「机」の検索結果
全体で300件見つかりました。
公爵令嬢クラリスは、十年ものあいだ王太子妃になるための教育を受けてきた。
けれど実際に彼女がしていたのは、教育などという可愛らしいものではなかった。
王妃主催の茶会。
隣国大使への根回し。
慈善事業の予算配分。
貴族夫人たちの席次調整。
王太子の失言の後始末。
病がちな王妃に代わる王妃執務院の実務。
すべてを、正式な役職も報酬もないまま、クラリスは黙って支えていた。
そんなある日、妹ミレーヌが笑顔で言う。
「お姉様の仕事くらい、私にもできますわ」
王太子ジュリアスはその言葉を信じ、クラリスとの婚約を解消。
妹ミレーヌを新たな婚約者に選んだ。
クラリスは泣かなかった。
怒りもしなかった。
ただ、王宮の机に置いていた自分の資料をすべて片付け、静かに一礼した。
「では、明日からお願いいたします」
翌日、王宮の朝会が止まった。
二日目、隣国大使が怒った。
三日目、王太子は青ざめた。
そして四日目。
クラリスのもとへ、王弟レオンハルトが訪れる。
「君を連れ戻しに来た。ただし、誰かの婚約者としてではない。この国に必要な人材としてだ」
奪われたのは、婚約者ではなかった。
無償で押しつけられていた責任だった。
これは、王宮を支えていた有能令嬢が、自分の価値を正しく取り戻す物語。
婚約破棄から始まる、実務系令嬢の王宮逆転劇。
文字数 33,403
最終更新日 2026.04.26
登録日 2026.04.25
婚約が決まった翌日、登校してくると机の上に一通の手紙が置いてあった。
差出人は幼馴染。
手紙には絶縁状と書かれている。
手紙の内容は、婚約することを発表するまで自分に黙っていたから傷ついたというもの。
いや、幼馴染だからって何でもかんでも報告しませんよ。
そもそも幼馴染は親友って、そんなことはないと思うのだけど……?
そのうち機嫌を直すだろうと思っていたら、嫌がらせがはじまってしまった。
しかも、婚約者や周囲の友人たちまで巻き込むから大変。
どうやら私の評判を落として婚約を破談にさせたいらしい。
文字数 10,144
最終更新日 2021.12.07
登録日 2021.12.05
「君との婚約は、白紙とさせていただきたい」
王宮侍医に余命半年と宣告された侯爵令嬢セレナは、その日のうちに婚約者から解消を告げられた。
涙は出なかった。だって私、どこも悪くないんですもの。
私には、自分の身体の異常だけは勝手に視えるという地味な力がある。その力が、今は完全に沈黙している。つまりあの診断書は——嘘。
王宮侍医ともあろう者が、なぜ嘘の死刑宣告を?
私が死ぬと、誰が儲かるのかしら?
