ホラー小説一覧
この町では今、近日オープン予定のとあるお化け屋敷が話題になっていた。
その名は『メゾン・ド・ストレンジ』。
それは、あたかも自分がVR空間の主人公になったかのように体験できるお化け屋敷だ。
森の匂い、風のそよぎ、ものをさわる感触などが完璧に体験できる。
どうやら、ただのヴァーチャルリアリティではないらしい。
そんな時、ホラー好きの大早子規は学校帰りに、史上最高の幽霊・サイコと出会う。
サイコは子規の名前を「オバケ・ヤシキ」と勘違いし、メゾン・ド・ストレンジのお化け屋敷コーディネーターに勧誘しに来たのだ。
そう、メゾン・ド・ストレンジとは幽霊と妖怪たちが運営するお化け屋敷だったのだ。
誤解はとけたものの、どうしてもサイコの話が気になった子規。
勧誘を受け入れ、ウワサのお化け屋敷のコーディネーターとなった。
店長であるキュウビと打ち合わせを重ねながら、次々とお化け屋敷のストーリーを書いていく子規。
そして『よくない人形』というストーリーで、これまでで一番の絶叫を引き出すことに成功する。
初めは一台だったVRゴーグルも、追加で四つに増やし、順番待ちを減らした。
幽霊・妖怪たちはお客さまの絶叫に毎回大喜び。
人間たちの恐怖の表情にお腹を抱えてヒイヒイ笑う。
それに子規は嬉しくなると同時に、もっとがんばって怖いストーリーを書こうと思った。
しかし怖すぎて、泣かれてしまうんじゃないかと心配になったこともあった。
その時には、キュウビが「むしろ、喜ぶべきだ。怖いものを書いたのだから。
そんなことは〝怖くなかった〟といわれたときに、悩むべき」と励ましてくれたのだった。
ある日、友人の一颯が遊びにやって来た。
ホラー好きの一颯はただのお化け屋敷では驚かない。
つまり、『本物が目の前に現れる』。
キュウビとサイコの正体をバラす……それが、一颯にとっての恐怖だった。
子規はホッと胸をなで下ろす。
「よかった。一颯に最高の恐怖体験を味あわせてあげられた」
表紙:ノーコピーライトガールさま
文字数 79,974
最終更新日 2023.07.31
登録日 2023.07.31
昔、つき合っていた女性の記憶を手繰ると、周囲の人間が次々と・・
ファミレス、自宅、オフィス、工場、病院、映画館、学校、喫茶店、公園、ショッピングモール、会社、インターネット、屋敷、レストラン、そして、スポーツクラブ。
その全てが舞台となる。
中谷幸一・・主人公
中谷美智子・・主人公の妻
中谷裕美・・主人公の娘
市村三千子・・主人公が過去に付き合っていた女性
市村小枝子・・三千子の母親
近藤・・中谷の友人
花田課長・・上司
高坂百合子・・裕美のクラスメイト
美奈子・夏美・玲奈・・裕美と同じクラス
白井さゆり・・経理課員
藤田奈津子・・総務課員
小田山さん・・経理課員
塩田さん・・経理課員
片倉麗子・・主婦
遠山みどり・・未亡人
古田一郎・・何でも屋
黒川先生・・裕美の担任
平野先生・・黒川先生の後任
加藤めぐみ・・ウェイトレス
木村さん・・工場長
山下さん・・工場の事務員
佐原さん・・家政婦
文字数 111,063
最終更新日 2024.04.11
登録日 2019.10.19
ずっと待ち続けた貴方をようやく捕まえたのに、逃すわけないでしょ。
全て食べ尽くして、愛してあげる……
文字数 1,341
最終更新日 2020.12.05
登録日 2020.12.04
ショタっ子のような中二男子が、魔女にショタっ子と間違われて拉致られる。そして、ワルプルギスの戦いに参戦することになった。
はたして彼は、生き残れるのだろうか。
文字数 1,254
最終更新日 2018.02.23
登録日 2018.02.23
いつも使う駅。
使い慣れた駅は、どこかホッとする場所だ。
今日も会社が終わった俺は同僚と軽く酒を飲む。
そして、俺はチドリ足で駅へと向かった。
俺が駅に着く頃には、ホームにいる人もまばらだった。
ま、その方が静かでいいんだけどね。
文字数 1,592
最終更新日 2020.12.26
登録日 2020.12.26
大丈夫。かれは帰ってくるわ。絶対に。
だいじなひとと別れたことはありますか? そのときにあなたは、あなたの世界に立っていられましたか? そのときが、どこにあるのか、あなたは知っていますか?
文字数 2,578
最終更新日 2022.12.16
登録日 2022.12.16
気が付くと僕は駅で電車を待つ列に並んでいた。だけどどこの駅か分からない。どうやら酔っぱらっている間に知らない駅にきてしまったらしい。駅名を確かめようと、列を離れようとした僕を見知らぬ女の子が呼び止める。
文字数 1,699
最終更新日 2016.09.11
登録日 2016.09.10
異世界ハーレムの裏側! 地の果ての果ての神殿にて、超大事件が発生!
