「乗客」の検索結果
全体で68件見つかりました。
離島に向かうフェリーでたまたま一緒になった一人旅のオッサン、岳人《がくと》と帰省途中の女子高生、美岬《みさき》。 二人は船を降りればそれっきりになるはずだった。しかし、運命はそれを許さなかった。
衝突事故により沈没するフェリー。乗員乗客が救命ボートで船から逃げ出す中、衝突の衝撃で海に転落した美岬と、そんな美岬を助けようと海に飛び込んでいた岳人は救命ボートに気づいてもらえず、サメの徘徊する大海原に取り残されてしまう。
絶体絶命のピンチ! しかし岳人はアウトドア業界ではサバイバルマスターの通り名で有名なサバイバルの専門家だった。
ありあわせの材料で筏を作り、漂流物で筏を補強し、雨水を集め、太陽熱で真水を蒸留し、プランクトンでビタミンを補給し、捕まえた魚を保存食に加工し……なんとか生き延びようと創意工夫する岳人と美岬。
大海原の筏というある意味密室空間で共に過ごし、語り合い、力を合わせて極限状態に立ち向かううちに二人の間に特別な感情が芽生え始め……。
はたして二人は絶体絶命のピンチを生き延びて社会復帰することができるのか?
小説家になろうSF(パニック)部門にて490万pv達成、日間/週間/月間1位、四半期2位、年間/累計3位の実績あり。
カクヨムのSF部門においても高評価いただき90万pv達成、最高週間2位、月間3位の実績あり。
文字数 893,589
最終更新日 2025.12.20
登録日 2024.07.12
人類が恒星間航行技術を獲得し、限定的ながら星間航行を行っている時代。
冷凍睡眠を用い、十年もかけて太陽系からもっとも近い恒星系に向かう定期貨客船・[ケンタウリ・ライナーⅥ]に乗り込んだメカニック・エンジニア、多比良 穣司は、スローライフを夢見つつも、六か月ごとに乗組員が起床して一斉に行う船のチェックを終え、再び冷凍されるまでの休暇を過ごしていた。
そんな折、船長から緊急の呼び出しがされ、嫌々ながらもブリッジに向かった彼を待ち受けていたのは、船に搭載されている管理AIの反乱という、深刻な事態だった。
≪判定:無能。
結論:無用。
決定:追放≫
人類という存在を否定し、排除しようとするAIに対し、穣司たちは船に乗っている十万人の乗客の生命を守るために奮闘する。
そうして、辛うじて乗客の安全を確保することには成功したものの、自身の敗北を悟ったAIは穣司たちを道連れにしようと自爆を試みる。
この危機を、一刻も早く地球に知らせなければ。
唯一の生き残りとなった穣司は脱出艇に乗り込み、太陽系を目指すが、しかし、気づいたら地球ではないどこか、未知の惑星に不時着してしまっていた。
AIの反乱による影響なのか。
あるいは、機器の故障なのか。
幸いなのは、そこが地球に類似した、居住可能な惑星であること。
穣司は冷凍睡眠されたまま宇宙を漂っているはずの十万人の乗客の行方を案じながらも、この偶然の発見と自身の強運を喜び、生き延びるためにサバイバルを開始する。
しかし、穣司は一人きり。
孤独だった。
そのことに寂しさを覚え、未来への不安を募らせる穣司だったが、ある日、ケモミミと尻尾を生やした少女と出会い、懐かれてしまう。
そして、ケモミミはその少女だけではなかった。
見知らぬ物体に乗ってやってきた穣司のことを警戒して隠れていただけで、その惑星には、多くの住人が暮らしていたのだ。
十人十色、様々な個性を持ったケモミミたちと遭遇し、騒動に巻き込まれつつも、穣司はより快適な生活を送るべく惑星の開拓を進め、念願だったスローライフを目指して奮闘する。
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〇作者より
本作は、小説投稿サイト「カクヨム」からの転載となります
2024年に同サイトにて行われた「カドカワBOOKSファンタジー長編コンテスト」のために執筆し、中間選考に残れたものの書籍化には至らなかった作品を、そのまま掲載しております
お楽しみいただけますと幸いです
(*- -)(*_ _)ペコリ
文字数 99,118
最終更新日 2025.12.24
登録日 2025.11.22
キャンプ地へ向かうバスが嵐で立ち往生。運転手の岡田は、やむを得ず廃ホテル「鬼守荘」へ乗客を誘導する。
文字数 65,156
最終更新日 2025.12.24
登録日 2025.10.09
エリートリーマンの佐藤タカシは女好きを装って先輩に誘われた合コンに参加しているが、実際に好きなのは男。自宅や発展場ではタイプの男とセックス三昧の生活を送っている。そんな時、ふと飲み会の帰りに立ち寄った発展場で久しぶりの気持ちの良いセックスを楽しんだ。そして翌日、その男と出張先へ移動する機内で再会するのだった。客室乗務員と乗客の関係はどう進展するのか。
■登場人物
佐藤タカシ:25歳。大手商社に勤めるエリートリーマン。ポジションはウケ。大学時代は体育会サッカー部に所属していたガッチリ系タイプ。
黒岩シュン:25歳。客室乗務員。ポジションはタチ。大学時代はバレーボール部に所属し、185cmという高身長かつ塩顔でモテるタイプ。
文字数 120,438
最終更新日 2022.02.22
登録日 2021.11.13
高校2年生の才偽琉海(さいぎ るい)は修学旅行のため、学友たちと飛行機に乗っていた。
しかし、その飛行機は不運にも機体を損傷するほどの事故に巻き込まれてしまう。
修学旅行中の高校生たちを乗せた飛行機がとある海域で行方不明に!?
