「骸」の検索結果
全体で361件見つかりました。
婚約者の王太子によって悪役令嬢にされてしまったスカーレットは両親と共に国を出奔することになったのだが、海の事故で両親が亡くなってしまう。
愛する両親を救うための二度目の人生、三度目の人生も上手くいかず、スカーレットは両親や領民を危険に陥れる存在を一掃することにした。
ループを繰り返してリッチとなったスカーレットの逆襲が始まる。
※物語後半に残酷な描写があります。ご注意ください。
文字数 88,726
最終更新日 2025.01.14
登録日 2024.12.29
カラスに襲われ、一人の少年に助けられた一匹の蛇。
しかし少年の手当の甲斐もなく蛇は亡くなり、亡き骸は陽の当たる場所に埋葬された。
そしてその魂は、フリーマン侯爵家の令嬢・サンディとして生まれ変わった。
前世の記憶が蘇り、蛇としての鋭い感覚を得た彼女は、ある日、愛する両親を不慮の事故で亡くす。
しかし、両親の遺体に残されていた微かな「スズランの匂い」が、彼女に真実を告げていた。
これは事故ではない。仕組まれた――殺意だ。
両親の命を奪い、侯爵家を乗っ取ろうと企む叔父一家。
彼らはまだ知らない。サンディが持つ、音もなく獲物を追い詰める知略と、人を惑わす「蛇の眼」の力を。
「次、嘘を言ったら殺しますから」
サンディが静かに言い放つ。
文字数 34,586
最終更新日 2026.02.04
登録日 2026.01.31
主人公の雷電美琴は、数十年前に突如現れたダンジョンにて、その攻略風景を配信する配信者として活動している。
「はあ……。私って、こういうのに才能ないのかなあ……」
着物姿と薙刀一つでダンジョンを攻略する配信者はいないだろうと踏んでこのスタイルで始めたが、武器と服装が他よりやや奇抜なだけでやっていることはその他大勢と大差なく。どれだけSNSで配信の告知をしても、サムネイルを凝っても観にきてくれる視聴者の数は常に一桁にとどまっていた。
そんなある日、いつも通りダンジョンに潜ってモンスターを薙刀一つでバッサバッサ薙ぎ倒していく配信をして、いつも通り同時接続者は一人からゼロのまま過ごし、心が折れかけたので早めに切り上げて家に戻ろうと配信を終わらせる準備をした。
その時、ダンジョンに潜って探索する探索者の三人組パーティが、大型モンスターの軍勢に襲われているのを目撃した。
「逃げろ! スタンピードだ!」
「どいて。今、私、とってもむしゃくしゃしているの」
どれだけ頑張っても増えない同時接続者数にチャンネル登録。ネットで徹底的に調べて人目を引くようなサムネイルにしても効果はなかった。
必死に頑張っても伸びず、一ヶ月ぶりに送られたコメントに批判されて、ストレスはマッハで溜まっていた。
ゆえに、美琴はモンスターに八つ当たりしてしまう。それはもう一方的に、蹂躙という言葉がぴったりなほど徹底的に薙ぎ倒していった。
「はあ、こんな八つ当たりしたって、再生数も登録者も伸びやしないのに。何やってんだか……」
モンスターだったもの達の残骸のそばでため息を吐き、黙って立ち去る美琴。
「大型モンスターのスタンピードを、たった一人で全部倒した!?」
「なんだよあの雷撃!? 消し炭どころか消滅しちゃってんじゃん!?」
「あの女の子、一体何者!?」
一方で、助けられた三人組は登録者数が70万人いる大人気チャンネルを運営する攻略系配信者であり、安定して強いモンスターを相手に戦える実力者達だった。
そんな三人組でも逃げるしかできなかったモンスターの軍勢、スタンピードを蹂躙という表現以外つけられないほど一方的に倒した美琴の姿は、ばっちりとその配信と、美琴が切り忘れた自分の配信に映っていた。
「消えたと思ったらモンスターが細切れに!?」
「なんだ今の動き!? というかこの雷は何!?」
「この子は一体なんなんだ! 特定班はまだか!」
モンスターの軍勢を一方的に蹂躙するその配信の切り抜きは瞬く間に拡散されていき、美琴がぐっすりとベッドの上で眠っている間にバズりにバズりまくっていき、朝起きたら『雷神少女』という名前と共に伝説となっていたのだった。
※小説家になろうとカクヨムにも掲載しています
文字数 455,814
最終更新日 2023.10.29
登録日 2023.09.25
「なんで私をおいていくと?!母さん死なんでよ!!」
ずっと一緒に暮らしていた母親の亡骸を抱いて感情の赴くままに叫んだ瞬間、前世の記憶を思い出した私。
(あ、私、ヒロインやわ。)
前世で友人がプレイしていた乙女ゲーのヒロインに転生したけど、あんま内容覚えてないし、普通にモブとして生きたい。
ヒロイン役とかダルすぎる、普通に生きると決心したのに、
……え?平民血筋じゃない??
