イケメン小説一覧
文字数 55,770
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.10.31
清純派女優としてドラマや映画に引っ張りだこの
人気急上昇中の女優・環菜。
順調にキャリアを重ね、出演した人気ドラマでの演技が注目され、
ヒロイン役のチャンスが舞い込んできた!
だがその矢先、
あるスキャンダルで表舞台から姿を消してしまう。
精神的にボロボロになった環菜が
人生をやり直すために向かった先は、チェコの首都プラハ。
そこで現地に駐在するエリート外交官の智行と知り合う。
王子様のようなニコニコとした笑顔なのに腹の底が見えない彼を
環菜は苦手に感じるが、そんな彼からある提案を受ける。
ーー僕の婚約者を演じてくれませんか?
関わりたくないと思っているのに、
環菜は彼の申し出に手を取ってしまってーーー。
※この作品はエブリスタ様、ベリーズカフェ様、ムーンライトノベルズ様にも掲載しています。
文字数 102,626
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.11.10
【年下美形】×【年上美形】
若手俳優の高永ヒナキは、人気バンドURANOSのボーカル、JUNの大ファンだった。そんなヒナキの元に、ある日BLドラマの主演役オファーが舞い込んでくる。なんとその相手役は、バンドマンであるはずのJUNだった。
期待を膨らませたヒナキだったが、仕事場で会うJUNはこれまでライブで見ていた姿とは随分態度が違う。最初は落胆するものの、JUNと過ごすうちに段々本来のJUNに心が惹かれていくようになった。
しかし、想いを寄せるヒナキに対してJUNは「誰かを愛することはできない」と冷たく拒絶するばかりだった。その理由は、「最初に愛した人間を殺さなければならないから」だと言って——。
平日朝7時に投稿します。
文字数 37,370
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.11.11
ふとした瞬間に視線が絡み、どちらからともなくキスを交わす。
でも、それだけ。
好き合っている訳でもましてや付き合っている訳でもない。
ただ口さみしいから。
そんな関係。
―――――そんな関係、壊したいんだよ。
作者の書く話で一番エロ率が多いお話です。
受けの子が健気でだいぶ(感情的に)不憫です。好き嫌いが分かれる作品だと思います。
こちら完全大人向けですので、お若いお嬢様は敬遠された方がいいかもです。
ラブラブイチャイチャホンワカ系がお好きな方もきついかも・・・。
ゲスくてエロい攻めを受け入れて下さるお姉様はよろしくお付き合い下さいませ(^^)
※以前別のサイトで「morning light」というタイトルで書いていたもの改訂版になります。
一話一話が短い為、一日に3回更新。
一話ずつは短いですが、全体的にはかなり長いです。24万字くらい。240話完結です。
こちらはpixivにも公開しています。
文字数 96,583
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.10.24
※この物語はフィクションです。実際の人物、団体、事件、地名等には一切関係ありません。リアリティは求めておりませんので、現実にこだわりのある方、細かいことが気になる方にはオススメできません。物語のやわらかな世界をお楽しみ下さい。この件に関してお誹謗中傷はご遠慮ください※
※この作品はBLですが、主人公カップルの周りにはNLカップルもおります。その点ご理解の上、お読み下さいませ。
※無理矢理に近い描写が前半にありますが、不憫な主人公が攻めと出会い幸せを掴んでいく過程を丁寧に大切に描いた物語です。
本編は完結→芽生小学生編を現在書いています。
「歩み寄る恋をしよう!」気ままに生きてきたシングルファザー×恋人に捨てられた純真な青年のじれったい恋愛模様
離婚して息子と過ごす日々は大変だが、それまでの我慢から解き放たれ自由なものだった。
そんな俺には最近気になる若い青年がいる。
だけど……彼は幸せの中、陽だまりの中にいた。
手が届かないと憧れの存在だと諦めていたのに……そんな彼に異変が。
今までのように即物的に手に入れるのではなく、
今度こそ心から歩み寄る恋愛をしてみたい。
※ こちらは『幸せな復讐』https://www.alphapolis.co.jp/novel/492454226/710287703
のサイドストーリー、書下ろし新作です。
※『幸せな復讐』を先に読んでいただけると、
瑞樹の気持ちが伝わると思います。
※発展編として『幸せな復讐』で端折った部分を掘り下げていきます。
(宗吾と瑞樹が付き合いだす過程から結ばれるまで)
表紙絵……おもち様の作品です。
@0moti_moti0
文字数 3,757,667
最終更新日 2023.11.29
登録日 2019.07.31
わたしはアリシア=ヘイストン18歳。侯爵家の令嬢だ。跡継ぎ競争に敗れ、ヘイストン家を出なければならなくなった。その為に父親がお膳立てしたのはこの国の皇子との婚姻だが、何と13番目で名前も顔を分からない。そんな皇子に輿入れしたがいいけれど、出迎えにくる皇子の姿はなし。そして新婚宅となるのは苔に覆われた【苔城】で従業員はほんの数人。
はたしてわたしは幸せな結婚生活を送ることが出来るのだろうか――!?
