「宰」の検索結果
全体で956件見つかりました。
マルシェは6歳で母を亡くし、10歳で父に保護され引き取られた訳あり令嬢だった。
訳ありのため自国の学園ではなく、始めから隣国の学園に入学した。学園在住の時、後の夫になるサミュエルに一目惚れされ口説かれて卒業後結婚する。だが、宰相の画策で新婚3ヶ月で夫は魔物討伐に駆り出されてしまった。
そして始まる義母と義姉の嫌がらせ、ある日知らされたのは夫とは籍が入っていなかったという事実。
新婚(と思っていた)4ヶ月で追い出され、母と住んでた村に戻ろうとする途中、妊娠が発覚。
ついでに前世を思い出し、自分が転生者だと知りこの世界が物語の中だと理解した。が、ヒロインのはずの母は既に亡くなっている上に物語に自分は存在していない。
一時パニックに陥ったマルシェだったが、その後開き直り自分らしく生きようと、先ずは魔物討伐に行っている夫の元に向かったが⋯。
※作者の妄想の産物です
海よりも広い心でお読みください
文字数 55,718
最終更新日 2026.03.13
登録日 2026.03.01
「ルーナ嬢、神聖なる聖女選定の場で不正を働くとは何事だ!」
魔法国アルケイミアでは魔力の多い貴族令嬢の中から聖女を選出し、王子の妃とするという古くからの習わしがある。
ところが、最終試験まで残ったクレモント侯爵家令嬢ルーナは不正を疑われて聖女候補から外されてしまう。聖女になり損なった失意のルーナは義兄から襲われたり高齢宰相の後妻に差し出されそうになるが、身を守るために侍女ティカと共に逃げ出した。
あてのない旅に出たルーナは、身を寄せた隣国シュベルトの街で一人の騎士と運命的な出会いをする。
【2024年3月16日完結、全58話】
文字数 119,726
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.01.28
学園一と名高い美少女に呼び止められた。
「貴女、悪役令嬢ではないの?」
あー、やっぱりここってそれ系なんだ。
前世の記憶が蘇ったから、転生かと思ったら、学園に来てから違和感が。
ある男子達が異様にハイスペックイケメン。
王子、宰相の次男、大公長男、そして隣国王子が二人
ここまで同年に揃うものか?
しかも、一つ上に宰相長男、隣国王子
一つ下に、大公次男の双子など。
イケパラーっと楽しむ趣向だったら、楽しめただろうが、イケメンには興味ない。
「あー、やっぱりここってそれ系の世界だったんだ」
知らない乙女ゲーに転生してしまったが、乙女ゲー嫌いなんだよね。
もっぱら、RPG派なので、冒険するよ!
文字数 71,214
最終更新日 2026.06.24
登録日 2021.04.23
ざっくりとしたあらすじ
パン作りに偏った力を持つ聖女がスパダリに誘拐されて特別扱いを受けながら、人の恋愛を成就させたり、無自覚に作り出された奇跡のパンが騒動を引き起こす話。
具体的なあらすじ
あたしはコムギ・ブランウィード。ある夜会で浮気をでっち上げられたところを、二人の男性に助けられた。
片方は潜入中の魔界の宰相ロベールさん。もう片方は男の子の憧れ勇者キュルクレイン様。二人のおかげでピンチを切り抜けて、それから王都のパン屋さんで楽しく下働きをしていた。
苦手な王子様との婚約破棄も成立して、やっと自由な人生を手に入れたと思っていたんだけど――突然魔界に浚われちゃった!
