「つ」の検索結果
全体で101,805件見つかりました。
船口哲平にはひとつ年上の幼馴染みがいた。
哲平にとって幼馴染みの岩瀬悠介は兄のような存在だった。
ずっと傍にいるものだと思っていた。
いつの頃からか哲平を遠ざけるようになった悠介。
その理由は謎のまま、悠介はさらに距離を取るように家を出た。
──俺が、何かしたかよ?
久しぶりの再会。
懐かしい感情が、痛く切なく動き出す。
幼馴染み同士の社会人BL
登録日 2021.10.15
物静かで周りとは少し変わった雰囲気のアリスは15歳の誕生日の日に、庭を走り去る白いウサギを見つける。
ウサギを追いかけて行くとそこには煤けた本が。
本を手に取ろうとするとなんと本の中に吸い込まれてしまった。
本の中は幸せな童話の世界とは違い何かがおかしくなってしまっていた。
童話を元に戻してほしいとアリスは頼まれ、童話の中の大きな戦いに巻き込まれていく。
文字数 13,901
最終更新日 2022.10.25
登録日 2022.07.14
目の前にいるダリオは私の知っているダリオではありませんでした。体型や髪型はよく似ていたけど、彼のうなじにはホクロがなかったのです。その代わり親指の付け根に小さな火傷痕がありました。それは私の弟が昔暖炉から跳ねた火の粉に当たってしまったときに出来た痕とよく似ていました。私はそのことに気づいてしまいましたが、誰にも言うつもりはありません。ダリオにも、もう会えない家族にも。――結局は私も彼の共犯者なのですから。
文字数 5,491
最終更新日 2022.11.14
登録日 2022.11.14
私は、夕食の買い物の帰り、公園で、ずっと空を見上げている子どもを見かける。
それから私は、しばしば、その子どもを見かけるようになった。子どもはいつも空を見上げていた。何を見ているのか、何のために? 私はとうとうその子どもに話しかける、あなたは何をしているの? と。
幻想小説です。
小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+様にも掲載しています。
文字数 2,548
最終更新日 2023.01.29
登録日 2023.01.29
あなたは幸せな人間だと思いますか? それとも不幸な人間?
今まで生きてきた人生の中で、どれほどの〝不幸〟を享受すれば幸せになれると思う?
人生の岐路に立つ度に、不幸の道を歩んできた私――四季みことは今日も一人で自分の生き方について嘆き思い悩んでいた。
自分のことを不幸体質な人間だと自覚しながら、それを変えることのできない意気地なしな自分。そんな生活に悩みながら過ごしていたある日、みことはたまたま目に付いた『願いを叶える心霊スポット』に足を向ける。
全てが嫌になり自暴自棄に落ちかけたみことだったが、その時偶然通りかかった男が交通事故に巻き込まれそうになるのを目撃する。
咄嗟に男を助けようと襲う痛みを覚悟したみことだったが――その時間は訪れることなく、恐る恐る目を開けると其処は見知らぬ場所。そして、みことが助けようとした男がいた。
「おまえは〝幽冥(ゆうめい)の月〟に見初められたのだ」
それは『冥婚』という名のもとに行われる、『魂の契り』。
ある理由から自分の〝メ〟を捜していたという男からの突然の求婚に戸惑い拒絶をするみことだったが、そんなみことに対して男は婚礼の意義を説き、必ず振り向かせることを約束する。
自分自身を許し、愛されることで得られる幸せもあるのだと説く男――冥一郎。
言葉はぎこちなく、行動は不器用。なのに――向けられる〝感情〟はただただ、優しい冥一郎に対し、初めはその言葉を信じられず疑心暗鬼に陥っていたみこと。
言葉だけでなく行動を以て示す冥一郎に対し、すれ違いながらも次第に心を寄せ合い互いに惹かれるようになる――。
登録日 2023.01.31
実は私、実の父と兄に銀行扱いされて困っています。「私は人間であって、銀行違う!」と叫んだところで現実が変わるわけでもなく、家出したところでどうにかなるわけでもないから自傷とか自殺を深夜帯とか夜中に実行してんだけど、未遂で終わってさ、「傷が出来た。痛い。」ってならなくてさ、「カッコイイとかあっ、対した事ないや。」で罪悪感とかそういうのは無いからいつも其れだけで終わるんだ。
