「口」の検索結果
全体で8,800件見つかりました。
1888年、土曜日の深夜。
ロンドンのパブで、友人のエリザベスと酒を飲んでいたイザベラは、自らの特殊能力を使って、客のグラスを手を使わずに動かしてみせた。
念動力を披露したのは、サーカス団を解雇された腹いせで、収入を絶たれた彼女は自暴自棄になっていた。
団長から言われた、
「お前はとっくに用済みなのだよ」
は、彼女を深く傷つけトラウマとなる。
その帰り道、イザベラは通り魔によって無情にも殺されてしまうのだが、生命が終わる瞬間に感じたのは、
「ああ、確か死ぬ間際はいつもこんな感じだった…」
という、過去の経験による思いだった。
そうして再び目覚めた先は、1954年の神戸の資産家・夏目周五郎の長女・蘭。
前世の記憶は成長とともに消失し、人生の記録は記憶となって上書きされてゆくが、蘭は鎌鼬皮膚裂傷症という謎の病に苦しめられる。
そして大学卒業後、行きつけのバーの店員、春樹と同棲を始めるが、日常的に振るわれる暴力に耐えかねて、口論の末、過って男を死なせてしまう。
この時、春樹に何気なく放たれた最期の言葉、
「お前は用済みなんだよ!」
によって、蘭の前世の記憶が甦り始める。
途方に暮れる蘭は、幼なじみでメッキ工場の跡継ぎ、紅林順次に相談を持ちかけ東京へ逃亡を試みるも逮捕されるが、病によってできた皮膚の傷は完治していた。
服役中に書物を読みあさる中、前世の記憶は覚醒するが、この世界は史実とは異なる異世界であると気がつく。
出所後、蘭を迎えた紅林とともに、東京で新たな人生を歩むふたりは子宝に恵まれ、質素ながら幸せを感じていたのだが、食物アレルギーによって子を失い、再び鎌鼬皮膚裂傷症を発病する。
蘭の怒りの矛先は、菓子メーカー「MIYATA 製菓」へと向かうのだが…
文字数 30,721
最終更新日 2026.06.23
登録日 2026.06.02
公爵令嬢エライザが第一王子ファンコニーと婚約することは内内決まっていることだった。正式発表の茶会までセッティングされ、準備は万端。後はファンコニーの口から正式発表されるのを待つだけ……のはずだったが、そこで事件は起きた。気が付くとエライザは10歳の令嬢に逆戻りしていて?「これからはあなたが聖女様です」と宣言されたりして?どうなってるんだ、この世界は?
文字数 10,281
最終更新日 2021.12.17
登録日 2021.12.12
男は見たい本があったため、普段から使っている本屋にやって来た。
入り口付近には記憶に新しいものがあり、奥に進むほどその記憶は薄れていく。
店員さんに連れられて本屋の中間くらいまで来たところで、男はある本が気になって手に取った。
その本は十二年前のものだと店員さんは言うが、何故かその本だけが周りと比べてとても綺麗だった。
男はその訳を尋ねるが、その答えは男にとって意外なものだった……。
◆こちらは2023年3月1日にカクヨムにて投稿した短編です。
文字数 1,310
最終更新日 2026.05.04
登録日 2026.05.04
田沼時代。江戸には『鶏番』という闇興行がある。
食い詰めた武芸者を『鶏』として殺し合わせる、幕府公認の見世物である。
立会人を務めるのは、とある理由から刀が抜けない同心・北大路土門。時に人の道を踏み外した鶏達は『荒鶏』と言われ、七日以内に始末しなければ、彼が切腹する羽目になる。そんな彼の代わりに人を斬るのは、お燐という名の少女。食い意地が張っていて、うすのろで、口も悪いが、ひとたび刀を抜けば生き残る。これは、刀が抜けない男と刀として生きるしかなかった少女が、江戸の闇で異常武芸者を始末する『時代劇決闘パンク』。
だがこの二人――仲が悪い!!
