「しの」の検索結果
全体で8,892件見つかりました。
※本編すべて縦書き読み推奨です。
退廃と孤独を纏う青年・雪は、決まった誰かを必要とすることも期待することもなく、ただ「自分勝手に生きる」日々を選んでいた。
酒とタバコに逃げるような夜、彼は寂れた路地裏で、一人の女と出会う。
ラベンダー色の髪と瞳を持つその女――水樹千弦。冷たく、他人に興味を持たないように見える彼女は、まるで人間の感情を拒むように静かで、そして美しかった。
偶然を装い、会話を交わし、少しずつ重ねられていく時間。最初は興味本位だった雪が惹かれていくほどに、千弦の内側には「人を嫌う理由」と「それでも誰かと繋がりたい痛み」が見え始める。
「期待しなければ期待されないものよ、彼らはね」
孤独を美学に変えてきたふたりが、路地裏の小さなバー〈twinkly〉で語らう夜。
煙の向こうに揺れる心の影が、やがて互いの過去を映し出していく。
プラネタリウム、花屋、夜明けのベランダ――無機質な都市の片隅で、ふたりは「期待」と「救い」の境界を探していく。
壊れたままの大人と、大人になりきれなかった子供。
それぞれの傷を抱えたまま、ほんの少しだけ歩み寄るように。
「ほら、俺ばっか見てるとシャッターチャンス逃すんじゃない?」
「……そうね。同じ瞬間は二度と来ないもの、大切にしないとね」
他者に期待されることを恐れてきたふたりが、初めて「誰かの隣にいる」ことを選ぶ。
それは恋ではなく、赦しでもなく――ただ、同じ空気を吸い、同じ光を見上げるという奇跡のような共存だった。
都市の喧騒から少し外れた路地裏で、煙と光のあわいに交わる二人の孤独。
そこに生まれるのは、誰かの救いを待たない“静かなユートピア”。
孤独を知る全ての大人に贈る、再生と赦しの物語。
――あなたの心の奥にある「路地裏」は、まだ誰かを迎え入れる余地があるだろうか。
文字数 30,412
最終更新日 2025.10.26
登録日 2025.10.26
一瞬、神の声が聞こえた
目の前にある現実とは?
私の瞳に映る、それは?
別に、特別な事なんて望んでない
普通に、生きたかっただけ
それですら、適わないのか
ならどうして
神は、私を産んだのだろうか
他人には与えなかった
永遠に続く
試練を
何故、神は私に与えたのだろうか
世の、世間に、問いたい
腐りゆく 自分の 臭いを
嗅いだことは ありますか
神が それを あたしに
課すのであれば
誠意を持って 返してやる
唾を 吐きかけて
全身全霊 応えてやるから
神よ 見とけ 見届けろ
あたしの 人生を
Always, no, sometimes think it’s me
But you know I know when it’s a dream
I think, er, no, I mean, er, yes
But it’s all wrong
That is I think I disagree
いつもじゃない、たまに——
私が“おかしい”のかもって思う
でも、ねえ、わかってるんだ
それが夢の中の話だってこと
わたし、ううん……違う
いや、やっぱり——そう……かもしれない
でも全部、違ってる
きっと違うんだ
わたし、違うと思う
文字数 2,301
最終更新日 2025.11.08
登録日 2025.11.02
貧乏暮らしのリズの元に届いた一通の手紙。それは王子様との舞踏会の招待状だったが…。シンデレラ的王道ラブストーリーです。
文字数 17,288
最終更新日 2017.02.26
登録日 2015.04.24
普通の大学生だった僕は、家族との確執から家を飛び出し、夢を追って東京へと向かった。
所持金わずか1万円と少しの小銭。夜行バスに大半をつぎ込み、住む場所もなく、日比谷公園に住み始める——
何も知らずに野宿生活を始めた場所。そこは「ハッテン場」だった。
その偶然が偶然を呼び、温かい出会いを重ね、夢を追いかけた短い夏へとつながる。
しかしそのすべては、あの「20分間、全裸でステージに立った夜」へと繋がっていく。
