「逃」の検索結果
全体で9,510件見つかりました。
「悲しいことは昨日まで♪ 今日はきっと良いことがあるわ♪」
目下、継母ブルチャスカとその娘アンジェルに、芋の皮剥きやら食器洗いをさせられている私、ユキファールム。
「こんなことも出来なければ、将来とっても困るわよ」
「そうよ、ユキファールム。私達は貴女のことを思って仕込んでいるんだからね」
うぬぬ、2対1では流石に勝てない。
けれど彼女達は、意地が悪い訳じゃないの。
ただ家事をさせられるだけなの。
その様子を見て、執事アーントや侍女のバタフライは目を輝かせていた。
「素晴らしい教え方です。姫様は私の言うことは聞かず「バタフライがやってよぉ」と、甘えて来られると、可愛いくて駄目なのです」
「私もです。生まれた時からお守りしてきたので。こんな時なのに、厳しくできず……。申し訳ありません」
そう言いながら、ブルチャスカに頭を下げる二人。
私が頑張っているところは、目に入らないのかしら?
まあいいや。この2人はもう高齢で、私から見たら祖父母に近い年齢だから、今さら文句も言わないわ。孫のように可愛がって貰ったもの。
それにしても、私に家事なんてさせてどうするつもりなんだろう。目玉焼きさえ焦がすし、味付けはいまいちだし、彩りも美味しそうじゃないし。まあ、何とか煮炊きは出来るようになったけど。
お掃除はハタキをかけて、箒で床を掃いて、水ぶきするのよね。
後はお洗濯。水仕事は指先が荒れるから苦手なの。ささくれとひび割れが酷いわ。洗ったものは重いし、干すのも大変だもの。
どうして私にさせるのかしら?
「お嬢様、私共はここでお別れです。ここから先はお一人で行って頂きます」
「私達はここで敵を迎えうちますから、お嬢様はこの先にある家で一人で隠れていてください。屋敷には生活用品が、庭には野菜も植えてありますから。庭にかかっている網は外しては駄目ですよ。動物避けですからね」
にこやかに笑っているアーントとバタフライだが、彼らが着ているのは鎧だった。
「なによ、その鎧は? 貴方達はもうお年寄りでしょう? 一緒に逃げましょうよ」
私は彼らも一緒に行こうと誘った。
けれど、首を振りここに残ると言う。
「姫様の幸福だけが私達の願いです。その幸せを壊さないで下さいませ」
「さあ、行くのです。必ず迎えに行きますから」
「あぁ……きっとよ、迎えに来てね」
私は真剣な様子の彼らに逆らえず、城裏のずっと奥山にある、二人の言う家屋を目指した。
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
文字数 11,896
最終更新日 2025.04.30
登録日 2025.04.30
かつて世界を支配した覇王セリス。
全てを投げ出して異世界へ逃げ出したセリスは行商の旅をしている物語の語り部でヒロインのメリルと出会い共に旅をし関係を深めていく。
と言った内容のガールズラブ作品で、一部バトル要素もあるハイファンタジー系作品です。
文字数 243,487
最終更新日 2020.01.13
登録日 2019.04.05
先生やクラスメイトと異世界召喚に巻き込まれた主人公、「四堂 創(しどうはじめ)」。召喚されたのだが、召喚者の不備でゲームのような世界の、魔境と恐れられる森に転移してしまう。
四堂とクラスメイトたちはユニークジョブと専用スキルを与えられていて、その力を使ってなんとか魔境で生き残ることに成功する。
しばらく魔境で生活するが、やはり人のいる所に行きたいと考えたクラスメイトは、体力的に足手まといであまり役に立ちそうにない先生と女子一人を置き去りにして、町への移動を決断する。
それに反対した四堂は、二人とともに別行動を選択。三人で魔境生活を続けることに。
三人で始めた魔境生活は、ダンジョンを手に入れたり、男子に襲われそうになり逃げてきた女子や召喚したモンスターなどを住人として、いつしか誰も手出しできない大帝国へと変貌していくのだった。
文字数 25,304
最終更新日 2023.02.12
登録日 2023.01.15
不倫相手の夫へ送る謝罪文を執筆中の上野が、道端で拾ったマナー講師・宍倉佳子から深夜の猛特訓を受けることになります。 理不尽なまでの作法への執着と、静かに核心を突く言葉の数々が、逃げ場のない男の罪悪感をあぶり出します。
笑いと切なさが入り混じる密室の攻防を、生々しい会話劇で繰り広げるコメディ小説。
文字数 1,326
最終更新日 2025.12.30
登録日 2025.12.30
どうも久我冬人です。フユトとお呼びください。私、冬人、春から華の高校生なんです!いや〜楽しみですね高校生活!友との熱い友情、部活での厳しい練習、そして!淡い恋!これぞ青!春!な〜んて思ってた時期もありましたね…今日は入学式で今頃学校にいるはずなのになー。ここはどこだ薄暗くて、灯りは火。いつの時代だよ。ってなんかきてるんですけど!え!ここ異世界なの⁉︎しかも、魔王城⁉︎えぇ…今から魔王様に会いに行くんですか?いやだ嫌すぎる…いや〜逃げたい!でもこの人たち強そうだな〜。で、気づけば扉の前…ここに魔王様がいらっしゃるんですね。し、失礼しましゅ!あっ、かんじゃった。え?あれが魔王?え?ロリじゃん。え?めちゃツヨ。
誤字、脱字の報告お願いします!