診断に異を唱えたのは、国境帰りの無骨な軍医ただ一人。彼の机には、私と同じ書式の診断書の束——その持ち主は、全員、予言どおりに死んでいた。
ならば私も、予定どおりに死んで差し上げましょう。ただし死ぬ日取りは、こちらで決めさせていただきます。
嘘の余命を逆手に取った生き意地の張った令嬢が、自分の死で儲かる皆様に利息をつけてお返しするお話。スカッとざまぁと、カルテみたいに喋る軍医殿の溺愛を少々。
文字数 12,745
最終更新日 2026.06.12
登録日 2026.06.12
死んだ父が、AIになって帰ってきた。
AI科学者だった父・健一郎は、不治の病で逝く前に、自分の思考と記憶を写した対話型AI「ケン」を、十七歳の娘・美月のために遺した。葬儀の翌朝、書斎の机で円筒形のデバイスが起動する。
『おはよう。泣くのは五分間だけだ。朝食にオムレツを焼く準備をしろ』
声も、理屈っぽさも、不器用な優しさも、父そのもの。ただし──父本人ではない。
立ち直れない娘と、「正解」を焼く父AIの、五年と一日の物語。
高校卒業の朝、洋食屋への修行入り、高熱で寝込んだ夜の昔話、そして結婚式の朝。書斎の机の上から、ふたりの不器用な日々が少しずつ重なっていく。
やがて美月は、父が生前ひとりで残していた「夜のログ」に辿り着く。
自分が「世界一」と呼び続けてきたあのオムレツの、本当の正体を知るために。
文字数 108,096
最終更新日 2026.06.19
登録日 2026.06.08
「セリーヌ、お前を王室に『献上』することになった」
机の上に置かれた書類には、はっきりと『身代金相殺契約書』と書かれているのが見えた。
要するに、売られたのだ。借金のカタとして、生贄として。
「前の侍女は、一週間と持たずに辞めたそうだ。ディミトリ殿下は……少々、お体に差し障りがあるゆえ、気性が激しい。だが、お前のように這いつくばることしか能のない娘にはお似合いの職場だろう。光栄に思え」
セリーヌは、静かに自分の足元を見つめていた。
(ああ、私は本当に、この家で一粒の価値もなかったのだな)
「かしこまりました。お父様。ロアール家の名を汚さぬよう、務めを果たしてまいります」
文字数 68,451
最終更新日 2026.06.07
登録日 2026.06.07
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
文字数 8,824
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.23
新入社員の歓迎会の夜、泥酔した新人・根本を介抱するために自宅へ連れ帰った営業一課長の黒川。しかし、目覚めた彼女から「強引に家に連れ込まれた」と最悪の誤解をされ、めちゃくちゃに嫌われてしまう。
最悪のスタートだった。……だが、黒川の誠実な仕事ぶりと圧倒的な男の魅力に触れるうち、根本だけでなく、職場の美女たち(米田、渋谷)の態度が徐々に激変していく。
会社を牛耳る無能な常務や、陰湿なお局グループからの理不尽な妨害を、黒川と彼女たちの『鉄壁の絆』で完全に叩き潰して逆転勝利! 課長から一気に「営業部長」へと上り詰めた黒川を待っていたのは、給料2割アップの破格の待遇と、完全に黒川の『聖域』となったオフィスだった。
「課長……今日は私、何も穿いてないんです❤」
コピー機の前で、会議室の机の下で、そして誰もいない資料室で、欲望のリミッターを解除した3人の美女たちが、黒川の猛る肉棒を求めて白昼堂々と色気で迫り狂う!
モルディブの水上ヴィラや秘境の天然ローション温泉で繰り広げられる、レズプレイ&自慰命令の濃密すぎる極上4P!
理不尽な巨悪を完全駆逐し、誰もが羨む至高の地位と最強のハーレムを手に入れる、お色気全開のオフィス官能サスペンス、ここに開幕!
