「弱音」の検索結果
全体で29件見つかりました。
東にバルドハイン帝国、西にエルファスト魔法王国という二大強国に挟まれたクリトニア王国は、両国の緩衝役を担っている中立国家である。
農作業が盛んで穀物類が豊富だけど、経済を発展させるだけの技術力を持たないクリトニア王国は常に両大国から嫌がらせを受けても耐え忍ぶしかなかった。
一年前に父である国王陛下が原因不明の病に倒れ、王太子であるローランド兄上が国王代理として国政を担うことになった。
経験が浅く、慣れない政務に疲れたローランド兄上は、いつものように僕― イアン・クリトニアの部屋へやってきて弱音を漏らす。
第三王子イアンの上にはローランド王太子の他に、エミリア第一王女、アデル第二王子がいる。
そして現在、王国内では、法衣貴族と地方貴族がローランド王子派、アデル王子派と分かれて、王位継承争いが勃発していた。
そこへ間が悪いことにバルドハイン帝国軍が王国との国境線に軍を派兵してきた。
国境での小競り合いはいつものことなので、地方貴族に任せておけばいいのに、功を焦ったアデル兄上が王宮騎士団と共に国境へ向かったという。
このままでは帝国と王国との全面戦争にもなりかねないと心配したイアンとエミリア姉上は、アデル兄上を説得するため、王宮騎士団を追いかけて王都を出発した。
《この物語は、二強国に挟まれた弱小国を、第三王子のイアンが前世の日本の知識を駆使し、兄姉達と協力して周囲の人達を巻き込んで、大国へと成り上がっていく物語である》
文字数 107,732
最終更新日 2024.04.13
登録日 2024.03.30
魔女の生まれ変わりだと決めつけられ、迫害を受け続けてきた令嬢ミレーナ。けれど弱音も吐かず、周囲の憎しみを一心に引き受けるミレーナの姿に心を奪われたジーク伯爵は、そんな彼女に優しい言葉をかけて近づき、二人は婚約関係を結ぶに至った。
…しかしそれは、ミレーナの処刑を楽しむためにジークの仕組んだ演出にすぎなかった。彼女はつかみかけた幸せの日々から一転、地獄へと突き落とされ命を落としてしまう…。
しかし処刑されたはずのミレーナは、目を覚ますことが叶った。自分のよく知るその世界は、異世界でもなんでもなく、彼女にとっての現実世界だった。
…彼女は、現世に違う人間として転生してしまったのだった。新しい彼女の名前はクレアと言い、それはジーク伯爵がこの世で最も愛する女性だった…。
※カクヨムにも投稿しています!
文字数 23,388
最終更新日 2024.03.21
登録日 2024.03.12
主人公のアリアは、長時間労働を強いられたことで、目の下に隈ができ、不気味な雰囲気のせいで黒の聖女と馬鹿にされてきた。そんな彼女に婚約者の公爵が婚約破棄を叩きつける。
さらに公爵は、アリアの双子の妹のフローラと婚約し、聖女の仕事も彼女に任せると続ける。
休暇を欲していたアリアは、婚約破棄を承諾。すべての仕事を妹に任せ、王宮を追放される運びとなった。
他国で美味しい食事や観光を満喫しながら、その国の皇子たちと仲良くなっていく。新天地で聖女として活躍するアリアは、頑張りを周囲から評価され、自由なスローライフを謳歌するのだった。
一方、フローラは過酷な職場環境に根を上げる。聖女の役目を担う者がいなくなり、婚約を破棄した公爵も国王から責任を追求されるのであった。
公爵はアリアを王国に連れ戻そうと画策するが、既に他国で幸せを掴み取っている彼女が戻るはずもなかった。
本作品はブラックな職場で評価されなかった聖女が、回復と召喚獣の力で新天地で活躍し、周囲から認められることで幸福を手にするハッピーエンドの物語である。
文字数 126,543
最終更新日 2023.11.07
登録日 2023.09.16
14歳の理子は母親から食事もロクに与えてもらえない過酷なネグレクトにあっている。
理子はそんな過酷な日常を少しでも充実させる為、母から与えられた僅かなお金を貯めてはスーパーで売られている『訳あり品』を購入しながら凌いでいる。
しかし、母親が恋人に会いに行って戻ってこない日が続いた事によって生死の境をさ迷ってしまう。
空腹で気を失った理子が目を覚ました先はゴツゴツとした岩壁に阻まれた土埃漂うダンジョンだった。
ダンジョンで出会った人間の言葉を話せる、モフモフのはぐれ魔獣『カルベロッサ・ケルベロシアン・リヴァイアス3世』通称カルちゃんに導かれ、スキル『訳あり品召喚』を駆使して商いで生きていく決意をする。
