「なか」の検索結果
全体で25,934件見つかりました。
幻影艦隊・・・天の川銀河系辺境で、人類が史上最大の危機を迎える
猛烈な勢いでウェンハイがソウヤの背中に衝突したため、ソウヤはレイファの柔らかい体を強く抱きしめることになった。
レイファは頬だけでなく耳朶まで朱に染め、両手を頬に添え放心している。
「ウェンハイ! 気をつけやがれ!!」
ソウヤはレイファを抱きしめたまま、険しい顔で叫んだ。ソウヤの声は、意外にも耳に心地よい透明な声質をしていて、見物人の喧噪にかき消されることなく、周囲に響く。
「周囲を巻き込むな。レイファが怯えてんだろうが!」
「ぜってぇー違う!」
怒鳴り声で応酬したウェンハイの意見に”うんうん”と野次馬の大多数が首肯している。
2人の周囲の人間にすら察せられるのに、ソウヤは全く察することが出来ていない。
「バカ言うなっ。顔真っ赤にして、震えてんだろうが。オレは、テメーを許さねぇーぜっ!!」
ソウヤはレイファの体を離すと、ウェンハイに猛烈な勢いで襲いかかった。
飛ぶように左前蹴りを放ち、左脚が着地した瞬間、跳ねるように右上段廻し蹴りを放つ。そこから、半回転して後ろ下段蹴りへと繋ぐ。
クローのことを舐めていた訳ではなかったのだろうが、ソウヤが相手ということでウェンハイの気合いが上昇する。
「ぐおぉおぉー、普通は青くなる。どりゃあぁぁぁーー」
ウェンハイの指摘は100%正しい。
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少年“ソウヤ”と“ジヨウ”、“クロー”、少女“レイファ”は銀河系辺縁の大シラン帝国の3等級臣民である。4人は、大シラン帝国本星の衛星軌道上の人工衛星“絶対守護”で暮らしていた。
4人は3等級臣民街の大型ゲームセンターに集合した。人型兵器を操縦するチーム対戦型ネットワークゲーム大会の決勝戦に臨むためだった
4人以下のチームで出場できる大会にソウヤとジヨウ、クローの男3人で出場し、初回大会から3回連続で決勝進出していたが、優勝できなかった。
今回は、ジヨウの妹“レイファ”を加えて、4人で出場し、見事に優勝を手にしたのだった。
しかし、優勝者に待っていたのは、帝国軍への徴兵だった。見えない艦隊“幻影艦隊”との戦争に疲弊していた帝国は即戦力を求めて、賞金を餌にして才能のある若者を探し出していたのだ。
幻影艦隊は電磁波、つまり光と反応しない物質ダークマターの暗黒種族が帝国に侵攻してきていた。
徴兵され、人型兵器のパイロットとして戦争に身を投じることになった4人だった。
文字数 185,843
最終更新日 2021.10.11
登録日 2020.12.20
ブリタニア王国では付き合い始めて一年がたった二人に、その二人が運命の人なのか判定する運命の儀というものがあります。
私はクロードと付き合って一年が経過したので運命の儀を受けに行くことになりました。
勿論、運命の人だと思いましたが――結果は運命の人ではなかったのです。
そして私はクロードに捨てられました。
もう何も考えず、絶望に暮れる中――ついに私は真の運命の人と巡り合うこととなるのです。
文字数 664
最終更新日 2021.09.25
登録日 2021.09.25
アウローラ国の王女・ベッティーナは約十年間、小さな屋敷に閉じ込められていた。
呪われていると噂される彼女。実際、白魔法という精霊・天使を従えることのできる血が流れているはずが、彼女は黒魔法使いであり、悪霊・悪魔を従えていた。
そんな彼女に転機が訪れる。隣国・シルヴェリに生贄の人質として渡ることになったのだ。弟の身代わりであり男子になりすますよう命じられる、ベッティーナはこれを受ける。
作家になる夢があり、勉強の機会が増えると考えたためだ。
そして彼女は隣国の王子・リナルドの屋敷にて生活することとなる。彼は執事のフラヴィオと懇意にしており、男色疑惑があった。
やたらと好意的に接してくるリナルド王子。
彼に自分が女であることがばれないよう敬遠していた矢先、敷地内の書庫で悪霊による霊障沙汰が起こる。
精霊と違い、悪霊は人間から姿も見えない。そのため、霊障が起きた際は浄化魔法が施され問答無用で消されることが一般的だ。
