「出掛ける」の検索結果

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<番外編/更新準備中> ★変更前Title[聖女にはなれません。何故なら既に心が壊れているからです。【強火ざまぁ】]    ───  ビャクロー侯爵家の三女【エー】は今年“聖女選定の儀”を受ける。  その為にエーは母や姉たちから外へ出る準備をされていた。  エーは家族から嫌われていた。  何故ならエーが生まれた所為で母はこの家の跡取りの男児を産めなくなったから。  だからエーは嫌われていた。  エーが生まれてきたことが悪いのだから仕方がない。家族を壊したエーを愛する理由がなかった。  しかしそんなエーでも聖女選定の儀には出さなければならない。嫌々ながらも仕方なく母たちは出掛ける準備をしていた。  今日が自分たちの人生の転機になるとも知らずに。     ─── 〔※キツ目の“ざまぁ”を求める人が多いようなのでキツ目の“ざまぁ”を書いてみました。私が書けるのはこの程度かな〜(;^∀^)〕 〔※“強火ざまぁ”の為に書いた話なので「罪に罰が釣り合わない」みたいな話はお門違いです〕 〔※作中出てくる[王太子]は進行役であって主人公ではありません※〕 〔★Title変更理由>>>『なれません』ではおかしいよなぁ……と思ったので(; ˊ∀ˋ )〕 ◇テンプレドアマットヒロイン ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇ご都合展開。矛盾もあるかも。 ◇『ざまぁ』に現実的なものを求める人にも合わないと思います。 ◇なろう&ミッドナイトノベルズにもそれぞれの傾向にあった形で上げてます。 ※☆HOTランキング女性向け【1位】!☆ファンタジーランキング【1位】!に入りました!ありがとうございます!!😆🙏
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小説 766 位 / 185,337件 ファンタジー 164 位 / 42,573件
文字数 127,202 最終更新日 2024.04.04 登録日 2024.03.01
本日も婚約破棄されました。ただ自領のドラゴンを見せただけなのに。 パートナーのいなくなった私は、お兄様とパーティへ。 かく言うお兄様もお相手のいない身。すぐに放置された私がお庭をとぼとぼ歩いていると、どこからか婚約破棄の声が。 (え、私はもうすでに婚約破棄されましたけれど?) 黒髪の男性が、他の男性と一緒にいる金髪の女性に婚約破棄を言い渡されている。他人事とは思えません。 陰鬱だとか、日陰の騎士とか罵られていたので、気を落とさずお互い頑張りましょうとお伝えしたけれど、あら、なんだかとっても筋肉質で、剣を持つ肉刺に親近感を持ってしまいます。 恥ずかしながら、ぎゅっと握ってしまいました。 もう出会うことのない方と思っていましたが、元婚約者からいただいた夜会の招待状を使って出掛けると、そこはなんだか怪しい場所で、けれど、見覚えのあるカップルが。あら、お隣に座られたこの男性は……? 小説家になろう様に掲載中です。
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小説 2,092 位 / 185,337件 恋愛 1,061 位 / 56,296件
文字数 26,116 最終更新日 2023.08.15 登録日 2023.08.12
BL 完結 ショートショート R18
夏休み中に隣の部屋の夫婦が長期の旅行に出掛けることになった。俺は信頼されているようで、夫婦の息子のゆきとを預かることになった。 実は、俺は催眠を使うことが出来る。 催眠を使い、色んな青年逹を犯してきた。 いつかは、ゆきとにも催眠を使いたいと思っていたが、いいチャンスが巡ってきたようだ。 部屋に入ってきたゆきとをリビングに通して俺は興奮を押さえながらガチャリと玄関の扉を閉め獲物を閉じ込めた。
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小説 7,672 位 / 185,337件 BL 1,744 位 / 24,012件
文字数 2,006 最終更新日 2020.05.08 登録日 2020.05.08
ゼフィリーヌは、婚約者とその妹に辟易していた。どこに出掛けるにも妹が着いて来ては兄に物を強請るのだ。なのにわがままを言って、婚約者に好きな物を買わせていると思われてしまっていて……。 ※全5話。
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小説 8,654 位 / 185,337件 恋愛 4,039 位 / 56,296件