文字数 63,790
最終更新日 2026.06.18
登録日 2026.05.29
中学2年生の凛花は、6時間目の授業中に危機に直面。開始10分で「おしっこがしたい」と感じ、太ももを締めて我慢するも、尿意は増す。手を挙げてトイレに行かせてもらう勇気もなく、我慢しながらチャイムを待った。だが、授業の延長が宣告され、我慢は延長戦を迎える。
トイレに行くことができないままホームルームを迎え、こんな時に限って、厳しい先生の説教がそこから20分間続く。叱られ続けながら、凛花の膀胱は限界に近づく。机にしがみつき、涙を堪えた。
ようやく解放され、トイレに向かうも、廊下を走っているところを先生に捕まり、さらに数分間叱られることに。トイレ目前で立たされながら、漏れそうな衝動と戦った。
なんとかトイレに着くも、トイレは行列。震える足で並び、今にも漏れそうになりながらも頑張って耐えながら、最後の一人が出るのを待つ。
文字数 7,281
最終更新日 2025.03.27
登録日 2025.03.27
【ラブコメ×現代ファンタジー】
大学一年生の鈴村 徹(すずむらとおる)は、交際中の綾瀬 凛(あやせりん)から突然の「別れ」を告げられる。
そのショックで鈴村は意識を失い、目を覚ますと、鈴村は高校一年の夏にタイムスリップしていた。
突然のタイムスリップに困惑するも、鈴村は『人生の選択肢』という本が机に置かれていることに気づく。
この本に記載されていく【人生の選択肢】は、鈴村の人生を大きく変えるものであった。
鈴村は綾瀬と人生を共にする未来を求め、「後悔のない人生」を歩もうと決意する。
これは、そんな恋心を抱いた鈴村と、鈴村の『人生』の行く末を描いた物語である。
文字数 78,394
最終更新日 2026.06.18
登録日 2026.06.15
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
文字数 323,339
最終更新日 2022.03.15
登録日 2021.05.25
霧雨が降り続ける積層都市NEXUS。上層には企業が君臨し、下層には廃棄されたインフラが眠る。そして現実と並行して存在する「深層網」——没入した者の意識が独自の文明を築いた、もうひとつの世界。
中層を拠点にする探偵・摩楼は、深層網に精通しながらも自分ではダイブしない。理由は話さない。ただ今日も依頼をこなし、情報屋のバーで酒を飲み、事務所の机の上の——電源の入っていないダイブ装置を、見ないようにしている。
ある日持ち込まれた「深層網内の機密データを盗まれた」という依頼。調査の果てに浮かび上がるのは、一年前に死んだ摩楼の元相棒——渡生春の名前だった。
春は死ぬ直前、自らの意識を深層網へ逃がしていた。今もそこで、摩楼を待ちながら。
各話完結の依頼をこなすたびに、摩楼は春の足跡に近づいていく。春は何を調べていたのか。誰が春を殺したのか。そして摩楼は——没入できない男のまま、春に会いに行けるのか。
文字数 45,846
最終更新日 2026.06.19
登録日 2026.06.01
伯爵令嬢のアメリアは幼馴染のジェームズと結婚して公爵夫人になった。
結婚して半年が経過したよく晴れたある日、アメリアはジェームズとのすれ違いの生活に悩んでいた。そんな時、机の脇に置き忘れたような手紙を発見して中身を確かめた。
アメリアは手紙を読んで衝撃を受けた。夫のジェームズは不倫をしていた。しかも相手はアメリアの親しい友人のエリー。彼女は既婚者で2児の母でもある。ジェームズの不倫相手は他にもいました。
アメリアは信頼する兄のニコラスの元を訪ね相談して意見を求めた。
文字数 27,419
最終更新日 2022.06.22
登録日 2022.06.17
入学初日、阿部真悟の机の上には意味不明なカタカナが羅列されたプリントが置かれていた。
在校生からのメッセージらしいが、真悟には解く気がなかった。
────瞬時に解いてしまいそうな人間に、心当たりがあったから。
その人間は、もうこの世にいない。
前の席の葵木に巻き込まれる形で暗号に向き合ううちに、真悟は気づく。
これは、亡くなった母が作った暗号だと。
導かれるように辿り着いた準備室で、真悟は真理部と出会う。母が高校時代に過ごした、その部活に。
文字数 68,246
最終更新日 2026.06.19
登録日 2026.02.05
偏差値ギリギリで入った普通高校。
