「就職」の検索結果
全体で1,351件見つかりました。
かつて「白石家の宝物」として愛された令嬢・白石莉奈(しらいし りな)。しかし、その幸せは高校三年生の冬、残酷な裏切りによって崩壊する。
父の右腕だった男、黒崎。彼の手によって会社は乗っ取られ、誇り高き白石家は一夜にして路頭に迷った。不眠不休で社員の再就職先を探し、未払い給料を清算し続けた両親。母は過労で倒れ、そのまま息を引き取り、父もまた心臓を病み、生死の境を彷徨うこととなった。
父の治療費のため朝から夜中まで働き続けた。
「あと一日待ってください……」
病院の廊下で、無力さに膝をついた彼女の前に現れたのは、一人の男だった。
御堂 刹那(みどう せつな)。
この国の経済と命を握る、実在しないはずの「伝説の独裁者」。誰もその姿を見た者がいないはずの絶対君主が、冷酷な眼差しで莉奈を見下ろしていた。
「お前のすべてを買い取ろう。――その代わり、今日からお前は私の『モノ』だ」
提示されたのは、父の命と引き換えに自由を捨てる「所有権譲渡契約」。
男性経験もなく、ただ健気に生きてきた莉奈は、父を救うために自らを「生贄」として捧げる決意をする。
首筋に刻印されたのは、御堂家の紋章が入ったプラチナの首輪。
連れ去られた先は、誰も立ち入ることのできない超高層マンションの最上階――逃げ場のない「黄金の檻」だった。
「専属秘書」として24時間の監視下に置かれ、食事、睡眠、着るもの、そして思考までもが彼の管理下に置かれる日々。莉奈の尊厳は、独裁者の歪な所有欲によって少しずつ塗り替えられていく。
だが、冷徹な支配の裏側に透けて見えるのは、狂気的なまでの「過保護」だった。
なぜ、この国の王が自分に固執するのか。その謎は、15年前の火災事件と、二人の間に交わされた「ある約束」へと繋がっていた。
「復讐したいか、莉奈。お前を地獄へ突き落とした奴らを、共に滅ぼしてやる。……その代わり、最後の一滴まで、お前のすべてを私に寄越せ」
かつての仇敵への復讐劇が幕を開けるとき、独裁者が15年隠し続けてきた真実が暴かれる。
これは、美しき暴君にすべてを奪われ、すべてを与えられる令嬢の、甘く残酷な愛の記録。
文字数 93,662
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.05.13
今よりも科学が発達した世界、そんな世界にVRMMOが登場した。
Every Holiday Online 休みを謳歌できるこのゲームを、俺たち家族全員が始めることになった。
最初のチュートリアルの時、俺は一つの願いを言った――そしたらステータスは最弱、スキルの大半はエラー状態!?
ゲーム開始地点は誰もいない無人の星、あるのは求めて手に入れた生産特化のスキル――:DIY:。
はたして、俺はこのゲームで大車輪ができるのか!? (大切)
1話約1000文字です
01章――バトル無し・下準備回
02章――冒険の始まり・死に続ける
03章――『超越者』・騎士の国へ
04章――森の守護獣・イベント参加
05章――ダンジョン・未知との遭遇
06章──仙人の街・帝国の進撃
07章──強さを求めて・錬金の王
08章──魔族の侵略・魔王との邂逅
09章──匠天の証明・眠る機械龍
10章──東の果てへ・物ノ怪の巫女
11章──アンヤク・封じられし人形
12章──獣人の都・蔓延る闘争
13章──当千の試練・機械仕掛けの不死者
14章──天の集い・北の果て
15章──刀の王様・眠れる妖精
16章──腕輪祭り・悪鬼騒動
17章──幽源の世界・侵略者の侵蝕
18章──タコヤキ作り・幽魔と霊王
19章──剋服の試練・ギルド問題
20章──五州騒動・迷宮イベント
21章──VS戦乙女・就職活動
22章──休日開放・家族冒険
