現代文学 日常小説一覧
夢は泡沫
人は夢を愛する
その姿は儚く
泡沫に消える
これは、夢を見る話。
夢オチ/過去作/だいぶ暗め/うつ注意/サイト転載
文字数 1,474
最終更新日 2019.09.30
登録日 2019.09.20
准看護師が正看護師を苛め支配する病院は確かに存在する。
そして人はそんな心算はないと言いつつ自覚があるのかそれとも無自覚なのだろうか。
悪意や苛めと言う行為を実に面白可笑しく愉しむ人種が存在する。
これは実際に京都の西にある病院の中で起こった現実。
人は一体どの様にして追い詰められれば自我が崩壊されていくのか。
壊れた心、眠れなくなってしまった日々の中で食事も出来ずにただただ泣いて『死にたい、ごめんなさい』と言葉として発する裏では『助かりたい!!』『助けて欲しい!!』と出口のない白い闇の中を、長い時間を掛けて彷徨う。
何もわからない状況下で初めて自分が鬱だと診断された時の安堵感。
そうしてこれからどう生きていけばいいのかわからない不安な日々。
家族と、自分自身とどう向き合えばわからない。
鬱はある日突然私の前へとその姿を現しました。
そしてこれは今より約八年前実際姫ゐな 雪乃である私の身の上に起こったリアルなお話です。
今でこそですが当時は現実と向き合えるようになるまで、とても長い年月がかかりました。
またこれは誰しも起こる得る可能性がある病なのです。
職場鬱は私の心だけでなく社会からも私個人と言う存在がある意味抹消されてしまったのです。
加害者となる者達や監督不行き届きであった病院の冷酷なまでの対応。
これが人の命を救う――――なんて信じられない現実なのです。
全ての病院がこうだとは言いませんし思いたくはありません。
でも実際に私の場合はそうだったのですから……。
当時鬱となった私には家族……実の母が誰よりもこんな私へ寄り添ってくれました。
とても大切な存在でしたが今年……1月20日の明け方に、三人の子供の見守る中安らかに旅立っていきました。
このお話を亡くなりし母へと捧げます。
そしてかなり内容は白衣の天使がいる職場にしてはかなりえぐいです。
胸糞警報発令です。
最後はじんわりです。
少し加筆修正しますね。
文字数 179,284
最終更新日 2021.08.18
登録日 2021.04.30
人を好きになるにはエネルギーが必要で、まだそのエネルギーが
満たされていない。もうそのままでも構わないという自分もいるし……
文字数 40,465
最終更新日 2021.09.25
登録日 2021.09.25
めんへらいたー橘詩音による不健全に健全なメンヘラたちの日常を描いたフィクションでノンフィクションな日記アンソロジー。現代のメンヘラ文学。
文字数 1,013
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.03.19
ルルちゃん(生後約2ヶ月未満)には足がない。肉球が2個剥がれ落ちていて、そこだけ空間になっているが、元気はいい。
ことのおこりは、約1ヶ月前、外の野良猫(正しくは隣の家の外飼い専門の野良猫)が赤ちゃんを産んだ。
ごはんもやってないようで、みゃーみゃー泣き声がする。とうとううちの敷地内まで入って鳴き出すようになって、いたたまれなくなり、家族で相談した結果、保護、避妊させて飼うか、新しい里親を見つけようということになった。
仔猫は4匹。
あるとき、1匹がなかなか姿を現さなくなる。心配で、死んでしまったかと思ったが、数日後、元気に姿を見せた。
金魚すくいのように、保護されたルルちゃんは、足をケガしていた。
そして、何日目かの朝。床にぽろりと何かが落ちている。よくよく見ると足!
衝撃の朝だったーーーー。
そして8匹の物語がはじまる。
文字数 2,303
最終更新日 2019.10.21
登録日 2019.07.31
特に目的もなく日々を過ごす大学生の西崎剛は、夏休みのある暑い日、自宅付近の公園で高校生の相原海とその弟の陸に出会う。
声をかけてもろくに返事もせず、指しゃぶりばかりしている陸を見て、躾がなっていないと指摘した西崎だったが、後に陸が障害児で言葉を話せないことを知る。
面倒を嫌い、何事も自分には関係ないと流しがちだった西崎は、それをきっかけに二人に興味を持ち、自ずと関わってゆくようになる。やがて友人の挫折や陸の障害を通して、海に惹かれている自分に気づいたとき、初めて彼女が背負っているものの大きさに直面するが…。
「海を守りたい」
それぞれの思いが交錯する中、西崎が導き出した答えは…?
文字数 114,232
最終更新日 2018.07.31
登録日 2018.01.15
俺は35歳で|山国雄一《やまくにゆういち》という。奥さんは9つ年下の山国|達子《たつこ》、26歳。結婚6年目。今日は3月3日、ひな祭りの日で、結婚記念日。子どもは1人いて3歳の女の子で年少さん。幼稚園に通っている。達子はとても娘の|凛《りん》を可愛がっている。でも、俺は子どもが嫌いだ。だから、自分の子どもでも可愛いとは思えない。このことは達子には言っていないけれど。できちゃった婚だから責任をとるために結婚しただけだ。達子1人じゃ、凛を育てられないし。経済的にも難しいし。生活保護という手もあるけれど、それは達子は嫌みたいだ。なぜ嫌かと言うと多分、車を持てなくなるからだろう。確かに、この地域は車がないと非常に不便だし、困る。車は俺の普通車と、達子の軽自動車の2台ある。チャイルドシートは達子の車の助手席に設置されている。一応、念のため俺の車にもチャイルドシートは助手席に設置してある。
文字数 7,814
最終更新日 2024.03.29
登録日 2024.03.29
行きはより速く馬に乗って。帰りはゆっくり牛に乗って。
彼方の世界の人達も、此方の世界の人達もこの時を楽しみにしているのですーーー。
☆★
お盆、の話です。
全3話(?)です。
文字数 853
最終更新日 2022.08.13
登録日 2022.08.12
1話完結の作品を不定期で投稿していきます。
現代社会で、違和感を感じながら生きていく主人公たち
貴方以外の他人もまた、貴方が居ないところで生きています。
文字数 7,711
最終更新日 2021.10.15
登録日 2021.09.20
父がいつもかぶっていた麦わら帽子。
それは使い込まれていてボロボロで見栄えも悪い。
なぜ父は、そんなものをいつまでも使い続けていたのか……。
文字数 2,333
最終更新日 2021.08.18
登録日 2021.08.18
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