「ク」の検索結果
全体で73,825件見つかりました。
「ニリアーナ。悪いが君との婚約は破棄させてもらうよ」
目を見開き驚愕するのは、長く王太子の婚約者だった侯爵令嬢ニリアーナ。
貴族学園に入学するまでは互いに想い合っていたはずだった相手からの手酷い宣告。
彼の傍らには、学園で出会った子爵令嬢が居る。
魅力ある彼女は、大人しく地味なニリアーナよりも彼の隣がよく似合う。
だが、王太子の婚約者としての矜持がある。
反論を口にしようとしたニリアーナより先に、王太子は書状を掲げた。
「婚約破棄は当然国王の許可を得ている。…これは決定事項だ」
ニリアーナには言葉もない。
王命であれば、もう従う他ない。
子爵令嬢が、口角を上げて笑う。
「そして、この子爵令嬢エクノリアを婚約者とする」
王太子は、皆に聞かせるように声を張る。
優しく令嬢の腰を抱いて引き寄せた。
エクノリアの微笑みに、ニリアーナは敗北した。
彼の隣に立つのは己ではなかったのだ。
ニリアーナはそれ以上その場には居られなかった。
夜会の会場を出て、一人で涙した。
ニリアーナは婚約者だった王太子殿下を愛していた。
エクノリアを妾に希望されたらばそれを受け入れる覚悟もしていた程に。
しかし、ニリアーナの絶望は婚約破棄だけでは終わらなかった。
※エロあり
※『悪女』を『悪魔』に変更(12/21)
文字数 17,041
最終更新日 2023.01.03
登録日 2022.12.20
未来の支配者たちが集う全寮制名門校――アイゼンヴァルト学院。
その中で“氷の白薔薇”と呼ばれる少年、アシェル・フォン・ローゼンベルクは、
公爵家嫡男として完璧であることを求められ、誰にも弱さを見せずに生きてきた。
唯一心を許せるのは、平民の幼馴染――エイルだけ。
けれど、その想いが決して届かないものだと知った夜。
誰にも見せたことのない涙を、“黒獅子”と呼ばれる王族、カイゼル・クローヴィスに見られてしまう。
傷付くたび、彼は優しく抱き締めてくれる。
孤独な夜に、弱い自分を受け入れてくれる。
――けれど、その優しさが本当に救いなのか。
それを知った時にはもう、戻れなくなっていた。
これは、
愛されなかった少年が、自分を壊した男からだけ離れられなくなるまでの物語。
※画像は生成AIに描いてもらいました。
文字数 91,034
最終更新日 2026.06.13
登録日 2026.05.17
徹也(てつや)と潮(うしお)はラブラブの恋人同士。乳首好きの徹也。気持ちいいことに弱い潮。
ある日、潮の乳首からミルクが出るようになってしまって……!
タイトル通りとっても頭の悪い話です。頭を空っぽにして読んでね!
Twitterで連載したものをたまったら加筆修正してます。
他、ムーンライトノベルズ様と自サイトにも掲載中。
文字数 7,807
最終更新日 2020.07.05
登録日 2020.06.13
知らなかったんだ、君に嫌われていたなんて―――。
フェリクスは自分の屋敷に仕えていたシドの背中を追いかけて黒狼騎士団までやって来た。シドは幼い頃魔獣から助けてもらった時よりずっと憧れ続けていた相手。絶対に離れたくないと思ったからだ。
しかしそれと引き換えにフェリクスは家から勘当されて追い出されてしまう。
そんな最中にシドの口から「もうこれ以上俺に関わるな」という言葉を聞かされ、ずっと嫌われていたということを知る。
ショックを受けるフェリクスだったが、そのまま黒狼騎士団に残る決意をする。
夢とシドを想うことを諦められないフェリクスが奮闘し、シドに愛されて正式な騎士団員になるまでの物語。
一人称。
完結しました!
