「家族」の検索結果
全体で11,444件見つかりました。
「武具を作らない鍛冶師とは未来を描けない。」
そう言われ、婚約者との未来は終わった。
彼は武具こそ人を守るものだと信じていた。
私は料理道具や農具など、人々の暮らしを支える道具を作り続けてきた。
どちらが正しいかではない。
ただ、お互いの仕事を理解できていなかっただけだった。
婚約解消を機に家族の工房へ戻った私は、料理人、パン職人、農家、そして領主たちの仕事を一つひとつ見つめ、本当に必要とされる道具を作り続ける。
やがて変わり始めたのは、道具だけではなかった。
人が育ち、現場が育ち、領地が変わっていく。
これは、使う人を見続けた一人の鍛冶師が、人を支える仕事の本当の価値を証明していく物語。
文字数 65,431
最終更新日 2026.08.29
登録日 2026.08.01
【あらすじ】
Ωでありながら騎士を志し家族や周囲から蔑まれ続けてきたエル・ド・オルフェン。
名誉ある死を望み立った戦場で、彼は敵国エルグラドのα英雄ラグナ・ヴァレリアンと出会う。圧倒的な強さを誇る英雄は、剣を握る美しいエルに一目で心を奪われる。
その邂逅をきっかけに、エルのヒートが誘発され、抗えず身体を重ねてしまう二人。
エルは捕虜という名目で、ラグナに連れて行かれることになる。
やがて妊娠を自覚したエルはラグナの元から逃亡する。
差別と戦場から始まった物語は、家族という静かな幸福へと辿り着く――
これは、差別を受けたΩ騎士が、愛を知り、自らの居場所と未来を掴み取る物語。
【⚠️注意⚠️】
※本作品はオメガバース設定を含みます
※性描写あります
※男性妊娠・出産描写があります
※敵対関係から始まる関係性/強引な展開を含みますが、物語の最終的な方向性は愛情重視・家族形成・ハッピーエンドです
※差別表現・戦争描写がありますが、いずれも物語上の演出です。
※苦手な方は閲覧をお控えください
文字数 30,436
最終更新日 2026.01.18
登録日 2026.01.18
名門薬師一族に生まれたエリシアは、才能なしと蔑まれ、家名を守るために追放される。
だがそれは建前で、彼女の異質な才能を恐れた家族による処刑だった。
雨の夜、毒を盛られ十七歳で命を落とした彼女は、同じ世界の片隅で赤子として転生する。
血の繋がらない治療師たちに拾われ、前世の記憶と復讐心を胸に抱いたまま、
“最強薬師”としての二度目の人生が静かに始まる。
文字数 68,610
最終更新日 2026.01.04
登録日 2026.01.04
世界中の貴族が集う華やかなオークション付きの夜会で、
公爵令嬢シルヴィアは王太子から突然の婚約破棄を言い渡される。
「お前には価値がない」
侮辱と嘲笑の中、家族からも勘当されるシルヴィア。
――けれど彼女は、静かに一歩を踏み出した。
「出品番号に追加を。
“元公爵令嬢シルヴィア・フォン・アルトレイン”。
条件は、落札者の望む形での雇用……婚姻も可で」
嘲りの視線が集まる中、予想外の入札が次々と飛び交い、
やがて現れたのは隣国ヴァルディア帝国の第一王子。
そして落札価格は――誰も想像しえない桁へ。
捨てられたはずの令嬢が、世界を揺るがす“最高値”へと変わるとき、
彼女の人生は静かに動き始める。
「シルヴィア。君の席は、すでに用意してある」
これは、価値を奪われた令嬢が、
本当の居場所と、たった一人の伴侶を手に入れる物語。
作品に含まれる要素
文字数 7,986
最終更新日 2025.12.02
登録日 2025.12.02
侯爵家の嫡女として生まれた私は恵まれていた。優しい両親や信頼できる使用人、領民たちに囲まれて。
けれどその幸せは唐突に終わる。
両親が死んでから何もかもが変わってしまった。
叔父を名乗る家族に騙され、奪われた。
今では使用人以下の生活を強いられている。そんな中で唯一の味方だった婚約者にまで裏切られる。
どうして?ーーどうしてこんなことに‥‥??
