「数」の検索結果
全体で14,564件見つかりました。
どんな強大な獣であっても力技一つで圧倒してきた主人公のマキシム。
彼は脳筋で戦闘狂だ。より強い者を、まだ見ぬ強者を求めていた。
だが、この世界は不思議な結界に閉ざされていた。
ぼんやりと結界の先に見える巨大な都市。憧れの世界。だけどそこに行くことはできず、主人公は与えられた狭い世界だけで生きてきた。
まるで鳥籠に捕らわれた鳥のような生活。
そんな退屈なある日のこと、村の住人が”家畜”を捕まえたと大喜びして帰ってきた。
主人公も見に行くが……。
「助けて、助けてください……っ!」
縄で捕らえられていたのは、初めて見る自分たちとは異なる性別の”女性”という存在だった。
同じ言葉を話し助けを求める彼女を見て、主人公は解放するよう村の住人を説得するのだが、
「何を言っておる、数年ぶりにやっと捕らえられた家畜だぞ。この家畜には向こう数十年は村の者たちの子供を産ませるんだ」
主人公はずっとここが鳥籠の中だと思っていた。
だが実際は違った。生まれ育ったここは鳥籠の中である”女性だけの世界”を囲うほんの一つの村に過ぎなかった。
主人公は捕らわれた彼女と共に逃げることに。
そして行きつく先は鳥籠の中。
様々な雄に狙われた女性だけが暮らす世界──アジュミラル。
そこで待つのは女性しかいない天国か、それとも愛した女性を奪われ続ける地獄か。
それを決めるのは主人公次第だった……。
文字数 126,592
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.04.17
人間に災いをなし、怪異を引き起こす『魔法工芸品』という道具があった。
完全犯罪。または、怪事件を引き起こし、警察にも手に負えない異変を解決するのは、『鑑定師』という特殊な『呪いの道具』を相手にする職業だった。
主人公。浅霧循も、鑑定師をする高校生だった。
依頼なし。用事もなし。解決件数もなし。の彼の元を訪れたのは、かつて祖父に世話になったという少女・今井凉下。彼女が手にするのは、かつて祖父が解決したという《魔法工芸品》―――自律する『西洋人形』のフランチェスカ(Francesca)であった
登録日 2017.09.23
四十路のおっさんーー沼地大輔には長年連れ添った彼女がいる。
指輪を握りしめプロポーズが目前と迫っていた大輔は不運にも電車に轢かれ異世界で目を覚ます。
何の能力を得る事もなく異世界に来てしまったおっさんに降りかかる数多のピンチ。そんなピンチを救ってくれたのは自分よりも遥か年下の少女でーー
「待っている人のためにも俺は戻らないといけないんだ」
「そんな宣言はあとにして下さい。邪魔です」
真面目すぎる美女とおっさんが紡ぎ出す現実帰宅ストーリーここに開幕!
文字数 27,541
最終更新日 2018.08.13
登録日 2018.05.19
世界中にダンジョンが現れた!
……だけど私の家にあるダンジョンは何かがおかしい!?
訳有りJK二人組が今日もダンジョンへと挑む。
しかしダンジョン内にはヘンテコで危険なモンスターが!
手に入る便利なアイテムも一癖も二癖もあるような特殊なものばかり!
はたしてこのダンジョンはいったい何なのか? その謎が明らかになる日は来るのだろうか?
謎が謎を呼ぶけれどJK達はそんな事お構いなしに今日も個人的な理由で命がけのダンジョンへ挑む。
やがて新たな仲間、アレなヤクザ、数多の協力者の助けを得て少女達は別に知りたくもないダンジョンの秘密へと迫っていく……!
ある者は誰かの為に
ある者は非日常を求めて
ある者はお金の為に
ある者は安全を求めて
それぞれの理由でダンジョンに潜っていく。 その先に待つものとは……?
