「増」の検索結果
全体で3,468件見つかりました。
シルフィ・リンディアは、王太子リュクシアス・イスタニアの生まれた時からの婚約者である。
リュクシアスは、表向きは品行方正で慈愛に満ちて優しく穏やかで品格のある完璧な王太子だと、評判だった。
けれど、シルフィだけは彼の本当の顔を知っている。
なぜならシルフィは、リュクシアスに少しずつ、丁寧に、長い時間をかけて快楽を教えられてきたからだ。
学園で同じ時間を過ごすようになり、リュクシアスの嫉妬と執着はさらに苛烈さを増していき──。
ともかく溺愛調教えろが書きたい。そんな話です。
文字数 114,198
最終更新日 2025.11.30
登録日 2025.10.31
大体10000字前後で完結する話のまとめです。こちらは比較的明るめな話をまとめています。
基本的には1タイトル(題名付き傾向~(完)の付いた話まで)で区切られていますが、同じ系統で別の話があったり続きがあったりもします。その為更新順と並び順が違う場合やあまりに話数が増えたら別作品にまとめなおす可能性があります。よろしくお願いします。
文字数 341,685
最終更新日 2024.03.26
登録日 2024.02.23
雪の街で、音だけが浮いていた。
アヤは、まだ何者でもない。
放課後と夜のあいだを行き来しながら、
自分の輪郭を決められずにいる。
小さなライブハウスで聴いた音が、
なぜか忘れられなかった。
それは希望でも、救いでもない。
ただ、衝撃だった。
出会った女の子たちは、よく笑う。
くだらない話をして、可愛くて、楽しそうで、
どこにでもいそうに見える。
一緒に音を出す時間が増える。
バンドは、いつの間にか居場所になる。
正解はなく、答えもない。
それでも、音は鳴る。
誰も自分の話をしない。
大事なことほど、言葉にしない。
その沈黙が、少しだけ冷たい。
甘さのないキャンディのように、
噛むほどに味が変わる時間。
これは、可愛い女の子たちの話だ。
――少なくとも、最初は。
『Sugarless SugarLady』
名前のない色で、歌いはじめる物語。
毎日21:00更新。
※本作は他サイトにも掲載しています。
文字数 100,753
最終更新日 2026.04.26
登録日 2026.04.10
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
文字数 9,688
最終更新日 2024.07.20
登録日 2024.07.20
番外編は時系列順ではありません。
4/25『過渡(かと)の風 2』
惣領貴之が刑務所を出所後の話です。5話くらいの予定です。
4/8『神話の国の白い猫 4』(全4話)
みふゆと京司朗が出会う前の、京司朗の話です。
R8 1/13 『ネコおどり大賞』
R7 12/30 『プレゼント5,6』(結局全6話になりました)
11/13『日常のひとこま』再公開
08/22 『大きな栗の木の下で』全3話
-本編大まかなあらすじ-
*青木みふゆは23歳。両親も妹も失ってしまったみふゆは一人暮らしで、花屋の堀内花壇の支店と本店に勤めている。花の仕事は好きで楽しいが、本店勤務時は事務を任されている二つ年上の林香苗に妬まれ嫌がらせを受けている。嫌がらせは徐々に増え、辟易しているみふゆは転職も思案中。
林香苗は堀内花壇社長の愛人でありながら、店のお得意様の、裏社会組織も持つといわれる惣領家の当主・惣領貴之がみふゆを気に入ってかわいがっているのを妬んでいるのだ。
そして、惣領貴之の懐刀とされる若頭・仙道京司朗も海外から帰国。みふゆが貴之に取り入ろうとしているのではないかと、京司朗から疑いをかけられる。
みふゆは自分の微妙な立場に悩みつつも、惣領貴之との親交を深め養女となるが、ある日予知をきっかけに高熱を出し年齢を退行させてゆくことになる。みふゆの心は子供に戻っていってしまう。
令和5年11/11更新内容(最終回)
*199. (2)
*200. ロンド~踊る命~ -17- (1)~(6)
*エピローグ ロンド~廻る命~
本編最終回です。200話の一部を199.(2)にしたため、199.(2)から最終話シリーズになりました。
※この物語はフィクションです。実在する団体・企業・人物とはなんら関係ありません。架空の町が舞台です。
現在の関連作品
『邪眼の娘』更新 令和7年1/25
『月光に咲く花』(ショートショート)
以上2作品はみふゆの母親・水無瀬礼夏(青木礼夏)の物語。
『恋人はメリーさん』(主人公は京司朗の後輩・東雲結)
