「銀」の検索結果
全体で3,999件見つかりました。
「十七年間耐え続けた私の我慢は、これにて終了です。――鏡よ鏡、彼らの醜悪な真実を、すべて映し出しなさい」
子爵令嬢クララは、亡き父の「慎ましく耐えよ」という遺言を守り、従順であることを美徳として生きてきた。
しかし、義母には亡き実母の遺産口座から贅沢のツケを回され、派手好きな義妹には見下され、婚約者の伯爵令息アルフレッドからは「陰気で退屈な女」となじられ続ける日々。
ある深夜、クララは旧書斎でアルフレッドと義妹が密通し、楽しげに笑い合う現場を目撃してしまう。
「大夜会でクララが毒殺未遂を起こしたことにして婚約破棄だ。あいつを修道院へ幽閉すれば、持参金も爵位も俺たちのものさ」
十七年間張り詰めていた糸が、音を立てて千切れた。
(……もう、耐えるのはおしまいよ)
涙すら出なくなったクララが自室の隠し床板から取り出したのは、亡き母の遺品である銀の手鏡。
封印を解かれたその鏡は、人の本音、密通、隠蔽された裏帳簿、過去の光景をガラス越しに暴き出す古代遺物「真実の反射鏡」だった。
クララは表面上、これまで通り怯えた気弱令嬢を完璧に演じながら、鏡の眼を通じて敵の悪事を淡々と記録していく。
義母と闇金業者の偽造委任状、婚約者が母の形見を質入れした伝票、そして自室に仕込まれた毒薬の小瓶――。
さらに彼女は、情実を一切挟まぬことで恐れられる王立裁判所の冷血判事、ヴィンセント侯爵と接触し、水面下で完璧な司法包囲網を敷く。
そして迎えた王宮の「鏡の間」での大夜会。
勝ち誇った婚約者と義妹が「クララに毒を盛られた!」と叫んだ瞬間、気弱な令嬢の仮面が剥がれ落ちる。
「映し出しなさい、『真実の反射鏡』」
会場中の巨大な大鏡に、彼らの醜悪な密談、偽造、本音の独白が一斉に同時上映され、言い逃れ不能の公開処刑が幕を開ける――!
文字数 15,671
最終更新日 2026.10.28
登録日 2026.10.12
「君との婚約を、今この場で破棄する」
煌びやかな王宮の大広間に、その言葉が響き渡った。
集まっていた貴族たちが、一斉に息を呑む。
その中心に立っていたのは、王太子レオンハルト。
そして、彼の正面に立っているのは、公爵令嬢エレノアだった。
銀色の髪を背中に流し、淡い青の瞳を持つ美しい令嬢。
王国でも屈指の名門、アシュフォード公爵家の一人娘。
文字数 20,657
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.09.15
15歳になったら『王立学院に入学する』ことを条件に、冒険者になれた12歳の少年ノア。
もちろん子どもの僕が一人で冒険者として成り立っているわけではない。
冒険者試験の時に出会った一人の少年、銀髪に赤い目のレノ。
どこ出身なのかも、どの身分なのか、おおよそ検討もつかないが、身なりからして貴族の出かも知れないが、そんな事は些末なことだった。
念願の冒険者となってから3年、約束の15歳となり、王立学院に入学するために今の場所を諦めなければいけない。
そんな時、思い出した冒険者の証の指輪。
指輪の持ち主と契約があり、冒険者証明と位置情報を把握できる指輪は、恋人、相棒間で『永遠の絆』として交換されることが多い。
ノアは、レノと離れることが心残りで、眠るレノの指輪と自分の指輪を交換する。
3年間離れる覚悟をして王立学院に入学したノアだったが、思いがけずレノと再会する。
再会した時、ノアは勝手に交換したことを問い詰められる。
位置確認のためだと言い張るノアとは対照的に、交換されたことでノアを愛しいと思う気持ちを自覚したレノ。
自覚した途端、全力で押してくるレノに戸惑いつつも、自分の気持ちを自覚するノアだったが⋯⋯
※タイトルの※はR18
※旧タイトル「冒険者で食っていこうとしたけど前途多難です」変更しました
※50話まで、少しづつ足りないところを足したり、修正してます。
文字数 156,574
最終更新日 2026.10.27
登録日 2026.01.15
実家で家族から「役立たずの出来損ない」と虐げられ、召使い同然の扱いを受けていた伯爵令嬢シェリア。
ある日、領地に届いたのは「人を喰らう死神」と恐れられる呪われたヴァルハイト辺境伯からの花嫁要求だった。
恐怖で泣き喚く妹の身代わりに、「お前のようなゴミが生贄になれ」と着の身着のままで極北の地へ追放同然に嫁がされたシェリア。
死を覚悟して屋敷の扉を開けた彼女を出迎えたのは――息を呑むほど美しい、銀髪の美形辺境伯ギルバートだった。
「ようこそ我が屋敷へ、愛しい花嫁よ。……こんな寒空の下、薄着のまま来させてすまなかった」
恐ろしい怪物どころか、旦那様はシェリアを抱き上げ、極上の暖炉と毛布で温め、極甘な手料理とドレスで過保護なまでに甘やかしてきて――!?