……え??実は双子??
……え???先天的な精霊の加護?
……え????知らない間に最高位精霊と契約??
全っぜんストーリーと話が違うんやけど!?!?
しかもそれ以前に、
…前世の方言がなおらない。
これは、地味に生きようとすればするほど目立ってしまう、前世訛り口調の美少女(自覚なし)の話。
*主人公の方言は、作者自身の地元の訛りで、訛ってはいれども標準語に近いとは自負しておりますが、万が一分からない表現があれば、ルビを振りますので、感想にてお問い合わせください。m(._.)m
*なろうさんでも掲載してます。
文字数 17,609
最終更新日 2019.02.08
登録日 2018.12.16
帝都を跋扈(ばっこ)する人狼に、伯爵家の令嬢がさらわれた。
「ハイイロ」と呼ばれる人狼たちは、人間を襲い、欲しいままに犯し、喰らう。特に満月の夜は凶暴性が増し、若い娘を好んで凌辱した末に無残に食い散らすため、夜が明けると惨殺された娘の亡骸が帝都中に転がることになる。
貴族階級の娘たちは夜街に出ることを禁じられ、幾重にも鍵をかけた屋敷の奥に隠される。
花御門(はなみかど)ユラは、由緒ある花御門伯爵の娘で、明日、鷹小路(たかのこうじ)侯爵の子息・鷹小路クリスに嫁ぐことが決まっていた。しかし、観劇に出かけた義妹の花御門ララが夜遅くなっても戻らず、屋敷総出で警備隊と共に捜索に当たり、妹の身を案じたユラもまた、捜索に出かける。
捜索の最中、ユラはハイイロの集団に襲われ、その中にいた白い人狼に連れ去られてしまう、…――――――
【ハク】 白き狼。人狼。灰色人狼(ハイイロ)たちの統領(ボス)。帝都からユラを連れ去る。
【花御門ユラ】 伯爵家の娘。先妻の子。継母に冷遇されている。
【花御門ララ】 伯爵家の娘。ユラの義妹。可愛くて我がまま。ユラのものを何でも欲しがる。
【鷹小路クリス】侯爵家の息子。ユラの婚約者。屋敷内に幽閉同然で暮らしていたユラを見初め求婚する。
【花御門セイラ】 伯爵家の奥方。ユラの継母。ユラを疎んじ、娘のララを可愛がる。
*読んでいただきありがとうございました。
*続編『蒼き狼の愛慕』もよろしかったらぜひ。
文字数 28,291
最終更新日 2023.07.21
登録日 2023.07.08
還暦を過ぎ、余命宣告を受けた作家が学生時代に暮らした街、北陸、富山に青春の残骸を探しに行く。
大人の恋の回想録。
文字数 5,487
最終更新日 2023.09.04
登録日 2023.09.04
───2025年1月1日
この日、日本国は大きな歴史の転換点を迎えた。
札幌、渋谷、博多の3箇所に突如として『異界への門』──アナザーゲート──が出現した。
渋谷に現れた『門』から、異界の軍勢が押し寄せ、無抵抗の民間人を虐殺。緊急出動した自衛隊が到着した頃には、敵軍の姿はもうなく、スクランブル交差点は無惨に殺された民間人の亡骸と血で赤く染まっていた。
