ほっこり 小説一覧
3,721
彼と過ごした 一年間
天野陽向は高校三年生のときに転入してきた伊集院瑠華に恋をした。
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感想数 1
文字数 18,378
最終更新日 2021.09.20
登録日 2021.04.29
3,722
高卒サラリーマンが脱サラして田舎でスローライフするだけの話
高卒サラリーマンである喜多孝文(きたたかふみ)に、昇格のチャンスがやってきた。
ただ前年度の成果発表をするだけではあったが、相手は社長や本部長といった会社の幹部連中。相手が相手なだけに緊張してしまったが、大丈夫だ。準備はしっかりしてきた。ビシっと決めて、昇格してやる!——そう思っていたが。
孝文に待ち受けていたのは、壮絶な理不尽。どう足掻いても、どうしようもない現実だった。
孝文は、ひどく絶望した。自分のやってきたことがたったの数分で無意味と評価されたのだから当然だろう。
そんな茫然自失していた孝文を見かねて上司である清水さんは言う。
「自分のために生きなさい。何かやりたい事があれば、それをやってみろ。そして、可能であればやってみたい事、楽しい事、好きな事を仕事にしろ。そうすれば、辛いことがあっても立ち直れるし、また歩き出せるだろう」
孝文はその言葉に感銘を受け、それを機に仕事を辞めて自分のやりたい事を叶えるために孝文は奔走する。
土地を探し、家を買い、土を耕し、動物を飼ったり……時には恋をして。
これは高卒サラリーマンだった男が脱サラして自分のやりたい事を叶えるために動き出す物語。
感想数 2
文字数 258,029
最終更新日 2026.02.16
登録日 2021.05.16
3,723
車屋の娘
車屋の娘がプロのレーサーになるまで
文字数 618
最終更新日 2021.07.11
登録日 2021.07.11
3,724
アマビエ日和―こんな日常を、普通に生きてます―
とあるお客商売の従業員控え室。
定時退勤する人と、休憩に入っている人の、日常的で非日常的な会話――。
あっちこっちで起きないはずの出来事が起きていますが、
あっちこっちで起きるはずの出来事が起きないままで日々が過ぎてゆくのです。
※このおはなしはフィクションです。
感想数 1
文字数 1,701
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.07.31
3,725
看板婿の化けもの事情
老夫婦で営んでいる小さな本屋の店主が病気を患った。寝込む店主に代わり、店主となったのは、老夫婦の一人娘の婿だった。娘の顔もほとんど見たことがなかった街の住人達は、突然降って湧いた話にあれやこれや噂を立てる。渦中にいる人物たちは、本当は人間ではなく、化けものだった。
感想数 0
文字数 21,663
最終更新日 2026.01.19
登録日 2025.06.28
3,726
菜の花は五分咲き
28歳の大学講師・桜庭 茂(さくらば しげる)。
ある日、駅で突然突撃してきた男子高校生に告白されてしまう。
空条 菜月(くうじょう なつき)と名乗った彼は、茂を電車で見ていたのだという。
高校生なんてとその場で断った茂だが水曜日、一緒に過ごす約束を強引にさせられてしまう。
半ば流されるように菜月との時間を過ごすようになったが、茂には菜月に話すのがためらわれる秘密があって……。
想う気持ちと家族の間で揺れる、ちょっと切ない歳の差BL。
※全年齢です
感想数 1
文字数 71,076
最終更新日 2021.10.31
登録日 2021.10.18
3,727
漫才:副業を探そう
感想数 0
文字数 951
最終更新日 2022.07.20
登録日 2022.07.20
3,728
冬木シオリ・アジタート -喫茶探偵物語余話-
──そこっ! なにが可笑しいのっ!
