異類婚姻譚小説一覧
人間と妖怪が共存する大江戸の町。人間の中には稀に異能を持って生まれてくる者がいる。比奈(ひな)は、異能の中でも万物を癒す力を持っていた。そのため幼い頃から狙われ続けていたが、父が連れてきた法力僧の守護を受ける代わりに、父によって金儲けの道具にされていた。だが彼女はその生き方を仕方ないと受け入れており、城の番方(警備のこと)の仕事をしている兄の神流(かんな)は、その事に頭を悩ませていた。
ある日、将軍の息子、黎明(れいめい)が神流の悩みを聞く。二人は身分違いだが、昔、神流が黎明を刺客から守ったことをきっかけに、交流を持つようになった。黎明は神流から比奈のことを聞き、その日の夜、会いに行く。そこから、黎明と比奈の交流が始まった。
文字数 44,122
最終更新日 2019.05.30
登録日 2018.11.25
高校1年の春、詩月 夜宵は異世界に召喚された。
…伝説の勇者として。
それから2年、魔王を討ち果たした夜宵は仲間に殺されてしまった。
魔王!私と復讐してくれない!?
ノリの軽い創世の神に授けられた復活のスキルで、魔王と一緒に最強種族に転生☆
人間、魔族、亜人に神々、世界中を巻き込んで、最強の元勇者と元魔王が人生やり直し!
さあ、元々神々の住む島だったらしい魔王の領地の大改造をしようじゃないか!
復讐から始まる元勇者と元魔王の常識ガン無視の国作り、まぁ~ったりと始まります。
なろうでも連載中です。
文字数 143,726
最終更新日 2019.04.30
登録日 2016.07.29
むかし、昔、あるところに。一人の美しい娘がおりました。
その髪は艶やかに波打つ朝焼けの金。
その肌は象牙のようになめらかで、透き通るような柔らかさ。
いにしえの聖女のようなかぐわしき顔を飾るのは、鮮やかに青い海生石そのものの瞳。
高貴な姫に勝るとも劣らない美しい娘に、街中の男達がぼうっと見とれ求婚しますが、彼女はどんなにすばらしい偉丈夫でも首を横に振るばかり。
それもそのはず、彼女には幼い頃から心に決めたものが居たのです。
ただし、この街のものではなく、人ですらない。
彼女が恋したのは、海底都市を守護する海の化け物。クラーケンだったのでした。
※小説家になろうにも掲載しています。
文字数 76,309
最終更新日 2019.03.13
登録日 2019.02.17
三味線を相方に旅をする少女は、今日も妖退治に精を出す。
※なんちゃって江戸時代です。あくまでもファンタジーなので時代考証など、おかしくてもご容赦ください。
※小説家になろうでも掲載しています。
文字数 10,038
最終更新日 2019.03.01
登録日 2019.03.01
深き地下世界に暮らしていたダークエルフの王女エリンは、怖ろしい悪魔王と眷属に父と一族全員を殺された。悪魔に穢される寸前のエリンを圧倒的な力で助けたのは謎めいた魔法使いダン。絶対に付いて行く、連れて行く筋合いはない、押し問答の末、ダンの家に無理やり『押しかけた』エリンは結局一緒に住む事となった。しかしエリンはダン以外の人間から謂れの無い差別を受けて傷つく。地上においてダークエルフは神から追放され、忌み嫌われた種族とみなされていたのだ。ひとつ屋根の下で住むうちに、やがて惹かれ合ったふたりは様々な障害を乗り越えて共に生きて行く事を決意した。一方、高度な召喚魔法によりダンをこの世界へ呼び出したエルフの魔法使いヴィリヤ。彼女は、いつしか湧いたダンへ熱い恋心を持て余していた。呪われたダークエルフの謎とは一体何なのか? ふたりのエルフの恋の行方はどうなる?
