「階級」の検索結果
全体で243件見つかりました。
男爵の娘として、お願いに来ていた。町の魔物は退けられたものの、破られた壁の補修などで、人もお金も必要だ。財産は全て使い切るところまで来ている。次に魔物が来たら…恐ろしい。
冒険者の護衛を連れ、単身領地を治める貴族様のところへ来た。想像より変な置物があると思いながら、通された部屋で待ち、面会ができたのだけど…。
知り合いの貴族様に報告しますね。
文字数 709
最終更新日 2021.06.24
登録日 2021.06.24
ここは〈自然の恵み〉を体現する能力を持った者たちが暮らす『東ガラット村』。
狩り人ヤスは『王狩り』となり、若くして特権階級の仲間入りを果たした。テス一族とも親しく言葉を交わすヤスには、家事に抜群の才能を発揮する妻がいた。
料理と裁縫の腕前は人並み以上。『王狩り』中唯一の女衆を親友に持つナナイは、年嵩の女たちにも一目置かれていた。恋心を抱いた相手は幸運と狩りの女神に気に入られ、狩り人にとって最高の名誉『王狩り』まで登り詰めた。そしてその男(ひと)は今ではナナイの夫になっていた。
王狩りの夫とそれを支える妻が理想の夫婦像に見えても、日常に追われた二人の気持ちはすれ違っていた。男と女、妻と夫。それぞれの立場での不満を抱えた二人の気持ちは、再び交わることができるのだろうか。
*前夜祭が男性視点、後夜祭が女性視点となっています。
*本編のネタバレ防止のため登場人物の詳細とシリーズ上の時間軸を伏せてあります。その辺りの事情をご理解の上でお読みください。
登録日 2016.02.09
このターフェルルンデ皇国の後宮には、上から赤薔薇、白薔薇、赤百合、白百合、赤藤、白藤の階級の妃がいる。いずれも公爵家、侯爵家、伯爵家の出だ。そして、この後五年でその中から唯一の皇后が選ばれるのだ。基準は男児を生むこと、皇帝からの寵愛を受けること、その他諸々。…が、この六の妃のうちの一人、この物語の主人公、ユーバーヘープリヒ・ファーベルだけは白百合に選ばれた時点でやる気がなかった。
「だって白百合な時点でもう皇后になれっこ無いジャーン。そもそもユーバーヘープリヒなんて覚えづらい名前付けたお爺様に文句言ってー。絶対選ばれないけど私のせいだけじゃないもーん。え?初夜には必ず全ての部屋に皇帝陛下が渡る?聞いてないよ?マジ?え、うわ、来ないでよー!」
恋愛小説をこよなく愛するユリは、果たしてこんな調子で後宮を生き残れるのか?
「…ちょっと待てよ?これはチャンス?もしかして、恋愛小説も真っ青な後宮物語を楽しめる?」
…生き残れそうですね。
文字数 17,681
最終更新日 2021.02.23
登録日 2021.01.28
17世紀初頭、とある錬金術に関する書籍がヨーロッパで発表された。
匿名なる者が発表した書籍は三冊。
1614年『友愛団の名声』
その翌年『友愛団の告白』
さらに翌年の1616年、クリスチャン・ローゼンクロイツなる謎めいた人物の生涯を描いた寓意小説『クリスチャン・ローゼンクロイツの化学の結婚』が発刊。
この三部作が発表されるや、当時の流行の先端をいくインテリ階級の人々の知的好奇心を刺激し、ヨーロッパに一大センセーションを巻き起こす。
だが、流行の中心源となるべき肝心の著者が何者であるのか、正体の一切が謎のベールに包まれていた。
「君にはこの初版本を手に入れ、謎に包まれた秘密結社・薔薇十字団と、創始者クリスチャン・ローゼンクロイツの全貌を解明して貰いたい。」
トレジャー・ハンター 2代目CANDY HEARTの冒険の旅がいま始まる。
文字数 35,101
最終更新日 2016.10.03
登録日 2015.11.02
――「俺は、あの女をこの手で確実に殺す」
そう言い放つ、目の前の長髪の男。
それは、背丈が彼の二分の一でまだ十二歳の少女に吐く事情ではないだろう。
どうやら、五年後の世界での再会はどうにも複雑で殺し合いになるかもしれない。
プラチナ階級の傭兵、オルネ・アルジェントはとある事件をきっかけに裏社会の二大巨頭の組織の一つ、ヴィーヴェレファミリーのアンダーボスと共に剣を交し合う友となった。
彼の名はリカルド・ヴィーヴェレ。オルネとは対極の人間性で、冷酷な人物であるが、それでも彼らの仲は良好だった。
しかし、ある時の激戦にて負傷したリカルドを救うため、オルネはその身を犠牲にした。
けれども彼女は女神アーテナにより死人に憑依することで五年後の現世によみがえる。
――だがしかし思わぬ誤算があった。
リカルドが所属するヴィーヴェレファミリーには昔から敵対している組織がある。
それは、ラヴァーレファミリー。
そして、彼女の今世の名は、『オルネ・コンシーリョ・ラヴァーレ』。
かつての友人と敵対関係になってしまったオルネは様々な事件に巻き込まれながらも、リカルドと再会を果たすのだった。
登録日 2024.01.05
昔々、魔王に支配された歴史を持つ世界では闇属性の迫害がまかり通っていた。
魔道階級『魔女』の魔導師、美ノ上神楽は、魔導師の最高位『森羅万象』の椿咲良に振り回されながらとある目的の為に旅をしていた。
