ホラー 心霊小説一覧
会社から家へ帰るとき、必ず通る道がある。
住宅街の道路で、すぐ隣には川が流れている。
昼間は穏やかな流れと、鳥の姿に癒やされる場所だ。
だが、夜にもなると真っ暗になり、怖い心霊スポットへと変わる。
通りたくはないのだが、そこを通らなければ家にたどり着けない。
「よし、気合を入れて歩くぞっ」と自分に喝を入れて歩く。
文字数 976
最終更新日 2020.12.13
登録日 2020.12.13
家族はみんな出かけていて、家にはルリが1人だけ。
「はあ~、いいよねえ。静かで」
ルリは広いリビングのソファに横たわっていた。
スーッ
「ん?なんか近くを横切ったような・・・」
ルリはふと嫌な違和感を感じた。
文字数 814
最終更新日 2020.12.13
登録日 2020.12.13
会社の帰り道。
早く帰りたくて、いつもは通らない道を歩いていた。
「今日もだいぶ帰りが遅くなってしまった」
と、ぶつぶつ言いながら。
ふと、100mほど先に黒い塊が見える。
文字数 735
最終更新日 2020.12.12
登録日 2020.12.12
男は1人で雪山にチャレンジしていた。
朝から晴天に恵まれ、山の景色を楽しむ。
今までになく、順調に登山をしていた。
「なんて素晴らしい景色なんだ。今日という日を選んで良かった」
男はあともう少しでたどり着く所まで来ていた。
ヒューッ
文字数 659
最終更新日 2020.12.12
登録日 2020.12.12
「あのさあ、俺探偵な訳ですよ。こんなナリでも藤巻探偵事務所の代表を務めている訳ですよ。確かに不倫調査でギャラ請求するとかあんまりカッコ良く無い仕事かも知れないけど、これも立派な仕事なのよね。なのに、何で美央ちゃんは俺に心霊相談の話ばっか持って来るんで・す・か?」
昭和の香りと、それを打ち消す様な郊外型大型店舗が密集する長野市北部の巨大団地。女子大生の江守美央と木内奈津子は、ある日ひょんな事から心霊事件に巻き込まれてしまう。死期が近づき脅える彼女たちのために立ち上がったのは霊能者ではなく何と……不倫調査を生業とする、探偵であった。
文字数 19,934
最終更新日 2020.12.07
登録日 2020.12.06
兄はわがままで人を見下す人だった。
疲れた母は家出をしてしまう。
すると、兄の怒りは父と妹の私に向けられた。
そんなある夜のこと。
文字数 405
最終更新日 2020.12.05
登録日 2020.12.05
新しい家に引っ越してから体調がすぐれない。
玄関のドアを開けると中から冷たい空気が吹いてくる。
トイレに入れば背後から背中を触られるって、もう怖すぎ!
部屋には邪気が漂っていて気分が悪くなる。
今日もまた、私の体を邪気が包み込む。
「ああ、早くこの家から出たい...」
家に帰るたびそう思う。
そんなある日。
文字数 1,083
最終更新日 2020.11.29
登録日 2020.11.29
俺の名前は祐二。
冴えないサラリーマンだ。
会社ではろくな仕事を与えられず、上司もデキない平社員って目で見下すんだ。
38歳にもなって出世すら見込めない俺に、家族も冷たい。
そんな俺は、どこにも居場所がなかった。
だから、居場所を見つけるために、繁華街へと足を伸ばしたんだ。
繁華街は歩いているだけでも楽しい場所だ。
ネオンが華やかだわ、人の熱気も感じられる。
それに、なんといっても美人が多い。
文字数 960
最終更新日 2020.11.28
登録日 2020.11.28
逃げられない。
俺を追ってくる者から。
こんなことなら、あんなこと願うんじゃなかった!
