「取」の検索結果
全体で21,889件見つかりました。
桜小学校五年三組には入学式以来不登校の男の子がいる。名前は佐々木くん。幽霊が見えるらしい。 ある日、私の親友の紗菜ちゃんが幽霊に取り憑かれちゃって、佐々木くんに助けてもらったんだけど……、いつも大人みたいな話し方をして面倒臭そうだし、なんだか冷たい。そんな佐々木くんが不登校な理由とは……?
『僕は君を利用する。それが嫌だったら、もう僕に会いに来ないでくれ』
なんで、そんな大人みたいな言い方するんだろう。
もう、そんなふうにムリに大人にならなくていいのに。
そんな悲しそうな顔で、どうして、私が困るような言い方するの?
わかんないよ……、ねぇ、佐々木くん……。
文字数 52,391
最終更新日 2025.07.07
登録日 2025.07.07
ヘルトゥルタンと呼ばれる雪国を取り囲む寒山にはルミニュイ族という一族が暮らしていた。
ルミニュイ族の娘、ヴィティはとある目的でヘルトゥルタンに訪れた。その国では定期的に大規模な武道大会が開催されておりロンシャオという青年が優勝者となる。
その試合結果を見届けたヴィティは優勝者であるロンシャオにあるお願いをする。
「あなたの種が欲しいの」
「………………は?」
とんでもない事を告げられ固まるロンシャオに強い男の遺伝子が欲しいと話すヴィティ。
ロンシャオは遠方からやって来たため何も知らなかったがルミニュイ族は女性しか生まれないため年頃になると山を降りて他所の男の種を貰い子を産む風習があったのだ。
「ああ、別に恋人や夫婦とやらになりたいわけではないの。子育ては一族皆でするから。認知しなくてもいい」
「は……?」
「種だけちょうだい。胎に出すだけでいいわ」
「しょ、初対面の人間に何を言っているんだお前はー!?」
直球かつ即物的すぎるヴィティにロンシャオは驚愕&ドン引き。
彼の知る一般的な男女の仲について説明するものの情よりも効率重視なヴィティにとってそれは理解出来ないものであった。
「……困ったわ。私、あなたがいいのに」
「何故だ。お前は俺のことなんて何も知らないだろう」
「そうね。でもあなたを一目見た時からあ、この人の種が欲しいって思ったの。直感と言うのかしら。そしたらあなたは数ある実力者の集う大会で見事に優勝した。これが運命とやらではないのかしらと思ったのだけれど……」
「……よくそんな恥ずかしい事が言えたものだ」
「恥ずかしい? 何故? 優れた雄の遺伝子が欲しいと思うのは種としての本能ではなくて?」
「だから! そういうところだ!」
一度は拒否されたものの心から惹かれた相手を諦めきれなかったヴィティは提案する。
恋について教えてほしいと。そして自分を好きになって欲しいと。
素直クールに迫るヴィティにロンシャオは抗いきれず彼にとっての一般的な恋愛について教える約束を交わしてしまうのだった──。
本作は生真面目ツンデレ武人と素直クール雪乙女のラブコメディロマンスです。
※ヴィティの当初の目的が子作りなのでR15くらいの 性的な話題や言動、下ネタが含まれます
※人によって残酷な描写が終盤にあるのでタグをつけました
文字数 65,021
最終更新日 2025.09.28
登録日 2025.09.12
主人公、丸木 哲(まるき あきら)は優秀な兄と比較されることをコンプレックスに感じつつ、現状を打破するためダンジョン探索者になる努力をしていた。
晴れて、探索者の免許を取得しダンジョンへ潜った哲だったが、覚醒したスキルによって女の子になってしまう!
