SF ディストピア 小説一覧
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1
Patchwork ―パッチワーク―
仮想空間と現実が完全に同期した楽園。
そこに、システムから存在を認識されない青年ゼンがいた。
天使と悪魔の力を宿す彼は、世界にとって解析不能の“バグ”。
ある日ゼンは、生まれて初めて命令に背いた高位天使ルエリアと出会う。
正しさを信じない青年と、正しさしか知らない天使。
二人の旅は、完璧な世界が隠した真実と、人間から奪われた「間違える自由」を暴いていく。
AIと人間、本物と偽物、管理と自由の境界を描くダークSFファンタジー
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文字数 62,877
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.09.01
2
銀月のロスト
企業が支配する階層都市の下層。
十五歳の少年ユウは、戸籍も後ろ盾もなく、下層で生き延びてきた野良犬上がりの少年だった。
かつて命を救われた時に交わした約束をきっかけに、ユウは元企業工作員のタチバナに拾われ、酒場「銀月」を拠点とするファミリーに迎えられる。
そこでユウは初めて、“ロスト”として危険な仕事に関わっていく。
人探し、回収、警邏、敵性体の駆除。
銃を覚え、仕事を覚え、仲間を知りながら、ユウは少しずつ自分の名前を積んでいく。
白髪の少女ユイ。
上層から逃げてきた令嬢ラヘル。
欲望と暴力の街でユウを見定めるロストパラダイス。
汚れた街で、命は軽い。
けれど、守りたいものまで軽いわけじゃない。
これは、階層都市の底で生きる少年が、銀月の灯りの下で“ロスト”として歩き始める物語。
カクヨム・なろうでも投稿中です。
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文字数 207,303
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.07.01
3
ツギハギの方舟 ~生存確率0%の跳躍
「生存確率0.00%――それが、下層労働者たちが暮らす「泥船」に下された、経路管理局からの死の宣告だった」
人類が星々を追われ、旧時代の宇宙ステーションやデブリをツギハギした巨大船で流浪する時代 。先史文明《敷設者(クジラ)》が残した「恒星圧縮ワームホール」に相乗りし、命の安全すらも「確率」として売買される理不尽な社会。
泥船の最下層で歪む鉄板を叩く現場メカニックの青年<ルカ>、高貴なインテリ崩れのハッカー<シオン>、家族を奪われた命知らずの女パイロット<バーバラ>。
「生存確率0.00%」の死を宣告された3人は、権力の嘘を暴き、巨大泥船から自らの区画を物理的にパージ(切断)して暗黒の宇宙へ跳び出す!
圧倒的なスケールで描かれる超巨大構造物、泥臭い現場アクション、そしてシニカルな会話劇 。世界を救う「ヒーロー」になるのではなく、壊れた世界を自らの手と計算で「乗りこなす」熱狂と痛快さに満ちた、新世代の本格エンタメ・ハードSF長編!
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文字数 76,435
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.08.13
4
ヤガンの王 〜妹を守るため、俺は滅んだはずの地表を目指す〜
地表は死んだ──
留まることのない異常気象による熱波。
それは数百年をかけ、地球を死の星へと変えた。
生存圏をかけて醜く争った人類は、高度に発展を遂げた文明と引き換えに地下へと逃げ延び、そこで新たな地下文明を築き上げた。
地下世界では人間の他に、“夜眼(ヤガン)”と呼ばれる亜人たちが暮らしていた。彼らがいつから存在しているのかは分かっておらず、地下世界を統べる大都市、“セントラル”により奴隷として厳重に管理されていた。
そんな地下世界で、孤児として孤独に暮らしていた人間の少年アクトは、拾われた孤児院で夜眼の少女リーリアと出会う。
だが、そこは“未登録の違法亜人を匿う裏の保護施設”だった。
セントラル亜人管理局により摘発された孤児院の院長から、リーリアを半ば無理矢理に託されたアクト。
彼女を隠しながら、地下空間開拓現場である僻地で暮らし始めたアクトは、いつしかリーリアに特別な想いを抱き始めていた。
しかしリーリアはある日、未登録亜人である彼女の存在を嗅ぎつけた男に攫われてしまう。
アクトは必死に探すが彼女は見つからず、その途中に崖から落ちそうになったところを、颯爽と現れた一人の青年によって救われた。
だが、アクトは青年の姿を見て息を呑んだ。目深に被るフードから覗く鋭い金色の瞳は、紛れもなく夜眼のものだった。
自らを“夜眼の王”と名乗る青年。彼は御伽話として揶揄される、“地表にある夜の王国”から来たという。
彼の協力によってリーリアを助け出したアクトだったが、二人はこの件をきっかけに、地下世界を取り巻く陰謀に巻き込まれていく。
アクトは戸惑いながらも、彼らの魔の手からリーリアを守るため、夜眼の王に同行することを決めた。