もう嫌ーー
文字数 10,657
最終更新日 2024.02.03
登録日 2024.01.30
『続・わけありのイケメン捜査官』は、ホークがあらたな任務でボストンから東京へ――
『わけありのイケメン捜査官』本編は……彼はホークと呼ばれる米国歳入庁(IRS)の特別捜査官。イギリス人だが、14歳で家出した彼の過去は機密扱いになっている。今回の任務はロンドンの証券会社に潜入し、ロシアの富豪が北米の犯罪収益を資金洗浄(マネーロンダリング)している証拠を掴むこと。そして前任者の死の真相を突きとめること。ホークは株式営業担当として入社するが、膨大な業務に忙殺され、捜査は難航する。どっちが本業かという有様で、前任者の謎の行動を辿り、社内にいる犯罪組織の協力者を探り、証人の美女を保護しようとする。やがて真相に近づくホークに何者かの魔手が迫る。更に機密のはずの家族を巻き込む事件が起こり、ホークは捨て身の救出に向かう。犯罪組織の手先を追い詰め対決の末、任務完了。帰国を前にしたホークに会いに来たのは……。
主な登場人物
ホーク……米国歳入庁(IRS)特別捜査官である主人公の暗号名。今回潜入中の名前はアラン・キャンベル。恋人の前ではデイヴィッド・コリンズ。
トニー・リナルディ……米国歳入庁の主任特別捜査官。ホークの上司。
メイリード・コリンズ……ワシントンでホークが同棲する恋人。
カルロ・バルディーニ……米国歳入庁捜査局ロンドン支部のリーダー。ホークのロンドンでの上司。
アダム・グリーンバーグ……LB証券でのホークの同僚。欧州株式営業部。
イーサン、ライアン、ルパート、ジョルジオ……同。
パメラ……同。営業アシスタント。
レイチェル・ハリー……同。審査部次長。
エディ・ミケルソン……同。株式部COO。
ハル・タキガワ……同。人事部スタッフ。東京支店のリストラでロンドンに転勤中。
ジェイミー・トールマン……LB証券でのホークの上司。株式営業本部長。
トマシュ・レコフ……ロマネスク海運の社長。ホークの客。
アンドレ・ブルラク……ロマネスク海運の財務担当者。
マリー・ラクロワ……トマシュ・レコフの愛人。ホークの客。
マーク・スチュアート……資産運用会社『セブンオークス』の社長。ホークの叔父。
グレン・スチュアート……マークの息子。
文字数 322,260
最終更新日 2025.03.13
登録日 2023.09.29
クリスマス・ナンバーという都市伝説のような話がある。
クリスマス・イヴである12月24日に、
子どもではなく、大人を過去に戻らせてくれるというサンタクロースが現れるという。
会ったことがあるという者が時折現れるが、真偽は誰にも分からない。
だが、これは本当に都市伝説なのだろうか。
文字数 68,133
最終更新日 2025.11.25
登録日 2025.10.17
五歳児を集めた洗礼式で、俺の触れた水晶が強烈な光を放った。
教会中が真っ白になるほどの鮮烈な光が収まった後、父曰くの「なぜかキラキラ輝くエフェクトのようなもの」がが俺の周りを彩っていたという。侍従曰く「まるで天使が降臨したかのようでした」。
なんだそれ。
みなが唖然とする中、司教が感動に打ち震えながら叫んだ。
「なんと!特殊スキルです!120年ぶりに特殊スキルが授けられました!」
俺は顔には出さなかったが、内心「やった! 勇者だ! 」と浮かれた。 厨二だというなかれ、五歳児なんてそんなものだ。
だが神は無情だった。静まり返るホールに、司教の興奮に上ずった声が響き渡る。
「なんと……スキル名は『美』! 『至上の美』です! 」
俺はポカンと口を開けた。
スキルの名は「美」。
聞き間違いでもなんでもない、「美」。なんなら「至上の」が付いている。
俺の口から高位貴族の子弟に到底相応しくない言葉が飛び出した。
「は? 今なんて?! ふざけてんのかこの野郎! 」
「やはりそのお美しさは天に愛されたゆえだったのですな! いやはや、天使が実在しようとは……っ! 」
いや、おかしいだろう司教! 膝まづいて祈ってる場合じゃない。正気に戻ってくれ!