23章──千■万■・■■の主(予定)
タイトル通りになるのは二章以降となります、予めご了承を。
文字数 3,736,033
最終更新日 2026.07.10
登録日 2017.08.31
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
文字数 590,172
最終更新日 2026.03.09
登録日 2026.02.11
ある朝突然、日本全土がゲーム世界になった。
ステータスが出て、ダンジョンが生えて、モンスターが歩いてる。
でも母親は「ちゃんと就職しなさい」と言う。
ベースで殴る高校生の、ゲーム化日常譚、開幕。
文字数 129,679
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.06.06
金がない親。俺は高卒で社会に出るため、履歴書を書く。
うちの親は、放任で良い親だ。
時折勝ったと言って、焼肉を食いに行ったり。
そうだよ。
親の言う残業は、大抵パチンコだ。
そんな緩い家なのだが金は無い。
履歴書を書くために、写真を撮りに行く。
背景は白で、無帽であること。
「インスタントで良いよな」
近くにあるドラッグストアにむかうために、俺は家を出た。
写真を撮るために制服を着込んで……
数年後、背景は城で、無謀にも魔族の大軍に剣一つで挑んでいた。
縁があって、何とか就職が出来たのだ。
いや就職させられたのだ。
平凡な人生を送りたかったのに……
この物語は、演出として、飲酒や喫煙、禁止薬物の使用、暴力行為等書かれていますが、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。またこの物語はフィクションです。実在の人物や団体、事件などとは関係ありません。
文字数 102,604
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.06.26
「驚かせてすまない、エルザ。だが、俺は真実の愛を見つけたんだ。お前を愛することはない」 政略結婚からの3年間、ジークヴァルト公爵家の煩雑な実務と領地経営をすべて完璧にワンオペでこなしてきた公爵夫人、エルザ。 そんな彼女に対し、金髪の美男子だが実務能力ゼロの当主・ルーカスは、素朴な男爵令嬢ミリアとの不貞を堂々と宣言した。 普通の令嬢ならば泣き崩れる裏切り。しかし、エルザの琥珀色の瞳に動揺はなかった。 彼女は淑女の微笑みを浮かべ、夫に一つの提案をする。 「私に3年の猶予をくださいませ。次代への引き継ぎを完璧に整えます」 自分の不貞が許されたと勘違いし、上機嫌で愛人との遊興にふけるルーカス。 だが、彼は知らなかった。その3年間は夫への執行猶予などではなく、公爵家を合法的に、徹底的に解体するための――エルザによる完璧な『終活』の期間だったということを! エルザは、無能な夫が内容も読まずに次々とサインする書類を利用し、魔導列車の運行利権、鉱山利権、王都の商業地盤を自身の連携先へと次々と合法移転させていく。 さらに、夫に冷遇されていた優秀な使用人たちの再就職先まで完璧に手配し、屋敷の「中身」を真綿で首を絞めるように削ぎ落としていった。 そんなエルザの冷徹で美しい復讐劇を影から支えるのは、彼女の商才を愛し、一途な執着を向けるハルデン公爵家の天才次期当主・レオン。 「3年の月日が流れたその時、私の元へ来ていただきたい」 そして約束の3年が満ち、愛人との豪華客船の旅から帰国したルーカスを待っていたのは、家具も、絨毯も、使用人も、1カッパーの金すら残されていない「空っぽの廃墟」と、エルザの署名が入った一枚の『青い離婚届』だった――。 浮気夫が自業自得で自滅する、完璧すぎる妻の容赦なき合法復讐ファンタジー、ここに開幕!
