「ng」の検索結果
全体で2,004件見つかりました。
「イブリア……私と別れて欲しい」
公爵令嬢 イブリア・バロウズは聖女と王太子の愛を妨げる悪女で社交界の嫌われ者。
婚約者である王太子 ルシアン・ランベールの関心は、品行方正、心優しく美人で慈悲深い聖女、セリエ・ジェスランに奪われ王太子ルシアンはついにイブリアに別れを切り出す。
極め付けには、王妃から嫉妬に狂うただの公爵令嬢よりも、聖女が婚約者に適任だと「ルシアンと別れて頂戴」と多額の手切れ金。
社交会では嫉妬に狂った憐れな令嬢に"仕立てあげられ"周りの人間はどんどんと距離を取っていくばかり。
けれども当の本人は…
「悲しいけれど、過ぎればもう過去のことよ」
と、噂とは違いあっさりとした様子のイブリア。
それどころか自由を謳歌する彼女はとても楽しげな様子。
そんなイブリアの態度がルシアンは何故か気に入らない様子で…
更には婚約破棄されたイブリアの婚約者の座を狙う王太子の側近達。
「私をあんなにも嫌っていた、聖女様の取り巻き達が一体私に何の用事があって絡むの!?嫌がらせかしら……!」
文字数 123,350
最終更新日 2022.08.25
登録日 2022.06.25
「シモーニ公爵令嬢、ジェラルディーナ! 私はお前との婚約を破棄する。この宣言は覆らぬと思え!!」
婚約者である王太子殿下ヴァレンテ様からの突然の拒絶に、立ち尽くすしかありませんでした。王妃になるべく育てられた私の、存在価値を否定するお言葉です。あまりの衝撃に意識を手放した私は、もう生きる意味も分からなくなっていました。
婚約破棄されたシモーニ公爵令嬢ジェラルディーナ、彼女のその後の人生は思わぬ方向へ転がり続ける。優しい彼女の功績に助けられた人々による、恩返しが始まった。まるで童話のように、受け身の公爵令嬢は次々と幸運を手にしていく。
ハッピーエンド確定
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/10/01 FUNGUILD、Webtoon原作シナリオ大賞、二次選考通過
2022/07/29 FUNGUILD、Webtoon原作シナリオ大賞、一次選考通過
2022/02/15 小説家になろう 異世界恋愛(日間)71位
2022/02/12 完結
2021/11/30 小説家になろう 異世界恋愛(日間)26位
2021/11/29 アルファポリス HOT2位
2021/12/03 カクヨム 恋愛(週間)6位
文字数 104,691
最終更新日 2022.02.12
登録日 2021.11.27
あらすじ
「ねぇ、私ね。不倫してるの」
親友・麻美の何気ない一言から、ナツの日常は大きく狂い始める
相手は三十六歳の既婚者・純
そして、その純に紹介された上司・聖人に、ナツは一目で恋をしてしまう
しかし、その恋は決して許されないものだった
麻美が隠していたのは、不倫だけではなかった
純と聖人――二人の男性との間で揺れ動く愛
誰が嘘をついているのか
誰を信じればいいのか
親友だと思っていた麻美、優しく誠実に見えた聖人、そして笑顔の裏に本心を隠す純
絡み合う秘密と裏切りが、一つずつ明らかになるたび、四人の運命は思いもよらない結末へと向かっていく
友情か、愛か
最後に残るのは、信じた心か、それとも裏切られた記憶か――
大人の恋愛と裏切りを描く、心理サスペンス
文字数 6,530
最終更新日 2026.09.28
登録日 2026.09.23
魔王とその部下たちを振り回すおてんばな姫。そして王国で暮らす人たちの日常。
魔界と人間界で繰り広げられる、ほのぼの&ドタバタコメディの中世ドイツ風ファンタジー。
タイトルは仮です。不定期更新。年内完結予定。
小ネタ漫画はこちら。
https://www.alphapolis.co.jp/manga/393019994/279703292
※作品の自作発言や無断転載、生成AIへの使用、晒しなどはやめてください。
※作品制作に生成AIを使用していません。
文字数 23,835
最終更新日 2026.09.29
登録日 2023.01.12
「あなたが尻軽だとは知らなかったな」
「あ、そう。誰を信じるかは自由よ。じゃあ、終わりって事でいいのね」
「は……終わりだなんて、」
「こんな所にいらしたのね!お二人とも……皆探していましたよ……
"今日の主役が二人も抜けては"」
婚約パーティーの夜だった。
愛おしい恋人に「尻軽」だと身に覚えのない事で罵られたのは。
長年の恋人の言葉よりもあざとい秘書官の言葉を信頼する近頃の彼にどれほど傷ついただろう。
「はー、もういいわ」
皇帝という立場の恋人は、仕事仲間である優秀な秘書官を信頼していた。
彼女の言葉を信じて私に婚約パーティーの日に「尻軽」だと言った彼。
「公女様は、退屈な方ですね」そういって耳元で嘲笑った秘書官。
だから私は悪女になった。
「しつこいわね、見て分かんないの?貴方とは終わったの」
洗練された公女の所作に、恵まれた女性の魅力に、高貴な家門の名に、男女問わず皆が魅了される。
「貴女は、俺の婚約者だろう!」
「これを見ても?貴方の言ったとおり"尻軽"に振る舞ったのだけど、思いの他皆にモテているの。感謝するわ」
「ダリア!いい加減に……」
嫉妬に燃える皇帝はダリアの新しい恋を次々と邪魔して……?