司教はそのまま膝で俺にじり寄り、うっとりとした表情で俺を見つめた。なんなら涙ぐんでいる。
いや、マジでなんだこれ? 勇者じゃねえのかよ!
俺の手を取ろうと伸ばされた司教の腕を、俺はさりげなく払いのけた。
盛り上がる会場とは逆に、俺も含め俺の家族は全員無の境地だ。
それはそうだろう。男に「特殊スキル美」。いったい何の役に立つというのだ。
父は頭を抱えた。
「どうしてこんなことに……」
うん。それを言いたいのも俺だ。マジで勘弁してくれ女神!
「美」だって?
それがスキルだというおかしさはともかく、そんなもん聖女だとか王妃だとか、とにかく女性に与えるべきだろう。傾国の美女は女性だから物語になるのだ。傾国の美男子なんぞ、ヒモや男娼になる未来しか見えない。いずれにせよロクなもんじゃない。
俺は「剣術」だとか「体術」、百歩譲って「敏捷」などを期待していたのだ。だって強そうだし。
特殊スキルっていうから「勇者」かと思ったのに、まさかの「美」?
これはあり得ない特殊スキルを与えられたあり得ない美貌を誇る「平凡に生きたい」令息のお話。
※※※※※※
タイトル変更いたしました。旧タイトル「特殊スキル「美」を持つ令息は、路傍の石になりたい。」
※作中イラストはBringImageCreaterにてAI作成しております。(基本モデルMAI-Moder使用)
※タイトルは作者撮影の写真を加工し作成しております。
※ 未管理著作物裁定制度による無断転載禁止
文字数 119,836
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.04.20
ーーー自分は、誰のもとでも幸せになることはできない。
どん底から始まる溺愛オメガバース小説。
本編第4章、241話完結。
番外編、10話完結。
自己肯定感低い不憫Ω
独占欲強めの溺愛α
【ご案内】
⚠️はR18
話が進んでいくにつれて変態性の高いえっちシーン多めになりますので注意です。
なんちゃって貴族小説なので、多少の設定のブレなどは目を瞑ってください。
【あらすじ】
オメガであるエリアスは、家族に愛されることなく美しい弟と比較されて生きてきた。
いつか、金のために売られる日を想像して息を殺して。
そして、ある日エリアスに突然縁談が申し込まれる。
それは、元々商人で近年爵位を得た新興貴族であるハルトマン家からのものだった。
エリアスは家を出られるという希望のため、貴族の妻を迎えたいという目的だけのための結婚であっても構わないと思い、顔合わせに臨む。
そこでは、ハルトマン家の当主であるヴォルフに冷たい目で品定めされた。
その目を見て、美しい弟と間違えて申し込まれた縁談であることを悟る。
元々商人であるハルトマン家に「贋作」の妻として迎えられる。
最悪の結婚式の日、エリアスは「自分は誰のもとでも幸せになることはない」と確信した。
文字数 413,751
最終更新日 2026.01.20
登録日 2025.12.11
【よわよわメンタル】【新規さんで吐き気を催す配信者】【総合的にはリアルJCが飲酒してることに】【だから成人男性ってことにしてるんだろ!】【草】
人間関係をこじらせて大学を中退した僕は、弱小個人勢VTuberとして地味に平和に男として配信生活。
なのにある朝、アバターそっくりの女の子にTSしてた。なんでぇ……?