ある日の昼下がり、「喫茶探偵物『四季』」を窺う者が現れた。
問題児たちは、それぞれがそれぞれの方法で接触を試みる。
窺う者とは何者なのか。
目的はなんなのか。
そして物語は、意外な結末を迎える。
拙作長編「初夏の練習曲《エチュード》」から、「喫茶探偵物語余話」としての短編です。
お口に合えば幸甚です。
感想数 0
文字数 11,454
最終更新日 2023.11.04
登録日 2023.10.24
3,729
賢二と宙
中学校3年生の宙(そら)は、小学校6年生の弟の賢二と夜空を見上げた⎯⎯。そこにあるのは、未だ星座として認識されていない星たちだった。ふたりの対話が、物語の星座を作り上げてゆく。流れ星を見た賢二はいう。「願い事を三回言うなんて、出来ないよ」兄の宙が答えた。「いつでもそうなれるように、準備しておけってことさ」。
【旧筆名、多梨枝伸時代の作品】
感想数 0
文字数 2,571
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.07.31
3,730
媛神様の結ぶ町
幽玄社という出版社で、オカルトやスピリチュアルなど、不思議でミステリアスな出来事や事件等を専門に扱っている月刊誌『エトランジュ』の記者をしている加藤れいこは、カメラマンの神林皓太と共に、会社に送られてきた一通の手紙により、差し出された町に取材に向かう。
一見、どこにでもあるような過疎・高齢化の町であったが、この町で起こっている不思議なことというのは・・・。
感想数 3
文字数 75,633
最終更新日 2021.05.24
登録日 2019.12.12
3,731
イケメンそら豆の一生
自分のことをイケメンだと思っているそら豆のお話です。
感想数 0
文字数 78
最終更新日 2020.07.23
登録日 2020.07.23
3,732
猫のニャー子の物語
感想数 0
文字数 12,647
最終更新日 2021.07.27
登録日 2021.07.27
3,733
パリで出会った女の子
7月14日、パリではヨーロッパ最大のミリタリー・パレードが行われる。
シャンゼリゼ通りの上空を、ジェット機がいくつもいくつも飛んでいく。
その日俺は、一人の女の子に出会った。
(今年はパレードが開催されなかったので、せめて小説だけでも……)
感想数 0
文字数 13,703
最終更新日 2020.07.09
登録日 2020.07.06
3,734
ぽっぽぽぽっぽ
ぽっぽぽぽっぽぽっぽぽっぽぽっ……。
2020.6.18
感想数 0
文字数 264
最終更新日 2021.05.19
登録日 2021.05.19
3,735
笑っていたいから ~ポエムの森にようこそ
つれづれなるままに日暮らし・・・ではないですが、
私がこれまで書いてきた詩を、みなさんにも読んでほしくて、
ここで発表することにしました。
わかりやすい言葉で、平坦に表現した作品が多いと思います。
誰にとっても生きていくことは、たやすいことではありません。
辛いことも悲しいこともありますが、
私の作品で、少しでも皆さんの明日への力となれば、嬉しいです。
感想数 0
文字数 9,603
最終更新日 2024.09.04
登録日 2024.04.21
3,736
やさしいおねえちゃん
仲間はずれにされた少女が、
心配してくれた近所の女子高生に、
優しくされて、元気を取り戻した。
感想数 0
文字数 432
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.06.30
3,737
召喚魔法姫ユニ☆らぶ
ある日、勇馬は道端に落ちていたポスターを拾った。それは、運命の相手が見つかる召喚ポスターだった。なんと、ポスターからは魔法の国の姫様がでてきた。
感想数 0
文字数 66,814
最終更新日 2022.04.15
登録日 2016.10.22
3,738
インドの護龍伝説
私小説的。
感想数 0
文字数 2,103
最終更新日 2019.06.28
登録日 2019.06.27
3,739
びわびわ
ふんわりです。
