「山」の検索結果
全体で13,369件見つかりました。
ある日、妻の料理の味が変わった。
決してまずいわけじゃない。
むしろ、前よりもうまいくらいだ。
それなのに――
その味は、どうしても「俺のための味」には思えなかった。
SNSに映り込む見知らぬ男の手。
俺の好物が消えていく食卓。
増えていく妻の外出。
疑いが少しずつ形になっていく頃、
会社の後輩・美咲が俺の変化に気づく。
「最近、元気ないですね」
その一言が、
俺の中にあった小さな隙間を広げていく。
妻の料理。
美咲の優しさ。
二つの“味”のあいだで揺れる心。
やがて俺は知ってしまう。
妻の料理が、ある男の好物と完全に一致していることを。
そして気づく。
秘密を抱えているのは、妻だけではないということに――。
互いに何も言わないまま、
それでも同じ食卓に座り続ける夫婦。
これは、
真実を語らないまま微笑む二人の物語。
文字数 83,120
最終更新日 2026.08.19
登録日 2026.07.01
完結保障。
毎日2回更新(15時、20時)。最終話のみ1話更新(15時)
◇2026.09.08
山奥深く、獣道さえ途切れた先に、一軒の古い屋敷が建っている。
そこには、人ならざるものたちが暮らしていた。
幽霊、妖怪、異形、落神――名もつけられぬ化け物たち。
そして、そのすべてを従える美しい女主人。
その爪は、妖しく研ぎ澄まされている。
彼女は屋敷へ迷い込んだ人間を喰らう。
それは彼女にとって、ただ腹が減っているからというだけの、当たり前の日常だった。
ある晩、ひとりの男が屋敷へ迷い込む。
いつものように喰らうはずだった。
いつものように、何も残らないはずだった。
――けれど、屋敷の主人はその男を、なぜか食べなかった。
※ハッピーエンドを期待される方はご注意ください。
※小説家になろう、カクヨムにも同時掲載
文字数 5,915
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.09.08
ある朝知らない場所で目覚めた私は、押しかけてきた美形剣士に仙女と呼ばれ、行方不明の王子を捜すことを求められる。
いや、そんなのいきなり言われても無理でしょ、と返す間もなく二人組の魔法使いに襲われ、美形剣士ともはぐれてしまう。
ひとりぼっちで山の中を彷徨う私が出会ったのはアモと名告る女性だった―――
地理も常識も物理法則も違う異世界を、顔も知らない王子を捜して旅する、見た目は美少女中味転生オバサンの冒険物語―――
※「小説家になろう」様でも連載中です
文字数 96,713
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.08.23
力持ちな以外、平凡な大学生の山崎は、明日から夏休みという帰り道で拉致されてしまう。
閉じ込められた先はどこにあるかもわからない、不気味な遊園地・ネバーランド。
ここから脱出するためには、同じく閉じ込められた他の参加者と協力しなくてはならない。
しかし、その中には脱出条件の違う殺人鬼も混じっていて――。
※デスゲーム×ゆるいBLです。残酷・流血表現が含まれます。
人狼ゲームを元にしてますが、こちらは自由なデスゲームです。
※最終話まで予約投稿しました。全55話で最終投稿日は9月21日を予定しています。一応、ハッピーエンドです。
文字数 76,622
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.07.22
十五歳のある日、突然前世の記憶を取り戻したスゴーイ・ガイド。
授かったジョブは《初級村人》、加護は《導く者》。
おまけに謎の検索能力まで発現したが、使えば翌朝まで身体が勝手に《導く者》として行動するという、とんでもない代物だった。
それから二年。
すっかり普通の村人として暮らしていたスゴーイは、村を訪れた勇者一行を見て凍りつく。
勇者、魔法使い、女戦士――見覚えのあるテンプレート素材と容姿が瓜二つ。
そして最後の一人は、職業《マサイ》。
……ここ、たぶんクリエイト系RPGの世界だ。
しかも問題は、該当するRPGが多すぎること。
村長のペットはフェンリル。
筋力の低い元騎士。
名前と属性が一致しない魔王軍幹部。
手がかりは山ほどあるのに、どれも決め手にならない。
魔王が倒される前にゲームタイトルを特定し、この世界を無事“クリア”することはできるのか。
文字数 20,467
最終更新日 2026.09.08
登録日 2026.08.25
山奥で楽しく宿屋経営。今更実家に帰る気はありません!!
