「ら」の検索結果
全体で177,581件見つかりました。
顔に傷を持つ公爵令嬢エリシアは、婚約者である王子アルベルトから、ある日突然告げられる。
「――その顔は、王妃に相応しくない」
公の場で婚約を破棄され、すべてを否定されたエリシア。
居場所を失った彼女に与えられたのは、辺境を治める無愛想な伯爵ヴァルドとの政略結婚だった。
「愛は求めない。ただここで静かに生きればいい」
冷たい契約から始まった結婚。
――だが、ヴァルドだけは違った。
彼はエリシアの傷を見ても、侮蔑も同情も向けない。
ただ当たり前のように、彼女という存在そのものを受け入れた。
やがてエリシアは、荒れ果てた領地を立て直す中で、自分でも知らなかった“力”に目覚めていく。
その傷に隠された真実と、王家が封じた秘密を知らぬまま――。
一方、彼女を捨てた王子は、失って初めて気づく。
自分が切り捨てたものが、どれほど愚かな選択だったのかを。
これは、すべてを奪われた令嬢が、ただ一人に見つけられ、本当の居場所と愛を手に入れる物語。
そして――
“捨てた側”が後悔するには、もう遅すぎる物語。
文字数 29,226
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.09
侯爵家を出て、二年が経った。
離縁のことは、もう誰にも話さない。
王都の外れに小さな部屋を借り、伯爵家の令嬢に刺繍を教え、静かに、過不足なく生きている。
泣いたのはいつだったか、もう思い出せない。
それで十分だと、思っていた。
ある晩、馴染みの花屋の前で、男が立っていた。
「セラフィーナ」
三年ぶりに聞く声が、当然のように名前を呼ぶ。
ヴィンセント王太子殿下――幼い頃から、ただひとり、自分を名前で呼び続けてくれた人。
「王宮へ来てください」
「お断りします。私はもう、十分に生きていますので」
翌日、部屋の前に花が一輪あった。
その翌日も。また翌日も。
受け取らない。でも、捨てられない。
必要とされなくても生きていける。
それはもう証明した。
だからあなたは、私を揺るがさないでください。
せっかく、平らになった心だったのに。
これは、ひとりで立つことを選んだ女が、
それでも誰かの隣へ帰るまでの物語。
文字数 29,950
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.10
昼休みの廊下で、アリシアはずっとずっと大好きだったマークから、いきなり頬を引っ叩かれた。
その瞬間、アリシアの恋は終わりを迎えた。
そこから長年の虚しい片想いに別れを告げ、新しい道へと歩き出すアリシア。
反対に、後になってアリシアの想いに触れ、遅すぎる行動に出るマーク。
案外吹っ切れて楽しく過ごす女子と、どうしようもなく後悔する残念な男子のお話です。
ーーーーー
12話で完結します。
よろしくお願いします(´∀`)
文字数 68,174
最終更新日 2026.04.12
登録日 2022.08.05
良くは思い出せないけれど死んでしまった俺は真っ白な部屋で可愛らしい男の子と出会う。神様の計らいで生まれ変わる俺は同じ様に死んだその男の子の身体へと生まれ変わることになった。しかし、その男の子は家族に冷遇されていた公爵家の息子だったようだ。そんな家族と親しくなれないと思った俺は家を出て自由に生きる決意をする。運命の番と出会い、幸せに生きる男の話。
※←R18表現有り
文字数 108,561
最終更新日 2026.04.19
登録日 2025.11.29
「お前など、愛す価値もない」
ディディア・ファントム侯爵令息が階段から落ちる時見たのは、婚約者が従兄弟を抱きしめている姿。
(これって、ディディアーーBLゲームの悪役令息じゃないか!)
妹の笑顔を見るためにやりこんでいたBLゲーム。引くほどレベルを上げた主人公のスキルが、なぜかディディアに転生してそのまま引き継いでいる。
スキルなしとして家族に『失敗作』と蔑まれていたのは、そのスキルのレベルが高すぎたかららしい。
スキルと自分を取り戻したディディアは、婚約者を追いかけまわすのを辞め、自立に向けて淡々と準備をする。
もちろん元婚約者と従兄弟には近付かないので、絡んでこないでいただけます?