オープニングナレーション
老中・田沼意次の世に、あぶれた武芸者を『鶏』呼ばわりして戦わせ、見世物にする『鶏番』なる催しあり。
掟を破りし鶏は荒鶏と呼ばれ、鶏番立会人は七日のうちに始末せねばならぬ。
しかし江戸市中に、このことを知るものは少ない。
登録日 2026.05.31
とある少年(主人公)がいつもの帰り道を帰っていると、見た事の無いトンネルが………いつもは素通りする筈なのに何故か気になり入っていくと、出口はなくただ1枚の扉がその扉を開け入ると、見たことも無い世界が広がっていた………
作者実力不足+初投稿作品なので酷いことになりますがどうか見守ってください!本格始動は2018年の8月の中旬頃を予定しています。1週間に1回投稿になります。
文字数 6,328
最終更新日 2018.08.24
登録日 2018.04.26
私は、前世で見た悪役令嬢だ
前世を見て少し慌てた、この先どうなるのか
まるで想像ができない
前世を見て私は決めたヒロインと攻略対象者の人には出来る限り無視をする
我儘かも知れないけれど私の人生は私だけのものだ、絶対に
※逆ハーレムとは、少し違くなりました(1/22)
※主人公少しバカです。
※勘違いが炸裂したりします
※攻略対象者は、全員生徒会もしくわ関わりある人です
※攻略対象者は、腹黒爽やかな会長、和風なメガネ副会長、無口な美少年の会計、不良な会計双子の書記、オネエな美人の広報、女たらしな補佐、教師
※ゲームのヒロイン♀♂?
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この小説は私が、初めて書く言わば処女作です
書くのがとても下手で誤字脱字が多いと思われます。
私は不手際なので、更新が不規則です
パクリじゃないです。
これに出てきている名前や団体名は何の関係もありません。
時系列や年齢が合っていない可能性があります
文字数 65,463
最終更新日 2022.02.10
登録日 2021.03.23
婚約者同士の反りが合わない。横暴な婚約者物言いも態度も酷いものだった。
諫めよいと口に出すも、ご両親への顔は良いから逃げられてしまう。
そんな男とうまくやれる気持ちもなく、義務での付き合いをしていたら…やらかした男を諌めるも、全く言葉が入らないため手を出した。最終手段で、その褒められないがもう選べる手がない。それでも…
文字数 855
最終更新日 2021.06.11
登録日 2021.06.11
お母様はこの世界の中心だ。
お母様はこの世界の全てだ。
小さい頃から刷り込まれるように、そんな思想を持つ彼らに育てられてきた。
お父様にとってお母様は自分の全てで、それ以外は塵芥でしかなく、私という娘さえお母様の関心を奪うものでしかない。
それでも生きているのはひとえにお母様が悲しむから。
まあ私は昔からこれだからもはや文句は無い。
好きにすればいいと思う。
優しくて頼りにならないお母様と、素っ気ないけどお母様を悲しませたら冷酷な従者たち、そもそもこの家に寄り付かない兄と、お母様にしか興味のないお父様。
果てにこの国のほぼ全てが、心の奥底でお母様ファーストになっている。
だってお母様はこの国を救った聖女様だから・・・。
そう、私が救ったはずの、この口うるさい従者も、何故かお母様を崇めているのだ。
──────他はともかくお前は私を愛しなさいよ!