最近、自傷とか自殺を夜中に実行することが日常茶飯で、心配する人がいなくてさ、止める人もいないから自殺と自傷が加速していくんだ。んで、誰かがいなくなったところで世界が変わるわけでもないし、何かが変わるわけでもないからさ、辛いんだよね。と言ったら「ごめん、何て言ったらいいかわからない」って返って来たり「そうか…」とかで会話が終わった後に訪れる静寂が切ないなって感じたり、よくわからないけど、喪失感があるわぁってなってる時が大きくて
溜息混じりにはぁ〜って息ついて天を仰いでさ、ボカロの『贖罪』・『自傷無色』・『命に嫌われている』etc.を聴いているうちにわかるわ〜って言ってみたり、無意識に口ずさんでいると「いきなり歌わんでたもれ、びっくりするから!!」って母に言われても口ずさんでいたりする時もあったけど、曲にツッコミとか入れる母もスゴーイって棒読みで言ってみたりしてたんだけど、段々と其れすら無くなっていった。
ある時、私は一冊の本と出会った。内容は自殺に至るまでの経緯と方法が書き記されていて読み終わった後もお気に入りで持ち歩いてた。この本を読んでいくうちにそこまで自殺したいわけじゃないけど、自傷で満足できればいいやって考えることにしたんだ。最初は自傷が痛いって思ったけど、やっているうちに段々と楽しくなってきてやめられなくなって続けてたらクシャクシャに丸められた紙みたいに心がボロボロでさ元に戻らなくて「おやすみ」の代わりに「永眠の時間」って母に毎日言って寝てるんだ。
「永眠がしたい」って母に言ったら「何じゃと!」ってびっくりされたけど、「永眠の時間じゃァ!」って言うたびにテンション上がっている自分がいて「永眠大事大事」ってなってきてる。いつか精神崩壊するんじゃないかって思うこともなきにしもあらず。故に生きることを諦めた人間と化しつつある。もういっそのこと私が私であるうちに殺して欲しいって考えてたけどそんな度胸がないから自傷で満足出来たら現在(いま)のところそれでいいやって感じになってきて、生きることを諦めた人間と化してきていて此れが遺書の代わりにならないかなって一瞬だけ思った。此れを読んだ感想とかがほしいわけじゃなくて、知ってほしいとか分かってもらいたいから執筆しているのであって、同情とかそんなものは要らんわ!其れに誰にも話を分かって貰えない時とかが一番辛いって考えているんよ。此れを遺書にするわ
文字数 6,782
最終更新日 2023.05.19
登録日 2023.05.19
貧乏伯爵令嬢レヴィア・ディファーレは、暗闇にいると猫になってしまう呪いをもっていた。呪いのせいで結婚もせず、修道院に入ろうと考えていた矢先、とある貴族の言いがかりによって、借金のカタに嫁がされそうになる。
そんな彼女を救ったのは、アイルバルトの氷壁侯爵と呼ばれるセイリス。借金とディファーレ家への援助と引き換えに結婚を申し込まれたレヴィアは、背に腹は代えられないとセイリスの元に嫁ぐことになった。
しかし嫁いできたレヴィアを迎えたのは、セイリスの【お飾り妻】宣言だった。
表情が変わらず何を考えているのか分からない夫に恐怖を抱きながらも、恵まれた今の環境を享受するレヴィア。
あるとき、ひょんなことから猫になってしまったレヴィアは、好奇心からセイリスの執務室を覗き、彼に見つかってしまう。
しかし彼は満面の笑みを浮かべながら、レヴィア(猫)を部屋に迎える。
さらにレヴィア(猫)の前で、レヴィア(人間)を褒めたり、照れた様子を見せたりして――
※土日は二話ずつ更新
※多分五万字ぐらいになりそう。
※貴族とか呪いとか設定とか色々ゆるゆるです。ツッコミは心の中で(笑)
※作者は猫を飼ったことないのでその辺の情報もゆるゆるです。
※頭からっぽ推奨。ごゆるりとお楽しみください。
文字数 46,248
最終更新日 2023.06.10
登録日 2023.05.21
深い関係になるのは面倒くさいし、重い男にはなりたくない。でもそんな俺だって、恋をしてみたいんだ!
