ライト文芸 男主人公小説一覧
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
文字数 488,867
最終更新日 2023.08.01
登録日 2023.03.13
大学受験に失敗した主人公は、滑り止めの地方大学で鬱屈としていた。そこへ地元の学友が気安く話し掛けてくる。
※方言は適当です。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 2,550
最終更新日 2023.07.31
登録日 2023.07.31
とあるノスタルジックなアーケード商店街にある、小さな便利屋『ブルーヘブン』。
店主の天さんは、実は天狗だ。
もちろん人間のふりをして生きているが、なぜか問題を抱えた人々が、吸い寄せられるようにやってくる。
「どんな依頼も、断らないのがモットーだからな」と言いつつ、今日も誰かを救うのだ。
神通力に、羽団扇。高下駄に……時々伸びる鼻。
仲間にも、実は大妖怪がいたりして。
コワモテ大天狗、妖怪チート!?で、世直しにいざ参らん!
(あ、いえ、ただの便利屋です。)
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ほっこり・じんわり大賞エントリー作品です。
カクヨムとノベプラにも掲載しています。
文字数 116,264
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.06.30
イヌが好きな猿島くんだったが、イヌが飼えない事情があった。それを不憫に思った球磨さんが、自分のイヌと散歩させてくれると言い始めた。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 3,351
最終更新日 2023.07.28
登録日 2023.07.28
短編完結済 第6回ほっこり・じんわり大賞参加中! 5年7月31日時点【149位】!
公認会計士である栗原悟(くりはらさとる)は叔父の会計事務所から独立し、東京の高尾に借家にて、事務所を構えることにする。
会計士であるが故か、費用を抑える為に安い良物件を選んでしまう悟だったが、実はこの借家……当然訳あり物件であった。
が、そんな事は気にもしない悟。
悟は初夏のある日、最寄りの公園で白い子猫を拾ってきてしまう事に……。
1年間たったある日……その愛猫のシロは突然行方不明になってしまう。
その心の穴を埋めるように、白井心愛(しらいここあ)と付き合うことになった悟だが……。
実はその白井、愛猫のシロが人化した姿で……⁈ 更にはこの貸家には他にも色々秘密があり……。
優しく真面目な好青年である公認会計士の悟と、天真爛漫で理屈なく一瞬で答えを探すチェック能力を持つ猫娘の白井が送る、ほっこり癒し系の怪奇譚! 今ここにゆるーく開幕!
※この作品は投稿サイト【ノベルデイズ・なろう・エブリスタ】様にも投稿している短編【ありがとうを君に……】を改良したものになります。
この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
文字数 28,740
最終更新日 2023.07.26
登録日 2023.06.20
ツーリングで山に着た主人公は、対向車を避けて崖から転落してしまった。運良く生き残りはしたものの、そこは霧の立ち込める山の中。仕方なく大木の下で霧が晴れるのを待つことに。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 1,824
最終更新日 2023.07.25
登録日 2023.07.25
何でもできるが故に全てがつまらない、やれやれ系主人公 響木 一斗(ヒビキ・カズト)はこれから新生活を始める高校一年生。
しかし一斗は期待も希望もなく、これからも中学時代と同様に無味乾燥な日々を送るのだろうと達観していた。
そんな中友人に変な部活があると聞いた一斗は興味本位で足を踏み入れる。
そこには狂気に染まった変人系女子の巣窟だった…
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※
シュールで狂気なラブコメです。
テンポを重視しているため時折会話部分は台本形式になります。
【閲覧注意】な下ネタパロディネタ多数あります。
作者も何を書いているのかわかりません。
文字数 51,376
最終更新日 2023.07.24
登録日 2019.06.22
25歳にもなって絶交を言い渡される男の話。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 1,324
最終更新日 2023.07.21
登録日 2023.07.21
あこがれの教員になるため、教育実習生として母校に戻ってきた中沢志狼。偶然にも教員になりたいと思ったきっかけになった恩師、園田が担当についてくれることになる。要領があまりよくなく、色々と失敗をする中沢だが、生徒たちには愛されており、とりあえず実習期間を終えられそうな兆しが見えてくる。
そんな折、担当クラスの女子生徒、本多春陽がピアスの穴をあけて登校してくる。なぜあけたのかと問うと、彼女は「私はあけたくて開けたわけじゃない」と言っていて――。
※誤字脱字など、サイレント修正することがあります。ご注意ください。
文字数 13,445
最終更新日 2023.07.20