「丸木さんが男性ですか? 何を言ってるんです? 丸木さんは初めから女の子だったじゃないですか」
必死の思いでダンジョンを脱出したものの、哲は初めから女の子だということになっていた。
残された頼りの綱は、唯一自分が男だったと覚えている悪友、別名「探索者殺しの発明家」無神原 相(むこうばら あい)。
「こうなったら魔法生成AIだかなんだか知らないが、無神原のマジックアイテムでもなんでも使って、ダンジョンを攻略してやる!」
スキルはないが魔力はある。そんな、世界改変系TS娘が世界に発見されるのはそう遠くなく……。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
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文字数 113,756
最終更新日 2025.11.26
登録日 2025.11.20
笑うことを忘れた世界で、僕は幽霊と出会った。
日向悠真は、冗談ひとつ言えない“現代の若者”。
そんな彼の部屋に、戦国を生きた女武将の幽霊・信子が現れる。
彼女は言う――「笑いは、生きる呼吸じゃ」と。
ヘタレ大学生と不屈の幽霊が紡ぐのは、
笑いと涙を奪われた世界を救う“感情外交”の物語。
企業、教育、医療、記憶、そして宇宙。
どんな場所にも、人は泣き、笑い、迷いながら生きている。
これは、“感情”という失われた言語を取り戻すための、
六畳間発・人類再生のコメディドラマ。
文字数 25,029
最終更新日 2025.10.26
登録日 2025.10.23
<神の戦士>と呼ばれる団体が天界にはいる。
それが私達【エミリアフォース】
個性豊かな仲間と共に、魔王を倒す。
そして。
「天界、下界、愚界の平和は
我らが取り戻す」
※魔王が望む世界の勇者視点です。
文字数 224
最終更新日 2016.01.21
登録日 2016.01.21
人は、誰でも不思議な力を
持っている。
いわゆる第六感、霊能力
その類は、人を幸せにする
人を不幸にする。
僕は小6の時に不思議な感覚を
覚えるようになったのだと思う、
それは、祖母が亡くなった日
ショックで大泣きをしてしまって
多分、心配してくれたのだろう。
頭をなでてくれたような感覚
があった、まるで泣かないでって
言っているみたいに。
それは、僕の心の中で大きく
たくましくなったきっかけのような
気がする。
それから、僕はまるで何もかも知ってる
みたいに、人の心が手に取るように
わかっていた。
僕が読み取れるのは、悲しみ寂しさ
そして、感謝だった。
人と接するのには、
必要のない力だった。
ツイッターで亡くなった人の
写真とかが出ていると
その人の心がいくら拒絶しても
流れてくる。
全く知らない、人なのに
写真にはない、ビジョン的な
ものが、頭に浮かぶ。
僕は、不幸な人間だ。
人の辛さを勝手に共有してしまうのは
とても悲しいし自分を無くしかけていた
もちろんこのことは誰にも話せない
話せるわけがなかった。
そういや、1人話したことがある人が
いた、昔よくあそんでいた親友の
れんくん、よく朝とかに会うのだが
おはよって言うだけであまり話してない
久しぶりに話してみることにした。
「いや~久しぶりだね!
また遊べるなんて思ってなかった」
れんくん「そうだねーなかなか
忙しいもんな高校」
そんな、たわいもない話を30分ぐらい
してから、本題にはいった。
「ねぇ、俺がれんくんにだけ言った
秘密のこと覚えてる?」
れんくん「あーなんか、人のこころが
読める的な話?」
「うん」
れんくん「それがどうしたんだ?」
「それがさ、今まで我慢したけど
我慢するのが嫌になってきたんだ
この、個性を生かせる方法を考えて
欲しくて、」
れんくん「そういうことかよ笑
いいよ!まかせな!」
たくましい言葉がものすごく嬉しかった
僕たちは色々話し合い、
結論が出た、
れんくん「お前って悲しみとかの感情
を読めるけど感謝の感情も読めるん
だよね?」
「うん、3つの中で1番容量のでかい
感情が、流れてくるよ?」
れんくん「そしたらさ!遺言探偵って
どうよ!」
「遺言探偵?」
れんくん「そう!亡くなった人の
伝えられなかった言葉を親族に届ける
これは、お前の個性を生かして
人を幸せにするいい解決策だと思う!」
「なるほど!なんかそれ
あってる気がする!」
れんくん「よかったら、俺が
助手でもしてやるよ!
