「古」の検索結果
全体で6,896件見つかりました。
ヒョンな事から異世界へ転生する主人公。
その世界は、古の魔女の呪いで男性が生きる事が出来ない毒素に満ち溢れている。
男がシェルターの中で大切に隔離され、管理される逆転世界。
そんな世界を生き抜く力を手に入れた主人公は・・・魔女の呪いを無くす為、旅に出る事に。
色んな国の色んな美女に種付けの旅。果たして魔女の呪いを消す事は出来るのだろうか。
R18シーンのタイトルには♡入れます。R17.5くらいの作者主観の微妙なスケベ話は△入れておきます。
文字数 161,828
最終更新日 2022.04.08
登録日 2022.03.30
「魔物に同情するような奴は、テイマー失格だ」
痛みと恐怖で魔物を支配する世界。
優しすぎる青年エルヴァンは、「無能」としてギルドを追放されてしまう。
あてのない帰郷の道中。
彼が出会ったのは、人間を警戒する一匹の『黒馬』だった。優しく語りかけるエルヴァンに対し、ふいに話しかけてくる黒馬。
『……僕は馬じゃない。そのスープを食べさせて』
明かされた正体は、人間を激しく憎む恐るべき伝説の魔物だった。
エルヴァンの言葉は魔物の魂に直接届く、失われた【古のテイム】だった!
手料理と飾らない言葉で、あっという間に伝説の魔物の胃袋と心を鷲掴み。
人間嫌いだったはずの魔物は、なぜかエルヴァンにだけデレデレの過保護な相棒になってしまい……!?
「僕の背中を任せられるのは君だけだ!」
暴力支配のギルドを尻目に、エルヴァンは規格外の相棒と迷宮都市へ。
絶品ご飯と『言葉』の力で最強の神獣たちと絆を紡ぎ、やがて世界最高の【伝説のテイマー】へと成り上がる痛快・異世界ファンタジー!
文字数 247,603
最終更新日 2026.05.22
登録日 2026.03.25
前世でいじめられていたシルフィは、ゲームの中で悪役令嬢タチアナに助けられたのだ。そして、そのゲームの世界に転生したと知った時からタチアナの力になりたいと思っていた。ゲームでは悪役令嬢タチアナは婚約者に近づくヒロインを虐めて修道院送りになってしまうのだ。でも、いきなり入学式でタチアナと婚約者に会ってしまったシルフィは、ゲームの中でしか知られていないタチアナの恥ずかしい秘密をバラしてしまい、二人に驚かれてしまうのだ。二人をくっつけようとするシルフィだけど、何故か上手くいかなくて・・・・。そんな中、シルフィが面白いと上級生のアルに興味を持たれてしまい、大変なことになっていく。シルフィも知らない秘密もあってそれが判明した時にのっぴきならない状況に追いやられるシルフィのシンデレラ物語。
その上、何故か史上最強の母親たちが出てきてもう大変です!
今回もハッピーエンド目指して頑張ります!
小説家になろう、カクヨム掲載中です。
文字数 143,701
最終更新日 2022.09.17
登録日 2022.08.28
類稀なる刺繍と仕立ての才能を持ちながらも、実家と嫁ぎ先で虐げられてきたフィオリータ。彼女の手柄をすべて自分のものにしてきた我儘な姉・エルゼヴィアは、フィオリータの夫・ヴァルデマルを誘惑し、「フィオリータがあなたを騙して財産を盗もうとしている」と虚言を吹き込む。激しい諍いの末、フィオリータは身一つで離縁され、激しい雨の夜に放り出されてしまう。
絶望の淵に立たされた彼女を救ったのは、謎めいた高貴な美貌の男・レオンティウスだった。彼女の施した刺繍の真の価値を見抜いた彼は、フィオリータを自身の邸宅へと迎え入れ、至高の職人として、そして一人の女性として深く溺愛していく。