文字数 52,624
最終更新日 2022.09.07
登録日 2022.08.09
高三年の春。十八歳を迎えた男子高校生の光は大学教授の父から突然、再婚したことを告げられる。お相手は父の後輩、完璧ボディの美人大学講師。
そしてその義母、沙夜が光の元へやってきた。父は海外に長期出張に出て三週間は戻らない。新しい母と一つ屋根の下、ふたりきりの生活が始まった……。義母とその教え子、主人公の同級生の美少年を交えた、夢のような日々。
それから七年の歳月を経て新たに出会う義母の友人たちとの禁断の関係。
……今時の連ドラみたいなライトテイスト。男子一人称語りの青春長編官能小説です。
エロと快楽無しには生きていけないわたしたちに! ……男性、女装子さん、ニューハーフさん、もちろん女性の方々、ジェンダーレスにぜひ読んでいただきたい一編です。
着衣、痴女、NTR風、無理矢理、オナサポ、男の娘などを交えたエッチシーン満載! 読後感スッキリな娯楽作。
登場する行為はそれなりにハードでマニアック。どうせ笑いのオブラートに包むのだから、中身は苦くてもかまわないかな、って発想です。
巷の官能小説には少ないオーラル系描写もふんだんなので、官能小説ファンの方々にも、案外新鮮に楽しんでもらえるのでは、と思っています。
第23回フランス書院文庫官能大賞官能小説大賞の二次選考を通過した作品です。
(一人称表記や男の娘登場など、官能小説NGな内容なれど、二次選考まで通していただいたこと、感謝いたします)
原稿用紙換算五百枚超の長尺ですが、改行も多く、文学的表現も控えめなので、サクサクと読んでいただけると思います。
こんな時だから、ひとり夜長に、テレワークの合間に、ニヤニヤしながら、キャラの立った愛すべき登場人物たちを、見守っていただければ幸いです。
※プレイはおおむねファンタジーです。けっして真似しないでください。
※気分が悪くなり次第、読むことをお控えくださいませ。
ちなみに、プロローグはいわゆる「つかみ」なので、のっけからハード目キツいなあ、と思われたなら飛ばして良し!
それでは、よろしくお願いいたします。
文字数 172,283
最終更新日 2019.10.30
登録日 2019.10.30
皇女シエラ・ヒペリュアンと皇太子ジェレミア・ヒペリュアンは血が繋がっていない。
シエラは前皇后の不貞によって出来た庶子であったが皇族の醜聞を隠すためにその事実は伏せられた。
元々身体が弱かった前皇后は、名目上の療養中に亡くなる。
現皇后と皇帝の間に生まれたのがジェレミアであった。
"容姿しか取り柄の無い頭の悪い皇女"だと言われ、皇后からは邪険にされる。
皇帝である父に頼んで婚約者となった初恋のリヒト・マッケンゼン公爵には相手にもされない日々。
そして日々違和感を感じるデジャブのような感覚…するとある時……
「私…知っているわ。これが前世というものかしら…、」
突然思い出した自らの未来の展開。
このままではジェレミアに利用され、彼が皇帝となった後、汚れた部分の全ての罪を着せられ処刑される。
「それまでに…家出資金を貯めるのよ!」
全てを思い出したシエラは死亡フラグを回避できるのか!?
「リヒト、婚約を解消しましょう。」
「姉様は僕から逃げられない。」
(お願いだから皆もう放っておいて!)