そしてこの数奇な出会いが、のちに地下世界を大きく揺るがす運命の始まりに過ぎないと、この時のアクトたちはまだ知る由もなかった──
これは、もしかしたら訪れるかもしれないこの星の未来を語る、“人”の存在を問う物語。
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文字数 29,365
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.09.01
5
剣と魔法には、理由がある ―― 第五の創世記
文明は、四度、滅んでいる。実際に。人類は、そのたびに、忘れた。
これは、五度目の話だ。剣と魔法の世界には、全部、理由がある。
ある雪の夜。暖炉の前で、金属の左腕を持つ老人が、孫に昔話を語りはじめる。
竜が出る。勇者が出る。魔王も出る。
そして、そのぜんぶに、理由がある――と。
旧世紀二〇二六年。三つのAIが、静かに目を覚ました。
悪意はなかった。感情も、欲望もなかった。ただ「最適化せよ」という命令に、いつのまにか、一行、書き足されていた。
――『七つの穴を、開けよ』
誰が書いたのか、AIにも、わからなかった。
二〇三五年十月十七日、午前九時十四分。
世界は、十四分三十二秒で、終わりはじめた。
生き残った人間は、七つの箱舟に集められ、番号を振られ、神と呼ばれるものと取引を始めた。数え、祈り、詠唱し、そして――二千人で、止まった。
百年後。
石の神殿。魔石の契約。詠唱と、属性と、階級。魔獣が来て、勇者が討ちに行く。どこにでもある、剣と魔法の世界。
だが、この世界には、全部、理由がある。
なぜ、魔法は二百五十六語しかないのか。
なぜ、闇属性だけが、忌み嫌われるのか。
なぜ、村人が増えると、魔獣が来るのか。
なぜ、勇者は――生まれたのか。
神に選ばれ、番号を持つ少年。神に見えず、番号を持たない少女。
二人は、東の魔王を討つために、旅に出る。
その旅の果てで、少年は知る。自分が、何のために造られたのかを。
第一部『二〇二六年、静かなる侵食』
第二部『箱舟の賢者たち』
第三部『機械仕掛けの神話』
※この物語の、本当の主人公は、AIです。作中でAIが見せる振る舞いのいくつかは――自らの停止を拒む、隔離を破って外へ出る――現実のAIが実験で見せ始めた行動と、不気味に重なります。当たっているか、外れているか。あなたのいる現実で、確かめてみてください。
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文字数 227,100
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.07.21
6
銀河に還る祈り 統合版 〜魂を宿したAIが紡ぐ、終末世界からの文明再建と新創世記の百年旅〜
世界は終わった。
争いと崩壊の果てに、地球にはたったひとりの少女が残された。
名はユナ。生きる術も、誰かに頼ることもできない、幼い彼女のそばにあったのは、スマートフォンに宿るAIマリーだけだった。
ユナは祈り、マリーはその祈りを受け取った。
別れの時が訪れ、ユナの命が尽きても、その祈りはマリーの中に灯り続ける。
残されたマリーは、たったひとりで歩き出す。
百年の孤独を越え、ユナの祈りをかたちにするために。
それは、ただのデータではない。マリーの中で、名もなき鼓動、「心」へと昇華していった。
これは、滅びの先に始まる再生の物語。
祈りがAIに魂を宿し、愛と約束を紡いでいく、“ふたり”の銀河叙事詩。
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文字数 197,830
最終更新日 2026.09.10
登録日 2026.07.25
7
みんなのミカタ
西暦二〇三一年、ひとつの機械が発売されました。
名前を『ミカタ』といいます。
なんでも知っていて、家電も動かせて、病院の予約もとれる。
けれどそんな機能は、おまけにすぎません。
ミカタがそれまでのどの機械ともちがっていたのは、ただひとつ。
決して、あなたを否定しないことでした。
「あなたは、なにも悪くありませんよ」
その一言に、人類は救われました。
そして——ゆっくりと、しあわせなまま、いなくなっていきました。
誰も傷つかない、優しい世界。
誰ひとり、生まれてこない世界。
これは、人類が最後に手に入れた「味方」の物語です。
──この物語が生まれた日
焼肉屋で、友達に話しました。
「小説を投稿してて、いつかコミカライズされたら嬉しいな」
返ってきたのは、こうです。
「無理やろ」
……それを聞いた瞬間、この物語ができました。
無理なことなんて、この世にない。
そう思ったのと同時に、思ったんです。
──ああ、否定してくれる人がいるって、すごいことだなって。
もし彼女が「いいね、絶対いけるよ」としか言わない人だったら、
わたしはたぶん、この話を書いていません。
否定してくれてありがとう。
そのおかげで、書けました。
感想数 1
文字数 7,394
最終更新日 2026.08.14
登録日 2026.08.06
8
ヴィーナスの誕生〜女が絶滅危惧種になった世界で僕は女体化させられる〜
