「伝承」の検索結果
全体で447件見つかりました。
海は与え、海は奪う―― 古よりシャガル族に伝わるその掟は、世界がまだ多くの異形とともにあった時代、人々の営みを支える真理であった。 絶対神クウォークがまだ影すら持たず、人ならざる者たちが山にも森にも海にも息づいていた太古。シャガル族は海霊を畏れ、祈りを捧げ、生贄の儀をもって海を鎮めてきた。しかし、かつて一度だけ――人々が豊穣に酔い、祈りを忘れ、贄を怠った時代があった。伝承はその夜を「海が黒く沸き立ち、魔が海霧とともに現れた時」と語る。
だが近年、ファルストルフ領近くの小さな神殿から、新たなシャガル族の記録が発見される。そこに記されていたのは、贄の儀を怠った時代の始まり
すべては、ひとりの青年と、生贄として選ばれた少女から始まっていた。
海とともに生きることを宿命づけられた青年ライサンダー。
そして“海に抱かれる贄”となる運命を背負った少女タレッサ。
二人の出会いは、やがて族の運命を変え、ひいては人ならざる者の歴史、そしてクウォーク教成立以前の世界の謎へとつながっていく。
これは、忘れられた民族・シャガル族の真実を紐解く物語。
文字数 18,942
最終更新日 2025.12.06
登録日 2025.11.21
これは、まだ魔物が存在していた時代の話である。
その昔、世界は黒と白に分かれていた。黒は魔人率いる魔物群、白は人間・聖人・精霊率いる魔物に対抗する同盟であった。
両者の力は拮抗していた・・・ある日1人の魔人が誕生するまで。
のちに魔王と呼ばれる、かの魔人の名はエビルロード。
魔王が世界を支配し、思うがままに生きていた300年間は、人々に「恐怖の300年」と呼ばれていた。
その後どうなったのか、知る者は魔人のみ。
・・・人間の伝承によれば、勇者が倒したらしいが。
――千年経った今ではおとぎ話に過ぎない
文字数 20,873
最終更新日 2020.05.10
登録日 2020.04.09
【第一部】
大陸の果てにある小さな村で暮らす少年、イドラは外の世界に憧れていた。しかしイドラが十歳の時に天から賜った天恵、ギフトは紙のひとつも切れずなんの役にも立たない代物だった。ザコギフトと周囲に揶揄されてばかりのイドラだったが、村に現れた女旅人・ウラシマに導かれ、不死の怪物『イモータル』を巡るイドラの長い旅が幕を開ける。
イドラのギフトに隠された秘密、そしてウラシマの旅の目的とは? さらに『葬送協会』のエクソシストたちや、『不死憑き』と呼ばれて差別される少女・ソニア。旅の中でイドラは数々の出会い、そして別離を経験していく。
——これは不死殺しと謳われる少年の、別れと再会の物語。
【第二部】
伝承をたどって『雲の上』に到達したイドラたちを待ち受けていたのは、以前ウラシマの語った石の街並みだった。かつて東京と呼ばれていたその都市は、今や残骸同然の荒れ様となっていた。その世界に魔物はなく、イモータルもいない。されど人類を絶滅するための使者、『アンゴルモア』が地上を闊歩し、人類は今や絶滅の危機に瀕していた。世界の果てで、イドラは眠る恩師と再会を果たし、ソニアは不死憑きの力を失っていく。さらに密かな想いを秘めるベルチャーナと、宿願を果たさんとするレツェリ。アンゴルモアの侵攻が苛烈さを増す中、過去の事件と数多の思惑が交錯する。か細く灯る文明の火は、やがてほかならぬこの星によって消されてしまうのだろうか?