しかし彼らが見えるベッティーナは、それを放っておけない。
霊障の解決を行おうと、使い魔・プルソンとともに乗り出す。
そんななかで、リナルド王子が協力を持ちかけてきて――
その後はやたらと好意的に接してくる。
はじめは疎ましいとしか思っていなかったベッティーナ。
しかし、やがて彼との関係が壮絶な過去により凍り付いたベッティーナの心を溶かしていく。
隣国の男色(?)王子と、呪われ王女が紡ぐロマンスファンタジー。
文字数 102,568
最終更新日 2024.03.20
登録日 2024.03.03
事故は、予測できる。
だが――仕組まれた事故だけは、止められなかった。
過去、未来の断片が視えてしまう刑事・天川。
彼の前に現れる事故は、いつも「偶然」を装って起きる。
だが次第に、そこには“人為的な配置”の匂いが混じり始める。
事故を起こさせる組織。
合理性の名のもとに、犠牲を正当化する思想。
そして、判断を下すことで世界を守ってきた敵組織。
天川は知ってしまう。
この戦いは「悪を倒す物語」ではない。
正しさが人を壊す構造そのものとの対峙なのだと。
刑事として、未来視の能力者として、
天川は“倒さない選択”を選ぶ。
人を裁かず、告発せず、殉教者も生まない――
象徴そのものを成立不能にする、静かな反撃。
事故は起きなくなる。
だが、犠牲が帳消しになることはない。
これは、
未来を見る力を持った男が、
未来に頼らず生きることを選ぶまでの物語。
文字数 104,784
最終更新日 2026.04.04
登録日 2026.01.28
【書いたことが全て国家に筒抜けになる社会、それが22世紀】
舞台は22世紀。
カフェ店長の主人公が大地震でカフェごと100年後の22世紀にタイムスリップ!
22世紀の日本は、全国各地で起こるテロに悩まされていた。
しかも、ジャーナリストばかりが狙われる。
国がジャーナリスト保護政策を積極的に打ち出す影で、とんでもないことが起こっていた。
そのとんでもないこととは…というのが、この小説のテーマ。
ちなみに、25世紀の日本には、鉛筆が存在していなかった。
なんと、鉛筆が存在していない理由とテロリズムは密接に関わっていた。
鉛筆一本で世界を変えることができるのか!?
文字数 73,390
最終更新日 2017.03.22
登録日 2017.02.15
「愛と欲望と亡国の血統」は空想小説の中の主人公が執筆するノンフェクション短編小説と言う設定です。
╣淫・呪・秘・転╠ 亡国の暗黒魔法師編で掲載しなかった男女の営みを克明にした内容なので、並行して読んで頂ければ登場人物像の性癖がより感じとって頂けると思います。
文字数 108,707
最終更新日 2020.11.09
登録日 2018.08.04
主人公
七瀬 ひかる
こと、今現在ヒューバット王「グレーズバードの王国の国王」伯爵の娘(今の私の名は→)
マリア・グレーズバードつまりお嬢様である。
ここの国いわば、お嬢様は生まれる前の記憶つまり前世の記憶がある。
私が3歳になった頃突然前世のことを思い出した。というのも、家の階段でドジっ子メイドに巻き込まれて転がり落ち、頭をしこたま撃たなきゃ思い出さなかったかもしれない出来事からの始まりである。
文字数 11,389
最終更新日 2018.11.22
登録日 2018.08.25
人類はその夜、その夢を見た者と見なかった者とに分けられた。
ネットのコミュニティや影響力が力を増し、時として個人が世論を動かし得る、すぐ近くの未来。
或る日、人類は巨大な土星が出現する夢を見た。 その晩にその夢を見たという者の報告が、世界規模で確認される。
この現象に端を発し、人々はそれぞれの思惑を成就させる為、夢の存在を利用し始める。
仕事の為。愛の為。自分の為。
しかし、彼ら自身が生み出した混乱は徐々に世界を巻き込む大規模な混乱へと発展し、 やがて誰にもコントロール出来ない社会的な無秩序にまで広がった。 自分が正しいと思った夢を叶えようとした者達は、混沌の渦の中で翻弄されていく。
そんな中、たった一人だけ、全ての原因を知っていた。
しかしその真実を誰にも打ち明ける事が出来ないまま、遂に『その日』が始まった......