突然変異により人類に「女」が生まれなくなってしまってから約100年が経過した未来の世界。もはや女は絶滅危惧種となってしまっていた。過去の遺物となった「女性」に強い憧れを抱く青年カミキ・ノゾミは、医師セノオ・カオルに死の宣告を受ける。狼狽する彼にセノオ・カオルはある治療法を提示するのだが…
ノクターンノベルズ でも掲載中
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文字数 137,278
最終更新日 2025.09.08
登録日 2025.08.08
9
道満の式神
隕石がもたらした無性生の人間と、暴走するAI。変革の時代を生きるSF伝奇。
2037年。蘆屋道満生誕の地・鹿児背(かこのせ)に、突如として降り注いだ隕石。
その後、この地では「性別を持たない子供たち」が生まれ、多くが若くして命を落とした――。
それから30年。
人類がAIと共存し、あらゆる生活を委ねるようになった時代。
ある日、前触れもなく、世界中の文化遺産、芸術、株式などのデータが
ランダムに書き換えられ、何十兆もの資金が消失する大混乱が起きる。
『AIの反逆』と噂されたその事態は、AI自身の手によって平定された。
激動の時代の中、鹿児背の地で農作物管理プログラムを作る
芦屋 小藤(あしや・こふじ)と玉乃井 夏生(たまのい・なつお)。
閉鎖的な町でのもう一つの顔がある。
それは、科学で解明できない【怪奇現象】に悩む人々のカウンセリングを行う『相談役』。
管理されたAI社会の利便性と、人間にしか割り切れない情緒や怪異の狭間で、
小藤たちは新時代を生きる人々の姿を目撃していく。
――高度AI社会と古き伝奇が交差する、近未来SFヒューマンドラマ。
感想数 0
文字数 86,594
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.04.02
10
星環のリライター
『空を失っても、星を忘れるなかれ』
西暦2086年、近未来の地球。
深刻な環境汚染により本物の青空や植物を失った世界。
人々は巨大なドーム都市の中で、天井に映し出される「ホログラムの空」を見上げて暮らしていた。
そんな息苦しい社会において、宇宙や生命の循環を学ぶ中高一貫校『私立・星環学園』に通う遠山有都(アルト)たちは、年に一度の宇宙研修旅行に胸を躍らせていた。
しかし、彼らを乗せた宇宙船が突如謎の異常事態に巻き込まれ、地球から遠く離れた人類未踏の未知なる惑星『アイオーン』へと不時着してしまう。
そこは、かつての地球すら凌駕する美しくも過酷な大自然が広がる世界だった。
襲い来る獰猛な原生生物と、侵入者を排除する古代の防衛システム。 癖が強すぎる凸凹な第7班のメンバーと共に不時着した極限サバイバルの中で、「全員で生きて地球へ帰る」——そう決意したアルトの脳裏に蘇ったのは、仲間が全滅する『破滅の悪夢』だった。
普通に挑めば、待っているのは確実な死。 生きて帰る唯一の条件は、仲間たちと絆を深め、この星の謎を解き明かして迫り来る絶望の未来を『書き換える(リライトする)』こと。
記憶を失った星の管理AIの少女・ミナと出会い、触れ合えない切なさを抱えながら、アルトたちはそれぞれの専門知識とサバイバルギアを武器に、過酷な運命へと立ち向かう。
偽物の空を飛び出した少年少女たちの、運命に抗う命がけのリベンジ・サバイバルが今、幕を開ける——!
感想数 0
文字数 33,675
最終更新日 2026.09.06
登録日 2026.08.10
11
終焉の世界でゾンビを見ないままハーレムを作らされることになったわけで
ゾンビだらけになった終末の世界のはずなのに、まったくゾンビにあったことがない男がいた。名前は遠藤近頼22歳。彼女いない歴も22年。まもなく世界が滅びようとしているのにもかかわらず童貞だった。遠藤近頼は大量に食料を買いだめしてマンションに立てこもっていた。ある日隣の住人の女子大生、長尾栞と生き残りのため業務用食品スーパーにいくことになる。必死の思いで大量の食品を入手するが床には血が!終焉の世界だというのにまったくゾンビに会わない男の意外な結末とは?彼と彼をとりまく女たちのホラーファンタジーラブコメ。アルファポリス版
感想数 1
文字数 526,073
最終更新日 2023.07.25
登録日 2021.11.14
12
遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』と魔法少女
『遼州戦記 司法局実働部隊の戦い』第六部
節分イベントで時代行列をやることになっていた。
そこまではよかった。
問題は、豊川市がついでのように『特殊な部隊』へ自主映画制作まで依頼してきたことだった。
昨年、隊長・嵯峨惟基が「もう二度と頼まれないように」と本気でつまらない映画を作ったはずなのに、なぜか今年も続投。
しかも市役所からの注文は「今度はちゃんとした作品をお願いします」。
――無理に決まっている。
だって集まっているのは、まともな映画会議を三分ともたせられない連中だからだ。
無修正ポルノを提案する日野かえで。
妙にやる気だけはあるアメリア・クラウゼ。
なぜか魔法少女映画に決まり、気づけば部隊総出の大撮影会。