一方、フィオリータを追い出して後妻の座に収まったエルゼヴィアと、彼女の価値に気づかなかったヴァルデマルは、フィオリータの不在によって家業も領地経営も悲惨なほどに破綻していく。ついに王宮の舞踏会で、二人はフィオリータを連れ戻そうと強硬手段に出るが、そこでレオンティウスの衝撃的な正体と、過去に隠された驚愕の真実が明かされ、姉妹の立場は完全に逆転する。
登場人物
フィオリータ
主人公。控えめで地味に見えるが、内に強い芯と、見る者を魅了する独自の刺繍・仕立ての才能を持つ。
エルゼヴィア
フィオリータの姉。容姿は華やかだが、強欲で虚栄心が強い。妹の努力や成果を奪うことを当然と思っている。
ヴァルデマル
フィオリータの元夫。伯爵。プライドが高く愚か。エルゼヴィアの甘い言葉に騙され、フィオリータを容赦なく切り捨てる。
レオンティウス
フィオリータを救う美貌の男性。圧倒的な威厳を持つが、フィオリータに対しては極めて過保護で深い愛を注ぐ。
ニカノール
ヴァルデマルの忠実な側近。フィオリータが去った後、領地の手配や家計の異常にいち早く気づき、青ざめる。
クロティルデ
レオンティウスの妹。天真爛漫な公爵令嬢。フィオリータの仕立てたドレスに大感激し、彼女の最初の理解者となる。
舞台風景
マルベリー子爵邸の薄暗い裁縫室
フィオリータが昼夜を問わず姉のためのドレスを縫わされていた、陽の当たらない埃っぽい部屋。
ヴァルデマル伯爵邸の薔薇庭園
姉と夫の密会現場であり、フィオリータが激しい罵声を浴びせられ、離縁を突きつけられた因縁の場所。
下町の片隅にある古びた宿の一室
離縁直後、冷たい雨に濡れたフィオリータが絶望の中で身を寄せた、天井の低い寂しい空間。
レオンティウスの白亜の別邸
広大な敷地に美しい庭園が広がり、フィオリータに専用の明るい工房が与えられた、光に満ちた平穏な場所。
王宮のクリスタル大舞踏会
天井から巨大なシャンデリアが輝き、すべての貴族が集まる絢爛豪華な社交の場。クライマックスの断罪劇が繰り広げられる。
文字数 62,492
最終更新日 2026.06.07
登録日 2026.06.07
私は花園美月。20歳。派遣期間が終わり無職となった日、馴染の古書店で顔面偏差値高スペックなイケメンに出会う。さらに、そこで美少女が穴に吸い込まれそうになっていたのを助けようとして、私は古書店のイケメンと共に穴に落ちてしまい、異世界へ―。実は、聖女様として召喚されようとしてた美少女の代わりに、地味でオタクな私が間違って来てしまった!
落ちたその先の世界で出会ったのは、私の推しキャラと見た目だけそっくりな王(仮)や美貌の側近、そして古書店から一緒に穴に落ちたイケメンの彼は、騎士様だった。3人ともすごい美形なのに、みな癖強すぎ難ありなイケメンばかり。
オタクで人見知りしてしまう私だけど、元の世界へ戻れるまで2週間、タダでお世話になるのは申し訳ないから、お城でメイドさんをすることにした。平和にお給料分の仕事をして、異世界観光して、2週間後自分の家へ帰るつもりだったのに、ドラゴンや悪い魔法使いとか出てきて、異能を使うイケメンの彼らとともに戦うはめに。聖女様の召喚の邪魔をしてしまったので、美少女ではありませんが、地味で腐女子ですが出来る限り、精一杯頑張ります。
ついでに無愛想で苦手と思っていた彼は、なかなかいい奴だったみたい。これは、恋など始まってしまう予感でしょうか!?