今日も少女は謎のダンジョンに命をかけ、あの子の心の迷宮に人生をかける。
これはとてつもなく利己的な物語。
注:この物語は少々、若干……それなりの百合要素を含みます。苦手な方はご注意下さいませ。
一話あたりの文字数は少なめで、1000~1500程度。
登録日 2019.09.15
都内某所。
東京の殺風景な街並みの中に佇む小さなオフィス。
そのオフィスロビー。
そこで働く人たちに混じって、数人の若者たちが屯している。
その若者たちにひとりの男が声を掛けた。
「営業課ってどこにある?」
その若者たちより数年、年季の入ったスーツを着た男性とそれに付き従う少しあどけない顔の青年が若者たちに声をかけた。
「経理課の西条さんじゃないですか。営業課はあっちのトビラ入ったすぐっすよ」
そう言って、ひとりの若者がオフィスの扉を指さした。
「サンキュー。今度、仕事がおわったら飲みにでも行こう」
そう言って、西条と呼ばれた男性はその扉をノックしたあと、「どうぞ」という声が聞こえ扉の中に入って行った。
そして、その扉に入った西条たちはポケットから何か紙のような物を取り出した。
「営業部本部長哀 川宏、横領、詐欺罪で逮捕状が出てます。ご同行をお願いします。社長にはすでに話はしております」
本部長と呼ばれた初老のメガネを掛けた細身の男性は突然のことのようで、拍子抜けした表情をしていた。
そして、その表情は意味を理解したのか段々と血の気を引く表情へと変わっていった。
捜査線上に浮かんだ会社。
その企業に潜入して、犯罪を取り締まる、彼ら検察庁捜査ZERO課、麻薬・詐欺潜入捜査官。
通称『黒イ眼ノウサギ』と言った。
文字数 841
最終更新日 2022.02.18
登録日 2022.02.18
大恋愛ののちに、大好きな彼氏:早坂透(はやさかとおる)と入籍を迎えられた主人公:古川柚月(こがわゆづき)。
恋愛に臆病だった彼女はついにそれを脱出できた‥‥!?
それから数年後、透は他の女性との関係が多くなっていく。
それを機に柚月がとった行動は?
さらに昔から柚月と知人の若い男性:安藤律(あんどうりつ)は、
透と手をつないでラブホテル街に消えた現場を目撃してしまう。
果たして、柚月の生活はどうなっていくのだろうか。
文字数 469
最終更新日 2023.01.03
登録日 2023.01.03
残暑が厳しい9月の初旬、関東の或る避暑地でサオリという名の少女が忠実な執事と共に大木の幹を見つめていた。
あどけない眼差しの先、季節外れで土から出たセミの幼虫が羽化しようとしている。
執事の孫で親友のトオルに、サオリはセミを見せたいと思うが、その時、空に異変が生じた。
映像のノイズに似た奇妙な煌きが無数に生じ、周囲の光景も歪んでいく。
サオリを促して避難しようと試みる執事だが、それは更なる悲劇の始まりに過ぎなかった……
エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+、にも投稿しております。
文字数 5,097
最終更新日 2024.07.02
登録日 2024.07.01
伊勢新九郎のちの北条早雲を主人公にした小説・漫画は数多いが、巨神タロスを副主人公(?)とする本作はそのどれとも似ていない。原典は、kindle出版による個人誌「ファンタジー選集」(2021年12月刊行)所収の『冒険譚 戦国巨神タロス』。 《登場人物》伊勢新九郎(32。今川龍王丸の叔父。もと幕府申次衆)/今川龍王丸(15。駿河守護職・今川義忠の遺児)/北川殿(34。龍王丸の生母。新九郎の姉)/桑原鬼平太(20。執権北条氏の末孫)/登与姫(22。鬼平太の姉。執権北条氏最後の呪術師)/小鹿刑部(37。駿河守護代。今川義忠の従弟)/小鹿孫五郎(35。小鹿刑部の舎弟。今川義忠の従弟)/風魔半月斎(70。風魔一族の頭領)/千鶴(17。半月斎の孫娘)/足利左馬頭(堀越公方。現将軍の伯父)/上杉伊予守(堀越公方の執事。小鹿刑部の舅)/長谷川大膳(法永館の主。地方長者)/以下、新九郎配下の六人衆:大道寺太郎(21)/山中才四郎(19)/多目権兵衛(19)/荒川又次郎(18)/荒木兵庫頭(23)/在竹兵衛尉(21)=年齢は数え年= 《登場する鬼神》巨大猩々(人面獣身の獣神)/タロス(青銅の巨神。有翼。別名・太郎坊大権現)