文字数 22,623
最終更新日 2026.06.03
登録日 2026.06.03
20年前、異世界「マテラ」に召喚された「レオ」は当時の国王に頼まれて魔王退治の旅に出る。数多くの苦難を乗り越え、頼りになる仲間達と共に魔王を打ち倒す。旅の終わりの際、レオは共に旅をしていた仲間のエルフ族の剣士に告白するが、彼女から振られてしまう。
「すまないレオ……私は剣の道に生きる」
彼女はそれだけを告げると彼の前から立ち去り、この一件からレオは彼女の選んだ道を追うように自分も剣一筋の人生を歩む。英雄として生きるのではなく、只の冒険者として再出発した彼は様々な依頼を引き受け、遂には冒険者の頂点のSランクの階級を与えられる。
勇者としてではなく、冒険者の英雄として信頼や人望も得られた彼は冒険者を引退し、今後は指導者として冒険者ギルドの受付員として就職を果たした時、20年前に別れたはずの勇者のパーティの女性たちが訪れる。
「やっと見つけた!!頼むレオ!!私と結婚してくれ!!」
「レオ君!!私と結婚して!!」
「頼む、娘と結婚してくれ!!」
「はあっ?」
20年の時を迎え、彼は苦難を共に乗り越えた仲間達に今度は苦悩される日々を迎える。
※本格的に連載するつもりはありませんが、暇なときに投稿します。
文字数 29,840
最終更新日 2020.11.20
登録日 2018.06.12
最強チート。
王女。
メイド。
美少女ハーレム。
どう考えても勝ち確の異世界生活。
――の、はずだった。
就職活動もせず、将来が詰みかけていた大学生、白崎宗司。
初詣の神社でふざけ半分に願った。
「異世界で俺TUEEEしてる主人公みたいになって、王様になれますように」
その願いは、本当に叶ってしまった。
異世界に渡った宗司が手に入れたのは、最強の力と“王の資格”。
王女に好かれ、メイドに支えられ、美少女たちに囲まれる。
けれど、最強になったからといって、元一般人だった彼が、急に何もかも割り切れるわけではない。
魔物を殺すこと。
人を殺すこと。
王として、誰かの命を背負うこと。
好き勝手に無双して、すべてが都合よく終わるほど、異世界の現実は甘くなかった。
それでも、彼を支える美少女たちは離れない。
たとえ負けても。
迷っても。
完璧な英雄になれなくても。
重すぎるほど一途に、彼の隣を離れようとしない。
これは、異世界最強になってしまった元一般人が、王女、メイド、美少女たちに支えられながら、甘くない現実を乗り越え、本物の最強へと成り上がっていく物語。
※本作は小説家になろう・カクヨムにも掲載しています。
文字数 37,425
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.04.12
契約魔導師ヴェーラの詠唱は、なぜかすべて“料理のレシピ”になってしまう。
肉を焼き、スープを煮込み、パンを焼く――
奇妙な魔導は周囲に笑われながらも、なぜか契約は誰よりも正確に成立していた。
就職先は、訳ありの元軍人・ドミトリが営む小さな契約魔導師事務所。クレーム処理と魔獣の契約ばかりの冴えない毎日。でも、この無愛想な所長の背中が、なぜか気になって仕方ない。
やがて彼女は気づく。
その魔導陣が、常識ではありえない現象を引き起こしていることに。
本来、契約できるはずのない――
「悪魔化した魔獣」にすら、契約が成立してしまったのだ。
それは禁忌。
世界の理を逸脱した力。
落ちこぼれ魔導師と元英雄の所長。
ふたりの小さな事務所から、やがて軍と魔導局を巻き込む物語が動き出す。
文字数 220,231
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.04.11
勤務する会社からリストラされた平東蔵(ひらあずま・おさむ)は、次の仕事探しに苦労していた。
大した仕事もしておらず、経験も少なかったから無理もない。
会社は再就職を支援するため転職コンサルを用意していたが、平東に紹介される案件は多くなく、また紹介されても書類選考で落とされることがほとんどであった。
そうした中、転職コンサルから紹介された新しい案件は「戦闘員」。勤務地も見たことも聞いたこともない地名で……
他の条件は比較的まともだが、果たしてこの仕事は一体?
若き戦闘員よ、茶番で(異)世界を救え!
