短編小説小説一覧
ある日突然右目に不調を感じた美大生のユカリ。渋々行った病院で急遽即日入院する事になってしまい、『失明してしまうかもしれない』と激しく動揺してしまう。そんな中、心臓疾患により入院する圭吾と些細な事をきっかけに仲良くなった。
たった一週間の短い出逢い。
退院を前日に控えた夜。先の無い彼は、ユカリに一晩だけ側に居させて欲しいと願い出た——
○悲恋っぽい恋愛・妖怪モノ・病室が舞台のお話。
○ユカリさんは網膜剥離での入院なので本来眼帯は必要無いのですが、演出って事で大目に見て下さいm(_ _)m。
○微エロ表現がありますので、十五歳未満禁止でお願いします。
【関連作品】
『コイシイヒト』の登場人物が、少しだけ関わった短編です。
文字数 16,716
最終更新日 2020.11.28
登録日 2020.11.14
西暦30xx年、突如として現れた謎の奇病が世界中で猛威を振るっていた。
人々は痩せていき、身体のあちこちから植物のような茎が生え、鮮やかな赤い花が咲くという恐ろしい症状に見舞われる。奇病は男女や年齢を問わず広がり、感染した者はやがて自身が花に変わり果て、姿を消してしまう。
人々は奇病から逃れるため、家庭に引きこもり、外部との接触を避け生きるこの世界に終わりは来るのか。
作品内画 轍輪廻
この作品に使われる挿絵等は、轍輪廻氏の過去絵を頂いたものです。絵が先で僕の書いた物語はあとになります。
轍輪廻
https://instagram.com/wadatirinne?igshid=MzMyNGUyNmU2YQ==
文字数 2,234
最終更新日 2023.11.11
登録日 2023.11.07
☆あらすじ
近郊の寺から盗まれ、その後見つかって返還された戦国時代の甲冑。オカルト趣味で親交のあるA夫、B輔、C子の三人は、それが盗難直後に出品されていたオークション会場で発生した、大量猟奇殺人事件と何らかの関わりがあるらしいことをつきとめ、「呪いの甲冑」の現物を一目見ようと寺の収蔵庫に忍び込む。彼らは数百年の時代を経たのみならず、一度火災に遭っているはずの甲冑が新品同様に無傷なことをいぶかしがるが、C子がたわむれにその甲冑を身につけたとたん、身の毛もよだつ怖ろしいことが起こる。――しかし、それはその後展開する前代未聞の怪異で凄惨なできごとの序章にすぎなかった。
☆作品について
前作「転生の剣」と同じく、自作の模型から着想を得ました。私は基本がモデラーなので、創作に当たってはまず具象物を拵えることでその“依代(よりしろ)”を確保し、次いでそこから生じるイメージを文章化するという手順になるようです。 自分の力量不足を承知で今回はホラー小説に挑戦してみたのですが、本当に怖いと思える話を書くことの難しさをしみじみ実感させられました。及ばずながら自分なりにいろいろ工夫してはおりますが、はたして文字でどこまでリアルな恐怖感を表現できたのか甚だ不安です。
もとより文学とは縁遠い小生ゆえ、お目汚しの駄作レベルとは存じますが、あえて読者諸兄のご高覧に供しますので、率直なご意見を賜ることができましたら幸甚です。
文字数 45,141
最終更新日 2019.05.26
登録日 2019.05.11
文字数 7,484
最終更新日 2018.12.23
登録日 2018.12.21
文字数 1,676
最終更新日 2022.07.01
登録日 2022.07.01
2021年8月4日午後8時ごろ。鍋尾市の老夫婦の家で強盗事件が起きた。
犯人はまだ捕まっていない。今年に入ってもう、5件目だ。
OLの私、市川さくらは5件目の強盗犯らしき人物を見かける―――
そこから、再び強盗の件数が増えていく。犯人を見てしまったさくらの運命は―――いかに?