文字数 11,568
最終更新日 2025.05.29
登録日 2025.05.29
「血が流れるホラー作品はこりごり! もっとほのぼのした作品をプレイしたい!」
事務所と反りが合わず、惜しまれつつも引退した、とあるVチューバー。
アイドルとしてライブをやりたかったのに、回ってくる仕事は案件や、苦手なホラゲー実況ばかり。
引退後は、「中二病オレ女系V、レオ・シズマ」として転生を試みるつもりだった。
なのに、デビュー直前で事故死。
彼女はレオとして転生した。確かに「転生」はしていた。「異世界」に。
「転生って、異世界って意味かよ!?」
その異世界は、複数の事務所が交流しやすいように共同開発していた仮想世界【ユニジウム】と瓜二つだった。
「あれ? ここ、前の事務所がヨソと共同開発していたメタバースそっくりじゃん!」
前の事務所の知り合いまで現れるが、同じキャラではない様子。
関西弁を話す相棒のドローン型ガイド兼使い魔【ダリ】と一緒に、仮想世界に似た異世界【ユニジウム】を駆け巡る。
「ひとまず、【誰にも負けないアイドル】を目指そうっと!」
そう意気込んだレオだったが、個人勢アイドル配信者の活動を決意した直後、同期の姫様キャラを助ける。
その様子が世界中に配信されてしまい、自身のデビュー直後に万バズする事態に!
過去版と、再アップ版との違い
「病弱・病死設定なし」
「転生方法もトラック転生と、ベタに」
「ドローンが、ムササビから手乗りライオンに」
「文字数 大幅アップ」
その他諸々、変更予定
文字数 167,854
最終更新日 2025.12.30
登録日 2025.11.02
西暦2000年代、戦場カメラマンとして活動していたカスパー・ハウザーは戦場で敵の捕虜となってしまう。そこへ救出へ来たのが異様な集団「nightmare」の集団であり、このことをきっかけとしてカスパーは波乱万丈な運命へと、そして壮大な闇へと巻き込まれていくことになる。
*複数のサイトで掲載しております
文字数 106,412
最終更新日 2026.06.16
登録日 2026.02.18
男日照りの寂しい女医エヴェリナは、ある晩、酔いつぶれた美青年アンジェイの介抱を引き受けた。久しぶりに見る男の肌に当てられて、出来心からしてしまった悪戯を皮切りに、めくるめく情熱の一夜を過ごした二人。13年ぶりのロマンスに浮かれたエヴェリナだったが、翌朝アンジェイは前夜の記憶を無くしていた。体から始まった二人の関係は一旦白紙に戻り、一から恋をやり直すエヴェリナ。魔法が世を動かす大国トラテロルコを舞台に、魔力を持つ多数派と持たざる少数派が混在する社会が二人の仲を阻む。根強い格差や差別を巡って、対立と協調を繰り返しつつも次第に惹かれ合う二人。あるとき偶然に発見した医学的新事実を手掛かりに、元彼のエリート医師バルトシュをも引き込んで、魔法世界を根底から覆すべく11番染色体に物申す!行き遅れのお局女医と、正義を振りかざす熱血美青年が織りなす、遺伝子恋愛ファンタジー@魔法世界。
登録日 2016.02.09