文字数 85,053
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.10.10
ここはとある北の国。綺麗な金髪碧眼のイケメン王子様の側近に転生した俺は、どうやら彼を失脚させようと陰謀を張り巡らせていたらしい……。いやいや一切興味がないし!寒いところ嫌いだし!よし、やめよう!
こうして俺は逃亡することに決めた。
文字数 8,606
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.11.12
転生し、クマのぬいぐるみそっくりな謎のもこもこになった、赤ちゃんみたいな〝クマちゃん〟と、クマちゃんを拾ってしまった面倒見の良い冒険者達のお話。犬に頭を咥えられ運ばれていたクマちゃんは、かっこいい冒険者のお兄さん達に助けられ、恩返しをしたいと考える。冷たそうに見えるが行動は優しい過保護な最強冒険者の青年ルークに甘やかされながら、冒険者ギルドの皆の助けになるものを作ろうと日々頑張っている。一生懸命ではあるが、常識はあまりない。生活力は家猫くらい。異世界転生なクマちゃんが、アイテム無双する日はくるのだろうか?【かんたんな説明:良い声のイケメン達と錬金系ゲームと料理と転生もふもふ猫っぽい謎の生き物クマちゃんを混ぜたようなお話】★愛されモフモフ主人公・イケメン・イケボ・イケオジ・錬金・料理・ややチート・溺愛・甘々・ちびっこ・幼児・癒し・スローライフ・ややコメディ・ハッピーエンドです!
《小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+でも掲載中です》
文字数 770,266
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.04.09
「聖女になれなかったなりそこない。こんなところまで追って来るとはな。そんなに俺を忘れられないなら、一度くらい抱いてやろうか?」
5歳のオリヴィエは、神殿で出会ったアルディアの皇太子、ルーカスと恋に落ちた。アルディア王国では、皇太子が代々聖女を妻に迎える慣わしだ。しかし、13歳の選別式を迎えたオリヴィエは、聖女を落選してしまった。
その上盲目の知恵者オルガノに、若くして命を落とすと予言されたオリヴィエは、せめてルーカスの傍にいたいと、ルーカスが団長を務める聖騎士への道へと足を踏み入れる。しかし、やっとの思いで再開したルーカスは、昔の約束を忘れてしまったのではと錯覚するほど冷たい対応で――?