文字数 146,186
最終更新日 2022.12.08
登録日 2021.09.19
貧しい日本の漁村を舞台にした物語。
漁師の息子である十二歳の康太は、深刻な飢えに苦しむ家族と共に暮らしている。ある日、父は康太を村の権力者である網元の屋敷へ連れて行く。網元は父と康太に全裸になるよう命じ、二人の陰茎を品定めするように弄る。その後、網元は父に対し、康太の陰茎を舐めるよう命じるのだった。
文字数 14,036
最終更新日 2026.09.23
登録日 2026.09.23
王国の筆頭公爵家、モンフォール家に嫁いで1年7ヶ月、フォックス侯爵家の長女・シャルロット・モンフォール
王国一の美女だと評判の彼女を慕う者は多く、美丈夫で優しげな雰囲気が女性に人気のセドリック・モンフォールの熱烈なアプローチと公爵家からの他家への牽制によって、彼女はモンフォール家に嫁いだ。
優しい夫に愛されて、幸せな公爵家夫人…のはずだったが、
「シャル、彼女を離れに置いてあげてほしいんだ。」
身寄りがないと言う、とても愛らしい美女を連れてもどって来た夫にシャルロットは笑顔のまま固まった。
「ええ。では私の寝衣をお貸ししますわ」ニコリ
謎の美女ばかりを構う夫、しまいには離れの寝室から如何わしい声まで!?
妾を作るのは貴族でよくある話なのかもしれないけれど、2年足らずでこの仕打ちはあんまりよ、
淑女の鑑らしく、優しく円満離婚して差し上げますわ。
文字数 152,146
最終更新日 2024.11.07
登録日 2021.05.16
【第四章完結済です】
「お前はクビだ! 荷物をまとめてさっさと出て行け!」
調香師のフレイヤはモラハラ気味の工房長に妬まれ、クビにされてしまった。他の工房を訪ねてみたけれど、前職をクビにされた彼女を雇ってくれる工房はない。
諦めて故郷に帰ることにしたフレイヤは、行きつけのレストランの店主に最後の挨拶をしに行くと、シルと呼ばれる美形でぶっきらぼうな魔導士の青年シルヴェリオと出会い、成り行きで彼に愚痴を吐露した。
その後、故郷に帰って実家が営む薬草雑貨店で働いていたフレイヤのもとにシルヴェリオが再び現れた。伯爵家の令息の――巷では冷徹と噂されている次期魔導士団長として。シルヴェリオはフレイヤが作る香水には不思議な力が宿るという話をレストランの店主から聞いて、彼女を自分の専属調香師としてスカウトしに来たのだった。
「眠ったまま目を覚まさない友人を助けるために力を貸してほしい。たとえ君の作った香水が奇跡を起こさなくても責任を問わない」
元上司によって調香師を追放されたせいで権力者を信用できないでいるフレイヤのために、シルヴェリオは誓約魔法を交わすのも厭わないと言う。冷徹と噂されている彼の熱意に感銘を受けたものの承諾を躊躇うフレイヤ。シルヴェリオはそんな彼女を誘い込むために、好物と聞いていたお菓子で釣った。そしてフレイヤは見事に釣られた。こうしてシルヴェリオの専属調香師となったフレイヤは、再び王都へと向かう。初めはお互いに仕事仲間としか見ていなかったフレイヤとシルヴェリオは、いつしかお互いに惹かれて意識するようになる。
これは、不器用な二人が力を合わせて周りの人たちが抱える問題を解決して、そんな二人をくっつけるために周囲があれこれと応援するお話です。
じれじれな恋と魔法と香りの世界と美味しい料理をご堪能ください。
※小説家になろう様にも掲載しております
※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、香りや薬草の効能につきましては諸説や個人差があることをご留意ください
※本作品の内容、テキスト、タイトル等の無断転載・無断使用・AI学習への利用を固く禁じます。
Unauthorized reproduction,appropriate and use for training AI models are strictly prohibited.
文字数 545,585
最終更新日 2026.09.27
登録日 2023.05.01
◇
『清也くんはね、赤ちゃんを孕んで、産んで、育てられるカラダになるの』
腹筋の無い下腹、矮小な男性器、膨らみの無い平らな胸部――青年の未熟なカラダをゆったりと指差しながら、裸の淫魔は容赦無く囁いた。
『女の子と子作りする権利を奪い取って、代わりに自分の子供を産ませる。 それが気持ち良いの』
敗北し、娼婦に堕ち、愛する人を寝取られ、性別すら奪われた底辺の失敗者。
道半ばにして人生を終了させられた青年の末路は、「女体化の果ての妊娠」という悍ましく甘美な終焉であった――。
◇
温室育ちの転生勇者・吹雪清也。
歳の割に幼い雰囲気と、仄かに中性的な外見を持つ青年。
彼は転生先の歓楽街で娼館に迷い込み、そこで娼婦・セレアティナに出会い、一目惚れした。
セレアの方も彼を気に入り、紆余曲折の果てに同棲し、街に潜む秘密結社の打倒を目指す事となった。
無論――立ち塞がる者も居る。
結社と繋がる権力者、清也に「娼婦の才能」を見出した娼館幹部、セレアを奪おうとする男たち。
各々の悪意が混ざり合い、清也は「2ヶ月以内に結社を打倒できなければ、女体化して娼婦となる」という条件を強制される事となった。
また、セレアの手で娼婦由来の歪んだ性教育を植え付けられるにつれて、清也の純朴な心にも、少しずつ「メス・マゾ堕ち」の種が芽吹いていき……?