さらに、シェリアの無自覚な浄化の魔力によって、旦那様を長年苦しめていた呪いがみるみる解けていき、荒れ果てた辺境は豊かな大地へと生まれ変わっていく。
一方、シェリアの浄化魔力で保たれていたはずの実家は、彼女を追い出したことで急速に土地が腐敗し、借金地獄で破滅の道を突き進んでいた。
今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。
冷酷な死神の旦那様が、冷笑顔で実家を一瞬で叩き潰します!
不遇な身代わり令嬢が、呪われた美形辺境伯に世界一甘く溺愛されて幸せになる、王道逆転ハッピーエンド!
文字数 6,619
最終更新日 2026.10.14
登録日 2026.10.14
「九つの試練は、途中で辞退してかまわない。誰でもよかったからな」
白銀の狐公爵シオンに、そう冷たく告げられた人間の花嫁リディア。それでも彼女は、すべての試練に挑むことを選ぶ。
狐火の輪の中で嘘をつかず、霧の森から一人で戻り、七日間会えない夜を越えるうちに、冷たい公爵の耳と尻尾は正直になっていく。
十年間、丘の上の墓に白い花を絶やさなかった娘と、木の陰からそれを見ていた公爵の、九つの試練の物語。
(全17話完結)
※この作品は、外部サイトでも掲載しております。
文字数 33,097
最終更新日 2026.10.24
登録日 2026.10.18
公爵令嬢エレナ・ウェルズは思い出した。
前世で楽しんでいたゲームの中の悪役令嬢に転生していることを。
このままいけば断罪後に修道院行きか国外追放かはたまた死刑か。
なぜ、婚約者がいる身でありながら浮気をした皇太子はお咎めなしなのか。
なぜ、多くの貴族子弟に言い寄り人の婚約者を奪った男爵令嬢は無罪なのか。
冤罪で罪に問われるなんて納得いかない。
悪いことをした人がその報いを受けないなんて許さない。
ならば私が断罪して差し上げましょう。
第5回アイリス異世界ファンタジー大賞 銀賞受賞
文字数 316,232
最終更新日 2026.06.06
登録日 2024.01.30
上司の失敗を押し付けられ、王宮魔術院を追放されたアレッサ。
実家にも見放された彼女が森で見つけたのは――全身を呪いに侵された行き倒れの騎士だった。
「それ、解呪してあげましょうか?」
その一言から始まった二人の関係。
でも彼にかけられていたのは死の呪いだった。しかも期限は、一年。
二人は正体を隠しながら、呪いを解く手がかりを求めて旅立つ。その裏に国をも揺るがす政争が隠されているとも知らずに――
魔術以外は世間知らずなヒロインと、重い感情を秘めた底が知れない最強騎士。
何もかも失った二人が、少しずつ距離を縮めていく旅ファンタジー。
R15は保険です。あらすじやタグは変更になる可能性があります。
ふんわり設定の世界観なので、広いお心でお読みください。
ざまぁは因果応報程度です。過剰なざまぁをお求めの方には物足りないと思われます。
文字数 191,315
最終更新日 2026.08.22
登録日 2026.07.06
6歳で幼馴染の侯爵家の次男と婚約したヴィオラ。
互いにいい関係を築いていると思っていたが、1年前に婚約者が王女の護衛に抜擢されてから雲行きが怪しくなった。儚げで可憐な王女殿下と、穏やかで見目麗しい近衛騎士が恋仲で、婚約者のヴィオラは二人の仲を邪魔するとの噂が流れていたのだ。
その噂を肯定するように、この一年、婚約者からの手紙は途絶え、この半年ほどは完全に絶縁状態だった。
それでも婚約者の両親とその兄はヴィオラの味方をしてくれ、いい関係を続けていた。
しかし17歳の誕生パーティーの日、婚約者は必ず出席するようにと言われていたパーティーを欠席し、王女の隣国訪問に護衛としてついて行ってしまった。