文字数 64,662
最終更新日 2022.10.28
登録日 2022.10.13
水島ヒマリ高校二年生、街でも噂の皆が認める美少女だ。普段から防犯ブザーを五つ持ち歩く程の慎重な子だ。
先日交際の申し出をお断りした隣のクラスの男子に目を付けられ街の半グレに
拉致られ廃工場の事務所に連れ込まれた
クズどもに純潔を穢される半分気力を失いかけたヒマリの前に魔法使いが現れた都市伝説の魔法使い。
えっ!マジの魔法?
伝説通りなら木村洋一はDT
拗らせヘタレDTの洋一とJKヒマリとのトラウマ的出会いから事が始まった。
☆他のサイトでも投稿してます。
文字数 884,852
最終更新日 2026.07.04
登録日 2024.03.05
幼い頃に婚約した殿下が、私の初恋である。
しかし、殿下は殿下で『初恋の女の子』に夢中。婚約直後に高熱を出したせいで記憶があやふやではあるが、出会った女の子が忘れられないと語る。
『初恋の女の子』と比べて貶してくる殿下に、私の初恋はしぼみ、ついに『初恋の女の子』が隣国の王女だと突き止めた殿下は「婚約破棄」を突き付けた。もう私の初恋は終わったので、受け入れた。
そんな私の元に駆け付けた学園のクラスメイト、辺境伯令息が婚約を申し込む。
「僕は苦しみからも、君を連れ去るよ」
その後、無事、隣国の王女と婚約が成立して、祝いのパーティーの隅っこでお酒をたしなんでいた私は、ついうっかり「殿下が話している『初恋の女の子』は、かなり美化されているけれど、私のことよ」と友人達に口にしてしまった。
「元々、政略結婚は建前で、婚約も彼の気持ちが先走ってちょっと強引に結ばれたもの。そのあと高熱が出てすっかり忘れてしまったのよね」
嘘をついてまで嫁ぐ隣国の王女への怒り。それに騙されている初恋の王子への情けなさ。うっぷんを晴らすために酔いの勢いで明かしてしまったのだった。
文字数 18,654
最終更新日 2024.04.02
登録日 2024.04.01
「……だめって言ったでしょう?」
夕暮れの静寂に満ちた図書館。清楚な司書のお姉さんに連れ込まれた秘密の書庫。
耳元で囁かれる淫らな朗読に、僕は理性をじりじりと焼き切られていく――。
放課後の図書館で、カウンターに立つ年上の美人司書に淡い憧れを抱いていた、大人しくて従順な「僕」。
ある日の閉館後、誰もいなくなった図書室で、彼女は僕を『秘密の書庫』へと誘う。
読書灯の琥珀色の光が照らす中、始まったのは彼女のお気に入りの官能小説『書架の情事』の朗読会。
大人の包容力と妖艶な声音で、僕の耳元を、そして身体をじりじりと焦らすお姉さん。
目の前で自ら秘部を割り開いて魅せつける圧倒的な色気に、脳が狂いそうになったその時――僕の中で、大人しい『少年』の殻がパキッ!と音を立てて割れた。
「あ、あ、嘘……っ、まだ男の子……だと思ってたのに……こんな、ちからっ!」
主導権を握っていたはずの司書お姉さんの腰をガッチリと掴み、下から猛烈に突き上げる男の本能。
立場は一瞬にして逆転し、僕は彼女を長椅子のクッションへと強引に組み伏せる。
大人のプライドも気品も、荒々しいピストンの前にはもはや意味をなさず、清楚だった彼女は快感に溺れ、貪欲に熱杭をねだる――。
茜色の夕暮れから、深い夜の闇へ。
美しくも淫らな司書お姉さんに翻弄された少年が、獰猛な雄へと覚醒していく、攻守逆転の密室官能劇。
(全5話・完結済)
文字数 11,099
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.05.23
胃痛持ち令嬢は3人の執着系男子たちをスルーしたい!