文字数 121,016
最終更新日 2019.12.27
登録日 2019.12.14
男は武術家だった。
その実力は、まさに達人であった。
多くの伝説を作り、潰してきた組織は数知れず。裏社会に生きる者達にとって恐怖する男だった。
しかし、男もまた人間。
寿命で老いていくにつれ、病にかかってしまい死んでしまう。
後悔はなかった。
自分が殺めてきた人の数だけ、あの世で裁きを受けるだろうと思っていた。
だが、なんの因果か意識が覚醒すると子供の姿。そして異世界に、、、。
剣と魔法のファンタジーな世界で、取り敢えず身体を鍛えねば。
だが、自身が転生した理由を知ったとき男はーーー。
文字数 12,587
最終更新日 2020.04.01
登録日 2020.01.22
ライバルだと思っていた。
ずっとずっと、そう思っていた。
どんな難問も簡単に解いていく、私が一週間かけたことを一時間でこなしていく。
―そんな貴方が嫌いだった。
―そんな貴方に憧れていた。
―そんな貴方の側に、ずっといたいと思っていた…。
でもね、それは私の我儘だったみたい。
だって”天才”の貴方について行くために、私はとっても努力した。
遊んだり、さぼったりなんて絶対しなかった。
―なのに。現れてしまったんだね
貴方の隣にいるのに、相応しい〈ヒロイン〉が。
そこは今まで私の居場所だったのに。
貴方と睨み合って、ぶつかり合うのは私のはずだったのに…。
…嗚呼、どうして今気づいてしまったの?
貴方と私は〈ライバル〉で〈幼馴染〉で〈婚約者〉で……
きっと貴方は、私の『初恋』。
文字数 6,470
最終更新日 2020.07.25
登録日 2020.07.14
「父の中国への赴任」それは私の人生を大きく変えた、まさにターニングポイントと言える出来事だ。
当時の私は小学6年生、なんの変哲もない大阪の南の方に住んでいる女の子だった。
朝ごはんを食べている時に、父の口から「パパ中国の上海にいくことになってん。」突如告げられた転勤宣言。
当時の私には、転勤の意味や単身赴任の意味も理解できず、ただ「一緒に行く。」と駄々をこねたのを覚えている。
父が赴任して数ヶ月後、家族で父に会いに行く名目で上海へ旅行に行ったのだ。
初めての海外旅行、それはそれは今でも忘れない心躍るものだった。
しかし私は致命的なことを理解していなかったのだ。
それは…
そんな、父の海外赴任から始まった上海での生活をつずった日記のような小説になります。
文字数 829
最終更新日 2021.01.23
登録日 2021.01.23
バイト先のカフェによく現れるカップルがいる
2人とも幸せそうに笑っていてバイト仲間と皆であんな恋人いいねなんて話してた
でもそれを見て思い出すのは・・・
板についた作り笑い
演じなれたキャラクター
でもどこかで自分の生きている意味が分からなかった
文字数 16,662
最終更新日 2022.02.04
登録日 2022.02.02
「いじめっ子に反省を促す殺人鬼」
一人のいじめられっ子が凄惨な暴力を受けた末に、橋の上から川に身を投げた。かつてのいじめっ子たちは、何の咎めも受けることなく大人となりそれぞれの生活を営んでいたが、そんな彼らを天は許さなかった。安穏と暮らす彼らの顔は恐怖で歪み、かつての蛮行の報いを受けることとなる……
罪を背負った者たちが、顔を隠した殺人鬼によって殺戮される、恐怖のスラッシャーホラー小説。
文字数 18,735
最終更新日 2022.02.24
登録日 2022.02.17
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
文字数 107,430
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.08.15