ボイチェンで地声を隠して配信を続けるも、不具合でロリ声バレ。泣いて吐いて漏らして落ち着いたら、さらにカメラの不具合で女の子な顔までバレる悲しさ。盛大に吐いた。
今度こそもう人生終わった……と思いきや、なぜかリスナーも家族も歓喜する始末。えぇ……困惑してるの、僕だけ? あ、泣きそう……吐きそう……吐く……。
成人男性→中学生女子のメンタルよわよわ配信者「こはねちゃん」がバズりと女の子の肉体に振り回されるも、ちょっとだけ成長するお話。でもお外は怖いままのようです。
◇
あずもももです。新作のTS×Vtuber×配信ものです。TS成分と配信成分多めないつものです。
Vtuberなかわいいアバターそのものになっても対人能力がおしまいな「こはねちゃん」が、隠せば隠そうとするほどバレて悲しい目をするお話です。
文字数 660,387
最終更新日 2026.04.17
登録日 2026.01.09
各話の世界は
「世界の異常気象か、昔の核戦争で人類が一旦絶滅に陥ったせいか、隕石衝突による天変地異や宇宙物質が
紛れ込んだせいか」
などで男の出生率が著しく低下し、男女比が1:30以上の世界である。
子孫を残すためにも、それぞれの世界で価値観や論理間の差異はあれど、
「女は男の喜びのために存在してなんぼ」
であることは共通項である。
ある女は強引にでも男を手に入れたい、ある女は一途に男のために命を
張ってでも尽くし、またある女は家族のために・一度は男に愛されるため
に己の美貌や素養をあげることに邁進するのである。
なお話の内容には多くの残虐描写やカニバリズムも含むために苦手な方は
読まれないことをお勧めします。
エロ描写は多く盛り込んでいます
文字数 59,510
最終更新日 2026.09.20
登録日 2026.08.19
両親のいいとこ取りをした出来の良い兄を持ったジェンシーナ・ペデルセン。そんな兄に似ずとも、母親の家系に似ていれば、それだけでもだいぶ恵まれたことになったのだが、残念ながらジェンシーナは似ることができなかった。
だからといって家族は、それでジェンシーナを蔑ろにすることはなかったが、比べたがる人はどこにでもいるようだ。
それだけでなく、ジェンシーナは何気に厄介な人間に巻き込まれてしまうが、我慢する必要もないことに気づくのが、いつも遅いようで……。
文字数 35,579
最終更新日 2024.10.07
登録日 2024.10.02
スサウ辺境伯家の長女である私、アリアナとウロイカ辺境伯家の嫡男であるガンチャとの婚約は幼い頃に親が決めたものだった。
彼のことが好きだった私は、彼との婚約をとても喜び、彼に好かれるように努力した。そんな彼と結婚して1年が過ぎようとした頃、夫の初恋の相手が実家に戻ってくるという噂が流れた。
その日から夫と義理の家族は私に冷たく当たるようになる。
「お前がいなければ、俺はレイネと一緒になれたのに……!」
私は夫に殺された……はずだった。気がついた時には、夫と結婚する前の辺境伯令嬢時代に戻っていた。
初恋の人と一緒になりたいからと妻を殺すような男を、もう二度と選ぶことはありません。
文字数 48,882
最終更新日 2025.10.04
登録日 2025.09.20
ある日、高校二年生だった桜井渚は魔法を扱うことができ、世界最強とされる精霊王に転生した。家族で海に遊びに行ったが遊んでいる最中に溺れた幼い弟を助け、代わりに自分が死んでしまったのだ。
だけど正直、俺は精霊王の立場に興味はない。精霊らしく、のんびり気楽に生きてみせるよ。
趣味の寝ることと読書だけをしてマイペースに生きるつもりだったナギサだが、優しく仲間思いな性格が災いして次々とトラブルに巻き込まれていく。果たしてナギサはそれらを乗り越えていくことができるのか。そして彼の行動原理とは……?
ロマンス、コメディ、シリアス───これは物語が進むにつれて露わになるナギサの闇やトラブルを共に乗り越えていく仲間達の物語。
※HOT男性ランキング最高6位でした。ありがとうございました!