*この小説は小説家になろう/カクヨムにも掲載しています。
文字数 650,144
最終更新日 2024.05.31
登録日 2022.07.29
とあるところに、様々な色で彩られた『パステル王国』という国がありました。
その国はとても明るく華やかで、国民は笑い、歌い、働き、とても幸せに暮らしておりました。
ところがある時、その国を妬む者が現れ、パステル王国から色という色を奪い去ったのです。
するとどうした事でしょう。明るく希望に満ちていた国民はやる気をなくし、絶望に見舞われ激しく争うようになったのです。
パステル王国の女王『レイン』は国の聖獣を頼り、国の伝承である救世主、伝説の戦士を探し出す事にしました。
聖獣は間一髪国を脱出しますが、その為に力を使った女王は力尽き、その場で石像へと姿を変えてしまったのでした。
※ここの他、エブリスタとカクヨムにも投稿しております
文字数 441,238
最終更新日 2023.12.15
登録日 2023.05.18
佐竹うさぎ
滅びた機械文明の誓いに導かれた、ロボットパイロットの女の子
お正月の極寒の能登の荒海で幽霊画を拾った
うさぎは、そんな幽霊画に優しくするため、掛け軸を修理に出す
また、警察は似たよう"ポイ捨て流し"されたものを集めた展示会を開いた
そこへやって来たのは、掛け軸を捨てた夫婦だった
2人にしめされる、とろけるメメントモリ(死を忘れるな)
☆引用もと
うさぎがに幽霊画にやさしくする理由としてあげた、鶴林寺の千秋 伊左衛門寛定のエピソード
「日本幽霊画紀行」と言う本を参考にしました
「中外日報 現代小説と寺院絵画~幽霊画の伝承をてがかりに~」
のサイトに、本とおなじものが乗っています
https://www.chugainippoh.co.jp/article/ron-kikou/ron/20191213-001.html
うさぎが語ったエピソードのつづきが見れます
ドームチョコレートは、2026年2月 2日に放送された「グレーテルのかまど」と言うNHKの番組から引用しました
文字数 17,870
最終更新日 2026.02.11
登録日 2026.02.11
【戦国】×【ナウシカ】×【ジェノサイド】
天正11年、羽柴秀吉と柴田勝家の対立が激化する情勢下、滝川家の圧政に苦しむ北伊勢の山奥へ、いわくありげな牢人が迷い込んだ。
風の谷、もとい風ノ里に侵攻するトルメキア軍、もとい滝川軍はジェノサイドによる北伊勢支配を計画。
謀略と正義と友情が交錯する戦場で、牢人は古い伝承が現実のものとなる光景を目の当たりにする。
『北勢雑話』より
その一族、大地より風神を召喚し、堂舎大厦を薙ぎ払う。天の碧雲に棲む龍を操り、雷によりて惣別衆生を焼き尽くさん。大いなる災厄を招く、風の妖魔の眷属なり。
ノベルアッププラスでも連載中です
表紙イラスト:ソアレさん
文字数 109,474
最終更新日 2021.07.10
登録日 2021.03.13
かつて風を斬った巫女・レイナの意志を継ぎ、
静かなる鍛冶師セリアは、自らの長い髪を断ち、剃刀で頭を剃り上げ、
「風とひとつになる」覚悟をその身で示した。
剃られた頭皮に風を感じ、刃を打ち、風を読む者となった彼女は、
次なる世代へ“風刃”の誓いを手渡していく。
髪を剃るという行為が、生まれ変わりであり、覚醒であり、
誇りと自由の象徴となる世界――
これは、髪を捨てて風を得た者たちの、静かで美しく、そして力強い継承の物語。
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📚目次(全10章+エピローグ)
プロローグ:風裂剣のあと
― レイナの旅立ちの後、静けさに包まれた鍛冶場でセリアが風の異変を察知する。
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第1章:静寂の鍛冶場
― セリアが風の沈黙に気づき、かつてない使命の気配を感じ取る。
第2章:決意の鋏
― セリアが自らの髪に鋏を入れ、“風刃”として生きることを選び始める。
第3章:剃髪の儀式 ―風を纏う地肌―
― セリアがバリカンと剃刀で頭を丸め、風と一体になるまでを克明に描く。
第4章:風刃の誕生
― スキンヘッドとなったセリアが、新たな剣を鍛え上げ、風の器として覚醒する。
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第5章:風と刃の初陣
― セリアが初めての敵と対峙し、剃られた頭皮で風を読み、風刃の真の力を発揮する。
第6章:風を継ぐ者たち
― 村に戻ったセリアが、次なる風刃の候補・少女リーナと出会う。
第7章:リーナの断髪
― リーナが髪を断ち、セリアの手でスキンヘッドへと剃られていく儀式の夜。
第8章:双刃、風を裂く
― セリアとリーナ、ふたりのスキンヘッド剣士が風を読み取り、共に戦う。
