「誰」の検索結果
全体で18,540件見つかりました。
高校一年生の七瀬美子(ななせ みこ)は、二つ年上の兄の友人・結城遥(ゆうき はるか)に一目惚れし、ひそかに恋心を抱いていた。
優しく穏やかで、どこか遠く感じる彼に、想いを打ち明けることはできず、胸の奥にしまい込む毎日。
けれど、たった一度のリビングでのキスが、美子を、遥への恋情の檻に閉じ込めた。
先輩にはすでに彼女がいる――それでも、あきらめられない。
SNSに投稿される先輩の写真をこっそりチェックし、笑顔や仕草に胸を焦がしながら、彼の生活を覗き見てしまう美子。
誰かと付き合い、キスもその先も経験しても、先輩のことを想う気持ちは消えない――。
忘れたいのに、忘れられない。
胸を焦がす一目惚れ、抑えきれない嫉妬、そして執着。
これは、狂おしい恋情――誰にも理解されない、秘めた想いの物語。
文字数 23,379
最終更新日 2025.11.10
登録日 2025.09.11
午後十一時四十五分。台風接近により、これが今夜最後のフライトだった。
羽田発札幌行き、JAL873便。出版社営業マンの桜井真一は、急ぎ東京に戻るため最終便に飛び乗った。だが、機内に乗客はわずか十人。異様に少ない乗客数に、漠然とした不安を感じる。
離陸直後、機内放送が緊急アナウンスを流した。
「この便に、爆弾が仕掛けられているという通報がありました。午前一時に爆発するとのことです」
あと五十五分。台風で羽田空港は閉鎖済み、引き返すことはできない。パニックに陥る乗客たち。そして追い打ちをかけるように、さらなる事実が告げられる——「犯人は、この機内にいる」
必死の捜索の末、後方トイレで発見された時限爆弾。だが、飛行中の機内からは投げ捨てることができない。残り時間は刻々と減っていく。
突然の停電。そして一人の乗客が姿を消した。照明が戻ると、黒いフードの人物がコックピット前に立っていた。手には拳銃。
「私の名前は安藤由美。七年前、この航空会社の客室乗務員でした」
彼女が語ったのは、七年前に起きた墜落事故の真実。整備不良が原因で百二十三名が死亡したが、会社は事故を隠蔽し、責任を現場のパイロットに押し付けた。
そして、この便に乗る十人の中に、当時の隠蔽工作に関わった人間たちがいるという。元整備部長、元広報部長、元社長夫妻——安藤は彼らを予約システムのハッキングによって、意図的にこの便に集めていた。
「全ての真実を告白すれば、爆弾を止める」
機内には隠しカメラが設置され、すべてが録画されている。告白するか、全員で死ぬか。究極の選択を迫られる乗客たち。
だが、機長が仲裁に入る。「こんな方法は間違っている。一緒に真実を明らかにしよう」安藤が銃を下ろしたその瞬間、元整備部長が襲いかかった。
銃声。
男は胸を撃たれて倒れた。
爆弾のタイマーは残り五分を切っていた。解除コードを入力するスマートフォンが見つからない。三分、二分、一分——残り三秒で、ようやく爆弾は停止した。
着陸後、安藤は逮捕される。だが、桜井は気づいていた。何かが、まだ終わっていない。
不自然な点があった。機長の反応、そして元整備部長の死の状況。銃口の角度が、物理的におかしい。
真実を追及した桜井が突き止めたのは、衝撃の事実だった。
元整備部長を撃ったのは安藤ではなく、機長本人。彼は安藤の復讐計画を利用し、七年前の隠蔽工作で親友を失った自分の復讐を遂げていた。復讐は、さらなる復讐を呼んでいた。
一万メートル上空の密室で繰り広げられる、恐怖と緊張の二時間。爆弾、銃、そして人間の憎悪が交錯する中、真実は次第に明らかになっていく。
生き残るのは誰か。そして、本当の犯人は——。
これは、最後の乗客たちが体験した、極限のサスペンス。
文字数 6,903
最終更新日 2026.01.04
登録日 2026.01.04
ただ、魔法少女になりたいだけだった
魔法少女に憧れる、どこにでもいる普通の女子高生・春野日和。
放課後の帰り道、白くてふわふわな妖精に声をかけられたことから、彼女の夢は現実になる――はずだった。
