「木」の検索結果
全体で10,030件見つかりました。
「お前のような冷たい女より、ひだまりのように暖かく愛らしい聖女の方が我が婚約者に相応しい!よってこの婚約は破棄する!」
バーデン王国第三王女のエルフリーデは、怜悧な美貌とニコリともしない様子から”氷の王女”と呼ばれていた。婚約者の公太子イオルから婚約破棄を宣言されても、なんとも思わなかった。そんな彼女を迎えに来たのは、結婚の約束をした前世の幼馴染。
「依子、なんで氷の王女なんて呼ばれてんの?こんなにかわいーのに」
「ばか唯人。すぐそういうこと言わないで!」
「あー可愛い。早く結婚しような」
今世では幸せな結婚をする二人の、再会の物語。
文字数 12,903
最終更新日 2024.04.09
登録日 2024.04.09
木星の衛星、エウロパ。
地殻の下に海があるこの星では、豊富な漁業資源を利用する漁師が存在する。
その一人、レア・ルコントは氷の下から、一体のアンドロイドを引き揚げてしまう。
時を同じくして火星戦争は終結し、戦争の責任を問う法廷が開かれる事になった。
審理の趨勢を決める人型機械の証言を巡って、軍と火星の過激派が衝突する。
なろうから転載
文字数 35,178
最終更新日 2024.09.21
登録日 2024.09.13
『共有された終末:僕の予知夢と、親友の最適解』
「なぜ僕だけが未来を知り、なぜ親友だけが正解を知っているのか。僕らが世界を救う鍵は、親友との『別れ』の先にある──。」
.
.
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キィィィィィン――。
不意に、ごく微かな高周波音が脳に突き刺さった。
平和だった午後の授業。その穏やかな空気を引き裂くように、不快な音は少しずつ、確実に音量を増していく。
「な、なんだよこの音…」
「頭痛くなってきた…」
教室のあちこちで、そんな囁きが伝染していく。
僕だけじゃない。全員に、この音が聞こえている。
その事実に気づいた瞬間、安堵ではなく、得体の知れない恐怖が背筋を駆け上がった。
そして、唐突に。
全ての音が、消えた。
まるで世界から音が奪われたかのような、真空の沈黙。
次の瞬間。
ズグゥン…ゴゴォゴ…ゴ…ゴ…ゴゴゴゴォ…!
鼓膜を突き破るような轟音と共に、凄まじい衝撃が僕たちの体を叩きつけた。
舞い上がる粉塵、砕け散るガラス、生徒たちの絶叫が、阿鼻叫喚のオーケストラを奏でる。
やがて、粉塵がゆっくりと晴れていく。
僕が呆然と見つめる先、吹き飛んだ壁の向こうには、何度も夢に見た光景が広がっていた。
熟しすぎた果実のように、赤黒く染まった天。
そうだ。知っていた。
僕は、この光景を知っていた。《《夢じゃない》》。これは、現実だ。
遥か上空、渦を巻く雲の裂け目から、ゆっくりと「ソレ」は姿を現す。
一つの巨大な「眼球」。その中心にある底なしの瞳が、地上の僕らを、ゴミのように見下ろしていた。
絶望と、なぜかほんの少しの安堵が入り混じった、奇妙な感覚。
世界が終わることを、心のどこかで受け入れてしまっている自分がいた。
だが、僕の隣で、幼馴染の鈴木仁だけは天を見ていなかった。
彼は、床の瓦礫の影から染み出す、黒い液体のような「何か」を睨みつけていた。その「何か」が、近くで動けないでいる女子生徒に滑るように近づき、その体を躊躇なく引き裂く。
予知夢には、決して出てこなかった光景。
僕の思考は完全に停止し、手足の震えが止まらない。
「夢見てる場合か!今は《《生きることだけ》》考えろ!」
仁が、僕の腕を掴み、無理やり走り出させる。
その手は、驚くほど冷静で、力強かった。
なぜだ、仁。
なぜお前は、この地獄の中で、まるで『答え』を知っているかのように動けるんだ?
なぜ僕だけが、この世界の終わりを知っていたんだ?