この緊急事態に、日本政府は『門』内部を調査するべく自衛隊を『異界』──アナザーワールド──へと派遣する事となった。
一方地球では、日本の急激な軍備拡大や『異界』内部の資源を巡って、極東での緊張感は日に日に増して行く。
そして、自衛隊は国や国民の安全のため『門』内外問わず奮闘するのであった。
この作品は、小説家になろう様カクヨム様にも投稿しています。
この作品はフィクションです。
実在する国、団体、人物とは関係ありません。ご注意ください。
文字数 9,658
最終更新日 2025.03.27
登録日 2024.10.21
高速道路で玉突き事故が発生した。
修学旅行中だった飛鳥の乗った大型バスも急ブレーキを掛けたが間に合わず事故に遭ってしまいーー。
一緒にいた筈のクラスメイトも、落ちた筈のバスの残骸も無い薄暗い森林で目覚めた飛鳥は突然、現れた人とも獣とも呼べないものに襲われてしまう。
煌びやかな髪色の獣人に助けられた飛鳥は気絶をしてしまいーー次に目が覚めた時には、助けられたときの記憶を忘れてしまっていた。
目の前にいるイケメン(人間)が、自分を助けてくれた獣人だとは気付かない…。
そんな飛鳥を見て何を思ったかイケメンはいきなり飛鳥にキスをして――。
飛鳥を愛し過ぎた王子の苦悩と執着。
王子を愛してるからこそ離れようとする飛鳥。
二人が互いの想いに気付く事は出来るのか。
そして、想いが交差して幸せになれるのだろうか。
溺愛獣人王子×異世界トリップ少女。
文字数 58,828
最終更新日 2020.09.14
登録日 2018.02.17
新魔導暦666年、とある山の中で一人の男が細々と暮らしていた。
彼はかつて『三魔公』と呼ばれた一人で、名前を
マルク・フォーチュン。
その昔、最強の魔導師として恐れられていた彼だが、弟子達を育てた後に突然隠居を発表して公の場から姿を消してしまった。
それから数百年後…
ある日、弟子の弟子を名乗る者から手紙が届き、興味がわいたマルクは気まぐれで会いに行くことにする。
しかし、それがキッカケで隠居生活の世捨て人から一転して世界と関わる事になるのだった。
「僕はとっくの昔に隠居したんだけどねー…」
隠居前とは様変わりした世界で、再び静かな隠居生活を取り戻す為、最強の魔導師が再び動き出す!
書き次第の不定期更新です!
お気に入りに登録して頂けたらやる気が漲るのでよろしくお願いします!
文字数 26,444
最終更新日 2025.08.30
登録日 2025.08.21
人間と魔族が共存する国ドラキス王国。その国の頂に立つは、世にも珍しいドラゴンの血を引く王。そしてその王の一番の友人は…本と魔法に目がないオタク淫魔(男)!
友人関係の2人が、もどかしいくらいにゆっくりと距離を縮めていくお話。
【第1章 緋糸たぐる御伽姫】「俺は縁談など御免!」王様のワガママにより2週間限りの婚約者を演じることとなったオタ淫魔ゼータ。王様の傍でにこにこ笑っているだけの簡単なお仕事かと思いきや、どうも無視できない陰謀が渦巻いている様子…?