このままだとあたし、政争に巻き込まれて危なかったんだって。
ロベールさんはお店をくれた。あたしはそのお店で毎日パンを焼いて暮らしている。
パンを焼くとロベールさんが喜んでくれるし、お仕事楽しいし、あたしのパンには瀕死の魔王様(痴呆症)すら治せるすごい力があるみたいだから。
あたしはロベールさんに恩返しがしたい。勇者様と会えなくなったのは寂しいけど、彼の助けになりたい。立場や勇者様との友情を捨ててまでして、あたしのパンをずっと食べられる生活を望んだ彼のために。
風の噂であたしを陥れた人たちが大変になっていると聞いたけど、みんなが無事だといいなと思っています。
文字数 161,671
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.05.19
「お父様のことを……お願いね……」
母は亡くなる間際、まだ小さかった私の手を握り締めてそう言った。
それから8年……。
母の残したこの言葉は、まるで呪文のようにずっと私の心を縛り付けてきた。
でも、それももう限界だ。
ねぇ、お母様。
私……お父様を捨てて良いですか……?
******
宮廷貴族ゾールマン伯爵家の娘アイリスは、愛する母を病気で亡くして以来、父ヨーゼフと2人肩を寄せ合い暮らしてきた。
そんな日々が続いたある日、父ヨーゼフはいきなり宰相から筆頭補佐官への就任を命じられる。それは次の宰相への試金石とも言える重要な役職。日頃からの父の働きぶりが認められたことにアイリスは大きな喜びを感じるが、筆頭補佐官の仕事は激務。それ以来、アイリスが父と過ごす時間は激減してしまう。
そんなある日、父ヨーゼフは彼の秘書官だったメラニアを後妻に迎えると屋敷に突然連れて帰って来た。
「彼女にはお前と一つ違いの娘がいるんだ。喜べアイリス。お前に母と妹が一度に出来るんだ! これでもう寂しくはないだろう?」
父は満面の笑みを浮かべながらアイリスにそう告げるが……。
文字数 48,158
最終更新日 2025.09.15
登録日 2025.09.04
総理になれなかった元大臣・遠野紗和子。
地方を切り捨てない国を作りたい。
その一心で政治の世界を駆け上がってきた彼女は、総裁選出馬の前夜、演説原稿の最後の一文を書けないまま倒れてしまう。
次に目覚めた時、彼女は異世界の貧しい農村で、五歳の少女ミリアに転生していた。
そこにあったのは、華やかな王宮でも、魔法で救われる世界でもない。
空腹。
読めない契約書。
奪われる種麦。
弱い者から順に削られていく、冷たい仕組み。
けれどミリアは知っていた。
飢えは、ただの不幸ではない。
必ず、そうなる理由がある。
元大臣としての知識と、農民の娘として知った痛み。
その二つを武器に、ミリアは小さな村から国を変え始める。
やがて彼女は、村を救い、領地を動かし、王都を揺らし、二千年続く王家の中枢へと上り詰めていく。
これは、総理になれなかった女が、
今度こそ「地方を一つの言葉で片づけない国」を作る物語。
文字数 322,165
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.05.16
貧乏伯爵家の令嬢である私は、家を救うために男装して王宮に潜り込んだ。
名を「レオン」と偽り、文官見習いとして働く毎日。
誰よりも厳しく私を鍛えたのは、氷の宰相と呼ばれる男――ジークフリード。
ある日、ひょんなことから女であることがバレてしまった瞬間、
あの冷酷な宰相が……私を押し倒して言った。
「ずっと我慢していた。君が女じゃないと、自分に言い聞かせてきた」
「……もう限界だ」
私は知らなかった。
宰相は、私の正体を“最初から”見抜いていて――
ずっと、ずっと、私を手に入れる機会を待っていたことを。
文字数 19,522
最終更新日 2025.05.17
登録日 2025.05.13
「お前のような平民と、未来を共にできるわけがない」
その言葉を最後に、彼は私を冷たく突き放した。
──王都の学園で、私は彼と出会った。
彼の名はレオン・ハイゼル。王国の名門貴族家の嫡男であり、次期宰相候補とまで呼ばれる才子。
貧しい出自ながら奨学生として入学した私・リリアは、最初こそ彼に軽んじられていた。けれど成績で彼を追い抜き、共に課題をこなすうちに、いつしか惹かれ合うようになったのだ。