小説の世界に転生しましたが、物語は既に終了しているようなので安心していい……ですよね……!?
★★全話予約投稿済みです★★
ルル・パックスは転生者だ。
そして、自分を取り巻くあまりにも定番な環境に、この世界は物語の世界に違いないと思い至り、日々、過度なストレスによる胃痛に悩まされていた。
ルルが目指すのは『地味で目立たない平穏な学生生活を送り、無事に卒業する』こと。
なのに入学早々、イケメン生徒会役員に目をつけられた上に、令嬢に人気の『三華(みはな)サロン』のお姉様方からの招待状を受け取り、注目を浴びてしまう!
絡んでくる令嬢を退け、胃痛に耐えながら向かったサロンで、ルルは三華のお姉様3人が転生者であること、そしてここが『三片の恋標(みひらのこいしるべ)』というオムニバスの小説の世界だという事実を聞かされる。
(え!? 物語は終わっているの? やった!私はモブだったんだっ!)
だけど安心したのも束の間、モブであるはずのルルを待ち構えていたのは、3人の令息たちによる逃げ場のない予想外の猛攻だった!
真意の見えない静かな執着を見せる生徒会役員、『灰青の瞳』シエル。
完璧な微笑みと策略でルルを絡めとろうとする『瑠璃の瞳』第三王子ルカ。
そして、本能のまま強引にルルを手に入れようとする、『琥珀の瞳』公爵令息バルト……
最強で最高な三華のお姉様たちの協力を得て、平穏を脅かす執着令息や令嬢を回避したルル。
胃痛が違う痛みに変化したことに気付いた時、ルルの前に立ちはだかったのは意外な人物──味方だったはずのお姉様だった……
★覗いていただいて、ありがとうございます。
よろしければ、このままお付き合いください(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
文字数 155,038
最終更新日 2026.04.21
登録日 2026.03.30
『薬』と名付けられ、王族としてどころか人間として扱われずに育った不遇の王子は、祖国エーデルハウプトシュタットの敗戦と共にそのまま殺される ーーー はずだった。
『死神』と呼ばれた辺境伯と目と目を合わせた瞬間、頭の中に鳴り響く『神託』。そして怒涛のように脳に流れ込む前世の姉弟の記憶。
『ああ〜テステス、聞こえてるかしら?二葉(ふたば)ちゃん』
「い…一花(いちか)姉!?」
神託の女神はまさかの姉。ただし前世の。しかも腐った。
『やったあ!やっと通じたわぁ!さっ、最初のミッションよ二葉ちゃん!そこのイケメンと愛し合うの!(ハアハア…)』
「っ???(ええええええええええ!?)」
その頃、死神辺境伯は初めての恋に戸惑っていた。
「え…なにこの可愛い生き物……!?」
そして始まる辺境での生活。何故か旦那は辺境伯。どうしてこうなった!?