この物語は、『ステージに裸で立った20分』の数ヶ月前を描いた前日譚です。
全13話+1話予定です。(1話延びてしまいました)
R18要素は第4話のみですが、未熟で愚かな若者が必死に生き延びようともがいた、痛々しくも切ない青春サバイバルをお楽しみいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
文字数 18,968
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.05.06
工藤 夏樹は従兄妹の工藤 夏海に恋をしていた。しかし都会暮らしの彼女とは夏休みしか会うことが出来ない。だが夏樹は自分の思いを伝えられずに毎年夏休みを過ごしていた。
そんな夏樹だったが高校2年の夏、彼女に思いを伝えることを決意した。
だが彼女と会えるのが本当の意味での最後になるとは誰も知る由がなかった。
文字数 31,517
最終更新日 2021.02.04
登録日 2020.01.08
日頃テレビやネットで見ていて、動物保護に関わる活動をされている方々には、深く尊敬の念を抱いています。
今回の作品は、様々な状況に置かれた犬たちの視点で物語は進みます。
救いの手が必要な命たちと保護活動を行う方たちへの、私なりのエールとして書かせていただきました。
一括りで保護活動に関わる方といっても、保護団体から個人で活動する方々や、カフェやペットショップ、最近では一部のホームセンターでも活動されるようになりました。そして、ほぼ無償で治療を行う獣医さんやスタッフの方、保護犬・保護猫を人慣れさせるために預かっている方、保護犬・保護猫を家族として迎え入れた方など、このように沢山の方たちが関わっています。
これだけ沢山の方々が連携を取って活動するのはただ1つ、何処かで辛い思いをしている大好きな動物たちを1匹でも多く救うためです。言葉にするのは簡単ですが、実際の苦労は言葉では到底言い表せるものではないでしょう。心を病んだ飼い主を説得し、飢えて、汚れて、傷ついて、病んだ子たちを救出していく。救えた命もあれば、手の施しようがなく旅立った命もあったでしょう・・・。考えただけで、身を引き裂かれるような思いに駆られてしまいます。
本来、弱いものを助けることは誰にでも出来る筈の当たり前のこと。けれど実際は、残念ながら誰にでも出来ることではありません。
誰にでも出来ることで、実際出来ているのなら、もう保護活動の必要性がない筈だからです。
酷い環境に置かれた動物たちがいることを、私を含む多くの人は、テレビ・ネット画像・文字で認識しています。
ただそれは、画面越し・言葉越しの切り取られた[かわいそう]でしかありません。
けれど、保護活動を行う方々は、現場の匂い・悲痛な声・凄惨な姿や空気が漂う、現実に実在する地獄、[かわいそうの向こう側]へ踏み込んで、向き合い、1匹でも多く、救える命を救うことに、全力を人生を注いでいる。
そういった意味合いをタイトルに含ませました。
詳しい知識も表現力もないので、現状を知る方々からすれば、この作品はかなり幼稚な想像物です。
けれど、1人でも多く何か感じ取っていただけたら嬉しく思います。
文字数 5,972
最終更新日 2021.04.14
登録日 2021.04.09
冴えない人生を送ってきた僕、東雲 有都(しののめ あると)は事件に巻き込まれてしまった結果、異世界転移することに……。
転移先は【剣と魔法のファンタジー世界】と聞いて心を踊らせるが、モブな僕には魔法は扱えないと言われてしまい愕然とする。
女神様から一つだけ欲しいものを与えると言われた僕は、せめて病気をすることなく健康的に暮らしたいと思い『神々と同じくらい丈夫な身体』(健康的な意味で)を望むが、女神様は『神々と同じくらい丈夫な身体』(物理最強的な意味で)と勘違いしてしまい……?!
全能すぎるまさかのチート能力で、ここから僕の異世界征服が始まる!
ラノベ界最強のモブ主人公が、ここに爆誕!