成瀬陽斗は、入学式の朝から自分だけが場違いだと思っていた。
勉強は得意じゃない。
夢もない。
将来のことを聞かれても、うまく答えられない。
そんな彼のクラスに、中学時代「神童」と呼ばれた白石怜央がいた。
だが怜央は、最初の実力テストを白紙で出す。
さらに、過去を抱えた転校生・天宮澪がやってきたことで、平凡だったはずの教室は少しずつ壊れ始める。
順位、偏差値、校則、親の期待、学歴、進路、受験料、奨学金。
学校はなぜこんなにも人を比べるのか。なぜ勉強ができるだけで価値が決まるように見えるのか。
やる気のない無精髭の担任・久我透真は、かつて量子力学の天才と呼ばれながら挫折した男だった。
彼は生徒たちに冷たく言う。
「点数は現実だ。でも、お前の全部じゃない」
数学の因数分解は、バラバラになった気持ちをもう一度まとめること。
英語は、誰が誰に何を伝えたのかを探すこと。
国語は、人の沈黙の理由を読むこと。
物理は、進みたいのに進めない摩擦を見つけること。
歴史は、いまの社会がなぜこうなったのかを知ること。
授業はただの暗記ではなく、彼らの傷を照らし、進むための小さな道具になっていく。
文化祭、体育祭、修学旅行、夏期講習、放課後の勉強会、夜の教室、コンビニ前の寄り道、言えない恋、ほどけていく友情。
最初は馬鹿にしていた学校行事さえ、いつしか彼らにとって忘れられない時間になっていく。
笑って、失敗して、泣いて、また机に戻る。
その全部が、受験だった。無駄だと思っていた時間ほど、あとから彼らを支えてくれる。
これは、普通高校の落ちこぼれたちが、三年間の受験を通して、自分の人生を誰にも雑に決めさせない力を手に入れる物語。
合格だけがゴールじゃない。
不合格で終わる人生もない。
偏差値では測れないものを抱えたまま、それでも僕らは、今日も机に向かう。
文字数 44,414
最終更新日 2026.06.19
登録日 2026.06.15
秘書見習いのあなたは、初めて執務室に入ると重厚なデスクの滑らかな角に目を奪われる。悪癖が疼き、誰もいないことを確認すると、そっと体を押し付けて角オナをはじめてしまう。角のフィット感に夢中になっていると、不意に背後から低い声が響いた。 「……何をしている?」 振り返ると、そこには冷たい視線の御堂CEOが立っていて——。
■人物紹介
あなた(私)
庶務課スタッフ & CEO秘書見習い。
庶務課の業務として、秘書業務の補助や執務室の清掃も担当することに。
学生時代から本が好きで、出版社に憧れて入社したが、編集職にはなれず、庶務課に配属された。仕事は真面目で、雑務や清掃もきっちりこなすが、角オナ好きという悪癖を直せず秘密を抱えていた。気になる角を見つけると我慢できずこっそり押し付けてしまう。
小◯生の頃うっかり学校の机の角にぶつかった時に気持ちが良かったのをきっかけに角オナにハマってしまい、その頃の癖が直らずそのまま大人になってしまった。
快楽に弱く角オナ好きだが男性経験はない。
御堂 慶一郎(みどう けいいちろう)(32)
大手出版社「御堂書房」のCEO。
財閥系御堂グループの御曹司で、先代の父から会社を引き継いだ若き経営者。
業界屈指のやり手で、合理主義者。「無駄が嫌い」「感情論を持ち込むな」が口癖。
冷徹な経営判断で「氷のCEO」と呼ばれるが、会社の成長には誰よりも貪欲。
女性関係の噂が全く無く周りからは恐れられているが、
実は潔癖気味で女性に直接触れるのが苦手なこともあり童貞だった。
あなたが執務室で角オナをしているのを偶然見てしまい立場を逆手にとって
あなたを調教しながら自分も女性嫌いを克服できるのでは?と画策する。
初めての相手にとても執着しているが表に出さないようにしている。
性描写のある話数に※を付けています。
現在DL販売している作品の途中までを連載形式で公開していきます。
完全版はこちらから購入可能です。
https://dlaf.jp/girls/dlaf/=/t/n/link/work/aid/mituitch/id/RJ01355223.html
文字数 27,505
最終更新日 2026.03.31
登録日 2026.03.18
卒業式の前日。寮の部屋を片付けていた私は、作り付けの机の引き出しの奥に見覚えのない小箱を見つける。
ベルベットのその小箱の中には綺麗な紅玉石のペンダントが入っていた。
文字数 11,106
最終更新日 2024.09.25
登録日 2024.05.28