会員みたいな感じで!」
「じゃあ、お願いします!」
そして、僕らは、
遺言探偵になった。
文字数 2,521
最終更新日 2016.06.08
登録日 2016.06.08
西暦二一XX年。
地球に突如現れた謎の浮遊物体X。
超巨大で楕円形の球体。
衛星監視から観測できなかったことから未知の技術が用いられているのがわかる。
また大質量の物体が宙に浮いていることも拍車をかける。
史上初の現物テレポートもしくワープ機能搭載の謎物質に世界が新歓する。
情報を集める伊之瀬慎一(いのせしんいち)のスマホが乗っ取られ、一人の女が映し出される。
名はヴィクティムといい、研究者をやっているという。
とある場所からこの船と呼ばれる球体を使って今に至るが、追っ手が来るかもしれないらしい。
私一人では対処できないが、知的生命体である地球人を見込んで協力して欲しいとお願いされた。
協力のお礼としてまず人の力をより引き出せる技術の提供をするという。
それが人類の脅威になろうとは思ってもいなかった。
もしもリアルで魔法のような代物があるとしたら人がどんな存在になるか考えたらこうなったSFファンタジーです。
小説初心者です。誤字脱字、感想、批評なんでも受付ます。
これを読んで少しでも楽しんで貰えたらと思っているので完結まで頑張ろうと思います。
タイトルの変更をしました。8月15日
話の一部に謝りがあったので訂正しました。8月28日
文字数 40,252
最終更新日 2017.08.23
登録日 2017.08.14
大学教授の傍ら「失せもの探し屋」を営むナイトレイと、ひょんなことからその諸々のパートナーとなってしまったローガン。今回の依頼はカナダの博物館からで、展示してあったあのロシアの怪僧として名高いラスプーチンのネックレスを強盗から取り返す事だった。任務は簡単に済ませたのだが、その晩強盗達が家に押し入り、思ってもみなかった事実を口にする。
ただの金目的の強盗と思っていたが、どうやら事件はもっと根深い所で絡み合っているようで、ナイトレイは(無理やり)ローガンと共に、事件解決に乗り出したのだった……。
キーワードML
ML/堅物攻め×淫乱受け/推理(?)物/既に(不本意ながら)カップルで同棲中
文字数 71,929
最終更新日 2019.10.28
登録日 2019.10.28
高校二年生で引きこもりだった藤代蓮(ふじしろれん)は親の計らいによって朔淫島(さくいんとう)へと向かう。
高校生活ですり減っていた精神を癒やすための慰安旅行的な性格が強かったが、そこで出会った人たちは少し貞操観念がゆるくて自然と深い関係を結ぶことに……。
対人関係での悩みを抱えた主人公が島での生活を通して自信を取り戻していく淡くエッチな物語。
※♡マークあり
※基本的に男一人称視点で記述します
文字数 7,373
最終更新日 2021.08.05
登録日 2021.08.01
自他ともに認めるいじめっ子だった彼女は、刺されて死んだ。
転生後、斜め読みした小説の悪役令嬢になり、そのまま回避行動をすることなく、いじめっ子として成長した。
そう、彼女ローズ・レフレイムは妃候補のライバル、リリー・ライレイニというヒロインをイジメに虐めたのです。
結果、告白されました。
好かれる心当たりなど心当たりもないし、どんなに嫌われるような行動を取っても
リリーの想いは強くなるばかり。
ローズのいじめが無効化されるレベルの好かれっぷり。
妃の候補ライバルのリリーにべったりくっつかれるローズ、
その評判が広まったおかげで、皇太子の婚約者…妃選定も難航してしまった。