文字数 481,286
最終更新日 2026.09.19
登録日 2024.03.26
貴族学園の中庭で、婚約破棄を告げられたエリオット伯爵令息。可愛らしい見た目に加え、ハーブと刺繍を愛する彼は、女よりも女の子らしいと言われていた。女騎士を目指す婚約者に「妹みたい」とバッサリ切り捨てられ、婚約解消されてしまう。
ショックのあまり実家のハーブガーデンに引きこもっていたところ、王宮魔術塔で働く兄から助手に誘われる。
喜ぶ家族を見たら断れなくなったエリオットは筆頭魔術師のジェラール様の執務室へ向かう。そこでエリオットがいつものようにハーブティーを淹れたところ、なぜかプロポーズされてしまい……。
「エリオット・ハワード――俺と結婚しよう」
契約結婚の打診からはじまる男同士の恋模様。
エリオットのハーブティーと刺繍に特別な力があることは、まだ秘密──。
⭐︎表紙イラストは針山糸様に描いていただきました
文字数 30,781
最終更新日 2024.12.11
登録日 2024.10.31
「幸せ、なんだけどな…」
「アメリア様?」
小さなつぶやきを拾った侍女のマノンにアメリアは口角を上げ、首を横に振った。
不満を持つなんて、罰が当たってしまう。
「私が知りたいのは恋よ。家族愛ではないわ」
「…」
「私だって愛されたいの」
唯一の不満はそれだった。
アメリアとユーゴの結婚は紛れもなく政略結婚だ。愛がないとは言わない。けれどそれは家族愛であり、燃え上がる様な恋とは別物だった。
文字数 7,598
最終更新日 2026.05.11
登録日 2026.05.11
【注意事項】
◇事情があって非公開にしていた『運命の番と言われましても、私たち殺したいほど憎み合っている(ということのなっている)のですが』をタイトル変更&大幅加筆(3万字ほど加筆)して再公開しました。
完全新作ではありません。
◇R18作品です。
「どんなに憎い女が相手でも、その気にはなるのね」
アデリナ・ミュラー(20)
かつては【帝国の真珠】とうたわれ王太子の妃候補にまでなっていたが、実家が没落し現在は貧乏暮らしをしている。
×
「お前こそ。殺したいほど憎い男の手で、こんなふうになって……」
カイ・オーギュスト(20)
アデリナの実家の仇であるオーギュスト家の息子で、騎士団長の地位にある優秀な軍人。
怜悧な美貌と俺様な性格をもつ。
家族の仇、憎み合うふたりが運命のいたずらにより夫婦となり、子どもを作るはめになってしまい……。
拒めば拒むほど、身体は甘く蕩けていく。嘘つきなのは、心か身体かーー。
文字数 100,573
最終更新日 2022.12.19
登録日 2021.07.14
泥だらけのドレス、冷え切った食事、終わりのない書類仕事。
家族のために尽くしてきたエカテリーナに返されたのは、あまりにも残酷な追放宣告だった。
「呪われた男にでも喰われてこい」
そう笑って送り出した彼らは知らなかった。辺境伯ゼノスが、誰よりも強く、美しく、そして執着心が強い男だということを。
彼の手によって「価値ある女」へと生まれ変わったエカテリーナ。
その輝きに目が眩み、後悔して這いつくばる元家族たち。
「エカテリーナ様、どうかお助けを!」
かつて私を虐げた人たちの悲鳴を聞きながら、私は最愛の夫の腕の中で、静かに微笑む。
文字数 26,160
最終更新日 2026.04.22
登録日 2026.03.18
「私が、ファーレンに嫁ぎます」
その言葉を発した時、不思議なくらいに心が凪いだ。どうやらこの国は私にとって居心地のいい場所ではなかったらしい。単身異国に嫁ぐ不安よりもここから解き放たれる爽快感を、私はこの時確かに感じていた。
亡国の末裔だった祖母譲りの水色の髪を持つ王女アリッサ。王家の色を持たない彼女は『ヴァイラントの花姫』と讃えられる妹を優先する家族に蔑ろにされていた。そんな日々にうんざりしたアリッサは現状を変えるため、妹が泣いて嫌がった縁談を受けてこの国を出ようと決意する。
これは蔑ろにされて育った神の色を持つ王女と、「血濡れの王太子」と恐れられる二人の物語。打算と興味、国同士の思惑が絡まり合って始まった二人の関係は敵国の王宮で少しずつ形を変えていく。その先でアリッサが手に入れたものとは――
打算で嫁いだ異国で、水色の乙女は強かに咲く。
主人公が自分の居場所を見つけようと奮闘する物語です。
R15は保険、タグは追加する可能性があります。
毎度のことながらふんわり設定のご都合主義の話なので、広いお心でお読みください。
あんまり読まれていないので、既に投稿した分も後から加筆・修正しています。ご了承ください。
文字数 254,792
最終更新日 2026.06.26
登録日 2026.04.12