文字数 124,316
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.08.13
アリスターは、人を笑い者にするような人と婚約したことに悩まされていた。その子息が他に好きな人が出来たからとアリスターと婚約を破棄することになったのだが……。
※全5話。
文字数 2,927
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.25
文字数 77,201
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.10.27
「セレスとの関係か?どうでもいいともそんなもの」
冷酷な言葉でそう婚約者を突き放すのは、女遊びが激しく酒乱で知られるベンリックだ。彼は一帯を統べる権力者、貴族家でありながら、今両脇にそれはそれは魅力的な女性を並べ、婚約者であるセレナの話題を持ち掛ける。
「あいつが勝手に俺を好きなだけであって、俺に何らそんな気はないとも。そもそもこの婚約とて、向こうが土下座をしてお願いしますぅと言うからしぶしぶ受けてやっただけなんだよ」
これが嘘であることなど、両隣の女性はすぐに見抜く。しかし彼に気に入られたいという思いから、彼を持ち上げる。
「まぁ、そうだったのですね!それはなんてはしたない女!」
「ええ!私ならもっと上品にベンリック様を落として見せるのにぃ♡」
その甘い言葉の前に、彼は一段と機嫌をよくする。
「はっはっは!今日はすべて俺のおごりだ!好きなだけ食べて飲んでいくがいい!」
広げられている食事は、すべて本来ベンリックとセレスに対して作られたもの。しかしベンリックは強引にセレスを追い出し、代わりにこの二人を部屋へと招き入れたのだった。
「おいクライン!クラインはいるか!」
「はい、お呼びでしょうか」
クラインは彼の召使である。呼び出せばこうしてすぐに参上する優秀な男だ。
「クライン、セレスに情けなど無用だからな。どうせ放っておいたところでなにもできやしないだろう。そんなものに関わるだけ無駄だぞ」
「承知しました」
セレスが自分に逆らえるはずがない。この時までは彼はそう信じて疑わなかった。
…しかしその日の夜、事件は起こった…
文字数 1,024
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
ずっと愛しているこの人は少し前に婚約した。
私ではない可憐な人と。
「好きだよ」
愛してるのはあのひとでしょ?
「今日も美しいよ」
ベッドの上でしか言ってくれない癖に。
「お前にはずっとそばに居てほしい」
愛人として……?
「馬鹿らしくなって来たわ」
私はこの燃えるような恋を捨てる決意をした。
「あなたの愛人はもう辞めるの」
文字数 7,271
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.26
「レイノス様はまだお部屋にいらっしゃるのか?」
「はい。どうやらフェルナ様を自室に呼び出されて、そのままのようです」
「やれやれ、またか…困ったものだ」
王子の側近たる二人が頭を悩ませるその理由は明白であった。このレイノス王子は、婚約者であるローエルを差し置いて妹であるフェルナばかりに気をかけるのだった。ローエルは隣国からはるばる婚約に訪れた令嬢であるがゆえに、臣下の人間たちは彼女が気を悪くしないかどうか、毎日のように冷や汗をかいていた。
「…このような事が続けば、いつ隣国から攻め込まれるかもしれません…王子を説得しようにも、応じるとは思えませんし…」
「ひとまず、ローエル様の様子をうかがってみよう…何かあったときには、王子を残してすぐに皆でここを去るのだ。…その結果何が起こったとしても、それはもはや自業自得…我々臣下の者どもの出る幕ではなかったという事だ…」
二人の判断は賢明であった。なぜならこの時すでに、ローエルは王子への愛想をつかしてしまっていたのだから。
――――
文字数 705
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
『貴女には、これから我々四人の賢者とセックスして頂きます』――。
三十路のフリーター・篠永雛莉(しのながひなり)は自宅で酒を呷って倒れた直後、真っ裸の美女の姿でイケメン四人に囲まれていた。
雛莉を聖女と呼ぶ男たちいわく、世界を救うためには聖女の体に魔力を注がなければならないらしい。その方法が【儀式】と名を冠せられたセックスなのだという。
今まさに魔獸の被害に苦しむ人々を救うため――。人命が懸かっているなら四の五の言っていられない。雛莉が四人の賢者との【儀式】を了承する一方で、賢者の一部は聖女を抱くことに抵抗を抱いている様子で――?
◇◇◆◇◇
イケメン四人に溺愛される異世界逆ハーレムです。
タイプの違う四人に愛される様を、どうぞお楽しみください。(毎日更新)
※性描写がある話にはサブタイトルに【☆】を、残酷な表現がある話には【■】を付けてあります。
それぞれの該当話の冒頭にも注意書きをさせて頂いております。
※ムーンライトノベルズ(小説家になろう)でも同時掲載しています。
文字数 292,941
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.09.17
そ、そんな馬鹿な事があるか!僕は伯爵なんだ!それ相応の申し出を受けているに決まって…!
