「獅子」の検索結果
全体で312件見つかりました。
月の獅子に愛されし国アスランにおいて、建国から仕える公爵家には必ず二人の男子が生まれた。
兄弟はそれぞれ違った成長をする。
兄には替えの効かない無二の力を、弟は治癒とそれに通ずる才覚に恵まれると伝えられている
そしてアスランにおいて王族が二度と癒えぬ病魔に侵された際には、公爵家の長男はその力を行使し必ず王族を護ることを、初代国王と契約を結んだ。
治療魔術の名門に生まれ、学園卒業間近の平凡な長男ニッキー
優秀な弟であるリアンからは来損ないと蔑まれて、時にぞんざいな扱いをされながらもそんな弟が可愛いなと思いながらのんびり過ごし、騎士になった逞しい婚約者とたまに会いながらマイペースに学園生活をおくっていたのだが、突如至急帰って来てほしいと父からの手紙が届いた事により緩やかな生活は終わりを迎える
終わりへと向かい、終わりからはじまる、主人公が幸せへとのんびりと一歩一歩進むお話
ハッピーエンドです
文字数 208,925
最終更新日 2024.05.14
登録日 2021.08.17
Sランクパーティー【黄金の獅子王】に所属するテイマーのカイトは役立たずを理由にパーティーから追放される。
途方に暮れるカイトであったが、伝説の神獣であるフェンリルと遭遇したことで、テイムした魔物の能力を自分のものに出来る力に目覚める。
さらにカイトは100年に一度しか産まれないゴッドテイマーであることが判明し、フェンリルを始めとする神獣を従える存在となる。
魔物のスキルを吸収しまくってカイトはやがて最強のテイマーとして世界中に名を轟かせていくことになる。
一方、カイトを追放した【黄金の獅子王】はカイトを失ったことで没落の道を歩み、パーティーを解散することになった。
文字数 31,504
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.05.10
同盟を結ぶ予定だった二つの国があった。
しかし陰謀により同盟の話は白紙となってしまう。
帝国対小国では勝負は明白··········小国の王は帝国へ降伏を伝える為遣いを送り、無事承諾され戦争は終わったと思ったが話し合いをする前日小国は他国によって滅ぼされてしまう。
帝国を治めるテオは初恋の相手である小国の王子ルイスを探す事になるが、一方のルイスは攻めてきた敵の国に囚われ弟や妹を人質にされてしまい性処理や暴力を受け、敵国からの逃亡後は加虐嗜好家に売られ身体は左腕しか四肢が残っていない。
牢の中でただただ死ぬ時を静かに待っていたルイスは再び奴隷オークションに売られる事になるが、
そこにはテオと自身の国を滅ぼした敵国の王が何故か自分を競り合う。
帝国の王のテオとルイスが再び出会う時、止まっていたルイスの時間が動き始める。
これは、一度全てを失った主人公ルイスが怨敵を打ち倒し強く前に進む話です。
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最新更新は基本的にエブリスタが早いです。
文字数 200,879
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.04.08
リリム王国辺境伯エインズワース伯爵家の長女、ユーニス・エインズワース。伯爵令嬢であるはずなのに、生活は使用人以下で、まともに育てられたことはない。それでも心優しく強かに育った彼女は、ある日、隣国との国境である森で二人の怪我をした男性を見つけて……?※不定期更新です。2024/5/14、18話が抜けていたため追加しました。
文字数 56,375
最終更新日 2024.05.14
登録日 2023.07.06
生まれつきの顔の痣がコンプレックスの後宮妃、蘭月(らんげつ)。
素顔はほぼ別人の地味系女子だが、他の誰にも負けない高い化粧スキルを持っている。
豪商として名を馳せている実家でも、化粧スキルを活かした商品開発で売上を立てていたものの、それを妬んだ兄から「女なのに生意気だ」と言われ、勝手に後宮入りさせられる。
後宮の妃たちからは、顔面詐欺級の化粧と実家の悪名により、完全無欠の美貌を持つ悪女と思われているのだった。
とある宴が終わった夜、寝床を抜け出した先で出会ったのは、幼いもふもふ獅子の瑞獣、白沢(はくたく)。そして、皇帝―漣龍(れんりゅう)だった。
すっぴんを見せたくないのにも関わらず、ぐいぐいと迫ってくる漣龍。
咄嗟に「蘭月付の侍女である」と嘘をつくと、白沢を保護して様子を定期報告するよう頼まれる。
蘭月付の侍女として、後宮妃として、2つの姿での後宮ライフが始まっていく。
素顔がバレないよう、後宮妃としてはひっそり過ごそうと決めたものの、化粧をきっかけに他の妃たちとの距離もだんだんと縮まり、後宮内でも目立つ存在になっていって——?!