*カクヨムにて先に連載しているものを加筆・修正をおこなって掲載しております
文字数 146,947
最終更新日 2025.02.27
登録日 2024.08.28
『奴隷商人』の新バージョン。旧バーションは超能力をバリバリだったので制約がない。こっちのほうは弱い。知恵で勝負。絵美の憑依するのは、エミーではなくアルテミスで、彼女はコーカサスのアディゲ族の族長の娘で巫女長、双子の妹の名はヴィーナス。
話は、10万年昔から文明化が途切れることもなく続いているア・ヌンナック星の恒星間宇宙船、ア・ヌンナックⅡ号の墜落から始まる。
ニューヨーク、タイムズスクエアで銃撃されたニューヨーク市立大学に通う女子学生森絵美は、宇宙を彷徨っていた純粋知性体アルファによって紀元前47年の古代ローマに墜とされてしまった。森絵美の知性、知識、思考システムは肉体を離れ、知性体となって、地中海沿岸、フェニキア(現代のシリア)地方の奴隷の少女、アルテミスに憑依させられた。
アルテミスは、黒海沿岸のコーカサス地方の族長の双子の娘の姉。神殿巫女として一生を終わるはずだった。彼女はフェニキア人海賊に誘拐され、地中海へと連れ去られた。絵美が憑依したエミーは、ちょうど奴隷市場で売られる場面だった。そこに、純粋知性体アルファのプローブユニット(母船から放たれた月着陸船みたいな探索体)が憑依した奴隷商人のムラーに買われた。
ムラーとアルテミスはアルファからの指示でアルテミスとクレオパトラ七世の陰謀を阻止するためにエジプトに飛ぶ。
そこで、アルテミスはムラーから旧石器時代から続く純粋知性体の人類の知性化干渉の話を聞く。しかし、ムラーは純粋知性体だけが人類の知性化を行ったのではない、と話された。驚く絵美。ムラーは、紀元前10,765年、2025年から数えると12,790年前に北米大陸、北大西洋に墜落した恒星間宇宙船ア・ヌンナックⅡ号の脱出船、惑星間着陸船の「エルピス(Elpis)」Ⅰ号、Ⅱ号の生き残りのア・ヌンナック星人が人類と混血して、紀元前の文明を作り上げた、と説明した。
エルピス(Elpis)Ⅰ号は、トルコのアララト山に不時着し、修復不能になっているが、エルピス(Elpis)Ⅱ号は、ニューファウンドランド島沖合の深海に沈没したままだ、とムラーは言う。クレオパトラ七世との闘いに勝つために、エルピス(Elpis)Ⅱ号に向かう絵美/アルテミス。
生活感のある歴史ファンタジーです。古代世界でトイレの衛生器具、照明の心配、衛生器具、化学実験器具、ホップの利いたビール、ブランデー、避妊薬、脱毛、船の蒸留水製造装置、生理用品、TKG、フォークとナイフ、スプーン、なんでも作っちゃいます。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 65,923
最終更新日 2025.07.04
登録日 2025.04.03
「飯、風呂、寝る」
夫からの扱いは家電製品以下。会社では空気のような存在。
昭和60年、結婚10年目の古株OL・佐々木洋子(29)。
ある日、5歳年下のエリート上司・高橋徹(24)にときめいた瞬間
脳内に謎の美女幻覚「明菜先生」が出現した。
『さあ、アンタの女としての偏差値、私がV字回復させてあげるわ!』
ボディコン姿でジュリ扇を振り回す明菜は、
視界に【恋愛攻略ウィンドウ】を表示させる。
【ターゲット:高橋徹】
【好感度:微増】
【弱点:年上の隙】
『さあ、禁断の恋、攻略開始よ』
人妻だと知りながら優しい彼。
既婚者なのに惹かれる私。
これは、正しさを捨てて幸せを掴もうとする、
一人の女の背徳の記録。
昭和レトロ × 年下攻略 × 脳内バブル妖精
切なくも危険な、大人の恋愛攻略譚。
※作中の医学・心理学描写について
本作に登場する心理学用語や医学的な説明は、作者なりに調べて執筆しておりますが、あくまで「明菜先生の独自解釈」や「物語上の演出」が含まれます。
厳密な学術書ではなく、エンターテインメントとして楽しんでいただければ幸いです!
文字数 153,791
最終更新日 2026.01.24
登録日 2026.01.12
田島 春樹は35歳、妻子ありのサラリーマン。
休日に馴染みの古本屋で、本をさがしていた。
春樹と店員、そして一人の客しか居ない静かな店に突然、報知器が鳴り響く。
本屋の入る雑居ビルで火災が起きたのだ。
逃げ惑う人の中、春樹はとある部屋で気を失っている少女を発見する。
春樹は女の子を抱え、火傷を負いながらも火災から逃れる事に成功し、救急隊に少女を引き渡したあと、意識をなくしてしまう。。
奇跡的に一命を取り留め、病室で目を覚ました春樹は瀕死の重傷で動き難くなった身体と聞き慣れない声に違和感を覚える。
そして面会に来た嫁の田島 四季と再会し、医師から衝撃の事実を告げられる。
俺はすでに死んでしまい、香川 夏姫という14歳の女子中学生に生体移植をしたという事実だった!!
変わり果てた姿に違和感と絶望を覚える中、四季と共に見ず知らずの夫婦が面会に来ていた。その夫婦が香川 夏姫の両親であるという事も知る。
春樹は今後、自分の家族と夏姫の家族の間でどう生きていくのか、中学生になった自分はどう生きていけば良いのかを苦悩する。
性別や年齢、家族や環境に戸惑いながらも必死に生きようとする彼や家族、友人達の葛藤や選択を描いたヒューマンドラマ。
家族や体を提供してくれた夏姫の為に生きていくと決意した春樹の運命は……?