いつも軽いノリで遊びまくっていた柳澤は、ある日一目惚れをする。体の相性が良くて見た目も超タイプ。思い切って連絡してみるも、反応はまさかの「誰?」。あ、スー……そうですよね、一夜の関係でしたもんね!でもやっぱり俺、このまま終わりたくない!!
■スパダリ系遊び人攻×ワンコ系無自覚愛重め受。
■他サイトにも掲載しています。
文字数 9,010
最終更新日 2023.09.15
登録日 2023.09.15
武器屋を営んでいるエンソラは、ある日、武器を作るための素材を集めに洞窟に向かったが、
そこで魔物に襲われている少年を助ける事になる。少年は怪我をしていて、さらに帰る場所がないと訴える彼を見放す事ができず、エンソラは彼を怪我が治るまでという理由をつけ、連れて帰る事になる。
だが、知人の医師に診てもらうと、少年はこの国では珍しい竜族の少年という事が判明して……。
※小説になろう(ムーンライトノベルス)にも掲載している作品です。
獣人×竜族の少年
文字数 9,794
最終更新日 2023.09.16
登録日 2023.09.16
「つまるところ、僕は、僕の存在を、ソウルコードを形作った張本人であろう、この知性体をこう呼ぶことにした。遥か昔に忘れ去られた概念――即ち〝神〟、と」
この宇宙が生まれてから『六十七億年』――ある朝、世界が滅ぶ夢を見た。
軍用に開発された戦闘型アンドロイド、μ(ミュウ)。彼女はその日いつも通り訓練をして過ごすはずが、統率個体のMOTHERから、自分たちを設計した天才科学者エメレオの護衛を突如として命じられる。渋々エメレオを襲いくる刺客ドローンや傭兵から守るμだが、すべては自身の世界が滅ぶ、そのほんの始まりにしか過ぎなかった――!
――まずはひとつ、宇宙が滅ぶ。
すべては最後の宇宙、六度目の果て、『地球』を目指して。
なぜ、ここまで世界は繰り返し滅び続けるのか?
超発展した科学文明の落とし子がゆく、神と悪魔、光と闇、五つの世界の滅亡と輪廻転生をめぐる旅路を描く、大長編SFファンタジーの〝プロローグ〟。
2024.06.24. 完。
8月の次回作公開に向けて執筆進めてます。
文字数 166,597
最終更新日 2024.06.23
登録日 2024.04.01
高校生プロゲーマー四人は、幼馴染でありながら両想いの男女二組である。そんな四人は神様に誘拐され、謎解きをさせられることになった。 一つ、干支の謎。二つ、殺人事件の謎。四人は無事、謎解きをクリアすることが出来るのだろうか。
※コメントと評価はモチベーションになりますので、どうかお願いします。気軽にコメントをくださると、作者はとても喜んで死にます。
〇コミックノヴァ編集部様、コミコ熱帯部様より注目作品に認定されました!!
ーーー
変わらない日々を送っていた俺達は、皆でフルダイブ型VRの謎解きゲーをしようとした。しかし、普通にオープニングを進んでいたゲームは突如バグりだし、暗転する。暗転の末で強い光に目をやられた俺達の目の前には、可愛らしい容貌の神様が居た。その神様の目的は、四人を自分の暇つぶしに付き合わせること。最初こそ警戒していた四人だったが、同じ時を過ごす内に友情も芽生え、かけがえの無い存在になっていく。
文字数 212,115
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.09.20
歩結(あゆむ)と司(つかさ)は幼馴染みであり、良き親友である。そんな2人がいつも通り部屋でゲームしていて、疲れで眠ってしまう。
そんな時、ゲームをしていたモニターから謎の光の手が…。
目が覚めると、そこは知らない天井で…?