十万文字程度。
3/7 完結しました!
※主人公:マイペース美人受け
※女性向けHOTランキング1位、ありがとうございました。完結までの12日間に渡り、ほとんど2〜5位と食い込めた作品となりました!あああありがとうございます……!。゚(゚´Д`゚)゚。
たくさんの閲覧、イイね、エール、感想は、作者の血肉になります……!(o´ω`o)ありがとうございます!(●′ω`人′ω`●)
文字数 115,483
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.02.23
「……今夜で忘れます」
そう言って、私はジョアキン殿下を見つめました。
黄金の髪に緑色の瞳、鼻筋の通った端正な顔を持つ、我がソアレス王国の第二王子。大陸最大の図書館がそびえる学術都市として名高いソアレスの王都にある大学を卒業するまでは、侯爵令嬢の私の婚約者だった方です。
今はお互いに別の方と婚約しています。
「忘れると誓います。ですから、幼いころからの想いに決着をつけるため、どうか私にジョアキン殿下との一夜をくださいませ」
なろう様でも公開中です。
文字数 10,207
最終更新日 2020.06.21
登録日 2020.06.19
1話完結です。
文字数 689
最終更新日 2022.01.26
登録日 2022.01.26
交通事故で死んだはずの会社員・田中悠人は、気がつくとBL小説『恋と陰謀~はじまりは夜に~』の世界に転生していた。
しかも転生先は、原作で処刑される悪役令息エリオット。
当然そんな未来は回避したい。
原作知識を頼りに慎重に立ち回るつもりだったのに、気づけば王宮を揺るがす事件に巻き込まれていき――。
さらに困ったことに、原作で一番の推しだった騎士団長ガイウスがやたらと距離を詰めてきて……?
平穏に生きたい元悪役令息と、過保護な騎士団長がじれじれ距離を縮める話。
ガイウス(騎士団長)×エリオット(元悪役令息)
文字数 77,694
最終更新日 2026.04.18
登録日 2026.02.20
王妃の私的な浪費で空になった国庫。その責任をなぜか押し付けられたのは、王宮で実務を回していた元メイド長アーデルハイドだった。
処罰の代わりに与えられたのは、寒い・貧しい・誰も欲しがらない僻地領。
けれど、王宮の財務も食糧も人員配置も、まともに回していたのはほぼ彼女である。
つまり王都は、自分で心臓を捨てたのだ。
「なるほど。ではこちらは、そちらが後悔するほど立て直して差し上げます」
帳簿をめくれば不正が見え、厨房を見れば領地の寿命が分かる。
井戸と倉庫と働かない大人たちを相手に、元メイド長の本気の領地再建が始まる。
やがて豊かになっていく僻地と、逆に崩れていく王都。
これは、雑に切り捨てられた有能女が、腹立ちまぎれに王都よりまともな国を作ってしまうお話。
文字数 189,971
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.04
結婚式当日、花婿アルノルトに言われた言葉は「お前では役不足だ」。
白いドレスのまま会場を出たヴェリアは、そのまま国境を越えた。
流れ着いた隣国レグナ王国の農村で、枯れた畑が一夜にして蘇る。
気づけばヴェリアは「大地の聖女」と呼ばれ、無口な国王カシアスに「王城に来い」と連れていかれていた。
崇められても、溺愛されても、ヴェリアはただ静かに生きていく。
そしてやがて——かつての婚約者が凶作に苦しむ国を背負い、ヴェリアを取り戻しに現れる。
カシアスの返答は一言だった。
「断る」
文字数 20,250
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.16
「魔女狩りだ」
——十年ぶりに現れた義弟の声は、昔の面影など微塵もなく、氷のように冷たかった。
侯爵家の養子・ユリウスは、十七歳のとき前世の記憶を取り戻す。自分がBL小説の悪役キャラ——義弟を虐め、その運命の番を危険に晒し、最終的に独房で一生を終える——に転生したと知り、行動を改めた。
だが二十歳の朝、後見人に一文無しで追い出され、そのまま姿を消した。
それから十年。三十歳になったユリウスは、田舎町で調香師として静かに暮らしていた。