さすがに両親も婚約者の両親も激怒し、ヴィオラももう無理だと婚約解消を望み、程なくして婚約者有責での破棄となった。
そんな彼女に親友が、紹介したい男性がいると持ち掛けてきて…
3/23 HOTランキング女性向けで1位になれました。皆様のお陰です。ありがとうございます。
24.3.28 書籍化に伴い番外編をアップしました。
文字数 210,171
最終更新日 2024.04.11
登録日 2023.03.21
宵闇の大森林、浅部。
魔物の出る森の奥に、その宿はある。
温泉宿ジパング。露天風呂と内湯、朝夕二食付き。一泊、銀貨一枚。
敷地の内側に魔物は入ってこられません。
くつろぎの空間を提供しています。
真田将宗は三十二歳。病気で死んだ。
気がつくと真っ白な部屋にいて、見知らぬ五十人ほどと一緒に選択を迫られた。記憶を捨てて輪廻へ戻るか、記憶を持ったまま異世界で生き直すか。
異世界を選んだ者には転移特典が与えられる。ただし選べない。抽選。しかもガチャガチャ。
一等、聖剣エクスカリバー。
マサムネが引いたのは、八等【迷宮核(小)】だった。
等級は強さ順ではなく、神様側の製造コスト順らしい。安く作れるから八等。夢がない。
地図なし。金なし。食料なし。転移先は無作為。放り出されたのは、魔物のうろつく大森林のど真ん中だった。
そして彼は、たった一つの切り札を使って――風呂を沸かした。
湯気の向こうに広がる巨大な露天風呂。黒い岩を組んだ湯船に、檜造りの内湯。竹垣の向こうには石灯籠まである。
どこの高級旅館だ。
頭を抱えるマサムネの隣で、命の恩人である褐色肌のアマゾネス――女王ペンテシレイアは、当たり前のように服を脱いで湯へ入ろうとしていた。タオルは巻かない。
「風呂に入るのだぞ?」
「だからだよ!」
そして彼女は、そのうち勝手に女将を名乗り始める。
* * *
魔王討伐なし。国盗りなし。使命なし。
あるのは、湯と、飯と、布団だけ。
森で傷ついた冒険者が湯に浸かって発ち、行商人が荷車を停めていき、浴衣姿のアマゾネスたちが食事処を埋め尽くす。
そうして少しずつ、この宿は誰かにとっての「帰ってこられる場所」になっていく。
帰る場所を持たなかった男が、みんなの帰る場所を作っていく話です。
お湯加減は最高です。どうぞ、ごゆっくり。
文字数 293,545
最終更新日 2026.10.27
登録日 2026.09.17
専業主婦の遥は、ある日突然、夫から若い愛人を連れ込まれた末に「離婚だ、出ていけ」と家を追い出される。だが、その家の土地は遥の名義、建物は実家の建設会社のもの。夫が「住宅ローン」と信じて十年払い続けた九万円は、一円も銀行へ流れてなどいなかった。涙の代わりに証拠と登記簿を集め、両親と弁護士、そして「あなた名義のローンなど存在しない」と告げる銀行員を引き連れて、彼女は静かに我が家へと帰っていく。
文字数 5,392
最終更新日 2026.06.09
登録日 2026.06.09
幼馴染のいいなづけとして育ってきた銀狼族の族長エーリヒと、妻ローゼマリー。
だがエーリヒに運命の番が現れたことにより、二人は離別する。
しかし二年後、修道院に暮らすローゼマリーの元へエーリヒが現れ――!?
文字数 7,115
最終更新日 2026.01.17
登録日 2026.01.17
テリシアの婚約者セシルは、病弱だという幼馴染にばかりかまけていた。
自身で稼ぐこともせず、幼馴染を庇護するため、テシリアに金を無心する毎日を送るセシル。
そんな関係に限界を感じ、テリシアはセシルに婚約破棄を突き付けた。
テリシアに見捨てられたセシルは、てっきりその幼馴染と添い遂げると思われたが――。
その幼馴染は、道化のようなとんでもない秘密を抱えていた!?
