩酌のほろ酔いの中で「私」に相槌を打つ絲羅は、のんびりした笑顔で「物識り、訳知り、知らんぷり」を豪語する少女の姿をしていた。
文字数 16,542 最終更新日 2023.10.07 登録日 2023.10.07
 猫カフェ『森の猫さま』は今日もお客様に癒しの時間を楽しんで頂いて女子高生店長?北代舞華も日々充実していると思っていた。ただ時折舞い込むトラブルや事件、訳ありなカフェスタッフや猫たちを巻き込んでドタバタ奮闘劇に最初にこの猫カフェを始めた理由を思い返すのも屡々、『なんでこうなったの?』が最近の口癖になりつつある。猫たちと幸せになれる猫カフェ『森の猫さま』今日も開店です。 このカフェの経営に出資協力だけでなく息抜きになるからとたまにスタッフとして手伝ってくれる幼馴染の山王院華はとある財団の後継者、舞華の双子の兄の舞斗とは王道の幼馴染あるあるをコンプリートする事に努力するも余り成果が得られない事に陰日向に応援している。 開店準備のスタッフ募集に一番で募集してくれた後輩の足立まみは結構人気コスプレイヤーで必要ないのに猫耳メイドコスで接客する痛い子ちゃんだ、脳内では舞華と華の百合百合な関係にアルバイト代はいりませんとか? リアル猫耳メイドのふうなは化け猫娘?、舞華が生まれる前から北代家にいた三毛猫さんで面白そうだから手伝うらしい、耳と尻尾は自前デス。カフェの猫たちとは何処のキャットフードが美味しいか情報交換しているニャ。 滝井ひなたは大の猫好きだけど、母が病死して父の実家に引き取られた手前、猫を飼いたいとは言えず、しかも番犬にクマ殺しの異名を持つ大型犬がいるならなおさら、せめてバイト先で猫と戯れたいとスタッフ募集した、のちにクマ殺し犬の異名は誤解で捨て猫を保護して育て始める優しいワンちゃんだと分かり、家でもバイト先でも猫リア充となる。 法律上と言うか、名義上の責任者で店長の北代建一は舞斗、舞華の父で名義貸しの条件に隠し事なく困っている時は相談する事など、スタッフの娘たちのお父さん的存在、ほぼ毎日来店している。舞華たちの弟で小学生の優斗や華の妹で二葉、友人の娘で訳あって北代家で暮らしてる優斗と同じ歳のリリス・アーガマ、北代家の猫たち数匹と犬二匹で残りの余生は静かに過ごすを心掛けているがどうやら思い通りにはいかないようだ。 舞華たちが幼い頃、山王院華の執事兼ボディーガードを頼まれた時に事故に遭い右足を負傷、以後杖を使用している。滝井ひなたの父とは旧知の中で時々仕事を手伝っていて、華の執事もその一つ、誰か敵か分からない御屋敷よりも下町な一般家庭が子供にとって良いと華と二葉を自宅に連れて来た、これがきっかけで舞華たちと幼馴染となる。 北代家が猫好き一家である事はご近所でも評判で子猫の里親探しや良い獣医さんの情報などの相談など受けることが多いがその反面、家の庭に子猫を捨て去る不心得者もいた。この辺りが舞華が猫カフェを始めた理由があるかも?実は保護活動をしているボランティア団体からはこの地区はかつて捨て猫のメッカと呼ばれていた野良猫天国だった。
文字数 168,615 最終更新日 2021.12.22 登録日 2021.08.03
「ああ、君、魔法使いだったんだっけ?」というのが結構当たり前になっている日本で、その割合が他所より多い所に引っ越してきた佐々四十三(さっさ しとみ)17歳。  ところ変われば品も水も変わるもので、魔法使いたちとの付き合い方もちょっと違う。  不思議な力を持っているけど、デリケートにできていて、しかも妙にプライドが高い人々は、独自の文化と学校生活を持っていた。  魔法高校と普通高校の間には、見えない溝がある。それを埋めようと努力する人々もいるというのに、表に出てこない人々の心ない行動は、危機のレベルをどんどん上げていく……。 (『小説家になろう』様『魔法少女が学園探偵の相棒になります!』、『カクヨム』様の同名小説との重複掲載です)
文字数 108,782 最終更新日 2022.02.19 登録日 2022.01.29
 主人公、乙川仁の通う私立喜田平学園高等学校は、入学した一部生徒の名前が変わるという一風変わった制度があった。  キラキラネームやDQNネームと呼ばれる、珍名が人権的な社会問題に発展した社会において、政府はそう言った名前を『不満足氏名』と定め早期的解決策を執行する。それが『不満足氏名解消法案』である。仁の通う高校は、その一環で認められた特別行政指定校だった。  だが仁が喜多平高校へ入ったのは、母親が強く推し進めていたためであり、本人の希望ではなかった。不満足氏名を変えるという意思のもとに入学してくる生徒が多い中、改名に明確な理由を持っていない仁は、長らく居心地の悪さを感じていた。  しかし、名付けのプロとしてやってきた公認命名士との出会いによって、仁の名前に対する意識は徐々に変わっていく・・・・・
文字数 106,548 最終更新日 2020.06.28 登録日 2020.06.18
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