登録日 2023.07.15
漫画家をしている主人公は、あるエナジードリンクを常飲していた。これが効くのだ。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 2,243
最終更新日 2023.07.18
登録日 2023.07.18
俺は冴えてないが一応売れっ子作家だ。友達はいないけどね!だからお金を使うと言っても好きなアイドルに貢ぐくらいだ。そんな俺は病院で精密検査をしたいと、病院から電話がかかってきた。マッカンの飲みすぎて、糖尿病にでもなったかと意気消沈しながら病院に向かった。末巻の飲めない人生なんて人生の半分は損している。俺のいきる喜びであり楽しみなのに、神様は厳しい。
そして精密検査を終えると、神妙な面持ちのお医者さんが俺の検査表を見ている。そして重い口を開いたかと言えばガンだと言う。余命は一年らしい。余りにビックリして涙さえでてこなかった。まだ青春すらできてないのに。友達すらいない。ああ、もっと積極的に話しかければよかった。あ、でも話しかけてもキョドって期もっと言われるのがオチか。人生は悲しいものだ。
そんなことを考えていると、お医者さんに青春したいか訪ねられる。損なの答えは決まっている死ぬまえに青春をしたいと。
そう言うとお医者さんはあるサイトを見せてくる。
青春代行?そこには青春したい人募集。一社にキラキラした青春を送りませんかと書いてある。
そしてお医者さんに進められたこのサイトを騙されたと思って登録してみた。
「あなたが栗本くん?」
そこにはとんでもない美少女が俺を呼んでいた。俺の青春はここから始まり終わりまでの物語ある。
文字数 8,716
最終更新日 2023.07.17
登録日 2023.06.30
塾講師のバイトを終えたワタルは、いつものようにいきつけの喫茶ジャスティを訪れる。そこにいたのは沙樹だった。普段ならこんな遅い時間に見かけることはない。
違和感を覚えながらも話しかけると、沙樹から思わぬ答えが返ってきた。
それを聞いたワタルは、自分の本当の気持ちに少し気づき始める。
☆ ☆ ☆
オーバー・ザ・レインボウシリーズです。
結婚話を書いたあとですが、時間を戻して大学時代のエピソードを書きました。
今回はふたりが互いの気持ちに気づき始めるきっかけとなったエピソードです。
☆ ☆ ☆
ほっこりじんわり大賞の関係で、エピローグのみ6月中に公開しました。
先に公開した『夕焼けと花火と』の連載終了後に続きを公開していきますことをご了承ください。
文字数 9,969
最終更新日 2023.07.17
登録日 2023.06.30
高校一年生の藤宮樹は入学式に向かう途中、同じ高校の制服を着た白く美しい女子高生が目に入った。
そう、彼女の名前は噂の高校二年生「氷波冬華」。
美しさは言うまでもなく、中学にまで噂が流れる超絶美少女の彼女が思わず目に入った。
俺とは住む世界も違う、きっと相いれない人種で、こんなくだらない普通の男なんか相手にされない――なんて考えていると、信号が青になり歩道を渡る彼女。
しかし、その反対側から赤にもかかわらずスピードを緩めない一台の自動車が見えてしまう。
勝手に身体が動く樹。
——ガシャン!
彼女を思いっきり突き飛ばして、宙を舞う樹の身体。
受け身をとれたが痛みだし、気が付くと病院に居て「友達出来ないコースかな」と思っていると夕方、その女子高生がベッドの隣に座っていて……。
この物語は——そんなひょんなことから出会う人生を諦めていた美少女と普通の高校生、優しさに触れて変わっていく二人の恋愛ストーリーである。
文字数 20,520
最終更新日 2023.07.17
登録日 2023.07.15
子供の頃に迷いこんだ不思議なお祭り。
その時の話をするとだいたいの人は夢か絵本の話だろうと言うのだけれど、後輩の祢子(ねね)の反応は少し違っていて……――。
お題「お祭り」の短編です。
他のサイトにも掲載しています。
文字数 1,720
最終更新日 2023.07.15
登録日 2023.07.15
ねこまんまが好きな主人公。行儀の良くない食べ方なのは分かっているが、好物なのでやめられない。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 1,269
最終更新日 2023.07.12
登録日 2023.07.12
彼は戦争の英雄であった。これはとある英雄の半生を語った話である。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 1,554
最終更新日 2023.07.11
登録日 2023.07.11
知らない文字の彫られた銀貨を拾った大学生の馬田は、友人の鹿谷の伝手で言語学の鴨下教授と知り合った。どうやら言語学の教授も垂涎の銀貨であったらしい。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 2,871
最終更新日 2023.07.10
登録日 2023.07.10
安い骨董品集めを趣味としていた私は、ある店で玩具のロボットと出会った。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 2,121
最終更新日 2023.07.08
登録日 2023.07.08
「お前の一か月を言い値で買い取る」
大嫌いな父親にふざけた条件で一か月を買い取られた少年。
そして、条件として指定された場所に行くと...