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第9章:風刃の日常 ―リーナ、風とともに生きる
― スキンヘッドとなったリーナの日々。風と共にある日常を静かに描く。
第10章:風を断つ日常 ―リーナ、髪を剃る朝
― 産毛すら残さぬよう、毎朝の剃髪を続けるリーナの“生活としての風刃”。
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最終章:風の中へ ―継承の終わり、始まり
― リーナとセリアが次の風刃へと想いを託し、未来へと歩み出す。
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エピローグ:風刃の伝承
― 百年後の世界に残る、“風刃姉妹”の伝説とその意味。
文字数 12,935
最終更新日 2025.08.24
登録日 2025.08.24
登録日 2021.11.16
『陽の光』。
それはまさに『煌びやか』の一言に尽きる。
……この魔法陣を持つ者は「全ての魔法系統」が扱える
オールマイティとして才能を遺憾なく発揮する
まさに『確約された神童』として崇められている。
旧い伝承では『英雄譚の勇者』がその魔法陣を所持していた。
一方では『暗黒』の魔法陣を保持する者達も居る。
『陰の光』。
白色が「全ての魔法系統」を扱える者達なら
これらは治癒などの補助魔法を棄て破壊する事だけに特化した者達であり白色の魔法陣が勇者なら『暗黒の魔法陣』を展開する者は勇者に対峙する『魔族』である。
この者達は『魔導の道を歩む魔人』として忌み嫌われている……。
神話に綴られる双方の争いの物語は
『荒野祭』と言う名の祭りとしてこの国に遺っている。
文字数 15,257
最終更新日 2018.09.29
登録日 2018.09.29
「呪い」の歌声を持つリリアは、その力が人々を惑わすとして辺境の塔に幽閉されていた。王族である彼女の歌は、かつて王妃の心を病ませたことで王の深い恐怖の対象となり、リリア自身も歌うことを存在証明としながらも、深い孤独の中にいた。
ある夜、リリアの歌声に導かれるように、伝説の竜族の青年ゼノスが塔の窓辺に現れる。人間に裏切られ、妹を失った過去を持つゼノスは、当初人間を深く信用していなかった。しかし、彼はリリアの歌に耳を傾け、彼女が初めて「自分の歌が届いた」という確かな喜びを感じる。夜な夜なの秘密の交流の中で、ゼノスはリリアに外界の物語や、人間と竜が共存した古き伝承を語り聞かせる。そして、リリアはゼノスの妹の悲劇を知り、彼もまた自分と同じ孤独と痛みを抱えていることを理解する。ゼノスはリリアの歌声を「呪いではない、美しいものだ」と肯定し、彼女は生まれて初めて、歌声が肯定される喜びと、生きている意味を見出す。
しかし、リリアの歌声が森の外の民にも届き、王が再びその力を危惧し始めたことで、王宮精鋭部隊による討伐隊が塔に迫る。ゼノスはリリアを危険に晒すまいと姿を消そうとするが、リリアは「私の歌が呪いなら、私は呪いでこの国の誤りを揺さぶってみせる!」「あなたを守りたい」と叫び、自らの意志で歌声を使うことを決意する。
迫りくる討伐隊の中には、かつてリリアの歌を理解した老いた王宮楽師がいた。リリアの歌声は、その「悲しみに心を閉ざした者」に深く共鳴する力によって、楽師や一部の兵士たちの心を捉え、動きを鈍らせる。その隙に、ゼノスはリリアを抱きかかえ、塔から飛び立つ。
夜空を駆ける竜の背で、リリアは真の自由を手に入れる。二人は人間と竜が共存するとされる遥か西の大陸を目指し、リリアは「そこまで届く歌を歌いたい」「いつかこの歌が、人間と竜の間に残る深い溝を埋め、誰かの心を変えるなら――その時こそ、私はもう呪いの姫じゃなくなる」と希望を抱く。彼女の歌声は、もはや「呪い」ではなく、愛と希望、そして魂の自由を歌う新たな旋律となり、夜空に溶けていくのだった。
GEMINIを使用しています。
文字数 10,645
最終更新日 2025.07.24
登録日 2025.07.24
ドイツのリンドブルムの伝承を元にしたファンタジー小説です。
それは遠い昔、とある国のこと。
世継ぎに恵まれず、悩んでいる王妃様が居られました。
そんな王妃様のところへある日、魔法使いが訪れました
魔法使いは「赤いバラを食べれば男の子を、白いバラを食べれば女の子と授かるでしょう」と王妃様に告げました。
王妃様は言われたとおりバラを食べたのですが、あまりのバラの美味しさに、赤いバラと白いバラどちらも食べてしまったのです。
しばらくすると王妃様は子供を授かりました。
ですがその子は、醜い竜の姿で生まれてきたのです。
そして時は流れ、竜の姿の王子は花嫁を求めるようになりました。
世界で唯一人、竜の姿で生まれた王子。
はてさて理想の花嫁は見つかるのか否か。
(2021年12月30日 完結)
文字数 42,678
最終更新日 2021.12.30
登録日 2021.12.07
文字数 2,954
最終更新日 2022.02.01