サイコパス気味スパダリ旦那×どこかズレた美人妻。腐女神(ふじょしん)の腐女神による腐女神のためのボーイがラブするストーリー、開幕です。
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*エール、ご感想、誤字脱字報告、ブクマにしおり本当にありがとうございます!励みになります!誤字脱字は認証せずにそっと修正します。
*割と軽いノリで人が死んだりします。登場人物達の倫理観はほぼゼロです。
*残酷な表現や虐待などの表現があります。部位欠損などもありますが、登場人物たちは至って普通に過ごしています。グロ耐性のない方は自己責任でお願いします。
*エロ薄味。裏では毎日子作りしてます。
*基本コメディを目指していますが作者がアレなのでハッピーエンドではなくメリーバッドエンドです。
文字数 98,544
最終更新日 2023.10.20
登録日 2023.03.17
私が住む中堅マンション『メゾン・ド・フレックス』。そこはいつしか、入居者の大半が子連れバツイチのシングルマザーという、奇妙なコミュニティとなっていた。在宅ワークで静かに暮らす私に、彼女たちは「男手のない不自由」を口実に近づいてくる。電球の交換、家具の移動、そして——行き場のない孤独と、母親という役割に押し潰されそうな「女」の愚痴。「子供が学校から帰るまででいいの。……私を、ただの女にして」昼下がりの午後、子供たちが不在の数時間。エントランスでママ友として微笑み合う彼女たちは、私の部屋で「母」の仮面を脱ぎ捨て、獣のように私を求める。恋人ではない。愛でもない。これは、明日も「お母さん」として生きるための、刹那の逃避行。私は彼女たちの性欲のゴミ箱であり、唯一の理解者。放課後のチャイムが鳴るまで、この部屋は彼女たちが「女」に戻れる、世界で唯一の聖域(サンクチュアリ)だった。
文字数 192,000
最終更新日 2026.06.01
登録日 2026.05.10
「今度こそ、絶対に嫌われてやるわ!」
無実の罪で二度も処刑台の露と消えた公爵令嬢リリス。 三度目の人生(ループ)が始まった時、彼女は固く決意した。「清廉潔白でも殺されるなら、いっそ誰もが納得する『完璧な悪女』になって婚約破棄され、安全な国外へ追放されよう!」と。
七歳に戻ったリリスは、さっそく冷徹(だと思っていた)王太子アレクセイに悪態をつき、嫌がらせを繰り返し、品位を落とす行動に出る。 しかし、運命は斜め上に暴走する。アレクセイは彼女の悪行をすべて「不器用な愛」「深慮遠謀」「新しい価値観の提示」とポジティブに超解釈し、狂気的なまでの溺愛を注ぎ始めたのだ!
教科書への落書きは「魔法学の大発見」と崇められ、露出狂のような水着は「芸術」と称賛され、世界を滅ぼそうとすれば「慈悲深い」と感謝される始末。 そのカリスマ性は国境を超え、元暗殺者、帝国のオラオラ系皇太子、転生者の侍、果ては伝説のドラゴンや魔王までもが、彼女を「姉御」「女帝」「ママ」と慕って集結してしまう。
嫌われたいのに評価は爆上がり、逃げたいのに外堀は埋まる一方。 これは、悪女を目指した少女が、勘違いと愛の重さによって世界最強の『女帝』へと祭り上げられていく、波乱万丈の愛され(すぎる)ラブコメディ!
文字数 133,817
最終更新日 2026.01.04
登録日 2026.01.04
「お前は動くとロクな事をしない、だからお前は悪役令嬢なのだ」
婚約者である第二王子リカルド殿下にそう言われた私は決意した。
ならば私は願い通りに動くのをやめよう。
学園に登校した朝九時から下校の夕方五時まで
昼休憩の一時間を除いて私は椅子から動く事を一切禁止した。
さあ望むとおりにして差し上げました。あとは王子の自由です。
どうぞ自らがヒロインだと名乗る彼女たちと仲良くして下さい。
卒業パーティーもご自身でおっしゃった通りに、彼女たちから選ぶといいですよ?
なのにどうして私を部屋から出そうとするんですか?