すっぴんはひた隠したい化粧姫蘭月と、そんな彼女を自分のものにしたい皇帝の中華後宮恋愛ファンタジー!
文字数 130,023
最終更新日 2024.01.29
登録日 2023.12.31
獣人の国アステル王国で、獅子の一族に異端として生まれてしまった猫の獣人フェアル。
冷遇されて育った彼は、17歳となった年に形ばかりの友好国・ラジェス帝国へ留学生として送られる事になった。
ラジェス帝国は人族の国。友好国とはいえども、互いに「脆弱な人族め」「獣臭い野蛮な獣人め」と見下していた。
そんな国へ、半ば捨てられるように留学する事になりフェアルは絶望する。
しかし留学期間の2年を我慢すれば、自由になれるのかもしれない!と期待を持ちラジェス帝国へと向かう。
そのラジェス帝国で留学生のフェアルの身元保証人となるレクラス・ナイト公爵と出会い…………。
薄幸の獣人フェアルが、人族のレグラスに執着されて、ひたすら愛されてしまうお話。
文字数 39,007
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.02.04
エンデラント大陸最古の王国、グライフトゥルム王国の英雄の一人である、マティアス・フォン・ラウシェンバッハは転生者である。
彼は類い稀なる知力と予知能力を持つと言われるほどの先見性から、“知将マティアス”や“千里眼のマティアス”と呼ばれることになる。
彼は大陸最強の軍事国家ゾルダート帝国や狂信的な宗教国家レヒト法国の侵略に対し、優柔不断な国王や獅子身中の虫である大貴族の有形無形の妨害にあいながらも、旧態依然とした王国軍の近代化を図りつつ、敵国に対して謀略を仕掛け、危機的な状況を回避する。
しかし、宿敵である帝国には軍事と政治の天才が生まれ、更に謎の暗殺者集団“夜(ナハト)”や目的のためなら手段を選ばぬ魔導師集団“真理の探究者”など一筋縄ではいかぬ敵たちが次々と現れる。
そんな敵たちとの死闘に際しても、絶対の自信の表れとも言える余裕の笑みを浮かべながら策を献じたことから、“微笑みの軍師”とも呼ばれていた。
しかし、マティアスは日本での記憶を持った一般人に過ぎなかった。彼は情報分析とプレゼンテーション能力こそ、この世界の人間より優れていたものの、軍事に関する知識は小説や映画などから得たレベルのものしか持っていなかった。
更に彼は生まれつき身体が弱く、武術も魔導の才もないというハンディキャップを抱えていた。また、日本で得た知識を使った技術革新も、世界を崩壊させる危険な技術として封じられてしまう。
彼の代名詞である“微笑み”も単に苦し紛れの策に対する苦笑に過ぎなかった。
マティアスは愛する家族や仲間を守るため、大賢者とその配下の凄腕間者集団の力を借りつつ、優秀な友人たちと力を合わせて強大な敵と戦うことを決意する。
彼は情報の重要性を誰よりも重視し、巧みに情報を利用した謀略で敵を混乱させ、更に戦場では敵の意表を突く戦術を駆使して勝利に貢献していく……。
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あらすじにある通り、主人公にあるのは日本で得た中途半端な知識のみで、チートに類する卓越した能力はありません。基本的には政略・謀略・軍略といったシリアスな話が主となる予定で、恋愛要素は少なめ、ハーレム要素はもちろんありません。前半は裏方に徹して情報収集や情報操作を行うため、主人公が出てくる戦闘シーンはほとんどありません。
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小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+でも掲載しております。
文字数 1,360,248
最終更新日 2024.05.14
登録日 2023.07.01
「暗愚皇帝レオンハルト、何か言い残すことはあるか?」