それは、雲です
白い、床で、広いのです。
そこにはヘノルとビワビワが居ます。
ヘノルは地上を案じ、ビワビワはそれを見にいきます。そして報告します。
感想数 0
文字数 1,657
最終更新日 2021.09.12
登録日 2021.09.12
3,740
おてんば3人組
4月某日(春)天真爛漫で元気が良い主人公早瀬圭とポーカーフェイスでクールな幼馴染の東條花梨、才色兼備で何か秘密を抱えている大楽寺夏希。この3人組がこれから入学する紅高校に蔓延る悩み、不安を独自で解決しようと立ち上がる。
みなさんは高校生活をどう過ごしていましたか?またどんな気持ちで高校に通っていたか。現役の高校生や社会人など、幅広い世代の人にぜひ読んでほしいです。
感想数 1
文字数 4,785
最終更新日 2021.08.21
登録日 2021.07.30
3,741
平凡な自分から、特別な君へ
大学一年生の主人公。大学入学と共に移住した、故郷から少し離れた土地で、彼は一人の人間に出会う。
『世界一うざったい』君に。
ほっこり・じんわり大賞に参加している作品です。ぜひ読んで、できれば感想をいただけると嬉しいです。
※この作品は、以前投稿した、『俺は少年が憧れるスーパーヒーローじゃない!』のリメイクです。
感想数 0
文字数 104,909
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.30
3,742
テントくん
感想数 0
文字数 2,226
最終更新日 2023.09.20
登録日 2023.09.20
3,743
江戸の味、極めし者
江戸中期、類まれな味覚を持つグルメ家・佐久間宗太郎は、屋台から料亭まで食を巡り、評論で江戸を魅了。一躍時の人となるが、権力者や料理人の嫉妬を買い、命を狙われる。宗太郎は真の味を伝え続けるが、ついに暗殺者の刃に倒れる。彼の遺した言葉と味は、江戸の食文化を永遠に刻む。
感想数 0
文字数 135,878
最終更新日 2025.07.05
登録日 2025.05.13
3,744
野良の管狐は幼女に妖狐の夢を見させられる
若い霊能者に飼われていた管狐(くだぎつね)は、引っ越しのドサクサに巻き込まれ、野に放たれる。管狐は野に出ると、様々な危険が付きまとうが、霊能者が迎えに来るのを夢見て、必死に生きて待っていた。
そんなある日、幼女と出会い、無理矢理飼われる事となってしまった。
しかし、幼女は勘違いしている。
「俺は管狐。妖狐ではない!!」
はてさて、管狐は無事、立派な妖狐になれるのでしょうか……。もとい、霊能者に迎えに来てもらえるのでしょうか。
❓❕完結しました❕❓
画像はイメージで、登場キャラと関係ありません。
感想数 2
文字数 74,607
最終更新日 2018.12.30
登録日 2018.11.30
3,745
罪人(つみびと)
六十を超えた私は犯した罪を何としても懺悔するつもりだった。
私の犯した罪とは父親として、いや、一人の人間として懺悔しても許されるものではない事は前からわかっていたことだった。
それでもどうしても懺悔したい理由は、もう私には残された時間がそんなに長くないからだった。
私の犯した許されない罪とは…?
感想数 0
文字数 29,287
最終更新日 2021.08.12
登録日 2021.07.30
3,746
こんなてんきには
おうちでひとり。
ぼんやりとそらを見上げるうさぎ。
「こんなてんきには」
思い浮かべるのは、大切なあの子。
感想数 0
文字数 634
最終更新日 2021.07.29
登録日 2021.07.29
3,747
あんたってさ、いっつも本名でゲームしないよね?
ゲーム本名プレイ問題
感想数 0
文字数 1,108
最終更新日 2022.05.14
登録日 2022.05.14
3,748
クールな天才美少女への告白の仕方
僕、渡辺陸には好きな人がいる。 少女はクールで天才芸術家。名前は布虹花。 そして、彼女はいま野球部のエースの告白を受けている。 偶然、僕はその場を遭遇してしまった。 虹花と僕の恋の行方はどうなるのだろうか?