これは過酷な現状に弱音を吐かず前向きに頑張る一匹と少女の物語である。
文字数 17,518
最終更新日 2023.09.01
登録日 2023.08.15
人間ドックの予約を勝手にドタキャンするような医者嫌いの父。頭痛と眩暈を訴えたので病院へ連れていけば、余命3か月の末期ガンの診断が。肺ガンからの脳腫瘍はすでに3センチにもなっていた。母の希望で本人への告知は無し、家族だけが本当の病名を知る闘病生活。父は猫の前でだけ弱音を吐いた。もうダメかもしれん、と。癌細胞に徐々に蝕まれていく父の身体と、少しずつ固まっていく家族の覚悟。 第6回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。
文字数 103,982
最終更新日 2023.11.14
登録日 2022.07.31
※王子様系イケメン執着攻め×似非ハイパーポジティブキャラの陰キャ受けです。
※前置きなくR18展開ありますので、背後にご注意ください。
無理矢理/ハメ撮り/駅弁/バック/フェラ/射精管理/
……など。
【あらすじ】
陰キャの主人公(受)英真は、脱ぼっちのために、ハイパーポジティブキャラを演じて高校生デビューをする。
そのかいあってか、クラスカースト頂点の高見とつるむようになり、毎日明るくポジティブな言葉を繰り返し、周りに合わせて生活をしていた。
しかし、元々の生活と真逆のことをするのはストレスが溜まる。
あまりのストレスに、自宅で呟くように弱音を吐くと、妹に聞かれてしまい、何故か女装をさせられ、ゲーム実況者P様として持ち上げられていた。
P様でいる時は、違う自分になれているようで日頃の鬱憤を晴らすように酷いゲームプレイを繰り返していた…。
2020.5.17 本編修正加筆しました。
文字数 14,258
最終更新日 2020.04.12
登録日 2020.04.12
児童養護施設で育った梨沙は、高校卒業を機に施設を出て1人で暮らすことを決意する。
ある日、大好きな絵本の世界の夢を見た。
そこで出会ったジルベールという青年と恋に落ちる。
夢の中ならと普段は言えない弱音を吐いたけど、目が覚めても、一向に夢は醒めない。
「え? 本当に絵本の中に入ってしまったっていうこと……?!」
※作中に出てくる『私だけの王子様』という絵本は、フランスの劇作家マルヴォーの『愛と偶然との戯れ』という戯曲を参考にして書かれたという設定の架空の絵本で、実際には存在しません。
☆初のファンタジー☆
異世界転生モノ(?)ですが、恋愛色強めなので
ファンタジーを普段読まない方にも楽しんでもらえたら嬉しいです。
文字数 73,056
最終更新日 2023.09.08
登録日 2023.08.16
作物が育たない貧乏小国の公女シャーリィは、流行病で生死をさまよった際に前世の記憶を思い出す。
もう少しでベランダで育てていたミニトマトが収穫できそうだったのに、新鮮な野菜がもう食べられない事実に愕然とするが、公女も観光ツアーで働かなければ生きていけない貧乏小国では弱音なんて吐いてられない。
海の大国から来た皇子様(長期滞在の上客)から資材提供されたり、空から獲物を狙われたり、前世の野望を叶えたりするお話。
文字数 88,956
最終更新日 2020.05.28
登録日 2020.05.23
ツンデレ気質な幼馴染み 望
しっかり者のお兄ちゃん属性 智
皆に優しく弱音を吐かない智だが、そんな智に甘えて欲しい望。相思相愛のはずがすれ違ったり、思わぬ壁が……!?
文字数 611
最終更新日 2022.09.25
登録日 2022.09.25
ここは、五つの王国を支える大陸。アルス大陸。
その大陸の中心には、霧ヶ峰と言うとてもとても高い山かまありました。
その山を中心として、各国の王達は、領土を作り、貿易ルートを考え…
「………ねぇ、これ本当に言わないとダメ?」
と、高貴なスーツに身を包んで、台本を強く握り締めながら男は八人の仲間に弱音を吐く
「えー!すっごい中途半端に終わるじゃんイッチー!!」
イッチーと呼ばれた青年に抱き着きながら、女の子はガッカリそうに言う。
そして、その女の子を剥がしながらガッチリした筋肉質の巨体を持つ男が言葉を発した。
「そうよ、いっちゃん。何事もしっかりやってこその王様でしょ?」
「でも意外と恥ずかしいよ?これ…」
そうだ!!!
