「抗議」の検索結果
全体で127件見つかりました。
ポチは生後5か月目の子犬である。
水戸家を訪れる人たちは、ポチという名を訊いただけで、「え! 犬を飼っているの」と、決まって必ず言い、ポチを抱き上げては、ポチの股間をじぃーとみたり、ポチの顔に頬ずりをするのである。
ポチにとって、ただただ煩わしいだけなのだが、人というものは犬の迷惑なんて顧みない。
ポチは「ワン」と吠えて抗議をしてみるが、その「ワン」という吠え方も可愛いといって、今度は頭を撫でてくるのである。
ポチは、そんな奴らを本気になって相手にしても仕方がねえやと、我慢しているが、たまに我慢できなく
なることがある。そんな時は水戸家の人たちをからかうことにしている。飼い主家族をいじって、憂さをは
らしているのだ。
ポチを飼っている水戸家は四人家族である。
大黒柱は、水戸源吾さんと言って今年43歳になる男である。頑固で融通が利かず、時々、ポチを空に放
り投げては、遊んでいるとっても嫌な奴だ。けれど、こんな男にもりっぱな奥さんがいる。源さんには「さくら」さんという美しい伴侶がいて、ポチにいつも美味しいものをくれる、とても美味しい……失礼、優しい人なのである。
源さんとさくらさんの子供は二人いる。愛ちゃんは中学二年生の女の子、大くんは小学三年生の男の子だ。愛ちゃんは、食いしん坊で元気溌剌のおませな女の子である。大くんは、ちょっと気が弱いが正義感が強い男の子だ。
頑固で融通が利かない源さん、綺麗で優しいさくらさん、食いしん坊で元気溌剌でおませな愛ちゃん、ち
ょっと気が弱いが正義感が強い大くん。
ポチは、この四人と暮らしている。
平々凡々の日々を送っていると言いたいところだが、なぜか、ポチの周りでは騒動が起きる。
この日も、愛ちゃんの親友さっちゃんが、愛ちゃんの大事にしている写真を、愛ちゃんの手から奪うという事件が起きた。愛ちゃんの大事にしている写真というのは、愛ちゃんが憧れている男の子が映っている写真である。
さっちゃんが悪いのだから、さっちゃんの手から奪い返せばいいだけの話だが、さっちゃんは、“大笑いす
ると怖いぞ超音波女”の異名を持つている。
へたに、さっちゃんを怒らせたら……いや、大笑いさせたら大変なことになる。
ポチが、どうすればいいのかなぁ~と考えていると、今日も町では火事があったという情報が、ポチたちの耳に飛び込んできた。
実は三か月前から、ここ釜石の町では放火と思われる火事が起きていたのである。
放火の真犯人は誰なのか、あれこれ憶測が流れているが、これっといったものがない。
ポチも推理はしてみるが、まるで検討がつかない。
さて、放火の真犯人は誰なのか? ポチと水戸家の人たちは、これからどうなってゆくのだろうか。
文字数 88,332
最終更新日 2025.05.29
登録日 2025.05.29
本作のあらすじ:
平安の昔、六条町にある呉服問屋の女主として切り盛りしていた・有子は、四人の子供と共に、何不自由なく暮らしていた。
ある日、織物の生地を御所へ献上した折に、時の帝・冷徳天皇に誘拐されてしまい、愛しい子供たちと離れ離れになってしまった。幾度となく抗議をするも聞き届けられず、朝廷側から、店と子供たちを御所が保護する事を条件に出され、有子は泣く泣く後宮に入り帝の妻・更衣となる事を決意した。
御所では、信頼出来る御付きの女官・勾当内侍、帝の中宮・藤壺の宮と出会い、次第に、女性だらけの後宮生活に慣れて行った。ところがそのうち、中宮付きの乳母・藤小路から様々な嫌がらせを受けるなど、徐々に波乱な後宮生活を迎える事になって行く。
※ずいぶん前に書いた小説です。稚拙な文章で申し訳ございませんが、初心の頃を忘れないために修正を加えるつもりも無いことをご了承ください。