~本作について~
異世界でモテモテなシチュエーションに憧れちゃう人は1人や2人でないはずですね……おそらく。
本作は、その異世界ハーレムの裏側で起こった大事件をご紹介いたします。
ツッコミどころも満載です。
【ややホラー風味な】リカの異世界移住計画とその結末【ショートショート第37弾】(https://kakuyomu.jp/works/1177354054889481753)に続く、2度目の異世界ネタホラーです。
本作は「カクヨム」「小説家になろう」「アルファポリス」の3サイトで公開中です。
なずみ智子の【ホラー風味なショートショート】とかのネタバレ倉庫
⇒ https://www.alphapolis.co.jp/novel/599153088/606224994
★リアルタイムでのネタバレ反映ではなく、ちまちま更新予定です。
文字数 5,495
最終更新日 2019.06.03
登録日 2019.06.03
夏休み中につき、おんぼろアパートでのんびり過ごす主人公。このアパートに住む隣人たちはみな現代に生きる妖(あやかし)だが、主人公から見た日常はまさに平和そのものである。
主人公の恋人である雪女はバイトに明け暮れているし、金髪褐色ギャルの河童は海辺で逆ナンばかりしている。猫又はのんびり町内を散歩し、アパートの管理人さんはいつも笑顔だ。
ところが雪女には何やら心配事があるようで、主人公に内緒でいろいろと画策しているらしい。実は主人公には彼自身が気がついていない秘密があって……。
ごくごく普通の「僕」と雪女によるラブストーリー。
「僕」と妖怪たちの視点が交互にきます。「僕」視点ではほのぼの日常、妖怪視点では残酷な要素ありの物語です。ホラーが苦手な方は、「僕」視点のみでどうぞ。
扉絵は、遥彼方様に描いて頂きました。ありがとうございます。
この作品は、小説家になろうにも投稿しております。
また、小説家になろうで投稿しております短編集「『あい』を失った女」より「『おばけ』なんていない」(2018年7月3日投稿)、「『ほね』までとろける熱帯夜」(2018年8月14日投稿) 、「『こまりました』とは言えなくて」(2019年5月20日投稿)をもとに構成しております。
文字数 72,208
最終更新日 2019.06.30
登録日 2019.05.28
あるオカルトマニアの男性がある都市伝説、怪談に違和感を抱き、解き明かしたはいいが、その話は予想以上に深い闇を持っていた。
文字数 1,319
最終更新日 2023.06.29
登録日 2023.06.29
新しい家に引っ越してから体調がすぐれない。
玄関のドアを開けると中から冷たい空気が吹いてくる。
トイレに入れば背後から背中を触られるって、もう怖すぎ!
部屋には邪気が漂っていて気分が悪くなる。
今日もまた、私の体を邪気が包み込む。
「ああ、早くこの家から出たい...」
家に帰るたびそう思う。
そんなある日。
文字数 1,083
最終更新日 2020.11.29
登録日 2020.11.29
ミリタリーオタクの セバス・ベータ
いつもの日常を送っていたある日
黒ずくめの男がいきなり目の前にあらわれて 変な世界へ招待された
だがそこには 人間とは思えない化け物と 気味の悪い世界が待っていた
果たして 彼はこの世界から脱出する事が出来るのか。
文字数 2,192
最終更新日 2021.02.21
登録日 2021.02.21
「一生で一回くらい幽霊を見てみたい」
平凡な日常に小さな刺激を求めただけだったのに・・・。
あれよあれよとトラブルが舞い込んできて、主人公の穏やかな日常は予期せぬ方向へ転がり出す。
住宅街のスーパーに勤める一会社員に降りかかった、不思議なお話の記録。
文字数 37,919
最終更新日 2021.07.07
登録日 2021.06.20
花宮陽子は整衡会社て働くごく普通の会社員だ。ただひとつ、脳料理が大好物であることを除けば。
彼女の食欲は、やがて人間のそれへと矛先を向ける。
そんなある日、偶然にも陽子は、会社の後輩を自宅で看病することになって……。
文字数 25,733
最終更新日 2022.04.19
登録日 2021.10.15
世の中には様々な考えを持ち、自分の意思を断固として貫く人々がいます。
それは天才か、鬼才か、変態か……。
僕が人から聞いた、断片的な記憶を頼りに書いてみます。
文字数 17,859
最終更新日 2021.11.26
登録日 2021.11.01
僕は荻谷 義弘(おぎや よしひろ)趣味で探偵部をやっている普通の高校生だと自分では思っている(どうも周りからの反応は違うみたいだが)。
そんな普通の高校生の僕に、依頼を持ち込んできたのは、僕の後輩であり、学校一の美少女!
ていうか僕が惚れてる人。
そんな彼女が持ち込んできたのは常識では測れない奇妙な依頼だった。
文字数 1,812
最終更新日 2019.05.02
登録日 2019.05.02
ある学園の怪談より抜粋。
即興小説リメイク作品(お題:ぐふふ、ピアノ 制限時間:15分)
リメイク前初出 2020/05/19
この作品は「pixiv/note/小説家になろう/カクヨム」にも掲載しています。
文字数 515
最終更新日 2020.07.23
登録日 2020.07.23
予約が取れない料亭「安楽亭」。
噂でしか語られない店だが、ここの料理を食べると眠る様に死ぬことができるらしい。
ここの店には不思議なルールがいくつかあるが、その一つが何故死にたいかを語ることだった。
小説家になろうにも掲載中
文字数 5,784
最終更新日 2024.02.22
登録日 2024.02.22