※本作品はフィクションです。実在の人物、団体、法規制、および事件等とは関係ありません。
※本作品はノベルアップ+様でも同様の内容で掲載しております。
※更新は毎週日、水、金曜日の予定です。
文字数 98,823
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.04.01
伝説の魔王ヴェイルが突然引退し、弟のアベルは魔王を継ぐことになった。
ところが就任早々、妻には離婚され、部下はほとんど退職。
さらに先代魔王が趣味で運営していた「いかがわしい魔道具ネットショップ」が原因で、人間界から「魔界が宣戦布告した!」と大騒ぎになってしまう。
しかし、勇者レオルが菓子折りを持って討伐にやって来たことで誤解はあっさり解決。
……その結果、平和になりすぎて勇者は失業。
住む場所まで失ったレオルは、魔王城へ住み込みで就職することに。
送迎係、子どもの遊び相手、地域イベントの運営。
平和すぎる魔王城で、シングルファーザー魔王と元勇者は、二人の娘を育てながら今日も大忙し。
しかも二人とも恋人募集中。
子どもたちは勝手に再婚計画を立て始め、婚活小説を参考に恋愛を応援する。
これは、戦わない魔王と失業した勇者が、子育てと婚活、そして地域密着のイベント運営に奮闘する、ほのぼの日常ファンタジーです。
文字数 24,712
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.06.30
就職先も決まらず、アルバイト生活を送っていた佐藤悠人。
ある日、ネットで見つけた怪しすぎる求人広告に応募した結果、気が付くと異世界へ召喚されていた。
帰る方法は不明。
面接なし。
説明なし。
そして就職先は――事故物件専門の不動産屋だった。
悠人が働くことになった「異世界不動産」が扱うのは、誰も近づけない問題物件ばかり。
夜な夜な人影が現れる旧勇者軍監視塔。
猛毒の胞子に覆われた館。
魔王軍の廃要塞。
古代兵器が眠る遺跡。
ドラゴンが住み着いた屋敷。
売れない、住めない、近寄れない。
そんな物件を調査し、原因を解決して住める場所へ変えるのが彼らの仕事だった。
しかも職場の店員たちはどこかおかしい。
無愛想な店長ガル。
適当すぎる営業担当レオン。
マイペースな事務員ミリア。
頼りになるが常識が通じない三人に振り回されながら、悠人は今日も危険な事故物件へ送り出される。
特別な能力もなければ、勇者でもない。
魔法も使えない。
ただの新人アルバイト。
毎回死にかけながら調査を続けるうちに、悠人の身体は少しずつ異世界の過酷な環境へ適応していく。
しかし本人はその変化に気付かない。
周囲も「運がいいだけだ」と思っている。
そんな日々の中、事故物件に残された記録や痕跡を辿るうちに、悠人たちは人間と魔族の長き戦争に隠された真実へと近づいていく。
これは、居場所を失った者たちが誰かの帰る場所を守るために働く物語。
そして、毎回「もう辞めたい」と言いながら出勤する新人アルバイトが、世界最大の問題を解決していく異世界不動産ファンタジーである。
文字数 161,138
最終更新日 2026.07.10
登録日 2026.06.06
23歳喪女フリーターが就職活動中に突然前触れもなく異世界へ転移。
本人は至って普通の日本人女子なのですが、ただでさえビビりで慎重派。昔読んだことのあるダークファンタジーものの異世界テンプレ小説に毒されて、異世界なんておっかねぇっ!と、家に帰るまで引きこもり生活を満喫中。
「『俺TUEEEE』とか『逆ハーレム』とかは読むものであって、自分でやるものじゃない」との信念から、まっぴらごめんと回避して、チートスマホを片手に異世界テンプレを跨いで通るつもりだったんですよ。ホントホント。
主人公大好き精霊さん(セコム兼パトロン)とか、主人公に妄想こじらせて信仰してしまう獣人さんたち(信者)とか、帰っちゃイヤイヤご主人大好き魔獣(ペット)とかが色々やらかしてくれますが……とりあえず、目立たず騒がれずいつのまにか元の世界に戻ってる…みたいな感じで切り抜けたかったのですけどね……? な、お話。