乗客たちはどこへ行ったのか?
主人公は森の中で一人の精霊と出会う。
主人公と精霊のエアリスが織りなす異世界譚。
文字数 522,681
最終更新日 2025.07.01
登録日 2024.12.15
独占欲全開の肉食ドクターに溺愛されて極甘懐妊しました
レンタル有り旧題:ドクターと救急救命士は天敵⁈~最悪の出会いは最高の出逢い~
救急救命士として働く雫石月は、勤務明けに乗っていたバスで事故に遭う。
どうやら、バスの運転手が体調不良になったようだ。
乗客にAEDを探してきてもらうように頼み、救助活動をしているとボサボサ頭のマスク姿の男がAEDを持ってバスに乗り込んできた。
受け取ろうとすると邪魔だと言われる。
そして、月のことを『チビ団子』と呼んだのだ。
医療従事者と思われるボサボサマスク男は運転手の処置をして、月が文句を言う間もなく、救急車に同乗して去ってしまった。
最悪の出会いをし、二度と会いたくない相手の正体は⁇
作品はフィクションです。
本来の仕事内容とは異なる描写があると思います。
文字数 137,427
最終更新日 2025.07.09
登録日 2023.06.17
深夜、都心から郊外へ向かう「下り方面」のタクシー。
だが、その言葉が意味するのは、道のりだけではなかった。
それは、乗り込んでしまった者の尊厳が、奈落の底へと「下って」いく、一方通行の旅路である。
運転席に座るのは、物静かな男、小田切。彼は親切を装って菓子や飲み物を差し出す。しかし、そこに仕掛けられているのは、女たちの心と体を内側から破壊する薬物だった。
彼の目的は金ではない。乗客である女性たちが、抗いがたい生理現象に屈し、心身ともに穢されていく姿を愉しむことだ。
逃げ場のない動く密室で、彼女たちのプライドは崩れ落ちていく。助けを求める声は届かず、尊厳は汚され、ただひたすらに「下って」いく。ダッシュボードのドライブレコーダーは、その屈辱の一部始終を無機質に記録し続ける。
なぜ彼女たちは、警察に訴え出ることができなかったのか?
その答えは、あまりにも屈辱的な体験の記録の中にある。
本作は、被害女性それぞれの視点から、悪夢の一夜を克明に描くオムニバス形式のフィクションである。犯行は回を追うごとに、より巧妙に、より残酷にエスカレートし、被害者の「下り」方もまた、多様な絶望を見せる。
そして時折挟まれる、犯人・小田切の歪んだ独白。彼は自らの犯行を反芻し、倒錯した愉悦の中で次なる獲物と更なる深みへと突き落とす方法を模索する。
そのタクシーは、いつものように、ただ「下り方面」へと走っていく。
あなたは、この静かなる地獄への旅の目撃者となる。
※「ノクターンノベルズ」「PIXIV」でも掲載中
文字数 84,314
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.01
SS集。信頼と言うには厚すぎるもの、敬愛と言うには強すぎるもの、そういうのが好き。ブロマンスからBLまで。書き上がり次第。
品書き▼
BL要素:薄【1】……【5】濃
R15:* R18:** おすすめ:✧
R指定の完成度低。悪しからず。
▼小箱
晩秋【1】✧
寒い朝、首都で働く旧友と、冬支度。
変貌【4】*
その契によって、汝の精神は護られよう。
某でられない部屋、三日目夜【4】**
距離の難しさ、すべてをぶち壊す某部屋と媚薬。
この回帰を断つために【1】
もうこのループを終わりにしたい。(散文箱から分けて続くかも)
寥々たる月下の庭【1】
そして朋友は狂い月の下、彼を夢に見る。(非公開短編の下敷き)
▼旧天の筐✧
傷物のレコード【2】
敬愛、懐古。貴方が戦場にいた頃に、まだ私は囚われている。
欠けたオルゴール【2】
敵の使いは私に告げる。私は何者なのか。
彼と同じ者では無いというのだろうか。
▼熱線の棺
列車【2】
最後の乗客は目を覚ます。車掌と彼のみがこの列車に乗っている。
文字数 18,703
最終更新日 2025.12.02
登録日 2024.07.10
学生ながらバイトをして色々な国へ旅行をしていた少女、三葉廻(みつばめぐる)
外国から帰る飛行機が突如としてエンジン停止、瞬く間に墜落して命を落としてしまう。
次元の狭間で出会った神様から、他の乗客は輪廻転生の道を進んだが、何故か私だけ異世界でダンジョン経営をさせられる羽目に!