変身。箒。ステッキ。
誰もが知る“魔法少女”の始まり。
しかし、試験の最中に発覚する残酷な事実。
日和には、魔法を使う才能がなかった。
それでも彼女は諦めなかった。
魔法少女になる条件は、ただ一つ――
魔物を倒すこと。
魔法が使えないなら、殴ればいい。
ステッキは、振るためにある。
これは、
ただ魔法少女になりたかった少女が、
魔法の使えない魔法少女になってしまう話
文字数 5,350
最終更新日 2026.01.13
登録日 2026.01.13
文字数 10,375
最終更新日 2026.04.05
登録日 2026.02.22
ある朝、莉茉は“誰もいないはずの部屋”で不思議なぬくもりを感じる。
それが何だったのか分からないまま学校へ向かったその日、父から「大事な話」があると告げられた。
そして明かされる再婚の話。
新しくできる義妹は───クラスの美少女、黒瀬凛花だった。
学校では高嶺の花。
家では、なぜか距離が近い。
これは、少し不思議な関係から始まる、義姉妹の物語
文字数 18,034
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.03.08
王太子の婚約者として十年間。
王妃教育に学園生活、公爵令嬢としての責務――努力すれば報われると信じて走り続けた結果、私は過労で倒れ、前世の記憶を取り戻した。
前世の私は、日本で働き詰めの末に過労死した会社員。
(……また同じ人生を繰り返してる)
しかもここは、前世で遊んでいた乙女ゲームの世界。
私は主人公をいじめて断罪される悪役令嬢――のはずだった。
でも現実は違う。
誰かをいじめる暇なんてなく、王太子の婚約者として期待に応え続けるだけで精一杯だった。
婚約者は主人公へ笑いかけ、私との会話は事務的なものばかり。
努力しても報われず、心も身体も限界を迎えた私は、すべてを捨てて屋敷を出ることを決意する。
「もう疲れた。今度こそ、自分のために生きよう」
前世知識を武器に、新しい人生を歩み始めた彼女は、知らぬ間に国の問題を次々と解決し、隣国の陰謀さえ崩していくことになる。
今さら私を必要だと言われても、もうどうでもよくなったので、私に関わろうとするのはご遠慮ください。
登録日 2026.07.04
La lune froide(ラ・リュヌ・フロワード)。
剣と魔法のファンタジー世界を舞台に、二つの国の争いに翻弄される人々を一人の少年を基軸に描く幻想戦記。
イラストつき登場人物紹介・世界観説明(INTRODUCTION)を追加しました。
今後の登場人物は、ある程度イラストが描き溜まったら追加していきます。
尚、この作品は小説家になろう(http://syosetu.com/user/top/)でも連載・掲載しております。
●●物語●●
『かつて、世界は広大な虚無であった。
その果ての無い漆黒の中にたった一人、神と呼ばれたものが在った。
神は二振りの剣を持って、虚無を四つに切り裂いた。
虚無の欠片は海となり、空となり、大地となり、そして星となった。
神は新たな世界へ生まれ落ちた人間達に、剣を授けた――』
***
イヴェール皇国南東部に、エーレルという名の小さな農村がある。
そこに、一人の少年の姿が在った。
少年の名は、リュヌ。
村の一大行事である豊穣祭を控え、村人達はいつになく陽気な気配に包まれている。
穏やかで平和な村の暮し、それが永久に続き、繰り返されるのだと誰もが思っていた。
夕刻、思いも寄らぬ悲劇が訪れるまでは。
●●備考●●
同名のフリーゲームを原作とした、原作者によるノベライズ版です。
オリジナル(ゲーム版)から一部構成を変更してお送りします。
ゲームをプレイ済の方には、物語がどんな風に補完されるのかをお楽しみに。
ゲームを未プレイの方には、是非、まっさらな気持ちで見守って頂ければと存じます。
文字数 98,663
最終更新日 2017.09.30
登録日 2017.06.07
誰を好きになる?
誰に恋をする?