※※
あることに感化されて書きました。
文字数 2,243
最終更新日 2021.10.16
登録日 2021.10.15
美少年公人は、公人と名乗っているが現実世界では何の仕事もせず無口で謎めいた青年だった。
公人はSNSでジャーナリストの加島洋と接触し、話を持ち掛ける。
公人は加島に偽の投資サイトに騙されて、投資サイトの闇を暴かないかと誘う。
加島は公人と共に偽の投資サイトが起こす悪行を暴くために、動き出す。
文字数 1,719
最終更新日 2023.11.17
登録日 2023.11.17
ある青年は、心霊スポットと称されている廃病院を探索することにした。何が起きても記録できるようにカメラを持って。中はひどく寂れていたが、妙にあちらこちらに生活の痕跡はあった。病院内を探索する中、そこで撮影者が見たものとは?
文字数 2,583
最終更新日 2021.03.01
登録日 2021.03.01
オカルト好きの女子、御手洗花子が通う小学校に、転校生がやってきた。
転校生は言った。
オトケシって知ってる?
オトケシっていうのはね、人間を襲う化け物のこと。その人が独りになっている時を狙ってね、食べちゃうんだ。
オトケシが人を襲う時は一切の音が消えちゃうの。だから叫んで助けも呼べない。
オトケシが襲ってきて逃げられた人もいない。二人以上で居て、襲われないようにするしかない。
花子の友達はただの創作話だと言うが、花子にはそう感じられなかった。
そして、本当にオトケシがいるかの証明をしようとするが……。
文字数 19,734
最終更新日 2024.03.02
登録日 2024.03.02
文字数 5,039
最終更新日 2023.12.12
登録日 2023.12.12
とあるアプリを一緒にやろうと約束した仲良しな2人。しかし、いざ登録してアプリをしていたら画面に吸い込まれ、リアル脱出ゲームになっていた。しかも舞台は留置所の様な場所でホラーだった。2人の生死をかけたゲームが今、解禁される。
文字数 64,492
最終更新日 2019.02.25
登録日 2018.08.17
陰キャな女の子雫(しずく)は陽キャの友達が出来たことによって陰キャから陽キャになっていくお話です。
文字数 5,327
最終更新日 2021.12.19
登録日 2021.12.09
ある雨の日の出来事だった。
仕事を終え退社した男、宮原進ノ介は公園の中で雨に濡れる少年と出会う。
一人寂しい様子に見えた少年を自宅付近まで送って行こうと考えた進ノ介は、この時はまだ何も想像をしていなかったのだ。
通りかかった踏切の目の前で、親友、曽我部真人に腕を掴まれるまでは――。
小学校時代、サッカー、踏切、謎の少年。
進ノ介の記憶が一つに繋がった時、あの日のヤクソクが果たされる。
文字数 14,546
最終更新日 2023.10.30
登録日 2023.10.30
文字数 2,282
最終更新日 2021.12.04
登録日 2021.12.04
文字数 1,432
最終更新日 2018.11.21
登録日 2018.11.21
それは暑い日のお盆――
家族とお墓参りに行ったその後、徐々におかしくなる母親。
異変はそれだけにとどまらず――
文字数 11,628
最終更新日 2019.10.28
登録日 2019.10.22
男は教祖だった。彼は惨めな最期を遂げる。
それまでに彼が起こした軌跡を描く。酷く、醜い一人の男の軌跡。
彼が敷くのは崩壊への序曲か、それとも新しい世界への幕開けか。
これまで書いた5作の裏を書く、胸焼けするような物語。
文字数 20,903
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.03.29
短編ホラー
閉鎖的な山村にフィールドワークに訪れた大学生。
歓迎的ではない村民から「『まがいもん』がおるから近づくな」と言われた集落を耳にする。
大学生は興味本位に集落へ向かうが…
文字数 5,186
最終更新日 2023.01.06
登録日 2023.01.05