文字数 14,580
最終更新日 2025.11.06
登録日 2025.11.06
主人公の流川聡は二十二歳の新米サラリーマン。
入社してからずっと残業続きで、疲れ切った足取りで駅への道を歩いていた。けれど横断歩道を渡っていた途端、眩暈を起こしたような感覚がして、気付けば見知らぬ部屋に。
どうやら『聖女召喚』に巻き込まれてしまったらしい。
王城の中の不穏な気配を感じつつ、どうやら元の世界には戻れない事を知らされた聡は、この国の宰相と婚姻を結ぶ事になると聞かされる。
どうしたらいいのか困惑する聡の前に現れたのは綺麗な銀髪と藍色の瞳を持つ、本来は三十二歳だという幼児(三歳児)だった。
「わたしがあなたのおっととなる、ふぃりうしゅ・えばん・こんこりゅでぃあだ」
呪いをかけられて三歳児の姿になっている宰相閣下(攻)と自己肯定感の低い青年(受)のファンタジーラブストーリー。
さて、二人の恋の行方は………………
小説家になろうにて連載をしていましたが、R18版としてこちらで更新。
※完結しました(2025.8.26)
この先のエピソードはまた改めて。
ありがとうございました。
文字数 129,234
最終更新日 2025.08.26
登録日 2025.08.10
マーベル子爵とサブル侯爵の手から逃げていたイリヤは、なぜか悪女とか毒婦とか呼ばれるようになっていた。そのため、なかなか仕事も決まらない。運よく見つけた求人は家庭教師であるが、仕事先は王城である。
嬉々として王城を訪れると、本当の仕事は聖女の母親役とのこと。一か月前に聖女召喚の儀で召喚された聖女は、生後半年の赤ん坊であり、宰相クライブの養女となっていた。
イリヤは聖女マリアンヌの母親になるためクライブと(契約)結婚をしたが、結婚したその日の夜、彼はイリヤの身体を求めてきて――。
娘の聖女マリアンヌを立派な淑女に育てあげる使命に燃えている契約母イリヤと、そんな彼女が気になっている毒舌宰相クライブのちょっとずれている(契約)結婚、そして聖女マリアンヌの成長の物語。
※本作品は2026年6月いっぱいで引き下げ予定です。
文字数 125,365
最終更新日 2024.05.01
登録日 2024.03.22
暴君の妻は愛らしくふわふわした人だ。
慈悲深さの感じる笑顔とおっとりとした話し口調。
華奢で守ってあげたくなる。そんな方だ……
皇帝は暴君であるにも関わらず魅惑的な美貌の持ち主で……
「あんなひ弱そうな子より私の方がいいでしょ?」
「陛下……っ、妾でも構いません、だから……」
結婚してもなお、女達は彼を放っておかない。
そして、暴君の妻は……暴君を遥かに凌ぐ、暴君の模範である。
暴君皇帝が思わず引くほどの暴君中の暴君
皇后陛下は甘くて、ふわふわで、おっとりしてて、残酷である。
夫にだけ忠実な、愛らしさとふわふわに包まれて隠された暴君の模範
「暴君だと言われる俺よりも妻が暴君なんだが……宰相、どう思う?」
「皇后陛下は愛らしいです!」
「……そうか」
暴君の妻はふわふわした(暴君の)模範妻
文字数 21,265
最終更新日 2026.05.19
登録日 2025.01.27
第二章スタート!:イブキと婚約をして溺愛の日々を送ろうとしていたブラッドフォード。だが、国の情勢は彼の平穏を許さず、王の花嫁選びが始まる。候補者が集まる中、偽の花嫁(♂)が紛れ込む。花嫁の狙いはイブキの聖獣使いの力で。眠りについた竜を復活させようとしていた。先の戦においての密約に陰謀。どうやらイブキの瞳の色にも謎があるようで……。旅路にて、彼の頭脳と策略が繰り広げられる。
第一章:異世界転移BL。浄化のため召喚された異世界人は二人だった。腹黒宰相と呼ばれるブラッドフォード卿は、モブ扱いのイブキを手元に置く。それは自分の手駒の一つとして利用するためだった。だが、イブキの可愛さと優しさに触れ溺愛していく。しかもイブキには何やら不思議なチカラがあるようで……。
*マークはR回。(後半になります)
・ご都合主義のなーろっぱです。
・攻めは頭の回転が速い魔力強の超人ですがちょっぴりダメンズなところあり。そんな彼の癒しとなるのが受けです。癖のありそうな脇役あり。どうぞよろしくお願いします。
腹黒宰相×獣医の卵(モフモフ癒やし手)
・イラストは青城硝子先生です。
文字数 292,816