感想数 0
文字数 7,962
最終更新日 2024.06.11
登録日 2024.06.11
3,749
【完結】さよなら、私の心のクローバー🍀 ─ 失われたものたちの訪れ ─
これは、一匹の猫のぬいぐるみを心の拠り所としていた少女が友情や 自己発見を通して、ゆっくりと成長していく心温まる物語です。
誰にでも、心の支えとなる大切なものがあるでしょう。
それは、過ぎ去った大切な日々を思い出させてくれる、温かい記憶の断片かもしれません。
本作は、そんな普遍的な感情に寄り添いながら、子供たちの繊細な心の動きと、それを支える周囲の温かさを丁寧に描き出します。
かつて子供だった大人たちへ。
そして、今まさに心の葛藤を抱えている若い世代へ。
この物語は、きっとあなたの心にそっと語りかけ、温かい光を灯してくれるはずです。
疲れた現代人の心に、じんわりと染み渡るような優しさと、明日への小さな勇気をくれる物語を、ぜひご一読ください。
感想数 0
文字数 6,978
最終更新日 2025.04.17
登録日 2025.04.16
3,750
誰か、僕の怠惰を聴いてくれ!
めんどくさいものはめんどくさいんです!
この混沌とした社会に生きる「僕」。
一言でいうなら、ちょーめんどくさがり屋。
怠惰を極めし男がどのように怠惰と向き合っているのか、彼の口から語られる。
一番面倒臭いのは、自分だということにいつ気づくのか。
そんな彼の物語。
感想数 0
文字数 9,158
最終更新日 2025.10.04
登録日 2025.09.16
3,751
ひいろのおと
感想数 0
文字数 30,407
最終更新日 2025.11.07
登録日 2025.10.22
3,752
我ら七不思議調査隊!
小学生の少女達が学校に伝わるオカルト現象を調査・検証していくお話。
オカルト話が大好きな少女茜と、外国からの転校生のクロエ、オカルト否定派の紫と共に学校の七不思議を調査していく。殆どは科学的に説明のつく現象だったが……?
感想数 0
文字数 63,575
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.07.03
3,753
シリーズ 愉快なQちゃん -わが母の記ー
超高齢のQちゃんが起こす、素朴で笑える独特の世界を描いてみました。思いっきり笑ってください。
感想数 0
文字数 7,838
最終更新日 2019.11.23
登録日 2019.08.08
3,754
ふたごの山のやまがら
仕事を辞めた青年は、ふと思い立って昔を過ごした土地に足を踏み入れる。雪が積もった周囲を見ながら、少年の頃に登った山の前でぼんやりとしていると、目の前に小さな男の子が現れた。彼に連れられるかのように山を登り始めた青年は、さまざまな出来事に出会いながら、頂上に着くまでに何を考えるのか。
感想数 0
文字数 3,437
最終更新日 2019.11.30
登録日 2019.11.30
3,755
ブルとプッププップ
ぼくは、犬を飼っている。
ブルドッグのブル。
かわいいんだよ。
感想数 0
文字数 587
最終更新日 2024.08.19
登録日 2024.08.19
3,756
お昼寝
ぽかぽかな午後にあったまって。
感想数 0
文字数 135
最終更新日 2026.06.08
登録日 2026.06.08
3,757
大人の階段を昇ったと思った瞬間。
「あ、大人になったな」と思った瞬間を独自の目線で集めました。
煙草を覚えた、酒を嗜むようになった等誰でも「大人になったな」と思う事はあると思います。ですがそんなありきたりは置いておいて、ちょっと変わった目線で、でも「確実に子供の時にできず今いつの間にかできるようになった少し嬉しい事」や「哀愁漂うとほほな事」など様々に書き綴ります。
感想数 0
文字数 1,286
最終更新日 2020.04.02
登録日 2019.11.08
3,758
老舗カフェ「R」〜モノクロの料理が色づくまで〜
café Rの『if』ストーリー───
現代は、エルフが治める『フィールヴ』という異世界と繋がって40年になる。
今はエルフと人が、少なからず行き来をし、お互いの世界で会社を立ち上げ、共存共栄している。
莉子が一人で切り盛りする、老舗カフェ「R」にも、エルフの来店が増えてきたこの頃。
なんと、 エルフの製薬会社・ラハ製薬によって立退き勧告!