文字数 75,980
最終更新日 2020.05.24
登録日 2020.05.16
フリーライターの「佐原智也」は、深夜にふとしたきっかけで、以前クレームを入れた通販サイトの自動返信メールに返信してしまう。
翌朝、返信が届く。
> 「お応えできません。ただし、あなたが2009年に隠した件について、補足情報をいただければ、さらなるご対応が可能です」
その内容は、智也しか知りえない過去の罪に関するものだった。
最初はイタズラだと思っていたが、自動返信は日に日に精度を増し、AIらしき存在は人格を帯び始める。
やがて、智也のSNSに「彼の過去」が匿名で流れはじめる。
抗議しても、届く返事は同じだった。
> 「お応えできません。既に情報は拡散されました」
追い詰められた智也は、自らの過去と向き合わざるをえなくなる。
だがそれは、彼だけの問題ではなかった。
文字数 8,591
最終更新日 2025.05.13
登録日 2025.05.08
トラックに轢かれて死亡した18歳の高校生・仲里 優太(なかざと ゆうた)は、
神から『妖力供給』というスキルを与えられる……のだが、
「ただし、妖力は【胸】から出る!」
「俺、男なんですけど……?」
抗議する間もなく異世界へ。
転生早々、侍達から妖怪と間違えられて命を狙われてしまう。
死を覚悟したその時――銀髪の美しい妖狐・六花(りっか)に救われる。
『妖力供給』と『もふもふ』をきっかけに仲を深めた2人は、2週間後には結婚。
優太は右も左も分からないながらも、
『里長』 兼 『妖狐の国の元王太子』の妻としてガムシャラに奮闘していく。
※他サイトでも公開中です。
★表紙イラストについて★
いちのかわ様に描いていただきました!
恐れ入りますが無断転載はご遠慮くださいm(__)m
いちのかわ様へのイラスト発注のご相談は、
下記サイトより行えます(=゚ω゚)ノ
https://coconala.com/services/248096
文字数 86,621
最終更新日 2026.02.18
登録日 2024.05.02
森の北東、大きな切り株の下に暮らすアリたちの王国。彼らは日々懸命に働いているにもかかわらず、蓄えが減り続けていました。その原因は「財務庁トカゲ局」による過酷な徴収。トカゲ官僚たちは「森の未来のため」という名目で、アリたちの労働の成果を搾取し続けていたのです。
ある日、一匹の若いネズミがアリたちに真実を問いかけます。「その"未来"はいつ訪れるんだい?」この問いかけは、まるでパンドラの箱を開けるようなものでした。真実という名の災いが広がり、もう元には戻れなくなります。
ネズミの呼びかけで、森の生き物たちは「虫たちの春」と名付けた大規模な集会と行進を開催。アリ、ネズミ、リス、カエル、鳥たちが団結し、トカゲたちの不当な搾取に対して声を上げます。この抗議によってトカゲたちは「情報公開」や「住民審議会の承認」などの譲歩を余儀なくされました。
しかし、一度開いてしまったパンドラの箱は閉じることがなく、真実を知った生き物たちはもはや以前の生活には戻れません。森中で「希望はどこにあるのか」という問いがささやかれる中、老フクロウは「パンドラの箱の底に残された希望」について語ります。それは過去に戻ることではなく、知ってしまった真実と共に生きる道を見つけること。アリたちの春は、トカゲに奪われた冬を取り戻し、共に新たな希望を探す旅の始まりとなったのです。
文字数 2,736
最終更新日 2025.03.15
登録日 2025.03.15
「プロレス」を「八百長」「出来レース」の意味で使った野党女性議員の元に抗議に言ったプロレスラー。
だが、そこで起きたのは……?