嫌です、私は初めて自分のためだけの自由の時間を手に入れたんです。
今まで通り、全てあなたの願い通りなのに何が不満なのか私は知りません。
冷めた伯爵令嬢と逆襲された王子の話。
☆別サイトにも掲載しています。
※感想より続編リクエストがありましたので、突貫工事並みですが、留学編を追加しました。
これにて完結です。沢山の皆さまに感謝致します。
文字数 34,487
最終更新日 2025.11.10
登録日 2025.11.04
【魂の捕食者】
巨根悪魔×がっちり系神父
日々村への――ひいては神への奉仕に勤しむ生真面目な神父・アーベルは、このところ卑猥な夢に悩んでいた。そんなある夜、教会を訪れる影があった。「お前を迎えに来たよ」闇はそう囁いて、くつくつと笑う。
異種姦/人外×人間/尿道責め/結腸責め
【生贄】
巨根悪魔・がっちり系農夫青年×がっちり系神父
フラッシュバックする恐ろしい夢に悩まされる農夫の青年は神父の元へと相談に行くが、どうやら彼のほうが何やら深刻な苦悩を抱えているように見えた。「――私を、助けてください」神父の掠れた声が助力を乞う。憧れの人の悲痛な叫びに青年は手を差し伸べた。「――村のために、家族のために、その身を主に捧げてください」
異種姦/人外×人間/尿道責め/結腸責め/二本挿し/潮吹き/3P
文字数 33,158
最終更新日 2018.06.08
登録日 2018.06.08
魔物の国との和議の証に結ばれた公爵家同士の婚約。だが、婚約することになった姉が拒んだため6男のシャル(俺)が代わりに婚約することになった。
突然、オーガ(鬼)の嫁になることがきまった俺は、ショックで前世を思い出す。
有名進学校に通うDKだった俺は、前世の知識と根性で自分の身を守るための剣と魔法の鍛練を始める。
約束の10年後。
俺は、人類最強の魔法剣士になっていた。
どこからでもかかってこいや!
と思っていたら、婚約者のオーガ公爵は、全くの塩対応で。
そんなある日、魔王国のバーティーで絡んできた魔物を俺は、こてんぱんにのしてやったんだが、それ以来、旦那様の様子が変?
急に花とか贈ってきたり、デートに誘われたり。
慣れない溺愛にこっちまで調子が狂うし!
このまま、俺は、絆されてしまうのか!?
カイタ、エブリスタにも掲載しています。
文字数 71,815
最終更新日 2025.11.09
登録日 2025.10.30
まへまへ作品「理想の女」の続編です。
注)この作品は、順番を言いますと「ラバーマスクガール」>「異形の彼女」>「理想の女」の順でお読みになってからこちらを読んでください。
全て繋がっておりますので、よろしくお願いいたします。
注)尚、まへまへ作品「真白〜蛇と雪の女」につきましては今のところ単独作品ですので本編とは繋がりはございません。今のところは。。。。
注)挿絵については生成AIを活用しております。また物語と現実の整合性の観点から医学的知識についてもAIから知識を得ております。
【序盤内容】
一平と麗子のそれぞれの秘密だった趣味をお互いに理解し共有する時間となった「第一土曜日の夜」。
2人の理想の夫婦としてのその後を描きます。過去にある出来事によって女性となったことがある一平は、その感覚を忘れることができず、男性の体で女性的オーガズムを感じる方法の研究を内密にはじめます。一方、総合病院に勤務する看護師の麗子は泌尿器科に転属となり、男性患者の前立腺マッサージをすることに…。個性的な趣味をもった夫婦がお互いを必要として協力しあい困難に立ち向かっていくストーリーです。
もちろん序盤内容のままでズルズルいきません。中盤以降とんでもない方向へ物語は進みます。再びこの2人の夫婦の奇跡を信じてください。乞うご期待 笑
文字数 147,606
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.02.22
辺境伯当主である父に無理矢理参加させられたある夜会。辺境伯家の次女レティシアは、ダンスの誘いの多さに、断るのにも疲れ、辟易して王城の中を進んでいた。人気のない暗がりの中、うめくような声がする。一人の騎士が座り込んでいた。レティシアは彼を介抱する。
応急処置!わかった?
この出会いの行方は・・・?