皇太子が妃を選ぶ18歳のお誕生日まであと少し…
こうして妃を選ぶための試験が始まった。
これは、深刻そうに見せかけたコメディー物語!!(と思ったら深刻かも)
文字数 104,614
最終更新日 2022.09.30
登録日 2021.10.07
第一王子ジェームズと公爵令嬢オリビアの婚約披露パーティの会場で事件は始まる。乾杯の音頭を取って出席者たちがグラスを掲げて二人は盛大に祝福されていた。だがワインを口にしたジェームズは苦しみだして倒れてしまう。ジェームズの飲んだワインには毒が入っていたのだ。
婚約者に幼馴染に執事にメイドなど誰が兄を殺害したのか?内情は男女のドロドロした複雑な人間関係が怪しく絡み合っていた。勇敢で聡明な第二王女のイザベラと第一王女のアメリアが愛憎劇を通して犯人を推理し事件の真相に迫るが……
文字数 12,741
最終更新日 2022.03.04
登録日 2022.03.03
ある日の夜、南高輝(みなみ こうき)が暮らすアパートのベランダに空から何かが落ちてきた。
細長い銀色の円形状のそれはカプセルのようで、中から男性が出てきた。
その男性は奇妙なことを言い出した。「交尾して子供を作ろう」と。
地球外生命体だという男性は、遠い星から地球を侵略するために来たらしい。
その方法が、宇宙外生命体の遺伝子が混じった子供を作り、数を増やして、地球を乗っ取ることだというのだ。
男で子供が産めない高輝と地球外生命体ユウとの不思議な子作り生活がはじまる。
文字数 20,379
最終更新日 2023.04.06
登録日 2023.04.01
黒フードの男が肩を叩く。
目覚めるタイミングだった。
迎えが来たんだ
しばらくぼーっとしていたかったけど
許されなかった。
男は手を差し伸べて
起き上がるのに手助けしてくれた。
「お久しぶりですね。」
黒フードの男が笑う。
まだぼーっとしてたいんだけど
あんまり許してくれなさそう。
男は笑いながら
「みなさん待ってますから、ほら待たせると怖いでしょ...あの人達...。
ゆっくりさせて差し上げたいけど
次のステップに進まないといけませんから
どんどん早回しで行来ます。
ほら貴方も
後しないといけない事が詰まってますからね。」
傍らにいた白いフードの女の人は
スっと横に立ち黙って頷いている。
相変わらず寡黙な人だ。
男の方を見やる
「相変わらずせっかちですね。」
「ははは まぁ致し方ないですね。」
手を引いてくれた黒フードの男に
スタンプカードを押し付けられた。
ちゃんとお持ちくださいね。
大切なカードですから
はい、ありがとうございます。
ぼけーっとしときたいけど
これから先、多分長いし
まだ続くから
黒フードの男に
手渡されたカードにはスタンプが増えてる。
まだ続くんだよね
ええまぁ
でも
3分の1は済んてなかったですか?
詳しい事は後ほど向こうで
確認取りましょう。
そうですね
じゃ行きますよ
はい
そうして僕は旅立った。
文字数 10,904
最終更新日 2025.04.03
登録日 2024.09.04
『ブラックホール!』……とメイド服を着た銀髪の女性が言い放ち、主人公タリムは“赤のオーラ”が使えなくなってしまった。
赤のオーラが使えなくなったタリムは、オーラを取り戻すため、幼馴染のオペラとともに旅に出るのだが……。
※小説イラストは「すぐつかレルンさん」に描いてもらいました!
X(旧:Twitter)⇒ @Sugutsuka_Rerun
※2026.1.2~ 各章の小説内で一部キャラの挿絵を追加しました!