得られたギフトもお粗末過ぎて怒り爆発寸前な廻が努力と負けん気だけで奮闘するダンジョン経営物語!
※カクヨム、ノベルアップ+にて掲載しています。
文字数 530,785
最終更新日 2020.09.02
登録日 2020.03.20
――九時、大連発の超特急「あじあ」に、僕は乗った――
太平洋戦争の戦前、南満州鉄道は、超特急「あじあ」を運行していた。その「あじあ」に乗った少年と他の乗客との交流を描いた歴史小説。原作は一九四三年の国語教科書に掲載されていた「あじあに乘りて」。
※私が中二のころに書いたものをそのまま投稿していますので一部見苦しい点があるとは思いますが、ご了承ください。
文字数 16,902
最終更新日 2023.01.11
登録日 2023.01.11
◆身代金を電車の窓から落とせ。どんな理不尽な目に遭っても。
●妻子が誘拐された。犯人は身代金の鞄を電車の窓から落とすよう指示。泥埠覧覚は金を用意し受け渡しに向かうが、自殺志願者に遭遇するわ乗客と揉めるわ、さまざまなトラブルに見舞われ……。理不尽な因果にいたぶられるブラックユーモア小説!
登録日 2021.07.30
高校2年生の才偽琉海(さいぎ るい)は修学旅行のため、学友たちと飛行機に乗っていた。
しかし、その飛行機は不運にも機体を損傷するほどの事故に巻き込まれてしまう。
修学旅行中の高校生たちを乗せた飛行機がとある海域で行方不明に!?
乗客たちはどこへ行ったのか?
主人公は森の中で一人の精霊と出会う。
主人公と精霊のエアリスが織りなす異世界譚。
登録日 2022.08.30
少女は猫の群れと地下鉄の電車に乗り、ある区間でレイロク(霊録)と云うレコーディングを重ね、不思議な楽曲を作っている。
偶然、堂安友太は地下鉄の駅で数十匹の猫の集団を引き連れて改札を通り抜けるヘッドホンをした少女を見かけ、駅員も乗客も気にしてない事を不思議に思い、一緒にホームで電車に乗り、興味を持って観察した。
少女は逆に堂安友太が猫に気付いている事が不思議で、戸惑いながら自分に関わらないでと注意した。猫は亡霊であり、自分にしか見えず、祖母が亡くなってから家に現れて、誘われるように祖母が死んだ場所へ行くと鳴き声を上げ、それを父の形見である録音機材でレイロクしていたのである。
文字数 11,107
最終更新日 2021.08.14
登録日 2021.08.02
行方不明者が現れると噂されてる島"幽牙半島"。
その島を遊覧する豪華客船に噂を確かめに乗船した記者である安原純也はその日の晩、化け物に変わり果てる乗客に襲われる。
間一髪のところを助けにきたこの場の雰囲気に全く似つかわしくない恰好をした刀を携える男、神原と共に座礁した豪華客船を降り。幽牙半島の過去を調べる事になる。
意図的に純也になにかを調べさせようとする神原。
ある秘密を探しに来た純也。
化け物に堕ちた人の姿をした成れの果てとそれに纏わる"山神の祝福"という病。
交差する運命に沿って男と青年はこの島に隠された謎を探っていく。
※本作品は同人誌『夕暮れ時、消えた少年』のサンプル部分となります。
文字数 9,603
最終更新日 2024.06.13
登録日 2024.06.13
新卒サラリーマンの滝川利一は、同じ電車に乗り合わせた十数人の乗客と一緒に突如として異世界へと転移してしまう。転移した先は深い森の中で、一同は茫然と立ち尽くす。森での生活は過酷だったが、スキルというものを全員が得ていたおかげでなんとか回りだす。有用なスキルを得て集団での地位を確立していく一部の人間とは裏腹に、『スライム』というドロドロとしたあの謎素材を生み出すだけスキルを得た滝川の地位は低下していく。そしてついにある日の夕方、薪集めから戻った滝川の前にはもぬけの殻となった野営地が広がっていた。森の中にポツンと置き去りにされてしまった滝川のサバイバルが始まる。
文字数 22,902
最終更新日 2022.05.26
登録日 2022.05.17
この作品は、深海をテーマにした海洋ホラーで、未知なる世界への冒険とその恐怖が交錯する物語です。
潜水艦《オセアノス》に乗り込み、深海の神秘的で美しい景色に包まれながらも、
次第にその暗闇に潜む恐ろしい存在とも
遭遇していきます。