仕事の疲れが溜まっているのか、俺は近頃よく夢を見るようになった。
夢の中で、俺は面識のない白髪のじいさんと向かいあってる。
文字数 1,036
最終更新日 2020.11.27
登録日 2020.11.27
東京某所、とあるマンションに私は住んでいた。そこは7階建てで、私の部屋はそのうちの6階だ。
見た目は小綺麗なマンションであるが実情はひどいものだ。ここはいわゆる”出る”そうだ。曰く付きと言えば、昨今の人は理解されるだろう。心理的瑕疵物件というやつだ。
しかし私たちの住む部屋自体にはそういった現象はない。と言ってもまだ私が確認していないだけかもしれないが。
ここの部屋には”出ない”。よく”出る”と言われるのは、エレベーターだ。
このマンションにはエレベーターが二基設置されている。
それはマンションの両極端に設置されており、一方は明らかに後から増設されたようなものだ。
無論、ここの住人はこの増設された方を使用する。もう一方のエレベーターは、よほどの猛者出ない限り使用はしないだろう。なんせ”出る”のだから。しかし、やはりたまにこのエレベーターを使用してしまう愚か者がいるのだ。これは、その愚か者たちの末路を記したものだ。
文字数 6,070
最終更新日 2020.11.25
登録日 2020.11.24
俺達が肝試しに向かったのは廃村の小学校であった。
友人の大谷の彼女、菜々美と俺に好意を持つその友達である冴子の4人で行った肝試し・・・
それがあんな結末を迎えるなどと知る由も無く・・・
文字数 7,446
最終更新日 2020.11.15
登録日 2020.11.15
十数年前だけど地元に地下道っていうか線路の直下をくぐる道があったんよ
荒れ放題で落書きだらけだったんだけどその落書きの中で十数メートルに渡って
文字数 503
最終更新日 2020.09.25
登録日 2020.09.25
都市伝説ーーー
それは誰もが知っているだろう、恐怖の伝説。その都市伝説に出会った者たちの、異能力バトル…!
文字数 3,735
最終更新日 2020.09.08
登録日 2020.08.14
寂れ果てた山奥の村で、凡庸で退屈な生活を送る人間たちが、そんな暮らしから抜け出すために、死霊が棲むといわれる峠を抜けて、新天地の城下町を目指す。『精神の弱い人間は必ずや命を失う』案内人の予見の通り、峠には幾多の亡霊が現れる。男たちは震えおののきながらも希望を目指す。それぞれの選択、そして結末。
ホラー苦手な方が、途中で読めなくなってしまうほどの残酷な描写はありません。人間の死の描写はあります。ただ恐怖を与えるだけの作品ではなく、希望へとひた走る若者たちをテーマとした怪談になっています。
よろしくお願いします。
文字数 25,560
最終更新日 2020.08.31
登録日 2020.08.31
夏になるので、少し怖い?話を書いてみました。
一話ずつ完結してますが、百物語の為、百話まで続きます。
※心霊系の話は少なめです。
※ホラーというほど怖くない話が多いかも知れません。
※小説家になろうにも投稿中
文字数 180,702
最終更新日 2020.08.18
登録日 2020.06.05
気がついたら真夜中のホームだった。
来た電車にとりあえず乗って、スマホを確認したところで男は気づく。
それは、あり得ない時刻だと言うことに。
電車を使わなくなって久しいのに、どうしてこんな所にいるのか?
なぜ自分は駅にいて、この列車はどこに行こうとしているのか?