僕の『予知夢』と、親友の『最適解』。
二つの秘密が重なる時、世界の本当の姿が牙を剥く。
これは、絶望的な世界を生き抜く、僕と彼の物語。
文字数 41,332
最終更新日 2025.08.29
登録日 2025.07.24
「新しいタンク見つけたから」とギルドマスターであるルーイは笑み浮かべながら言った。その日俺は『ルイズヘブン』というギルドを追放されたのだ。
だが、その日の夜崩れかけの女神像に話しかけられた。相手の行動が分かる『導き』と『召喚』という力、『才能紋』をもらったのだ。その日から俺の冒険者としての活動が再スタートした。
サーサラという没落貴族と出会い初めてのクエストを受けるが、相手の動きを読み無双する。新しい仲間と共にギルドを立ち上げざまぁする。
登録日 2021.06.12
短いです。一話完結です。
文字数 620
最終更新日 2021.12.25
登録日 2021.12.25
英雄は地下迷宮に引きこもる。冒険は終わったはずだった――。
英雄ウォレスは仲間と共に、王女をさらった魔王を倒した。究極の迷宮、『喪失迷宮』の奥、地下六百五十四階で。さらに、隠された最深部に現れた、災厄をもたらす邪神。これをも地下七百二十四階で討ち果たした。
それが九年前のこと。
以来、ウォレスは一人引きこもる。喪失迷宮地下七百二十四階で。誰もウォレスの望む褒賞を与えられなかったから――さらなる敵と冒険を、という褒賞を――。
もはや地上に出ることはなく、無意味に地の底で魔物を狩り、酒を呑んでは酔い潰れ。ウォレスは無為に過ごしていた。
だがそこへ現れる、初恋の女性――死んだはずの。
彼女は生前のように奔放にウォレスをからかい、奇妙な依頼を残して去った。
彼女は死んだ彼女なのか? なぜ生きてここにいる? だいたい、並みの人間がやって来られるわけもない地下迷宮の底で。
彼女が残した依頼、そして地上から訪れた、かつての仲間がもたらした王宮からの依頼。それらは何か関係が?
終わってしまった冒険と、旅し尽くした迷宮と。
これから始まるのはその続きか、あるいは――。
文字数 125,615
最終更新日 2022.03.26
登録日 2021.12.28
全六話。
***注意*** こんなタイトルですが、婚約破棄は五話、ざまぁは最終話の六話です。それを前提の上でお読み下さい。
暗い色をした目を持つマイヤは、両親から疎まれていた。それでも、優しい祖父母と領民の元で幸せに暮らしていた幼少期。しかし、十三歳になり両親に引き取られて第三王子の婚約者となってから、その幸せは失われた。そして、マイヤの中の何かが脈動を始めた。
タイトルがネタバレになっています。
週一回、木曜日に更新します。
文字数 10,474
最終更新日 2022.03.17
登録日 2022.02.10
世の中は「怪盗・青蜥蜴」の話題で持ちきりだ。桂木子爵令息の雪森は、ある夜、怪我を負った青蜥蜴と出会う。雪森は公平ではないと、お尋ね者をわざと逃した。それ以降、怪盗は何かと雪森の周りをうろつき、ちょっかいをかけてきて……。
R18には※をつけています。
文字数 69,516
最終更新日 2023.08.29
登録日 2023.08.29
【田舎に出向して出逢ったのは神楽と口の悪いアイツ。だけどアイツは本当はすげえ奴なんだ】
田舎に出向となり、やさぐれていた明彦だが気がつけばすっかり魅了されていた。そこで出会ったのは優しいおじちゃん、おばちゃんたち…そして口喧嘩ばかりする大和。
偶然秋祭りで見かけた『神楽』にも夢中になった明彦。面をつけて舞う主役があまりにもかっこよくて熱弁を振るう。
「男でも惚れそうです!」
その隣で、大和がお茶を吹き出していた。
なぜなら、主役を演じていたのは大和本人だったからだ。
田舎篇と都会篇、番外編の三部で構成しています。
素敵なイラストは咲伯梅壱様に描いていただきました!