誰が好きでもいい。
誰も好きじゃなくてもいい。
誰かを好きになるのは、その人の自由で、認めてもらわなくてもいい。
誰かを好きになったという事実が、それはそれは素晴らしいことだから。
ごく普通の人間の好きになった人の話をしよう。
主人公の思い。周りの思い。好きな人の思い。
悲しくもあり、笑いもある。
そんな話ができるといい。
文字数 1,713
最終更新日 2022.02.05
登録日 2019.08.10
ある日、普通に学校へ行って授業を受け、何の異変もワクワクもないままで放課後を迎えた羽生太一。
尚斗たちと一緒に帰るつもりで声をかけると、今からクラスでも学年でも一位の美女と二位の美女が告白されるらしいことを聞いて見物する破目になる。
本当はすぐに帰って新作のオンラインMMOのテストに参加したい気持ちだったが、親友の誘いに彼は居残ることになる。
新野心優、バスケ部に所属する一年の中で最も美人、太一は彼女のことは一位ではなく三位にしか見ていない。その理由としては胸が平均だからだ。
市宮美衣香、心優と同じバスケ部所属で、彼女に続いて二番目に美人。そう言われる理由に、彼女のサバサバとした男勝りの性格が要因となっている。ちなみに、太一的には胸的に一位が彼女である。
ちなみに、太一の二位はその場に居合わせているクラス委員長のメガネっ子、新垣柚夏奈であり、胸だけならば市宮美衣香よりも大きい。ただ、その地味さが彼女の魅力のなさに直結していた。
そして、現れる美女へ告白する勇者たちは、運動神経、見た目、対人スキルにて高得点をたたき出すサッカー部の時期エース候補の新光一と、帰宅部ながら運動神経の高い見た目も光一に並ぶ御崎刀夜だった。
英雄となるか、それともただのモブか、そんな結果を嫉妬の視線で見つめる親友の内海尚斗に、太一はボーっと様子を見ていた。
明滅するように視界内で走馬灯の如く見たこともない、ゲームのような世界の映像を見せられると、次の瞬間には教室にいたはずなのに明るい開けた吹き抜けの建物の中にいた。
その場にいたのはクラスに居残っていた告白のメンバー四人、太一と尚斗の連れの二人の四人、そしてたまたま居合わせたクラス委員長の柚夏奈だった。
そして、初めから視界に入っていた雅な姿の王と姫、その左右に並ぶ騎士たち、一番偉そうな顔を冑で隠していない騎士が言う。
「勇者のパーティーメンバーに選ばれた者は誰だ!鑑定士!」
その言葉で法衣を纏った女の人が、一人一人を見ながら男に耳打ちする。
その後、全員の名前を言い当てながら、それぞれにクラスを伝える男に太一たちは困惑する。
クラスから勇者のパーティーメンバーが告白組の四人だと分かると、太一たちが巻き込まれた者たちと言われ、平凡なクラスだと彼らは知る。
その場ですぐに勇者のパーティーメンバーと別れることになった太一たちは、城の一室へと招かれ話を聞くことになる。
そして勇者のパーティーが今いる魔王を討伐すれば、元の世界へと帰還できることを知る。
文字数 203,843
最終更新日 2020.11.15
登録日 2020.06.14
防災としてジーン・シャープの非暴力抵抗をみんなが学べば
防衛費を生活や難民に回せると思いませんか?
武器に武器で対抗するより
非暴力抵抗のほうが
被害や犠牲は圧倒的に少ないと思いませんか?
企画 1.
1、 ジーン・シャープの非暴力抵抗勉強会を全国、全世界 津々浦々でやる。
・誰が
・議員、 教師、 生徒、 住民、 会社員、 児童、 新入生、 新入社員、 全人類
・どこで
・国連、国会、 学校、 塾、 イベント会場、 授業、 町内会 、 職員室、 食堂、 ホール、 事務所、 役所、 商工会議所
病院、 幼稚園、 介護施設
・テーマ
・対戦争、 対ヤクザ、 対強盗、 対いじめ、 対差別、 対性被害
2、 防衛費をみんなの暮らしの改善に回す。
企画 2.
・街頭ライブ配信。→動画をSNSへ
⇒https://facebook.com/boodaa.02/videos/196801369812206/
・チャットで会話式AIも使ってテーマを決めて学び会う
・防災訓練みたいにやれる非暴力抵抗の訓練があったらやってみる。
・ジーン・シャープの非暴力抵抗がテーマの
漫画化依頼、 小説化依頼、 映画化依頼、 詩、どどいつ、歌、音楽化依頼
企画
・ジーン・シャープの非暴力抵抗がテーマの漫画。
・テーマ
・対戦争、 対ヤクザ、 対強盗、 対いじめ、 対差別、 対性被害
武器に武器で対抗するより
非暴力抵抗のほうが
被害や犠牲は圧倒的に少ないと思いませんか?
