ひよっこ神様異世界謳歌記

ある日突然、異世界に飛んできてしまったんですが。
しかも、私が神様の子供?
いやいや、まさか。そんな馬鹿な。だってほら。
……あぁ、浮けちゃったね。

ほ、保護者! 保護者の方はどちらにおいででしょうか!
精神安定のために、甘くて美味しいものを所望します!

いけめん? びじょ? なにそれ、おいし
――あぁ、いるいる。

優しくて、怒りっぽくて、美味しい食べものをくれて、いつも傍に居てくれる。
そんな大好きな人達が、両手の指じゃ足りないくらい、いーっぱい。

さてさて、保護者達にお菓子ももらえたし、
今日も元気にいってみましょーか。

「ひとーつ、かみしゃまのちからはむやみにつかいません」
「ふたーつ、かってにおでかけしません」
「みーっつ、オヤツはいちにちひとつまで」
「よーっつ、おさけはぜったいにのみません!」

以上、私専用ルールでした。
(なお、基本、幼児は自分の欲に忠実です)

一人じゃ無理だけど、みんなが一緒なら大丈夫。
神様修行、頑張るから、ちゃんとそこで見ていてね。

※エブリスタ・カクヨム・なろうにも投稿しています(2017.5.1現在)
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