4週間後には店を畳んで出ていかなくてはならない状況に……!
そこで立ち上がったのは、常連になると決めたイリオ製薬に勤めるエルフ4人。
イリオ製薬社長のトゥーマ、通訳である人間とエルフのハーフ・アキラ、彼の上司に当たるトップ営業マンのケレヴ、そしてケレヴの同僚の調剤師・イウォールだ。
カフェの料理によって、古典的エルフと言われるほどのイウォールが、莉子に一目惚れ!
イウォールの猛烈アタックに振り回されながらも、『異文化コミュニケーション』を重ねながら、美味しい料理はもちろん、恋愛も挟みつつ、この危機を乗り越えていきます!
感想数 1
文字数 125,559
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.02.13
3,759
夏の日
おばあちゃんは、夏の暑さにまいっています。
でも、1歳の孫さっちゃんのお世話をしているうちに……。
感想数 0
文字数 666
最終更新日 2023.07.29
登録日 2023.07.29
3,760
じいじのあかとんぼ
「じいじは総理大臣よりすごいんやぞ!」
いつもじいじはこう言っている。
「何言うてんねん、ただの百姓やろ。」
僕がこう言うと、じいじは黒光りした顔でにこっと笑うだけだ。
「お米や野菜では、なーんも儲けにならんのにって、いつもお母さん言うてるよ。」
「ほやのう、米や野菜売るだけでは儲けにはならんのう。けどじいじは、金にならん大事なもんをたーくさん作ってるんや。」
金にならん大事なもんをたーくさん作ってる?僕の頭の中はクエスチョンマークだらけや。
春の田植えが済んだころ、田んぼにはオタマジャクシやゲンゴロウ、メダカもいっぱいあらわれる。最近はドジョウも戻ってきたってじいじが言うとった。どこにおったんやろうこんなにいっぱいと思うくらい。するとじいじは、
「おっ!今年もおるな。」とメダカに話しかける。
「何でメダカに話しかけたん?」と僕が聞くと、
「このメダカは日本にしかおらん、絶滅危惧種って言われてるめだかなんやぞ。」と教えてくれた。
「田んぼの中の生き物がいっぱいになってきたから、コウノトリもいっぱい飛んでくるようになったんやぞ。」
「うん、それは学校で教えてもろた。コウノトリは自然界の頂点にいる生き物で、コウノトリが棲めるってことはすべての生き物が住みやすいんだって。」まだよくわからんけど、とにかくすごいことなんやろうなっていうことは僕にもなんとなく分かった。
じいじにトマトの畑手伝ってくれんかと言われて行ったとき、ハチがいっぱい飛んでいて、「わあー、こわいよー!」って言ったらじいじは、
「そりゃあ、大変じゃ。でもミツバチがおらんようになったら、実が実らん。人類は食べるもんがなくなって、滅びるんやぞ。」
今年の夏祭りの日は、夕方になってもまだ西からお天とうさまの陽がまだ暑い暑い日だった。そこにふいに、すーっと涼しい風が吹いてきたとき、じいじが言った。
「おっ! じいじが作った涼しい風が吹いてきたな。」
「えっ?じいじが作った涼しい風?」
「そうさ、じいじが作っている田んぼの上を吹いてくる風は涼しいんやぞ!」
「へえー。田んぼッてすごいんやな。」
稲刈りの時期が近付くと、あかとんぼがいっぱい飛び始めた。じいじはまた、
「おっ! じいじが育てたあかとんぼが今年もたくさん飛んでるわい。」
「え!?じいじが育てた? うそだーい。」
「あかとんぼの子どもヤゴは、田んぼでしか育たんのやぞ。ほやから田んぼを作ってるじいじが育てたのと一緒や!」
感想数 0
文字数 1,582
最終更新日 2025.02.08
登録日 2025.02.08