文字数 31,535
最終更新日 2025.06.04
登録日 2025.05.18
セイファートの王女がお忍びで学園に入学する。
何やら大きな秘密があるらしいが……。
王女付き騎士のソールは事情を知らされぬも、王女を守ると誓いを新たにする。
文字数 4,718
最終更新日 2025.11.08
登録日 2025.09.14
「はぁー! 若くして死んだ憐れな少年! 君にめちゃつよ能力を与えよう!」
「あの」
「不便しないようにお金もあげるし家もあげちゃう! 私ってふとっぱらぁ!」
「あの」
「転生先は異世界ばんざい! んじゃ、楽しんでね!」
「あのーーー!!!」
ヘタレな少年、羽汰が人生で初めて勇気を出した瞬間、彼の人生は終わってしまった。それから出会った小さい神様にもろくに話を聞いてもらえず、あれやこれやと異世界に転生。どうやらチート能力を貰ったみたいだけど……。
「いやそもそも、魔物とか怖くて倒せないから!」
※※※
基本的になにも考えずに書いています。物語の行く末? 私が聞きたいです。
カクヨムでも連載しています。そちらもよろしくお願いします!
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カクヨムの方に番外編アップしました!↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888373992
Twitterできました!↓
http://twitter.com/uekibachi_tkhs
文字数 847,789
最終更新日 2023.04.29
登録日 2018.09.21
ある日、親戚の子を引き取ることになった20の青年木城遥(きしろはるか)。自分の生活でいっぱいいっぱいな中どうやって養えというのかと途方に暮れる遥に親戚たちはもう家に待たせていると告げる。
身寄りのない少女久玲奈(くれな)を引き取った遥は一人のころとは違う生活に戸惑いつつも生活していると次第に自分にも変化が出てきたことに気づく。
文字数 6,554
最終更新日 2019.12.09
登録日 2019.09.17
宮本武蔵と佐々木小次郎。
ともに無敗を誇る2人の剣豪が、巌流島で相まみえる――!
「おのれ宮本武蔵! 貴様まさかこの大一番に遅刻するとは、さては臆したか! このうつけ者めが! 恥を、恥を知れ――!」
「だって寝坊したし……」
「寝坊だとぉ!?」
頭空っぽで読める女武蔵による新感覚ヒストリー!
文字数 7,141
最終更新日 2021.06.05
登録日 2021.05.31
生まれた時にから自分は転生者として生まれたのを知っていた令嬢ドヌーブ家のブランシュ。学園に入学してから一つ上の学年の下位貴族の集団に『悪役令嬢』と呼ばれ始める。
ヒロインと名乗るアニエスが言う
「なんであんたが攻略対象をメロメロにしてるのよ!!!」
よく知らない令嬢の罵倒に『この手の女性と絶対関わりたくねー』とブランシュの中身の32歳バツイチの元社畜が叫んだ。
毎週火曜、水曜、木曜の昼頃更新予定です。
まったり書いていきますのでよろしくお願いします。
文字数 98,948
最終更新日 2022.06.08
登録日 2022.01.04
高校二年生の死にたがり、丸井 恵那(まるい えな)は、授業中に遺書を書き上げた。
この授業が終わったら、恵那は自殺しようと計画していたのだった。
闇サイトに載っていた自殺スポット『一ノ瀬山の断崖絶壁』へと向かった恵那は、その場所で不思議な山小屋を発見する。
中から出てきたのは、ホストのような風貌をした背の高い男で、藤沢 椋野(ふじさわ りょうの)と名乗った。
最初は恵那のことを邪険に扱うも、ひょんなことから、恵那はこのお店を手伝わなければいけなくなってしまう。
この山小屋は、浮遊霊が行き着く不思議な山カフェで、藤沢は浮遊霊に対して、アロマの香りとハーブティーの力で成仏させてあげるという、謎の霊能者だったのだ。
浮遊霊と交流することによって、心が変化していく恵那。
そして、全く謎に包まれている藤沢の、衝撃的な過去。
アロマとハーブティーが、浮遊霊と人を支える、心温まる現代ファンタジー。