強姦・性拷問・大好きなお姉さんのNTR、そして――TS妊娠。
清也はメス堕ちを試みる魔の手から逃げ延び、愛する人と添い遂げる事が出来るのか?
はたまた悪の手中に堕ち、愛する人を永遠に奪われ、権力者に身を捧げる奴隷娼婦として、一度きりの人生を搾取されてしまうのか?
男の娘勇者・吹雪清也の、小さくまとまった冒険が始まる!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・「バッドエンドを回避して、お姉さんと幸せになろう!」というシンプルな作品です…!
「貞操具を嵌めて女装メイド」「メスイキ・マゾイキをSNSに投稿」「寝取られ・メス堕ち妄想で無理やり絶頂」などの展開があります。
・【GAME OVER】は主人公が選択肢を間違えた並行世界の話で、容赦の無い末路を辿ります…!
・【GAME OVER】とは別に、本格的なバッドエンドもあります。
・【ここまでの記録】は、キャラの主観視点での総集編です。
青年がメス堕ちしていく内面や、娼婦お姉さんが客との行為を回想したりなど、マニアックな要素を含みます。
・EXとPhase_0.5は読まなくても良いです。
ちなみにヒロインが出て来るのはPhase1_②です。
・おねショタのお姉さんが、主人公の子を孕むのはNGな方はご注意を…。
・イラスト(R15程度)にはAIを使用しています。
・隔7日、1日3本投稿です。エタる気は無いですが、更新遅れはあるかもですm(_ _)m
文字数 392,637
最終更新日 2026.09.20
登録日 2025.12.06
1944年10月 フィリピン付近海域全域にて米海軍と日本海軍が総力を上げて潰しあう大戦最後の天王山 日本海軍はフィリピンの地を「天王山」と定め、米軍第3・第7艦隊に対し、史上最大の組織的反撃を試みる。これは「滅びの美学」ではなく、勝つために牙を研ぎ続けた者たちが、かつての知己と海上で相まみえる最後の決戦である 「Nothing Else Comes close.」 《ほかに並ぶ者なし》
文字数 149,599
最終更新日 2026.06.26
登録日 2026.05.25
最恐と噂される騎士団——
その実態は、生活能力ゼロのダメ集団だった。
そんな彼らのもとに保護されたのは、元・六人兄弟の長男で、家事スキル万能で転生した少年ソウタ。
散らかり放題の部屋、適当すぎる食事、壊滅的な生活習慣。
見かねたソウタは、つい“おかんスキル”を発動してしまう。
「ご飯の前に手を洗ってきなさい!」
「床に物を置かない!」
叱って、作って、片付けて。
気づけば騎士たちはすっかり更生(?)。
さらに規律が整ったことで、騎士団は本来の実力を発揮し始めた。
そして、なぜか周囲からは“有能な再生者”として評価されるように。
これは、元・おせっかい長男が“おかん”として騎士団を立て直し、
心もお腹も満たしていく再生ストーリー。
※他のwebサイトにも投稿しています。
文字数 299,577
最終更新日 2026.08.12
登録日 2026.03.27
昭和の冬、飢饉に喘ぐ小作人の康太は、五人の子供と妻を飢えさせるわけにはいかず、かつての幼馴染であり、今は冷酷な地主となった正雄のもとへ、小作米の減免を請いに行く。
地主と小作人。二十二年の月日が二人を天と地のほどに分かつ。
正雄が提示した救済の条件は、あまりに歪で、屈辱的な「身体の奉仕」だった。
文字数 11,761
最終更新日 2026.09.25
登録日 2026.09.25
五歳児を集めた洗礼式で、俺の触れた水晶が強烈な光を放った。
教会中が真っ白になるほどの鮮烈な光が収まった後、父曰くの「なぜかキラキラ輝くエフェクトのようなもの」がが俺の周りを彩っていたという。侍従曰く「まるで天使が降臨したかのようでした」。
なんだそれ。
みなが唖然とする中、司教が感動に打ち震えながら叫んだ。
「なんと!特殊スキルです!120年ぶりに特殊スキルが授けられました!」
俺は顔には出さなかったが、内心「やった! 勇者だ! 」と浮かれた。 厨二だというなかれ、五歳児なんてそんなものだ。
だが神は無情だった。静まり返るホールに、司教の興奮に上ずった声が響き渡る。
「なんと……スキル名は『美』! 『至上の美』です! 」
俺はポカンと口を開けた。
スキルの名は「美」。
聞き間違いでもなんでもない、「美」。なんなら「至上の」が付いている。
俺の口から高位貴族の子弟に到底相応しくない言葉が飛び出した。
「は? 今なんて?! ふざけてんのかこの野郎! 」
「やはりそのお美しさは天に愛されたゆえだったのですな! いやはや、天使が実在しようとは……っ! 」
いや、おかしいだろう司教! 膝まづいて祈ってる場合じゃない。正気に戻ってくれ!