安価なキーボードの打鍵音だけが響く部屋で、孤独な書き手(私)は今日も「毎日千文字」という無機質な記号を量産し続けている。それが創作の情熱ではなく、電子のプラットフォームを支配する「アルゴリズム」に飼い慣らされた結果の生存戦略に過ぎないことを知りながら。画面の向こうには、それぞれに異なる歪んだ生態系(巣)が存在していた。画一的な異世界のテンプレを貪る巣。独自のポイント制度と商業化の甘い汁に縛られた巣。新興の綺麗な檻の中で見えない権力の寵愛を奪い合う巣。そして、生々しい感情と承認欲求の泥濘にまみれた巣。
無数の書き手と読み手たちは、数字という名の餌を求めて競い合うが、そこに作品の真の価値を見出す者は誰もいない。消費されているのは文学ではなく、ただの時間潰しの記号である。文字数は五万、二十万と膨れ上がり、それはさながら、巨大な木造建築を内側から食い荒らす白蟻の増殖のようであった。読者も、他者の作品も、そして他ならぬ自分自身も、文学という大黒柱を腐らせていく白蟻の一匹に過ぎない。その冷酷な真実に直面しながらも、一度築いてしまった「虚無の巨塔」を捨てることもできず、主人公は今日も冷え切った席で再びタイピングを開始する。電子の廃墟に囚われた表現者の、自虐と諦念を描く前日譚。
文字数 7,432
最終更新日 2026.06.12
登録日 2026.05.30
ひょんなことで恋してしまったのは担任の先生。それも大嫌いな数学担当。でもこの恋は運命、好きな気持ちは止まらない? 先生と生徒、年の差学園ラブコメディ――
文字数 14,649
最終更新日 2016.08.30
登録日 2016.08.27
ここはラブコメの世界。
主人公と生涯の伴侶になる運命を掴もうとする七人の恋人候補、通称ヒロイン達がいた。
彼女らは自身の特性を生かし、巧みに主人公を落とそうとする。
幼馴染属性の、日向 真琴もその一人であった。
お昼休み、夏休み、文化祭に体育祭……数々の戦い(イベント)を乗り越え、ハッピーエンドを迎えるのは一体誰なのか。
乙女の恋路が今、始まろうとしていた。
文字数 4,502
最終更新日 2020.11.18
登録日 2020.11.18
落ちぶれたロリコン変態ジジイ作家が連載小説を書くというお話。
近頃全く売れていない小説家の落花傘飛高【らくかさんとびたか】は、成人男性向け週刊誌に掲載する原稿の執筆を依頼されていた。各回原稿用紙二十五枚を書くことになっているのだ。
連載タイトルを「多人駁論【たじんばくろん】」と決め、周辺の人物を語り手にして現在社会の不条理を描こうと考えた落花傘は、まずは自らの視点で、プロローグ「尻拭き神様」を書き上げた。初回締切り日の朝のことだ。そこへ出版社の谷沢【タニサワ】が原稿を取りにきたのだが、枚数が足りていない。苦肉の策として未発表の短編小説「尻実検」でスペースを埋めるという危なっかしい滑り出しとなる。
続いて隣家主人・渥夫【アツオ】さんが語り手として登場。彼は谷沢の大学時代の先輩でもあり、谷沢と二人でよく一緒に呑んでいる。先輩なのに気が小さい渥夫さんと厚かましい谷沢との居酒屋での会話風景を描いた一章「便所文庫創刊」である。
以降、谷沢とその妻子、渥夫さんの親族、さらにペットの縞栗鼠までもが語り手を務めることになる。
数々の社会問題を見事に斬ってやろうと豪語していたのに、魔法少女が出てきたり、国営ガス会社をめぐる戦いがあったり、谷沢夫婦・渥夫さん夫婦の夜の営みだとか、もう支離滅裂。はたまた孫たちからヤラセ疑惑を追求されたりと、「大丈夫なのか? このジジイ作家」という有り様。あげくの果てには、今は冥王星に住んでいるという交通事故死した悪友がしゃしゃり出てくる。何でも冥王星は今、破綻寸前だとか。そして迎えた連載最終回でとんでもないことが……。
笑い・エッチ・怒り・お涙あり。赤唐辛子の様にピリリと辛口の利いた批評(仮)全十二章にプラス三章で残念な結末!?
