現代文学 死 小説一覧
1
制限時間は30分だ。そして、すでに25分が過ぎた。残りは当然、5分。
これまでの25分で、突破に成功した道を振り返る。奴はいない。どこか物陰に隠れている可能性も考慮したが、ゴールまでの距離を考えたら伏兵がいる可能性は薄い。
残りの5分で目的地まで走り抜ける確率は、そう高くはないが、かといって低いとも言い難い。一世一代の大博打だ。
駆ける。駆ける。駆ける。駆ける。
若干の高揚感と共に、今までの25分間の過程が走馬灯のようによみがえる。
そう、この勝負が始まったのは、僅か25分前のことに過ぎなかった……。
文字数 3,865
最終更新日 2025.12.05
登録日 2025.10.25
2
3
梅雨の地方都市。
窓際の少年は、転校してきた少女・白根悠と出会う。
彼女は「愛よりも美」を信じる、芸術至上主義者だった。
絵を描くために生き、描き終えるために死ぬ少女と、それをただ見届けることしかできなかった少年のお話。
文字数 13,253
最終更新日 2025.11.12
登録日 2025.11.12
4
「ただ救いたかった。でも、気付くと僕はナイフを握っていた。」
匿名のSNSユーザー『フィクション』との出会い。
彼女の投稿に興味を持った僕は、メッセージのやりとりを始める。
交流を続けるうち、僕は彼女の抱える深い闇を感じ取り、自分が助けたいという想いから思わぬ行動へと駆られていく。
自らの動機が偽善という名の自己救済なのかもしれないと葛藤しつつも救いの手を差し伸べるが、、、。
知らない誰かと繋がる夜がこんなにも重いなんて。
言葉の向こうにいるのは、救いか、深淵か。
【匿名のやりとりが、二人の夜を変えていく--‐。】
文字数 11,047
最終更新日 2025.11.09
登録日 2025.09.21
5
死神は根室優作から離れようとはしなかった。いつも死神は優作と一緒だった。
食事をする時もカラオケでも映画館でも恋人、布川寧々とのドライブにも仕事中にもいつも優作から離れない。
「いつまで俺と一緒にいるんですか?」
「お前が死ぬまで」
そんな切ないファンタジーです。冬が来る前にどうぞお読み下さい。
文字数 11,899
最終更新日 2025.11.05
登録日 2025.10.24
7
太宰治について、私は長年研究してきた。
売れる小説家を目指す者なら当然だろう。
私の彼の印象は、虚言癖があり、女たらし、遊び人、女を自分の小説の題材にする為に心中と称し死に追いやった男と、ざっとこんな感じだ。
私は彼を文豪として評価しても、彼の人間性としての生き方については、決して評価しない。
何故?と聞かれたら、実際に一緒に心中して、幾人もの女性が犠牲になっているからだ。
太宰は何回も女性と心中を繰り返している。まだ、20代そこそこの女性が彼と水上心中し、太宰だけが生き残る。映画『人間失格』の一場面である。
私は今回、彼を登場人物として物語にした。
この物語には二人の女性を登場させ、太宰の男としての二面性を執筆し、読者に訴えたかったのである。
この物語は事実に基づいているが、私なりの脚色を加えている。
ご承知おき願いたい。
この小説では、登場する妻の美知子と、もうひとりの女性、静子は実名であるが他の
女性たちはすべて仮称とした。
太宰治の文豪としての、世間の評価に対し、
敬意を払ったためである。
それでは私の作品をお楽しみ下さい。
「実録 文豪太宰治を好きになった女性 新しい芸術を生む恋『どんな綺麗な花が咲くのかな?』」
文字数 4,946
最終更新日 2025.10.05
登録日 2025.10.04
9
文字数 2,100
最終更新日 2025.09.14
登録日 2025.09.13
10
雪降る道を歩く一組の夫婦。
それが最後と知りながら妻を見送る夫。
大事な人との別れの日は誰にも等しく訪れます。
その日までに、あなたには何が出来ますか?