文字数 12,803
最終更新日 2020.08.31
登録日 2020.08.03
翔太は現実の孤独から逃れるためにオンラインゲームに没頭していた。ある日、ゲーム内の友人たちと現実でのオフ会を計画するが、その場所は彼の古い学校だった。しかし、オフ会の夜、彼らは学校内での命がけのサバイバルゲームに巻き込まれる。現実とゲームの境界が曖昧になり、翔太たちは真実の絆を求めて絶望的な冒険に挑む。
文字数 1,210
最終更新日 2023.09.25
登録日 2023.09.25
2つの世界を行き来する兄弟。
普通の小中学生として毎日を過ごしていた彼らは、一方では何と王家の人間だった。
バタバタしながらも平和に暮らしていた二人の兄弟に、
現王からいきなりある言葉を突きつけられる。
「おまえらのどっちかに継いでもらおうと思ってよ」
「――――はい?」
いきなり降りかかった跡継ぎ問題。
それだけでも唐突なのに、
「渡威」という不思議な生き物まで地球の方に逃げ出して!?
二人の兄弟を取り巻く、あれやこれや。
日常多めの、異能をスパイスに。
前半はコメディ色強め、後半はシリアス面も出てきそうな、青春物語。
イメージは日曜日の朝に放映していそうな。
登録日 2016.10.09
遥か昔、人間の住む「アースガルド大陸」は人類以外にも、妖魔・半竜人・ヴァンパイア・獣人などが生息し一部邪悪な生物は人間を脅かす存在だった。伝説や言い伝えの話によると原因や動機は不明だが、とにかく名もなき偉大なる王の元に人類が突如集結し、遠征軍を結成し人間を害する生物と熾烈な戦いを経てほとんど一掃して大陸の覇権を手に入れた。だが、人間を敵視する生物が未開の地に逃げ込んだり隠れたりして生き延びているので脅威は消えたわけではなかった.....そこで王は考え、そして人類同盟の軍隊を6つに分け、それぞれに領地を与え城や街を作り、さらに自分の軍隊をアースガルド大陸中央に今まで見たことない巨大な街を造らせ「アースムンド」と命名し(古代語で大地に刺す剣の意)人間の繁栄を他種族を見せつけた、また各街の代表をアースムンドに集まらせて「守護騎士」の称号を与え、街を守る任務を任せた。時が過ぎ去り、次第に街は中央に近い力を持つようになり、国と呼ばれるようになった。各国の守護騎士の地位と権限も拡大し、王に見習って「聖騎士」と呼ばれる国を守る番人を招集する制度を作った。これは「エウシュリス・職人の国」の近郊の街で起きたヴァンパイアによる人間の襲撃をきっかけに生まれた、人類とヴァンパイアの話である......
文字数 7,643
最終更新日 2017.08.21
登録日 2017.07.23
病にかかり、高熱を出した拍子に前世の記憶を思い出した3歳児の私。
私は周りの人、環境によってここの世界が前世で死ぬ直前までプレイしていたファンタジー世界の乙女ゲームであることに気付く。そして自分が悪役令嬢だと言うことを・・・。
だが、まだ悪役令嬢の道は避けれるかも、と思った矢先、悪役令嬢としての証のような『魔眼』をひょんなことから手に入れてしまった。
そうして、私はこのゲームから逃げられないことに確信を持った。
このゲームは悪役令嬢に救いがないゲーム。だが、私はこのまま逃げる訳にはいかないっ!!
魔眼を持ってしまった私は絶体絶命!?
そんなことはない!!私は平和にくらしたいっ!
さあ、フラグを折りにいこう!!
文字数 13,526
最終更新日 2019.09.07
登録日 2019.08.31
スクープを求めて川に囲まれた村へと訪れた新米記者の高畑は、村に閉じ込められている女に出会う。霊媒体質のこの女、柴田は村の異様な雰囲気に気が付いていながらも「ここには霊が寄り付かないから」と平然としていた。
しかしその晩、三人目の犠牲者が。
閉鎖された村。謎の慣習。村人たちが隠すあくる日の悲劇とは?