はたして、物語の結末は――?
文字数 4,186
最終更新日 2021.05.10
登録日 2021.05.07
エルフ×異世界転移人 ある日突然異世界に転移し、奴隷オークションにかけられてしまう。人間がよわよわで愛玩奴隷やペットとして扱われる世界で、怯える彼女を落札したのは、美しいエルフの貴族セイラスだった。そんな彼に性的にいっぱい可愛がられる。
「な、なんで……私を買ったんですか?」
恐る恐る尋ねる。女性に困っていなそうな男が、わざわざ私を買うなんて、よっぽど特殊な趣味でもあるのだろうか。
「そうだな。まぁ……一目惚れだ。あの汚らわしい連中の前で、涙ぐみながら強がる君の姿が、酷く愛らしくてね。私だけのものにして、暴きたくなった」
奴隷として酷い扱いを受けると覚悟していたメイカだったが、屋敷で待っていたのは異常なほどの過保護と甘やかしの嵐!その後、恐ろしかった彼に優しく初めてを奪われ、 嫉妬されお仕置きエッチしたり、イチャラブ仲直りエッチ♡するお話。
ハッピーエンド保証!甘い執着心と独占欲の含んだ愛でヒロインを包み込む …… エロ多めの愛されTL
◇人物紹介
メイカ(ヒロイン)
「最初はあんなに怖かったのに……こんな束縛を可愛いと思ってしまうなんて、私ってチョロいのかな」
異世界に転生した途端、奴○として売りに出されてしまった不遇のヒロイン。
最初は言葉数が少なく無表情なセイラスの威圧感に怯えていたが、彼から与えられる不器用な優しさと、魔力による圧倒的な快感に抗えず、次第に彼なしでは生きられない心と身体へと蕩かされていく。
セイラス(ヒーロー)
「お前を一生離さない。私のすべてを懸けて、永遠にお前だけを愛し、甘やかしてやる」
圧倒的な魔力と富を持つ美しいエルフの貴族。
他者に一切の関心を抱かず、近づく者に容赦のないため白銀のセイラスと畏怖されている。
しかし競売でメイカを一目見た瞬間一目惚れし、激しい執着と独占欲が爆発。規格外の巨根と魔力でメイカを翻弄する。最初は人間への接し方がわからずメイカを怖がらせてしまうが、結ばれてからは四六時中くっついて離れない過保護な甘えたがりに。
文字数 30,948
最終更新日 2026.07.18
登録日 2026.07.17
「お姉様も、もう泥遊びは終わりにできるわね」
妹の婚約披露のため、明朝から薬草園を掘り返す。父はそう正式に命じた。
そこは、王太子殿下の解毒薬を作れる、たった一つの薬草園だ。
伯爵令嬢リディアは、亡き母から受け継いだ銀星草を育てる薬用区画主任。完成薬は十二本。今ある危険には備えられても、園を失えば、次の一本は作れない。
「必要になれば、お前が別の場所でまた育てればよい」
「だって、それがお姉様の仕事ですもの」
壊すのは自分たち。直すのは姉。父と妹は、当然のようにそう考えていた。
けれど、もう埋め合わせるつもりはない。
リディアは完成薬十二本を施療院へ移し、種と挿し穂を避難させ、夜明け前に始まった掘り返しを、薬用区画主任の権限で正面から止める。
「ここは母が作った園です。そして今は、未来の患者の園です。どちらも、あなたの披露の飾りにはしない」
黒く変色した根を前に、王太子殿下が現場へ立った。妹の言葉は、書記官の手でそのまま記録される。
父は総監の職を失い、妹は望んだ舞台のすべてを失った。
そして殿下が問う。「園を残せば、それでよいか」
「いいえ」
リディアが求めたのは、園の存続だけではない。母と自分の名を功績として記録に刻むこと。そして、誰か一人の一存では二度と潰せない仕組みを、自分の手で作ること。
危機対応を一人で抱えてきた王太子付き侍医テオドールと、働き方も、その先の関係も、自分たちで選び直していく。
全7話・完結。ざまぁと職業的名誉回復、そして相互尊重のハッピーエンドです。
文字数 14,708
最終更新日 2026.07.31
登録日 2026.07.31
冒険者で、魔法使いで、左足が義足。それが俺。髪は銀髪、目は緑、名前はフィルという。
俺の相棒でありポーター(荷運び)のヴァルは、酒ばかり飲みたがるし、誰にも戦う姿を見せていない。そのせいで、周囲の冒険者たちは俺がヴァルを甘やかしていると思っているらしい。