と、言わんばかりにイッチーの持っていた台本を全身甲冑の女が奪い取り、フードを深く被った男に背中を叩きながら渡した。
「なぁ!お前変わってやれよ!」
背中を叩かれた事による痛みと、とてもめんどくさい事が予想される台本を無理矢理渡される男。
「…え?俺?この中で最弱と言われし俺がなんで?」
「んな細けーことは気にすんなよ!」
ひねくれた男は嫌味を発しながら、イッチーの傍に近づき
「…あー……九人の天神…スタートです」
「「「「「「「「台本読め!!!!」」」」」」」」
文字数 77,893
最終更新日 2021.03.28
登録日 2021.02.16
この夏一番の猛暑日の予報が出た朝、彼氏と別れたばかりで傷心中の紗矢は男友達の啓斗から自宅のエアコンが壊れたから避難させてほしいと連絡を受ける。 前日のヤケ酒で二日酔い中。誰かに会いたい気分じゃない。 けれど啓斗は強引に約束を取り付けて家に押しかけてきた。 持ってきてくれた差し入れは好物ばかりでつい毒気を抜かれてしまい、尋ねられるままに失恋のことで弱音を吐いたら「慰めてやろっか?」 ただの友達がオトコに変わった日のお話。
試読版です。
全文はKindleにて
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BL7M8WXM
軽めに読める短編です。
後半はぬるめにレーティングあり。
文字数 33,762
最終更新日 2022.10.09
登録日 2022.09.10
入社5年目の同期である2人は新人指導も任される立場。仕事もそつなくこなし久々に飲みにいく約束をしてた日になぜか彼女はまだ忙しく仕事中…。そんな2人の残業中でのやりとりです!
なんでも器用にこなす男子社員と弱音なんて吐かない気が強い女子社員。そんな同期の2人がおりなすちょっこと鈍感!ピュアに頑張る残業オフィスラブ!全2話完結!
お忙しい世の中だからこそ、会社員の人もそうでない人もちょっとだけほっこりした気持ちになっていただければ嬉しく思います♪
会社内容につきましては細かいところはお気になさらずお読みいただけたら幸いです
文字数 4,123
最終更新日 2021.07.26
登録日 2021.07.26
相手が武器でワッと来ても
武器、暴力を使わないで向かえうてば
一瞬でくたばるか
大怪我してのたうち回る
ってことになるけど
それでもかまわない
ってなるには
・直面してる 嫌な状況
→と目標が一致する
と かわいい が連動する
面白がれる
・直面してる 嫌な状況
→を利用して 嫌がってしまう自分を
いじめる、復讐する、躾る、調教する、本気で怒る、憎む、意識朦朧になる、気絶する、発狂する、ショック死、過労死、破壊する、故障させる
・殺される
→殺してくれる相手を利用して
死んで逃げちゃう
・殺される
→きかなくなっていく機能を利用して
眠る、意識朦朧、気絶、発狂してしまう自分を
面白がってやる、本気で怒る、憎む、ショック死、過労死、破壊する、故障させる
・拷問、虐待
→を利用して
苦しがる体の機能を
いじめてやる、仕返ししてやる、本気で怒る、憎む、意識朦朧になる、気絶する、発狂する、ショック死、過労死、破壊する、故障させる
・犯される、汚される
→を 利用して
傷ついちゃう自分を
いじめてやる、仕返ししてやる、本気で怒る、憎む、発狂する、ショック死、過労死、破壊する、故障させる
・人の思惑、感情、欲望
→に 翻弄されて
傷ついちゃう自分を
いじめてやる、仕返ししてやる、本気で怒る、憎む、発狂する、ショック死、過労死、破壊する、故障させる
文字数 925
最終更新日 2023.09.24
登録日 2023.09.24
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ページを開いて下さりありがとうございます。
この作品は、私の気持ちを吐き出した勝手なものです。
話と言うより愚痴や弱音に近いと思います。
よろしくお願い致します。
文字数 516
最終更新日 2019.12.27
登録日 2019.12.27
えいえいおう、えいえいおうと声をあげながら、私たちは竹槍を突く訓練をつづけています。
約2メートルほどの長さの竹槍をひたすら前へ振り出していると、握力と腕力がなくなってきます。とてもつらい。
訓練後、私たちは山腹に掘ったトンネル内で休憩します。
「竹槍で米軍相手になにができるというのでしょうか」と私が弱音を吐くと、かぐやさんに叱られました。
「みきさん、大和撫子たる者、けっしてあきらめてはなりません。なにがなんでも日本を守り抜くという強い意志を持って戦い抜くのです。私はアメリカの兵士のひとりと相討ちしてみせる所存です」
かぐやさんの目は彼女のことばどおり強い意志であふれていました……。