最終更新日 2026.06.28
登録日 2024.09.29
──「それ、ただのシステムエラーだよ」
安眠こそが人生の至上命題。
かつてweb業界の荒波で「仕様変更」という名の不条理と戦い抜いたフリーランス・佐藤カズヤ。
彼はある日、愛猫の「たま」と共に、現代日本のインフラが完備された「家ごと」異世界へ転移してしまう。
24時間365日、一歩も家から出ずにダラダラしたい。
そのためには、家の外で鳴り響く「非効率な騒動」という名のノイズを片付ける必要があった。
異世界の住人たちが「精霊の怒り」と震え、「伝説の呪い」と嘆く難問。
だが、webエンジニアであるカズヤの目には、それは単なる「設計ミスのバグ」や「UI(ユーザーインターフェース)の欠陥」にしか見えなかった。
「根性論で動かすからクラッシュするんだよ」
「その不具合、パッチを当てる必要があるね」
寝そべったまま現代社会の最適化ロジックを異世界に。
本人はただ、静かな昼寝環境を確保するために「最短・最小の手間」で問題を処理しているだけ。
しかし、そのあまりに合理的で冷徹な回答は、領主を驚愕させ、騎士を心酔させ、いつしか彼は「一歩も動かずに世界を再構築する、神の如き知恵者」として祭り上げられていく。
一方、膝の上で丸まる愛猫・たまの正体は、主の安眠を妨げる不穏分子を物理的に消去する最強勇者ターメイン。
「俺は寝たい。だから世界を最適化する」
快適な引きこもり生活を守るための「デバッグ」が、気付けば国の、そして世界の秩序を書き換えてしまう。
猫×怠惰×勘違いが織りなす、超合理的・異世界QOL向上コメディ!
文字数 292,042
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.02.27
王太子アルフレッドは呟くようにアンカソン公爵家の令嬢ツェツィーリアに告げた。
アルフレッドの側近カレドウス(宰相子息)が婚姻の礼を目前に令嬢側から婚約破棄されてしまった。
「運命の出会い」をしたという平民女性に傾倒した挙句、子を成したという。
激怒した宰相はカレドウスを廃嫡。だがカレドウスは「幸せだ」と言った。
身分を棄てることも厭わないと思えるほどの激情はアルフレッドは経験した事がなかった。
その日からアルフレッドは思う事があったのだと告げた。
「恋をしてみたい。運命の出会いと言うのは生涯に一度あるかないかと聞く。だから――」
ツェツィーリアは一瞬、貴族の仮面が取れた。しかし直ぐに微笑んだ。
※後半は騎士がデレますがイラっとする展開もあります。
※シリアスな話っぽいですが気のせいです。
※エグくてゲロいざまぁはないと思いますが作者判断ですのでご留意ください
(基本血は出ないと思いますが鼻血は出るかも知れません)
※作者の勝手な設定の為こうではないか、あぁではないかと言う一般的な物とは似て非なると考えて下さい
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
史実などに基づいたものではない事をご理解ください。
※作者都合のご都合主義、創作の話です。至って真面目に書いています。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
文字数 40,951
最終更新日 2022.03.06
登録日 2022.03.05
17歳で「偽りの聖女」として断頭台に散ったシトラス。
目を覚ましたら――まだ七歳、処刑の十年前に巻き戻っていた。
前世では、宰相にこき使われ、戦場を十年渡り歩き、最後は王家に処刑されるだけの人生だった。
今度こそ同じ悲劇を繰り返さないため、彼女は聖女としての力と記憶を武器に、戦争と陰謀から国を遠ざけようと決意する。
そんな彼女を引き取ったのは、穏やかで優秀なエルメーテ公爵家。
厳しくも優しい養父母と、冷血貴公子のアンリに守られながら、
シトラスは「村娘あがりの聖女」から「稀代の聖女」へと生まれ変わっていく。
しかし王家と宰相は、再び聖女を利用しようと牙を研いでいた。
七歳のシトラスは、家族と仲間と共に、今度こそ聖女としての力で、国を蝕む腐敗に立ち向かう。
前世で使い潰された聖女が、新たな公爵家の一員として“やり直す”物語。
シリアスとほのぼので寒暖差が激しいです。風邪をひかないように注意!