片割れの為に闇属性の迫害を止めようとする咲良を手助けする神楽だが、それには何かが欠けていて……。
どうすれば咲良の為になる。何をすればいい。
答えは見つからない。今日も神楽は咲良に振り回される。
「うーん。やっぱり神楽が作るご飯のほうが美味しいですね~。神楽、何か作ってください!」
「今食べたばかりだろ!?」
「別腹です~!」
「そんなデザートみたいに……」
プライベート多忙のため、落ち着くまで不定期更新になります。
小説家になろうでも連載中です。
お問い合わせはツイッター@1ssAeEvR1suwxi3かマシュマロhttps://marshmallow-qa.com/hosi?utm_medium=url_text&utm_source=promotionまで
文字数 37,154
最終更新日 2021.10.13
登録日 2021.06.23
文字数 67,116
最終更新日 2020.07.17
登録日 2020.03.17
葦原瀬奈は、ある日目覚めてしまった。
非常に優秀で無比の才を持つ自分の人生はどうしてこうも上手く行かないのか。
その答えは、階級社会の裏に潜んだ巨大組織による陰謀。全ては仕組まれた者である。
そう思って啓蒙活動に勤しんだが、世界はそう簡単に覆せない。
だが、異世界はそうでなかった。
転移してしまった異世界は平和で理知的で自分のことを認めてくれる。ここにいれば陰謀に阻まれることもなく、自由で華々しい人生を送ることができる。
歓喜に満ちた生活を送っていたセナの元に現れた仮面の少女。
彼女が語ったのは、異世界に渦巻く膨大な陰謀の話であった。
どこの世界も変わらない。くだらない陰謀は全て覆さなければ。
※他サイトへの併載あり
文字数 16,693
最終更新日 2024.01.05
登録日 2024.01.03
【あらすじ】
魔法が一切使えない、無敵の魔戦士『独言のノエル』。
彼はアメリカ海兵隊の 装備と支援AIの 助けでその名を馳せている。
町のすべての悪党を、軒並み倒してしまった彼は、親の仇討ち、仲間の供養、物資探しの旅に出る。
ツンデレAIの相棒と、旅路で出会う新たな仲間。
金髪エルフに巨女剣士、ロリっ娘メイドを引き連れた、ダンジョン攻略の物語。
【主な登場人物】
・ノエル・ルコッタ
主人公。元冒険者ギルド所属のポーター。亡き恩人から譲り受けたアメリカ海兵隊の装備を身に纏い、『独言のノエル』と呼ばれる魔戦士として名を馳せているが、魔法は一切使えない。盗賊・山賊・海賊などの悪事を働き弱者を踏みにじる存在を許せない。いまは相棒のソニアとともに、ある目的のために旅をしている。
・ソニア・ビヨンド
ノエルの相棒であり、良き理解者。ノエルはソニアのことを、別世界の見知らぬ国から来た精霊だと思っているが、その正体は、アメリカ海兵隊の装備品である「歩兵戦闘支援システム」に組み込まれた人工知能。国防総省のプレス発表によると、二等軍曹相当の階級であるらしい。
・カリーニャ
17歳のエルフの少女。四体の精霊を友人に持つ。育ての父親のもとで楽しく暮らしていたが、とある事情で、伝説の地「エルフの隠れ里」に向けて、ノエルとともに旅に出る。旅の当初はノエルを信用してはいなかったが、今では心を開き、ノエルに対してふざけてばかりいる。
・マーサ・ツンベルグス
巨人の戦闘部族イフィーの女剣士。22歳という若さでありながら、帝国軍では二等騎士(中佐相当)の階級である。鍛えられた全身、長い足、巨体に比して小さな頭という完璧なスタイルであるにもかかわらず、その大柄な容姿を醜いものと信じ込んでいる。博識ではあるが、一般常識の解釈に難がある。
※この作品は、異世界生まれの現地主人公が、アメリカ海兵隊の装備を身につけて、軍用AIとともに冒険するという、異世界ファンタジーです。
※作中に残酷描写、暴力描写および性的表現があります。
※この物語はフィクションであり、実在の国家・団体・人物・エルフとは一切関係ありません。
また、法律・法令、並びに道徳・倫理に反する行為を容認・推奨するものではありません。
登録日 2023.10.06
少年と少女の出会いは、新たな戦いの始まり——。
3年前、グレイシア帝国内で起こった上流階級と反乱軍・ネティアによる内戦で家族と婚約者を失ったライト・シュウェーヴ。当時の哀しみを抱えながらも前向きに生きていたライトの元に新政府組織となったネティアの幹部がやってくる。先の内戦の引き金となった帝国の軍事兵器『電波人形』の手がかりが祖父の形見にあると告げられたライトは自宅の隠し扉から命からがら逃げ出し、地下の不思議な空間に辿り着く。
ストックの花が咲き誇る空間で亡き婚約者——帝国の第5皇女シルフォニア・ディ・グレイシアに似た少女を見つけたライトは彼女を起動させる。
その少女の起動(めざめ)が新たな戦いの狼煙となることを知らずに。
これは、9人の次期統治者候補と9体の電波人形の「統治者の証」を懸けた戦いの物語。
文字数 71,651
最終更新日 2024.06.05
登録日 2024.01.24