文字数 3,692 最終更新日 2023.03.01 登録日 2023.02.25
ラフィティアは夫であるアルフェルグとおしどり夫婦を演じていた。 あくまで割り切った関係である二人は、自分達の評価を上げるためにも、対外的にはいい夫婦として過ごしていたのである。 実際の二人は、仲が悪いという訳ではないが、いい夫婦というものではなかった。 食事も別なくらいだったし、話すことと言えば口裏を合わせる時くらいだ。 しかしともに過ごしていく内に、二人の心境も徐々に変化していっていた。 二人はお互いのことを、少なからず意識していたのである。 そんな二人に、転機が訪れる。 ラフィティアがとある友人と出掛けることになったのだ。 アルフェルグは、その友人とラフィティアが特別な関係にあるのではないかと考えた。 そこから二人の関係は、一気に変わっていくのだった。
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小説 9,422 位 / 185,337件 恋愛 4,423 位 / 56,296件
文字数 19,384 最終更新日 2024.03.20 登録日 2024.03.15
恋愛 完結 ショートショート
政略結婚で結婚した夫は、式を挙げた3日後に「領地に視察に行ってくる」と言って出掛けて行った。 いつ帰るのかも告げずに出掛ける夫を私は見送った。 まさかそれが夫の姿を見る最後になるとは夢にも思わずに…。
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小説 9,887 位 / 185,337件 恋愛 4,640 位 / 56,296件
文字数 2,455 最終更新日 2023.09.16 登録日 2023.09.16
突然、カイルから離縁して欲しいと言われ、戸惑いながらも理由を聞いた。 「俺は真実の愛に目覚めたのだ。マリアこそ俺の運命の相手!」 そうですか…。 私は離婚届にサインをする。 私は、直ぐに役所に届ける様に使用人に渡した。 使用人が出掛けるのを確認してから 「私とアスベスが旅行に行っている間に荷物を纏めて出ていって下さいね♪」
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小説 12,358 位 / 185,337件 恋愛 5,800 位 / 56,296件
文字数 12,790 最終更新日 2022.04.18 登録日 2022.04.06
恋愛 完結 長編 R18
たまに秘書に内緒で息抜きに出掛けると何故か某SPのお兄さんが現れてお説教をしていく日々に三世議員の結花先生は辟易中。 『政治家の嫁は秘書様』の幸太郎先生とさーちゃんの娘、結花のお話です。
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小説 16,841 位 / 185,337件 恋愛 7,865 位 / 56,296件
文字数 103,753 最終更新日 2017.12.08 登録日 2017.12.07
BL 連載中 長編 R15
色街の華と噂される用心棒の青年は珍しい瞳の色をしていた。 右眼が碧で左眼が緑のオッドアイ。 そして花街の花さえ放っておかない美貌の持ち主。 ついた渾名が「オッドアイのラス」 彼は来年成人する。 そのため都に職探しに出掛ける前夜、奇妙な男に人違いされて迫られて? そこから動き始めるラスを巡る数奇な運命とは? この作品は複数のサイトで掲載してます。
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小説 21,547 位 / 185,337件 BL 5,343 位 / 24,012件
文字数 110,331 最終更新日 2024.05.12 登録日 2022.07.04
ファンタジー 連載中 長編 R15
 幼い頃から奴隷として伯爵家に仕える、心優しい青年レイン。神獣の世話や、毒味役、与えられる日々の仕事を懸命にこなしていた。  ある時、伯爵家の息子と護衛の冒険者と共に遺跡へ魔物討伐に出掛ける。  そこで待ち受ける裏切り、絶望ーー。遺跡へ置き去りにされたレインが死に物狂いで辿り着いたのは、古びた洋館だった。  虐げられ無力だった青年が美しくも残酷な世界で最強の頂へ登る、異世界ダークファンタジー。  ※最強は20話以降・それまで胸糞、鬱注意  !6月3日に新四章の差し込みと、以降のお話の微修正のため工事を行いました。ご迷惑をお掛け致しました。おおよそのあらすじに変更はありません。  
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小説 25,231 位 / 185,337件 ファンタジー 3,444 位 / 42,573件