【第2章 無垢と笑えよサイコパス】 監禁有、流血有のドキドキ新婚旅行編
【第3章 埋もれるほどの花びらを君に】 ほのぼの短編
【第4章 十字架、銀弾、濡羽のはおり】 ゼータの貞操を狙う危険な男、登場
【第5章 荒城の夜半に龍が啼く】 悪意の渦巻く隣国の城へ
【第6章 安らかに眠れ、恐ろしくも美しい緋色の龍よ】 貴方の骸を探して旅に出る
【第7章 はないちもんめ】 あなたが欲しい
【第8章 終章】 短編詰め合わせ
※表紙イラストは岡保佐優様に描いていただきました♪
文字数 1,484,814
最終更新日 2023.03.03
登録日 2022.04.05
「お前は勇者に相応しくない」
勇者として異世界に召喚された俺は、即行で処刑されることになった。
理由は、俺が「死霊術師/ネクロマンサー」だから……
冗談じゃない!この能力を使って、誰にも負けない第三勢力を作ってやる!!
====================
主人公『桜下』は十四歳。突如として異世界に召喚されてしまった、ごく普通の少年だ。いや、”だった”。
彼が目を覚ました時、そこには見知らぬ国、見知らぬ人、見知らぬ大地が広がっていた。
人々は、彼をこう呼んだ。”勇者様”と。
状況を受け入れられない彼をよそに、人々はにわかに騒ぎ始める。
「こやつは、ネクロマンサーだ!」
次の瞬間、彼の肩書は”勇者”から”罪人”へと書き換わった。
牢獄にぶち込まれ、死を待つだけの存在となった桜下。
何もかもが彼を蚊帳の外に放置したまま、刻一刻と死が迫る。絶望する桜下。
そんな彼に、声が掛けられる。「このまま死を待つおつもりか?」……だが牢獄には、彼以外は誰もいないはずだった。
そこに立っていたのは、一体の骸骨。かつて桜下と同じように死を遂げた、過去の勇者の成れの果てだった。
「そなたが望むのならば、手を貸そう」
桜下は悩んだ末に、骨だけとなった手を取った。
そして桜下は、決意する。復讐?否。報復?否、否。
勇者として戦いに身を投じる気も、魔王に寝返って人類を殺戮して回る気も、彼には無かった。
若干十四歳の少年には、復讐の蜜の味も、血を見て興奮する性癖も分からないのだ。
故に彼が望むのは、ただ一つ。
「俺はこの世界で、自由に生きてやる!」
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そして彼は出会うことになる。
呪いの森をさ迷い続ける、ゾンビの少女に。
自らの葬儀で涙を流す、幽霊のシスターに。
主なき城を守り続ける、首なし騎士に。
そして彼は知ることになる。
この世界の文化と人々の暮らし、独自の生態系と環境を。
この世界において、『勇者』がどのような役割を持つのかを。
『勇者』とは何か?そして、『魔王』とはどんな存在なのか?……その、答えを。
これは、十四歳の少年が、誰にも負けない第三勢力を作るまでの物語。
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※毎週月~土曜日の、0時更新です。
※時々挿絵がつきます。
※アンデッドが登場する都合、死亡などの残酷な描写を含みます。ご了承ください。
文字数 3,183,074
最終更新日 2024.01.09
登録日 2021.06.21
『Re;lease』
魂を貸し出す街の、消せないノイズの物語
空を覆う巨大な多層構造物と、止むことのない酸性雨。ネオンの光が毒々しく路面を濡らす超巨大階層都市「ギガ・テラ」。その最底辺である第108層には、欲望と虚無が渦巻いている。この街で最も静かで、最も残酷な場所――それが店『レテ(忘却)』だ。