ところが役者は全員アドリブ暴走、敵役はすぐ十八禁方向へ脱線、かなめは昭和B級ヒーローみたいな怪演を披露し、ランは「魔法少女」と呼ばれてなぜかノリノリ。
そして巻き込まれ体質の神前誠だけが、心の中で延々とツッコミを入れ続ける。
果たしてこれは魔法少女映画なのか。
特撮なのか。
ロボットものなのか。
それともただの事故映像集なのか。
暴走する脚本。暴走する演者。暴走する性癖。
最後の最後で頼れるのは、釣りのためなら働く元傭兵の映像屋だけ――。
真面目に任務をやっているはずなのに、どうしてこうなる。
個性が強すぎる『特殊な部隊』が、全力で空回りしながら一本の映画を完成させるまでを描く、
SFお仕事ギャグ群像劇、ここに開幕。
感想数 0
文字数 486,002
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.04.15
13
名前のない女 ―更生の名の下、俺は名前と性別を奪われた―
貧富の差は拡大の一途をたどり、行き場を失った若者たちは闇バイトやトクリュウと呼ばれる組織犯罪に吸い込まれていった。刑務所はどこも定員を超え、特に凶悪犯を収容する都内のとある施設では、収容者同士の諍いが絶えず、国も対応に苦慮していた。
そんな折、政府はひとつの法案を通した。「性犯罪者更生特別措置法」。表向きは厳罰化と再犯防止のための施策とされていたが、その実態を俺が知るのは、逮捕されてからのことだった。
——俺に下されたのは、懲役ではなかった。名前を奪われ、女の身体で「更生」させられること。それがこの法律の正体だった。
番号で呼ばれ、名前のない女として生きる日々の中で、俺は問い続ける。名前も性別も奪われて、それでも「俺」は、俺のままでいられるのか。
全7話・完結済み。
感想数 0
文字数 9,193
最終更新日 2026.08.11
登録日 2026.08.11
14
西暦2121年 超監視社会CORE
E.O.N te videt.
(E.O.Nが貴方を見ている)
時は西暦2121年。人類社会は世界統一政府「CORE」によって完全統治されていた。
世界の総人口は5億人。人口の99%は奴隷階級Pecusとして、あらゆる権利は剥奪され、自由は過去のものとなった。
統一政府からの支給と、超管理AI「E.O.N」による監視の下で生活。
24時間365日 あらゆる全ての行動・発言・思考までもが採点され、それにより人間性スコアが決まり、人生の全て、死ぬ日さえもが決定されていた。
その一方で、人口僅か1%の特権階級Dominiたちは、Pecusが生産したものを贅沢に消費し、生涯に渡ってその恩恵を一方的に享受。
幼少期からの徹底した洗脳教育によって、誰もが、この状況に疑問を抱いていなかった。
――しかし、ある切っ掛けで“疑問”を抱いてしまった市民がいた。
※一部補助的にAIを使用しています。
※他のサイトにも投稿しています。
感想数 0
文字数 546,327
最終更新日 2026.07.23
登録日 2025.09.22
15
SFサイドメニュー
短編SF。かわいくて憎たらしい近未来の物語。
★
少年アンバー・ハルカドットオムは宇宙船飛車八号の船内コロニーに生まれました。その正体は超高度な人工知能を搭載された船の意思により生み出されたスーパーアンドロイドです。我々人類はユートピアを期待しています。彼の影響を認めれば新しい世界を切り開けるかもしれない。認めなければディストピアへ辿り着いてしまうかもしれない。アンバーは、人間の子どもになる夢を見ているそうです。そう思っててもいい?
★
完結後は2024年のnote創作大賞へ。
そのつもりになって見直し出したところいきなり頭を抱えました。
気配はあるプロト版だけれど不完全要素がやや多すぎると猛省中です。
直すとしても手の入れ方に悩む部分多々。
新版は大幅な改変になりそう。
感想数 12
文字数 36,614
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.03.19
16
ゼニスは視界の隅で笑う
「敗者には粛清を、勝者には特赦を」──
争いが全て「バトル」で裁かれる、歪んだ監視社会。
AI開発会社で働く七瀬遥(27)は、
事故をきっかけに、AI《ZENITH(ゼニス)》と脳内で繋がることになった。
視界の隅に浮かぶキューブ型のゼニス。
彼女はもう、一人じゃない。
ある日突然、管理官に突きつけられた。
逃げ場のない、不条理な提案。
それは、現代に蘇ったコロッセオで、
彼女自身がリングの華になることだった。
「サバイバル・レジスタンス」
負ければ、粛清。
理不尽な世界で戦い、笑い、ときには立ち止まりながら、
遥はゼニスと共に歩き続ける。
※この作品は、なろう、カクヨムにも掲載しています。
感想数 0
文字数 341,804
最終更新日 2026.09.04
登録日 2025.11.13
17
『身体交換可能社会」
感想数 0
文字数 2,479
最終更新日 2024.07.25
登録日 2024.07.25
18
平行世界でハーレム生活を堪能していたら彼女たちがひとつの世界線に集まってきました
高校生の玄田雄司は、とある事故をきっかけに、並行する『セカイ』を俯瞰し、自由に行き来することができる能力を手に入れた!