『繚乱ロンド』の元になった2作品
『花物語』に入っている『カサブランカ・ダディ(全五話)』『花冠はタンポポで(ショートショート)』
文字数 590,811
最終更新日 2026.04.25
登録日 2021.07.04
☆ お知らせ ☆
先日、近況ボードにも
お知らせしました通り
2026年4月に
完結済みのお話の多数を
一旦closeいたします。
誤字脱字などを修正して
再掲載をするつもりですが
再掲載しない作品もあります。
再掲載の時期は決まっておりません。
表現の変更などもあり得ます。
他の作品も同様です。
ご了承いただけますようお願いいたします。
ユユ
☆ お話の内容紹介 ☆
【 高給アクターは夢を覗く】
こちらの続編です。
『アクター』に勤める睡眠士の楓と
彼女を指名するお客様
そして同僚達の話。
『アクター』ではプロが
皆様の心に寄り添います。
お値段はお高め。かなりお高め。
それでもシフトが出れば即予約済み。
興味本位で予約できる料金ではないけど
依頼せずにはいられない。
★ 《第8回ほっこり・じんわり大賞の
読者キャンペーン》に対応するために
コメントをONにしています。
キャンペーン用としてご利用ください。
余裕があればお返事します。
(基本未読未返信)
【キャンペーン一部抜粋】
誤字脱字のご指摘のみの感想や
誹謗中傷等の内容を含む感想は
本キャンペーンの対象外となります。
作者からの承認処理が期間を過ぎていた
場合でも感想の投稿が期間内に行われて
いればキャンペーン対象となります。
★ 週に1度1話公開予定
余裕があれば増やします
★ 短編予定です
★ 作り話です
★ 暇つぶしにどうぞ
文字数 93,391
最終更新日 2025.09.22
登録日 2025.06.30
21世紀日本で、ヘドネという源氏名で娼婦業を営み、46歳で昇天…したと思ったら!!
なんと中世風異世界の、借金だらけ名ばかり貴族の貴族令嬢に転生した!!
第二の人生、フィリーという名を付けられた、実年齢16歳、精神年齢還暦越えのおばはん元娼婦は、せっかくなので異世界無双…なんて面倒くさいことはいたしません。
小金持ちのイイ男捕まえて、エッチスローライフを満喫するぞ~…と思っていたら!!
なぜか「救国の英雄」と呼ばれる公爵様に見初められ、求婚される…。
ハッキリ言って、イ・ヤ・だ!!
なんでかって?
だって嫉妬に狂った女どもが、わんさか湧いてくるんだもん!!
そんな女の相手なんざ、前世だけで十分だっての。
とは言え、この公爵様…顔と体が私・フィリーの好みとドンピシャ!!
一体どうしたら、いいの~。
一人で勝手にどうでもいい悩みを抱える、フィリーの運命やいかに…。
前回はようやっと、ダイヤのいざこざに決着が…。
しかしそれによる波紋は、やはり大きくて…。
おまけに、他の厄介ごとまで舞い込むしぃ~。
謀略を駆使する連中も、増えるしぃ~。
ますますお騒がせなフィリーの周り。
お久しぶり…なキャラも出現!!
さてさてどうなる事やら…。
文字数 191,650
最終更新日 2026.04.24
登録日 2026.02.26
ザカリー男爵家のルディア(20)は両親を事故で早くに亡くし、田舎の領地で祖父母に育てられた。
しかし、優しかった祖父母が病で呆気なく亡くなり、ルディアは天涯孤独になってしまう。
悲嘆に暮れるルディアだったが、傍で寄り添い慰めてくれたのは、領地の親友アイクだった。
次第に元気を取り戻したルディアだったが、そんなルディアの元に突然王命を記した書簡が届く。
そこに記されていたのは、バウアー公爵家当主フィンセント(25)との婚姻だったが、その理由にルディアは驚く。
『この婚姻は«神の愛し子»ルディアをバウアー公爵家で保護し、その血を絶やさぬようにする為である』
手紙の内容はにわかには信じ難いものだったが、王命に背くことはできず、ルディアは仕方なく王都に向かう。
そんなルディアを待っていたのは、フィンセントの元婚約者だと名乗る、公爵令嬢オディーヌからの壮絶な虐めだった。
虐めに必死に耐える中、新しい命を授かり希望を見出したルディアだったが、日に日に苛烈さを増すオディーヌの虐めに、とうとう耐えきれなくなったルディアは、湖に身を投げてしまう。
冷たい湖に沈んでいくルディア。
静かに湖の底で息絶えてしまったルディアに、どこからか不思議な声が聞こえてくる。
『ルディア、辛かったね。ねえ、君がいなくなった後の公爵家がどうなるか見てごらん。そしてもう一度、自分で選ぶんだ』
誰⋯?