「ルーク=マークス、貴様を我が伯爵家から永久追放する!」
伯爵家三男のルークは、生まれ持ったスキルが弱すぎたが故に、転移魔法で実家を追放されてしまう。
そうして追放された先は、ベテラン冒険者達も気の休まらない魔獣の森だった。
そんな場所で、ずっと使い物にならないと思っていたスキルが、実はめちゃくちゃチート能力であることがわかり――
父親や兄達の耐えがたいイジメから解放されたルークは、この大自然の中で第二の人生を謳歌することを決意する。
可愛らしいキツネに、偶然助けた美少女冒険者など、数々の出会いを経て森の中で冒険者達向けの宿屋を開業し、暖かな人々に囲まれて今日も生きていく。
その一方。ルークを追放した伯爵家は、次々と災難が降りかかり破滅の一途を辿っていくことに。
これは、一度目の人生を地獄の中で過ごした少年が、今度こそ温かい人々に触れて暮らしていく物語。
※本作はカクヨム、ノベマ!でも公開しています。
文字数 134,198
最終更新日 2026.05.16
登録日 2026.03.28
2・26事件に端を発する国内の動乱や、日中両国の緊張状態の最中にある1937年1月16日、内々に海軍大臣就任が決定していた米内光政中将が高血圧で倒れた。命には別状がなかったものの、少しの間の病養が必要となった。これを受け、米内は信頼のおける部下として山本五十六を自分の代替として海軍大臣に推薦。そして空席になった連合艦隊司令長官には…。
毎度毎度こんなことがあったらいいな読んで、楽しんで頂いたら幸いです!
文字数 110,118
最終更新日 2024.10.08
登録日 2024.07.12
『狂乱の剣鬼』『血塗れの黒狼』――そう恐れられる帝国筆頭元帥カイ・レオンハルト公爵。
身長百九十センチの巨躯と顔の刀傷で誰もが震え上がる彼だったが、その実態は「人混みと無駄口が死ぬほど苦手なだけ」の極めて不器用な武人だった。
貴族たちの押し付け婚約を避けるため、没落男爵家の元・上級帳簿官クララと「一年限りの契約結婚」を結んだカイ。
離れで静かに暮らすはずだった契約妻は、着任初日に元帥邸の壊滅的な赤字家計を見るや否や、全面的な財政再建に乗り出してきた!
「閣下、ぼったくり刀剣油に金貨三十枚? 却下です。蜜蝋と重曹で十分です」
「夕食抜きの深夜素振りは筋肉の減価償却です。この具沢山スープを四十分以内に完食してください」
算盤と正論を武器にする冷静沈着な妻に、戦場無敗の元帥はタジタジ。
しかし、栄養満点のご飯と清潔な部屋、そして誰よりも自分を気遣ってくれる彼女に、カイの胃袋と心は完全に掴まれてしまい……?
一方、元帥の権力を狙う宮内卿が「貧乏小娘」とクララを脅迫しに乗り込んでくるが――。
強面不器用な元帥×数字と筋肉を愛する超現実主義な契約妻が織りなす、勘違い&胃袋掌握系ほのぼのドタバタラブコメディ!