日米戦争の偽史SF短編です。全4話。
文字数 8,675
最終更新日 2023.08.04
登録日 2023.08.01
彼女は、街でふとした瞬間に目にした男性に心を奪われた。彼は見るからに自信満々で、女性たちの視線を集めていた。彼女もその一人だった。
彼女は彼のことを知りたくて、何度か彼に声をかけた。最初は彼に距離を置かれたが、時間とともに距離が縮まっていった。彼は面倒くさがりな性格だったが、彼女は彼の面倒を見ることができた。
二人は一緒に過ごす時間が長くなり、お互いのことをよく知るようになった。彼は予想以上に優しく、時には弱音を吐くこともあった。彼女は、彼のそんな一面に惹かれていった。
そして、ある日、彼女は思い切って彼に告白した。彼は驚いたような表情を浮かべ、しばらく考えた後に彼女の気持ちに答えた。彼女は嬉しくて涙がこぼれ落ちた。
二人は付き合い始め、幸せな日々を過ごした。彼女は彼にすべてを委ねることができ、彼も彼女を大切に思っていた。
しかし、ある日、彼は彼女に別れを告げた。彼は自分にとっては彼女が特別だったが、一生を共に過ごす相手としては向いていなかったと言った。
彼女はショックを受け、彼との別れを受け入れることができなかった。彼女はしばらくの間、彼との思い出を振り返り、彼のことを忘れることができなかった。
しかし、時間が経つにつれ、彼女は彼との恋が自分自身を成長させたことに気づいた。彼女は自分自身を取り戻し、再び前を向くことができた。
そして、ある日、彼女は新しい恋を見つけた。彼女は過去の彼との恋を忘れることはできないが、彼女は新しい恋に向かって前を向いている。
文字数 1,148
最終更新日 2023.05.05
登録日 2023.05.05
「はぁ〜…あち〜」
何もかも溶かしてしまいそうな暑さの中、時々なぜこんなところではたらいているのだろうと思う時がある。
昔から人の言われたことを聞くことが苦手だった俺は、親だけならまだしも小中と学校の大人達の話もろくに聞かずに自分勝手に生きていた。
そんな人生を歩んでいたら中学を卒業した途端、親から勘当され中卒で肉体労働の仕事に就くことになった。
あいにく力には自信があったため最初の方はそこまできつくはなかったが、さすがにこの暑さには弱音が出る。
正直、今からでも逃げ出したい。
そんなことを考えていたら休憩の時間になった。
金がない俺でもスマホくらいは持っている。
休憩時間は体力の回復さえはできるが、なにかと暇だ。
なので俺はスマホを開く。
すると見覚えのないアドレスからメールが送られてきた。
どうせいつものよく分からない商売メールだろうが、なにせ暇なためちょっとそのメールを開いてみることにした。
「余命宣告についてのお知らせ」
「?」
意味のわからない文字の羅列に久しぶりに体より先に頭が動いた。
そもそも俺は余命宣告を受けるほどの病気なんて患ってないと言うか患ったことがない。
とりあえず内容を読んでみた。
「おめでとうございます!!
こちらのサイトは世界で10人の方にしか送ら
れない超貴重なサイトとなっております。
内容としては、下記のURLを開くことでこの
スマホの持ち主の方の余命がわかるものとな
っております。尚、余命を知ったことによる
精神変化や体調不良などは一切責任を負いか
ねます。自己責任でお願いします。」
そしてその下にURLがある
「…ハァーハッハッハッハハッハッハッハ!!」
内容が最初から最後まで胡散臭すぎて思わず笑ってしまった。
更にもう結果はわかっていた。
どうせ下記のURLを押したら詐欺まがいのページに飛ばされるのだ。
こんなの騙される方が悪いような気もする。
ふとスマホに表示されている時計に目を移すと、もうすぐ休憩が終わりそうだ。
俺は外の暑さに覚悟を決めて仕事場に戻った。
5時間後
暑さの原因だった日もそろそろ沈む頃になってきて、やっと今日の仕事は終わった。
俺の家はこの仕事場の隣町にあるため電車を使う。最近ではスマホの中にSuicaを入れる人もいる。
俺もその1人だ。
改札を通るためにスマホを取り出す。
その時ふと昼に届いたメールのことを思い出した。
文字数 3,432
最終更新日 2021.08.12
登録日 2021.08.11
起きて、仕事して、疲れて帰って、何やかんやして眠るだけ。そんな日常。
ストレスはどんどん溜まり、日々家族で発散したり彼氏に辛く当たるだけ。
いつの間にか周りが自分から距離を置き、ひとりになって眠り方を忘れてしまい、何となく行き着いたネットの世界。声を通して出会ったその人は毎日私の愚痴と弱音と泣き声を聞き、最後はいつだって歌ってくれた。
文字数 2,535
最終更新日 2022.08.27
登録日 2022.08.27
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