文字数 258,017
最終更新日 2022.05.25
登録日 2020.06.07
文字数 6,751
最終更新日 2025.02.09
登録日 2025.02.08
小説『無限のスキルゲッター!』第5巻が発売されました! 書籍版はこれで完結となります。
書籍版ではいろいろと変更した部分がありますので、気になる方は『書籍未収録①~⑥』をご確認いただければ幸いです。
そしてこのweb版ですが、更新が滞ってしまって大変申し訳ありません。
まだまだラストまで長いので、せめて今後どうなっていくのかという流れだけ、ダイジェストで書きました。
興味のある方は、目次下部にある『8章以降のストーリーダイジェスト』をご覧くださいませ。
書籍では、中西達哉先生に素晴らしいイラストをたくさん描いていただきました。
特に、5巻最後の挿絵は本当に素晴らしいので、是非多くの方に見ていただきたいイラストです。
自分では大満足の完結巻となりましたので、どうかよろしくお願いいたしますm(_ _)m
ほか、コミカライズ版『無限のスキルゲッター!』も発売中ですので、こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
【あらすじ】
最強世代と言われる同級生たちが、『勇者』の称号や経験値10倍などの超強力なスキルを授かる中、ハズレスキルどころか最悪の人生終了スキルを授かった主人公ユーリ。
しかし、そのスキルで女神を助けたことにより、人生は大逆転。
神様を上手く騙して、黙っていても毎月大量の経験値が貰えるようになった上、さらにランダムで超レアスキルのオマケ付き。
驚異の早さで成長するユーリは、あっという間に最強クラスに成り上がります。
ちょっと変な幼馴染みや、超絶美少女王女様、押しの強い女勇者たちにも好意を寄せられ、順風満帆な人生楽勝モードに。
ところがそんな矢先、いきなり罠に嵌められてしまい、ユーリは国外へ逃亡。
そのまま全世界のお尋ね者になっちゃったけど、圧倒的最強になったユーリは、もはや大人しくなんかしてられない。
こうなったら世界を救うため、あえて悪者になってやる?
伝説の魔竜も古代文明の守護神も不死生命体も敵じゃない。
あまりにも強すぎて魔王と呼ばれちゃった主人公が、その力で世界を救います。
文字数 1,341,615
最終更新日 2023.02.22
登録日 2020.03.03
伯爵家正妻のゼフィレーラは、冷酷な夫ヴァルテクスから三年もの間、冷遇され続けていた。彼が連れてきた我が儘な愛妾クサヴィアによって離れに押し込められ、孤独の中で耐える日々。しかしある日、ヴァルテクスから「クサヴィアを正妻にする。お前は側室に降格だ」と非情な宣告を受ける。
これ以上、心をすり減らす必要はない――ゼフィレーラは静かに微笑み、側室になることを拒否して離縁書にサインを叩きつけた。
すべてを失ったはずのゼフィレーラだったが、彼女には元夫に隠していた「卓越した領地経営の才と刺繍のデザイン能力」があった。身を寄せた古い領地で、彼女は行き倒れていた青年ネスタリオを救う。彼はゼフィレーラの深い優しさと隠された才能に触れ、彼女を執着に近いほどの熱量で溺愛し始める。
文字数 59,202
最終更新日 2026.06.07
登録日 2026.06.07
年上子爵×使用人
日本から突然異世界へと転移してしまったシン。
頼る者もなく途方に暮れていた彼を拾い、使用人として雇ってくれたのは紳士的な子爵のカイルだった。
慣れない異世界での生活のなか、シンが一番困惑したのはカイルからの特別な「労い」だった。
寝室に呼ばれ、甘やかされるように与えられる快感。それが使用人と主人の信頼関係を築くためのものだと教えられ、シンは密かに抱いてしまったカイルへの恋心を隠しながら受け入れていた。
ある日、カイルの古くからの友人が屋敷を訪れる。親しげな二人の姿に身分違いの嫉妬を覚えるシンだったが、他の使用人との会話から「労い」という行為が普通ではないことを知ってしまい――。
穏やかな子爵が隠していたのはシンへの執着と独占欲だった。
FANBOXなどで公開している作品の過激さを抑えたバージョンです。
文字数 8,233
最終更新日 2026.05.26
登録日 2026.05.26