「別に白豚と呼んで構わんぞ。咎めはしない」
レオンハルト・ライゼンハイマーは愚かな皇帝だった。
五歳下の腹違いの弟カインにコンプレックスを抱き、僻地へ追放してから本格的に人生が狂いだした。
自分に甘い言葉を囁く人間だけ重用した結果、国は荒れ結果クーデターを起こされる。
そして革命軍を率いていたのは「黒髪の獅子」と呼ばれるようになった弟だった。
彼の剣によって命を落としたレオンハルトは、しかし次に目覚めた時少年の姿に戻っていた。
それはカインの腹心であるリヒトの仕業だった。彼はレオンハルトに命じる。
「弟をベタベタに可愛がって死ぬまで仲良く暮らさないと地獄に落とす」
十二歳に戻ったレオンハルトは仕方なく、ぎこちなくも弟とスキンシップを取り始めた。
結果カインは堂々としたブラコンに成長し天才と呼ばれるカインに慕われるレオンハルトの評価も上がっていくが……?
光のヤンデレブラコンと苦労性ツンデレ賢者と反省系鈍感主人公がゆるく悲劇回避する話になる予定です。
他のキャラも出ます。
FANBOXの方にたまに短編など投下しています。
文字数 144,612
最終更新日 2024.05.05
登録日 2021.03.04
ミリオン・ヴァーリンは、妹と双子で生まれてしまったおまけ王子だ。いてもいなくても同じ王子として暮らしてきた。
【冷徹な若獅子】と名高い王子、レイジェル・デラールが支配国から王女を集めて結婚相手を選ぶ事にしたらしい。
ミリオンの双子の妹であるミリアンナは行きたくないと駄々を捏ねた。
そこで王女が可愛くて仕方ない国王の考えた作戦は、替え玉──。
双子の王子であるミリオンに矛先が行く。
初めての顔合わせでレイジェルは言った。
「この結婚は、王太子としての義務だ」
男であるミリオンは義務すら果たせない。絶対に帰らなきゃ!と思ったけれど、なぜだかミリオンは婚約者候補から外れない。
無理があると思いながらも、他国の王女をニコニコと笑顔でかわしながら、どうにか穏便に婚約者候補から外れようと画策する。そんなミリオンの奮闘記。
※R18シーンは後半の予定。*が付いているものはR18です。
※特殊設定はありません。普通に女性もいて、男同士での結婚はできない世界です。
※残酷な描写もあります。記載を忘れていました。残酷な描写ありです。
文字数 210,414
最終更新日 2024.04.27
登録日 2022.10.07
ヘナは平民の出の"赤い旅団"トップに君臨する踊り子だ。幼い頃両親に決められた幼馴染兼婚約者は、酒にギャンブルに女と、どうしようもない男になっていた。
旅団に依頼された、テリアントロピア王国へと祝賀会への催し物で踊る事になったヘナは、仕事終わりのお祝いの会でレオンハルト・オスカル・テリアントロピア王子に出会い……
この作品は、「小説家になろう」でも掲載されております。
文字数 20,329
最終更新日 2024.05.11
登録日 2022.06.21
※毎日1話、21時半頃更新。
日本からの召喚者ミオがクマ耳の小人種族となって相棒のクマのぬいぐるみと共に異世界ヴァシアスへ転移。
落ちた場所は海賊船。
自分は小さくなって頭に耳が生えてるし一緒に来たぬいぐるみは動くし喋るし……挙句に自分は変な魔力を持ってる、と。
海賊船レーヴェ号の乗組員は4名。
船長のクロノ、双子のケヴィン、チャド。
そして心も身体もおじさんのエルヴィス。
実はめっちゃ強い?彼らの過去は一体……。
ミオは4人で善良にクエストや魔物ハント活動をしていた愉快な海賊の一員となって、自分の召喚者としての使命と船長のルーツの謎に迫る。
仲間との絆を描く、剣と魔法の冒険ファンタジー。
※逆ハー要素があります。皆の愛はミオに集中します。ちやほやされます。
※たまに血の表現があります。ご注意ください。
文字数 411,268
最終更新日 2024.05.14
登録日 2023.11.28