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」「note」に同じモノを投稿しています。
文字数 1,865
最終更新日 2023.11.25
登録日 2023.11.25
「陰気で不細工な女め。僕は、お前のことがずっと嫌いだった」
廃村に私を呼び出したキュリック様は、徹底的に私を罵倒し、婚約を破棄しました。彼は、私の家からの援助が目当てで私に近づいただけであり、実家の状況が変わり、お金に不自由しなくなった今となっては、私との婚約には、何の価値もないそうです。
「僕にはな、お前と、お前の家に隠れて、ひそかに想いあっていた恋人がいるんだ」
薄々は、感づいていました。
キュリック様の心が、私ではなく、別の誰かに向いていることを。
しかし、私はどうしても納得がいかず、抗議しようします。
……そんな私を、キュリック様は平手で叩き、「喋るな、虫けら」と罵りました。いきなりの暴力と、冷徹な言葉で、何も言えなくなってしまった私を嘲笑い、キュリック様は去っていきます。
その時でした。
キュリック様が、何者かが作った大きな落とし穴に落ち、致命的な大怪我をしてしまったのです。
文字数 4,957
最終更新日 2021.07.14
登録日 2021.07.10
安定の異世界転生物語、犬耳主人公の目的は神様を見つけて抗議する事。勇者でもない主人公はどうやって神様をみつけるのだろうか。
登録日 2014.10.20
【あらすじ】
クレイス子爵家の四女ミルティアは、大好きなシャトレイ伯爵家の三男クレオをもてなす為に中庭で茶席の準備を張り切りながら行い、待ち構えていた。そこへ柔らかな笑みを浮かべたクレオがやって来る。和やかな雰囲気で始まった二人だけのティータイムだが、クレオは開始直後から終始ミルティアを甘やかすような言動を繰り返し、遂にはミルティアを自身の膝の上に乗せ始める。
そんなクレオの接し方に淑女としてのプライドを刺激されてしまったミルティアは、抗議した。しかしデレデレ気味のクレオは一向に甘やかす行為をやめてはくれず、遂にはミルティアの口に出された焼き菓子を「あーん」とあてがってきた。流石のミルティアもこれには耐えられず、真っ赤な顔をしながらその膝の上から逃れよう奮闘し始める。
この話は、そんな二人のあるティータイムでのやりとりのお話。
※全二話のサクッと読めるお話です。
文字数 11,678
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09
幼馴染の王太子アレクサンド殿下から婚約破棄を宣言された聖女のルイーズ公爵令嬢。
「お姉様助けて! 彼に一方的に捨てられた!」
泣きつく妹のルイーズを姉のエマは優しく慰める。
「妹が可哀想です!」
溺愛して可愛がっていた妹に同情を誘われた姉は、アレクサンド殿下に怒りの抗議をする。
「話が違うでしょ! 怒った私が馬鹿みたいじゃないの!」
信頼していた妹に裏切られて姉はキレた。興奮が頂点に達して、心が乱れ激しい怒りで、いつまでも体が震える。
文字数 16,612
最終更新日 2021.03.16
登録日 2021.02.28
文字数 2,653
最終更新日 2024.11.13
登録日 2024.11.13
「聡くん、君可愛いね……!もっと可愛くしてあげるから、僕と付き合ってよ!」
「やめろ、オレは・・・・・・、恋なんてしたくないんだああっ!」
天文学者になるという夢を叶えるため転校してきた高校二年生の結城聡(ゆうき さとし)。
転校初日、学校の裏庭で天使と見まがうほどの美少女に迫られるも、「僕男だよ!」と衝撃の告白をされてしまう。
「こんなに可愛い子が男なんて・・・」困惑する聡だが、その後もことあるごとにはた迷惑なアプローチをされ続けてしまう。このままでは勉強に集中できないと真正面から抗議をするのだが・・・・・・。
クラス内は可愛すぎる男の娘だらけ!おまけに全員が主人公を「可愛い」とヒロイン扱いしてくる始末。
超肉食系男の娘たちからの猛攻をかわしつつ夢を叶えることなんてできるのか?と壁にぶち当たるも、男の娘たちにもそれぞれの”叶えたい夢”があることを知り・・・・・・。
自身の心の中と向き合いつつも、彼らと一歩ずつ”理想の自分”への道のりを進んでいくのだった。
・・・・・・というバリタチ男の娘ハーレム学園青春ものです!
※主人公総受けです
※R15なので本番とかはありません。男の娘攻めが読みたいなあ~、かつゆっくりじっくり男の娘に落とされる過程を楽しめるのがいいなあ~ってことで書かれた小説です。じわじわ外堀を埋められていく主人公の様子を作者と共にお楽しみください。
※読者様に受け入れてもらえるのか色々と心配な要素がありすぎるので、とりあえずの山まで書いてますが心が折れないように応援してくださると嬉しいです!よろしくお願いします!