ご都合主義に理解があり、設定のユルさは笑って許し、見たくないものは避けて通れる方推奨w
チートスマホの設定などは、多くのテンプレで成り立っていると思っていただけると助かりますw
そして、エロは突然やってきます。作者のリビドーの赴くまま襲ってきます。衝撃に備えて下さい。
R15相当は※ R18相当は※※
そのくせ豆腐メンタルなので、何卒お手柔らかにお願いしますm(__)m
本編終了しており、現在は番外編を予約投稿にて更新中。
文字数 596,596
最終更新日 2021.10.08
登録日 2019.09.23
大学時代に知り合い恋人になり、卒業と就職が決まり、結婚した夏輝と絵美。
お互いに助け合い幸せに暮らしていたが、1つだけ……
夏輝は慣れない仕事のストレスから、気付けば約1年くらいセックスレスに。
そんな大変そうな夏輝の様子を見ていた妻の絵美も、特に何も言わずに夏輝を支え続けた。
そんなある日、久しぶりに絵美が夏輝を誘う。
内気で恥ずかしがりな絵美から誘われた夏輝は驚きながらも誘いを受けるが、しかしその夜、セックスに淡白だったはずの絵美の様子が変だと気付く。
そして絵美から告げられた驚きの事実……
浮気をしたと言う妻とその話を聞かされ怒りながらも興奮してしまう夫、そんな歪んだ夫婦生活の行き着く先は……
※この作品はNTRがメインなので苦手な方はご注意下さい。
一応ハッピーエンドになる予定です。
※ノクターンノベルズにも投稿しています
文字数 57,435
最終更新日 2019.12.30
登録日 2019.12.13
気付いたら八年間囲われてた話、する? わんこ執着攻め×鈍感受け
「お、前、いつから…?」
「最初からだよ。初めて見た時から俺はお前のことが好きだった」
僕、アルデバラン・スタクにはどうしても敵わない男がいた。
家柄も、センスも、才能も、全てを持って生まれてきた天才、シリウス・ルーヴだ。
僕たちは十歳の頃王立の魔法学園で出会った。
シリウスは天才だ。だけど性格は無鉄砲で無計画で大雑把でとにかく甘えた、それに加えて我儘と来た。それに比べて僕は冷静で落ち着いていて、体よりも先に頭が働くタイプだったから気が付けば周りの大人たちの策略にはめられてシリウスの世話係を任されることになっていた。
二人組を作る時も、食事の時も、部屋だって同じのまま十八で学園を卒業する年まで僕たちは常に一緒に居て──そしてそれは就職先でも同じだった。
配属された辺境の地でも僕はシリウスの世話を任され、日々を慌ただしく過ごしていたそんなある日、国境の森に魔物が発生した。それを掃討すべく現場に向かうと何やら魔物の様子がおかしいことに気が付く。
その原因を突き止めたシリウスが掃討に当たったのだが、魔物の攻撃を受けてしまい重傷を負ってしまう。
初めて見るシリウスの姿に僕は動揺し、どうしようもなく不安だった。目を覚ますまでの間何をしていていも気になっていた男が三日振りに目を覚ました時、異変が起きた。
「…シリウス?」
「アルはさ、優しいから」
背中はベッドに押し付けられて、目の前には見たことが無い顔をしたシリウスがいた。
いつだって一等星のように煌めいていた瞳が、仄暗い熱で潤んでいた。とても友人に向ける目では、声では無かった。
「──俺のこと拒めないでしょ?」
おりてきた熱を拒む術を、僕は持っていなかった。
その日を境に、僕たちの関係は変わった。でも、僕にはどうしてシリウスがそんなことをしたのかがわからなかった。
これは気付かないうちに八年間囲われて、向けられている愛の大きさに気付かないまますったもんだする二人のお話。
文字数 122,500
最終更新日 2025.11.13
登録日 2025.10.31
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
文字数 140,964
最終更新日 2026.06.08
登録日 2023.08.24