文字数 270,582 最終更新日 2023.06.03 登録日 2022.05.04
「あんな人だったなんて! 私を可哀想とは思わないの!?」  私からロルフを奪ってグルストランド伯爵夫人になった妹レベッカ。 出産まで里帰りという我儘に加えて、朝から晩まで愚痴ばっかり。 「ごめんなさい。約束があるから出掛けるわ」 「私のおかげで自由なくせに、この薄情者!!」 私はアスター・レーヴ。 残念ながら妹に婚約者を奪われて婚期を逃したセデーン伯爵令嬢とは、私だ。 両親は私の結婚をすっかり諦め、弟エリクの教育に夢中。 私がなにをしようと、ほぼ無関心。 「以前の君なら、俺の前じゃ帽子のリボンも解いちゃくれなかったのに」 「実に、地に落ちたわね」 私はフレイヴァルツ伯爵令息ウィリアム・トゥーレソンに誘われ、彼の別荘に通っていた。 彼は絵が趣味で、私を描きたいそうなので、無償で肖像画を描いてもらっている。 「君が愛する人と結ばれるように……そう願って、君を描くよ」 私は結婚しなければならない。貴族として、至極まともな殿方と。 だからウィリアムのような道楽息子は、論外だったはずなのに……
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小説 25,231 位 / 185,337件 恋愛 11,177 位 / 56,296件
文字数 12,448 最終更新日 2022.02.11 登録日 2022.01.29
ファンタジー 完結 ショートショート
少年テッドには、両親がいない。 両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。 両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。 テッドには、妹が3人いる。 両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。 このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。 そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。 その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。 両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。 両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…   両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが… 母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。 今日も依頼をこなして、家に帰るんだ! この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。 お楽しみくださいね! HOTランキング20位になりました。 皆さん、有り難う御座います。
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小説 30,159 位 / 185,337件 ファンタジー 4,172 位 / 42,573件
文字数 19,613 最終更新日 2022.03.14 登録日 2022.03.11
 ある日、元カレから凝った作りの結婚披露宴の招待状が届く。  相手の女の名前を見て、その女の顔が浮かぶ。  その女とは面識は無いものの、彼女はとある会社の一人娘で大金持ち、ちょっとした有名人だ。  式場は格式の高い有名なホテルで、その女の親がオーナーだと小耳に挟んだ事も有る。  そんな所に元カノを招待するなんて、どんな神経をしているのかと、疑いたくもなるが、最後に一度だけでもと、旦那に、「知り合いの結婚披露宴だから、参加したい」と声を掛け、了承を貰い、招待状の出席に丸を付ける。  そして当日、今の自分で出来る最高の装いをして出掛ける美月。  そんな美月の前に、元カレの幼馴染みと名乗る男が美月に声を掛けてくる。  ※スカッとざまぁ?  毒舌美女VSイケメン  元カレはクズ男過ぎるので要注意。  タグで、新のヒーローは低身長ぽっちゃり眼鏡としてますが、このヒーローはある意味、癒し系のピュアヒロインポジなヒーローかと思われます(笑)
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小説 30,159 位 / 185,337件 恋愛 13,194 位 / 56,296件
文字数 5,709 最終更新日 2022.11.10 登録日 2022.11.10