鈍感な翔と中学生とは思えない椿姫の淡い恋愛模様と、過去を乗り越える物語
あなたはきっといいお金の使い方を学ぶ
完結まで2日に1話更新を続けていく予定です。
文字数 116,090
最終更新日 2023.07.08
登録日 2023.06.05
ある日、普通の高校生だった主人公、本郷 恭助(ほんごう きょうすけ)がカツアゲにあった日の帰り道の路地裏で一人のヤクザとぶつかった。
焦躁しきったヤクザに銃を向けられ、絶体絶命かと思われた矢先。静かに心臓を背後から突き刺した一人の少女、一ノ瀬 雪子(いちのせ ゆきこ)との出会いで、平穏だった日常は一変する。
ヤクザ同士の抗争に巻き込まれ、尋常ならざるチカラ『異能』を手に入れた主人公は、異能と殺し屋たちの複雑な世界を垣間見た。
そして主人公は自分の《出生》の秘密、抗えない異能者との《運命》、殺し屋たちの数奇な《物語》に翻弄される。
文字数 5,938
最終更新日 2023.07.07
登録日 2023.07.05
我が家の祖父は偉大な冒険家だ。そんな家に生まれた俺は、幼少期を姉兄の子分として育ち、その環境から脱却した高2の冬、祖父が行方不明となった。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 2,868
最終更新日 2023.07.02
登録日 2023.07.02
僕は屁音楽家だ。
口笛のように、おならで音楽を奏でる。
ちょっと臭いが、我慢して、屁音楽を楽しんでほしい。
ある日、僕にJKのファンが生まれた……。
文字数 1,378
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.30
平凡な生活に、平凡な人生。
ただいつもの様に生きていく為に仕事をして、食事を食べて、眠る。そしてまたその一日を繰り返す。
ただ淡々と日々を過ごしていた大隈理仁(おおくまりひと)はある日自分の家の隣に越して来た女性に目を奪われる。
真っ直ぐに背筋を伸ばして颯爽と歩く姿に見惚れ、顔を合わせる事が出来た日は何処か浮かれ、はしゃぐ心臓に苦笑してしまう程。
そんな平凡で、つまらない毎日がその女性と出会った事で輝き、煌めく毎日になって行く。
文字数 116,603
最終更新日 2023.06.29
登録日 2023.04.30
デジャヴュの体験はありますか? 大抵それは回避したかった嫌な事なのでは? 主人公は運良くその嫌な事を回避する方法に辿り着いたのだが……。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 1,745
最終更新日 2023.06.19
登録日 2023.06.19
8月15日の夜、僕は空地で1人の少女と出会う。
少女のことが気になった僕は、少女に声を掛けた。
その少女は、僕のことを認識するなりこういった。
「一生に一度のお願いを叶えてほしい」、と。
これは僕が少女のささやかなお願いを叶えるお話。
文字数 8,685
最終更新日 2023.06.15
登録日 2023.06.15
スーパー銭湯から抜け出せなくなった男の話。
この作品は小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 2,083
最終更新日 2023.06.13
登録日 2023.06.13
最近の監視モニターはずいぶんオープンで、ネットから商店街の様子が見れるようになっている。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 2,616
最終更新日 2023.06.12
登録日 2023.06.12
会社帰りにスーパーに寄ると、揚げ物コーナーに刺し身が置かれていた。
この作品は小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 1,305
最終更新日 2023.06.03
登録日 2023.06.03
同期のWEB小説家が書籍化した。どんな事をしたのか尋ねれば、神頼みだと言う。
この作品は小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 2,086
最終更新日 2023.06.01
登録日 2023.06.01
引きこもり歴五年のニート――杉野和哉は食べて遊んで寝るだけの日々を過ごしていた。この生活がずっと続くと思っていたのだが、痺れを切らした両親に家を追い出されてしまう。今更働く気力も体力もない和哉は、誰かに養ってもらおうと画策するが上手くいかず、路上生活が目の前にまで迫っていた。ある日、和哉がインターネットカフェで寝泊まりをしていると綺麗な女の人を見つけた。週末の夜に一人でいるのならワンチャンスあると踏んだ和哉は、勇気を出して声をかける。すると彼女は高校生の時に交際していた幼馴染の松下紗絢だった。またとないチャンスを手に入れた和哉は、紗絢を言葉巧みに欺き、彼女の家に住み着くことに成功する。これはクズでどうしようもない主人公と、お人好しな幼馴染が繰り広げる物語。