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本編完結済み・番外編更新中。
なお番外編はBLありき。
ふんわり設定。
勢いで書き上げているので誤字脱字多いです。
6月9日・番外編移しました。
→『俺の恋路を邪魔するなら死ね』
一旦完結。
文字数 64,398
最終更新日 2023.08.09
登録日 2023.05.24
夜明け前の温泉街は、雨の匂いと湯気で肺がぬるくなる。アスファルトに赤と青が跳ね、反射ベストの蛍光を細かく砕く。無線が胸骨の上で震え、名前を呼ぶたび心臓が一回、律義に返事をする。
長峰トンネルで停車車両、運転手意識レベル低下。排気の逆流かもしれない——。
口の中に金属の味が広がったのは、マスクのゴムと不安の擦れ合いのせいだ。トンネルの口は巨大な獣の喉みたいで、湿った冷気と排気が少しずつ吐き出されてくる。見えない火の匂いがする。一酸化炭素。目に見えないものほど、人は後回しにする。
私たちは“必要最小限”を合言葉にしている。触れるのは脈と皮膚温、問うのは名前と痛みの場所、渡すのは呼吸と止血だけ。余計な励ましは、時に判断を濁らせる。けれど、手袋越しの鼓動だけは、どうしても嘘がつけない。
車内は曇った窓に外の雨が滲み、運転席の男の顔色は紙のようだ。相棒が声をかける。「聞こえますか」男は浅くうなずいた。排気口は潰れて、黒い煤がバンパーの下に濡れた線を作っている。ビニールの匂い、消毒液の鋭さ、タイヤが水を割る遠い音。世界は役割ごとに層をなして、私の耳に順番を付けて落ちてくる。
酸素を当て、呼吸を飼い慣らしていく。男の胸がわずかに高くなり、低くなる。私は数える。吸って、吐いて、二、三。指先のパルスオキシメータが波を描き、相棒の額に雨粒が細い道を作る。ここでは希望も数値になる。数えられるものだけが、いったんの真実だ。
トンネルの奥から、遅れてパトのライトが滲んでくる。赤が壁に当たって、濡れた岩肌の皺が一瞬だけ浮き彫りになる。その皺のどれかを、私は昔知っている気がした。二本の傘の影。夜勤明けに並んで歩いた雨の朝。思い出は、現場の匂いを嗅ぐと、勝手に箱を開ける。
「戻ろう」相棒が合図する。男は自力で立てる。必要最小限が、今夜はぎりぎり届いたらしい。救急車のドアが閉まり、世界は再び雨の音で満たされる。私は手袋を外す。指の皮膚に残った体温が、雨に薄められて消えていく。
何かを助けるたび、何かを手放す。掟のような均衡だ。私たちはその上で歩く。次の無線が鳴るまでのわずかな間、庁舎前のベンチで二本の傘をひらく。一本は私のため、もう一本は、いつも誰かのため。
必要最小限の優しさとは、濡れないように傘を差し出すことではなく、濡れながら隣に立ち続けることだ、とまだ言えないままに。
文字数 27,305
最終更新日 2025.09.12
登録日 2025.09.12
高校2年生のバレンタイン。
ミサキは、クラスの腐れ縁男子に「義理チョコ」として300円のチョコバーを渡す。
内心では「本命」のつもりだったが、プライドが邪魔をして言えない。
迎えたホワイトデー。
彼からの呼び出し。
期待一杯で向かった視聴覚室の裏で待っていたのは、感動の告白と……耐え難い「コンソメパンチ」の口臭だった。
「ムードとかないの!?」
怒りと笑いと胸キュンが入り混じる、しょっぱくて油ギッシュな青春ラブコメディ。
文字数 9,579
最終更新日 2026.01.23
登録日 2026.01.23
冴えないおっさん×毒舌アイドル×カピバラ一匹(!?)の異世界タッグ!
一見、ただの冴えない中年男。
無精ひげにくたびれた顔、鳥の巣みたいな頭――誰がどう見ても「ダサいおっさん」。
だがその正体は、裏社会で「閻魔」と恐れられた始末屋だった。
暴力にまみれた過去。
守れなかった恋人。失ったものの数々。
もう誰も信用せず、ただ悪を狩ることだけを生き甲斐にしてきた男――浅羽隼人。
そんな彼が出会ったのは、二十歳近く年下の小柄な美女。
世界を熱狂させた伝説級Vtuberにして、口の減らない生意気娘・小槻瑚依。
「は!? その上から目線の正義厨、誰に説教垂れてんの!?
あんたの存在そのものが地球のバグなんだけど!」
夢のような美しさと、止まらない毒舌。
そして――ありえないことに、二人は揃って異世界へと放り込まれる。
それだけじゃない。
なぜか一匹のカピバラまで一緒に!?