アプリ「DAYS AI」によるAIイラストのため、苦手な方はスルーしてください。キャラクターはあくまでイメージです!(出力が難しいので、服装などはすべてが反映できていません。予めご了承ください)
文字数 259,035
最終更新日 2026.01.02
登録日 2024.07.07
日本に帰国、偶然寄った小倉のバーで出会った女の子とバーのママがいた。
「まったく・・・ミキちゃんは発想がおかしいわよ。それもね、私だってミキちゃんみたいに自由だったら、同じようにおねだりしちゃうかもね・・・」なんてママまで変なことを言う。
「まあ、そのね、私は船賃なんか気にしないけど、どうにも、二回りくらい年の離れた初対面の女の子と一緒に部屋なんて・・・」
「あら?ちょっとしたパパ活でも数万円するんだし、パパ活と思ってもらって、私を自由にしてもいいのよ、おじさん」
「そんなことを言って・・・知らないよ、ミキちゃん、何が起こっても」
「大丈夫、おじさんに責任をなすりつけません。なんなら、スマホのボイスレコードに録音しても良いわよ。証言しますから。ママも証人になってくれるもん。私は、おじさんに何をされようと・・・殺人は止めてよね・・・おじさんに責任を取らせることはいたしません。だから、一緒に連れてって。ね?お願い」と私のiPadを取り上げて、フェリーのWeb予約のページをさっさと画面に出してしまった。
※この物語は法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※この物語は性描写や飲酒、喫煙シーンを含みます。
文字数 50,356
最終更新日 2025.04.12
登録日 2025.03.23
かつて、人間界を恐怖に陥れた大魔王がいた。
その名はゼウマ。地上から光を奪い、逢魔が刻をすべし者。
大魔王ゼウマを討ち取った勇者アキツキには、救厄の聖者たちと呼ばれる一騎当千の仲間たちがいた。
魔法に長けた人・魔人の少女 ステラ
その双子の妹であるアルビノの魔人 ピノア
名門ファフニール家の竜騎士 ニーズヘッグ
その婚約者にして戦乙女である アルマ
ニーズヘッグと契約せし竜にして人の姿も持つ ケツァルコアトル
大賢者 ブライ
魔装具と呼ばれる特殊な鍛冶職人であり、あらゆる武器を使いこなすレオナルド
レオナルドが作りし魔痩躯に魔導人工知能が埋め込まれたホムンクルス サタナハマアカ
合体銃剣の使い手である義賊 ヤマト
錬金術を極めた魔少年 イルル
先代の勇者であるフガク
そして、2000年前の時代からタイムスリップしてきた処刑直前のメシア アンフィス
大魔王ゼウマを討ち取った勇者アキツキたちは、魔王や魔物が棲む魔界があるかぎり人間界に平和は訪れないと考えるようになった。
彼らは魔界への門を開き、侵攻を開始する。
魔界には、五つの大国と100を超える小国が存在した。
いずれの国にも魔王がおり、魔物たちがいた。
魔王とは、武力や魔力に優れてはいるものの、決して最強の存在ではない。政治に長けた者である。人間界の王と同じように、世襲制の魔王もいる。
五大国のひとつを治めていたゼウマの死によって、魔界のパワーバランスは崩れ、魔界戦国時代へと突入しようとしていた。
魔界の数ある小国のひとつ、シンカ国の魔王エストは、かつてはダークマトンと呼ばれる魔導大量破壊兵器を数多く保持していた。
しかし、ゼウマをはじめ、さまざまな国々からダークマトンを手放すよう言われ、その代わりにシンカの平和は我々が守ると言われ、エストはその言葉を信じ、ダークマトンをすべて手放した。
しかし、ゼウマ亡き後、その約束は反故にされ、近隣諸国からその領土を狙われていた。
エストはゼウマを倒した勇者らに助けを乞う。
勇者らはエストを善なる魔王と見抜き、彼ならば魔界に天下泰平の世を築いてくれるであろうと確信し、協力関係を結んだ。
この瞬間、勇者らは魔界に住む魔物たちにとって侵略者となり、命や財産、土地を奪う略奪者となった。
文字数 42,039
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.04.01
日本で暮らしていた、当時高校二年生。冬、だったはずだ。だって、あんなにも寒かったんだから。
最悪だった。退魔シェルターに避難していたはずだったのに、おそらく防衛隊の虚を突いたのだろう。ヤツは言葉を介していたから。人間と同程度か、それ以上の知能を持っていたはずだ。