「柴田さん!ここ、いる?ねえ!?」「美人だよ、やったあ」
幽霊嫌いの元僧侶と呪いに追われるトラブルメーカー、二人は災いから逃れることは出来るのか。
そのうち血が出たり性暴力が起こります。
そのためR18で投稿させて頂きますが、グロやセクシーメインではないためお気をつけください。
小説家になろうにて同作品連載中です。
文字数 117,877
最終更新日 2019.11.06
登録日 2019.09.04
「いやぁぁぁ!悪役令嬢になってるぅぅ〜!!」
突然前世を思い出した将来の悪役令嬢ディアナは、死ぬよりマシだと両親を告発し没落させて、全てを捨てて逃げ出した。
数年後に名声を得たことで学園へ入学する羽目になってしまったので、開き直ったディアナが恋人といちゃいちゃ学園生活を謳歌する話。
文字数 75,351
最終更新日 2020.05.30
登録日 2020.05.19
日本最大級の暴力団・鳳凰組の元組長の娘で、凄腕の殺し屋だった25歳の美冬。「ふつうの生活がしたい」と2年前に殺し屋を引退し、カフェで働いていたが、かつて殺しを教わった鳳凰組の若頭・巽が現れ、「久々に"仕事"をしませんか」と殺しを依頼されてしまう。美しくも凶暴な巽に恋心を抱いてはいるものの、「ある理由」により巽から逃げたい美冬は、なんとか依頼を断ろうとするが……。
※元殺し屋が主人公ですが、残虐な描写はわずかです。その描写もあっさりとしているので、そこらへんが苦手な方にもお読みいただけると思います。ですが、「それでもダメ!」という人は読まないでおくか、ヤバい部分だけ避けて読むか、座禅などでメンタルを鍛えてからお読みください。
※性描写は後半に控えています。前半にはありません。ごめんね。なので、性描写を目的に読み始めるとイライラしてくると思います。そのいらだちは、水を加えた小麦粉にぶつけてみてください。コシの強いうどんができあがります。
登録日 2020.11.06
『天空戦士データソルジャー』プロローグ:失われた青空
かつて、世界には「本当の空」があった。
見上げるほどに高く、透き通るような青。しかし、西暦20XX年、その光景は一変する。
突如として宇宙の彼方、あるいは次元の深淵から現れた「暗黒帝国ハーデスゴルーン」。彼らは物質をデジタルコードへと変換し、吸い上げる「暗黒の霧」を撒き散らした。地上の街は次々と沈黙し、人々は光を奪われた。
生き残った人類は、地上を覆う暗黒の霧から逃れるため、高度1万メートルに浮かぶ空中都市「クラウド・セクター」を建設した。そこは人類に残された最後の聖域。
しかし、人々は知らない。
帝王ザラダスの眼光が、今まさにその聖域をも捉えていることを。
【10年前の記憶】
燃え盛る研究施設。崩れ落ちる瓦礫の中で、一人の少女が震えていた。
彼女の父、青羽博士は、娘に一本の銀色のデバイスを託して言った。
「夏樹、これを持って逃げなさい。いつか……この世界のデータが闇に塗り潰されようとした時、空を駆け、希望を運ぶ戦士が現れる。その時、君がその背中を支えるんだ。」
少女・青羽 夏樹は、父の言葉を胸に、銀色のデバイス「スカイ・リンカー」を抱えて炎の中を駆け抜けた。
【そして、現在】
クラウド・セクターの広場で、一人の青年が空を見上げていた。
航空パイロット候補生、天野 凱。
彼は、偽物のホログラムで彩られた空ではなく、父や母が話してくれた「本当の青空」をこの手に取り戻すことを夢見ていた。
「待ってろよ。いつか俺が、この闇を全部突き抜けて、本当の空を見せてやる。」
その誓いこそが、伝説のプログラムを起動させる鍵になるとは、まだ誰も知らない。
運命の歯車は、静かに、そして激しく回り始めた。
物語はいよいよ第1話、凱と夏樹の出会いへと繋がります。
凱が何気ない日常の中で、どのように夏樹と出会い、あのスネーダルとの戦いに身を投じていくのか……。
文字数 25,853
最終更新日 2026.02.07
登録日 2026.01.26
映画の帰り、終電を逃して夜道を歩きながら思いついた話です。
ホラーですが、あまり怖くはありません。
短い作品なので、あえてあらすじは書きません。
文字数 2,386
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28