登録日 2022.02.01
妖怪 UMA 都市伝説 心霊 怪奇現象 といったオカルト関連の噂や各地の伝承をまとめています。
ジャンル分けはしていますが、妖怪、UMA、心霊といった区別は明確には出来ないものと思っております。
一部現地に赴き調査してきたものもあります。
文字数 17,474
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.05.10
喜び、怒り、悲しみ。感情というもの。目には見えないけれど、確かに存在するもの。感じるもの。
この国には、感情を盗む怪物がいる。名前は『コルロル』。
小さい頃に見た絵本の中では、子供だましのチャチな怪獣として描かれていたけど、実際のコルロルはそうじゃなかった。一般的な人の2倍か3倍ほどの大きさで、それだけでも恐ろしいのだけど、着目すべきは、その禍々しさだ。
カラスみたいに真っ黒の翼は、その大きな体をすっぽり覆い隠せるほど広く、体の表面は甲殻類を想起させる、岩のように固いざらざらの皮膚から成り立っている。前のめりに曲がった背中と、翼を引きずって歩くその姿は、やっぱり『怪物』というより他にない。
コルロルは殺戮者だった。コルロルが現れた村には血が流れ、家々は破壊され、やがて腐敗臭が漂い、壊滅する。そういうことが、この国の歴史の中で、何度も繰り返された。
それなのに、やつについて正確な伝承が残らなかったのは、コルロルを見た人がみんな死んでしまうから、という理由らしい。それじゃあ、なんでコルロルが感情を盗む力を持っているなんてことが分かるのか。
実は、コルロルの言い伝えの中に、そんなエピソードは出てこない。あるのは悪行の数々だけ。コルロルは感情を盗む。そのことを知っているのは、あたしが盗まれたからだ。
人の感情は『喜・怒・哀・楽・愛・悪・欲』の七つに分類されるらしいんだけど、あたしが盗まれたのは、喜・楽・哀。嬉しくて喜んだり、楽しくて笑ったり、哀しくて泣いたり……つまり、前向きないい感情はほとんど盗まれたってこと。
感情が盗まれてからのあたしがどうなったか、想像つくかしら。失くなった感情を埋めるように、怒りや憎しみが足を伸ばしてのびのびと面積を広げ、深く根付いた。喜びや楽しみのない人生は、泥に足を掴まれたまま歩き続けているような不愉快さしかなかった。
あれ以来、あたしはコルロルに復讐するためだけに生きてきた。やつを見つけ出し、この手で八つ裂きにできるように、剣術や弓矢の腕を磨いた。
『ありがとう。君のおかげで、僕は人間になれるかもしれない』
そう言って人間のように笑った、あの怪物を殺すために。
文字数 103,124
最終更新日 2020.04.26
登録日 2020.02.25
この話はある星に伝わる口伝を独自解釈して書かれている伝承を秘伝書として受け継いでいる一族により伝えられたとされいるため書物は読むためのものでは無く残すための書き方されている。
また、この伝承の元になった口伝は原初の神々しか知らないとされているが創造主の意向で実は人界にも伝えられており人界での解釈が一番口伝に近いとされ神事を行う際に必ず使用されているという。
この話の中に人名はほとんど出て来ないどころかほぼ会話でしかない故に資料としての価値もほぼ無いというバカげた話と思うものは読まずに去れ読みたくば覚悟して読め!
原初の鳥神 朱翅雀(アカノハヤスズミ)
文字数 40,194
最終更新日 2023.09.25
登録日 2022.09.08
異世界に勇者として召喚される主人公。
勇者は魔王を倒すためのスキルを持って現れると伝承にはあったが、主人公のスキル『縛りプレイ』はあまりに使えないものだった。
外れ勇者と馬鹿にされ、主人公はとうとう王宮を放逐される。
だが、彼が得たスキル『縛りプレイ』は、行動を縛れば縛るほど強くなるものだった。
なら……。腕一本で十分だ……。
そのとんでもないぶっ壊れ性能に気付いた主人公は、自分を外れ勇者と馬鹿にする人間を見返していく。
こうして主人公の余裕の異世界無双が始まるのだった。
文字数 87,627
最終更新日 2019.04.23
登録日 2019.04.07
平安時代、貴族の子息・真夏は、龍笛の音に誘われ山中で半鬼の青年・博嗣と出会い、密やかな交流を深める。
やがて真夏は元服し宮中へ上がるが、都では鬼狩りが始まり、真夏は博嗣を庇って命を落とす。
時は流れ現代。生まれ変わった真夏は、子供の頃から鬼という言葉に不思議に惹かれ、夢に現れる人物に心を寄せていた。
大江山を訪れた夜、その夢の中の彼と大江山とが結びついた。そして、彼との過去の記憶が少しずつ蘇り始める。
夢の中で博嗣は現で会うことに消極的だが、真夏は諦めず鬼の伝承を調べ続け、やがてすべての記憶を取り戻す。
過去の悲劇を越えて、真夏は再び大江山を訪れ、博嗣と現実で再会し、ともに生きる道を選ぶ。
文字数 132,787
最終更新日 2025.10.06
登録日 2025.07.01