・討論依頼
企画 テーマ
防災としてジーン・シャープの非暴力抵抗を
世界中の人間が学べば
世界中の防衛費を生活や難民に回せる
テレビ局、ラジオ局、学校のホームルーム
https://ka2.link/situke/betusekai-2/#1
文字数 4,074
最終更新日 2023.05.03
登録日 2023.05.03
アパートの2階、203号室に引っ越して一週間が経った。カズヤは新生活に慣れようとしていたが、隣の204号室からのノック音が気になっていた。夜中の2時、決まって三回。「コン、コン、コン」。最初は隣人の癖かと思ったが、音は壁の向こうからではなく、部屋の内側、クローゼットの扉から聞こえてきた。カズヤは管理人に尋ねた。「204号室、誰か住んでるんですか?」「ああ、空き部屋だよ。もう半年誰も入ってない」。その言葉に、背筋が冷えた。じゃあ、ノック音はどこから?その夜、音がまた響いた。「コン、コン、コン」。カズヤは意を決してクローゼットを開けた。中は空っぽ。だが、壁の裏からかすかな擦れる音がした。まるで、誰かが這うように動いている。翌日、カズヤは壁に耳を当てた。すると、囁き声。「カズヤ…こっち…」。彼の名前を呼ぶ声に、心臓が跳ねた。慌てて管理人を呼び、壁を調べてもらった。「変だな、ここの壁、薄すぎる」。業者が壁を壊すと、狭い空間が現れた。そこには、埃まみれの古い鏡と、ボロボロのノートがあった。ノートには、前の住人の日記が綴られていた。「204号室の女が毎晩ノックしてくる。壁の向こうで笑ってる。鏡に映る彼女の顔が、だんだん私に似てきた」。最終ページには、カズヤの名前が赤いインクで殴り書きされていた。カズヤは震えながら鏡を見た。そこには彼の顔ではなく、青白い女の顔が映っていた。目が合った瞬間、女が微笑み、鏡から手が伸びてきた。カズヤは叫び、鏡を叩き割った。破片が散らばり、部屋は静寂に包まれた。だが、その夜、ノック音が再び。「コン、コン、コン」。今度は部屋のドアから。カズヤは鍵を確認したが、チェーンは外れていた。ドアがゆっくり開き、誰もいない廊下に女の笑い声が響いた。彼は後ずさり、クローゼットに隠れた。すると、背後から冷たい息が首筋にかかった。「カズヤ…見つけた」。翌朝、管理人が203号室を訪れたが、カズヤは消えていた。クローゼットには新しい鏡が置かれ、表面に小さな亀裂が走っていた。204号室の壁からは、今もかすかにノック音が聞こえるという。
文字数 876
最終更新日 2025.06.02
登録日 2025.06.02
「助けて」――その言葉を、彼女は震える声でつぶやいた。
橘千早は、ずっとひとりで耐えていた。
家族に愛された記憶はなく、日々を生き延びるだけで精一杯だった。
ある日、限界を超えたその心は、衝動的に両親を殺してしまう。
血まみれの手で電話をかけた先は、たった一人の親友・夏目葉月。
言葉を聞いた葉月は、迷わなかった。
「大丈夫。私が、全部受け止める」
そう言って、千早の手を取り、ふたりは夜の街を逃げ出した。
行くあてもなく、ただ“生きる”ために。
夜行バスに揺られ、知らない街を歩き、身を潜める日々。
そのなかで、千早の心は少しずつ壊れていく。
血の幻覚、夢の中でよみがえるあの日の声。
何度も「もう無理だ」と言いかけた。
それでも、葉月はそばにいた。
怒ってくれて、泣いてくれて、黙って抱きしめてくれた。
罪からは逃れられない。
でも、それでも生きていたいと思った。
誰かと一緒に、生きたいと思った。
これは、「逃げる」ことでしか「生きる」ことができなかった、
ふたりの少女の、長くて、痛くて、それでもやさしい物語。
文字数 793
最終更新日 2025.07.01
登録日 2025.07.01
誰かを幸せにしたいと思ったことはありますか?
でも、自分ではどうしようもできなくて。。。
これはそんなボクの物語です
文字数 2,137
最終更新日 2020.03.09
登録日 2020.03.09
(長編:第4作目)
恋人の有紗が失踪した。彼女の失踪には、大手製薬会社「藍田製薬」の元取締役である藍田勝治の手が及んでいることを知った若月孝司は、彼に話を聞くため、東京都S区にある藍田家に侵入する。そこで見つけたのは、目的の人物である藍田勝治の他殺体だった。
一方で、ここ最近S区では、殺害した人間の顔面を切断し持ち去る通り魔「顔剥ぎ」が出没しており、既に三人の被害者が出ていた。警察官の芳川尚哉は、三人目の被害者が昔叔父の経営する製薬会社「芳川薬品」の秘書をしていた人物であることを知る。調べを進めていくうちに、芳川薬品と三年前に業務提携をした藍田製薬もまた、事件に関係していることが分かるのだが…
着手から2年、思ったより時間がかかりました。
よろしければお読みいただけますと幸いです🥲
文字数 183,672
最終更新日 2022.09.15
登録日 2020.12.06