文字数 11,972
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.08.21
婿養子として篠山家で生活している睦紀は、結婚一年目にして妻との不仲を悩んでいた。
事あるごとに身の丈に合わない結婚かもしれないと考える睦紀だったが、以前から親交があった義父の俊政と義兄の春馬とは良好な関係を築いていた。
二人から向けられる優しさは心地よく、迷惑をかけたくないという思いから、睦紀は妻と向き合うことを決意する。
だが、同僚から渡された風俗店のカードを返し忘れてしまったことで、正しい三人の関係性が次第に壊れていく――
文字数 64,392
最終更新日 2020.03.07
登録日 2020.01.22
♢♢♢
「ごめん。別れて欲しい」
結婚間近と信じていた四年越しの恋人から突然の別れを告げられた佐木詩鶴、27歳。
二十代の内に結婚して第一子を出産、三十半ばには三人の子供と夫と幸せな家庭を築く──
そんな夢を打ち砕かれた詩鶴は、出産特化型マッチングサービスへの登録に踏み切る。
♢♢♢
20XX年、婚活市場はここ数年ですっかり様相を変えていた。
それはある日本人研究者が新たな遺伝子解析法を発表したことに端を発する。
出生率0.49。
未曾有の少子化の中、その研究結果は大きな希望として世間を賑わせた。
〈vita〉と名付けられたその遺伝子解析システムは、妊娠・出産成功確率が高い相手を遺伝子レベルで分析することを可能にする。
実用が可能になり次第、大手の結婚相談所やマッチングアプリ運営会社は、こぞってそのサービスを導入し始めた。
恋愛?そんな夢みたいなものは後回し。
より効率良く沢山の子供を産む為の、前例のない取り組みだった。
この最新鋭のサービスを取り入れた企業では、利用者が大幅に増加しているという──。
♢♢♢
妊娠成功率だけで選んだ詩鶴の見合い相手は、人気作家の瀬尾基。
「結婚するなら、君がいい」
仕事を理由に結婚相手を探していた基だったが、見合い中にそんな事を言い出した。
愛なき結婚で始まった二人の行く末は──?
文字数 121,744
最終更新日 2026.09.09
登録日 2025.06.08
妨害工作を乗り越え、企画3課主任から調査資料部の部長になった千秋。
しかしそこは[社の姥捨山]のようなところで毎日のように暇をもて余す日々だった。
そんな最中、経理2課長の馬場美幸は一色テンマと塚本穂積を引き抜こうと日参してくる。
なんとかそれを躱して調査資料部は[社内派遣業務]のような存在となる。
しかしそのため、千秋を会社から追い出そうとする勢力が、衰退の一途をとる商店街再生という解決困難な業務へと千秋を出向させる口実となってしまったのだ。
どうする佐野千秋。
[この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません]
文字数 7,473
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.09.07
モンスター食と珍発明をする召喚勇者に、護衛騎士の胃と精神が悲鳴をあげる。
じわじわとくる冒険コメディ!
※コミカル寄りですが、一部シリアス・戦闘描写あり。
国王直属騎士ユーイに下された勅命は、異世界から召喚された勇者オグの護衛。
人間とモンスターとの生命バランスを修正するため、この世界では定期的に勇者が呼ばれる。召喚勇者の行動を止めたり制限したりすることは禁じられ、護衛である俺にもそれは許されない。
だが今回の勇者は全然、勇者らしくない。
討伐より先に、見つけたモンスターはまず食べられるかで判断する。
オグが選んだ召喚代償スキルは、無限冷凍庫。
スライムを刺身で食べるために寄生虫処理に使い、魔物の鮮度を保ち、さらには素材加工にも応用していく。透明布や王城より高級な透明窓まで作り出し、討伐のはずの旅は、いつの間にか食材探しと珍妙な発明の連続に変わっていた。
しかも本人は人助けのためにやっているので始末が悪い。
さらには道中で出会った口の悪い元山賊シアンまで、そんな勇者を面白がってついてくる。
食う、拾う、加工する。味覚まで妙に合う二人に振り回され、俺の頭痛と胃痛は増すばかり。
食材にするつもりで持ち帰った卵が孵化し、ぬるぬるで不気味なベビーモンスターまで一行に加わってしまう。
真面目な護衛騎士、自由すぎる勇者、口の悪い元山賊。
最悪で最高の旅の中で、俺は少しずつ疑問に思い始める。
「この世界を乱しているのは、本当にモンスターだけなのか?」
勇者を守るはずの護衛騎士が、勇者の暴走と食欲と発明と珍発想に人生をかき乱される、異世界グルメ×発明×ドタバタ冒険ファンタジー。
※AI校正、「誤字脱字文法」と「変な表現」のチェックと修正に使用。
文字数 88,250
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.08.22
毎日、新しい色が見つかる。
朝日のオレンジ、昼間の青、夕焼けの赤、夜の紫。
そして、人々の表情に含まれる無数の色彩。
ボクは、それらをキャンバスに落とし込むことが何よりも好きなはずだった。だけどいつからか、世界がどんよりとした雨雲のような灰色にしか見えなくなってしまっていた。
そんな中、ある一人の女性と出会って……。
文字数 10,182
最終更新日 2026.09.09
登録日 2026.09.06