前世の知識を活かして作る香水は、フェロモンを抑えるもの、恋を成就させるもの——ただし、心から応援できる相手にしか渡さない、それがユリウスの流儀だった。
そこへ冷徹な侯爵となった義弟・イグニスが「魔女狩り」の名目で現れる。
連行され、旧室に監禁されたユリウスを、夜ごとイグニスが訪れる——自分の香水の匂いを纏って。
「兄さんが逃げたからだよ」
激しく求められながら、ユリウスはずっと気づかなかった。
胸が痛むのは罪悪感だと思っていた。
義弟を見つめてしまうのは情が移ったせいだと思っていた。
胸に棘が刺さるのは気のせいだと思っていた。
——でも本当は、ずっと前から、逃げ続けていたのは、彼への想いから目を逸らしたかったから。
一途な義弟侯爵×逃げ続ける転生オメガ
執着と愛の間で揺れる、すれ違いBLロマンス。
文字数 120,504
最終更新日 2026.04.17
登録日 2026.03.26
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
文字数 62,363
最終更新日 2025.11.23
登録日 2025.11.13
泥だらけのドレス、冷え切った食事、終わりのない書類仕事。
家族のために尽くしてきたエカテリーナに返されたのは、あまりにも残酷な追放宣告だった。
「呪われた男にでも喰われてこい」
そう笑って送り出した彼らは知らなかった。辺境伯ゼノスが、誰よりも強く、美しく、そして執着心が強い男だということを。
彼の手によって「価値ある女」へと生まれ変わったエカテリーナ。
その輝きに目が眩み、後悔して這いつくばる元家族たち。
「エカテリーナ様、どうかお助けを!」
かつて私を虐げた人たちの悲鳴を聞きながら、私は最愛の夫の腕の中で、静かに微笑む。
文字数 17,783
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.03.18
浮気の証拠を突きつけられ、一方的に離縁されたヴィオレット。
荷物一つで屋敷を追い出されたその日、石畳の上で途方に暮れる彼女の前に現れたのは――王国最強の騎士団長、カイル・ヴェルナーだった。
「迎えに来た」
なぜ彼が。なぜ今日。困惑するヴィオレットに、カイルは静かに告げる。
「正式に、私の妻になってほしい」
実は証拠は全て偽造だった。仕組まれた罠によって全てを失ったヴィオレットだったが、カイルは幼い頃から彼女をずっと想い続けていた。
徹底的に守られ、愛され、甘やかされる日々。
そして罠を仕掛けた者たちには、やがて裁きが下る――。
寡黙な最強騎士×離縁されたヒロインの、溺愛&ざまぁロマンスファンタジー。
文字数 14,458
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.18
「サインはいただきました。あとは私が、この屋敷を出るだけです」
五年間の結婚生活。
イリス・フェルナが演じ続けたのは、婚約直前に出奔した異母姉・クローヴィアの「身代わり」という役だった。
辺境大公ヴァルクが愛していたのは、幼い頃に魔物の群れから自分を救ってくれた少女——それがクローヴィアだと信じていた彼は、顔の似た妹イリスを娶りながらも、一度たりとて彼女を「イリス」と呼ぶことはなかった。
冷淡な視線、クローヴィアと比べられる日々。
屋敷にはいまも姉の肖像画が飾られ、食卓には姉の好物が並んだ。
「君はどこまでいっても、クローヴィアにはなれない」
その言葉を最後に、イリスは静かに離縁状を書き、小さな箱をひとつ棚に残して、夜明け前に屋敷を去った。
翌朝、箱を開けたヴァルクが見つけたのは——
幼い頃、命の恩人の少女に預けたはずの護符と、
少女の手で綴られた、あまりにも小さな真実の手記だった。
――「雪の森で貴方を抱きしめていたのは、お姉様ではなく、私でした」
真実を知り、はじめて「イリス」という名を叫びながら彼女を追うヴァルク。
だが、すべてを置いて「自分」を取り戻したイリスは、もう二度と、誰かの身代わりとして微笑む妻には戻らない。
これは、名前を奪われた女が自由を掴み、愚かな夫が真実の愛を失うまでの——静かで鮮やかな再生の物語。
文字数 13,801
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.19