文字数 440,984
最終更新日 2019.01.27
登録日 2018.06.11
雪に閉ざされた王国を救うため、お姫さまは森に住む狼のもとに嫁ぐことになりました。愛を知らないお姫さまと、人間に仲間を殺されたひとりぼっちの狼。彼らはひと冬をともに過ごし、やがて本当の家族になるのです。ところがある時、彼らに予想もしない出来事が訪れ……。愛する家族を守るため、お姫さまと狼はそれぞれの大切なものを差し出すのでした。
※この作品は、『月は夢など見るはずもなく』の第7話「十三夜」の中で、ヒロイン月玲(ユエリン)がヒーローに聞かせた昔話です。
※イラストは、さお様に描いていただきました。本当にありがとうございました。
※この作品は小説家になろうにも投稿しております。
文字数 3,493
最終更新日 2019.01.07
登録日 2019.01.07
世界にある唯一の巨大な大陸ツォール。この大陸には二つの巨大な国があった。
人間族の国、アークレイム王国。
魔族の国、ユーニタス。
百年を超える覇権争いの果てに両国は疲弊。大規模な会戦で両軍壊滅的な損害を出したことで両国は和解の道を選んだ。
終戦から五年。お互いの信頼を深めようと、縁談が持ち上がる。
人間族の国、アークレイム王国からは、気弱な可愛い系ムネチカ第二王子10歳
魔族の国、ユーニタスからは、魔王の娘で箱入り男前の、三つ目族のガーベラ20歳。
ムネチカが婿入りするのが筋ではあったがまだ10歳と幼いがため、彼が成人する15歳まではガーベラがアークレイム王国に乗り込み、ムネチカと寝食を共にするという事態に。
あっけにとられるムネチカをよそに、致し方なしと決定事項としてそのまま認可されてしまう。
だが、それには理由があったのだった。
ふたりを陰から、不安ながらも生暖かく見守るガチムチマッチョ近衛騎士ギルベルトとサッキュバスでけしからんボディな侍女のキュキィ。
ただならぬ因縁のあるこのふたりも、様々な思惑に巻き込まれていく。
歳の差、種族の差に加え、両国内部で暗躍する影が、ふたりに降りかかる。
ムネチカとガーベラのふたりが、邪な思惑に翻弄されながらも、お前ら爆ぜろ、と陰口をたたかれるようになるまでの、お話。
筆やすめリハビリなので気ままに更新です。
文字数 38,329
最終更新日 2018.12.25
登録日 2018.12.04
風の精霊の加護を受ける少女アリアは、初めて訪れた王都で王子ルキウスに見初められる。
他の精霊たちとの交流と通じて徐々に王子に心を開いていくアリアだが、彼女にはある秘密があった。
(R-15は保険です)
※「小説家になろう」にも投稿しています。
文字数 42,541
最終更新日 2018.11.20
登録日 2018.10.29
その日、体調を崩して会社を早退した私は、病院から帰ってくると自宅マンションで父と兄に遭遇した。
話があるというので中へと通し、彼らの話を聞いていた時だった。建物が揺れ、室内が突然光ったのだ。
混乱しているうちに身体が浮かびあがり、気づいたときには森の中にいて……。
そこで出会った人たちに保護されたけれど、彼が大事にしていた髪飾りが飛んできて私の髪にくっつくとなぜかそれが溶けて髪の色が変わっちゃったからさあ大変!
どうなっちゃうの?!
異世界トリップしたヒロインと彼女を拾ったヒーローの恋愛と、彼女の父と兄との家族再生のお話。
★掲載しているファンアートは黒杉くろん様からいただいたもので、くろんさんの許可を得て掲載しています。
★サブタイトルの後ろに★がついているものは、いただいたファンアートをページの最後に載せています。
★カクヨム、ツギクルにも掲載しています。
文字数 239,060
最終更新日 2018.07.19
登録日 2017.12.05
桜のアヤカシと自殺志願少女の切ない恋物語。
自殺未遂表現があります。ご注意ください。
エブリスタとマルチ投稿です。
文字数 13,283
最終更新日 2018.06.30
登録日 2018.06.30
姫巫女。それは、癒しの力を持つ特別な人間。
しかし、先代から代替わりの儀式を受けることが出来なかった現姫巫女は癒しの力を持っていなかった。姫巫女の代理である小夜は先代の行方と神器を探している最中、一人の異形の少年と出会う。
※小説家になろうにも投稿しています
文字数 21,305
最終更新日 2018.05.26
登録日 2018.05.20
文字数 3,057
最終更新日 2018.05.20
登録日 2018.05.20
エメラティーナは、魔女の呪いにより毒花姫になった。異性に触れれば、その相手を殺してしまうという毒のような呪い。
そのせいで周囲からは疎まれ、彼女は自然と離宮にこもるようになっていった。
そんな彼女を娶ったのは、他国の公爵である竜人・レキュロス。彼は中性種ゆえに呪いにかからない、稀有な存在だった。
――これは周囲の人間に傷つけられ続けた王女が、竜人の公爵にでろんでろんに甘やかされつつ、幸福な軟禁生活をエンジョイする話である。
文字数 24,283
最終更新日 2018.04.19
登録日 2018.04.16
シーラは国立魔法研究所に勤める魔法使い。
十歳から魔法の勉強して早十五年。もう二十五歳。
残業を終えてボロアパートに帰ってきた時に、上から血だらけの猫が落ちてきた。
言葉をしゃべる猫との不思議な生活。突然の仕事。謎の失踪。
女の子というには、ちょっと歳を食ってしまったシーラの明日はどっちだ!
「小説家になろう」で連載していた作品です。
誤字などの修正をしつつ適度に更新していきます。
文字数 27,592
最終更新日 2018.03.20
登録日 2018.03.13
文字数 28,373
最終更新日 2017.10.08
登録日 2017.10.03