冷徹で孤独な始末屋。
賑やかで人懐っこい毒舌アイドル。
そして、超人気モフモフ(!?)
最悪の組み合わせに見えて、最強の相棒がここに誕生する。
刀と竜がうごめく異世界で、
冴えないおっさんと生意気アイドルの、血と運命の旅が幕を開ける。
文字数 919,866
最終更新日 2026.06.10
登録日 2026.01.12
アイドルの水口詩音は自身のラジオでファンに向けてとあるエピソードをプレゼントする。それはライブツアーで訪れたホテルでの出来事について。そのホテルのエレベーターであるものを見るが、彼女が見たものとは。
文字数 4,628
最終更新日 2026.03.29
登録日 2026.03.29
魔法が廃れた現代で、小鳥遊 悠は魔法を使える。
腹立たしい周囲の人間にはその力は隠したまま、現状を打破すべく奮闘する日々。
やっと道が開けたその時、最後の思い出にと、大好きな人に一生懸命アピールする…話…だったハズ…。
小鳥=オカメインコですが、余りオカメインコしてません(?)
直接的な表現はありませんが、一応R15タグはつけました。
うっすらBL表現がありますので、『絶対無理』と言う方はそっとお逃げください。
『一途な可愛いヒロイン』を目指したハズが、『口の悪いテンションおかしいヒロイン(?)』になりました…(泣)可愛い女の子をお求めの方もそっとお逃げください…。
文字数 7,971
最終更新日 2021.07.06
登録日 2021.07.06
「近藤事件」の決着がついて「法術」の存在が世界に明らかにされた。
そんな緊張にも当事者でありながら相変わらずアバウトに受け流す遼州司法局実働部隊の面々はちょっとした神前誠(しんぜんまこと)とカウラ・ベルガーとの約束を口実に海に出かけることになった。
西園寺かなめの意外なもてなしや海での意外な事件に誠は戸惑う。
ふたりの窮地を救う部隊長嵯峨惟基(さがこれもと)の娘と言う嵯峨茜(さがあかね)警視正。
また、新編成された第四小隊の面々であるアメリカ海軍出身のロナルド・スミスJr特務大尉、ジョージ・岡部中尉、フェデロ・マルケス中尉や、技術士官レベッカ・シンプソン中尉の4名の新入隊員の配属が決まる。
新たなメンバーを加えても相変わらずの司法局実働部隊メンバーだったが嵯峨の気まぐれから西園寺かなめ、カウラ・ベルガー、アイシャ・クラウゼの三人に特殊なミッションが与えられる。
誠はただ振り回されるだけだった。
文字数 211,765
最終更新日 2021.05.05
登録日 2021.01.24
――性の精霊に“契約”された僕は、
十年越しの幼なじみに再会した。
24歳のカフェ店員・水無瀬 遥。
ごく普通の平和な日常のはずが、
ある日、子どもにいじめられていた不思議な猫を助けた瞬間、
身体が光に包まれ“性の精霊”ラズと自動契約してしまう。
契約の理由はただひとつ。
遥が持つ、人ならざるほど強く美しい“オーラ”。
ラズは言う。
「君の運命の相手は……あの人だよ」
現れたのは、
十年前に離れ離れになった幼なじみ、
一ノ瀬 怜。
188cmの銀髪モデル。
無口で冷たく見えるのに、
遥を見る瞳だけが熱を帯びていた。
「……遥?」
それは、遥の世界が止まっていた時間を
一気に溶かすような声だった。
精霊の契約と、再会した幼なじみ。
ずっと言えなかった想いが、静かに動き出す。
クール無口ドS×無自覚美人ドM
10年越し再会の純愛?BLストーリー
※SMプレイ出てきます。苦手な方はバック推奨。
※R18作品なので未成年の閲覧は御遠慮下さい><!また、過激な表現が含まれる事がありますので、苦手な方はご遠慮下さい!
※誤字・脱字多いかもしれませんが暖かい目で見守って頂けると幸いです。
文字数 2,203
最終更新日 2025.11.14
登録日 2025.11.14