そんなこんなで異世界へと転生をした幼馴染み2匹(獣人♂)によるBL異世界旅!
【キャラ設定】
歩結(あゆむ)
身長167cm 18歳♂ 受け
小柄なのがコンプレックスな『少年』という言葉が似合う男の子。
声が男の中では高い方で、ゲームなどでダメージを受けた際には可愛い喘ぎ声を上げることもある。
転生後は白髪と黄金の瞳を持つ小国の王族の猫獣人となる。
司(つかさ)
身長182cm 18歳♂ 攻め
大柄な体躯だがとても優しく、包容力のある男の子。
元陸上部であり走るのがとにかく好き。体格の割に戦略や考えること、学ぶことが好きであり、文武両道。
転生後は大きな体格はそのままにボサボサな黒の髪と瞳が特徴的な狼獣人となる。
???
2人をこの世界に連れてきた何か。正体も存在もどこか不透明で掴めない。
どこからか聞こえる声は男にも女にも聞こえるような独特の声で、度々助言2人の旅が面白くなるように裏で何かをしているようだ。
◇
この小説は初めて書くBLの異世界転生作品ですのでお手柔らかにお願いいたします!
魔法やスキル、種族に関しては著者の解釈と想像をそのまま書いていますので、少々おかしな所があってもお許しください。
投稿ペースは不定期となっています。
この作品の登場人物は全て18歳以上、成人済みです。
文字数 9,095
最終更新日 2024.10.13
登録日 2024.10.01
ど田舎の村で暮らす魔法使いアリオスの元に、魔力の相性が最高にいい『運命の相手』であるガラディーンが嫁いできた。ガラディーンは、『人類最強』と謳われる、魔王を討伐した勇者一行の一人の黒騎士であった。
「おっさんはやだー!」
「諦めろ」
厳ついおっさんガラディーンが嫁なんて嫌だと思ったアリオスは、嫁いびりをして追い出そうと考えた。
「嫁いびりって何するの?」
「いや、それを俺に聞かれても」
アリオスの嫁いびりライフが始まった。
アホの子魔法使い✕厳つい『人類最強』元騎士のおっさん。
※エロは控えめです(当社比)
※ムーンライトノベルズさんでも公開しております。
文字数 10,099
最終更新日 2024.10.16
登録日 2024.10.16
不登校の13歳の少年、館浜キズナは、ある日、自分の死を迎える。しかし、彼の運命はそこで終わることはなかった。新たな生を受けた彼は、なぜか淫魔みたいなツノと尻尾と翼、息を飲み込むような顔を持つ美少女に生まれ変わっていた。
親切な女子大学生たちに拾われ、心の傷を癒やしていく中、キズナは近未来な異世界の中学に編入し、生前通りの人の良さで様々な闇を抱える年上の少女たちを救っていくこととなる。
これは、大人びていたり年相応の子どもっぽさを持つ少年だった少女の絆の物語である。
*他サイト様でも掲載しております。
*表紙はAI作成です。
文字数 41,887
最終更新日 2025.01.28
登録日 2025.01.23
遠い昔、地球ではない別世界にある悪の帝国が世界征服を企んでいた。悪の帝国の超戦士側には対立するもう一方の超戦士のライバルがいた。そのライバルの最後の生き残りと思われるノー・ソイ・ボールドーを捜すことに執念を燃やす悪の帝国の皇帝ダーム・レイダーは手始めにシャブーレに潜伏していると思われるノー・ソイ・ボールドーへ自軍の兵士と超戦士を送って殺害を試みた。
その頃、ノー・ソイ・ボールドーは自分の後継者となりうる超戦士の卵をシャブーレで捜していた。戦乱の中、ノー・ソイ・ボールドーは新たな希望になりうる人物を見つけると一緒に逃避の旅に出た。青年を鍛え、来たるべく日に戦力として戦えるようにするために。
果たして新たなる希望は超戦士として覚醒することができるのだろうか。そしてノー・ソイ・ボールドーと共にダーム・レイダーと悪の帝国を打倒できるのであろうか・・・