何を選ぶの⋯?
そう思った瞬間、ルディアの魂はバウアー公爵家の屋敷に引き戻されていた。
後悔する寡黙な公爵フィンセントと、運命に翻弄される男爵ルディア。ルディアを密かに想う親友アイクも絡み、それぞれのハッピーエンドへと向かう。
男性妊娠可能な世界です。
主人公が虐められるのを書くのは胸が痛みますが、最後は幸せにしたいです。
Rシーンは話の流れで触れる程度ですが、一応※付けます。
2~3日に1話更新する予定ですが、筆の進みが悪い時は不定期になるかもしれません。(¯―¯٥)
なにぶん素人の趣味で書いておりますので、気長に待って頂けたらと思います。
※画像はpicrewさんよりお借りしました。
Xアカウント(@wawawa_o_o_)
文字数 103,903
最終更新日 2026.01.25
登録日 2025.11.29
恋人との初めてのセックスで、媚薬を使われて中イキを教え混まれる話です。らぶらぶです。今回は1話完結ではなく、何話か連載します!
R-18の長編BLも書いてますので、そちらも見て頂けるとめちゃくちゃ嬉しいですしやる気が増し増しになります!!
文字数 10,323
最終更新日 2024.07.14
登録日 2023.02.17
ある日、ダンジョン配信者の俺は気付いた。
視聴者数が増えるほど、ダンジョンの難易度が上がっている。
最初は偶然だと思った。
だが違った。
同接100人で罠が増える。
同接1000人でモンスターが変わる。
同接1万人で、ダンジョンの構造そのものが変わった。
視聴者が増えるほど、世界は危険になる。
なぜか。
答えは一つだった。
「見られている」からだ。
観測されることで、世界は形を持つ。
やがて配信は世界規模の現象となり、
国家も企業も「観測」を利用し始める。
ダンジョンはエンタメになり、
事故は演出になり、
死すらコンテンツになる。
そして現れた。
視聴者数100万人の殺人配信。
世界が崩れるその瞬間、
俺はダンジョンの最奥にある“椅子”に辿り着く。
そこは――
観測の中心だった。
これは、
配信者が
世界の観測者になるまでの物語。
そして、
観測が終わらない世界の話。
(全100話・完結)
文字数 115,608
最終更新日 2026.04.26
登録日 2026.03.09
日本に出来たダンジョンの数、実に500。
ダンジョンについて偉い人はこう言った。ゲートは人物が入った瞬間にその人物のデータをスキャンして本体は異空間に安置しており、中に入った人物はコピーされた人物であるがDNAやら遺伝子は一致していて寸分違わず本人であるらしい。
だがダンジョンに入った人物は、コピーされた偽物なので死亡しても本体がゲートから生きて排出されるのがその証拠だと。
文字数 4,480
最終更新日 2026.04.26
登録日 2026.04.25
平穏第一主義の青年・九条迅は、ある日突然“完璧女神(自称)”ルミエル・セラフィナによって異世界へ送り込まれる。
説明は雑、特典は未実装、そして押し付けられたのは――借金一億五千万ゴールド。
「俺は平穏に暮らしたいだけなんだが?」
転生ではなく“転移”。つまり元の身体のまま放り出された迅に、チート能力はない。あるのはそこそこ冷静な判断力と、絶妙に不幸寄りの運だけ。初日に市場へ放り出され、奴隷狩りに遭遇し、成り行きで巨大両手剣ツヴァイヘンダーを担ぐ羽目になる。