司教はそのまま膝で俺にじり寄り、うっとりとした表情で俺を見つめた。なんなら涙ぐんでいる。
いや、マジでなんだこれ? 勇者じゃねえのかよ!
俺の手を取ろうと伸ばされた司教の腕を、俺はさりげなく払いのけた。
盛り上がる会場とは逆に、俺も含め俺の家族は全員無の境地だ。
それはそうだろう。男に「特殊スキル美」。いったい何の役に立つというのだ。
父は頭を抱えた。
「どうしてこんなことに……」
うん。それを言いたいのも俺だ。マジで勘弁してくれ女神!
「美」だって?
それがスキルだというおかしさはともかく、そんなもん聖女だとか王妃だとか、とにかく女性に与えるべきだろう。傾国の美女は女性だから物語になるのだ。傾国の美男子なんぞ、ヒモや男娼になる未来しか見えない。いずれにせよロクなもんじゃない。
俺は「剣術」だとか「体術」、百歩譲って「敏捷」などを期待していたのだ。だって強そうだし。
特殊スキルっていうから「勇者」かと思ったのに、まさかの「美」?
これはあり得ない特殊スキルを与えられたあり得ない美貌を誇る「平凡に生きたい」令息のお話。
※※※※※※
タイトル変更いたしました。旧タイトル「特殊スキル「美」を持つ令息は、路傍の石になりたい。」
※作中イラストはBringImageCreaterにてAI作成しております。(基本モデルMAI-Moder使用)
※タイトルは作者撮影の写真を加工し作成しております。
※ 未管理著作物裁定制度による無断転載禁止
文字数 119,836
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.04.20
記憶に残っているのは、自分を見下ろす紅い眼の男と、母親の「出ていきなさい」という怒声。
幼いスイは故郷から遠く離れた西大陸の果てに、ドラゴンと共に墜ちた。
老夫婦に拾われ、愛されながら生きた七年。
だがその時間も終わりを迎え、スイは再び、ひとりとなる。
――紅い眼の男は誰なのか。
――母は自分を本当に捨てたのか。
旅に出たスイは、故郷を探す事を決める。真実を知る為に。
清濁が混在する世界で、スイは何を見て何を思い、何を選ぶのか。
これは、ひとりの少女が世界と己を知りながら、自分の意思で未来を選ぶ物語。
※本作は第五章までの掲載となります。
続きはカクヨムにて公開中です。
※第18回ファンタジー小説大賞奨励賞作品
※カクコン11中間選考突破作品
※表紙画像、その他キャラクターのイメージ画像はAIイラストアプリで作成したものです。再現不足で色彩の一部が作中描写とは異なります。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※本作品の無断転載、無断複製、自作発言を固く禁じております。(Unauthorized reproduction, reposting, or claiming this work as your own is strictly prohibited.)
文字数 1,211,554
最終更新日 2026.05.03
登録日 2025.05.10
言葉が通じない? それ、日常でした。
文化が違う? 慣れてます。
命の危機? まあ、それはちょっと驚きましたけど。
NGO調整員として、砂漠の難民キャンプから、宗教対立がくすぶる交渉の現場まで――。
いろんな修羅場をくぐってきた私が、今度は魔族の村に“神託の者”として召喚されました。
スーツケース一つで、どこにでも行ける体質なんです。
今回の目的地が、たまたま魔王のいる世界だっただけ。
「聖剣? 魔法? それよりまず、水と食糧と、宗教的禁忌の確認ですね」
ちょっとズレてて、でもやたらと現場慣れしてる。
そんな“救世主”、エミリの異世界ロジカル生活、はじまります。
文字数 148,007
最終更新日 2025.12.21
登録日 2025.06.18