文字数 19,847
最終更新日 2021.09.04
登録日 2021.09.03
本が大好きな小学五年生、星乃 朱莉(ほしの あかり)。
彼女の正体は、千年前、七体の魔神を封印した伝説の「星光姫(プリンセス)アステル」の生まれ変わりだった!
ある日、図書室で見つけた光る本『アステル』を開いた途端、朱莉は異世界へ飛ばされる。
そこで出会ったのは「おっす!」と陽気な勇者リュートと、その背後に迫る一つ目の魔神だった。
リュートから星光の杖を受け取った朱莉は、星光姫(プリンセス)アステルへと変身する。
「魔神の封印は私におまかせ!」
リュートと朱莉の、ワクワクいっぱいの魔神封印の冒険が、いま始まる!
文字数 43,608
最終更新日 2025.07.31
登録日 2025.07.31
かつて「最強」と呼ばれた伝説の魔法騎士――
95歳でその生涯を終えたライザルドが、目を覚ましたらまさかの異世界⁉
しかも魂だけの半透明な状態で、知らない国の王宮の牢の中。
「どういうことだ…」と困惑するライザルドの前に現れたのは、若くて真面目なイケメン国王。
彼の国は、12の国が集う大陸でダントツの最下位!
そんな王から頼まれたのは――
「どうか、我が国を勝たせてほしい!」
最強だったけど今は魂。けれど、1日10分だけ若き肉体で実体化できて、しかも昔の魔力もそのまま!?
これはもう、やるしかない!
最強の魔法騎士と弱小国家の王たちが挑む、ゆるくて熱い異世界ファンタジー!
文字数 42,916
最終更新日 2025.09.25
登録日 2025.07.20
南條陽華(なんじょう はるか)は、日本のオタク女子高生。
裁縫も得意で、ロゼットやデコカードケース等を百円均一店で買った材料で作ることも楽しんでいた。
彼女が推しているのは、2次元音楽コンテンツから始まった2人組のアイドルグループ・ディスティルータ(Destiruta)の片割れ、天真(てんま)。ディスティルータ(Destiruta)は最初イラストから始まったがリズムゲーム化されたことで人気に火が付き、やがて中の人がアイドル活動をするようになって生まれたアイドルだ。界隈のファンからは「2.5次元アイドル」と呼ばれている。
ある日陽華は、推し仲間に誘われて参戦したディスティルータ(Destiruta)のライブで、最推しの天真(てんま)と目が合った気がした。
勿論オタクの幻想だと思っていたが、後日なんと天真と陸明(りくあ)に呼び止められ……
推していたアイドルは〇〇〇〇でした⁉
アイドルのライブから始まる、異世界転移ファンタジー!
※カクヨムにて掲載中。
登録日 2025.10.13
ある日ベテラン警察小田原和樹の所に新人警察が来たなんとその新人はとんでもない新人だった急遽その新人とバディーを組む事になり...。
文字数 1,082
最終更新日 2020.03.23
登録日 2020.03.18
「あの女は公爵家の嫁として相応しくありません!よって婚約を破棄し、新たに彼女の妹と婚約を結び直します!」
自信満々で、男は父にそう告げた。
「そうか、分かった」
父はそれだけを息子に告げた。
息子は気付かなかった。
それが取り返しのつかない過ちだったことに⸺。
◆例によって設定作ってないので固有名詞はほぼありません。思いつきでサラッと書きました。
テンプレ婚約破棄の末路なので頭カラッポで読めます。
◆しかしこれ、女性向けなのか?ていうか恋愛ジャンルなのか?
アルファポリスにもヒューマンドラマジャンルが欲しい……(笑)。
あ、久々にランクインした恋愛ランキングは113位止まりのようです。HOTランキング入りならず。残念!