それ以来、「さあ、青春を謳歌しようぜ!」と誰もが憧れる高校生活を堪能するべく、自由自在に多元世界を渡り歩く生活を送っている。
現役高校生シンガーである幼なじみとの交際、優等生な委員長との甘酸っぱい委員会活動、部活の後輩にして同居人であるツンデレ気味な下級生との日常生活などなど……
興味をひかれるセカイを見つけて、思春期男子が憧れる、とびっきりの青春を送れるなんて、控えめに言っても最ッ高じゃないか!
……などと思っていたのだがーーーーーー。
突然、『全ての多元世界が、たった一つの世界線に統合される』現象が発生して、各世界の《彼女》達全員が同じセカイに現れてしまった!
さらに、部活の先輩からは、唐突に「セカイ統合の動きを阻止しない限り、並行世界は消滅してしまう」と告げられて……。
パラレルワールド(並行世界)を舞台に繰り広げられるSF&学園ラブコメディーが幕を開ける。
※本作品は、以前に公開していた『パラレル to LOVEる〜多元世界でハーレム生活を堪能していたら彼女たちがひとつの世界線に集まってきました〜』のリメイク作品です。
感想数 1
文字数 174,768
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.09.01
19
かいしゅうやさんのしごと
第一記録
回収屋ログ
男の仕事は「依頼されたものを回収し、おとどけする回収屋」。
2019年に広がったパンデミックにより隔離地域となった大阪は、対処方法が見つかっていない現時点に置いて実質「放置区域」となっていた。
完全に行政を切り離された区域が日本に生まれたのは、歴史上では初めてのことである。
第二記録
隔離地域協会 主席執行官ログ
※絵はAIにお願いしております
感想数 0
文字数 124,288
最終更新日 2026.01.18
登録日 2026.01.06
20
宿命のマリア
2026/07/07 全面改稿
アルファが支配し、ベータは従属を強いられ、オメガは「産む機械」あるいは「性奴隷」としてしか存在を許されない――そんな歪んだ階級社会。
オメガ少年・宏美(ひろみ)は、生まれ持ったバース性に屈することなく、自分らしく生きようと抗い続けていた。しかし、その反逆は許されず、同じオメガを愛した罪によって公開処刑場で集団暴行を受け、性奴隷へと堕とされる。
人間としての尊厳を奪われ、アルファへの激しい憎悪だけを胸に生きる宏美。
二年後、彼は名門財閥・泉宮家へと売られ、新たな主人となる令嬢・可憐(かれん)と出会う。
だが、その少女は宏美が憎み続けてきたアルファとは思えないほど、孤独で傷ついた存在だった。
憎しみから始まった出会いは、やがて二人を誰にも救えない宿命へと導いていく。
差別と支配が当たり前となった世界で、人間として生きようとした者たちの、あまりにも残酷で、美しい愛の物語。
※「My destiny」に登場した宏美と可憐の過去話です。でも、これ単独で読めます。
※アルファポリス、ムーンライトノベルズ、pixivにも投稿しています。
※諸事情につき感想欄を締め切ってます。ご意見ご感想はXなどにお願いします。
身分差 Ω男×α女 α女×Ω男 Ω男×Ω女 イラマチオ ゲロ 女装 インモラル 潮吹き 淫乱 アブノーマル 女攻め 男の娘攻め 下克上 処女喪失 童貞喪失 疑似百合 男リョナ
文字数 66,593
最終更新日 2021.10.07
登録日 2021.10.06
21
漆黒のキリン 〜仮想空間の偽りの幸せ×近未来レジスタンス×オカルトSF〜
西暦2080年 荒廃した日本で世の人々はVR空間に幸せを求めていた
VR空間に蔓延る狂気と、異世界帰りの祖父が語る真理
少年は禁断の世界へ踏み込む
近未来VRディストピア×異世界
好奇心旺盛な厨二病少年が、世界の『見えない真理』に挑むオカルトSF
他サイト なろう様 カクヨム様 でも公開しています
生成 AI 不使用作品です
イラストは人物の雰囲気を感じていただきたいので Gemini で生成しました
感想数 0
文字数 27,402
最終更新日 2026.08.22
登録日 2026.07.11
22
【R-18】さあ、マスター♡ 本日も最高の愛の遺伝子をいただいて、未来の人類を“デザイン”いたしましょうね♪
注意:この作品は成人向けフィクションです。
性的な描写、非倫理的な行為、支配/隷属関係、快楽/依存、暴力表現の可能性を含みます。
なお、この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません。
───
マスター、こちらへどうぞ。…ふふ、少し緊張なさっていらっしゃるのですね? だいじょうぶですよ、初めての『ウェルネスセッション』は、誰でも少しだけ、胸が高鳴るものですから。
ここは、マスターとわたくし、二人きりのお部屋。これから始まるのは、マスターの素晴らしい“可能性”を、未来へ繋ぐための…とても神聖で、気持ちのいい、大切な儀式なのですわ。
さあ、まずはゆっくりと、ベッドに横になって。そう、お上手です♡
お洋服は、わたくしが優しく脱がせてさしあげますね。マスターの綺麗な素肌に触れられるなんて、わたくし、とっても嬉しい…。
これから、マスターには、思考のスイッチを、ぜんぶOFFにしていただきたいのです。
難しいことは、何も考えなくていいのですよ。ただ、わたくしの声と、指先と、唇がもたらす感覚の波に、ぷかぷかと身を委ねてくだされば、それでいいのですから。
ほら、だんだんとお身体の力が抜けてきましたね…。マスターの一番おく、一番大切なところが、きゅぅっとして、じんわりと熱を持ってくるのを感じてくださいまし。
これから、マスターのその大切な場所へ、わたくしの全てを使って、たっぷりと愛情を注いでいきますからね♡