文字数 13,405
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.04.30
彼の絵を見た者はいずれ死に至るーーー
死や悲しみ、怒り――作品を通じて様々な影響を鑑賞者に与えてしまうアーティスト、またの名を〝ギフテッド〟。彼らの多くは、国家によって管理、秘匿されている。
そんな中、最も厄介な〝死のギフト〟の保持者である主人公、海江田漣(かいえだれん)は、そうとは知らないまま公共物の壁に落書きし、偶然目にした人々を死に追いやってしまう。
人命を奪ってしまったことを悔やみながら、それでもなお表現を諦められない漣。そんな漣のギフトを巡り、さまざまな人間、組織の思惑が交錯する。
おもな登場人物
海江田漣(かいえだれん) ギフト「死」
都内の医大に通う大学生。病院を経営する父親に医者への道を強制され、アーティストの夢を断たれる。その鬱憤を公共物への落書きで晴らしていたところ、それが〝死〟のギフトを発現、多くの人々を死に追いやってしまう。
自らの罪を悔やみつつも絵筆を捨てきれず、嶋野の勧めでギフテッドの保護施設へと隔離されるが、そこで彼を待っていたのはギフテッドを巡る人々の戦いだった。
嶋野凪(しまのなぎ) ギフト「権威」
ギフテッドの保護監視組織『藝術協会』所属のキュレーター。自らもギフテッドであり、ギフトを駆使し、未知のギフテッドの発見と保護に努める。協会では漣の心の支えとなるが、一方で協会の目を盗み、ある人物の理想のために暗躍する。
東雲瑠香(しののめるか) ギフト「克服」
藝術協会の施設内で漣が出会った女性。他者との関わりを何よりも重んじ、慣れない施設暮らしに戸惑う漣を助ける。普段は明るく振舞うが、実はギフトをめぐって悲しい過去を持つ。
文字数 190,066
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.04.14
五歳のある日、俺は思い出した。
前世で日本人だったことを。
だが周りを見回してみれば、高いビルに高速で行き交う車。家に帰れば靴を脱いで家に上がる――
また日本人じゃないか。
こういうのは普通、異世界に転生するもんなんじゃないのか?
いや待てよ。
前世の知識がある分、俺は周りの五歳共より三十年先を行ってるわけだ。
これって、チートなんじゃ――?
そう気が付き、歩み始めた新たな人生。
だが、前世の自分に関わることはまったく記憶にない。
前世でどんな人生を送ったのか。
前の家族はどこで何をしているのかも気になる。
そうして俺は、この体について、そして何故今ここにいるのか、その理由を知っていく――
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不定期更新ですが、五月末頃完結予定です。
文字数 75,117
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.04.30
――悠久にも永遠にも似た限りある人生、でも忘れないでほしい。それを見守る温かな存在があることを――
文字数 3,753
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
人々が楽しげに過ごす日曜日、『死ななければいけない』と男は思っていた。
だからスーツを着込んでマンションの屋上へと登って、タバコを吸ったら死のうと思っていたのに…吸い終わっても飛び降りる勇気はない。
「おじさんも死ぬつもりなの?」
そんな男に、裸足で座り込んでる女子高生が声をかけてきた。
その女子高生も死にたいようだが立ち上がる気配すらないので、おじさんと呼ばれた男はその隣に行って同じように座り込んだ。
「――何か話すか」
無言の時間がつらかったおじさんはそう言って、二人の死ぬ気が起きるまでおしゃべりをすることにした。
文字数 14,469
最終更新日 2023.05.29
登録日 2023.04.25
日々繰り返される、クラスメイトからの嫌がらせに辟易しながらも、天ケ瀬 燈輝(あまがせ とうき)は今日も溜息交じりに登校する。
だが、その日友人から受け取った一枚のプリントが、彼の日常を一変させる。
吸い寄せられるように立ち入った教室で、彼が見たものとは……。
文字数 185,222
最終更新日 2023.05.27
登録日 2023.04.17