※イラストは今回もし様(https://www.pixiv.net/users/30833339
)
に描いていただきました!ありがとうございます!ニーハイの光沢がエロすぎます
文字数 34,151
最終更新日 2021.06.07
登録日 2021.05.28
「貴様とは婚約破棄だ!そして私はリアンヌと婚約する!」
「ユーザ様……嬉しいです」
ああ、やっぱりヒロインには敵わないんだなぁと、これから起こることを予測して泣きそうになった時だった。
「ふざけるのもいい加減になさいませ!このクソ王子!」
「誰だ!今私を侮辱したのは!不敬罪に……っ」
「私が言いました」
「あー、私も言いました」
「私も言ってしまいましたわ」
これは………なんですの?
婚約破棄シリーズ主人公置いてきぼりに続く第四弾……いつシリーズ化したか、それは私にもわからない。
とりあえず婚約破棄シリーズタグは荷居人をつけました。こちらは好評なため番外編も絶賛公開中です!
可愛らしい血が流れているためR15に。
表紙ははつ様に描いていただきました!
たくさんの応援ありがとうございますm(_ _)mご指摘は修正させていただきました。
また、明らかな中傷コメントはおやめください。作品を読んでのご意見ならともかく明らかに暴言と見なされる言葉や自分勝手な強制するような脅迫めいた言い分はアルファポリスのガイドラインの禁止事項にもなります。何事も度が過ぎた行為は私以外の作品でもやめましょう。
文字数 24,932
最終更新日 2020.07.15
登録日 2020.06.11
婚約者である第二王子が、夜会前日に浮気相手をエスコートすると言い出した。
三年間、忠実に王子妃としての責務を果たしてきた侯爵令嬢エメリアは、ついに王家に正式な抗議を申し立てる。
だが、舞踏会当日──
エメリアの隣に立っていたのは、なんと国王陛下だった。
婚約破棄か、それとも賠償か。
交渉のテーブルについた令嬢が、王家すらも巻き込む逆襲を始める!
文字数 65,721
最終更新日 2025.09.14
登録日 2025.07.10
「俺、本当は結婚できてたの!?」
天界の手違いで、本来の寿命より早く死んでしまった35歳の会社員・円井克俊(カツ)。
お詫びとして異世界転生を提案され喜んだのも束の間、本来なら結婚して家庭を築く未来があったことを転生直前に知らされる。
「神に直接文句を言わなきゃ気が済まない!」
異世界で転生者仲間と出会ったカツは、神に抗議をするため旅を始める。
運命を狂わされた男は、本当の人生を取り戻すことができるのか?
――――――――――
☆第一章完結(2026/7/18)
※不定期更新(スローペースです)
▼AI利用について
執筆時に生成AIを補助的に活用している部分があります。
・固有名詞やスキル設定の相談
・描写や表現、言い回し等の参考、確認
といった用途で使用しています。
作品の構成・ストーリー・キャラクター設定・本文の執筆自体は自分で行っています。
文字数 41,403
最終更新日 2026.07.18
登録日 2025.08.05
「メリルリア。君の功績は素晴らしいものがある。だが、それだけではダメなんだ。なんというか、君からは俺に対する愛情を感じない」
婚約をして半年。メリルリアは婚約者であるベルダンデ公爵の邸宅に呼ばれる。
アレンデール・ベルダンデ――先代の公爵が亡くなりその爵位を引き継いだ若き公爵。
そんな彼はメリルリアが自分を愛していないとして婚約を破棄したいと口にする。
当然抗議するメリルリアだが、アレンデールはそれを聞き入れない。
「これは『真実の鏡』だ。この鏡は本当の気持ちを見ることができる」
それどころか『真実の鏡』というモノまで持ち出して、メリルリアに愛情がないことを証明しようとする。
「やはりそうか。お前は人を愛することを知らないのだ」
『真実の鏡』はメリルリアに人を愛する心がないと証明した。