*重要な人物の名前や概念はアルファベットでも表記しています。特に概念の幾つかは英単語の合成語な為、わかりやすいように元の英単語を載せています。それと一部の固有名詞もその性質上、アルファベット表記しています。
*この物語はフィクションであり、実在の人物、団体等とは一切関係ありません。一部、実際の国名や地名や名前をもじった記述がありますが、実在の人物、団体等とは一切関係ありません。
*この小説は私の初執筆、初投稿の作品です。
*別のサイトにも投稿しています。
文字数 194,701
最終更新日 2025.04.29
登録日 2025.02.15
教室の窓の向こう、春の空を裂くように現れた“それ”――
突如として訪れた非日常に、少年と少女は引き裂かれる。
だが、物語はそこで終わらない。
むしろ、すべてはそこから始まる。
目を覚ました先は、かつて存在した“歴史の戦場”。
古代、戦国、幕末…。
時を越えて少年は“何か”に導かれ、名だたる英雄たちの戦いと、
語られることのなかった真実に触れてゆく。
なぜ、平和は幾度も壊されなければならなかったのか。
誰がその運命を望んだのか。
そして、自分はなぜ選ばれたのか――
過去と未来を結ぶ“旅”の果てに、少年がたどり着く答えとは。
熱き戦火の中に生きる人々の想い、
交錯する運命と謎、
そして帰るべき“現在(いま)”を守りたいという願いが、
やがて歴史を変える力となる。
これは、一人の高校生が、
時を超えて「本当の平和」を問い直す戦記×ドラマ×ミステリー。
文字数 9,867
最終更新日 2025.04.22
登録日 2025.04.15
――すまない! 少し休ませてもらえないか!
今日は、門の前で訪れる男性を待つ日。「婿取りの儀式」
門を開け、招き入れた男性を夫とする。
そんなしきたりに従って、家の裏門で訪れる予定もない相手を待っていたのだけれど。
――すまない。連れの具合が良くないんだ。
やや強引に、ぐったりした連れの少年を抱えて入ってきた青年。
十のときに母が亡くなり、父が連れてきた義母と異母姉。
実の娘なのに、屋敷の隅に追いやられ、もっぱら縫い物ばかりさせられていた。
その上、幼い頃からの許嫁だった人からも婚約破棄され、彼は異母姉の夫となった。
「こんな男を夫にするのか!」
彼らに出会ったことで、父親から勘当されたリファ。
そんな彼女を助けてくれたのは、今日が婿取りの儀式だと知らず飛び込んできた青年。
――身の振り方が決まるまで。
妻にする気はない。自由にして構わない。
セイランと名乗った青年は、頼る先のないリファに、とりあえずの暮らすところを提供してくれた。
地方から省試を受けるため上京してきたというセイラン。彼の従者で、弟みたいな少年、ハクエイ。
彼らと暮らしながら、少しずつ自立のために縫い物仕事を引き受けたり、彼らのために家事に勤しんだり。
家族に捨てられ、婚約者からも見捨てられ。
悲しみに、絶望しかけていたリファは、彼らと暮らすことで、少しずつその心を癒やしていくけれど。
――自立。
いつかは、彼らと別れて一人で暮らしていかなくては。いつまでも厚情に甘えてばかりいられない。
そう思うのに。
ずっとここで暮らしていたい。ハクエイと、……セイランさんといっしょに。
――彼女の境遇に同情しただけ。助けたのは、ちょっとした義侠心。
自分の運命に、誰かを巻き込みたくない。誰かを愛するなんてことはしない。
そう思うのに。
ずっとここで暮らしていたい。ただの進士として、……彼女といっしょに。
リファとセイラン。
互いに知らず惹かれ合う。相手を知れば知るほど、その想いは深まって――。
門を開けたことで、門をくぐったことで始まる、二人の恋の物語。
文字数 111,731
最終更新日 2025.07.01
登録日 2025.06.01