(補足事項)
章ごとに内容が整っているので、各章が短編(7~8千文字)で、それら15編を集めた一章完結型作品集としても読めます。そして15編が緩い繋がりを持っていて、全体として一つの長編小説(約11万文字)になっているのです。そういう設計を綿密に考えて作り上げた作品です。だから、たまたま手にした週刊誌に連載されている小説を、その号だけ読んでみるみたいな感じで、どの章でも好きに選んで読むという読み方も大いに推奨できるのです。
挿絵が計8枚あります(14. 26. 28. 32. 40. 46. 52.)。カクヨムさんでも文章だけ重複投稿しています。
文字数 113,507
最終更新日 2021.08.20
登録日 2021.06.22
黒髪に緋色と白銀色のオッドアイをもつ平民のアカネは、ある日怪我をして倒れていた男を助けた。
数日後、なぜかアカネの家に皇族の馬車が来て……。
・最強の皇子様×無自覚美人な平民
*R18の表現がある場合☆マークをつけます
*他CPも出てきます
・最強の暗殺者×美人な暗殺者
・最強の王子様×異世界転移者
*なんでも許せる方向け
*不定期更新
*番外編のアイデア募集
こんな話みたい など…
文字数 54,165
最終更新日 2022.11.05
登録日 2022.03.07
急に両親がいなくなった。ほかに頼れる人もいなかった僕は叔父のもとに引き取られることになった。妻もいないという叔父は優しく僕を受け入れてくれた。一緒に暮らしているうちに自分の中に親愛とはことなる感情が生まれていることを言い出せないまま数年を過ごしていた。
文字数 12,433
最終更新日 2024.09.03
登録日 2024.08.16
【警告】
この作品はR18指定となっております。
本作には強い暴力表現、拷問、性的表現、精神疾患を多く含みます。
これらの表現に不快感を感じる場合は、本作の閲読を推奨致しません。
また、表紙絵や挿絵はAIによる生成となっております。
2023年、冬。
とある国で、立て続けに奇怪な事件が発生していた。
ひとつは、世界的に名を馳せていたIT系大企業の倒産。
コンピュータ部品を扱い、グローバル市場でも高いシェアを誇っていたその企業は、突如としてサイバー攻撃を受け、企業と連携していた複数のデジタル口座から、1億ユーロもの大金を奪われた。犯人のハッカーはすぐに特定されたが、その直後に何者かに殺害されており、盗まれた資金のうち取り戻せたのはわずか1割。信用を失った企業は、あっという間に経営破綻へと追い込まれた。
ふたつめは、それから1ヶ月後に起きた、市街地での大規模な爆発事件である。
帰宅途中の大学生が自宅の玄関を開けようとした瞬間を起点に爆発が発生し、周囲を巻き込みながら、死者は100人を超えた。警察はテロ行為とみて捜査を続けているが、いまだに犯人の姿さえ掴めていない。
そして最後に、人々を最も不安にさせているのが、ここ数ヶ月で相次いでいる市民の行方不明事件だ。
攫われる人物に共通点はなく、年齢や性別、職業を問わず、まるで無作為に人が“消えている”。当初は関連性のない失踪とされていたが、現場に残された微かな痕跡から、警察はある手がかりを掴む。
――それは、とある山中の古びた民家。そして、その近くで幾度も目撃されているという、黒いローブを纏った女の存在だった。
調査のために派遣されたのは、民間自治組織「ダイレンジャビス」の女性調査員・ベルク。
冷静かつ実直な彼女は、単独で問題の民家へと潜入を開始する。だが、その調査開始からわずか2時間後――
薄暗い一室のベッドで、ひとりの女子高校生が目を覚ます。
シミだらけのシーツ、揺れる天井、軋む床の音。そして床には真新しい血の跡が……。
記憶喪失となっていた彼女は、自分がなぜここにいるのか、自分が一体誰なのかも分からない。
彼女が目覚めたそれは、狂気と陰謀が交錯する物語の、静かなる幕開けだった。
文字数 243,865
最終更新日 2025.09.20
登録日 2025.04.17