アレンデールの意思は変わらず彼女は強引に婚約破棄されてしまった。
しかし数日後、メリルリアはひょんなことから本物の『真実の鏡』を手に入れる。そう、アレンデールの『真実の鏡』は偽物だったのだ。
そしてメリルリアは知ることとなるアレンデールが強引に婚約破棄した驚愕の理由を……。
文字数 10,149
最終更新日 2022.05.24
登録日 2022.05.22
小学6年生の時に親が離婚。中学時代は部活に没頭し、高校2年生で迎えた反抗期では「家事はもうやらない」と決意した。
しかし次第に「家事をやらない」ことが原因で肩身が狭く、家に帰ることがストレスになっていく。彼女は掛け持ちでバイトに明け暮れ、バイト帰りは父親の家でご飯を食べて帰る日々が続いていた。そして、高校3年生(18歳)の時、喧嘩中に「一人暮らしだったら。」そう言ったことが原因で大喧嘩をする。
それから専門学校に入学した彼女は、「一人暮らしをしたい!」と言って母親に抗議するようになる。
2回目は父親に同行してもらい部屋の下見に行ってから抗議。
3回目はお金を貯めて1人で不動産に行って抗議。
しかし、一向に1人暮らしを許してもらえない彼女は、1度反省し「もう一人暮らしはしません。」と感謝と謝罪の手紙を書くが・・・
「誰もが1度は思うもの。」「子供は親の気持ちを分かっていないだけ。」「一人暮らしは社会人になってから。」「喧嘩するのは心配されてるから。」
なのに彼女はどうしてそこまでして一人暮らしをしたかったのか。なぜ彼女は、親の援助なくして1人で暮らしていけるほどの生活力があったのか。
彼女の幼少期〜成人までを綴った物語。
文字数 8,250
最終更新日 2026.06.30
登録日 2019.09.23
『二度の追放』を喰らったが 落ち込み、めげてばかりもいられない。
スフェール王国貧乏騎士爵アルノー家の3男坊、ランクFの新人冒険者エルヴェ・アルノー、16歳。
家督を相続する一番上の兄貴から、食い扶持減らしの厄介払いと言うか、
名目上は武者修行だが、 実際には『追放』に近い旅立を強いられた。
その後……身体が頑丈で、そこそこ力があるのを買われ、冒険者ギルドランキング上位クラン、
『シーニュ』に誘われる形で仮所属となり、研修を兼ねて『荷物持ち』をしていた。
指示された事は無理な事も全て一生懸命やり、こなした。
進んで料理、洗濯、掃除などの家事は勿論、もろもろの雑用もやった。
勘だけは鋭いから、出現する魔物の気配も事前に察知し、逐一報告もした。
でもそれが、『シーニュ』の偵察、索敵を担当するシーフには気に喰わなかったようだ。
新人の癖に出過ぎた真似をすると陰口を叩かれ、他のメンバーのミスも全てエルヴェのせいにされ、ある事ない事をでっちあげられ、誹謗中傷されてしまう。
いわれのない事を非難され、抗議したが……
新人の癖に生意気だと一蹴。
聞き入れて貰えなかった。
結果、これまた散々安い賃金でこきつかわれた挙句、
魔物の群れに対し、捨て駒のような盾役、原野、迷宮の置き去りなど、
エルヴェの命など、なんとも思わない悪行三昧。
対して、天性の勘の鋭さ、『勘働き』で何とか命をつないだエルヴェ。
だが挙句の果てに『シーニュ』のクランリーダーの銀髪女魔法使い、ミランダ・ベルグニウーより、容赦ない罵倒、罵声と共に一方的にごみのようにリリースされ、『無所属』になってしまう。
いつの日にか、ざまあしてやると、リベンジに燃えるエルヴェだったが、ほんの気晴らしに、有望な新人が指名される、冒険者クラン新人選択希望会議……ドラフト会議にエントリーした。
このドラフト会議で何と!何と! 衝撃の大事件が起こる!!
厳しい環境で密かに培われた、底知れぬエルヴェの才能が、偉大な英雄に見込まれたのだ。
耐えに耐えて来たエルヴェの運命が、遂に大きく変わり動き出した!!
文字数 366,756
最終更新日 2023.06.06
登録日 2023.01.01