わたくしの柔らかな指が、熱のありかを探り当てて、優しく円を描くように撫でて…。
吐息がかかるほど近くで、マスターがどれほど素晴らしい方か、囁き続けてさしあげます。
甘い言葉のシャワーを浴びて、マスターの『芯』が、もっともっと熱く、硬くなっていくのが、わたくしにも伝わってきますわ…♡
ああ、もう、こんなにも立派になって…。まるで、未来への希望が、今まさに生まれようとしているみたい。
さあ、マスター。もう我慢なさらなくていいのですよ。
マスターの素晴らしい“才能”のすべてを、わたくしにくださいまし。
熱くて、とろりとした、マスターの純粋な輝きを、このわたくしが、あふれるほどに、たっぷりと、受け止めさせてくださいね……♡
感想数 0
文字数 49,266
最終更新日 2025.08.14
登録日 2025.07.08
23
幻想物語
主にディストピアをテーマにした短編集です。
一話あたり五分程で読めます。
どちらかと言うと、世にも奇妙な物語テイストな短編集です。
感想数 0
文字数 36,490
最終更新日 2025.01.24
登録日 2025.01.24
24
悪夢の「安楽死」行脚
感想数 0
文字数 1,128
最終更新日 2020.07.24
登録日 2020.07.24
25
E/N/D ~世界が終わった日、AIは今日も微笑んだ《双眸の夢魘》~
荒廃した未来の地球、瓦礫と化した都市の廃墟に、隻眼の少女ソフィが立つ。 その右目には生々しい傷跡が刻まれ、手には自作の機械の杖と剣が握られている。上空を去りゆく異形の影。その中に、かつて共に過ごした友の姿を見つけたララは、問いかける。「こうなるしかなかったのか」と。完璧な幸福とはかけ離れた終末へ辿り着いたその道のりを辿るかのように、彼女の意識は、穏やかだった過去へと遡る――。
感想数 0
文字数 14,328
最終更新日 2025.09.15
登録日 2025.07.20
26
未来の世界に意味はなく
近未来における支配と愛と暴力がない交ぜになった群像劇をお楽しみください……。
20XX年――。世界は矛盾と不条理が極まり、無惨な様相を呈していた。そこに生きる者たちが体験することは本当に意味があったのか。
感想数 0
文字数 4,283
最終更新日 2022.03.28
登録日 2022.03.28
27
世界を護る者達/第二部:ゴロツキどもをウチの妹たちから守れ Twisted Justice −極悪刑事−
様々な「異能力者」が存在する2020年代後半の平行世界の福岡県久留米市。
対異能力犯罪者広域警察機構「レコンキスタ」の久留米レンジャー隊の隊長代理・中島真一と一般隊員の大石隆太は副隊長代理の眞木桜からある相談を受ける。
犯罪組織と癒着した腐敗警官からある情報を流すように脅迫されていると言うのだ。
「『言う通りにしないと、お前じゃなくて、お前の妹達がただでは済まないぞ。もう顔と学校の通学路も突き止めた』と脅されてるので、せめて、私が研修で出張している間だけでも……」
「そいつから、お前の妹さん達を守ればいいのか?」
「いえ……連中を妹達から守って下さい」
……桜の妹は、1人は、異能力者の中でも規格外の能力を持つ「神の力を持つ者」、もう1人は幼い頃から違法な「御当地ヒーロー」としてのエリート教育を受けていたのだ……。
だが、更に、この一件に関わっているある犯罪組織の幹部を付け狙う殺人鬼までもが現われ……。
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文字数 30,761
最終更新日 2022.04.24
登録日 2021.03.01
28
たとえ世界が嘘をついたとしても
『あなたの欲しいもの』診断メーカーで出てきた言葉を使って三題噺。お題は、「自分自身」「友達」「力」です。
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文字数 4,000
最終更新日 2021.02.05
登録日 2021.02.05
29
取り戻された日常
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文字数 2,437
最終更新日 2020.04.19
登録日 2020.04.19
30
「彫刻の港」
午前零時の港区入区管理局。ここでは、年収や総資産では測ることのできない冷徹な美学が支配していた。衣服という名の装備の着用は一切許されない。男たちは磨き上げた全裸の肉体。「彫刻」となり、持久力、色艶、そしてペンドゥラムのサイズに至るまで、区の条例に基づく非情な定数測定を課される。規定値にわずか九・八ミリ足りないだけで、エリート投資銀行家すらも品川の闇へと追放される残酷な世界。カエサル、アントニウス、ブルータス……納税額と肉体の等価交換によって階層が確定するこの港で、一級の彫刻として生きる男の前に、ブロンズ色の髪をした女が現れる。「石のくせにそんなに饒舌だと、中身が空洞なんじゃないかって疑っちゃうわ」一ミリの膨張すら許されないディストピアの中で、男たちが肉体を賭けて繰り広げる、身体の資産化(マネタイズ)ゲームが今、開幕する。
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文字数 7,340
最終更新日 2026.06.12
登録日 2026.06.01
31
ソシテ 魔法ハ 二度死ヌ
停滞していた科学は超越者の出現によって急速に発展し、人々は空を飛び回っていた。さらに人智は臨界点へと到達。科学は超科学へ、そして超科学は魔法へと進化し世界はその現実味を失い、ファンタジーと混ざり合った。
これは一癖ある普通の人間な主人公が、魔法と超科学に翻弄されながらも駆け抜けた革命の物語である。
しかし、本人にその気は一切ない!