一方、天界管理局第一階層担当の大聖女ルミエルは、神界でも有名なポンコツ。書類は溜める、借金は増やす、都合が悪くなると泣く。だが自称だけは完璧。
「全部あなたの成長のためよ!」
「俺の人生を教材にするな」
英雄になる気はない。名誉もいらない。ただ飯と屋根と安全が欲しいだけ。
それなのに、なぜか事件の中心に巻き込まれていく迅。
借金返済? 救世主? そんなものは後回しだ。
これは、ポンコツ大聖女の尻拭いを全力で拒否しながら、異世界で“静かに生き延びようとする”男のサバイバルコメディである。
文字数 84,553
最終更新日 2026.04.26
登録日 2026.02.22
レールガーディアン —都市を守る鉄道少女—
夜の駅には、誰も知らない戦いがある。
都市には、人々の不安や怒り、孤独、そして過去の災害の記憶が蓄積している。
その負の感情が形を持った存在――「シャドウ」。
それは停電、事故、災害といった形で都市を静かに蝕み、人知れず街を破壊していく。
その脅威から都市を守る者たちがいる。
鉄道の意思から生まれた守護存在――鉄道守護体。
ある夜、終電後の駅ホーム。
普通の高校生 神城義人(かみしろ よしと) は、鉄道守護体を名乗る少女 東武レイナ と衝突する。
雷を操る少女と、覚悟によって力を増す刀 「贋作八丁念仏」 を持つ少年。
激突する二人の能力。しかし、その戦いは決着のつかないまま終わる。
そして翌日。
昨日まで敵意を向けていたはずのレイナは、なぜか明るい少女になっていた。
「昨日そんな怒ってたっけ、あたし?」
彼女に取り憑いていた謎の存在――影(シャドウ)。
そして、都市に潜む巨大災害級シャドウの存在。
義を見れば動かずにはいられない少年と、都市を守る鉄道少女。
二人の出会いが、都市の裏側で続く戦いの幕を開ける。
駅、路線、都市そのものを舞台に繰り広げられる
都市守護バトルファンタジー、開幕。
文字数 47,190
最終更新日 2026.04.26
登録日 2026.03.08
スキルという能力を日常的に使用する世界で、主人公が持つスキルは、黙っているだけでお金が増えるという飛んでもないスキル。
しかも、購入費、修繕費、治療費。この世で値段がついているものは、物だろうと怪我だろうと病気だろうと何でも買い取れる派生スキルも持っていた。
普段は、金貸しを生業としている、そんな彼にも秘めた目的がある。
その目的を達成するために、相棒クロウとともに今日も冒険者を相手に商売をする。
お金を使った派生スキルを活用し、立ち塞がる敵を吹き飛ばしていく。そんなお話です。
尚、本作はカクヨムさまにも掲載しています。
文字数 772,313
最終更新日 2026.04.26
登録日 2024.03.01
お母さん、僕は今日結婚するよ。
あの初恋の子じゃなくて、お父様が決めた相手と。父様は僕のこと道具としてしか見ていない。義母様も息子の剛さんも、僕のこと道具として扱う。
結婚すれば殴られる日々から解放される。大丈夫。きっと大丈夫だよ。
いつか王子様が現れるってそんな御伽噺信じてないから、ずっと昔に誰か助けてくれるなんて希望捨て去ったから。
ずっと笑ってられるから大丈夫
幼馴染スパダリα×不憫受Ω
結婚して半年で大きな事件が起こる。
雨の降る夜に幼馴染と再会。幼馴染の南 れおんは恋焦がれていた増田 周の驚くべき真実を知る。
お前なんか嫌いだ。みんな嫌いだ。僕が助けて欲しい時に誰も助けてくれなかったくせに!今更なんなんだよ!偽善者!