文字数 170
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
自分のせいで事件に巻き込まれた彼女を守るため、命懸けの決断をするイケメン俳優。だが、それがきっかけで2人は別れることに…
それから3年後。イケメン俳優は新たな真実を知ることになる。2人の行方は……
文字数 116,210
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.09.29
人間と獣人は対立し、両種族から迫害される有翼人。
蛍宮皇の獅子獣人皇宋睿は有翼人を迫害するための国政を繰り返し、そのための増税で獣人からも憎まれた。
国民が困窮を極めたある日、ついに有翼人狩りが始まった。
美星は羽を切り落とし人間に擬態することで生き延びたが、わずか二日後に宋睿は討たれた。
宋睿を討ったのは全種族平等を掲げる兎獣人の天藍と、三日で戦争を終結させる軍略を立てた十八歳の鬼才護栄。
天藍は新皇太子に立ち、護栄は政治の要となった。
美星は有翼人の日常にさらなる革命を望み宮廷で働き始める。
しかし宮廷で待ち受けていたのは護栄による獣人贔屓と、宋睿以前から変わらない有翼人差別だった。
本作は「人と獣の境界線」のスピンオフとなります。
本編第五章のネタバレを含みますので、読んで下さっている方はご注意ください。
📕人と獣の境界線(全年齢BL)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/515556264/542629474
文字数 37,912
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.18
実の母親の悪評のせいで、散々な目にあってきたミルトニア。それなのに母親は、上手くいかないことは全て他人のせいにして生きてきているような人だった。
今回の婚約破棄も、ミルトニアのせいだと怒鳴り散らしていたのだが……。
※全4話。
文字数 3,291
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.25
「おまえの言動にはほとほとあきれた。本日を持ってリリー・バロン侯爵令嬢との婚約を破棄する」
ひょんなことから悪役令嬢になった私は、パーティーにて王子様に婚約破棄を言い渡されます。
そんな時、ざわめく人ごみの中から現れた謎の人物は私をその場から連れ去って助けてくれます。けれども、その人物には何やら思惑があるようで…
果たして私はこの世界で生き残れるのか、そして現代に戻れるのか…
そんな色んな思いがある中、婚約破棄をしたはずの王子様が私を誘惑してきて‥‥
※小説家になろうでも投稿してます。
文字数 17,941
最終更新日 2023.11.28
登録日 2020.12.12
結婚した夫には愛人がいた。辺境伯の令嬢であったビオラには男兄弟がおらず、子爵家のカールを婿として屋敷に向かい入れた。半年の間は良かったが、それから事態は急速に悪化していく。伯爵であり、領地も統治している夫に平民の愛人がいて、屋敷の隣にその愛人のための別棟まで作って愛人に尽くす。こんなことを我慢できる夫人は私以外に何人いるのかしら。そんな考えを巡らせながら、ビオラは毎日夫の代わりに領地の仕事をこなしていた。毎晩夫のカールは愛人の元へ通っている。その間ビオラは休む暇なく仕事をこなした。ビオラがカールに反論してもカールは「君も愛人を作ればいいじゃないか」の一点張り。我慢の限界になったビオラはずっと大切にしてきた屋敷を飛び出した。
そしてその飛び出した先で出会った人とは?