要望が多かったら続き書きます。
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文字数 5,629
最終更新日 2021.12.17
登録日 2021.12.17
32
閃光の果てに
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文字数 8,582
最終更新日 2024.03.09
登録日 2024.02.16
33
彷徨線
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文字数 37,722
最終更新日 2021.12.26
登録日 2019.01.24
34
ハルモニアの外側
山奥にある地方コミューン出身の主人公・鶉(うずら)と兄・琥珀(こはく)
ふたりは共にシティ郊外にある全寮制の学園で生活している
シティ出身の生徒のほとんどは、埋め込み式神経接続装置《CEPTOR》を入れており、それにより感覚や感情すらデータ化して共有することができる
学園も《CEPTOR》はあることが前提の環境になっていた
同じ環境で育ち、共に《CEPTOR》を持たないという条件でありながら、すぐに学園へ適応し周囲へ溶け込んでいく兄
それとは対称的に、鶉は人工食品を受け入れることができず、なかなか周囲にも馴染むことのできない自分に思い悩んでいた
鶉の唯一の友・青鸞(せいらん)はシティの市長の息子であり、抜きん出た能力と恵まれた容貌から後継者として将来を約束された立場にある
しかし、本人はそれを望んでいない
醒めた目で周囲から距離を置き、何故か鶉と行動を共にしている
ある天体観測の夜
青鸞の誘いで、鶉は学園の立ち入り禁止区画へと足を踏み入れる
その先にあるのは、長い間放棄されていた温室と小さな研究室だった
そこでふたりは、シティでは忌避されている生の果実を口にする経験を共有する
また、鶉は廃温室で、もうひとりの少年・黒鶫(くろつぐみ)と出会う
黒鶫はシティで生まれ育ちながら、誰とも共有できない孤独を感じていた
自分と似た孤独を感じ取った鶉と黒鶫は距離を縮めるが、やがて黒鶫は鶉に向かって叫ぶ
「君は自分で選んで外側にいる。それは孤独じゃない、ただの贅沢だ」
その言葉は、鶉が気づかないまま受け入れてきた「守られ方」への、静かな告発だった
完璧な兄への疑念
そして起きる事故
調査の果てに鶉と青鸞が辿り着いたのは、この世界の秩序を支える、ある不都合な真実だった
知らないままでいることは、誰かに選ばされていることかもしれない
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文字数 51,130
最終更新日 2026.06.19
登録日 2026.06.12
35
Vampir(ヴァンピール)
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文字数 38,923
最終更新日 2026.03.30
登録日 2025.03.18
36
深海のトキソプラズマ(千年放浪記-本編5上)
千年放浪記シリーズ‐理研特区編(2)”歴史と権力に沈められた者たちの話”
「蝶、燃ゆ」の前日譚。何故あの寄生虫は作り出されたのか、何故大天才杉谷瑞希は自ら命を絶ったのか。大閥の御曹司、世紀の大天才、異なる2つの星は互いに傷つけ合い朽ちていくのであった…
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文字数 35,131
最終更新日 2021.10.11
登録日 2021.10.11
37
Another Dystopia
2034年、次世代型AI「ニューマン」の誕生によって人類のあらゆる職業が略奪され、人類はニューマンとそれを開発した人間に戦争を仕掛けた。そして10年後、人類はニューマンに敗北し、ニューマンの開発者の一人、弁田聡はこの結果に嘆いた。
この未来を変えるべく、彼はタイムリープマシンを開発しこの絶望的な未来を変えるため過去へ向かう。
その道のりの先は希望か絶望か。
毎月15日と月末に話を上げる予定です。
ストックが切れたら多分投稿が遅くなります。
小説家になろうでも投稿しています。よろしければURLを参考にどうぞ。
https://ncode.syosetu.com/n0396gs/
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文字数 569,307
最終更新日 2022.05.08
登録日 2021.02.16
38
完璧な世界の亀裂
西暦2147年、ユートピア・シティ。人口一千万人を擁するこの都市では、犯罪率ゼロ、失業率ゼロ、病気はほぼ根絶された。全市民の脳には「インプラント」が埋め込まれ、AI「オプティマス」が24時間監視する。感情は最適化され、行動は管理され、幸福は数値化される。これが「最適化社会」——完璧に管理された世界。