駆け出しの鍛冶師(スミス)は鎚を振るい、やり手の小さな調教師(テイマー)は動物達を慈しんでいた。 ある日、鍛冶師が森へ採取に出掛けると一匹の美しい白蛇に出会い、たまたま出合った勇者の一言でこの世界の理へ巻き込まれていく。 本当は鎚を振るっていたいだけのお人好しと、それに頭を痛める調教師とクセのある仲間達。 世界を救う? なんでこうなった?  この世界の光と闇、深淵を覗くことになるなんて。思ってもみなかった。
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小説 30,159 位 / 185,337件 ファンタジー 4,172 位 / 42,573件
文字数 913,179 最終更新日 2021.08.08 登録日 2020.08.23
かつて、中央大陸をその強大な力で支配し、2000年以上の栄華を誇ったロシュフォール帝国があった。 その帝国は、長命族が主となり、多くの短命族を奴隷として使役していた。 帝国は、古の部族ベルテオーム族の魔法技術を用い、数々の魔道具を造り出し、さらなる力を求めて、禁断の魔法実験を繰り返した。 だが、神をも凌ぐ力は、魔法制御が効かず、力の暴走を招き、力の根源である龍脈核を破壊してしまう。 その代償はあまりに大きく、力を失った皇族や地方貴族は、隷属させていた短命族の反抗を許しまう。 短命族の積年の怨みは凄まじく、大陸各地で謀反の火の手が立ち昇り、帝国に連なる者は、ことごとく殺され、支配からの解放の名のもとに、帝国は破壊しつくされた。 帝国は滅亡し、一部の力あるものだけが命からがら生き残り、辺境の地や新大陸へ逃れ、かつてのベルテオーム族と同じ末路を辿った。 こうして、長命族は、歴史の表舞台から姿を消し、短命族の時代が訪れる。 だが、自由を勝ち取った短命族は、お互いに協調し合うことなく、それぞれが部族ごとに国を造り、争いをやめる気配をみせない。 数十年後、はるか南方大陸から、砂漠の部族キルビナの大侵攻が開始される。 帝国のごとき強大な軍事力を持たない国々は、未知なる敵に各個撃破され、大陸南部を占領されてしまう。 事態を憂慮した短命族は、力あるロシュフォール帝国の生き残りを探し出し、大陸の北と東でそれぞれ蜂起する。 そして、北軍と東軍は、周辺国の部族をまとめ上げ、異民族を排撃するべく、進軍を開始する。 同時に、帝国の国教として威勢を誇っていたロシュフォール教会は、各地に散ったかつての騎士団員に指示を出し、北と東の軍を連携させて、戦況を好転させる。 短命族の多くは、ロシュフォール帝国の復活を望まぬものの、強大な軍事力を歓迎し、一時的な協力体制を築きあげる。 連合軍は、数年に渡る戦いのあと、侵略勢力を大陸から駆逐する寸前にまで追い込むことに成功する。 しかし、キルビナ族は、起死回生を図り、連合軍を離反させる疑心暗鬼の種を撒く。 その策略は見事に的中し、連合軍は離反しあい、瓦解してしまう。 以後、戦況は膠着し、連合軍はキルビナ族と睨み合うものの、決定打を与えることができず、キルビナ族に大陸南部の支配域の確立を許し、キルビナ帝国を建国させてしまう。 それを見た連合軍は、それぞれが国元へ引き返し、各地の支配権を磐石にして力を蓄えることに専念する。 こうして、群雄割拠の時代が幕を開け、剣と魔法に彩られるさまざまな物語が紡がれることとなる。 凍雪国編は、数百年の歳月が流れたあと、大陸北西部に位置する極寒の地で、長命族の子孫フレイがフェンリルの末裔ボーと小さな冒険に出掛けるところから始まる。
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小説 36,858 位 / 185,337件 ファンタジー 5,524 位 / 42,573件
文字数 798,612 最終更新日 2020.10.11 登録日 2019.11.11
BL 完結 短編 R18
夏祭りの花火大会。先輩と遠出のデート。ウキウキで浴衣で出掛ける。 強姦シーンがあります。 苦手ない方はご遠慮下さい。 なんでもありの人向けでお願いします。 R18です。 いつも通りの思いつきで書いておりますm(_ _)m
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小説 36,858 位 / 185,337件 BL 9,366 位 / 24,012件
文字数 5,639 最終更新日 2023.08.23 登録日 2023.08.23
BL 完結 短編
僕は14年間の婚約者である王子に婚約破棄され、絶望で死にそうに泣いていた。 そうしたら突然現れた魔法使いが、「王子の理想の僕」になれる木の実をくれた。木の実を食べた僕は、大人しい少年から美少年と変化し、夜会へ出掛ける。 僕に愛をくれる?