死にはしなかった。すぐに助けが来てくれたから。でも遅かった。手負いの悪魔は近くの人間に取り憑き、傷を癒すんだ。それが僕だった。それだけの話。
それからの日々は地獄だった。絶え間ない痛み、いつ悪魔に用済みになって殺されるかわからない状態で、いつでも僕を殺せるように設置された兵器の銃口が僕に向いている。
現代の技術では悪魔憑きはどうしようもないのだ。人道的だどうのこうの言う人が多く、政府は人間を殺せない。だからこんな生き地獄を味わうことになった。僕は耐えきれなかった。殺してくれと、頭を下げて頼んだ。
僕の最後は、これまでになほど汚く、がたがたな字で自分の名前を書いたこと。
そして僕は再び目を覚ます。しかし、悪魔はまだ僕を苦しみから逃がしてはくれなかった。
文字数 14,184
最終更新日 2026.04.08
登録日 2026.03.31
“リュウランゼ”と呼ばれる、大陸の人間を襲う“バグ”と呼ばれる化物を退治する職業があった。そんな死神と同一視される程の存在の中で、同業者からもあまりの強さに嫌われる通称“ジャンク・ボンド”。何と、飛び切りの美女だったりするのだが、血を浴びても顔色変えずにバグを一刀両断するクールビューティーだったりする。ある日、見届け人(リュウランゼが仕事を完遂したかを見届ける役)のレッドという男と組まされることから、物語が始まる。レッドは、ジャンク・ボンドという噂を知らず女と組まされたためか、そんな彼女の魅力的な尻を追い掛けるために、見届け人として仕事を請けた。それなのに……。化物も彼女が簡単に倒してくれると思ったのに。世の中そんなに甘くない。結局、どの登場人物よりも、走ったり、跳んだり、慣れない刃物を振り回すハメに――。しかも彼女の持っていた日本刀が、とても性格が悪く(何と喋るどころか、触れた者の体を乗っ取り、好き勝手に動いたりする)、レッドも揉め事に巻き込まれてしまう。その他胸もデカいが態度もデカい“回収屋”のユズハもレッドを振り回す。チート? 転生? ハーレム? 日常? そんな言葉知りません。 ……あ。一応、主人公はレッドです。多分。
小説家になろうでも投稿しています。だいたい、昼頃投稿していきます。
文字数 184,106
最終更新日 2021.10.27
登録日 2021.09.05
毎週土曜日更新予定
私は生前の記憶がない。真白先生が言うには幽霊になったとしても生前の事をはっきりと覚えている方が珍しいという事なのだが、それでも少しくらいは覚えているのが普通だそうだ。私のように名前も生まれた場所も生まれた時代も死ぬ前の状況も何もかも覚えていないというのは、普通ではないそうだ。
私は真白先生にヒナミという名前を付けてもらった。ヒナミになった理由は私が生まれたての鳥の雛のように先生に助けを求めていたからだという事なのだが、私にはその記憶も残っていないのであった。生きていた時の事も死んでしまった後の事もあまり覚えていることは出来ないのだが、先生の事だけは忘れることが無かったので、その事だけは安心して過ごすことが出来ていた。
真白先生は私みたいな幽霊になった人とお話をして説得をする仕事をしているのだけれど、私以外の幽霊の姿は見えないらしい。なぜ私の姿だけが見えているのかは真白先生も不思議に思っているそうなのだが、私の姿が見えているという事で今まで以上に仕事がやりやすくなったと喜んでくれている。
真白先生は除霊自体は出来ないそうなので、基本的には対話をして説得をして成仏をしてもらうという形を取っているのだが、万が一の時には本当のお母さんに貰ったお札を使って強制的に除霊をすることが出来るそうだ。私はそのお札を見たことが無いのだけれど、真白先生の話によると、そのお札を見ただけで私も成仏してしまう可能性があるそうだ。
私はもう少し真白先生と一緒に暮らしていたいので成仏したいとは思わないのだけれど、いつかそんな日が来るのではないかと思い、真白先生との暮らしを楽しんでいるのであった。
ただ、真白先生は除霊代金の代わりにエッチな事を要求するのはやめた方が良いと思う。
欲望に忠実なのは仕方ないと思うのだけれど、真白先生がエッチな事をしているところを見せられるこっちの気持ちにもなって欲しい。
私にちゃんとした肉体があればエッチなこともしてあげられるのだけれど、私はこの世界のモノに触れることが出来ないのでどうすることも出来ないのだ。
この話は「小説家になろう」「ノベルアッププラス」「カクヨム」「ノベルピア」にも掲載しています。
文字数 159,935
最終更新日 2023.05.20
登録日 2023.02.28