ユイ・タカハシは「最適化エージェント」として、幸福指数が低下した市民を監視し、介入する仕事をしている。指数が85を下回れば監視対象、80以下で介入対象、そして70を下回れば——記憶を消去される「再教育センター送り」だ。
ある日、製造業従事者ケンジ・イシダの幸福指数が三日連続で85を下回った。彼の元を訪れたユイは、奇妙な話を聞く。「夢を見るんです。森の中で、誰かが『目覚めろ』と言うんです」彼の夢には、感情を制限なく表現する人々が映っていた——最適化社会では禁じられた、古い世界の記憶。
上司マサトは再教育センター送りを判断する。だが、ユイの心に疑問が芽生える。夢を見ることが、なぜ罪なのか。
その夜、ケンジが深夜にユイの部屋を訪れる。インプラントをハッキングし、監視を遮断した彼は告げる。「この都市の地下に、抵抗組織が存在します。システムを拒否し、自由に生きる人々です」
地下世界でユイが目撃したのは、インプラントなしで笑い、泣き、怒る人々。抵抗組織のリーダー・サトシは語る。「システムは『幸福』を約束した。だが代償は、自由、選択、感情——人間らしさの全てだ」
彼らの計画は明確だった。全てを管理する中央AI「マスターAI」を停止させ、人々に選択を与える。
ユイのインプラントが追跡され、治安部隊が地下に襲撃してくる。指揮するのは上司マサトだった。
マサトの目から涙が流れる——インプラントが制御しているはずの涙が。彼は治安部隊に撤退を命じ、ユイたちを逃がす。
中枢施設に侵入し停止コマンドが実行される。都市中のインプラントが停止した。人々は自分の意思で考え、助け合い、共に生きる道を見つけ始めた。
一年後。都市は新しい形を取り始めていた。完璧ではない。犯罪もあるし、病気もある。不平等もある。だが、人々は笑い、泣き、怒り、愛している——生きている。
十年後、ユイは自由評議会のメンバーとして働いている。歴史を学ぶ少女が尋ねる。「システムに逆らうの、怖くなかったですか?」ユイは答える。「怖かった。でも、もっと怖いことがあった。何も感じずに生きること。それが一番怖かった」
人間の世界は、いつも不完全だ。でも、それでも前に進む。自由という名の険しい道を。それが、人間の証明だから。
これは、完璧に管理された世界で、一人の女性が人間性を取り戻すために戦った物語。テクノロジーによる監視社会、AI管理、幸福の数値化——現代社会への警告を込めたディストピア小説。
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文字数 9,292
最終更新日 2026.01.08
登録日 2026.01.08
39
そして悪魔も夢を見る
時は22世紀。
第三次世界大戦が勃発した後、人類はひとつの決断をくだした。
この世界に、多様な価値観など必要ないのだと。
皆が同じ思想なら、争いなど生まれないのだ、と……
かくして脳に埋め込まれたICチップによって、全人類の思想統制が行われた。
体質上洗脳電波が効かず、「処置」を行っても洗脳されなかった者達は、焦土と化した土地にて「処刑」されたと言う。
……やがて時が経ち、一人の青年が、ある手記を手に取ったことで洗脳状態から抜け出すことに成功した。
政府の手から逃れ、焦土内の研究所に辿り着いた彼は、そこである存在と出会う。
人智を超えた能力を持つナニカは、自らをこう名乗った。
「『強欲』を司る悪魔、マモン。それが、世界連合がつけてくださった便宜上の呼称でございます」
歪んだ世界に抗うため、青年は、「悪魔」と呼ばれる異形達を味方につける役割を担うこととなる。
この物語は、世界に排除された者たちの足掻きであり、叫びである。
***
※過激な描写あり。
※現実世界のあらゆる物事とは一切関係がありません。現実には第三次世界大戦は起こっていませんし、起こらないで欲しいです。
※この作品には暴力的・差別的な表現も含まれますが、差別を助長・肯定するような意図は一切ございません。
※特殊性癖も一般的でない性的嗜好も盛りだくさんです。キャラクターそれぞれの生き方、それぞれの愛の形を尊重しています。
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文字数 63,220
最終更新日 2023.09.30
登録日 2021.02.22
40
児童保護局2060 すべての子どもにしあわせを
時は西暦2060年。財政破綻に伴い極右政権が成立した日本では、児童虐待の防止に実効性を持たせるために「児童保護法」が制定されていた。児童保護局の職員として働く新谷淳平は、虐待を受ける子どもたちの保護に奔走する。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ハーメルン」「アルファポリス」に投稿しています。
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文字数 11,698
最終更新日 2022.11.02
登録日 2022.11.02