アイドルオタクの冴えない主人公【獅子坂椿】は幼馴染みである【牛沢英玲奈】が所属しているアイドルグループ【エンジェルズ12(トゥエルブ)】略して【エト(干支)】のメンバーたちと共に転生した。
古代異世界は恐竜、古代絶滅種、謎の原生生物など、現代社会では決して見ることができない生き物たちばかりがいる。
そんな世界で椿は英玲奈と共に離れ離れになったメンバーたちを探す冒険へ出発した。
世界を探索していくうちに自分たち【魔法が使える美しき原始人】に転生したことが判明。
無敵の身体能力を誇り、恐竜に捕食されそうになっても傷一つ負わないほどの頑丈さに驚くも、超人化した自分たちなら生きていけると確信した。
さらに1時間の睡眠でも全回復し、サバイバルも余裕だと思っていたのだが……。
「なにあれ?」
英玲奈たちに待ち受けていたのは、十二王と呼ばれる【人外にして支配者たち】だった。
原住民たちを奴隷にしたり、生け贄にしたりするなど残虐非道だった。
そこで、人類を破滅に追いやる彼らを返り討ちにすることにした。
「歌とダンスでみんなに元気と希望を与え、そして強さと愛で人類を救おう」
原住民たちから「神様」と崇められたことにより、神もとい原始人として生きることになった。
アイドルたちと共に新たな神話を作ろう!
※この物語は、法律・法令に反する行為、または性欲・暴力行為・残虐性を容認・推奨するものではありません。
※表紙画像はAIによるイメージ画像です。
※【ノベルアップ+様】と【カクヨム様】にも投稿しておりますのでご了承くださいませ。
文字数 12,986
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.05.13
死に場所を探しながら深夜徘徊をしていた五十嵐青年は、山羊小屋を見つける。
なんとか無事に救助された後、五十嵐青年は、管理者からの要望で、もう1匹生き残っていた山羊の世話をすることになる。
明るく、気さくに話しかける管理者の孫、山本と過ごしているうちに、一線を超えそうになり――?
暗闇に光を灯せ。2人のラブストーリー。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
文字数 9,702
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.05.04
辺境の片田舎にある育った村を離れ、王都へやって来たリトは、これまで知らなかった獣人という存在に魅せられる。
自分の住む国が獣人の国であることも知らなかったほど世情に疎いリト。
獣人には本能で惹き合う番(つがい)という伴侶がいると知る。
番を深く愛する獣人は人族よりもずっと愛情深く優しい存在だ。
国王陛下の生誕祭か近づいた頃、リトは王族獣人は生まれながらにして番が決まっているのだと初めて知った。
しかし二十年前に当時、王太子であった陛下に番が存在する証し〝番紋(つがいもん)〟が現れたと国中にお触れが出されるものの、いまもまだ名乗り出る者がいない。
陛下の番は獣人否定派の血縁ではないかと想像する国民は多い。
そんな中、友好国の王女との婚姻話が持ち上がっており、獣人の番への愛情深さを知る民は誰しも心を曇らせている。
国や国王の存在を身近に感じ始めていたリトはある日、王宮の騎士に追われているとおぼしき人物と出会う。
黄金色の瞳が美しい青年で、ローブで身を隠し姿形ははっきりとわからないものの、優しい黄金色にすっかり魅了されてしまった。
またいつか会えたらと約束してからそわそわとするほどに。
二度の邂逅をしてリトはますます彼に心惹かれるが、自身が国王陛下の番である事実を知ってしまう。
青年への未練、まったく知らない場所に身を置く不安を抱え、リトは王宮を訊ねることとなった。
自分という存在、国が抱える負の部分、国王陛下の孤独を知り、リトは自分の未来を選び取っていく。
スパダリ獅子獣人×雑草根性な純真青年
僕はもう貴方を独りぼっちにはしない。貴方を世界で一番幸せな王様にしてみせる
本編全30話
番外編4話