◆読むにあたって覚えることはひとつだけ。
白金貨=約100万円、これだけです。
◆全5話、およそ8000字の短編ですのでお気軽にどうぞ。たくさん読んでもらえると有り難いです。
ていうかいつもほとんど読まれないし感想もほぼもらえないし、反応もらえないのはちょっと悲しいです(T∀T)
◆アルファポリスで先行公開。小説家になろうでも公開します。
◆同一作者の連載中作品
『落第冒険者“薬草殺し”は人の縁で成り上がる』
『熊男爵の押しかけ幼妻〜今日も姫様がグイグイ来る〜』
もよろしくお願いします。特にリンクしませんが同一世界観の物語です。
◆(24/10/22)今更ながら後日談追加しました(爆)。名前だけしか出てこなかった、婚約破棄された側の侯爵家令嬢ヒルデガルトの視点による後日談です。
後日談はひとまず、アルファポリス限定公開とします。
文字数 11,402
最終更新日 2024.10.22
登録日 2022.06.27
駅と空港のために作られた巨大交通都市《アピオ》。
電車、バス、飛行機などすべての交通機関が揃い、商業施設や娯楽施設であふれた夢のような都市である。
そんなアピオで働くものはとある条件のもと、家賃なしの社宅に暮らすことができる。
その条件はーーアピオから一歩も外へ出てはいけないこと。
そんな社宅で暮らすことを選んだ新人駅員・アカネは、社宅住みを選んだ駅員たちが集まるヨロズ部に配属され、癖が強い駅員たちとの仕事に奮闘していく。
全世界どこへでも行くことができる都市で働きながらも、どこへも行くことができないものたちの少し変わったハートフルお仕事奮闘記。
文字数 7,597
最終更新日 2025.10.18
登録日 2025.10.17
乙女ゲームの世界に転生したかったオタク・吉川芽衣は透明人間のように影が薄い自分に嫌気が差して、毒を飲んで死のうとする。
しかし、目の前にゲームに出てきそうな高校生王子様が現れたので、この世界で頑張ってみることにした。
その愛しの王子様にマーメイドになれと命令されて、芽衣の人生は大きく変わっていく。
王子様のために、メイクやスキンケアを磨いて可愛くなるオタクと、高校生王子様と、ツンデレ高校生の三角ラブストーリー。
【エブリスタにもタイトルを変更して投稿しています】
文字数 89,074
最終更新日 2019.01.18
登録日 2018.11.10
【第5回ライト文芸大賞奨励賞受賞】
忘れられない人がいる――
でも、自分のせいで不幸にしてしまった彼にもう一度会う術を、私は持たない。
心に深く想いを残したまま、新しい街で始めた新しい暮らしの中、
その人と出会った。
その瞬間……音をたてて時間が巻き戻った。
あなたは……彼? それとも……
激動の運命に翻弄される、一途な初恋物語。
【あらすじ】
義父から暴力を受ける小学生の千紗は、学校でも孤立した存在だった。
同じクラスの紅也と親しくなるが、悲しい事件のあと、もう二度と会えなくなってしまう。
全てが自分のせいだと後悔する千紗は、新しい土地で十六歳になり、紅也の面影を感じさせる蒼之と出会う。
迷いながらも一歩を踏み出そうとするが、「彼」と衝撃の再会を果たしてしまい……
過酷な運命に翻弄される二人の――奇蹟の物語。
文字数 135,042
最終更新日 2021.05.27
登録日 2021.04.29
社畜として日々疲弊している社会人三年目の一ノ瀬美紀は、向かいの大豪邸に住むお嬢様女子高生のことを人生をかけて推していた。苗字しか知らない佐久間ちゃんのために、似合いそうな服を買い漁り、推し貯金という名の現金を三百万円ほど貯めている。それらの推し活が気持ち悪いと自覚しており、その所為で生活は苦しいが、佐久間ちゃんのことを思うと満たされた気持ちになることができた。
そんなある日、一ノ瀬が出勤しようとボロアパートから出ると、突然推しから声を掛けらる。仕事も手につかない程舞い上がった彼女は有休を取り、今朝の出来事を思い出しながら眠りについた。
夜、誰かが訪ねてくる声で目を覚ました一ノ瀬は愕然とする。玄関の扉の向こうにいたのは、なんと推しの佐久間ちゃんだったのだ。
文字数 4,022
最終更新日 2022.03.06
登録日 2022.03.06