文字数 1,241
最終更新日 2025.09.04
登録日 2025.09.04
11
恋人だったサクラが死んで5年が過ぎた。
サクラを失い、屍のように生きていた安藤圭太。そんな圭太を想い続ける芹沢絵恋(エレン)。
死んだ恋人を想い続けることが真実の愛だと思う圭太。それがサクラへの弔いだと。
絵恋との新しい恋をすることを躊躇う圭太。
「再び恋愛を始めるということは、サクラを忘れることではないのか?」
人を愛することの真実とは?
文字数 19,327
最終更新日 2025.08.31
登録日 2021.03.19
12
芦名玄斎は宗教団体『蓮の会』の教祖であった。宗教団体と言っても、30名ほどの信者がいるだけの小さな団体で、様々な不安や苦しみから逃れたい人々の因縁を法力により探し、それを祓う拝み屋のような存在であった。
川村静江は定年退職をした夫との結婚生活に疲れ、『蓮の会』に入信することにした。
そこで静江は信者から「先生」と呼ばれている『蓮の会』の陰陽師である飯島樹旺を慕うようになる。
精神世界と人間の強欲について考えてみました。人間の生きる本質とは?
文字数 31,483
最終更新日 2025.07.29
登録日 2025.02.20
17
ALSを患う妻が、自殺未遂の末に「安楽死」を希望した。
夫は記者として培ったスキルを、妻の願いを叶えるため=妻を死なせるために駆使しながら。国内で密かに“死を処置する医師”を探し始める。唯一の手がかりは、ある動画に映っていた「ある女性」だった。
文字数 2,523
最終更新日 2025.04.25
登録日 2025.04.25
18
彼は、狙撃手。
◇◇◇
ついに勃発してしまった第三次世界大戦。
半島有事、ロシアによる北海道侵攻、台湾有事が同時に発生する中、日本政府は、米軍の力を借りつつ、総力を上げて対応に当たっていた。
戦場と化した北海道で、日常と戦争の狭間を生きる、自衛官の物語。
※この物語はフィクションであり、内容は全て架空のものです。
文字数 809
最終更新日 2025.04.10
登録日 2025.04.10
19
文字数 2,853
最終更新日 2025.03.18
登録日 2025.03.18
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22
23
人間の抱えるさまざまな闇、矛盾、歪み。
それらをセックスで吐き出していこうとする。
それぞれがそれぞれに闇を抱いている。
文字数 29,757
最終更新日 2025.02.15
登録日 2022.10.13
24
25
「人生ではなく人世です。世が人であり人が世である。」
私は不思議な哲学者に出会い、とある問答をする。その問答が導く人生の極限とは。
文字数 347
最終更新日 2025.01.20
登録日 2025.01.20
26
久々に地元に帰省した亜紀子は、友人の朋恵を訪ねる。
昔話に花を咲かせた後、亜紀子は明日は愛乃に会うと言う。
亜紀子にとって、愛乃とはただの中学時代のクラスメイトでしかなく、それほど交流はなかった相手だった。
しかし、数年前、親友だった美香の告別式の日に、亜紀子は愛乃から美香への想いを聞くことになった。
文字数 7,979
最終更新日 2025.01.05
登録日 2025.01.05
27
石津健吾は死を待っていた。独りで死んでいくのをじっと待っていた。
別れ方とはどうあるべきなのか? そんなくだらないことを考えながら生きていた。
文字数 3,466
最終更新日 2024.11.04
登録日 2024.10.11
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つれづれなる思いを載せただけの短文です。
あくまでフィクションであり、現実とは一切関係ありません。
文字数 1,056
最終更新日 2024.10.27
登録日 2024.10.27
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両親が養育機能不全で、施設と自宅をいったりきたりして育った少女リコは、
愛着障害と気分障害を抱える。
何度も自傷を繰り返し、入院したリコは、病棟でレンという同じ境遇の男の子に出会い、恋や生きる意味を初めて見つける。
しかし、レンは……。
人生の苦しみを描きながらも、はかない恋の美しさを描いた物語。
※エロ、グロ、ありません。
文字数 44,178
最終更新日 2024.08.22
登録日 2024.05.23
37
文字数 923
最終更新日 2024.07.18
登録日 2024.07.18
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