ここでは、客の理想を叶えるために、キャストの脳に特定の「人格データ」を上書きするサービス「レンタル・ソウル」が提供されている。清楚な令嬢、活発な幼馴染、今は亡き最愛の人……。客は一晩の安らぎを買い、キャストは自分の心を明け渡す。セッションが終われば、その間の記憶はすべて「パージ(消去)」され、キャストの脳内は再び真っ白な「器」へとリセットされる。それが、この街で生きるための唯一のルールだった。
主人公のキャスト、イヴは、毎晩違う誰かになり代わり、朝には自分を失う「空っぽ」の日常を繰り返していた。しかし、あるバグが彼女を蝕み始める。パージされたはずの記憶が、ノイズとなって脳の深淵に蓄積されていくのだ。そんな彼女の前に現れたのは、孤独な瞳をした男、カイト。彼は、死んだ恋人の人格をリクエストし、偽物の思い出に縋り付く常連客だった。
「初めまして」と微笑み合うたびに、イヴの脳内には書き留められていく。カイトの震える指先、彼が漏らした悲痛な嘆き、そして、プログラミングされていないはずの自分自身の「痛み」。
二人の交流は、いつしかシステムが許容する範囲を超えていく。イヴの中に芽生えたのは、データではない本物の感情なのか。それとも、何百人もの人格を上書きされ続けた結果生じた、壊れた回路の残骸なのか。
雨の音に混じる、電子の鼓動。
あなたの「心」というデータは、本当にあなただけのものだろうか。
文字数 88,649
最終更新日 2026.04.05
登録日 2026.04.05
※あらすじの注意書きをご一読ください
霊媒師の家系に生まれた少女・城島 秤(じょうじま はかり)は、その才能ゆえに人生の選択肢を奪われかけていた。
実家を飛び出し、山を越えて逃げていたところ、秤は朽ち果てた廃村にたどり着く。帰り道を失った秤は、土地神である蛇神(へびがみ)の社に招かれ、匿われることとなる。
蛇神の目的も正体もわからないまま、秤は社に住まう者たちの業を目の当たりにし、翻弄されていく……
飢えに取り憑かれた骸が堕ちた「餓鬼道」
呪いに蝕まれた鬼が堕ちた「修羅道」
欲望に身を焦がした僧が堕ちた「地獄道」
そして、失意に打ちひしがれた神が体現する「畜生道」――
四つの悪道を目にした先で、秤が選ぶ道とは……?
これは、黄昏に交わされた契りの物語。
彼女たちを結びつける契りは、果たして愛か、呪いか――?
※百合、BLなど同性愛表現が含まれています。R15程度ではありますが、性描写も含まれる予定です
※欠損や流血など過激な描写が多分に含まれますが、現実世界のあらゆる物事とは一切関係がありません
※この作品には暴力的・差別的な表現も含まれますが、差別を助長・肯定するような意図は一切ございません
※特殊性癖も一般的でない性的嗜好も盛りだくさんです。キャラクターそれぞれの生き方、それぞれの愛の形を尊重しています
※表紙はあニキさんに描いていただきました! あニキさん、いつもありがとうございます!
文字数 110,211
最終更新日 2025.12.01
登録日 2025.10.01
戦場(いくさば)には鬼が出る。
その土地では有名な話だった。その鬼はたいそう美しい少年の姿をしていて、出くわした者全てを喰ってしまうのだという。正確には、出くわした者が皆、その姿に魅了されて喜んでその身を差し出してしまうのだそうだ――。
鬼に育てられた人間と鬼のお話。
何度も何度も捨てようとする鬼に、人間はとうとう行動に出る。
※ほのぼのは残念ながらログアウトしました。残骸が残っています。
※流血沙汰注意
※7話完結(大幅に改稿しました。大筋は変わっていません)
※ムーンライトノベルズ様と自サイトにも掲載中
文字数 20,256
最終更新日 2023.03.16
登録日 2023.02.17
「最初から、お前だけだった、…―――」
人間を犯して喰らう残虐な人狼のボスは、人間の妹を愛した。
――――――
由緒ある侯爵家に嫁いだ娘は、人狼の子だった。