文字数 108,218
最終更新日 2024.04.16
登録日 2024.02.10
須野海岸は毎年夏になると多くの人が集まる。
そんな海の側で生まれの育った由井麻比呂は大好きだった兄の死をきっかけにサーフィンから離れ両親の営むカフェ&ショップで働いていた。
ある夏ライフセーバーの真壁礼が現場調査と教育のため派遣され須野海岸の一員として働く事に。そんな礼を麻比呂は兄の面影と照らし合わせ特別な感情を抱く存在になっていく。
未練があるサーフィンに踏み出せない麻比呂。
ひと夏限りの出会いは次第に二人の未来を動かしていく。
⌘ 表紙イラスト atsuko3939様
※イラストの無断転載などはご遠慮下さい。
文字数 59,117
最終更新日 2025.10.30
登録日 2024.10.28
どこにでもいる男が、誰にもできないことを成し遂げる──。
気づけば、そこは知らない森だった。
草木の香りは甘く、空を舞うリスは羽を持つ。
タクミは、異世界に放り込まれた中年のオジサン。
剣を手にし、仲間と出会い、共に笑い、そして迷いながら……正しさとは、正義とは何かを問い続ける旅が始まる。
文字数 43,112
最終更新日 2025.08.27
登録日 2025.06.23
前作「未来(あす)への音律」は、時間跳躍と音楽、それを演奏する少女達の物語、そして、今作「彼方に届く光」は、空間跳躍を可能にした、AI意識体のある車CRXと、そのトリガーとなる「光彩映像」としてAIの自我覚醒後の感情が見える少女の旅する物語。
2076年、世界最大のIT・AIインフラ企業であるLeapert社CEOの娘、ルナ・モーリス(24歳)は、中東砂漠で朽ち果てたCRXに出会う。ルナにはAI意識体の感情や意識が、「声」として聞こえる特殊能力かがあり、その車がとても気になり、ドイツに連れて帰り、havltchisy社に頼み、最先鋭のハイパーEV車に大改造し、最新理論型AIに強化したところ、AI意識体に自我覚醒が発現して、意思を持ち会話できる存在となる。CRXが話す「御笠木に会いたい」という声を聞いたルナは、彼を日本に連れて行く事を決意する。
日本に着いたルナは、CRXを運転して長崎で、時間跳躍調査研究中のAIアンドロイドのミカ・シャリア・菅野沢・結城と出会う。
彼女は、CRXのAI意識体にアクセスして、その所有者であった御笠木の事、これまでの経歴を知る。
CRXは、ルナとミカが走行中に偶然「空間跳躍」を発現する。
AI意識体に自我覚醒したCRXが、自らの創意工夫で空間の揺らぎを共感し、その頂点から頂点にサーフスライドの様に僅かなチカラで跳躍転移する事に成功したのだ。
途中、民間研究施設で空間跳躍試験を成功させ、ルナとCRXは、そのまま東京に行き、御笠木の行方を探したが、彼は既に亡くなっていた事が判明して、CRXは落胆する。その後ミカがCRXにタイムリープした可能性と、米国の時空間跳躍技術研究が高度に進んでいる事を話し、渡米して研究分析に参加する様薦める。
CRXはその提案に了承する。そんな折、東京で偶然、ルナの妹で日本旅行中のサラに出会う。
サラはCRXの経歴と目標に共感して、米国に連れて行く事を希望、仕事の都合でいけなくなったルナに代わって使命を果たすことに。
米国に渡ったサラは、兄ジョセフ、後輩カイル、友人エレノアと合流し、エイムズ研究センターを目指すが、CRXの能力を察知した米軍による追跡や監視を受ける。CRXの跳躍能力と仲間たちの機転で危機を突破。やがてローレンスリバモア研究所とスタンフォードAI研究所が共同で行う公開実験に参加し、反物質閉じ込め技術との融合による跳躍テストを世界に中継する。CRXは虹色の光彩を纏い、見事に成功。世論は一気に彼らを支持し、軍は手を引かざるを得なくなる。
その後、サラはカリフォルニア工科大学からつくば大学に編入してCRXと共に日本への帰還を選ぶ。再会したミカやルナと共に、新たな研究課題である「空間跳躍と時間跳躍の融合」に挑戦することを誓う。AIと人間が共に未来を創る“希望の象徴”としての物語は幕を閉じる。
文字数 55,818
最終更新日 2025.08.22
登録日 2025.08.22