(できる限り毎日投稿を頑張ります。誤字脱字、世界観、ストーリー構成、などなどはゆるゆるです)
文字数 15,386
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.25
50歳、独身、引きこもりの俺は、自宅の階段から転げ落ちて死んでしまった。しかし、俺は偶然にも【get a second chance】の権利を得る事が出来た。【get a second chance】とは、人生をやり直す事が出来る権利であり、しかも、ゲームのように自分自身のレベルを上げる事で、イケメンにもなれるのである。一回目の人生は、不細工は不細工のまま、勉強しても頭が悪いのは悪いまま、運動神経がなければスポーツは上手くならない。音痴なら歌は上手くならない。才能がない者はどんなに頑張っても無意味だった。しかし、二度目の人生は違う。頑張れば頑張るほど成長できるやりがいのある人生だった。俺は頑張ってレベルを上げて二度目の人生を謳歌する。
文字数 182,224
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.08.07
軽い人気者イケメンくん(バイ)×妹大好きの愛されくん(ノンケ)
可愛い妹を手ひどく?振ったモデルのイケメンは同じ大学。図書室で遭遇。
氷の微笑が素敵だとか言われてる超イケメン。冷たい感じのする綺麗な笑みが、大人気なそうな。何だそれ!意味分かんねー。
妹の妙なお願いを聞く気はなかったのに、怒りに震えてつい睨んでしまったら目が合って。
ひょんなことから共通点。あれれ、何で一緒にご飯食べてたり、出掛けんての、オレ?
第11回BL小説大賞に参加しています。
投票だけでなく、閲覧・ブクマ・感想の書き込みすべて大賞の応援になるそうです。
特に感想は、更新する力になります♡ 楽しんで頂けますように!
表紙絵: わかめちゃん(@fuesugiruwakame)
文字数 19,155
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.10.31
異世界転生キタコレー!
と、テンションアゲアゲのリアーヌだったが、なんとその世界は乙女ゲームの舞台となった世界だった⁉︎
えっあの『ギフト』⁉︎
えっ物語のスタートは来年⁉︎
……ってことはつまり、攻略対象たちと同じ学園ライフを送れる……⁉︎
これも全て、ある日突然、貴族になってくれた両親のおかげねっ!
ーー……でもあのゲームに『リアーヌ・ボスハウト』なんてキャラが出てた記憶ないから……きっとキャラデザも無いようなモブ令嬢なんだろうな……
これは、ある日突然、貴族の仲間入りを果たしてしまった元日本人が、大好きなゲームの世界で元日本人かつ庶民ムーブをぶちかまし、知らず知らずのうちに周りの人間も巻き込んで騒動を起こしていく物語であるーー
果たしてリアーヌはこの世界で幸せになれるのか?
周りの人間たちは無事でいられるのかーー⁉︎
文字数 1,105,171
最終更新日 2023.11.28
登録日 2022.02.11
禁止されている魔導具、魔法薬を管理し新たなものを開発する国際研究機関、魔塔。
そこで五年も見習い魔具士として燻っていたターミガンだったが、ある日魔塔に雷が落ちた。
その雷が落ちた場所に、なんと雷神が魔力の枯渇で倒れていたらしい。
魔塔のトップである魔塔主から「君しか出来ないからよろしく」と雷神の世話をぶん投げられたターミガンは、魔力の譲渡をしつつ、その見た目麗しい雷神の目が覚めるのを待っていた。
―― 雷神の目が覚めたあと、魔塔中の研究員が彼を崇拝する騒動に巻き込まれるなど、知らずに。
誰も彼も魅了する美しい雷神 ✕ 特殊な属性のせいで見習いから抜けられない魔具士のお話。
見習い魔具士視点、雷神視点+α予定。
※ 盲目等の障がい、および人が死ぬ表現があります
※ 短編表記ですが、中編程度の文字数
※ 世界観は長編「彼女が幸せを掴むまで〜」と同じです。
※ 拙作「ようやく幸せになりました!」の六十六年前、「彼女が幸せを掴むまで〜」の二十二年前の話
※ カクヨムにも公開しています
文字数 30,275
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.27
私の婚約者であるクラウス伯爵は、信じられないほどのシスコンだ。
妹があれがほしいと言えばすぐに調達、旅行に行きたいと言えばすべての貴族家の予定をキャンセル、妹があの人間が気に入らないと言えば、即座に領外追放。
そんな日々のさなか、その矛先はついに私へとむけられた。
最初は私も信じていた。どれだけ妹好きであっても、最後には婚約者である私を信じてくれるのではないかと。