オメガバース作品ですので男性妊娠、出産の内容が含まれますのでご注意ください。
文字数 206,063
最終更新日 2023.12.27
登録日 2022.10.29
ある日異世界に召喚されてから3年の月日が経った。 俺は勇者として召喚されたのだが、国が滅び逃亡者となる。
逃亡生活をする事になった俺は1人で生きていこうと決めていたのだが、何故か逃亡の旅をしている内に2人の子供を弟子にしてしまう。
そしてまた1人と増えて、子供2人、エルフ、獣人と1人旅がいつの間にか大所帯へ……。
しかし狙われている俺とずっと暮らす事は危険なために出来ない。だから弟子とは年月を決めて契約をし、一人前になるまで鍛えるのが目的だ。
しかしその旅も魔族とギルドの両方に追われながら異世界の逃亡生活が変わって行く。
文字数 165,813
最終更新日 2026.04.26
登録日 2025.10.20
死者の魂を管理する機関・霊魂管理局の回収課。郷間蓮は、閻魔王の血を引く半人半霊の青年だ。相棒は陽気な幽霊の鬼頭沙斗琉——生きているものと死んでいるものが組む、風変わりなバディである。
局の指示で地縛霊のもとへ向かい、未練をほどいて送り届ける。それがこの二人の仕事だった。
ある日、蓮は異変に気づく。東京23区の地縛霊が、半年前から不自然に増え続けているのだ。偶然か、誰かの意図か——霊の声を拾いながら、二人は東京の闇に潜む真相へと近づいていく。
※この物語はフィクションです。実際の人物、団体、事件などには一切関係ありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※この作品は、「カクヨム」「小説家になろう」「TALES」にも掲載しています。
文字数 52,090
最終更新日 2026.04.26
登録日 2026.03.28
魔導瓦斯(ガス)灯が街を照らし、和と洋、そして魔法が交差する華やかな「魔導浪漫」の時代。
矢絣の着物にブーツを響かせ、誰にでも愛される可憐な少女を演じるアリア。
しかし、その笑顔の裏側に隠された本性は、息を吐くように嘘をつき、他人の不幸を嘲笑う、底抜けの悪女だった。
「信じれば奪われる。だから、先に奪う」
過酷な過去からそんな信念を持つ彼女は、一人の青年に目を付ける。
彼の名はジン。
世界を揺るがすほどの規格外の強さを持ちながら、誰の嘘でも笑って許してしまう、底なしのお人好しだ。
アリアにとって、ジンは己の身を守り、利益を貪るための最高の「獲物」のはずだった。
彼に取り入り、甘い言葉で操り、用済みになれば無惨に捨てる。
その完璧な計画は、順調に進むかに見えた。
しかし、共に旅を続け、鋭い観察眼を持つ騎士や論理的な魔道士といった仲間が増える中で、アリアの足元は少しずつ揺らぎ始める。
どんな卑劣な悪党や魔物を前にしても、ジンは決して怒らない。ただ悲しそうに寄り添い、誰もが目を背けたくなるような人間の「弱さ」や「ズルさ」を、丸ごと肯定するような言葉を紡ぐのだ。
それは、難解な説教ではない。日常のふとした瞬間にこぼれ落ちる、優しすぎる真理。
敵に向けられたはずのその温かくも鋭い言葉は、なぜか毎回、隣で腹黒い計画を巡らせるアリアの真っ黒な心に、刃のようにグサグサと突き刺さっていく。
嘘で塗り固めた私を、どうしてそんなに優しい目で見つめるの?
誰よりも醜い私の心に、どうして触れようとするの?
見返りを求めないその無条件の慈悲は、彼女にとって逃げ場のない「地獄」そのものだった。
これは、世界で一番性格の悪いヒロインが、絶対に裏切らない青年の優しさに抗い、もがき、やがてその温もりに溺れて号泣するまでの物語。
「君の優しさが、私の地獄だった」
――彼女が泥まみれでそう叫ぶ時、あなたはきっと、この最悪なヒロインを愛おしく思わずにはいられない。
文字数 202,089
最終更新日 2026.04.26
登録日 2026.03.10
恋人であるエドワードの夢を応援するために、田舎を捨てて共に都会へ向かったノエル。
煌びやかな生活が待っていると思っていたのに、現実は厳しいものだった。
それでも稽古に励む恋人のために、ノエルは家事を受け持ち、仕事をどんどん増やしていき、四年間必死に支え続けていた。
大物の後援者を獲得したエドワード。
すれ違いの日々を送ることになり、ノエルは二人の関係が本当に恋人なのかと不安になっていた。
そこへ、劇団の看板俳優のユージーンがノエルに療養を勧めるが──。
ノエル視点は少し切ないです(><)
女性も登場しますが、恋愛には発展しません。
本人は気付いていませんが、愛され主人公です。
不憫な意地悪王子様 × 頑張り屋の魔法使い
感想欄の使い方をイマイチ把握しておらず、ネタバレしてしまっているので、ご注意ください(><)
大変申し訳ありませんm(_ _)m
その後に、※ R-18。
飛ばしても大丈夫です(>人<;)
文字数 191,603
最終更新日 2022.03.10
登録日 2022.01.22