そうしているうちに、思い出すのは――死んだ妻のことだった。
※小説家になろう。 にも掲載中
文字数 3,591
最終更新日 2020.08.11
登録日 2020.08.11
Twitterに登録はしているが投稿をした事の無い俺、最近ジムに通って筋肉が付いてきたので画像を載せてTwitterに初投稿する事にしたのだが・・・
文字数 5,171
最終更新日 2020.08.10
登録日 2020.08.10
『怪談 四方山』
ライターとして生計を立てている「私」は、とある「風」にまつわる話を思い出したことをきっかけに、一風変わった怪談を集めた短編集をつくることにした。
しかし、「私」が身近な人物達からそうした話を集めてゆくと、ある奇妙な共通点が浮かび上がりーー
連作(予定)の掌編小説集の一つ。
幽霊話とはほんの少し趣の異なる奇妙な物語をライターの「私」が収集し、短いお話としてまとめた、というストーリー。
実話怪談モノ、と言った所か。
全五編、全て読み終えたところで全体の共通点が浮かび上がるという内容にしようと思っている。
今のところ三編まで完成しているが、一時中断している為、忘れないように(場合によっては供養も兼ねて)投稿。
……やっぱり文量を増やすのが難しいですね。スカスカの内容に一つ一つの話はペラペラの文量なので、ちょっとしたジャンクフードみたいな感じで読んでもらえると嬉しいです……なんて。
他にも小説を投稿するのは初めてなのでよければアドバイスなどもお願いします。
文字数 12,834
最終更新日 2020.07.31
登録日 2020.07.28
大学一年の夏休み直前。相田(あいだ)と、友人の須藤(すどう)は頭を抱えていた。日頃の散財が原因で、夏休み前にも関わらず遊ぶ金が底をついてしまったのである。
「金が無いなりにも楽しみたい。」そんな二人はある日、学内の掲示板に張り出された一つの求人に興味を示す。
それは、都心から一時間半程離れた場所にある、古物商宅での短期の住み込みアルバイトの求人であった。
文字数 461
最終更新日 2020.06.25
登録日 2020.06.25
久々の長期休暇を終えた旦那が仕事に行っている間に息子の様子が徐々におかしくなっていってしまう。
直接旦那に相談することも出来ず、不安は募っていくばかりではあるけれど、愛する息子を守る戦いをやめることは出来ない。
色々な人に相談してみたものの、息子の様子は一向に良くなる気配は見えない
再び出張から戻ってきた旦那と二人で見つけた霊能力者の協力を得ることは出来ず、夫婦の出した結論は……
文字数 105,477
最終更新日 2020.05.15
登録日 2020.04.11
~5000程度の読み切り短編集 不定期更新です。
奇妙な夢を見る人、猫に誘われ札を剥がした人、竜に恋された人、天使を拾った人、天使を描いた人、人形を溺愛する人
そんな、様々な「人」の物語。
文字数 21,247
最終更新日 2020.05.13
登録日 2018.10.14
古より、闇の隣人は常に在る
かつての神話、現代の都市伝説、彼らは時に人々へ牙をむき、時には人々によって滅ぶ
突如現れた怪異、鬼によって瀕死の重傷を負わされた少女は、ふらりと現れた美しい吸血鬼によって救われた末に、治癒不能な傷の苦しみから解放され、同じ吸血鬼として蘇生する
ヒトであったころの繋がりを全て失い、怪異の世界で生きることとなった少女は、その未知の世界に何を見るのか
現代を舞台に繰り広げられる、吸血鬼や人狼を始めとする、古今東西様々な怪異と人間の恐ろしく、血生臭くも美しい物語
ホラー大賞エントリー作品です
文字数 132,556
最終更新日 2020.04.30
登録日 2020.03.31
◾️あらすじ
不動産会社「グッドバイ」の新人社員である朝前夕斗(あさまえ ゆうと)は、壊滅的な営業不振のために勤めだして半年も経たないうちに辺境の遺志留(いしどめ)支店に飛ばされてしまう。
所長・里見大数(さとみ ひろかず)と二人きりの遺志留支店は、特に事件事故が起きたわけではないのに何故か借り手のつかないワケあり物件(通称:『無特記物件』)ばかり取り扱う特殊霊能支社だった!
原因を調査するのが主な業務だと聞かされるが、所長の霊感はほとんどない上に朝前は取り憑かれるだけしか能がないポンコツっぷり。
凸凹コンビならぬ凹凹コンビが挑む、あなたのお部屋で起こるかもしれないホラー!
事件なき怪奇現象の謎を暴け!!
【第三回ホラー・ミステリー大賞】で特別賞をいただきました!
ありがとうございました。
■登場人物
朝前夕斗(あさまえ ゆうと)
不動産会社「グッドバイ」の新人社員。
壊滅的な営業成績不振のために里見のいる遺志留支店に飛ばされた。 無自覚にいろんなものを引きつけてしまうが、なにもできないぽんこつ霊感体質。
里見大数(さとみ ひろかず)
グッドバイ遺志留支社の所長。
霊能力があるが、力はかなり弱い。
煙草とお酒とAV鑑賞が好き。
番場怜子(ばんば れいこ)
大手不動産会社水和不動産の社員。
優れた霊感を持つ。
里見とは幼馴染。
文字数 150,881
最終更新日 2020.04.29
登録日 2020.03.31