個人サイトそのほかにも掲載されています。
文字数 130,427
最終更新日 2024.02.03
登録日 2024.01.01
私の婚約者は、獅子の獣人だ。
大切にされる日々を過ごして、私はある日1番恐れていた事が起こってしまった。
「彼を譲ってくれない?」
とうとう彼の番が現れてしまった。
文字数 6,449
最終更新日 2020.04.20
登録日 2020.04.19
イリト王国二強の1人、南エリアの騎士団長25歳。180センチとまぁ背は高く、それを感じさせないスマートで気品に溢れる公爵家の次男であったが、騎士団長の功績を認められて男爵貴族であった。金色の髪とブルーの瞳は美しい。顔立ちも美しく独身で婚約者もいないため、誰が彼の目に留まるのか、また彼に恋する女性貴族達の注目の的だった。
そんなユーグが恋をしたのが、本好きであまり社交界へ出ない、アレット・ニコレット・ロマーヌ・レヴィ侯爵令嬢だった。
文字数 21,648
最終更新日 2023.06.27
登録日 2023.06.27
「私、男ですから」
女子として育てられ、王の十三番目の愛妾としての御披露目の席で、複数の男性と関係したあげく不義の子を身籠もったと糾弾されたレティシアは、自分が男だと真っ平らな胸を見せて、人々を驚かせた。
そこで突如、起こった公爵の反乱。二十歳なのに子供の姿のままの王のロシュフォールを守って、レティシアは奮闘空しく追い詰められたが、そのロシュフォールがいきなり大人の美丈夫になって公爵を倒し、危機は脱せられた。
男の姿に戻り、王の参謀となったのはいいけれど、ロシュフォールが「愛している」と求愛してきて?
※この世界の人間には獣の耳と尻尾がついてます。
※第二部から男性妊娠要素はいります。
ムーンライトノベルズさんにも掲載しています。
文字数 282,952
最終更新日 2022.05.01
登録日 2022.04.23
女人禁制 Sexual Techniques School(通称STS)。
毎週金曜日、18時から22時に開かれるそのスクールで学ぶのは、男同士のセックスに関するHow to。
座学あり、見学あり、実技有り。
修了時発表では全生徒の前でセックスを行い、投票で一位になったカップルは授業料免除というとんでもない授業内容だが、とある理由により24年間一度も恋人がいなかった柏木 雛汰(かしわぎ ひなた)はその寂しさを埋める為、また、恋人を作れなかったその理由を断ち切る為、偶然ゲイ専門アプリで見かけたSTSの第6期生募集ページへのリンクをタップし、新たな扉を開く。
セックスに自信を持てないゲイ、AV男優、ただ興味があるetcが集うSTS。
雛汰の相手役は皆、名前に猛獣、猛禽類、幻獣の漢字が入っていた。
文字通りウブな雛と、獅子、熊、龍、鷹、虎によるエッチなラブコメディ。
R18には※印つけます。
第四章以降はほぼ毎話R18描写が入ります。
文字数 98,881
最終更新日 2023.11.02
登録日 2023.07.24
婚約相手のいない婚約式。
通常であれば、この上なく惨めであろうその場所に、辺境伯令嬢ルナシェは、美しいベールをなびかせて、毅然とした姿で立っていた。
ベールから、こぼれ落ちるような髪は白銀にも見える。プラチナブロンドが、日差しに輝いて神々しい。
さすがは、白薔薇姫との呼び名高い辺境伯令嬢だという周囲の感嘆。
けれど、ルナシェの内心は、実はそれどころではなかった。
(まさかのやり直し……?)
先ほど確かに、ルナシェは断頭台に露と消えたのだ。しかし、この場所は確かに、あの日経験した、たった一人の婚約式だった。
ルナシェは、人生を変えるため、婚約式に現れなかった婚約者に、婚約破棄を告げるため、激戦の地へと足を向けるのだった。
小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 103,166
最終更新日 2022.09.24
登録日 2022.06.13