ラブ要素は第3章あたりから、ゆっくり芽生えます。(最終的にはハッピーエンド)
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処刑シーンや害獣退治があるのでR15&暴力&残酷レーティングをONにしてます。
第9回ビーズログ小説大賞にエントリーしています。
同時掲載予定:
「小説家になろう」
「カクヨム」
「アルファポリス」
「ノベルアップ+」
「エブリスタ」
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※本作は、過去に掲載していた『聖女は村娘』をベースに、第9回ビーズログ小説大賞向けに構成・レーティングを調整して書き直したバージョンです。
なろう版旧作:https://ncode.syosetu.com/n9084iq/
アルファポリス版旧作:https://www.alphapolis.co.jp/novel/908246270/376921230
カクヨム版旧作:https://kakuyomu.jp/works/16818093088717648750
文字数 114,137
最終更新日 2025.11.28
登録日 2025.11.28
金髪碧眼の麗しい王子様、
知的でクールな宰相子息様、
ワイルドでお茶目な騎士団長子息様、
アンニュイで色気ある臨時の先生、
どこか陰あるミステリアスな留学生、
皆、本気?
私の親の身分、男爵なの。
男爵令嬢なの。
身分差、分かってる?
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久々なのもあり読みにくさ増してたらすみませんorz
文字数 44,401
最終更新日 2025.03.30
登録日 2024.08.29
宇治の川辺のこの庵をお訪ねくださり、誠に御足労でございます。
私が庵主の尼でございます。
私の説く物語が、都で評判になっていると聞き、驚いております。
物語を聞きに来てくださる皆さまのお陰で、賑やかな日々が戻って参りました。
ささやかなもてなしとして、麦茶と干し柿を御用意いたしました。
どうぞ、お召し上がりください。
……では、かの物語をお話しいたしましょう。
それは、遥かな異郷の物語。
時の堰を超え、黄泉の川を遡った月の国の物語でございます。
心広き王帝さまが治めるその国は、長き平和が続いていました。
されど、神逅椰(かぐや)と名乗る悪しき宰相の禍々しき力により、公卿たちは謀反の濡れ衣を着せられ、多くの血が流れました。
木は枯れ、魚たちは川から姿を消しました。
宰相に立ち向かった若き剣士たちも命を奪われ、亡骸は黄泉の泉の底に沈められました。
されど、その御魂は朽ちることなく、遥か彼方の黄泉の対岸へと流されて行ったのです……。
そうして、三千世の時が流れました。
御齢が十五の少年は、その国で穏やかに暮らしておりました。
父を早くに亡くし、占術を生業とする母と仲良く暮らしておりました。
隣に住まう少女に恋をし、雪の降るその朝も、一緒に学舎に向かいました。
宰相の魔手が、ひそやかに忍び寄っているとも知らず……。
これは、闇を打ち払う物語――。
シナヅキの王に挑んだ、四人の勇士たちの物語――。
勇士たちと思いを共にした、気高き人々の物語――。
それを、我『果てなる者』が語ろう。
我が、次なる『世』に去る前に。
友よ。
輪廻と祈りの物語を、勇士たちの崇高なる闘いを伝えよう……。
*
『カクヨム』でも連載中です。
そちらの加筆修正版となります。
文字数 261,226
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.03.07