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小説 36,858 位 / 185,337件 BL 9,366 位 / 24,012件
文字数 7,570 最終更新日 2022.05.07 登録日 2022.05.06
 ギルド戦力調査部とは、ギルドを利用してくださるお客様に(冒険者)安心な冒険を提供する為に設立した部署である。  冒険者を支援する縁の下の力持ちなのだが、その業務は過酷だ。  仕事内容は、野にいるモンスターの能力値を決めたり、新種のモンスターを発見したりと様々で、そのレベルや力、色々な能力値や技の設定まで調べているのは、彼等の力があるからなのだ。  攻撃をを受け止めその力の数値を測ったり、モンスターの居る場所の調査をして依頼書を書いたり、近くの町に依頼を探しに行ったりと、真っ先に調査しに行く彼等は冒険者以上の過酷さがある。  クー・ライズ・ライトとファラ・ステラ・ラビスは、今日もそんな仕事に出掛けるのだった。
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小説 185,337 位 / 185,337件 ファンタジー 42,573 位 / 42,573件
文字数 272,737 最終更新日 2019.12.24 登録日 2019.11.27
暗い森の中で誰かが笑ってるの。「うふふふ…」って気味悪く。私が「誰なの?」と聴いても答えは返ってこなくて、にやっと笑うだけ。それだけ。 …ピピピ…ピピピ またあの夢だ。この夢は日に日に見る頻度が高くなっている気がする。最初見たときは確か、宇宙の星を見ながら歩いていたら突然穴に落ちて遥か遠くにやっと目視出来るぐらいの白い点のようなものが見えただけだった。 そして、日をおうごとに白い点が人に変わった。その人の顔は少し青白くて気味が悪い。 もう眠ることが出来ない。あんな夢は見たくない。 「唯~。お母さんもう仕事だから行ってくるねー。」 階段下から母が叫ぶ。 「うーん。行ってらっしゃいー」 ベットのなかから叫び返した。私はベットから体を起こし下へ降りた。ドアを開けるといつも通り綺麗なリビングが私を迎える。配置が生まれる前から変わらない戸棚に机、シワのないカーペットに、雰囲気に合った桃色のカーテン。いつもと何も変わらない。つまらない。母がいないことに心が鳥渡弾んでいる私は椅子ではなくソファーに腰を降ろし、朝食を座卓に運ぶ。 「いただきます。」 母には小さい時から厳しく育てられているのもあってある程度のことは1人でも出来る。別に悲しくない。テレビをつけて取りだめていたバラエティーを見ながら、狐色に焼かれた食パンにかぶり付く。私は幸せと孤独を手に入れた。 10時だ。休日だといってゆっくりし過ぎた。特にやることなんてない、勉強でもしよう。これでも毎回20位前後には食い付いている。さぁ勉強だ。 「あ…えっ」 起きたのは夕方だった。でも二時間勉強したからまだいいや。私は立ち上がりリビングに向かう。リビングの奥のキッチンに向かう。 エプロンもせず包丁を握り料理をし始める6時には料理が出来るように調整して、その間にお風呂に入る。これが私の休日の過ごし方だ。学生だからといって休日出掛けることなんて滅多にない、何回あっただろうか。別に関係ないや。どうでもいい。外からヒールの高そうな足音が微かに聴こえる。母が帰ってきたのだろう。早めに入ろう。 棚に入っているバスタオルを手に取ると窓から見える一番星は濁っていただけど 「綺麗…」 と言ってしまった。その瞬間私は穴に落ちた。深く深く深く深く暗く暗く暗いその穴に落ちた先は大きな鏡の前だった。そこにいたのは自分の口を包丁で切り裂いて笑いならが泣いているわたしだった。 「唯…唯…唯!!」 目を覚ますと目の前には洗面台の鏡が私を見つめていた。母が何度も叫び私を見つめていた起こした。 「ごめん。ぼーとしてた。あははは…」 「気を付けなさい唯。さぁご飯にしましょう。」 「はい。お母さん。」 私はゆっくり微笑んだ。
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小説 185,337 位 / 185,337件 現代文学 7,935 位 / 7,935件
文字数 1,105 最終更新日 2020.03.01 登録日 2020.03.01
BL 連載中 ショートショート
或る、秋の日。 保育士の蛭子は、先輩の子安と、紅葉狩りに出掛ける。 押し殺した気持ちは、真っ赤な紅葉の様に溢れて――。
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小説 185,337 位 / 185,337件 BL 24,012 位 / 24,012件
文字数 1,021 最終更新日 2023.10.26 登録日 2023.10.26
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