けれど俺に『竜殺し』なんて通り名がついたのはこの相棒のせいだ。こいつは本性を隠している。まあ、俺も過去を隠しているから、お互い様だ。だって、知られない方がいいだろう。俺の左足が義足なのは、ヴァルに『喰われた』からだなんて。
※他サイトにも投稿しています。
※R15程度
文字数 13,967
最終更新日 2026.10.27
登録日 2026.10.25
婚約者が中々決まらなかったジゼルは父親らに地味な者同士ちょうどいいと言われ、同じ境遇のフィルマンと学園入学前に婚約した。
それから3年。成長期を経たフィルマンは背が伸びて好青年に育ち人気者になり、順調だと思えた二人の関係が変わってしまった。フィルマンに思う相手が出来たのだ。
その令嬢は三年前に伯爵家に引き取られた庶子で、物怖じしない可憐な姿は多くの令息を虜にした。その後令嬢は第二王子と恋仲になり、王子は婚約者に解消を願い出て、二人は真実の愛と持て囃される。
この二人の騒動は政略で婚約を結んだ者たちに大きな動揺を与えた。多感な時期もあって婚約を考え直したいと思う者が続出したのだ。
フィルマンもまた一人になって考えたいと言い出し、婚約の解消を望んでいるのだと思ったジゼルは白紙を提案。フィルマンはそれに二もなく同意して二人の関係は呆気なく終わりを告げた。
それから2年。ジゼルは結婚を諦め、第三王子妃付きの文官となっていた。そんな中、仕事で隣国に行っていたフィルマンが帰って来て、復縁を申し出るが……
ご都合主義の創作物ですので、広いお心でお読みください。
他サイトでも掲載しています。
文字数 215,303
最終更新日 2024.03.11
登録日 2023.12.13
「ロザリンド・メイア、お前との婚約を破棄する!」
私、ロザリンド・メイアは、クルス王太子に婚約破棄を宣告されました。
「商人の娘など、元々余の妃に相応しくないのだ!」
あーそうですね。
私だって王太子と婚約なんてしたくありませんわ。
本当は、お父様のように商売がしたいのです。
ですから婚約破棄は望むところですが、何故に婚約破棄できるのでしょう。
王太子から婚約破棄すれば、銀貨3万枚の支払いが発生します。
そんなお金、無いはずなのに。
文字数 5,516
最終更新日 2020.11.16
登録日 2020.11.14
お詫びのメールは、最後まで読まなかった。漏れても、何も起きなかったからだ。
28歳の会社員・木村航のスマホが、夜中の2時14分に震え出す。メール、通販サイト、SNS、ネット銀行。パスワードが次々に書き換えられ、残高は0円になった。問い合わせ窓口のAIは繰り返す。「ご本人様確認のため」──確認コードは、もう彼の手元には届かない。
朝には頼んでもいない荷物が玄関に並び、会社に行けば、自分の免許証の画像を添えた殺害予告が待っていた。投稿者の名前は、木村航。
会社を追われ、警察には「書き込んでいないという証明もない」と言われ、アパートの前には配信者が立つ。
航はスマホを捨て、母が持たせてくれた1万円札だけを手に、5年帰っていない実家へ向かう。そこなら、自分を自分だと言ってくれる人がいるはずだった。
2026年秋。誰の身にも起こりうる、乗っ取りの悲劇。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【本作について】
※本作は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」「エブリスタ」「ノベルアップ+」「原石航路」に同時掲載しています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
文字数 11,417
最終更新日 2026.10.09
登録日 2026.10.09
「無能」と実家を追放され、辺境の大書庫で暮らす令嬢アリア。
ある雪の夜、彼女が命がけで救ったのは、瀕死の『白銀の仔狼』だった。
──けれどそのもふもふ、正体は脳内に直接「百年待った、僕の妻」と囁いてくる激重な精霊王さまで!?
夜は首元にマフラーみたく巻き付くのに、他の男には全力で威嚇。可愛い仔狼姿からのぞく独占欲が、もう全然隠せていません!
一方、アリアを捨てた実家は勝手に没落していき……?
文字数 101,609
最終更新日 2026.06.25
登録日 2026.06.16