かつて神であった男と、神の影を追うことでしか己の輪郭を保てない男。二人の男が繰り広げる、泥濘の上の愛憎劇をここに記す。
瀬戸悠真(せとゆうま)。彼は、冷徹な理知を宝石のように散りばめた瞳を持つ男だ。髪は短く切り詰められ、剃刀で裁断したかのように寸分の狂いもない。常に仕立ての良い黒のスーツを鎧のように纏い、その指先は獲物を解剖するためのメスよりも鋭い。彼の美しさは、街の喧騒を無価値な砂粒に変えてしまうほどの拒絶の美学に基づいている。鏡の前に立つその姿は、自らが「観客」であることを誇示する神の如くあり、彼がネクタイを締める所作ひとつに、世界はひれ伏す。彼は支配という名の甘美な毒を飲み干し、常に高層ビルの頂上から、蟻のような人間たちの末路を眺めて愉悦を感じている。
対する相沢湊(あいざわみなと)。彼は、壊れた精巧な人形を彷彿とさせる、あどけない容貌の持ち主だ。かつては柔らかい光を湛えていたであろう瞳は、今や度重なる「調教」によって、濁った水底のように淀んでいる。長い前髪はいつも額を覆い、その隙間から覗く眼差しには、飢えた犬のような切実さと、自らを破壊されることを渇望する歪んだ情熱が同居している。彼の肌は不健康なほど白く、まるで陽光にさらされることを禁じられた植物のようだ。瀬戸に与えられた傷跡を勲章のように刻み付け、首筋には支配の隷属を証明するかのように、常に服従の影がまとわりついている。彼は、自らの名前を忘れ、瀬戸という名の記号を脳髄に刻むことでしか、肉塊であることを免れない。
舞台は、湿った壁紙が剥がれ落ち、古時計が死の刻を刻み続ける六畳間。
支配者である瀬戸は、湊の過去をすべて消去し、彼を「人間」から「所有物」へと書き換えるための言語の検閲を行う。湊は、彼に罵倒され、否定され、外の世界との境界線を切り刻まれるたびに、自らの魂が瀬戸という名の巨大な鏡に飲み込まれていく悦楽に身を震わせる。
これは、崩壊という名の祝祭である。
瀬戸が、飽き飽きとした実験を終えてその地獄から去ったとき、湊は「所有者」を失った家畜として、新宿という巨大な肉挽き機の中へ放り出される。かつて彼を形作っていたはずの愛情は、神の不在によって、ただの執着という名の腐敗へと変貌した。
鏡の中の影絵芝居は、終焉を迎えることなく、泥沼の深淵へと続いていく。神を失った道化師は、街の雑踏という名の冷たい水底を彷徨い、今日もまた、誰にも届かぬ声で、かつての支配者の名を呼び続けているのだ。これは、愛されるために自らを殺し続けた男と、愛することを手段として世界を殺し続けた男の、逃げ場のない地獄の肖像である。
文字数 22,756
最終更新日 2026.07.04
登録日 2026.07.04
北方大公国ロズアラド。
古王国の正統後継者を自認する大公によって治められるこの北の果ての国は、魔力を持つ貴族たちとその他大勢の奴隷によって成り立っていた。
魔法に敵うはずもなく人々は蹂躙され、踏み躙られ、農奴として人間の尊厳を奪われて生きていた。
魔法を使える人間と、そうではない農奴。
ロズアラドの千年も続いたその誤りを正したのが、解放者と呼ばれた大公アレクシオン・ミギュリアス・クォン・エフ・ロズアラド。
農奴を解放し、平民として人間としての身分を与えた名君である。
しきたりを破り大貴族の息女ではなく小貴族出身の妻を娶り、大貴族といえども例外なく法に照らし合わせ裁くことの前例を作り、そしてすべての敵をことごとく粛清した、ロズアラドの頑迷な迷信の闇を切り裂いた大公。
彼の治世は北方大公国ロズアラドきっての善政であったと記される。
文字数 112,084
最終更新日 2026.01.01
登録日 2026.01.01
10歳で『ルゥ』というギフトを得た僕。
どんなギフトかわからないまま、義理の兄たちとダンジョンに潜ったけど、役立たずと言われ取り残されてしまった。
一人きりで動くこともできない僕を助けてくれたのは一匹のフェンリルだった。僕のギルト『ルゥ』で出来たスープは、フェンリルの古傷を直すほどのとんでもないギフトだった。
その頃、母も僕のせいで離婚をされた。僕のギフトを理解できない義兄たちの報告のせいだった。
これは、母と僕と妹が、そこから幸せになるまでの、大切な人々との出会いのファンタジーです。
カクヨムにもサブタイ違いで載せています。
文字数 59,444
最終更新日 2026.01.08
登録日 2025.12.27