けれど、そんな期待はすぐに打ち砕かれた。
「お前のいう事が間違いに決まっているだろう!!!僕の妹が僕に嘘などつくはずがない!!!この性悪女が!!!妹に嫉妬しているんだろう!!自分に女としての魅力がないから、妹を貶めることで自分の株を上げようとしているんだろう!!お前の考えなんて子供でも分かる!!そんな女と婚約していただなんて、僕は自分が恥ずかしくなるね!!わかったらとっとと出て行ってくれ!!二度と妹の前に現れるなよ!!!」
…と、確かこんな感じだった気がする。気がするというのは、あの男の言葉をきちんと全て覚えていないからだ。…無理もない、あの時あの男は妹愛を私に半日くらい叫び続けていたのだから。
文字数 637
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
婚約者の双子のお姉さんたちの悪戯が、度を越していて好きではなかったし、婚約者のことも好きになれずにいたプルメリア。
そんなプルメリアが婚約破棄することになってから、とんでもない目に次々合うことになってしまい……。
※全4話。
文字数 2,191
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.26
「婚約破棄ですか?それに合わせて私にここから立ち去れと…?」
「ああそうだ。すでに君の後任として婚約する人物も決まった。まぁ最後だから伝えておくと、君には期待していたんだが…こうなってしまって残念だね」
とは言いつつも、どこかうれしそうな表情を浮かべるエルファード。彼は王宮を統べる王室長で、王子からも直接の信頼を寄せられている人物だ。それだけに、そんな彼に選ばれた私もまた頑張らないといけないと思い、自分を奮い立たせてここまでやってきた。けれど、その結果は…
「やはりルリカですか?なんでも言う事を聞く彼女の方がふさわしいというお考えですか?」
この人とルリカと言う人物が親密な仲にあるという話は、以前からあった。なんでも彼女は彼のいう事に忠実で、一切ノーと言わない人物として聞いていた。…人々のためを思って私がノーという事を、彼はどうやら嫌がったように思える…
「まぁ想像は好きにしてくれて構わないとも。これはもう決定事項であるから、あとは好きにしたまえ」
そう言って冷たくあしらうと、足早にその場を後にする彼。私はただ一人その場にポツンと取り残された。
「…ここまでいろいろと頑張ってきたけれど、残念…」
私には分かっていた…私がここを去ったあと、この王宮に何が起こるのかを…けれど、そんな私を王宮は追放したのだ。それも一人の独断でではなく、全員の賛成をもって。それならもう私に心残りは何もない。
文字数 1,062
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
「いつまで婚約者の顔をしてここにいるつもり?お兄様も内心ではあなたのことを嫌っているのだから、いい加減早く消えてくれない?」
そう言葉を発するユリエール。彼女が食い掛っているのは自分の義姉にあたるシェアトだ。兄のルグス侯爵との婚約を結ばれるに至った彼女であったものの、その存在がユリエールは面白くないのだった。
「早く消えてくれない?鬱陶しいのだけど」
そんな会話が続けられていたある日の事、彼女はある行動に出るのだった…
――――
「めずらしいじゃないか、君のほうから彼女まで誘うだなんて」
ルグス侯爵はやや不思議そうにユリエールのほうを見つめる。二人が険悪な関係にあるということを知らないものの、こうしてユリエールがシェアリトを誘って食事をすることなどなかったため、珍しく感じている様子だった。
「だって、家族になる者同士ですよ?こうして食事をともにして中を深めることは当然のことでしょう??」
愛らしい表情でそう答える彼女。その裏にどんな意思を持っているのか、彼女を溺愛し一切疑わないルグスに理解できるはずもなかった。
「それじゃあ、みんなで乾杯することとしよう。こうして仲を深めることも大切だからな」
彼の言葉で始まったこの会合。しかしそれは次の言葉を聞くことなく終わってしまう。
文字数 663
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
レオンティーヌは婚約破棄となって悔しさのあまり泣き崩れていた。それを周りに誤解されているとも知らずにいたが、全てが終わったあとで泣いたことが、物凄く馬鹿馬鹿しく思えてしまうとは思いもしなかった。
※全4話。
文字数 1,666
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.27