R18指定の表現が含まれる話につきましては、タイトルに★マークがついております
文字数 622,755
最終更新日 2026.07.07
登録日 2022.08.13
──この世界で愛と幸運は同じ価値を持つのか──
王子の婚約者として育てられた公爵家の三男ユーリは、自分が百年に一度生まれる奇跡の存在だと知った瞬間全てに希望を失った。
王子に愛されて望まれたのだと思っていたのは違った。王国に幸運をもたらす生き神としての役目だけだった。
──それなら自分の人生を生きる──
姿を変えて家を飛び出した。師匠に出会い旅をして、体を鍛えて強くなった。そして旅を続けた先で出会った者は・・・
ユーリ・アルシオーネ・ヴァルディス 16歳
ヴァルディス公爵家の末っ子三男。
幼い頃から家族の愛情を受けすくすく育ったが、兄弟の中で自分だけ容姿が違う事を気に病んでいる。
じつはユーリは公爵家にまれに生まれる「愛し子」と呼ばれる存在で、他者の魔力を増幅させる能力を持っている。
次期国王イアンの婚約者。
イアン・ルーク・ランツァ 24歳
ランツァ王国の王子。王家で屈指の魔力量を誇り、長いプラチナブロンドを靡かせ戦場を駆け巡る姿は『戦神』と呼ばれている。ヴァルディス家の末っ子ユーリを大切にしている。
文字数 201,400
最終更新日 2026.02.25
登録日 2025.10.14
人類が星々を巡る遥かな未来。軍の若きエース操縦士レイは、他者との肉体的・恋愛的な接触に激しい拒絶感を抱く「アロセクシュアル / アセクシュアル」であり、周囲の“普通”に馴染めず、孤独な規律の中に身を置いていた。彼にとって手袋を外さないことは、誰の温度も内側に侵入させないという「触れない誓い」だった。
ある日、レイは監査対象となった旧型の生体宇宙船『アリア』のナビゲーターAIであり、記憶領域の一部を欠いた青年の精神体シンと出会う。
生体宇宙船と操縦士を結ぶ「神経同調(シンクロ)」。それは通常の人間同士のあらゆる接触を超えた、純粋な精神の融合だった。
「恋愛でも性愛でもない。けれど、あなたが私を守ろうとするその行為は、別の尺度を呼び寄せる」
キスも、抱擁も、恋という名の定義もない。しかし、言葉より早く魂の波長で深く共鳴し合い、宇宙の冷たさと孤独を完璧に埋め合う唯一無二のパートナーとなっていく二人。
だが、軍の上層部による冷酷な陰謀と「解体処分命令」がアリアとシンに下されたとき、レイは「守るために逃げる」という最大の規律違反を決意する。
軍の激しい追撃、命令系統の矛盾、そしてシンの過去の記憶領域に隠された衝撃の真実――。
逃避行の果て、ステラ・シンフォニーが鳴り止む寸前の戦場で、ふたりが別れの代わりに選ぶ未来とは?
【本作のみどころ&ターゲット層へのおすすめポイント】
「触れ合わない」からこそ胸を打つ、究極のエモーショナルな親密さ
身体的な接触(セックス)を一切排除し、精神の同調と絶対的な信頼だけで結ばれる「プラトニック・ソウルメイト」の究極形。 aro/ace(アロマンティック/アセクシュアル)傾向のある読者や、肉体関係に頼らない深い感情の結びつき(ブロマンス・ライトノベル的BL)を求める18〜35歳の読者に深く突き刺さる心理描写。
緻密なSF世界観で描かれる、孤独なふたりの「救済」の物語
「生体宇宙船」「神経同調(シンクロ)」「非同期保管点」「星雲航行」といった、SFギミックがふたりの感情を増幅させる舞台装置として機能。広大な宇宙という「圧倒的な孤独」の背景が、ふたりの絆の緊密さをより一層引き立てます。
契約でも、恋でもない。「君の名」で呼び合う新しいパートナーシップ
既存の「恋愛」という枠組み(分類)で測られることを拒む主人公たちが、独自の言葉と旋律で新たな絆(クィアプラトニック)を定義していく、現代的で切実なテーマ性を秘めた一冊です。
文字数 88,391
最終更新日 2026.07.07
登録日 2026.07.07