歴史・時代 花魁小説一覧
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件
文字数 5,367
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.03.11
─── あらすじ
時は宝暦。
御上の厳しい改革により、江戸最大の色街・吉原遊廓は存亡の危機に陥っていた。
多くの遊女屋は廃業を強いられ、女郎や従業員達の行き場は無くなり、路頭に迷う者が続出した。
【夕風屋】の筆頭花魁・吉野はその悲劇を打開すべく、馴染みの客たちに協力を仰いだ。
幕府に対する反対の声を受けて、御上は改革を断念。遊郭は徐々にかつての栄光を取り戻していった。
その後の吉原の存続は許され、売春防止法が成立するまでの200年間続けられた。
お客のみならず、女郎たちから慕われてきた吉野が如何にして羅生門河岸の切見世女郎から最高位の花魁へ登り詰めることが出来たのか。その壮絶な人生のストーリーを解き明かす。
─── *注意
吉原遊廓の遊女を主人公にしている為、性的表現が多く出て参ります。「※」と章前に記載することにします。しかし、規制は一切しませんことをご了承ください。
また、性的表現のみならず、心中表現、客から遊女に対する暴力描写もございますので、お読みになられる際はご注意願います。
文字数 233,463
最終更新日 2024.02.17
登録日 2021.01.01
文字数 127,799
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.09.16
★第9回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★
「近頃、吉原にて次々と遊女の美髪を根元より切りたる『髪切り』現れり。狐か……はたまた、物の怪〈もののけ〉或いは、妖〈あやかし〉の仕業か——」
江戸の人々が行き交う天下の往来で、声高らかに触れ回る讀賣(瓦版)を、平生は鳶の火消しでありながら岡っ引きだった亡き祖父に憧れて、奉行所の「手先」の修行もしている与太は、我慢ならぬ顔で見ていた。
「是っ非とも、おいらがそいつの正体暴いてよ——お縄にしてやるぜ」
※「今宵は遣らずの雨」 「大江戸ロミオ&ジュリエット」「大江戸シンデレラ」に関連したお話でネタバレを含みます。
文字数 131,396
最終更新日 2023.07.04
登録日 2023.05.28
職人の若者・清吾は、吉原に売られた幼馴染を探している。登楼もせずに見世の内情を探ったことで袋叩きにあった彼は、美貌に加えて慈悲深いと評判の花魁・唐織に助けられる。
清吾の事情を聞いた唐織は、彼女の情人の振りをして吉原に入り込めば良い、と提案する。客の嫉妬を煽って通わせるため、形ばかりの恋人を置くのは唐織にとっても好都合なのだという。
純心な清吾にとっては、唐織の計算高さは遠い世界のもの──その、はずだった。
嘘を重ねる花魁と、幼馴染を探す一途な若者の交流と愛憎。愛よりも真実よりも美しいものとは。
第9回歴史・時代小説大賞参加作品です。楽しんでいただけましたら投票お願いいたします。
表紙画像はぱくたそ(www.pakutaso.com)より。かんたん表紙メーカー(https://sscard.monokakitools.net/covermaker.html)で作成しました。
文字数 84,747
最終更新日 2023.06.24
登録日 2023.05.31
代筆屋を営む私の元に、大店の旦那が手紙をもってやってきた。
それは、菊乃からの手紙。
旦那から受け取った扇子に書かれた返歌を読み、私は向かう。
愛しいあの子の元へ……
文字数 10,138
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
文字数 40,753
最終更新日 2022.07.06
登録日 2022.05.30
文字数 3,498
最終更新日 2021.05.30
登録日 2021.05.30
吉原とは遊女と男が一夜の夢をお金で買う女性
水商売に情は不要
生い立ち、悲惨な過去、そんなものは気にしない
これは忘八とよばれた妓楼の主人の話
文字数 1,547
最終更新日 2020.05.15
登録日 2020.05.13
とある妓楼に明里という名の花魁がいた。ほっそりと華奢な身体と、繊細な美貌。そして今時の遊女には珍しい深い教養を持っていた。その明里の元に通う、時の英雄・犬神准将。
花街での男と女の酸いも甘いも噛み分けた駆け引き……だけでなく、明里には秘密があった、深い情もあった。廓に生きる花魁の、切ない恋物語。
文字数 8,059
最終更新日 2019.04.03
登録日 2019.04.03
時は江戸。明暦の大火と呼ばれる大火事に江戸は見舞われた。しかし、遠く離れた土地では、そんな大事も風の噂に過ぎない。とある山里に住む無邪気な少女・お玉の下には、ある日、兄の形見と金子を持った男が尋ねてきて・・・一人の少女が遊里の中で、人として女として変貌を遂げていく。
文字数 37,521
最終更新日 2018.06.07
登録日 2018.04.30
「いつの日か何もかも受け入れられる者が現れたなら、この足枷は解けるであろう」
生まれてすぐに捨てられた赤子は、光の者に紫蘭と名付けられた。命を救った代償に足枷を嵌められ成人した。それが解けるまで老いることのない呪いのようなもの。胡蝶の館で花魁として運命の男を待ち続ける。
現れたのは英国と日本国の血を継いだ者だった。デレク・アーチャー・タカハル。
しだいに二人は惹かれ合い、求め合う。
何かが違うと知りながら、幸せに自身に課せられた宿命を見失い始める。もう、それは解けたはずだ……と。
禁忌、風俗、妖し、戦争を乗り越え手に入れた家庭に忘れかけていた事件が起こる。
果たしてその足枷は本当に解けたのかーー。
※ほんのり和風なファンタジー。アルファポリスのみ改稿版となっております。
※R18に予告はございません
文字数 82,634
最終更新日 2018.05.09
登録日 2017.07.02
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