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オセアノスは、最先端技術を駆使して設計された海底観覧用潜水艦。
乗客たちは、全長30メートルを超えるこの堅牢な潜水艦で、深海の神秘的な世界を探索する冒険に出発する。
艦内には、快適な座席やラウンジ、カフェが完備され、長時間の航行でも退屈することはない。
窓からは、光る魚や不思議な深海生物が観察でき、乗客たちは次々と目の前に広がる未知の景色に驚き、興奮する。
しかし、深海には未だ解明されていない謎が数多く存在する。
その暗闇に包まれた世界では、どんな未知の生物がひそんでいるのか、人々の想像を超えた巨大な影が潜んでいるのか、それは誰にも分からない。
それに故に人々は神秘性を感じ恐怖を体験する^_^
文字数 5,531
最終更新日 2025.02.08
登録日 2025.02.08
「忘れられないパンツ事件」は、田中太郎というサラリーマンが主人公のコメディ短編小説です。物語は、太郎が慌ただしい朝にパジャマのズボンを穿いたまま出勤してしまうというユーモラスな出来事から始まります。電車の中で周囲の乗客が彼を見て笑う中、ようやく自分の格好に気づいた太郎は大慌て。急遽コンビニでトレーニングウェアのズボンを買って会社に向かいますが、その奇妙な格好は同僚たちの笑いを誘います。最終的には、会議でも笑いが巻き起こり、太郎は恥ずかしさを感じつつも、同僚との絆が深まったことに安堵します。物語は、ユーモアと日常の小さな失敗をテーマに、温かみのある結末で締めくくられます。
文字数 1,028
最終更新日 2024.08.13
登録日 2024.08.13
現役の地下アイドル見習い、フタリザワは副業でタクシードライバーもやっている。
夜な夜な後部座席💺💺には怪しい乗客が乗り込んで来る。
ある夜、音楽プロデューサーだという人物がタクシーに乗り込んで来てフタリザワを世界一の歌手にしてやると言うーー。
だが、プロデューサーは世界一の歌手にる代償としてフタリザワは命より大切なものを7つ失うだろうと予言する。
文字数 6,466
最終更新日 2022.05.05
登録日 2022.05.01
天使の手違いで遊覧船が損傷し、乗客は避難用ゴムボートで脱出する。だが天使の手違いはまだ続く。数台に別れたゴムボート全てがそのまま異世界に飛ばされてしまったのだ。
その数あるうちの一つのゴムボートに乗る幼女一人と花の女子高生ペア。三度目の手違いで他のゴムボートとは違う場所に飛ばされるのであった。
そしてそのお詫びにと天使からスキルを授かることになる。そのスキルとは「今思ったことを叶えてあげる」と天使が言った。
果たして三人は何を思ってどんなスキルを授かったのか。そして主人公の三人はどうなるのか。
文字数 6,548
最終更新日 2022.05.05
登録日 2022.05.05
熱海行きの最終に近い新幹線。車内はまばらで、乗客はまるで疲れ切った顔をしているかのように静かだった。その一角に、ひときわ背筋を伸ばし深く腰を下ろす男がいた。野党第一党の衆議院議員、神崎隆。彼は鋭い目つきと整った顔立ちで、いつも冷静沈着を装っていたが、その内には激しい情熱と不屈の闘志を秘めている。
神崎の選挙区は東京から北へ1時間ほど離れた高崎市。そこには地方都市特有の生活感と、どこか懐かしい風景が広がっている。彼はその街の人々の声を背負い、国政の舞台で日々戦っていた。
その日も朝から国会の予算委員会で質疑に立ち、与党の有力議員・岡村武の裏金疑惑を追及していた。岡村は熱海を地盤とする国土交通族議員で、地元の再開発事業に深く関わっている。岡村の周囲には、特定のゼネコンが常に影のように付きまとい、その関係は異常なほど密接だと噂されていた。
議場では岡村は「記憶にない」「報告を受けていない」と繰り返し、証拠を突きつけられても、さながら鉄壁の防御のごとく口を閉ざした。神崎は鋭く追及したが、思うように手応えを得られず歯噛みした。
「政治家を正すなら、証拠がなければ何もできない……」
神崎の胸には焦りと悔しさが渦巻いていた。そこで、国会の外で独自の調査を開始した。
文字数 2,425
最終更新日 2025.11.27
登録日 2025.11.27
