忍び小説一覧
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言語学者のクラステフは、夜中に海軍の人間に呼び出されるという希有な体験をした。連れて来られたのは密航者などを収容する施設。商船の船底に潜んでいた異国人男性を取り調べようにも、言語がまったく通じないという。クラステフは知識を動員して、男とコミュニケーションを取ることに成功。その結果、男は日本という国から来た忍者だと分かった。
文字数 31,765
最終更新日 2021.06.14
登録日 2021.05.31
春哉(ハルカナ) 忍(シノブ)は現代で暗躍する忍びの家系の人である。
20を迎え、初の潜入任務に挑むシノブ。
催眠・洗脳・SEX・裏切り。
様々な試練を乗り越えた末にシノブは一体何を見つけるのか。
文字数 59,102
最終更新日 2021.05.01
登録日 2020.10.27
戸善(とぜん)は忍びとして活躍している。
かれは一年かかった任務を大成功で終えて帰国するが、休む暇もなく大家の三女千草(ちぐさ)の支援を命じられる。
彼女は新人の忍びとして隣国での情報収集にあたるのだが、やる気だけの『ぽんこつ』だったからである。
表向きは彼女の単独任務。しかし縁の下でしっかり補助せよという頭を抱えたくなるような任務を与えられ、戸善(とぜん)は行動開始する。
しかし、その隣国にて、かれの人生、そして国家の行方をも変えていくような経験をする。
*「カクヨム」に投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
*「小説家になろう」に投稿しています(名義:naro_naro)。
*「エブリスタ」に投稿しています(名義:estar_20210224)。
文字数 109,846
最終更新日 2021.05.17
登録日 2021.04.19
父親代わりとなって自分を育ててくれた悪党、伊之助を慕う伊織。伊之助は自らの持つ忍術を教え、男で一つで伊織を育て上げてくれた。伊之助の重ねた罪の多さから、身を隠す生活しかできず、山の奥のぼろ小屋での生活だったが、伊織は伊之助とともに細々と生きて至られたら構わなかった。
しかし、伊織が知らぬところで状況は動いていた。ある日、伊之助が大事にしていた懐刀を持たされ使いに生かされる。やや不思議には思っていたが、伊織は素直に従った。使いから帰る道中、町で悪党が捕まったという話を耳にする。磔にされていたのは自分の慕っていた伊之助の姿だった――。
思わず逃げ出した伊織が道中で出会ったのは、鷹狩りから戻ってきた大名、幸之助の一行だった。伊織は伊之助の仇敵が大名であると知り、大名の伊織を引き取るという申し出にうなずいた。
復讐を心に誓い、怪しまれぬよう幸之助の密偵として働く伊織。幸之助は純粋に伊織の幸せを願い、手厚く迎えてくれた。復讐の機会を探しているが、幸之助の養子、薫が常に目を光らせており、思うように進まない。しばし時が経ち――絶好の機会を得て刀を構えるが、心優しい幸之助を前に揺らいでしまう伊織。伊織の下した結論は――。
文字数 4,176
最終更新日 2020.05.14
登録日 2020.05.14
甲賀と伊賀、戦国最強の忍びを率い幼い将軍を助け出した六角義賢。
三好長慶の追手を振り切って、再起を謀り京を取り戻そうとするが、彼らの行く手には、戦国の大火が迫らんとしていた。
文字数 37,408
最終更新日 2020.07.16
登録日 2020.03.21
世に生まれた者全てが、魔力を心に秘めている。
しかしほとんどの者が、その魔力を引き出す術すら知らずに、朽ち果てるー。
これは、里中島の神社の石碑に刻まれた文字で、その里中島には、鬼が封印されたと伝えられる石が、ひっそりと置かれているが、ある夏休み、島の子供達が、神社の前の広場で、遊んでいると、昨日まで有った筈の場合には、石は無く、そこには、ブラックホームの様な穴を発見し、興味本意で、遊んでいると、子供達は、恐ろしい体験する事となる。
そう、この体験こそが本当の物語の始まりで、この恐ろい体験は、戦国時代の忍びの者が用意周到な準備した、罠だったのである。
この時代は、徳川家康軍が、天下統一を目前と迫る戦国時代で、忍びの者を中心に、術や魔力を、自在に操る事が出来る者達が、わずかだが存在していた。
しかしながら、彼ら術や魔力を持つ者の事は、どの文献や歴史的資料にも存在して居ない、つまり彼らは、表に出る事無く、裏の世界で、歴史を設計していた者達の物語である。
ある者は、何に取り憑かれたかの様に、自分の才能で、何処までやれるか試し、又ある者は、種族を超えて、愛の為に生き、又ある者は、数奇な運命に翻弄され、歴史の塵に埋もれながらも、踠き苦しみ一点の光に活路はある、そう信じ前に踏み出す。
文字数 74,064
最終更新日 2020.03.19
登録日 2019.12.26
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