帝都を跋扈する「ハイイロ」と呼ばれる人狼たちは、人間を襲い、欲しいままに犯し、喰らう。特に満月の夜は凶暴性が増し、若い娘を好んで凌辱した末に無残に食い散らすため、夜が明けると惨殺された娘の亡骸が帝都中に転がることになる。
そんな満月の夜。
類まれな美貌を持つ娘を匿った侯爵家の子息、京月院(きょうげついん)スミカは、娘に一目ぼれし、決まっていた羽菱(はねびし)財閥家との縁談を断って、娘を娶る。しかし、祝言の夜、乗り込んできた羽菱家の令嬢率いる無法者たちが凶行に走り、娘は銃弾を浴びる。瀕死の状態で倒れた娘の元に、白き人狼が降り立った、…――――――
【ロウ】 白き人狼。灰色人狼(ハイイロ)たちの統領(ボス)。人間と人狼の混血。ユイの双子の兄。
【ユイ】 人間の女の子。人間と人狼の混血。ロウの双子の妹。
【ヴィル】 灰色人狼の雄。ロウの側近。武勇に優れた元帥。
【シュン】 灰色人狼の雄。ロウの側近。武勇に優れた元帥。
【カルナ】 灰色人狼の雌。元老院によるロウの番(つがい)候補。
【ナツナ】 灰色人狼の雌。元老院によるロウの番(つがい)候補。
【京月院スミカ】 由緒ある侯爵家の跡取り息子。ユイを見初め、求婚する。
【羽菱アキコ】 財閥家の娘。スミカの婚約者だったが破棄される。
【羽菱ハルコ】 財閥家の奥方。アキコの母親。
*『蒼き狼の愛慕』続編。
*【完結】読んで頂きありがとうございます。
文字数 56,455
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.07.06
太古より幾度となく噴火し、隆起し、砕けては噴火して出来た渓谷の底、陽の光も届かない奥底でソレは生まれた。
火山灰と大地の奥底から噴き出すガス、触れた蝶が瞬時に地に落ちる瘴気だけが存在するその淀みで、ソレは足を滑らせて上から落ちてくる生き物の死骸を食べ、瘴気に染まって泥のようになった川の水を啜り、長い年月を生きた。そうして暗闇と瘴気の中で過ごして幾星霜。ソレは代わり映えのない陰鬱な世界に飽き、谷底から上へと這い出た。
ソレは己と同じ命持つものを見つけて喜び、近付いた。しかしソレはあまりに大きく、小さな命持つものにとって異形だった。畏怖と嫌悪によって拒絶されたソレは渓谷に戻ろうかと考えたが、みなしごを拾う。
孤独な異業の者と身寄りのない子供。
彼らは異種族でありながら固い絆で結ばれた家族となっていく。
あまりにかけ離れた種族であるがために問題は毎日のように起こるが、彼らは愛しみあう日々を過ごす。
孤独な異形の生き物が父親となり、身寄りのない人間の子供が異形の娘として成長していく物語。
※シリアス皆無
※ふんわりファンタジー
文字数 20,985
最終更新日 2024.07.03
登録日 2024.03.10
気がついたら悪役令嬢だった
的なことはまだ100歩譲って許せるけど、え?なに?断罪されて今処刑待ちですって?
これから、立て直すとか断罪イベントのフラグを壊すとかではなく?
特に何かしたわけじゃないのに私が骸に嫁入りとはどういうことですか?
ざまぁ予定です。
別に呪われて骸というわけではないので恋愛のお相手は人ではないです。
アンデット(骨)がお相手です。(妄想で成り立っているため突っ込みどころが多いかと思います)
18禁は念のためです
文字数 18,910
最終更新日 2021.06.16
登録日 2018.08.13
「わかっているんだろう? 君だってもう、『聖女』なんてものが国民に必要とされてないことは」
ゲスな笑みを浮かべて迫るグロイス王国の次期国王候補筆頭、ロイド王太子殿下。
聖女の『祈り』が形骸化したものと信じ切るロイドは私の忠告など耳をかさず身体に迫った。
文字数 3,206
最終更新日 2020.06.07
登録日 2020.06.03
